JP2012008578A - フロアディスプレイ - Google Patents

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Masius Alfons Rietveld
リートフェルト、マシユス、アルフォンス
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Abstract

【課題】イメージキャリアの交換が簡単で、洗浄が容易で、フロア上で滑らないフロアディスプレイを提供する。
【解決手段】透明な材料からなるウィンドウプレート2と、ベースプレート3と、可撓性材料からなるフレームとを有するフロアディスプレイであって、フレーム4は、2つのプレート2、3の周囲に延びており、両プレートを一緒に保持しており、両プレート2、3の間には、シート状またはフィルム状の材料からなる交換可能なイメージキャリアを配置することが可能になっており、フレーム4は、接合部によって、ウィンドウプレート2の外周エッジ9の略全体に対して離れないように接続されており、フレーム4は、接合部によって、ベースプレート3の多くとも2つの外周エッジの側面7に対して離れないようにさらに接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、フロアディスプレイ、特に、フロア(床)の上に配置するための、互換性ある(interchangeable)ピクチャーフレームに関する。
数年前、本出願人は、広告または情報面(information surface)としてのフロアの可能
性が未開発であることを見出した。このような不完全性を改善するため、当時、本出願人は、フロアウインド(Floor Windo)の名称で市販されるディスプレイ(表示器)を開発し
た。
該フロアウインドは、フロアの上、特に店舗のフロアの上に置くことを意図したポスターのための、フラットで互換性あるピクチャーフレームである。必要ならば、ディスプレイまたはイメージキャリア(image carrier、画像担体)に目に見えるほどの損傷を与えることなく、該フロアウインド上にショッピングカートを押し進めることができる。このような形態のフロア広告は、多くの特徴的な利益をもたらす。それは、人目を引くとともに、原則的に少しも場所を取らない。それは、望み通りに配置できるため、対応する商品の近傍に配置することができ、そこは客が購入の最終判断を下す場所であり、購買時点(point of purchase)または販売時点(point of sale)として知られている。フロア広告は、極めて買い物客の目に付きやすく、推奨商品の売り上げを著しく向上させることが、様々な試験により実証されている。
この種のフラットなイメージキャリアに対する要求は高く、例えば、パレット手押し車(pallet trolleys)を使用する買い物客や店のスタッフによる重負荷に対する耐性、そし
て、湿気および汚れからのポスターの保護などを含んでいる。その上、該ディスプレイは、使い易く、メンテナンスが容易でなくてはならず、スリップすることがないように下地(base)の上に置かれなければならない。
該フロアウインドに加えて、フロアステッカーなど、フロア広告の様々な代替品が考案されている。しかしながら、ステッカーには再使用ができないという欠点があり、ステッカーをフロアに貼ることは専門的な作業であって、特にステッカーのエッジ部およびコーナー部は摩耗しやすく、取り外したときに、除去が困難な接着剤の残留物をフロア上に残してしまう可能性がある。
フロアディスプレイは、EP 0 857 028 によっても知られている。この文献の図3は、
該フロアディスプレイが、ウィンドウプレート(窓板)と、ベースプレート(基板)とを備えている実施態様を示している。ウィンドウプレートは、外周エッジ全体を覆う可撓性材料からなるフレームに接合されており、一方、ベースプレートは、ポジティブなロックを用いて、フレームによって着脱可能に保持されている。そのために、フレームは、クランプエッジを備えている。製造の際、ウィンドウプレートとベースプレートとは、一緒に型内に配置され、ここで、可撓性のフレームが、ウィンドウプレートに対しては接合するが、ベースプレートのクランプエッジに対しては接合しないように、ベースプレートの外周エッジに成形される。この場合、それぞれのプレートの材料を適切に選択することにより、射出成形工程の間、フレームがウィンドウプレートに対して接合するが、ベースプレートに対しては接合しないようにすることが確実なものとなる。
これに関連する欠点の一つは、使い勝手の良さの面で不満が残ることである。例えば、両プレート間のイメージキャリアの交換は、困難であるとともに、比較的長い時間を要す
る。それに加え、特に異なる接合特性(bonding properties)、場合によっては異なる膨張係数など、それぞれ違った特徴を有する二種類のプレート材料を使用しなればならない。そのため、着脱可能なベースプレートの防塵性および防水性の封入を確実に可能にするために、比較的幅の広いフレームを成形する必要がある。このような問題が顕著になるのは、ディスプレイの寸法を、例えば、フロアディスプレイに多く用いられるA1サイズにまで大きくする場合である。ベースプレートをクランプして保持する上での欠点の一つは、前記のフロアディスプレイのように長さが比較的大きければ、クランプエッジを有するフレームの高さも比較的大きくする必要があることであり、これは、例えば、ディスプレイ上を歩く人々や、ディスプレイ上を横断して押し進められる買い物カートによって、またはディスプレイを引き上げるときに、両プレートおよびフレームにかかる比較的大きな力に対する十分な耐性を与えるためにである。このために、フレームは十分な剛性を有する材料(rigid material)から構成される必要もある。しかしながら、必要とされるフレームの剛性は、イメージキャリアの交換時には、都合の悪いものとなる。結局、このために、ベースプレートは、比較的剛性を有するクランプエッジから取り外さなければならず、そして、イメージキャリアの取り替え後にクランプエッジに嵌め戻す必要がある。それに加えて、フレームの比較的高い硬度によって、フロアディスプレイのフロア上での滑りに対する耐性に関して不満が残ることになる。
さらに、US 2002/0139026 は、クランプエッジを有するポジティブロックを用いて、可撓性材料からなるフレームによりウィンドウプレートが所定位置に保持されている一方、ベースプレートがフレームに対し、その外周エッジの一面のみにおいて、接合されているフロアディスプレイを開示している。ベースプレートがフロア上に位置したままの状態でウィンドウプレートを持ち上げることにより、イメージキャリアを両プレートの間に配置することができるようになっている。製造の際、インサートは、フレーム材料がベースプレートの三つの自由な状態の外周エッジの側面に対して接合してしまうことを防止する。
この文献の欠点の一つは、関連する上述の欠点全てに加えて、ウィンドウプレートのポジティブロッキングは、フレームがより一層高くて幅が広く、かつ、より一層剛性の高い材料から構成されることを必要とする点である。また、インサートの使用は、フレームと、ベースプレートの三つの自由な状態の外周エッジの側面との間に比較的大きな開口を形成することを意味する。これは、防塵および防水を施す上で都合が悪い。さらに、誰かがウィンドウプレート上に突起する垂直に立ったエッジ部と衝突した場合に、両プレートとフレームが互いに位置ずれを起こしやすい。また、垂直に立ったエッジ部には、その下に汚れが蓄積する可能性があり、水および洗浄剤が洗浄後もエッジ部の内側に残存し、コーナー部およびエッジ部の洗浄が困難であるという欠点がある。
本発明の目的は、少なくとも部分的に前記欠点を排除すること、および/または、有用な代替手段を講ずることである。特に、本発明の目的は、フロアディスプレイを提供することであって、
それは、使いやすく、
それのイメージキャリアは、交換が簡単であり、
それは、洗浄が容易であり、
それは、フロア上で滑らないようになっており、
それは、障害物として見なされることがなく、そして、
それは、汚れおよび湿気に対する好ましいシールを提供するものである。
本発明によると、この目的は、請求項1に係るフロアディスプレイによって達成される。当該フロアディスプレイは、透明な材料からなるウィンドウプレートと、ベースプレートと、可撓性材料からなるフレームとを有している。該フレームは、接合部によって、前
記ウィンドウプレートの外周エッジの略全体に対して離れないように(nonreleasably)接
続されており、かつ、該フレームは、接合部によって、ベースプレートの多くとも2つの外周エッジの側面に対しても、離れないように接続されている。この設計により、フレームを、より可撓性の高い材料から形成し、その高さと幅を減少させることができる。ベースプレートに対してウィンドウプレートを持ち上げることにより、それらプレートの間に、イメージキャリアを容易に配置することができる。ベースプレートの多くとも2つの外周エッジの側面に、フレームが接合されていることにより、これを行なうための十分な自由度を作ることができる。
1つの特定の実施態様では、フレームは、両プレートに対して全面的に、即ち、両プレートの外周エッジの側面のうちのフレームが接合される部分と、両プレートのうちのフレームが接合されない部分との、両方に対して成形(モールド)されることが有利である。これにより、両プレートにおける僅かな誤差が自然に補われ、この設計によって、そのような誤差が、汚れおよび湿気に対する好ましいシールの達成に影響を及ぼすことがなくなる。
ウィンドウプレートとベースプレートは、フレームが両プレートに対してしっかり接合できるような材料からなる。両プレートは、実質的に同じ材料からなることが好ましく、それら材料は、とりわけ、両者がフレーム材料に対してしっかり接合すると共に、両者が実質的に同じ膨張係数を持つことを特徴とする。両プレートは、例えば、当該ディスプレイが使用される場合、および、フレームを構成するホットメルト材料が両プレート上にモールドされる間も、温度が変動する際において同程度に膨張し有利である。
さらなる実施態様では、フレームは、ベースプレートの2つの外周エッジの側面に対して接合されている。これらの外周エッジの側面は、互いに対向する位置にある2つの外周エッジの側面であってもよい。しかしながら、これらの外周エッジ側面は、隣接する2つの外周エッジ側面であることが好ましい。略矩形のフロアディスプレイの場合、これが構造の安定性の高いレベルを提供し、なおかつ、両プレート間にイメージキャリアを容易にスライドできることが維持される。このとき、有利には、イメージキャリアを2つの接合外周エッジの側面にまで押し込むことも可能であり、その場合、これらの接合外周エッジの側面は、止めエッジ部の一種として機能する。その結果、イメージキャリアは、フロアディスプレイ内に、容易に、正確に位置することができる。
特に、ベースプレートは、ウィンドウプレートよりも小さい寸法を有している。これにより、ウィンドウプレートは、その下面において、フレーム上にその外周エッジの狭い肩部を通じて確実に支持される。この狭い肩部は、前記フレームに対して接合されてもよいし、接合されなくてもよい。後者の選択をした場合、ベースプレートに対して、ウィンドウプレートを部分的に折り曲げて開くことをより容易に行なうことができる。
とりわけては、さらに、フレームに対して接合されないベースプレートの外周エッジの側面は、フレームに対して、密に(closely)隣接している。このような構成は、製造の際
、フレームを射出成形プロセスにおいて、成形する操作に先立ち、フレームに対して接合されるべきでない両プレートの外周エッジの側面に、例えばワセリンまたはテープなど、フレーム材料に対して接合しない薬剤を付与することにより実現することが好ましい。
フレームと同じ材料からなる滑り止め形状部は、ベースプレートに対して成形可能であることが有利である。本発明によれば、フレーム材料の硬度は、より低い場合もあり、その場合、滑り止め形状部の硬度もより低くなる。このように硬度がより低くなると、滑り止め性が向上する。滑り止め形状部は、フレームの成形と同時に単一の操作においてベースプレートに対して成形することも有利である。これによって、コストと時間が節約され
る。
本発明に係る設計によれば、フレームおよび滑り止め形状部は、50ショアAよりも低い硬度の材料から構成可能であることが有利である。その場合、フロア上への高いグリップ、および、ベースプレートの接合されていない外周エッジの側面と該フレームとの間の好ましいシール接触(sealing contact)という利点が得られる。
さらなる好ましい実施態様は、サブクレームにおいて定められる。
本発明は、請求項16、17および18による、フロアディスプレイを製造するための方法にも関する。
図1は、本発明によるフロアディスプレイの好ましい実施態様の斜視図である。 図2は、図1を下方から見たときの斜視図である。 図3は、図2を線 III − III で切ったときの断面図である。 図4は、図2を線 IV − IV で切ったときの断面図である。 図5は、追加プレートを加えた本発明に係る特定の実施態様のフロアディスプレイを示す、図2を線 III − III で切ったときの断面図である。 図6は、ウィンドウプレートとベースプレートとの間にスペースを持っている、本発明に係る特定の実施態様のフロアディスプレイにおいて、図2の線 III − III で切ったときの断面図を示している。 図7は、図1のフロアディスプレイ内にポスターを配置する推奨方法を図示する斜視図である。 図8は、変形例のフロアディスプレイ内にポスターを配置する推奨方法を示す、図7に対応する図である。
添付図面を参照しながら、本発明をより詳しく説明する。
図1〜図8において、フロアディスプレイは、全般的に符号1によって示されている。実質的に矩形のフロアディスプレイ1は、ウィンドウプレート2と、ベースプレート3と、その上に成形された(molded-on)フレーム4とを有している。該ベースプレート3は、
ウィンドウプレート2よりも幅が狭く、かつ、長さが短くなるように設計されている。プレート2、3の材料は、フレーム材料が、溶融状態において、両プレート2、3に対して接合可能であるようなものとなっており、かつ、その後、離れないように硬化できるようなものとなっており、それによって確実に接合された接続(bonded connection)が形成さ
れている。
製造の際、2つのプレート2、3は、射出成形プロセスにおいて、フレーム4を成形するためのキャビティが残されている適切な形状の型内に入れられる。このとき、ベースプレート3の、2つの隣り合った垂直に立った外周エッジの側面7には、フレーム材料に対して接合しない薬剤(agent)が付与される。フレーム4を形成するフレーム材料が射出さ
れて硬化した後、フレーム4は、ウィンドウプレート2の垂直に立った外周エッジ9全体に対して着脱不能に接合され、ベースプレート3の2つの隣り合った垂直に立った外周エッジの側面10に対して着脱不能に接合される一方、ベースプレート3の残る2つの外周エッジの側面10に対しては接合しないという状態が自然に生じる。型内のモールドキャビティは、ベースプレート3の垂直に立った外周エッジの側面10の接合位置において、その下側に、肩部12も形成するようになっている。この肩部12は、ベースプレート3に対して接合されていることも好ましい。上面において、フレーム4は、ウィンドウプレート2に対して継ぎ目なく合体しており、その上面はウィンドウプレート2の面を越えて延びてはいない。
プレート寸法が異なっているため、ウィンドウプレート2は、下面において、外周エッジの肩部14によりフレーム4上で支持されている。この肩部をウィンドウプレート2に対して接合することも可能である。しかしながら、射出成形工程に先立ち、この肩部14に、フレーム材料に対して接合しない薬剤を付与することも可能であり、その結果、この薬剤を付与した位置において、フレーム4が肩部14に対して接合しないようにすることもできる。これにより、ベースプレート3に対して、ウィンドウプレート2を折り曲げて開くことがより容易になる。
フレーム材料に対して接合しない薬剤が前もって付与されているため、フレーム4に対して接合していないベースプレート3の外周エッジの側面7は、ほぼ継ぎ目なくフレーム4に近接している。このようにぴったりと隣接する配置は、フレーム材料の成形の間に都合よく自然に得られるのであるが、それは、フレーム4をベースプレート3の外周エッジ
の側面の一部に接しないように保つためのインサートを使用する必要がないためである。その結果、クランプエッジの存在が無いにも関わらず、汚れおよび湿気がプレート2、3間に侵入することができないようになっている。
本発明に係るフロアディスプレイの特定の一実施態様によると、製造の際、追加プレート5を使用することが可能である。追加プレート5は、フレーム4が成形される前に、ウィンドウプレート2とベースプレート3とが一緒になって型内に入れられる。図5は、ウィンドウプレート2とベースプレート3との間の追加プレートを示している。追加プレート5の幅および長さは、ベースプレート3の幅および長さと同様であることが好ましい。追加プレートは、この場合、ベースプレート3と比べて薄くなっている。追加プレート5の外周エッジの側面には、フレーム材料に対して接合しない薬剤が付与されているため、フレーム4の成形後、追加プレートは、フレーム4に対して接合されず、ウィンドウプレート2とベースプレート3との間から容易に再び取り除くことができる。別の方法としては、フレームに対して接合しない材料からなるプレートを使用することが可能である。図6に示すように、製造プロセス後に追加プレート5を取り除くことにより、ウィンドウプレート2とベースプレート3との間に空間が形成されるため、比較的大きい厚さのイメージキャリアを挿入するような状況での有利な使用が可能になる。また、空間6は、ウィンドウプレート2下にイメージキャリアを配置して、該イメージキャリアをフレーム4まではるばるとスライドさせることを容易にし、ベースプレート3が望ましくない状態で見えてしまうのを防止する。
フレーム4に対して接合された2つの外周エッジの側面10とは反対側にあるベースプレート3のコーナー部には、フレーム4と共に成形された保持機能部(retaining feature)20が設けられている。保持機能部20がベースプレート3に接合しないことを確実に
するために、フレーム材料の成形前に、ベースプレート3にも、保持機能部20に対応する位置に、例えばワセリンまたはテープなど、フレーム材料に対して接合しない薬剤が付与されている。保持機能部20は、たとえフロアディスプレイ1全体が持ち上げられたときでも、ベースプレート3がウィンドウプレート2を支え続けることを確実するとともに、ウィンドウプレート2がベースプレート3に対して偶発的には開かれ得ないということを確実にする。イメージキャリアをプレート2、3の間に配置することや取り替えることが望ましい場合、ベースプレート3の自由なコーナー部は、可撓性を有する保持機能部20の下から容易に取り出すことが可能であり、その後、ベースプレート3に対してウィンドウプレート2を折り曲げて開くことができる。図7は、このようにウィンドウプレート2を、折り曲げて開く(folding-open)操作を明示しており、この間、2つのプレート2、3の間にイメージキャリア21を迅速かつ容易に押し込むことができる。ベースプレート3の2つの外周エッジの側面10とフレーム4と間の接合部は、この場合、イメージキャリア21が内方向へ押される間、止めエッジ部として機能する。
滑り止め形状部(non-slip profile)22は、ベースプレート3の下面に成形されている。この滑り止め形状部は、フレーム4と同様の材料から構成されていることが好ましく、フレーム4と同時に成形されている。滑り止め形状部22は、複数の星形部によって構成され、部分的に開かれた丸い部分(round segment)23を有している。丸い部分23内に
は、フック・アンド・ループ片(hook-and-loop strips)、粘着性ゴム、両面粘着テープなどの固定手段をさらに配置することが可能である。該部分23における開いた部分により、このような固定手段を再び容易に取り除くことが確実にできるようになっている。
肩部12および滑り止め形状部22が存在しているため、フレーム4に対して接合されていないベースプレート3の外周エッジの側面7は、フロアの上方に短く離れて位置していることが有利である。その結果、湿気がフロアディスプレイ内に侵入する可能性が少なくなる。
客固有のロゴを配置することができるリップ部25が、フレーム4に設けられている。
ウィンドウプレート2のコーナー部は、丸くされており、特に、少なくとも4mmの半径をもつものとなっている。これにより、フレーム4とプレート2、3との間にかかる応力の集中が減少され、これらのコーナー部においてフレーム4に亀裂が生じることが防がれる。ベースプレート2のコーナー部もまた、丸くされていることが好ましく、半径が少なくとも2mmであることが好ましい。これにより、イメージキャリアを取り替える際の利便性がより高くなる。
フレーム4および滑り止め形状部22の下面には、リブ27が設けられている。それらが、滑り止め性(より小さい硬さのフレーム材料の選択によって既に大幅に向上している)をさらに向上させる。滑り止め形状部は、異なる形状にすることも可能であり、例えばリブを省略してもよい。
図8は、ウィンドウプレート61の外周エッジ全体、およびベースプレート62の対向する2つの外周エッジの側面に対して、可撓性材料からなるフレーム60が接合されている変形例を示している。ベースプレート62の対向する残り2つの外周エッジの側面は、フレームに対して接合されていない。この場合、ベースプレート62に対してフレーム60およびウィンドウプレート61を持ち上げることにより、イメージキャリア63を挿入することができる。このようにフレーム60およびウィンドウプレート61を持ち上げることにより、プレート61、62を僅かに湾曲させて、その後、側方からイメージキャリア63を押し込むことが可能になる。
両プレートの長さは、少なくとも800mmであることが好ましい。両プレートがこの寸法の場合、ウィンドウプレートの外周エッジから見たときのフレームの幅は、本発明に基づき10mm以下であってもよい一方、フレームの厚さは、両プレートがこの寸法であれば、本発明によれば5mm以下であってもよい。ウィンドウプレートを通して見たとき、ベースプレートの外周エッジから測定されたフレームの幅は、両プレートがこの寸法であれば、本発明によれば20mm以下であってもよい。しかしながら、両プレートとフレームとの間の別の寸法関係も可能である。
前記に示した実施態様に加えて、多数の変形例が可能である。フレームと両プレートとの間の接合部は、上述の射出成形工程によってだけでなく、例えば、接着または熱溶接などの別の方法によって形成されてもよい。別の形状の両プレートおよびフレームを使用することも可能であり、ベースプレートとウィンドウプレートをほぼ同様のサイズにすることも可能である。製造の際、ワセリンまたはテープなど、フレーム材料に対して接合しない薬剤を使用する方法の代替方法として、インサートの使用によって局所的な接合を避けることも可能である。これらのインサートは、任意で両プレートと共に型内に入れてもよく、その場合、これらのインサートは、極力薄く設計されていることが好ましい。さらなる変形例においては、型内の適切な位置にリブを設けることも可能であり、フレーム材料に対して接合されるべきでないベースプレートの外周エッジの側面を、該リブ上に配置することができる。
このように、本発明は、経済的な製造および容易なメンテナンスが行なえる、非常に使いやすいフロアディスプレイを提供するものである。アセンブリ全体の寸法安定性を損ねることなく、イメージキャリアを容易に取り付けること、あるいは取り替えることができる。また、フロアディスプレイの高さは、より低くすることが可能であり、フレームは、ウィンドウプレートの上面と同化するプロフィールを持つことができるため、例えば、ショッピング手押し車の使用者がフロアディスプレイを障害物として見なすことがより少なくなる。

Claims (19)

  1. フロアディスプレイであって、
    透明な材料からなるウィンドウプレート(2)と、
    ベースプレート(3)と、
    可撓性材料からなるフレーム(4)とを備えており、
    フレーム(4)は、前記2つのプレート(2、3)の周囲に延びており、かつ、該2つのプレートを一緒に保持しており、該プレート(2、3)の間には、シートのまたはフィルムの形態となっている材料からなる交換可能なイメージキャリア(21)を配置することが可能になっており、
    フレーム(4)は、接合部によって、ウィンドウプレート(2)の外周エッジ(9)の略全体に対して離れないように接続されており、かつ、
    さらに、フレーム(4)は、接合部によって、ベースプレート(3)の多くとも2つの外周エッジの側面(10)に対して、離れないように接続されている、
    前記フロアディスプレイ。
  2. フレーム(4)が、ベースプレート(3)の外周エッジの略全体上に成形されている、請求項1に記載のフロアディスプレイ。
  3. ウィンドウプレート(2)と、ベースプレート(3)とが、実質的に同じ材料でできている、請求項1または2に記載のフロアディスプレイ。
  4. フレーム(4)が、接合部によって、ベースプレート(3)の2つの外周エッジの側面(10)とりわけ隣接する2つの外周エッジの側面(10)に対して離れないように接続されている、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  5. ベースプレート(3)の寸法が、ウィンドウプレート(2)の寸法よりも小さいものである、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  6. フレーム(4)が、接合部によって、少なくとも、ウィンドウプレート(2)の垂直に立った外周エッジの側面(9)に対して、離れないように接続されている、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  7. フレーム(4)に対して接合されていない、ベースプレート(3)の外周エッジの側面(7)が、フレーム(4)に対して密に隣接している、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  8. フレーム(4)が、射出成形プロセスにおいて成形されており、該射出成形プロセスに先立って、フレーム材料に対して接合しない薬剤を外周エッジの側面(7)に付与することにより、フレーム(4)と外周エッジの側面(7)との間の接合の欠如が達成されている、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  9. フレーム(4)が、50ショアAよりも低い硬度の材料からなる、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  10. ベースプレート(3)とウィンドウプレート(2)との間に空間(6)が設けられており、かつ、比較的厚いイメージキャリアを挿入する必要がある場合に、前記空間を利用可能になっている、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  11. ウィンドウプレート(2)上のフレーム(4)に対して接合されていないベースプレー
    ト(3)の外周エッジの側面(7)の少なくとも一つを保持するために、保持機能部(20)が少なくとも一つ設けられている、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  12. 保持機能部(20)が、フレーム(4)と共に成形されている、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  13. 成形操作に先立って、かつ、保持機能部(20)の位置に、フレーム材料に対して接合しない薬剤がベースプレート(3)に付与されていることによって、保持機能部(20)とベースプレート(3)との間の接合していない状態が達成されている、請求項12に記載のフロアディスプレイ。
  14. フレーム(4)の上面が、最大限でも、ウィンドウプレート(2)の上面にまでしか延びておらず、かつ、とりわけ、斜め下方へのテーパになっている、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  15. プレート(2、3)が、少なくとも80cmの長さである、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  16. 滑り止め形状部(22)が、フレーム材料から形成されており、かつ、とりわけ、該フレーム材料と同時に成形されており、該滑り止め形状部が、ベースプレート(3)の下面に設けられている、上記請求項のいずれかに記載のフロアディスプレイ。
  17. フロアディスプレイの製造方法であって、
    射出成形型内に、ベースプレート(3)とウィンドウプレート(2)とが一緒に配置され、次いで、射出成形プロセスにおいて、可撓性材料からなるフレーム(4)が、ウィンドウプレート(2)の外周エッジの側面(9)の略全体に、および、ベースプレート(3)の多くとも2つの外周エッジの側面(10)に、接合されている、
    前記製造方法。
  18. 射出成形型内において、ウィンドウプレート(2)とベースプレート(3)との間に1以上の追加プレート(5)が配置され、かつ、射出成形操作の後に、これらの追加プレートが再び取り除かれている、請求項17に記載の方法。
  19. フレーム(4)に対して接合する必要がない、該プレート(2、3、5)の部分には、射出成形プロセスに先立ち、フレーム材料に接合しない薬剤が付与される、請求項17または18に記載の方法。
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