JP2012006659A - 二重袋およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋の裏シートの破れを防止することができるとともに、密封性、防水機能および防湿機能を向上させることができる、二重袋およびその製造方法を提供する。
【解決手段】二重袋の製造方法は、裏シート110と表シート120を一方向に連続して提供する段階と、前記裏シート110と前記表シート120のうち少なくとも一つ上にドット状に配列される接着剤130を提供する段階と、前記裏シート110と前記表シート120とを部分的に接着して二重シートを形成する段階と、前記二重シートを丸く巻いて前記二重シートの両端部を接着してチューブ状に成形する段階と、前記チューブ状の二重シートを切断して二重袋を形成する段階とを含んでなり、前記二重シートは前記一方向に沿ってシール部10、収容部20および封着部30を反復的に含み、前記接着剤130は前記封着部30に提供され、前記切断によって前記封着部30と前記シール部10とが分離される。
【選択図】図1

Description

本発明は、二重袋およびその製造方法に係り、さらに詳しくは、合成樹脂層、金属層および第1紙層のうち少なくとも一つを含む裏シートと、第2紙層、織物層およびコーティング層のうち少なくとも2つを含む表シートとを含んでなる二重袋およびその製造方法に関する。
一般に、合成樹脂袋とは、各種穀物類以外にも塩、砂糖、セメント、肥料、飼料、化学製品などの内容物を入れるためのバック(bag)をいう。この種の合成樹脂袋は、通常、完璧な密閉構造を採用し、破損の危険性がないようにポリエチレン材質で成形された合成樹脂フィルムからなる裏シートと、前記合成樹脂フィルムの外面にホットメルト接着される表シートとの二重構造で製作する。
従来の先行技術は、織物生地シートと紙生地シートとを貼り合わせてなる織物貼合紙とポリエチレンチューブフィルムを巻き戻し装置から巻き戻しながら、織物貼合紙には表紙印刷と同時にホットメルト噴射位置のマーキング作業を行い、ロールフィルムには空気を注入して筒状フィルムに作る工程、および前記印刷されたマークを感知センサーで感知し、
織物貼合紙の上端にホットメルト噴射を行う工程を含んでなる。前記ホットメルトが噴射された織物貼合紙と空気注入筒状フィルムとをガイドローラに投入して結合させ、織物貼合紙の表シートと筒状フィルムの裏シートからなる二重袋に製造するが、前記織物貼合紙の側面の一端部には接着剤を塗布して他端部を背貼りする工程を経る。前記背貼りされた二重筒状袋をM型成形ユニットに通過させて二重筒状袋の両側面がM字状に折り込まれるように成形する工程、および前記成形済みの二重筒状袋を押出機に送り出し、ゴム被覆ローラとスチールローラからなる引出ローラを通過させて接着を固定させる工程を順次経る。前記接着が固定された二重筒状袋を切断し、切断された二重筒状袋は、熱シール装置へ移動させて筒状フィルムの両側下端部を重ね合わせて熱シールによって融着した後、二重筒状袋の下端を縫製する工程を経ることを技術的要旨としている。
ところが、前記先行技術は、二重筒状袋を製造するとき、裏シートに該当するフィルムを筒状(すなわち、チューブ状)に成形した状態で、表シートに該当する織物貼合紙に貼り合わせた後、切断工程を経るが、この際、筒状フィルムは次の問題点を引き起こした。
表シートと裏シートとの伸張性の差により、二重袋の成形の際に裏シートの毀損が発生し、特に薄い裏シートは毀損の度合いが激しく、表シートと裏シートとの結合が容易ではないという問題点が発生した。
そこで、本発明は、かかる問題点を解決するためのもので、その目的は、袋の裏シートの破れを防止することができるともに、密封性、防水機能および防湿機能を向上させることができる、二重袋およびその製造方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、裏シートと表シートを一方向に連続して提供する段階と、前記裏シートと前記表シートのうち少なくとも一つ上にドット状に配列される接着剤を提供する段階と、前記裏シートと前記表シートとを部分的に接着して二重シートを形成する段階と、前記二重シートを丸く巻いて前記二重シートの両端部を接着してチューブ状に成形する段階と、前記チューブ状の二重シートを切断して二重袋を形成する段階とを含んでなり、前記二重シートは前記一方向に沿ってシール部、収容部および封着部を反復的に含み、前記接着剤は前記封着部に提供され、前記切断によって前記封着部と前記シール部とが分離されることを特徴とする、二重袋の製造方法を提供する。
ここで、前記収容部において、前記裏シートと前記表シートとは接着されないか、或いは部分的に接着されてもよい。
また、前記接着剤は、熱可塑性合成樹脂接着剤、溶剤型硬化性接着剤および水性エマルジョン接着剤の中から選ばれた少なくとも一つを含んでもよい。
また、前記裏シートは、合成樹脂層、金属層および第1紙層の中から選ばれた少なくとも一つを含み、前記表シートは、織物層、コーティング層および第2紙層の中から選ばれた少なくとも2つの層を含んでもよい。前記表シートは印刷されたシートを含んでもよい。
また、前記二重袋形成段階は、前記二重シートの前記シール部をシール処理するシール段階と、前記シール処理された前記シール部を縫製処理する下端返し縫段階とを含んでなってもよい。
また、前記二重シート形成段階および前記成形段階は連続して行われてもよい。
本発明の他の観点によれば、裏シートと表シートとを接着して形成され、シール部、封着部、および前記シール部と前記封着部との間の収容部を含む二重シートを成形して形成される二重袋であって、前記封着部において、前記裏シートと前記表シートとの間に接着剤がドット状に配列されるように提供され、前記裏シートと前記表シートとが部分的に接着されることを特徴とする、二重袋を提供する。
ここで、前記収容部は、裏シートと表シートとが接着されないか、或いは部分的に接着されてもよい。
また、前記接着剤は熱可塑性合成樹脂接着剤、溶剤型硬化性接着剤、および水性エマルジョン接着剤の中から選ばれた少なくとも一つを含んでもよい。
また、前記裏シートは合成樹脂層、金属層および第1紙層の中から選ばれた少なくとも一つを含み、前記表シートは織物層、コーティング層および第2紙層の中から選ばれた少なくとも2つの層を含んでもよい。
また、前記裏シートは第1合成樹脂層、金属層および第2合成樹脂層を含んでもよい。
また、前記合成樹脂層はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、およびナイロンの中から選ばれた少なくとも一つを含み、前記金属層はアルミニウムを含んでもよい。
本発明に係る二重袋およびその製造方法によれば、合成樹脂層、金属層および第1紙層のうち少なくとも一つを含む裏シートをフィルム状として表シートに接着する。板状のシートタイプである裏シートは、表シートに接着されると同時に、チューブ状に成形される。表シートと裏シートとの伸張性の差による裏シートの破れを防止することができ、切断過程における合成樹脂フィルムの伸張性による裏シートと表シートとの長さ差を解消することができる。
袋に内容物を充填した後、裏シートの合成樹脂層は水と湿気を遮断し、金属層は水、湿気および空気を遮断して内容物の変質を防ぐことができる。裏シートが紙層の場合には熱い内容物による袋の熱化現象を防止することができる。
衝撃の際に、袋の内皮である合成樹脂層および第1紙層のうち少なくとも一つを含む裏シートが緩衝作用をして袋の破裂危険性および外部のスクラッチにより袋が破れても、内部の内容物が外部に漏れることを防止することができる。
本発明の実施例に係る二重袋の概略斜視図である。 図1のI−I’に沿った縦断面図である。 図1のII−II’に沿った横断面図である。 裏シートとして合成樹脂層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして合成樹脂層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして合成樹脂層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして紙層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして紙層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして紙層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして合成樹脂層および紙層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして合成樹脂層および紙層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして合成樹脂層および紙層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして第1合成樹脂層、第2合成樹脂層およびこれらの間に介在した金属層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして第1合成樹脂層、第2合成樹脂層およびこれらの間に介在した金属層を採用した実施例を示す図である。 裏シートとして第1合成樹脂層、第2合成樹脂層およびこれらの間に介在した金属層を採用した実施例を示す図である。 本発明の実施例に係る二重袋の封着部が密封された状態を示す。 本発明の実施例に係る二重袋の製造方法を示す概略工程図である。 本発明の実施例に係る二重袋の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施例に係る二重袋の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施例に係る二重袋の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施例に係る二重袋の製造方法を説明するための図である。
以下、実施例によって本発明をより詳細に説明する。本発明の目的、特徴および利点は下記の実施例からさらに明白になるであろう。本発明は、これらの実施例に限定されず、他の形態に具体化されることも可能である。ここで紹介される実施例は、開示された内容が徹底且つ完全になるように、かつ本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に本発明の思想が十分に伝達されるようにするために提供される。
二重袋
図1は本発明の実施例に係る二重袋1の概略斜視図である。図2aは図1のI−I’に沿った縦断面図、図2bは図1のII−II’に沿った横断面図である。
図1、図2aおよび図2bを参照すると、本発明の実施例に係る二重袋1は、二重シート100で
形成され、シール部10、収容部20および封着部30を含んでなる。
シール部10は形成された袋の下端部を密封することができる。
収容部20は、二重袋1に内容物を収容することが可能な部分であり、裏シート110と表シート120との間の空気層が内容物の破損を減らすことができる。裏シート110の材質または厚さに応じて、収容部20に接着剤130がドット状に提供できる。例えば、裏シート110が0.03mm以下の薄いPEフィルムである場合、収容部20に接着剤130がドット状に提供でき、これにより裏シート110と表シート120との固定力が高まりうる。
封着部30は内容物投入部35を限定する。封着部30が封着される前に、内容物は内容物投入部35を介して収容部20に移動して収容される。封着部30には、表シート120と裏シート110とを接着させるための接着剤130が封着部30の横方向にドット状に提供される。
二重袋1の側面はM型成形ユニットを通過してM字状に折り込まれ、これにより内容物がないときは袋の嵩を減らすことができ、内容物があるときは袋の嵩を増して多くの内容物を入れることができる。
二重シート100は、裏シート110、表シート120、および表シート120と裏シート110との間の接着剤130を含んでなる。
封着部30では、裏シート110と表シート120との間に接着剤130がドット状に部分的に提供される。
収容部20では、裏シート110の厚さが薄い場合、裏シート110の固定力を高めるために収容部20の中心部にドット状に接着剤130が提供されてもよい。裏シート110と表シート120との部分的な接着により、収容部20に空気層が形成でき、前記形成された空気層によって内容物の損傷が防止できる。
本発明の実施例とは異なり、表シート120の一面全体に接着剤130を塗布して裏シート110を貼着すると、互いに異なる引張力の素材により内容物の充填や運搬などの取り扱いの際に裏シート110が破損するおそれが相当高くなる。
ところが、本発明の実施例によれば、内容物が二重袋1に投入されたとき、裏シート110と表シート120とが分離されているので、外部衝撃を受けても、伸長率の良い裏シート110が前記衝撃を一次的に吸収し、高強度の表シート120が前記衝撃を2次的に吸収することにより、内容物の破損が防止できる。
図3a〜図6cは図2bのA領域を拡大して示す。
図3a〜図3cは裏シート110として合成樹脂層110を採用した実施例を示し、図4a〜図4cは裏シート110として第1紙層113とを採用した実施例を示し、図5a〜図5cは裏シート110として合成樹脂層111および第1紙層113を採用した実施例を示し、図6a〜図6cは裏シート110として第1合成樹脂層111a、金属層112および第2合成樹脂層111bを採用した実施例を示す。
図3a〜図3cを参照すると、裏シート110は合成樹脂層111であってもよい。合成樹脂層111は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートおよびナイロンよりなる群から少なくとも一つを含むことができる。
合成樹脂層111は、袋内に入った内容物を外部の水または湿気から遮断して内容物の変性を防ぐことができる。
図3aを参照すると、表シート120は織物層121、コーティング層122および第2紙層123を含んでなる。第2紙層123と織物層121との間にコーティング層122が位置し、織物層121は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。織物層121は合成繊維またはプラスチック材料を用いた織物製を含んでもよく、コーティング層122はポリプロピレンまたはポリエチレン系の接着剤を含んでもよく、第2紙層123はクラフト紙を含んでもよい。
図3bを参照すると、表シート120は織物層121とコーティング層122を含んでなる。
コーティング層122は織物層121上に位置し、織物層121は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。
図3cを参照すると、表シート120は織物層121とコーティング層122を含んでなる。
織物層121はコーティング層122上に位置し、コーティング層122は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。
図4a〜図4cを参照すると、裏シート110は第1紙層113であってもよい。第1紙層113は袋内に熱い内容物を入れるとき、前記熱い内容物が表シート120の織物層121またはコーティング層122と直接接触することにより発生する袋の劣化現象を防ぐことができる。
図4aを参照すると、表シート120は織物層121、コーティング層122および第2紙層123を含んでなる。第2紙層123と織物層121との間にコーティング層122が位置し、織物層121は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。織物層121は合成繊維またはプラスチック材料を用いた織物製を含んでもよく、コーティング層122はポリプロピレンまたはポリエチレン系の接着剤を含んでもよく、第2紙層123はクラフト紙を含んでもよい。
図4bを参照すると、表シート120は織物層121とコーティング層122を含んでなる。
コーティング層122は織物層121上に位置し、織物層121は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。
図4cを参照すると、表シート120は織物層121とコーティング層122を含んでなる。
織物層121はコーティング層122上に位置し、コーティング層122は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は、裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。
図5a〜図5cを参照すると、裏シート110は第1紙層113および合成樹脂層111の多層構造であってもよい。
第1紙層113および合成樹脂層111の多層構造は防水、防湿および生地の劣化防止に効果的である。
図5aを参照すると、表シート120は織物層121、コーティング層122および第2紙層123を含んでなる。第2紙層123と織物層121との間にコーティング層122が位置し、織物層121は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。織物層121は合成繊維またはプラスチック材料を用いた織物製を含んでもよく、コーティング層122はポリプロピレンまたはポリエチレン系の接着剤を含んでもよく、第2紙層123はクラフト紙を含んでもよい。
図5bを参照すると、表シート120は織物層121とコーティング層122を含んでなる。コーティング層122は織物層121上に位置し、織物層121は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。
図5cを参照すると、表シート120は織物層121とコーティング層122を含んでなる。
織物層121はコーティング層122上に位置し、コーティング層122は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。
図6a〜図6cを参照すると、裏シート110は金属層112を含んでもよい。合成樹脂層111はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートおよびナイロンよりなる群から選ばれた少なくとも一つを含んでもよく、金属層112はアルミニウムを含んでもよい。金属層112は前記第1合成樹脂層111aと第2合成樹脂層111bとの間に挟まれてもよい。
金属層112を含む合成樹脂層111は、水または湿気が袋内に透過することを遮断するうえ、空気の透過も遮断することにより、内容物が空気および湿気と接触して変質することを防止することができる。
図6aを参照すると、表シート120は織物層121、コーティング層122および第2紙層123を含んでなる。第2紙層123と織物層121との間にコーティング層122が位置し、織物層121は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。織物層121は合成繊維またはプラスチック材料を用いた織物製を含んでもよく、コーティング層122はポリプロピレンまたはポリエチレン系の接着剤を含んでもよく、第2紙層123はクラフト紙を含んでもよい。
図6bを参照すると、表シート120は織物層121とコーティング層122を含んでなる。コーティング層122は織物層121上に位置し、織物層121は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。
図6cを参照すると、表シート120は織物層121とコーティング層122を含んでなる。織物層121はコーティング層122上に位置し、コーティング層122は接着剤130によって裏シート110と接着する。接着剤130は裏シート110と表シート120との間にドット状に提供される。
図7は本発明の実施例に係る二重袋1の封着部30が密閉された状態を示す図である。
図1および図7を参照すると、二重袋1の内容物投入部35を介して収容部20に内容物が充填されると、封着部30の裏シート110と裏シート110とが互いに接着されて密閉される。封着部30は互いに当接する裏シート110部分を接着させた後、表シート120と共に返し縫する段階を経てさらにきっちり密閉できる。
二重袋の製造方法
図8は本発明の実施例に係る二重袋の製造方法を示す概略工程図、図9a〜図9dは本発明の実施例に係る二重袋の製造方法を説明するための図である。
図8および図9a〜図9dを参照すると、本発明に係る二重袋1の製造方法は、表シート形成段階(S10)、印刷段階(S20)、接着段階(S30)、成形および切断段階(S40)、シール段階(S50)、並びに下端返し縫段階(S60)を含む。
表シート形成段階(S10)は、織物層121に第2紙層123を貼り合わせる段階であって、織物層121と第2紙層123はそれぞれのロール(図示せず)に巻かれている。
それぞれのロール(図示せず)に巻かれている織物層121と第2紙層123はそれぞれのロール(図示せず)から巻き取られて貼合ローラ(図示せず)で貼り合わせられ、表シート形成段階(S20)で、織物層121と第2紙層123とはコーティング層122としてのポリプロピレンまたはポリエチレン系接着剤を用いて接着される。
表シート形成段階(S10)は、織物層121および/または第2紙層123を含む表シート120に商標、注意事項および成分などを印刷する印刷段階(S20)を含んでもよい。
図9aを参照すると、表シート120はロールから巻き取られるフィルム状の裏シート110と接着剤130によって部分的に接着される。これにより、二重シート100が形成される。表シート120に接着される裏シート110によって二重袋1の密封性と防水および防湿機能が向上できる。
裏シート110と表シート120は、裏シート110および表シート120のうちいずれか一つにホットメルト付着装置131によって接着剤130がドット状に配列された状態で接着して連続的に提供されて伸長する。
接着剤130は、熱可塑性合成樹脂接着剤、溶剤型硬化性接着剤および水性エマルジョン接着剤の中から選ばれた少なくとも一つを含んでもよい。前記熱可塑性合成樹脂接着剤は、好ましくはホットメルト接着剤が使用できる。
裏シート110の材質または厚さに応じて、収容部20に接着剤130がドット状に提供できる。例えば、裏シート110が0.03mm以下の薄いPEフィルムである場合、収容部20に接着剤130がドット状に提供でき、これにより裏シート110と表シート120の固定力が高まりうる。
収容部20の裏シート110と表シート120との間が接着剤130で接着されないか或いは部分的に接着されると、両シートの間に空気層が形成されて内容物の破損が防止でき、湿気から内容物が保護できる。
二重シート100の封着部30と収容部20にドット状に接着剤130が配列できる。
図9bおよび図9cを参照すると、成形および切断段階(S40)は、伸長する二重シート100を丸く巻いた状態で内容物投入部35が二重シート100の伸長方向に向かうようにして、二重シート100をチューブ状に成形する過程を含んでもよい。前記二重シート100の裏シート110は裏シート110の両端部を接着して裏シート接合領域を形成し、裏シート接合領域の伸長方向は二重シート100の伸長方向と進行方向とが同一になるようにすることができる。裏シート110の接着は、好ましくは熱融着シールで行われる。
裏シート110と裏シート110とが接着されることにより、表シート120の両端部が接着されて表シート接合領域が形成され、これによりチューブ状の二重シート100を形成する。表シート接合領域の伸長方向は、裏シート接合領域の伸長方向と同一の方向に進行できる。表シート120と表シート120との接着に使用できる接着剤はポリプロピレン樹脂系接着剤であってもよい。
前記成形段階および切断段階(S40)を介して、裏シート110は裏シート110と熱融着シールされ、表シート120は表シート120と接着され、裏シート110と表シート120は接着剤130を用いて封着部30と収容部20とが部分的に接着されるチューブ状の二重シート100に成形される。
成形されたチューブ状の二重シートがM型成形ユニットを介してM字状に折り込まれた側面を持つように、二重シートを成形する段階を含んでもよい。成形されたチューブ状の二重シートを予め配列された接着点の間隔に合わせて袋の長さだけ切断して二重袋1を形成することができる。切断された二重シート100は、上部が開放され且つ内部には収容部20を有するチューブ状の二重袋1になれる。
前記印刷段階(S20)、前記接着段階(S30)、並びに前記成形および切断段階(S40)は一つの設備で同時に行われてもよい。
前記シール段階(S50)は、二重袋の開放された下端を熱融着シールして密閉させる。但し、裏シート110が第1紙層113のみからなる場合には、熱融着シールを行わず、返し縫して二重袋1を密閉させる。
シール段階(S50)で、第1紙層113からなる裏シート110は熱融着シールを行うことができないので、第1紙層113および合成樹脂層111からなる多層構造の裏シート110を採用する場合には第1紙層113に接着剤130が提供される。
第1紙層113を裏シート110とする場合、熱い内容物によって袋が熱くなる現象を防止することができる。
裏シート110と表シート120とは、封着部30と収容部20に提供されたホットメルト接着剤130によって部分的に接着される。
下端返し縫段階(S60)を経て、シール段階(S50)でシール部10を密閉させた袋の封着強度を高める。封着強度を高めるために、ホットメルト接着剤を用いてテープでシール部10を密閉させる段階を含んでもよい。
返し縫を行ってから縫製線が外部に表示され、返し縫部分には孔が設けられるので、テープを用いて内容物の漏れを完全に防ぐ。
第1紙層113からなる裏シート110は、内容物が熱いときに生地の劣化を防止するための用途であるため、内容物の漏れを防ぐための上述したような処理を必要としない。
図9dを参照すると、完成した二重袋1は外部から裏シート接合領域の識別が不可能であるが、表シート接合領域は二重袋1の中心部に長手方向に存在して外部から識別可能である。
本発明の実施例では、表シート120に印刷処理する印刷段階(S20)と、成形された袋の端部を熱融着させるシール段階(S50)を含む工程として説明しているが、印刷段階(S20)とシール段階(S50)は作業の効率性などを考慮して工程から排除してもよい。
以上、本発明の具体的な実施例について詳細に開示したが、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱することなく様々な変形を加え得ることを理解するであろう。よって、開示された実施例は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されるべきである。本発明の範囲は前述した説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等の範囲内にある全ての差異点は本発明に含まれるものと解釈されるべきであろう。
1 二重袋
10 シール部
20 収容部
30 封着部
35 内容物投入部
100 二重シート
110 裏シート
111a 第1合成樹脂層
111b 第2合成樹脂層
112 金属層
113 第1紙層
120 表シート
121 織物層
122 コーティング層
123 第2紙層
130 接着剤
131 ホットメルト付着装置
140 返し縫線

Claims (13)

  1. 裏シートと表シートを一方向に連続して提供する段階と、
    前記裏シートと前記表シートのうち少なくとも一つ上にドット状に配列される接着剤を提供する段階と、
    前記裏シートと前記表シートとを部分的に接着して二重シートを形成する段階と、
    前記二重シートを丸く巻いて前記二重シートの両端部を接着してチューブ状に成形する段階と、
    前記チューブ状の二重シートを切断して二重袋を形成する段階とを含んでなり、
    前記二重シートは前記一方向に沿ってシール部、収容部および封着部を反復的に含み、
    前記接着剤は前記封着部に提供され、
    前記切断によって前記封着部と前記シール部とが分離されることを特徴とする、二重袋の製造方法。
  2. 前記収容部において、前記裏シートと前記表シートとは接着されないか或いは部分的に接着されることを特徴とする、請求項1に記載の二重袋の製造方法。
  3. 前記接着剤は、熱可塑性合成樹脂接着剤、溶剤型硬化性接着剤および水性エマルジョン接着剤の中から選ばれた少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項1に記載の二重袋の製造方法。
  4. 前記裏シートは合成樹脂層、金属層および第1紙層の中から選ばれた少なくとも一つを含み、
    前記表シートは織物層、コーティング層および第2紙層の中から選ばれた少なくとも2つの層を含むことを特徴とする、請求項1に記載の二重袋の製造方法。
  5. 前記表シートは印刷されたシートを含むことを特徴とする、請求項1に記載の二重袋の製造方法。
  6. 前記二重袋形成段階は、
    前記二重シートの前記シール部をシール処理するシール段階と、
    前記シール処理された前記シール部を縫製処理する下端返し縫段階とを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の二重袋の製造方法。
  7. 前記二重シート形成段階および前記成形段階は連続して行われることを特徴とする、請求項1に記載の二重袋の製造方法。
  8. 裏シートと表シートとを接着して形成され、シール部、封着部、および前記シール部と前記封着部との間の収容部を含む二重シートを成形してなる二重袋であって、
    前記封着部において、前記裏シートと前記表シートとの間に接着剤がドット状に配列されるように提供されることにより、前記裏シートと前記表シートとが部分的に接着されることを特徴とする、二重袋。
  9. 前記収容部は、前記裏シートと前記表シートとが接着されないか或いは部分的に接着されることを特徴とする、請求項8に記載の二重袋。
  10. 前記接着剤は、熱可塑性合成樹脂接着剤、溶剤型硬化性接着剤および水性エマルジョン接着剤の中から選ばれた少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項8に記載の二重袋。
  11. 前記裏シートは合成樹脂層、金属層および第1紙層の中から選ばれた少なくとも一つを含み、
    前記表シートは織物層、コーティング層および第2紙層の中から選ばれた少なくとも2つの層を含むことを特徴とする、請求項8に記載の二重袋。
  12. 前記裏シートは第1合成樹脂層、金属層、および第2合成樹脂層を含むことを特徴とする、請求項8に記載の二重袋。
  13. 前記合成樹脂層はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、およびナイロンの中から選ばれた少なくとも一つを含み、
    前記金属層はアルミニウムを含むことを特徴とする、請求項11に記載の二重袋。
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