JP2006235888A - 電力事業会社における収益予測及び収益計測のためのコンピュータ・システム、収益予測方法及び収益計測方法 - Google Patents

電力事業会社における収益予測及び収益計測のためのコンピュータ・システム、収益予測方法及び収益計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
競争状態を考慮した電力事業会社の収益予測を行う。
【解決手段】
各地域ブロックについて電力需要予測を行う手段と、各地域ブロックにおける事業会社間の競争力を表すデータを用いて事業会社毎の電力需要予測を行う手段と、各事業会社について電力供給状況を予測する手段と、各事業会社について仮想電力取引市場における入札データを生成する手段と、系統制約を満たす落札データを生成する手段と、各事業会社における発電機別最適出力予測データを系統制約を満たすように生成する手段と、事業会社の収入試算処理を実施する手段と、事業会社の支出試算処理を実施する手段と、事業会社別の収益を算出する収益算出手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力事業会社における収益予測及び収益計測のための技術に関する。
一般消費財を取り扱う業界、すなわち電気製品や食料品など、競合会社や競合製品が多く、さらに代替製品が多い業界では、販売数量の予測とそれに伴う生産計画、収益予測は重要である。しかし、実際の販売数量の予測は非常に難しく、販売目標的な意味合いが強く、合理的な裏付けがないため、そのような予測販売数量をベースに算出される収益指標に対する信頼性は低い。POS(Point Of Sales)を用いて、販売数量を把握し、販売・生産計画だけではなく収益予測にも用いる場合もあるが、必ずしも電力業界にそのまま適用できるものでもない。
一方電力業界では、総括原価主義の下、原価に利益(事業報酬率)を加算した金額を料金として請求できるが、需要に応じた電力を供給する義務を負っている。そのため供給不足を発生させないことを優先課題として設備構築及び会社運営を行ってきた。すなわち、収益は規制において定義されているため、収益予測という考え方は存在しなかった。なお、収入につながる需要予測は行われてはいるが、その主たる目的は、瞬間的な電力量の予測にある。また、需要予測には、長期的な最大電力に対応する発電設備をどのように確保するかということを目的とした長期予測と、その日、その月の最大電力に対応する発電設備をどのように確保するか、すなわちどの発電機をどのように運転させるかということを目的とする短期予測とからなる。このように、いずれの場合においても、瞬間的な量に着目し、需要と供給を一致させることを目的としている。
これは電気という財の特性によるものである。すなわち、貯蔵がきかず、瞬時瞬時の需給バランスが必要で、一旦需給バランスが崩れると広域の停電につながる危険性がある。また、代替性が乏しく、生活・経済活動の必需品で需要の弾力性が低いという特性もある。さらに、発電設備などの建設に時間がかかり、不足するようになってもすぐには供給力を増加させることができないといった供給の弾力性も低いという特質がある。なお、需要の弾力性が低いということは、需要が経済活動・景気や気温などの要因で決定され、過去の需要カーブとの相関が非常に高く、生活必需品であるため価格による需要変動・抑制効果が非常に低く、精度の高い需要予測が可能という性質を表している。また、電気は貯蔵がきかないため、電気の供給力=設備能力となり、明示的に供給力上限が決定される。また、電気の輸送には送電線が必要であるため、海外などの電気を輸入することも不可能である。また、発電設備の建設はすぐにはできないので、短期的に供給力を増減させることはできない。すなわち、供給の弾力性が低いということは、電気という財を供給する能力の上限を予測することが可能であるということを示している。
また、設備の運用監視を目的としてリアルタイム電力監視システムが存在しており、電力量を計測してはいるが、商品別(需要種類別(契約別))電力量を計測しているわけではないので、収益計測に用いることはできない。
なお、特開2004−274956号公報には、収益とリスクの相関を監視して、発電機など設備の作業計画と、電力の売買計画を策定するための技術が開示されている。具体的には、需要変動や電力単価・燃料単価など不確定要因を確率モデルで表現して、月間年間に及ぶ発電機運用の長期計画を入力すると、その収益リスクを定量化できる収益リスク解析手段を設け、その上で、発電機運用の長期計画として、点検などの発電機の作業停電計画や、電力取引計画について、種々の条件組合せを試行錯誤できるGUI手段を備え、ここでの計画修正が上記収益リスク解析手段と連動させるものである。しかし、電力事業会社の収益を全体として予測したり、収益を計測したりするものではない。
特開2004−274956号公報
以上のような電力業界特有の事情はあるが、今後進展してゆく電力自由化の影響を考えると、電力業界においても収益予測及び収益計測を含む収益管理が重要になっていくと考えられる。
従って、本発明の目的は、競争状態を考慮した電力事業会社の収益予測を行うことができるようにするための技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、電力事業会社の収益計測を正確に行うことができるようにするための技術を提供することである。
本発明の第1の態様に係るコンピュータ・システムは、各地域ブロックについて電力需要予測を行い、予測電力需要データを第1予測電力需要データ格納部に格納する手段と、第1予測電力需要データ格納部に格納されたデータを用いて、各地域ブロックにおける事業会社間の競争力を表すデータを用いて事業会社毎の電力需要予測を行い、事業会社別の予測電力需要データを第2予測電力需要データ格納部に格納する手段と、各事業会社について電力供給状況を予測し、事業会社別の予測電力供給状況データを予測電力供給状況データ格納部に格納する手段と、第2予測電力需要データ格納部に格納された事業会社別の予測電力需要データと予測電力供給状況データ格納部に格納された事業会社別の予測電力供給状況データとを用いて、各事業会社について仮想電力取引市場における入札データを生成し、入札データ格納部に格納する入札データ生成手段と、入札データ格納部に格納された入札データに基づき、系統制約を満たす落札データを生成し、約定データ格納部に格納する手段と、発電機及び送電線に関するデータと約定データ格納部に格納された落札データと第2予測電力需要データ格納部に格納された事業会社別の予測電力需要データとを用いて、各事業会社における発電機別最適出力予測データを系統制約を満たすように生成し、各事業会社についての発電機別予測最適出力データを予測出力データ格納部に格納する手段と、約定データ格納部に格納された落札データと第2予測電力需要データ格納部に格納された事業会社別の予測電力需要データと予測電気料金データとを用いて、事業会社の収入試算処理を実施し、予測収入データを収入試算結果データ格納部に格納する手段と、予測出力データ格納部に格納された各事業会社についての発電機別予測最適出力データと、約定データ格納部に格納された落札データと、所定の規則に従って予測された予測燃料データ、予測資本コスト及び発電機及び送電線に関するコストデータとを用いて、事業会社の支出試算処理を実施し、予測収入データを支出試算結果データ格納部に格納する支出試算手段と、収入試算結果データ格納部及び支出試算結果データ格納部に格納されたデータを用いて、事業会社別の収益を算出し、収益データ格納部に格納する収益算出手段とを有する。
このようなコンピュータ・システムを用いることにより、地域ブロック毎の予測需要を競争状態を加味した形で事業会社毎の予測需要に振り分けることができる。また、事業会社毎の予測需要及び予測供給から仮想電力取引市場におけるより実際的な入札を行うことができ、より実際的な市場をシミュレートすることができるようになる。さらに、事業会社毎の予測需要などに基づき各事業会社について発電機別予測最適出力データも系統制約を満たすように生成される。このように、収入及び支出の予測に必要なデータが事業会社別に用意され、それによって収入及び支出、そして収益も予測されるため、仮想電力取引市場を含む、地域ブロックにおける競争状態を反映させた収益予測が可能となる。なお、収益予測は、様々な要素から複合的に影響を受けるものであり、一意に値が定まるものではない。
また、上で述べた予測電気料金データを、事業会社別に所定のルールに従って予測する手段をさらに有するようにしてもよい。そしてその場合には、事業会社間の競争力を表すデータが、予測電力料金データと予測電力供給状況データ格納部に格納された事業会社別の予測電力供給状況データと約定データ格納部に格納された落札データとのうち少なくともいずれかを含むようにしてもよい。電気料金は収益に大きな影響を与える要素であるから、ユーザ側が設定しても良いし、収益、仮想電力取引市場における約定結果など競争状態に応じて電気料金データを予測するようにしても良い。また、電気料金、供給力、仮想電力市場における約定結果は、顧客獲得力を直接的又は間接的に表すものであり、事業会社別の需要を予測する場合には有用である。
さらに、上で述べた入札データ生成手段が、予測電力需要を超える予測電力供給が行われるか判断する手段と、予測電力需要を超える予測電力供給が行われると判断された場合には、予測電力需要を超える部分における発電単価に基づき売電単価を決定する売電単価決定手段とを含むようにしてもよい。このようにすればより現実に近い入札価格を特定することができるようになる。
本発明の第2の態様に係るコンピュータ・システムは、電力取引市場システムから取得される約定データと料金表のデータと電力系統監視システムから取得される需要量データとを用いて、事業会社の収入を算出し、収入データ格納部に格納する手段と、燃料価格データと電力系統監視システムから取得される発電機運転計測データと電力取引市場システムから取得される約定データと各種コストに関するデータとを用いて事業会社の支出を算出し、支出データ格納部に格納する手段と、収入データ格納部に格納された収入データと支出データ格納部に格納された支出データとを用いて、事業会社の収益を算出し、収益データ格納部に格納する手段とを有する。このようなコンピュータ・システムであれば、収益計測を正確に行うことができる。
本発明に係るコンピュータ・システムは、コンピュータ・ハードウエアとプログラムにて実現される場合もあり、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。また、コンピュータ・システムにおいて実行される処理は、収益予測方法及び収益計測方法としても把握される。
本発明によれば、競争状態を考慮した電力事業会社の収益予測を行うことができるようになる。
また、本発明の他の側面によれば、電力事業会社の収益計測を正確に行うことができるようになる。
本発明の一実施の形態に係る収益予測システム1000の概要を図1に示す。収益予測システム1000は、需要予測システム100と、競争市場システム200と、運転計画システム300と、収支システム400とを含む。需要予測システム100と、競争市場システム200と、運転計画システム300と、収支システム400とは、互いに連携して、収益予測のための処理を実施している。これらの各システムは、1又は複数台のコンピュータにより構成される。
図2に需要予測システム100の機能ブロック図を示す。需要予測システム100は、過去需要曲線DB11と、気象情報取得部12と、気象情報DB13と、気象予測処理部14と、気象予測結果データ格納部15と、景気指数取得部16と、景気指数DB17と、景気指数予測処理部18と、景気指数予測結果データ格納部19と、人口情報DB20と、人口推移予測処理部21と、人口推移予測結果データ格納部22と、需要予測処理部23と、第1需要予測結果データ格納部24と、負荷率推移予測処理部25と、負荷率推移予測結果データ格納部26と、需要予測補正部27と、第2需要予測結果データ格納部28とを含む。
過去需要曲線DB11は、地域ブロック毎、日付(曜日)及び時間毎に、需要データ、対応する気象データなどを蓄積している。従って、日付指定、曜日指定の検索を指示して、対応する需要データ及び気象データを取得することができる。また、一定期間又は特定時刻を指定した検索を指示して、当該一定期間又は特定時刻における平均値、最大値、分散、標準偏差、最大発生日などの統計データを取得することも可能である。さらに、特定気温以上といった気象条件指定の検索を行って、対応する需要データを取得することも可能である。
気象情報取得部12は、外部機関のサーバ(例えば気象庁のサーバ、民間気象予報会社のサーバなど)から予報情報を例えばネットワークを介して取得し、気象情報DB13に格納する。また、独自に収集した気象情報についても例えば気象情報取得部12を介して気象情報DB13に格納する。気象情報DB13は、外部機関から取得された予報情報、独自に収集された気象情報、過去の気象情報(実績情報)を蓄積している。気象予測処理部14は、気象情報DB13に格納されているデータを用いて、地域ブロック毎に、気温、湿度、日照など電力需要との因果関係のある気象情報、具体的には最高気温、最低気温、湿度、日照時間などを予め定められたモデルに従って予測し、予測結果を気象予測結果データ格納部15に格納する。なお、気象予測処理部14の予測処理においては、独自取得の気象情報と外部機関の気象情報との粒度の違い(予測地点の違い。例えば「大手町」と「内幸町」では多少異なる場合がある。)に対応する気象情報差を補正する。さらに、地球温暖化による気象の変動傾向なども加味して長期の気象を予測する処理も行う。気象予測結果データ格納部15は、上で述べたような最高気温、最低気温、湿度、日照時間などの予測結果を格納するものである。
景気指数取得部16は、外部機関のサーバ(例えば政府、シンクタンク、経済団体など)から各種景気指数実績値(GDP、鉱工業生産などの電力需要に対して感度の高い指標実績値)と各種景気指数予測値のデータを取得し、景気指数DB17に格納する。景気指数DB17は、各種景気指数の実績値及び予測値を格納するものである。景気指標予測処理部18は、景気指数DB17に格納されたデータを読み出し、予め定められたモデルに従って、地域ブロック毎に、将来の景気動向を表す景気指数の予測を行い、予測結果を景気指数予測結果データ格納部19に格納する。景気指数予測結果データ格納部19は、景気指数予測処理部18により生成された所定の景気指標のデータを格納するものである。
人口情報DB20は、日本全体の人口動向予測データ(例えば男女・年齢別構成を含む)、日本全体の出生率及び平均寿命伸び予測データ、地域ブロック毎の過去の人口動向実績データ(例えば男女・年齢別構成を含む)などを格納するものである。人口推移予測処理部21は、人口情報DB20に格納されたデータを読み出し、予め定められたモデルに従って、各地域ブロックにつき将来の人口構成(男女・年齢別構成)を予測し、予測結果である将来の人口構成のデータを人口推移予測結果データ格納部22に格納する。人口推移予測結果データ格納部22は、将来の人口構成のデータを格納するものである。
需要予測処理部23は、過去需要曲線DB11、気象情報DB13、景気指数DB17及び人口情報DB20に格納されているデータを用いて、地域ブロック毎に、1時間毎の過去の電力需要と、過去の気象(気温・湿度)、景気指数(GDPなど)、人口構成(男女・年齢別構成、人口数)との相関関係を分析し、気象、景気指数、人口構成を変数とする関数を決定する。なお、平日、休日、特異日(正月、お盆、ゴールデンウィークなど)などによりさらに区分して相関関係を分析し、それぞれについて関数を決定する。そして、需要予測処理部23は、気象予測結果データ格納部15、景気指数予測結果データ格納部19、及び人口推移予測結果データ格納部22に格納されたデータを読み出し、上で求めた関数に従って、将来の所定年数分の1時間毎の電力需要を地域ブロック毎に予測し、当該需要予測結果を第1需要予測結果データ格納部24に格納する。第1需要予測結果データ格納部24は、地域ブロック毎に、所定年数分の1時間毎の電力需要データを格納するものである。
負荷率推移予測処理部25は、社会現象が電力需要の負荷率に及ぼす影響、具体的には社会活動の24時間化進捗度合いや電気の環境性訴求に伴う需要造成による負荷率推移を地域ブロック毎に予め定められたモデルに従って予測し、負荷率推移の予測結果を負荷率推移予測結果データ格納部26に格納する。なお、負荷率推移予測処理部25では処理を行わずに、負荷率推移予測結果データ格納部26に負荷率推移の予測結果のデータを格納するためのインターフェースとして機能する場合もある。負荷率推移予測結果データ格納部26は、地域ブロック毎に負荷率推移の予測データを格納するものである。
需要予測補正部27は、第1需要予測結果データ格納部24と負荷率推移予測結果データ格納部26とに格納されたデータを読み出し、各地域ブロックにおける所定年数分の1時間毎の電力需要を、負荷率推移予測結果データ格納部26に格納されている負荷率推移予測に応じ且つ予め定められたルールに従って補正し、補正結果である所定年数分の1時間毎の電力需要のデータを、第2需要予測結果データ格納部28に格納する。第2需要予測結果データ格納部28は、所定年数分の1時間毎の電力需要のデータを地域ブロック毎に格納するものである。
なお、需要予測システム100の出力が格納される第2需要予測結果データ格納部28には、複数セットの予測結果データが格納される。すなわち、条件の組み合わせを複数用意して、それぞれについて予測結果データが算出され、格納される。
図3に競争市場システム200の機能ブロック図を示す。
競争市場システム200は、設備情報設定部111と、設備情報格納部112と、補修予測処理部113と、稼働状況データ格納部114と、供給可能量予測処理部115と、供給可能量予測結果データ格納部116と、市場約定結果データ格納部117と、顧客契約予測処理部118と、顧客契約予測データ格納部119と、第2需要予測処理部120と、会社別需要予測結果データ格納部121と、マージナルユニット特定部122と、マージナルユニットデータ格納部123と、入札設定処理部124と、入札データ格納部125と、接続供給約款データ格納部126と、送電線情報設定部127と、送電線情報格納部128と、送電線補修予測処理部129と、送電線稼働状況データ格納部130と、系統制約計算処理部131と、仮約定データ格納部132と、取引市場約定処理部133とを含む。
なお、以下の処理は各地域ブロックについて実施する。すなわち、地域ブロックが異なれば異なる事業会社として取り扱う。
設備情報設定部111は、各事業会社(電力供給事業会社)の発電所建設計画、廃止計画、既存設備情報を、ユーザからの入力や他のシステムから取得し、設備情報として設備情報格納部112に格納する。設備情報は、各事業会社における各発電所(各発電機)につき、運転開始時期、設備廃止時期、発電容量(最大出力及び最低出力)、燃料効率、発電出力変化速度、燃料種別、運転種別(AFC/DSS/WSS)などのデータを含む。設備情報格納部112は、このような設備情報を格納するものである。なお、設備情報設定部111は、収益データ格納部317に格納されている収益データを考慮して、発電所(発電機)の建設、廃止などの時期を決定するようにしても良い。
補修予測処理部113は、設備情報格納部112に格納されている設備情報を読み出し、各事業会社の各発電所(各発電機)について、予め定められた補修モデルに従って、法定点検などに伴う点検・補修時期が発電所間で同一時期に集中しないように、且つ最大需要時期の発電量(予め定められた値を設定しておいてもよいし、第2需要予測結果データ格納部28又は会社別需要予測結果データ格納部121のデータを用いて特定しても良い)を確保できるように、最適補修計画を所定年数分設定し、稼働期間及び点検・補修期間が特定される稼働状況データを稼働状況データ格納部114に格納する。各発電所(各発電機)について、運転開始時期から設備廃止時期までの間において、稼働期間及び点検・補修期間を特定する。稼働状況データ格納部114は、各事業会社の各発電所(各発電機)についての稼働期間及び点検・補修期間のデータ及び各発電所(各発電機)の設備情報(仕様データ)を格納するものである。
供給可能量予測処理部115は、稼働状況データ格納部114に格納されたデータを読み出し、当該データに基づき、(A)各事業会社について、所定年数分の各日の最大・最低供給可能量のデータを生成し、供給可能量予測結果データ格納部116に格納する。さらに、(B)各事業会社について、所定年数分の1時間毎の最大・最低供給供給量のデータを生成し、各発電所(各発電機)の仕様データ(発電容量、発電出力変化速度、燃料種別、燃料効率など)と合わせて供給可能量予測結果データ格納部116に格納する。供給可能量予測結果データ格納部116は、(A)のデータ及び(B)のデータを格納するものである。
顧客契約予測処理部118は、各事業会社の料金表のデータを格納する料金表データ格納部316と稼働状況データ格納部114と仮想電力取引市場の取引結果(取引価格及び取引量を含む)を格納する市場約定結果データ格納部117に格納されたデータ、すなわち、処理に係る事業会社の料金表のデータと、処理に係る事業会社の各日の供給可能上限値と、仮想電力取引市場の取引結果から特定される市場の流動性と、処理に係る地域ブロックにおける他事業会社の稼働状況情報(発電容量、発電所地点など)など供給量に関わる情報と、仮想取引市場における価格競争結果と、処理に係る地域ブロックにおける全事業会社の設備情報(発電容量、燃料効率、燃料種別など)から特定される価格競争力に関わる情報とを用いて、処理に係る事業会社が獲得できると想定される所定年数分の顧客契約量及び顧客構成(種別構成。例えば病院、学校、オフィスビル、一般家庭の構成比率など)を予め定められたモデルに従って予測し、各地域ブロックにおける各事業会社の顧客契約量及び顧客構成のデータを顧客契約予測データ格納部119に格納する。なお、初期的には、料金表データについては予め与えられたデータをそのまま用い、市場約定結果データについては存在しないものとして処理を行うか、仮の市場約定データを用いて処理を行う。また、顧客契約量については、様々なシナリオが可能であり、各地域ブロックにおける各事業会社について複数のケースを想定して設定する。顧客契約予測データ格納部119は、各地域ブロックにおける各事業会社の顧客契約量及び顧客構成のデータを、複数のシナリオに対応して格納するものである。
第2需要予測処理部120は、顧客契約予測データ格納部119と第2需要予測結果データ格納部28とにアクセスし、各地域ブロックにおける各事業会社の顧客需要量及び顧客構成と、地域ブロック毎の1時間毎の電力需要とから、各地域ブロックにおける各事業会社の1時間毎の電力需要を所定年数分予測し、会社別需要予測結果データ格納部121に格納する。会社別需要予測結果データ格納部121は、各地域ブロックにおける各事業会社の1時間毎の電力需要を所定年数分格納するものである。
マージナルユニット特定部122は、供給可能量予測結果データ格納部116と会社別需要予測結果データ格納部121とにアクセスし、各事業会社について、所定年数分の1時間毎の最大・最低供給供給量データと各発電所(各発電機)の設備情報(発電容量、発電出力変化速度、燃料種別、燃料効率など)とから、1時間毎に燃料効率の順番で稼働中の発電所(発電機)をソートし、各事業会社について1時間毎の電力需要を満した上で、需要に合わせて出力を増減させるようになる発電所(発電機)をマージナルユニットとして特定し、各事業会社について1時間毎にマージナルユニットとなる発電所(発電機)のデータをマージナルユニットデータ格納部123に格納する。マージナルユニットデータ格納部123は、各事業会社について1時間毎にマージナルユニットとして特定された発電所(発電機)のデータ(設備情報などを含む)を格納するものである。
接続供給約款データ格納部126は、地域ブロック毎に、不足時に地域の電力事業会社から自動的に供給される場合における電力料金(接続供給約款料金)のデータを格納するものである。入札設定処理部124は、マージナルユニットデータ格納部123と市場約定結果データ格納部117と、接続供給約款データ格納部126とにアクセスし、地域ブロック毎に、各事業会社の売り又は買いの入札価格及び量を決定し、入札データを生成し、入札データ格納部125に格納する。入札価格及び量は、以下のように決定される。
(a)需要量>供給量
この場合、入札量は(需要量−供給量)とする。買い価格は、処理に係る地域ブロックにおける接続供給約款料金より一定割合減じた価格に設定する。なお、本実施の形態の仮想電力取引市場ではシングルプライス制が採用されているものとする。従って、高い価格が設定されていても、落札価格に落ち着くようになっている。
(b)需要量<供給量
この場合、入札量はマージナルユニットとして特定された発電所(発電機)の余剰出力、又は予め設定された一定電力量とする。売り価格は、マージナルユニットとして特定された発電所(発電機)の発電単価(燃料単価+固定費単価)に一定割合増額した価格、又は前日の同時間の取引価格の方が高い場合には前日の同時間の取引価格とする。
なお、前日一時間毎の入札である場合もあれば、他の単位についての入札を行う場合もある。また、シングルプライス制だけではなく、他の値決めルールを適用する市場を想定する場合もある。
入札データ格納部125は、各地域ブロックにおける各事業会社の1時間毎の入札データを格納するものである。入札データは、具体的には、価格及び量だけではなく、入札者、取引区分(売り/買い)、供給先又は供給元の地区区分などのデータも含まれる。
送電線情報設定部127は、各事業会社(電力供給事業会社)の送電線建設計画、廃止計画、既存送電線情報を、ユーザからの入力や他のシステムから取得し、送電線情報として送電線情報格納部128に格納する。送電線情報は、各事業会社における各送電線につき、運転開始時期、設備廃止時期、送電可能量(定格、短時間、事故時)、線種、接続変電所、ジャンパー切断鉄塔番号などのデータを含む。送電線情報格納部128は、このような設備情報を格納するものである。なお、送電線情報設定部127は、収益データ格納部317に格納されている収益データを考慮して、送電線の建設、廃止などの時期を決定するようにしても良い。
送電線補修予測処理部129は、送電線情報格納部128に格納されている送電線情報を読み出し、各事業会社の各送電線について、予め定められた補修モデルに従って、作業点検などに伴う点検・補修時期が送電線間で同一時期に集中しないように、且つ最大需要時期の送電容量(予め定められた値を設定しておいてもよいし、第2需要予測結果データ格納部28又は会社別需要予測結果データ格納部121のデータを用いて特定しても良い)を確保できるように、最適補修計画を所定年数分設定し、稼働期間及び点検・補修期間が特定される稼働状況データを送電線稼働状況データ格納部130に格納する。各送電線について、利用開始時期から設備廃止時期までの間において、稼働期間及び点検・補修期間を特定する。送電線稼働状況データ格納部130は、各事業会社の各送電線についての稼働期間及び点検・補修期間のデータ及び各送電線の送電線情報(送電可能量などを含む)を格納するものである。
取引市場約定処理部133は、入札データ格納部125に格納されている入札データを用いて、取引市場毎(例えば少なくとも地域ブロック毎に電力取引市場があるものとする)、取引商品種別毎に、売り入札と買い入札とから通常のシングルプライス制に則って約定となる入札を仮に決定し、当該売り入札及び買い入札のデータを仮約定データ格納部132に格納する。仮約定データ格納部132は、約定となった売り入札及び買い入札のデータを、取引市場毎、取引商品種別毎に格納するものである。また、シングルプライス制だけではなく他の値決めルールを適用する市場を想定する場合もある。
次に、系統制約計算処理部131は、送電線稼働状況データ格納部130と仮約定データ格納部132とにアクセスし、地域ブロック毎に、各送電線の送電線容量と、売り入札における発電所(発電機)出力量及び配置(地理的配置)、買い入札における需要量及び分布(地理的分布)、当該地域ブロック全事業会社の予想発電所出力量及び配置、予想需要量及び分布とから系統計算を実施し、地域ブロック内送電線と地域ブロック間の連系送電線に制約が発生するか否かを計算にて確認する。制約が発生すると判断した場合には、仮約定データ格納部132に格納された、制約発生に係る買い入札及び売り入札を指定し、当該買い入札及び売り入札を指定するためのデータを取引市場約定処理部133に出力する。一方、制約が発生しないと判断した場合には、制約が発生しなかった旨の通知を取引市場約定処理部133に出力する。
取引市場約定処理部133は、系統制約計算処理部131から制約発生に係る買い入札及び売り入札を指定するためのデータを受け取った場合には、当該買い入札及び売り入札を入札データ格納部125における入札から除去して、上で述べた約定処理を実施する。そして、今回の約定に係る売り入札及び買い入札のデータを仮約定データ格納部132に格納する。系統制約計算処理部131は、同様に制約が発生するか否かを判断する。このような処理を制約が発生しなくなるまで繰り返す。
一方、取引市場約定処理部133は、系統制約計算処理部131から制約が発生しなかった旨の通知を受け取ると、仮約定データ格納部132に格納されたデータに基づき、取引市場毎、取引商品種別毎に、約定量、価格、及び落札者(売り側及び買い側)などのデータを市場約定結果データ格納部117に格納する。市場約定結果データ格納部117は、取引市場毎、取引種別毎に、所定年数分の例えば1時間毎の約定量、価格、及び落札者などのデータを格納するものである。1時間ではなく他の単位時間についても約定データが存在する場合もある。
このようにして競争状態を仮想的に反映させた需要及び市場取引のデータを生成する。
図4に、運転計画システム300の機能ブロック図を示す。
運転計画システム300は、過去燃料価格データ格納部211と、燃料価格予測処理部212と、予測燃料価格データ格納部213と、第2系統制約計算処理部214と、最適運転計画処理部215と、発電機出力配賦データ格納部216とを有する。
図示していないが、設備情報設定部111、設備情報格納部112、補修予測処理部113、供給可能量予測処理部115、送電線情報設定部127、送電線情報格納部128、及び送電線補修予測処理部129と同様の機能及びデータ格納部を有するようにしても良い。ここでは説明を簡略化するため、稼働状況データ格納部114と供給可能量予測結果データ格納部116と送電線稼働状況データ格納部130とに格納されたデータをそのまま用いるものとする。
過去燃料価格データ格納部211は、各種燃料(LNG、原油など)の過去の価格のデータを格納するものである。燃料価格予測処理部212は、過去燃料価格データ格納部211に格納されたデータを用いて、将来の各期間における各種燃料の価格比を予測し、予測結果を予測燃料価格データ格納部213に格納する。予測燃料価格データ格納部213は、将来の各期間における各種燃料の価格比のデータを格納するものである。
最適運転計画処理部215は、市場約定結果データ格納部117と、会社別需要予測結果データ格納部121と、稼働状況データ格納部114と、供給可能量予測結果データ格納部116と、予測燃料価格データ格納部213とに格納されているデータを読み出し、各事業会社につき、1時間毎に、稼働可能な発電機の出力を、予測燃料価格比を考慮した効率の良い順番に従って、取引市場における約定結果(約定売り入札)及び当該事業会社の需要予測結果を満たすように配賦する。次に、今回の時間についての配賦結果である各発電機の出力値と、前時間についての配賦結果である各発電機の出力値と、発電機の設備情報に含まれる出力変化速度から、前時間の出力値から今回の時間についての出力値への出力変化が可能であるか判断する。不可能な発電機が存在する場合には、当該発電機については可能な出力値に変更し、他の発電機で不足又は余分な出力値を調整する。さらに、処理に係る事業会社の将来数時間先の需要予測値(市場取引における約定結果を含む)として急激な出力変化が予測され、上で述べたような1時間単位の単純な出力配賦では出力変化速度の制約から供給量を確保できないと判断される場合もある。例えば、発電機停止状態から出力可能な状態にするまでに4乃至6時間程度かかる発電機もある。従って、このような場合には、先行的に優先順位の低い発電機に対しても出力配賦を行うように修正を行う。このような出力配賦処理が完了すると、各発電機についての出力配賦結果を発電機出力配賦データ格納部216に格納する。発電機出力配賦データ格納部216は、事業会社毎に、1時間単位で各発電機の出力値を格納するものである。
第2系統制約計算処理部214は、市場約定結果データ格納部117と会社別需要予測結果データ格納部121と送電線稼働状況データ格納部130と発電機出力配賦データ格納部216とに格納されたデータを読み出し、地域ブロック毎に、送電線容量と、発電機出力値と需要量と需要分布とから、各時間について系統制約が発生するか否かを確認する。もし、系統制約が発生しない場合には、系統制約無しを最適運転計画処理部215に通知する。一方、系統制約が発生した場合には、系統制約に係る発電機などのデータを最適運転計画処理部215に通知する。最適運転計画処理部215は、系統制約に係る発電機などのデータに基づき、発電機出力配賦データ格納部216に格納された各発電機の出力値を修正し、再度第2系統制約計算処理部214に処理を行わせる。このような処理を系統制約が発生しなくなるまで繰り返す。
以上のような処理を行うことにより、毎時各発電機をどのような出力値で運転させるかを特定することができるようになる。
図5に、収支システム400の機能ブロック図を示す。
収支システム400は、為替データ格納部311と、各種パラメタ格納部312と、第2燃料価格予測処理部313と、第2予測燃料価格データ格納部314と、料金設定処理部315と、料金表データ格納部316と、収益データ格納部317と、収入試算処理部318と、収入試算結果データ格納部319と、資本コストパラメタ格納部320と、資本コスト算出処理部321と、資本コストデータ格納部322と、支出試算処理部323と、支出試算結果データ格納部324と、コストパラメタ格納部325と、収益算出部326とを有する。
過去燃料価格データ211については格納されているデータが運転計画システム300におけるものと同様であるので別途設けない例を示しているが、収支システム400用に別途用意するようにしても良い。同様に、送電線情報設定部127、送電線補修予測処理部129、設備情報設定部111、補修予測処理部113を収支システム400に別途設けるようにしてもよい。
為替データ格納部311は、過去の為替レートのデータを格納するものである。各種パラメタ格納部312は、燃料価格に影響を与えるパラメタ・データ(例えば中国におけるエネルギー消費伸び率及び海外依存率など)を格納するものである。第2燃料価格予測処理部313は、為替データ格納部311と各種パラメタ格納部312と過去燃料データ格納部211とからデータを読み出し、過去のLNG、原油などの各種燃料の価格変動、為替レート変動、燃料価格に影響を与えるパラメタ・データに基づき、所定年数分の各年における円換算による各種燃料価格を予め定められたモデルに従って予測し、予測結果を第2予測燃料価格データ格納部314に格納する。第2予測燃料価格データ格納部314は、所定年数分の各年(又は一定期間毎)における円換算による各種燃料価格のデータを格納するものである。
料金設定処理部315は、第2予測燃料価格データ格納部314と料金表データ格納部316と収益データ格納部317と市場約定結果データ格納部117とに格納されているデータを読み出し、需要種別(工場、商業施設、オフィスビル、学校、病院、一般家庭などの分類)、事業規制状況(自由化範囲。非自由化範囲)に応じて、処理に係る事業会社の収益状況、競合相手である他事業会社の価格水準から、処理に係る事業会社の料金表のデータを予め定められたモデルに従って生成し、料金表データ格納部316に格納する。なお、一般電気事業者非自由化範囲の場合には、適正事業報酬率、過剰利益基準などに基づき料金を決定する。また、一般電気事業者の自由化範囲や、特定規模電気事業者の場合には他事業者の料金と例えば市場における約定結果に基づき料金を決定する。料金表データ格納部316は、各事業者の料金表データを格納するものである。料金表データは、様々な約款についての料金データを含み、基本料金と従量料金などで特定される。
収入試算処理部318は、料金表データ格納部316と市場約定結果データ格納部117と会社別需要予測結果データ格納部121とからデータを読み出し、各事業会社につき、顧客の需要種別毎の需要量及び当該需要種別についての料金と、取引市場における約定販売量及び約定単価とから各年の収入額を予め定められたモデルに従って算出し、収入試算結果データ格納部319に格納する。収入試算結果データ格納部319は、各事業会社の各年の収入額のデータを格納するものである。
資本コストパラメタ格納部320は、過去の金利変動、各事業会社の借入金計画、過去の格付データ、過去の配当性向、資本金などのデータを格納するものである。資本コスト算出処理部321は、資本コストパラメタ格納部320に格納されたデータを読み出し、各事業会社について、将来の金利動向、格付動向、配当性向などを予測し、銀行借り入れについては将来の金利動向、社債については格付動向、株式については配当性向に基づき、借入金(銀行借り入れ及び社債)金利及び株式に対する配当金で構成される資本コストを、各年について予め定められたモデルに従って予測し、資本コストデータ格納部322に格納する。資本コストデータ格納部322は、各事業会社について、各年の資本コストのデータを格納するものである。
コストパラメタ格納部325は、発電所、送電線などの設備と資本コストと燃料コスト以外のコストについてのデータを格納するものである。支出試算処理部323は、市場約定結果データ格納部117と発電機出力配賦データ格納部216と第2予測燃料価格データ格納部314と資本コストデータ格納部322と送電線情報格納部128と送電線稼働状況データ格納部130と設備情報格納部112と稼働状況データ格納部114とコストパラメタ格納部325とに格納されたデータを用いて、各事業会社について、毎時の発電機の出力値及び燃料価格(単価)から年間の燃料費支出、取引市場における購入費、取引所手数料、資本コストなどの財務費用、稼働状況データ及び送電線稼働状況データに基づく点検・修繕費、設備情報及び送電線情報に基づく当該年度における建設工事費、コストパラメタに含まれる要員計画に基づく人件費、発電所及び送電線などの電力設備の量に応じた委託費、減価償却費、送電線及び発電所などの施設廃止計画に従う除却費などの諸費用を、各年につき所定年数分予め定められたモデルに従って算出し、支出試算結果データ格納部324に格納する。支出試算結果データ格納部324は、事業会社毎に、所定年数分各年の支出のデータを格納するものである。
収益算出部326は、支出試算結果データ格納部324と、収入試算結果データ格納部319とからデータを読み出して、収益を算出し、当該収益に対して法人税及び未処分利益などを算出する。さらに、未処分利益のうち一定額を現預金資産で保持するものとして、余剰金を有利子負債の返済又は長期投資資金と設定する。余剰金を有利子負債の返済に充てる場合は、借入金残高が減るため、資本コストの減少をもたらす。従って、収益算出部326は、有利子負債の返済に回すことができる金額のデータを資本コスト算出処理部321に出力する。資本コスト算出部321は、収益算出部326からの指示に係る金額分だけ当初用いた借入金残高から減少させる。減少させた借入金残高をベースに支払利息を算出し、他の資本コストと合計して資本コストデータ格納部322に格納する。支出試算処理部323は、上で述べたのと同じように支出を算出し、支出試算結果データ格納部324に格納する。収益算出部326は、収益を算出し、当該収益に対して法人税及び未処分利益などを算出する。このように未処分利益を再度算出すると、例えば有利子負債を減少させすぎて現預金資産が不足する場合もある。そのような場合には、有利子負債の前回の返済金額を減少させてから資本コスト算出処理部321に出力する。資本コスト算出処理部321は、指示に係る金額分だけ当初用いた借入金残高から減少させる。以下同じである。一方、未処分利益を再度算出すると、まだ一定額以上の現預金資産を保持することになる場合には、前回の返済額を増額してから資本コスト算出処理部321に出力する。資本コスト算出処理部321は、指示に係る金額分だけ当初用いた借入金残高を減少させる。以下同じである。これを繰り返すうちに未処分利益の金額があまり変化しなくなる。未処分利益の金額が所定範囲以上変動しない場合には、収束したものとしてその時の収益額を収益データ格納部317に格納する。そして、次年度以降についても同様に処理を行うことにより、所定年数分の各年につき収益額が算出される。収益データ格納部317は、各事業者について、所定年数分の各年につき収益額のデータを格納するものである。なお、収益額だけではなく、貸借対照表、損益計算書、フリーキャッシュフロー計算書などに記載されるデータも算出されるので、このようなデータをも生成するようにしても良い。
上で述べたシステムにおいては、初期的に料金表データを仮設定すれば、自動的に様々なシナリオ(料金表の変動などを含む複数のシナリオ)についての収益を算出することができるようになっている。
次に、本実施の形態に係る収益計測装置500の概要を図6に示す。収益計測装置500は、外部システムである電力取引システム510から取得する約定データを格納する約定データ格納部411と、外部システムである電力系統監視システム520から取得する需要種別毎の需要量データを格納する需要量データ格納部412と、料金表データ格納部413と、燃料価格データ格納部414と、収入計算処理部415と、収入データ格納部416と、支出計算処理部417と、コストパラメタ格納部418と、支出データ格納部419と、収益算出部420と、収益データ格納部421と、資本コストパラメタデータ格納部422と、資本コスト算出部423と、資本コストデータ格納部424と、送電線データ格納部425と、設備データ格納部426と、電力系統監視システム520から取得する発電機運転計測結果を格納する発電機運転計測データ格納部427とを含む。
以下の処理は、例えば会計年度毎など一定期間毎に実施する。
約定データ格納部411は、電力取引システム510から取得した約定データ(販売量及び約定価格、購入量及び約定価格)を格納するものである。料金表データ格納部413は、需要種別毎の料金を格納するものである。需要量データ格納部412は、電力系統監視システム520から取得された需要種別毎の需要量のデータを格納するものである。収入計算処理部415は、約定データ格納部411と料金表データ格納部413と需要量データ格納部412とからデータを読み出して、需要量データと料金表データとに従って算出される収入金額と、約定データによって算出される収入金額とを加算することにより、合計の収入金額を算出し、収入データ格納部416に格納する。
資本コストパラメタデータ格納部422は、資本コストを算出するために必要な社債利率、銀行借入利率、配当金金額、借入金額などのデータを格納する。資本コスト算出部423は、社債についての支払利息、銀行借り入れについての支払利息、株式に対する配当を加算することにより資本コストを算出し、資本コストデータ格納部424に格納する。資本コストデータ格納部424は、当年度における資本コストのデータを格納するものである。
燃料価格データ格納部414は、当年度における円換算の各種燃料の価格のデータを格納するものである。発電機運転計測データ格納部427は、電力系統監視システム520から取得された各発電機の出力実績値のデータを格納するものである。コストパラメタ格納部418は、人件費、委託費、減価償却費などのコストを算出する上で必要となる各種データを格納するものである。送電線データ格納部425は、当年度の送電線に関連する修繕費、建設費などのデータを格納するものである。設備データ格納部426は、本年度の発電所に関連する修繕費、建設費などのデータを格納するものである。支出計算処理部417は、燃料価格データ格納部414と、発電機運転計測データ格納部427と、約定データ格納部411と、資本コストデータ格納部424と、送電線データ格納部425と、設備データ格納部426と、コストパラメタ格納部418とからデータを読み出し、発電電力量と燃料費単価から燃料費支出を算出すると共に、電力取引市場における購入量と約定価格とから購入費を算出し、その他取引所手数料、発電所及び送電線の建設工事費、点検・修繕費、人件費、委託費、減価償却費、除却費、財務費用などの諸経費と共に合計支出を算出して、支出データ格納部419に格納する。
収益算出部420は、収入データ格納部416と支出データ格納部419とからデータを読み出し、本年度における収益を算出し、当該収益に対して法人税及び未処分利益などを算出する。さらに、未処分利益のうち一定額を現預金資産で保持するものとして、余剰金を有利子負債の返済又は長期投資資金と設定する。余剰金を有利子負債の返済に充てる場合は、借入金残高が減るため、資本コストの減少をもたらす。従って、収益計算部420は、有利子負債の返済に回すことができる金額のデータを資本コスト算出部423に出力する。資本コスト算出部423は、収益算出部420からの指示に係る金額分だけ当初用いた借入金残高から減少させる。減少させた借入金残高をベースに支払利息を算出し、他の資本コストと合計して資本コストデータ格納部424に格納する。支出算出部417は、上で述べたのと同じように諸費用を算出し、支出試算結果データ格納部419に格納する。収益算出部420は、収益を算出し、当該収益に対して法人税及び未処分利益などを算出する。このように未処分利益を再度算出すると、例えば有利子負債を減少させすぎて現預金資産が不足する場合もある。そのような場合には、有利子負債の前回の返済金額を減少させてから資本コスト算出処理部423に出力する。資本コスト算出部423は、指示に係る金額分だけ当初用いた借入金残高から減少させる。以下同じである。一方、未処分利益を再度算出すると、まだ一定額以上の現預金資産を保持することになる場合には、前回の返済額を増額してから資本コスト算出処理部423に出力する。資本コスト算出部423は、指示に係る金額分だけ当初用いた借入金残高を減少させる。以下同じである。これを繰り返すうちに未処分利益の金額があまり変化しなくなる。未処分利益の金額が所定範囲以上変動しない場合には、収束したものとしてその時の収益額を収益データ格納部421に格納する。収益データ格納部421は、処理に係る事業会社について、収益額のデータを格納する。
以上のようにすれば、収益を正確に計測することも可能となる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば上では電力について説明したが、ガス、水道などの財についてのシステムに導入することも可能である。但し、それぞれの財の特性に応じた修正も必要となる。
また、上で述べた機能ブロックは必ずしも実際のプログラムモジュールに対応するものではない。
なお、各コンピュータ・システム又は収益計測装置はコンピュータ装置であって、図7に示すように当該コンピュータ装置においては、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS)及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
本発明の実施の形態における収益予測システムの機能ブロック図である。 需要予測システムの機能ブロック図である。 競争市場システムの機能ブロック図である。 運転計画システムの機能ブロック図である。 収支システムの機能ブロック図である。 収益計測装置の機能ブロック図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
100 需要予測システム 200 競争市場システム
300 運転計画システム 400 収支システム
500 収益計測装置

Claims (6)

  1. 各地域ブロックについて電力需要予測を行い、予測電力需要データを第1予測電力需要データ格納部に格納する手段と、
    前記第1予測電力需要データ格納部に格納されたデータを用いて、各地域ブロックにおける事業会社間の競争力を表すデータを用いて事業会社毎の電力需要予測を行い、事業会社別の予測電力需要データを第2予測電力需要データ格納部に格納する手段と、
    各事業会社について電力供給状況を予測し、事業会社別の予測電力供給状況データを予測電力供給状況データ格納部に格納する手段と、
    前記第2予測電力需要データ格納部に格納された事業会社別の予測電力需要データと前記予測電力供給状況データ格納部に格納された事業会社別の予測電力供給状況データとを用いて、各事業会社について仮想電力取引市場における入札データを生成し、入札データ格納部に格納する入札データ生成手段と、
    前記入札データ格納部に格納された入札データに基づき、系統制約を満たす落札データを生成し、約定データ格納部に格納する手段と、
    発電機及び送電線に関するデータと前記約定データ格納部に格納された落札データと前記第2予測電力需要データ格納部に格納された事業会社別の予測電力需要データとを用いて、各事業会社における発電機別最適出力予測データを系統制約を満たすように生成し、各事業会社についての発電機別予測最適出力データを予測出力データ格納部に格納する手段と、
    前記約定データ格納部に格納された落札データと前記第2予測電力需要データ格納部に格納された事業会社別の予測電力需要データと予測電気料金データとを用いて、事業会社の収入試算処理を実施し、予測収入データを収入試算結果データ格納部に格納する手段と、
    前記予測出力データ格納部に格納された各事業会社についての発電機別予測最適出力データと、前記約定データ格納部に格納された落札データと、所定の規則に従って予測された予測燃料データ、予測資本コスト及び発電機及び送電線に関するコストデータとを用いて、事業会社の支出試算処理を実施し、予測収入データを支出試算結果データ格納部に格納する支出試算手段と、
    前記収入試算結果データ格納部及び前記支出試算結果データ格納部に格納されたデータを用いて、事業会社別の収益を算出し、収益データ格納部に格納する収益算出手段と、
    を有するコンピュータ・システム。
  2. 前記予測電気料金データを、事業会社別に所定のルールに従って予測する手段
    をさらに有し、
    前記事業会社間の競争力を表すデータが、前記予測電力料金データと前記予測電力供給状況データ格納部に格納された前記事業会社別の予測電力供給状況データと前記約定データ格納部に格納された落札データとのうち少なくともいずれかを含む
    請求項1記載のコンピュータ・システム。
  3. 前記入札データ生成手段が、
    予測電力需要を超える予測電力供給が行われるか判断する手段と、
    前記予測電力需要を超える前記予測電力供給が行われると判断された場合には、前記予測電力需要を超える部分における発電単価に基づき売電単価を決定する売電単価決定手段と、
    を含む請求項1記載のコンピュータ・システム。
  4. 電力取引市場システムから取得される約定データと料金表のデータと電力系統監視システムから取得される需要量データとを用いて、事業会社の収入を算出し、収入データ格納部に格納する手段と、
    燃料価格データと前記電力系統監視システムから取得される発電機運転計測データと前記電力取引市場システムから取得される約定データと各種コストに関するデータとを用いて事業会社の支出を算出し、支出データ格納部に格納する手段と、
    前記収入データ格納部に格納された収入データと前記支出データ格納部に格納された支出データとを用いて、事業会社の収益を算出し、収益データ格納部に格納する手段と、
    を有するコンピュータ・システム。
  5. 処理装置を有するコンピュータにより実行される収益予測方法であって、
    前記処理装置により、各地域ブロックについて電力需要予測を行い、予測電力需要データを第1予測電力需要データ格納部に格納するステップと、
    前記処理装置により、前記第1予測電力需要データ格納部に格納されたデータを用いて、各地域ブロックにおける事業会社間の競争力を表すデータを用いて事業会社毎の電力需要予測を行い、事業会社別の予測電力需要データを第2予測電力需要データ格納部に格納するステップと、
    前記処理装置により、各事業会社について電力供給状況を予測し、事業会社別の予測電力供給状況データを予測電力供給状況データ格納部に格納するステップと、
    前記処理装置により、前記第2予測電力需要データ格納部に格納された事業会社別の予測電力需要データと前記予測電力供給状況データ格納部に格納された事業会社別の予測電力供給状況データとを用いて、各事業会社について仮想電力取引市場における入札データを生成し、入札データ格納部に格納する入札データ生成ステップと、
    前記処理装置により、前記入札データ格納部に格納された入札データに基づき、系統制約を満たす落札データを生成し、約定データ格納部に格納するステップと、
    前記処理装置により、発電機及び送電線に関するデータと前記約定データ格納部に格納された落札データと前記第2予測電力需要データ格納部に格納された事業会社別の予測電力需要データとを用いて、各事業会社における発電機別最適出力予測データを系統制約を満たすように生成し、各事業会社についての発電機別予測最適出力データを予測出力データ格納部に格納するステップと、
    前記処理装置により、前記約定データ格納部に格納された落札データと前記第2予測電力需要データ格納部に格納された事業会社別の予測電力需要データと予測電気料金データとを用いて、事業会社の収入試算処理を実施し、予測収入データを収入試算結果データ格納部に格納するステップと、
    前記処理装置により、前記予測出力データ格納部に格納された各事業会社についての発電機別予測最適出力データと、前記約定データ格納部に格納された落札データと、所定の規則に従って予測された予測燃料データ、予測資本コスト及び発電機及び送電線に関するコストデータとを用いて、事業会社の支出試算処理を実施し、予測収入データを支出試算結果データ格納部に格納する支出試算ステップと、
    前記処理装置により、前記収入試算結果データ格納部及び前記支出試算結果データ格納部に格納されたデータを用いて、事業会社別の収益を算出し、収益データ格納部に格納する収益算出ステップと、
    を含む収益予測方法。
  6. 処理装置を有するコンピュータにより実行される収益計測方法であって、
    前記処理装置により、電力取引市場システムから取得される約定データと料金表のデータと電力系統監視システムから取得される需要量データとを用いて、事業会社の収入を算出し、収入データ格納部に格納するステップと、
    前記処理装置により、燃料価格データと前記電力系統監視システムから取得される発電機運転計測データと前記電力取引市場システムから取得される約定データと各種コストに関するデータとを用いて事業会社の支出を算出し、支出データ格納部に格納するステップと、
    前記処理装置により、前記収入データ格納部に格納された収入データと前記支出データ格納部に格納された支出データとを用いて、事業会社の収益を算出し、収益データ格納部に格納するステップと、
    を含む収益計測方法。
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