JP2012003576A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】より自然な画像処理を顔画像に施す。
【解決手段】撮像装置100であって、顔画像を取得するレンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3と、取得された顔画像において組をなす2つの対応する領域を特定する顔画像処理部11の特定部11aと、特定された顔画像の2つの対応する領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する顔画像処理部11の補正部11cと、を備えている。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
従来より、被写体の顔を撮像した顔画像を印刷出力する自動写真撮影装置において、顔画像の一部分を拡大又は縮小させて顔画像を変形させる技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−267156号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、単に顔画像の一部分を拡大又は縮小することで顔画像を変形させた場合、処理後の画像の一部分が目立ち不自然な画像になってしまうという問題があった。
そこで、本発明の課題は、より自然な画像処理を顔画像に施すことである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像処理装置は、顔画像を取得する取得手段と、この取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する領域を特定する領域特定手段と、この領域特定手段により特定された前記顔画像の2つの対応する領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する補正手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段により特定された2つの対応する領域のうち、前記補正手段による補正の基準となる領域を、所定条件に基づいて決定する決定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段により特定された2つの対応する領域のうち、前記補正手段による補正の基準となる領域の指定入力を受け付ける補正基準指定受付手段を更に有し、前記決定手段は、前記補正基準指定受付手段により受け付けられた指定入力の内容に基づいて前記補正手段による補正の基準となる一方の領域を決定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段は、更に前記顔画像において組をなす2つの対応する顔構成部を特定し、
前記補正手段は、前記領域特定手段によって特定された前記顔画像の2つの対応する顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正した顔画像を生成することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段は、組をなす2つの対応する顔構成部として前記顔画像に存在する両目をそれぞれ特定し、前記補正手段は、前記領域特定手段により特定された両目のうち、一方の目を基準として他方の目を補正することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段は、組をなす2つの対応する領域として前記顔画像に存在する両目をそれぞれ特定し、前記決定手段は、前記領域特定手段により特定された両目のうち、大きい方の目を補正の基準とする一方の目とし、前記補正手段は、前記決定手段により決定された前記一方の目の大きさに基づいて他方の目の大きさを補正することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段は、組をなす2つの対応する顔構成部として前記顔画像に存在する2つの口角をそれぞれ特定し、前記補正手段は、前記領域特定手段により特定された2つの口角のうち、一方の口角に基づいて他方の口角を補正することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項4〜7の何れか一項に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段により特定された2つ以上の組をなす2つの対応する顔構成部のうち、前記補正手段による補正を行う顔構成部の指定入力を受け付ける補正対象指定受付手段を更に有し、前記補正手段は、前記補正対象指定受付手段により受け付けられた指定入力の内容に基づいて補正すべき顔構成部を決定することを特徴とする。
請求項9に記載の発明の画像処理装置は、顔画像を取得する取得手段と、この取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する顔構成部を特定する顔構成部特定手段と、この顔構成部特定手段により特定された前記顔画像の2つの対応する顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正した顔画像を生成する補正手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明の画像処理方法は、画像処理装置に、顔画像を取得する処理と、取得された顔画像において、組をなす2つの対応する領域を特定する処理と、特定された前記顔画像の2つの対応する領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する処理と、を実行させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明の画像処理方法は、画像処理装置に、顔画像を取得する処理と、取得された顔画像において、組をなす2つの対応する顔構成部を特定する処理と、特定された前記顔画像の2つの対応する顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正した顔画像を生成する処理と、を実行させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明のプログラムは、画像処理装置が備えるコンピュータを、顔画像を取得する取得手段、この取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する領域を特定する領域特定手段、この領域特定手段により特定された前記顔画像の2つの対応する領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する補正手段、として機能させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明のプログラムは、画像処理装置が備えるコンピュータを、顔画像を取得する取得手段、この取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する顔構成部を特定する顔構成部特定手段、この顔構成部特定手段により特定された前記顔画像の2つの対応する顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正した顔画像を生成する補正手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、より自然な画像処理を顔画像に施すことができる。
本発明を適用した一実施形態の画像処理装置として機能する撮像装置の一例を示す図である。 撮像処理の流れの一例を示すフローチャートである。 補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。 領域特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 目の補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。 口角の補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。 顔画像の画像データを表示部に表示させた一例を示す図である。 補正後の顔画像の画像データの一例を示す図である。 撮像装置の変形例の一例を示す図である。 変形例における補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10の続きを示すフローチャートである。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の画像処理装置として機能する撮像装置100を示す図である。
画像処理装置として機能する撮像装置100は、顔画像の画像データを取得し、取得した顔画像の略中央部を所定方向に延在する中心線を基準として2つの領域を特定し、特定された顔画像の2つの領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正する。
具体的には、図1に示すように、撮像装置100は、レンズ部1と、電子撮像部2と、撮像制御部3と、画像データ生成部4と、画像メモリ5と、記録媒体6と、表示制御部7と、表示部8と、操作入力部9と、CPU10と、顔画像処理部11と、を備えている。
また、撮像制御部3と、CPU10は、顔画像処理部11と、例えば、カスタムLSI1Aとして設計されている。
レンズ部1は、複数のレンズから構成され、ズームレンズやフォーカスレンズ等を備えている。
また、レンズ部1は、図示は省略するが、被写体(例えば顔F;図7参照)の撮像の際に、ズームレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる合焦駆動部等を備えていても良い。
電子撮像部2は、被写体を撮像して画像データを生成する。例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部1の各種レンズを通過した光学像を2次元の画像信号に変換する。
撮像制御部3は、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像制御部3は、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部2を走査駆動して、所定周期毎に光学像を電子撮像部2により2次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部2の撮像領域から1画面分ずつ画像フレームを読み出して画像データ生成部4に出力させる。
また、撮像制御部3は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体Sの撮像条件の調整制御を行う。
ここで、レンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3は、顔画像の画像データを取得する取得手段を構成している。
図7は、顔画像の画像データを表示部8に表示させた一例を示す。
画像データ生成部4は、電子撮像部2から転送された画像フレームのアナログ値の信号に対してRGBの各色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。
カラープロセス回路から出力される輝度信号Y及び色差信号Cb,Crは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用される画像メモリ5にDMA転送される。
画像メモリ5は、例えば、DRAM等により構成され、CPU10や、顔画像処理部11等によって処理されるデータ等を一時記憶する。
記録媒体6は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成され、画像処理部のJPEG圧縮部(図示略)により符号化された撮像画像の記録用の画像データを記録する。
表示制御部7は、画像メモリ5に一時的に記憶されている表示用画像データや記録媒体6に記録された画像データを読み出して表示部8に表示させる制御を行う。
具体的には、表示制御部7は、VRAM、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、CPU10の制御下にて画像メモリ5から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部8に出力する。
また、表示制御部7は、顔画像処理部11の補正部11c(後述)による補正結果を表示部8に表示させる。
さらに、表示制御部7は、補正結果の表示を表示部8に行わせると共に、表示された補正結果を保存するか否かをユーザに確認するための確認処理を行う。確認処理として、例えば、表示制御部7は、表示された補正結果を顔画像に保存するか否かを選択するための保存可否選択表示を表示部8に表示させる。
そして、保存可否選択処理に対して、補正結果を保存するか否かの選択入力として、操作入力部9の決定ボタン9cや取消ボタン9d(後述)に対する入力操作がユーザにより行われる。
表示部8は、例えば、液晶表示装置であり、表示制御部7からのビデオ信号に基づいて電子撮像部2により撮像された画像などを表示画面に表示する。具体的には、表示部8は、撮像モードにて、レンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3による被写体の撮像により生成された複数の画像フレームに基づいてライブビュー画像を表示したり、本撮像画像として撮像された顔画像を表示する。
操作入力部9は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものである。具体的には、操作入力部9は、被写体の撮影指示に係るシャッタボタン9a、メニュー画面にて撮像モードや機能等の選択指示に係るモードボタン9b、ズーム量の調整指示に係るズームボタン(図示略)、補正を行うか否かの決定に係る決定ボタン9c及び取消ボタン9d等を備え、これらのボタンの操作に応じて所定の操作信号をCPU10に出力する。
CPU10は、撮像装置100の各部を制御するものである。具体的には、CPU10は、撮像装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行うものである。
顔画像処理部11は、特定部11aと、比較部11bと、補正部11cと、補正基準決定部11dと、補正実行決定部特定部11eとを具備している。
特定部11aは、レンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3の協働により撮像、取得された画像データから顔画像を検出する。顔画像の検出は、例えば所定のテンプレートとの比較に基づく検出や顔画像の輪郭抽出に基づく検出等、種々の方法を採用することができる。
また、特定部11aは、レンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3により取得された顔画像の略中央部を所定方向に延在する中心線を基準として2つの領域を特定する。
具体的には、特定部11aは、顔画像の画像フレーム内から2つの目に相当する顔構成部を検出する。また、特定部11aは、2つの目のそれぞれの黒目の中心の座標(例えば図8に示す座標(Xa,Ya)及び座標(Xb,Yb)等)を検出する。ここでいう座標とは、顔画像の画像データの所定位置を原点として、画像領域に対して互いに直行する所定の2方向(例えば図8に示すX方向及びY方向)に基づいて表される原点(例えば図8に示す原点O)に対する位置情報である。2つの目のそれぞれの黒目の中心の座標を検出すると、特定部11aは、検出された2つの目のそれぞれの黒目の中心の座標の中間点を通り、かつ、検出された2つの目のそれぞれの黒目の中心の座標を結ぶ線分に略直交するように延在する線分(例えば図8に示す線分C)の軌跡を算出し、当該線分を顔画像の略中央部を所定方向に延在する中心線とする。特定部11aは、当該線分を基準として分かたれた顔画像の2つの領域(例えば図8に示す領域F1、F2)を特定する。
ここで、特定部11aは、レンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する領域を特定する領域特定手段を構成している。ここでいう「組」とは、共通の構成又は共通の構成を含む2つの領域をさす。例えば、2つの目(例えば図7に示す左目El、右目Er)や2つの口角(例えば図7に示す左の口角Ml、右の口角Mr)等の顔構成部や、これらの構成部をそれぞれ1つ以上含む顔画像の領域が挙げられる。
また、特定部11aは、取得された顔画像から、組をなす2つの対応する領域として、組をなす2つの対応する顔構成部を特定する。
例えば、特定部11aは、顔画像において組をなす2つの対応する顔構成部として、両目(例えば図7に示す左目El、右目Er)を特定する。例えば、特定部11aは、顔画像に存在する黒目や白目を特定することで両目(2つの目)を特定する。この場合、特定部11aは、黒目や白目とその周囲の顔画像の領域との画素値、明るさ等の差に基づいて目を特定する。
また、特定部11aは、目の大きさに関する情報を取得する。例えば、特定部11aは、2つの目のそれぞれの黒目のY方向に沿った連続する画素数を取得する。
また、特定部11aは、顔画像において組をなす2つの対応する顔構成部として、顔画像に存在する2つの口角(例えば図7に示す左の口角Ml、右の口角Mr)を特定する。例えば、特定部11aは、口角とその周囲の顔画像の領域との画素値、明るさ等の差に基づいて口角を特定する。
ここで、特定部11aは、顔画像において組をなす2つの対応する顔構成部をそれぞれ特定する顔構成部特定手段を構成している。
なお、便宜上、図7に示す顔画像において存在する2つの目のうち、向かって左に位置する目を左目Elとし、向かって右に存在する目を右目Erとしている。左目Elは、被写体にとっての右目であり、右目Erは、被写体にとっての左目である。
また、図7に示す顔画像において存在する2つの口角のうち、向かって左に位置する目を左の口角Mlとし、向かって右に存在する口角を右の口角Mrとしている。左の口角Mlは、被写体にとっての右の口角であり、右の口角Mrは、被写体にとっての左の口角である。
また、特定部11aは、2つの口角の位置に関する情報を取得する。図8に示す顔画像の場合、特定部11aは、2つの口角のY方向の座標(Y1、Y2)を取得する。
また、特定部11aは、2つの口角の位置に関する情報として、口の最下端の位置に関する情報を取得するここでいう「口の最下端」とは、顔画像の略中央部を所定方向に延在する中心線(例えば図8に示す線分C)に沿う方向側の口の端部であって、目に対して遠い方の端部である。図8に示す顔画像の場合、特定部11aは、図8に示す口の最下端の位置に関するY方向の座標(Y3)を取得する。
比較部11bは、特定部11aにより特定された、顔画像に存在する組をなす2つの対応する顔構成部どうしを比較し、予め定められた条件に基づいた判定結果を出力する。
例えば、比較部11bは、特定部11aにより組をなす2つの対応する顔構成部として特定された、2つの目の大きさを比較する。具体的には、例えば、比較部11bは、特定部11aにより取得された2つの目のそれぞれの黒目のY方向に沿った連続する画素数を比較する。そして、比較部11bは、当該画素数が相対的に大きい方の目を特定する。また、比較部11bは、2つの目の大きさの比率を取得する。例えば、比較部11bは、2つの目のそれぞれの黒目のY方向に沿った連続する画素数の比率を算出し、2つの目の大きさの比率とする。
本実施形態では、目の大きさを黒目のY方向に沿った連続する画素数に基づいて比較、特定しているが、他の方法で目の大きさを比較してもよい。例えば、2つの目のそれぞれの白目のX方向に沿った連続する画素数の最大値に基づいてもよいし、黒目のY方向に沿った連続する画素数及び2つの目のそれぞれの白目のX方向に沿った連続する画素数の両方に基づいて総合的に目の大きさを比較、判定してもよいし、2つの目のそれぞれの黒目や白目を構成する画素数を比較するようにしてもよい。
また、比較部11bは、特定部11aにより組をなす2つの対応する顔構成部として特定された、2つの口角の位置を比較する。例えば、比較部11bは、口の最下端の位置に関する情報として取得されたY方向の座標が示す位置に対する口角の位置として取得されたY方向の座標の座標が示す位置を、口角の位置として、2つの口角のそれぞれについて算出する。そして、比較部11bは、2つの口角のそれぞれについて算出された口角の位置を比較し、口角の位置が高い口角がどちらであるかを判定する。そして、比較部11bは、口角の位置が高い口角を特定する。
補正部11cは、特定部11aにより特定された顔画像の2つの領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する。
図8は、補正後の顔画像の画像データの一例を示す。図8では、目の大きさの補正結果について明確にするため、図7において網掛けされた黒目の部分の網掛けを省略している。
具体的には、補正部11cは、特定部11aにより特定された、顔画像の2つの顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正する。例えば、補正部11cは、一方の目を基準として他方の目を補正する。
図8に示す例では、一方の目(図7、図8に示す左目El)に基づいて他方の目(図7に示す右目Er)の画像領域の大きさを補正しており、補正後の他方の目を右目Er2として示している。具体的には、補正部11cは、比較部11bにより大きい方の目として特定された目を一方の目とし、当該一方の目より小さい他方の目の大きさを当該一方の目の大きさとほぼ同一になるように拡大補正している。ここで、補正部11cは、比較部11bにより算出された2つの目のそれぞれの黒目のY方向に沿った連続する画素数の比率に基づいて、2つの目のY方向に沿った幅方向の大きさがほぼ同一になるように補正する。
また、例えば、補正部11cは、一方の口角を基準として他方の口角を補正する。
図8に示す例では、比較部11bにより口角の位置が高い口角として特定された口角(図7、図8に示す左の口角Ml)を一方の口角とし、他方の口角(図7に示す右の口角Mr)のY方向の座標を一方の口角のY方向の座標に合わせるように補正しており、補正後の他方の口角を右の口角Mr2として示している。
ここで、補正部11cは、特定部11aにより特定された顔画像の2つの対応する領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する補正手段を構成している。
補正基準決定部11dは、補正部11cによる補正において補正の基準となる顔構成部を、所定条件に基づいて決定する。
例えば、所定条件として、「比較部11bにより大きい方の目と特定された目を、補正の基準とする一方の目とする」を用いる場合、補正基準決定部11dは、比較部11bによる特定結果の入力を受け、補正の基準となる一方の目を決定する。
同様に、例えば、所定条件として、「比較部11bにより口角の位置が高い口角として特定された口角を、補正の基準とする一方の口角とする」を用いる場合、補正基準決定部11dは、比較部11bによる特定結果の入力を受け、補正の基準となる一方の口角を決定する。
ここで、補正基準決定部11dは、補正部11cによる補正の基準となる一方の顔構成部を、所定条件に基づいて決定する補正基準決定手段を構成している。
補正実行決定部11eは、操作入力部9の決定ボタン9c、取消ボタン9dにより受け付けられた選択入力の内容に基づいて補正部11cによる補正結果を保存するか否かを決定する。具体的には、表示制御部7により表示部8に表示された補正結果を保存するか否かを選択するための保存可否確認表示に対して決定ボタン9cが操作された場合、補正実行決定部11eは、表示された補正結果に対応する画像データを画像処理部のJPEG圧縮部に出力する。これによって、補正部11cによる補正が施された顔画像の画像データが記録媒体6に記録される。一方、表示された補正結果を保存するか否かを選択するためのダイアログ表示に対して取消ボタン9dが操作された場合、補正実行決定部11eは、表示された補正結果を破棄する。
次に、撮像装置100による画像処理方法について、図2〜図6を参照して説明する。
図2は、撮像処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、レンズ部1が被写体(例えば顔F;図7参照)にフォーカスを合わせるよう動作し、撮像制御部3の制御のもとで電子撮像部2が被写体を撮像して画像データを生成する(ステップS1)。その後、顔画像処理部11の特定部11aは、ステップS1の処理により取得された画像データから顔画像を検出する(ステップS2)。そして、顔画像処理部11は、顔画像に対して補正処理を行う(ステップS3)
ここで、補正処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、特定部11aが、領域特定処理を行う(ステップS11)。
ここで、領域特定処理について、図4を用いて説明する。
領域特定処理において、特定部11aは、顔画像の画像フレーム内から2つの目に相当する顔構成部を検出する(ステップS31)。また、特定部11aは、2つの目のそれぞれの黒目の中心の座標を検出する(ステップS32)。そして、特定部11aは、2つの黒目の中心の座標を結ぶ線分の中間点に略直交する線分(例えば図8に示す線分C)の軌跡を算出し、当該線分を顔画像の略中央部を所定方向に延在する中心線とする(ステップS33)。特定部11aは、当該中心線を基準として顔画像を左右の領域(例えば図8に示す領域F1、F2)に分ける(ステップS34)。以上で、領域特定処理が終了する。
領域特定処理の後、特定部11aは更に、左右の2つの領域の各々に共に存在する顔構成部(例えば2つの目及び2つの口角)を特定する(ステップS12)。特定部11aは、例えば目や口とその周囲の顔画像の領域との画素値、明るさ等の差に基づいて目や口を特定する。また、特定部11aは、2つの目の大きさに関する情報及び2つの口角の位置に関する情報を示す座標を取得する(ステップS13)。特定部11aは、例えば、2つの目のそれぞれの黒目のY方向に沿った連続する画素数を取得する。また、特定部11aは、例えば、2つの口角のY方向の座標(Y1、Y2)と、図8に示す口の最下端の位置に関するY方向の座標(Y3)と、を取得する(図8を参照)。
ステップS13の処理後、顔画像処理部11は、目の補正処理を行う(ステップS14)。
ここで、目の補正処理について、図5を用いて説明する。
比較部11bは、ステップS13の処理により取得された2つの目の大きさに関する情報に基づいて2つの目の大きさを比較する(ステップS41)。そして、比較部11bは、大きい方の目を特定する(ステップS42)。具体的には、例えば、比較部11bは、2つの目のそれぞれの黒目のY方向に沿った連続する画素数を比較する。そして、比較部11bは、当該画素数が相対的に大きい方の目を特定する。
また、比較部11bは、2つの目の大きさの比率を取得する(ステップS43)。例えば、比較部11bは、2つの目のそれぞれの黒目のY方向に沿った連続する画素数の比率を算出し、2つの目の大きさの比率とする。
ステップS43の処理後、補正部11cは、ステップS43の処理により比較部11bにより算出された2つの目の大きさの比率に基づいて、ステップS42の処理により大きい方の目として特定された一方の目の幅方向の大きさと、他方の目の幅方向の大きさとがほぼ同一になるように、他方の目、即ち小さい方の目を大きくするように補正する(ステップS44)(図8を参照)。以上で目の補正処理が終了する。
目の補正処理後、顔画像処理部11は、口角の補正処理を行う(ステップS15)。
ここで、口角の補正処理について、図6を用いて説明する。
比較部11bは、ステップS13の処理により取得された2つの口角の位置に関する情報に基づいて、2つの口角の位置をそれぞれ算出する(ステップS51)。そして、比較部11bは、2つの口角の位置を比較し(ステップS52)、口角の位置が高い口角を特定する(ステップS53)。
ステップS53の処理後、補正部11cは、ステップS53の処理により口角の位置が高い口角として特定された口角を一方の口角とし、他方の口角の位置を一方の口角の位置に合わせるように補正する(ステップS54)(図8を参照)。以上で、口角の補正処理が終了する。
口角の補正処理後、表示制御部7が補正部11cによる補正結果を表示する(ステップS16)。また、表示制御部7が、表示された補正結果を保存するか否かを選択するための保存可否確認表示を行う(ステップS17)。その後、CPU10は、ステップS17の処理により表示された保存可否確認表示に対して操作入力部9の決定ボタン9c又は取消ボタン9dに対する入力操作がなされるまで待機する(ステップS18;NO)。
補正実行決定部11eは、ステップS17の処理による保存可否確認表示に対して操作入力部9の決定ボタン9c又は取消ボタン9dに対する入力操作がなされると(ステップS18;YES)、補正実行決定部11eは、操作入力部9の決定ボタン9cに対する入力操作がなされたか否か判定する(ステップS19)。操作入力部9の決定ボタン9cに対する入力操作がなされた場合(ステップS19;YES)、補正実行決定部11eは、表示された補正結果に対応する画像データを画像処理部のJPEG圧縮部に出力する(ステップS20)。一方、ステップS19の判定において、操作入力部9の決定ボタン9cに対する入力操作がなされていない場合(ステップS19;NO)即ち取消ボタン9dが操作された場合、補正実行決定部11eは、表示された補正結果を破棄し(ステップS21)、補正前の顔画像の画像データを画像処理部のJPEG圧縮部に出力する。ステップS20又はステップS21の処理後、補正処理が終了する。
補正処理の終了後、記録媒体6が、画像処理部のJPEG圧縮部により符号化された画像データを記録する(ステップS4)。以上で処理が終了する。
図2のフローチャートでは、ステップS1の処理による顔画像の撮像により取得された顔画像に対する補正処理について記載しているが、補正処理は顔画像の撮像時に限らず行うことができる。例えば、記録媒体6に既に記憶されている顔画像の画像データに対して補正処理を施すこともできる。
また、図2のフローチャートでは、撮像された顔画像の画像データに対して自動的に補正処理が行われているが、撮像後すぐに顔画像の補正を自動的に行うか否かを予め設定することができるようにしてもよい。例えば、撮像前に、撮像後すぐに顔画像の補正を自動的に行うか否かの設定を操作入力部9の決定ボタン9c又は取消ボタン9dに対する入力操作等に基づいて決定する等の方法が挙げられる。決定された、撮像後すぐに顔画像の補正を自動的に行うか否かの設定を、記録媒体6等の記憶装置に記録、保持させるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、レンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3が顔画像を取得し、顔画像処理部11の特定部11aが組をなす2つの対応する領域を特定し、特定された顔画像の2つの領域のうち、顔画像処理部11の補正部11cが一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する。
つまり、顔画像の一方の領域は、何ら補正を施していない自然な状態の顔画像であるので、一方の領域を基準として他方の領域を補正することで、補正が施された他方の領域の補正結果も自然な印象とすることができる。このように、撮像装置100によれば、より自然な画像処理を顔画像に施すことができる。
また、特定部11aが、組をなす2つの対応する顔構成部(例えば目や口角等)をそれぞれ特定し、補正部11cが、特定された2つの顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正する。
これによって、顔画像の2つの領域のうち一の領域(他方の領域)全体を補正せずとも、顔構成部を補正することで顔画像に対して補正を行うことができる。このため、顔画像の一の領域を補正する場合に比して補正に係る処理負荷を軽減することができる。また、顔画像の顔構成部に補正を行うことで、顔画像に対して局所的な補正を施すことができる。
また、特定部11aが、2つの顔構成部として顔画像の2つの領域の各々に共に存在する目をそれぞれ特定し、補正部11cが、特定された2つの目のうち、一方の目を基準として他方の目を補正する。
これによって、顔画像の目(他方の目)を、一方の目に基づいて補正することができるので、目に対する補正結果を自然な印象とすることができる。
また、補正基準決定部11dが、2つの目のうち、大きい方の目を補正の基準とする一方の目とし、補正部11cが、一方の目の大きさに基づいて他方の目の大きさを補正することによって、相対的に小さい他方の目の大きさを相対的に大きい一方の目に合わせることができる。一般的に、目の大きい顔画像は、表情豊かで明るい印象を与えるので、大きい方の目に基づいて小さい方の目を補正することにより、補正を施さない場合に比して顔画像を表情豊かで明るい印象とし、美しく見せることができる。
また、特定部11aが、2つの顔構成部として顔画像の2つの領域の各々に共に存在する口角をそれぞれ特定し、補正部11cが、特定された2つの口角のうち、一方の口角に基づいて他方の口角を補正する。
これによって、顔画像の口角(他方の口角)を、一方の口角に基づいて補正することができるので、口角に対する補正結果を自然な印象とすることができる。
また、補正基準決定部11dが、組をなす2つの対応する領域のうち、補正部11cによる補正の基準となる一方の領域を、所定条件に基づいて決定する。
これによって、補正の基準となる一方の領域を容易に決定することができる。
例えば、上記実施形態において示した「比較部11bにより大きい方の目と特定された目を、補正の基準とする一方の目とする」とする所定条件や「比較部11bにより口角の位置が高い口角として特定された口角を、補正の基準とする一方の口角とする」とする所定条件を用いることにより、補正の基準となる目や口角を自動的に決定することができる。この場合、顔画像の補正処理を自動化することができるので、ユーザに煩雑な操作を行わせることなく顔画像の補正処理を行うことができる。
また、表示制御部7が、顔画像処理部11の補正部11cによる補正結果を表示部8に表示させる。そして、補正実行決定部11eが、操作入力部9の決定ボタン9c、取消ボタン9dにより受け付けられた選択入力の内容に基づいて補正部11cによる補正を保存するか否かを決定する。
これによって、ユーザは、顔画像の補正結果を確認した上で、顔画像に補正を施すか否かを意思決定することができる。
なお、撮像装置100、100Aの構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
<変形例>
図9は、変形例の撮像装置100Aを示す図である。
変形例の操作入力部9は、更に、補正を行う顔構成部の指定入力に係る選択ボタン9eを具備する。
補正部11cは、操作入力部9の選択ボタン9eを介して行われた指定入力の内容に基づいて補正する顔構成部を決定する。
具体的には、特定部11aにより特定された2つ以上の組をなす2つの対応する顔構成部、即ち2種類以上の、組をなす2つの対応する顔構成部(例えば目と口等)について、操作入力部9の選択ボタン9eが、補正部11cによる補正を行う顔構成部の種類の指定入力を受け付ける。このとき、表示部8により補正する顔画像の表示を行い、ユーザが顔画像を確認した上で補正を行う顔構成部の種類を決定できるようにしてもよい。
ここで、操作入力部9の選択ボタン9eは、特定部11aにより特定された2つ以上の組をなす2つの対応する顔構成部のうち、補正部11cによる補正を行う顔構成部の指定入力を受け付ける補正対象指定受付手段を構成している。
変形例の補正処理について、図10、図11のフローチャートを用いて説明する。
まず、特定部11aが、領域特定処理を行う(ステップS61)。
領域特定処理の後、特定部11aは、2つの領域の各々に共に存在する顔構成部(例えば2つの目及び2つの口角)を特定する(ステップS62)。特定部11aは、例えば目や口とその周囲の顔画像の領域との画素値、明るさ等の差に基づいて目や口を特定する。また、特定部11aは、2つの目の大きさに関する情報ならびに口の最下端の位置に関する情報及び2つの口角の位置に関する情報を示す座標を取得する(ステップS63)。特定部11aは、例えば、2つの目のそれぞれの黒目のY方向に沿った連続する画素数を2つの目の大きさに関する情報として取得する。また、特定部11aは、例えば、図8に示す口の最下端の位置に関するY方向の座標(Y3)と、2つの口角のY方向の座標(Y1、Y2)を口の最下端の位置に関する情報及び口角の位置に関する情報として取得する。
ステップS63の処理後、顔画像処理部11は、特定部11aにより特定された2種類の顔構成部(目と口角)について、操作入力部9の選択ボタン9eが、補正部11cによる補正を行う顔構成部の種類の指定入力を受け付けるまで待機する(ステップS64;NO)。選択ボタン9eが、補正部11cによる補正を行う顔構成部の種類の指定入力を受け付けると(ステップS64;YES)、CPU10は、目が補正対象として指定されているか否かを判定する(ステップS65)。目が補正対象として指定されている場合(ステップS65;YES)、顔画像処理部11は、目の補正処理を行う(ステップS66)。
目の補正処理後又はステップS65の判定において目が補正対象として指定されていない場合(ステップS65;NO)、CPU10は、口角が補正対象として指定されているか否かを判定する(ステップS67)。口角が補正対象として指定されている場合(ステップS67;YES)、顔画像処理部11は、口角の補正処理を行う(ステップS68)。
口角の補正処理後又はステップS67の判定において口角が補正対象として指定されていない場合(ステップS67;NO)、CPU10は、何れかの顔構成部に対して補正部11cによる補正が行われているか否か判定する(ステップS69)。何れの顔構成部に対しても補正部11cによる補正が行われていない場合(ステップS69;NO)、補正実行決定部11eは、顔画像の画像データを画像処理部のJPEG圧縮部に出力し、補正処理を終了する。
ステップS69の判定において、何れかの顔構成部に対して補正部11cによる補正が行われている場合(ステップS69;YES)、表示制御部7が補正部11cによる補正結果を表示する(ステップS70)。また、表示制御部7が、表示された補正結果を保存するか否かを選択するための保存可否確認表示を行う(ステップS71)。その後、CPU10は、ステップS71の処理により表示された保存可否確認表示に対して操作入力部9の決定ボタン9c又は取消ボタン9dに対する入力操作がなされるまで待機する(ステップS72;NO)。
ステップS71の処理による保存可否確認表示に対して、操作入力部9の決定ボタン9c又は取消ボタン9dに対する入力操作がなされると(ステップS72;YES)、補正実行決定部11eは、操作入力部9の決定ボタン9cに対する入力操作がなされたか否か判定する(ステップS73)。操作入力部9の決定ボタン9cに対する入力操作がなされた場合(ステップS73;YES)、補正実行決定部11eは、表示された補正結果に対応する画像データを画像処理部のJPEG圧縮部に出力する(ステップS74)。一方、ステップS73の判定において、操作入力部9の決定ボタン9cに対する入力操作がなされていない場合(ステップS73;NO)即ち取消ボタン9dが操作された場合、補正実行決定部11eは、表示された補正結果を破棄し(ステップS75)、補正前の顔画像の画像データを画像処理部のJPEG圧縮部に出力する。ステップS74又はステップS75の処理後、補正処理が終了する。
以上、変形例によれば、特定部11aにより特定された2種類以上の顔構成部のうち、補正部11cによる補正を行う顔構成部を選択ボタン9eに対するユーザの入力操作内容に応じて決定する。
これによって、ユーザの希望による顔構成部に対して補正を行うことができ、ユーザの所望する顔画像の補正結果をより容易に得られる。
他の変形例として、補正基準決定部11dに、ユーザの選択結果に応じて補正の基準となる領域を決定する機能を持たせてもよい。この場合、例えば、表示制御部7が、電子撮像部2及び撮像制御部3により取得された顔画像を表示部8に表示させる。そして、表示部8に表示された顔画像の2つの領域(例えば2つの目や2つの口角等)に対して、どちらを補正の基準となる一方の領域とするかのユーザによる指定入力を、選択ボタン9e等の操作入力部9に対する入力操作内容に基づいて受け付ける。補正基準決定部11dは、受け付けられた指定入力内容に応じて補正の基準となる一方の領域を決定する。
補正の基準となる一方の目は、大きい方の目に限らず、小さい方の目でもよい。また、補正の基準となる一方の口角は、口角の位置が高い口角に限らず、口角の位置が低い口角でもよい。
補正基準決定部11dに、ユーザの選択結果に応じて補正の基準となる領域を決定する機能を持たせる場合、ユーザにより選択された補正の基準とする一方の領域に関する情報を記録媒体6に記録させるようにしてもよい。このとき、ユーザ名と当該ユーザの選択結果とを対応付け、以後そのユーザが撮像装置100、100Aを用いる場合にユーザ名を指定又は選択することによりそのユーザ名に対応付けられた選択結果を読み出せるようにしてもよい。
補正基準決定部11dに、ユーザの選択結果に応じて補正の基準となる領域を決定する機能を持たせることによって、ユーザは顔画像の2つの領域や、2つの領域にそれぞれ存在する顔構成部のうち、好みの一方の顔構成部を補正の基準として指定することができる。これによって、補正された他方の顔構成部がユーザの好みの一方の顔構成部に基づいて補正されるので、補正後の顔画像はユーザの好みに一層近づく。つまり、ユーザの所望する顔画像の補正結果をより容易に得られる。
本発明の画像処理装置は、撮像装置100、100Aによるものに限らない。例えば、外部機器から顔画像の画像データを取得して顔画像に補正を施すようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、目や口角を顔構成部の一例としているが、目や口角以外の顔構成部(例えば眉等)を特定し、補正してもよい。
また、 顔画像の補正は、目の大きさの補正や口角の位置の補正に限らない。例えば、目や口等の顔構成部の形状や色、また顔画像の2つの領域の形状や色等の補正を行ってもよい。また、3つ以上の領域を組とすることを妨げない。例えば、額の領域の肌の色に基づいて顔画像の他の領域(例えば両頬等)の肌の色を補正した顔画像を生成する等が挙げられる。
また、目や口角の特定方法は、上記各実施形態の記載内容に限らない。例えば、特定する顔構成部の輪郭を抽出する方法が挙げられる。また、抽出された輪郭内の画素のみを顔構成部としてもよいし、輪郭を含む方形状の領域を顔構成部としてもよい。
また、顔画像を左右に分けて、例えば左側の顔画像を基準にして右側の顔画像を補正するようにしてもよし、左右どちらかの顔画像を反転させた画像を生成して左右対称な顔画像を生成するように補正してもよい。
また、顔画像を二分する処理を省略し、特定部11aが組となる2つの対応する顔構成部を特定するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、補正部11cによる補正結果の表示を行っているが、当該表示処理を省略して自動的に補正結果を保存するようにしてもよい。
また、顔画像の補正について、補正部11cが互いに異なる複数の補正結果を生成し、当該複数の補正結果の各々を表示して示すようにしてもよい。そして、複数の補正結果に対してユーザにより選択された補正結果を保存するようにしてもよい。複数の補正結果を示す例として大きい方の目に基づいて小さい方の目を拡大補正した場合の補正結果と、小さい方の目に基づいて大きい方の目を縮小補正した場合の補正結果と、の両方を示す場合等が挙げられる。
互いに異なる複数の補正結果を生成し、保存する補正結果に選択肢を設けることで、ユーザにとってより好みの補正結果を反映しやすくなり、補正後の顔画像はユーザの好みに一層近づく。つまり、ユーザの所望する顔画像の補正結果をより容易に得られる。
顔画像の傾斜に応じて補正の度合いを変化させるようにしてもよい。例えば、被写体の顔の正面に対して右方向から顔画像を撮像した場合には、顔画像の右側の領域や顔構成部の大きさが左側の領域や顔構成部に比して大きくなるので、右方向から顔画像を撮像した状態の顔画像のバランスを取る補正を行うようにしてもよい。
加えて、上記実施形態にあっては、取得手段、領域特定手段、顔構成部特定手段、補正手段、としての機能を、CPU10の制御下にて、顔画像処理部11が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、CPU10によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、取得処理ルーチン、領域特定処理ルーチン、顔構成部特定処理ルーチン、補正処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンによりCPU10を、顔画像を取得する取得手段として機能させるようにしてもよい。また、領域特定処理ルーチンによりCPU10を、取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する領域を特定する領域特定手段として機能させるようにしても良い。また、顔構成部特定処理ルーチンによりCPU10を、取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する顔構成部を特定する顔構成部特定手段として機能させるようにしても良い。また、補正処理ルーチンによりCPU10を、領域特定手段により特定された顔画像の2つの対応する領域又は顔構成部特定手段により特定された顔画像の2つの対応する顔構成部のうち、一方を基準として他方を補正した顔画像を生成する補正手段として機能させるようにしても良い。
1 レンズ部
2 電子撮像部
3 撮像制御部
4 画像データ生成部
5 画像メモリ
6 記録媒体
7 表示制御部
8 表示部
9 操作入力部
10 CPU
11 顔画像処理部
11a特定部
11b比較部
11c補正部
11d補正基準決定部
11e補正実行決定部
100撮像装置
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像処理装置は、顔画像を取得する取得手段と、この取得手段により取得された顔画像において、組をなす複数の対応する領域を特定する領域特定手段と、この領域特定手段により特定された前記顔画像の複数の対応する領域のうち、一の領域を基準として他の領域を補正した顔画像を生成する補正手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段により特定された複数の対応する領域のうち、前記補正手段による補正の基準となる領域を、所定条件に基づいて決定する決定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段により特定された複数の対応する領域のうち、前記補正手段による補正の基準となる領域の指定入力を受け付ける補正基準指定受付手段を更に有し、前記決定手段は、前記補正基準指定受付手段により受け付けられた指定入力の内容に基づいて前記補正手段による補正の基準となる一の領域を決定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段は、更に前記顔画像において組をなす複数の対応する顔構成部を特定し、前記補正手段は、前記領域特定手段によって特定された前記顔画像の複数の対応する顔構成部のうち、一の顔構成部を基準として他の顔構成部を補正した顔画像を生成することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段は、組をなす複数の対応する顔構成部として前記顔画像に存在する両目をそれぞれ特定し、前記補正手段は、前記領域特定手段により特定された両目のうち、一方の目を基準として他方の目を補正することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段は、組をなす複数の対応する領域として前記顔画像に存在する両目をそれぞれ特定し、前記決定手段は、前記領域特定手段により特定された両目のうち、大きい方の目を補正の基準とする目とし、前記補正手段は、前記決定手段により決定された前記基準とする目の大きさに基づいて他方の目の大きさを補正することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段は、組をなす複数の対応する顔構成部として前記顔画像に存在する2つの口角をそれぞれ特定し、前記補正手段は、前記領域特定手段により特定された2つの口角のうち、一方の口角に基づいて他方の口角を補正することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記領域特定手段により特定された2つ以上の組をなす複数の対応する顔構成部のうち、前記補正手段による補正を行う顔構成部の指定入力を受け付ける補正対象指定受付手段を更に有し、前記補正手段は、前記補正対象指定受付手段により受け付けられた指定入力の内容に基づいて補正すべき顔構成部を決定することを特徴とする。
請求項9に記載の発明の画像処理装置は、顔画像を取得する取得手段と、この取得手段により取得された顔画像において、組をなす複数の対応する顔構成部を特定する顔構成部特定手段と、この顔構成部特定手段により特定された前記顔画像の複数の対応する顔構成部のうち、一の顔構成部を基準として他の顔構成部を補正した顔画像を生成する補正手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項10に記載の発明の画像処理方法は、画像処理装置に、顔画像を取得する処理と、取得された顔画像において、組をなす複数の対応する領域を特定する処理と、特定された前記顔画像の複数の対応する領域のうち、一の領域を基準として他の領域を補正した顔画像を生成する処理と、を実行させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明の画像処理方法は、画像処理装置に、顔画像を取得する処理と、取得された顔画像において、組をなす複数の対応する顔構成部を特定する処理と、特定された前記顔画像の複数の対応する顔構成部のうち、一の顔構成部を基準として他の顔構成部を補正した顔画像を生成する処理と、を実行させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明のプログラムは、画像処理装置が備えるコンピュータを、顔画像を取得する取得手段、この取得手段により取得された顔画像において、組をなす複数の対応する領域を特定する領域特定手段、この領域特定手段により特定された前記顔画像の複数の対応する領域のうち、1つの領域を基準として他の領域を補正した顔画像を生成する補正手段、として機能させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明のプログラムは、画像処理装置が備えるコンピュータを、顔画像を取得する取得手段、この取得手段により取得された顔画像において、組をなす複数の対応する顔構成部を特定する顔構成部特定手段、この顔構成部特定手段により特定された前記顔画像の複数の対応する顔構成部のうち、一の顔構成部を基準として他の顔構成部を補正した顔画像を生成する補正手段、として機能させることを特徴とする。
図1は、本発明を適用した一実施形態の画像処理装置として機能する撮像装置100を示す図である。
画像処理装置として機能する撮像装置100は、顔画像の画像データを取得し、取得した顔画像の略中央部を所定方向に延在する中心線を基準として複数の領域を特定し、特定された顔画像の複数の領域のうち、一の領域を基準として他の領域を補正する。
具体的には、図1に示すように、撮像装置100は、レンズ部1と、電子撮像部2と、撮像制御部3と、画像データ生成部4と、画像メモリ5と、記録媒体6と、表示制御部7と、表示部8と、操作入力部9と、CPU10と、顔画像処理部11と、を備えている。
また、撮像制御部3と、CPU10は、顔画像処理部11と、例えば、カスタムLSI1Aとして設計されている。
また、特定部11aは、レンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3により取得された顔画像の略中央部を所定方向に延在する中心線を基準として複数の領域を特定する。
具体的には、特定部11aは、顔画像の画像フレーム内から2つの目に相当する顔構成部を検出する。また、特定部11aは、2つの目のそれぞれのの中心の座標(例えば図8に示す座標(Xa,Ya)及び座標(Xb,Yb)等)を検出する。ここでいう座標とは、顔画像の画像データの所定位置を原点として、画像領域に対して互いに直行する所定の2方向(例えば図8に示すX方向及びY方向)に基づいて表される原点(例えば図8に示す原点O)に対する位置情報である。2つの目のそれぞれのの中心の座標を検出すると、特定部11aは、検出された2つの目のそれぞれのの中心の座標の中間点を通り、かつ、検出された2つの目のそれぞれのの中心の座標を結ぶ線分に略直交するように延在する線分(例えば図8に示す線分C)の軌跡を算出し、当該線分を顔画像の略中央部を所定方向に延在する中心線とする。特定部11aは、当該線分を基準として分かたれた顔画像の2つの領域(例えば図8に示す領域F1、F2)を特定する。
ここでいう「組」とは、共通の構成又は共通の構成を含む2つの領域をさす。例えば、2つの目(例えば図7に示す左目El、右目Er)や2つの口角(例えば図7に示す左の口角Ml、右の口角Mr)等の顔構成部や、これらの構成部をそれぞれ1つ以上含む顔画像の領域が挙げられる。
また、特定部11aは、取得された顔画像から、組をなす複数の対応する領域として、組をなす複数の対応する顔構成部を特定する。
例えば、特定部11aは、顔画像において組をなす複数の対応する顔構成部として、両目(例えば図7に示す左目El、右目Er)を特定する。例えば、特定部11aは、顔画像に存在するや白目を特定することで両目(2つの目)を特定する。この場合、特定部11aは、や白目とその周囲の顔画像の領域との画素値、明るさ等の差に基づいて目を特定する。
また、特定部11aは、目の大きさに関する情報を取得する。例えば、特定部11aは、2つの目のそれぞれののY方向に沿った連続する画素数を取得する。
また、特定部11aは、顔画像において組をなす複数の対応する顔構成部として、顔画像に存在する2つの口角(例えば図7に示す左の口角Ml、右の口角Mr)を特定する。例えば、特定部11aは、顔画像の領域の画素値、明るさ等の差に基づいて口角を特定する。
比較部11bは、特定部11aにより特定された、顔画像に存在する組をなす複数の対応する顔構成部どうしを比較し、予め定められた条件に基づいた判定結果を出力する。
例えば、比較部11bは、特定部11aにより組をなす複数の対応する顔構成部として特定された、2つの目の大きさを比較する。具体的には、例えば、比較部11bは、特定部11aにより取得された2つの目のそれぞれののY方向に沿った連続する画素数を比較する。そして、比較部11bは、当該画素数が相対的に大きい方の目を特定する。また、比較部11bは、2つの目の大きさの比率を取得する。例えば、比較部11bは、2つの目のそれぞれののY方向に沿った連続する画素数の比率を算出し、2つの目の大きさの比率とする。
本実施形態では、目の大きさをのY方向に沿った連続する画素数に基づいて比較、特定しているが、他の方法で目の大きさを比較してもよい。例えば、2つの目のそれぞれの白目のX方向に沿った連続する画素数の最大値に基づいてもよいし、のY方向に沿った連続する画素数及び2つの目のそれぞれの白目のX方向に沿った連続する画素数の両方に基づいて総合的に目の大きさを比較、判定してもよいし、2つの目のそれぞれのや白目を構成する画素数を比較するようにしてもよい。
また、比較部11bは、特定部11aにより組をなす複数の対応する顔構成部として特定された、2つの口角の位置を比較する。例えば、比較部11bは、口の最下端の位置に関する情報として取得されたY方向の座標が示す位置に対する口角の位置として取得されたY方向の座標の座標が示す位置を、口角の位置として、2つの口角のそれぞれについて算出する。そして、比較部11bは、2つの口角のそれぞれについて算出された口角の位置を比較し、口角の位置が高いほうの口角がどちらであるかを判定する。そして、比較部11bは、2つの口角のうち位置が高いほうの口角を特定する。
補正部11cは、特定部11aにより特定された顔画像の複数の領域のうち、一の領域を基準として他の領域を補正した顔画像を生成する。
図8は、補正後の顔画像の画像データの一例を示す。図8では、目の大きさの補正結果について明確にするため、図7において網掛けされたの部分の網掛けを省略している。
具体的には、補正部11cは、特定部11aにより特定された、顔画像の複数の顔構成部のうち、一の顔構成部を基準として他の顔構成部を補正する。例えば、補正部11cは、一方の目を基準として他方の目を補正する。
図8に示す例では、一方の目(図7、図8に示す左目El)に基づいて他方の目(図7に示す右目Er)の画像領域の大きさを補正しており、補正後の他方の目を右目Er2として示している。具体的には、補正部11cは、比較部11bにより大きい方の目として特定された目を一方の目とし、当該一方の目より小さい他方の目の大きさを当該一方の目の大きさとほぼ同一になるように拡大補正している。ここで、補正部11cは、比較部11bにより算出された2つの目のそれぞれののY方向に沿った連続する画素数の比率に基づいて、2つの目のY方向に沿った幅方向の大きさがほぼ同一になるように補正する。
また、例えば、補正部11cは、一方の口角を基準として他方の口角を補正する。
図8に示す例では、比較部11bにより口角の位置が高いほうの口角として特定された口角(図7、図8に示す左の口角Ml)を一方の口角とし、他方の口角(図7に示す右の口角Mr)のY方向の座標を一方の口角のY方向の座標に合わせるように補正しており、補正後の他方の口角を右の口角Mr2として示している。
ここで、領域特定処理について、図4を用いて説明する。
領域特定処理において、特定部11aは、顔画像の画像フレーム内から2つの目に相当する顔構成部を検出する(ステップS31)。また、特定部11aは、2つの目のそれぞれのの中心の座標を検出する(ステップS32)。そして、特定部11aは、2つのの中心の座標を結ぶ線分の中間点に略直交する線分(例えば図8に示す線分C)の軌跡を算出し、当該線分を顔画像の略中央部を所定方向に延在する中心線とする(ステップS33)。特定部11aは、当該中心線を基準として顔画像を左右の領域(例えば図8に示す領域F1、F2)に分ける(ステップS34)。以上で、領域特定処理が終了する。
領域特定処理の後、特定部11aは更に、左右の2つの領域の各々に共に存在する顔構成部(例えば2つの目及び2つの口角)を特定する(ステップS12)。特定部11aは、例えば目や口とその周囲の顔画像の領域との画素値、明るさ等の差に基づいて目や口を特定する。また、特定部11aは、2つの目の大きさに関する情報及び2つの口角の位置に関する情報を示す座標を取得する(ステップS13)。特定部11aは、例えば、2つの目のそれぞれののY方向に沿った連続する画素数を取得する。また、特定部11aは、例えば、2つの口角のY方向の座標(Y1、Y2)と、図8に示す口の最下端の位置に関するY方向の座標(Y3)と、を取得する(図8を参照)。
ステップS13の処理後、顔画像処理部11は、目の補正処理を行う(ステップS14)。
ここで、目の補正処理について、図5を用いて説明する。
比較部11bは、ステップS13の処理により取得された2つの目の大きさに関する情報に基づいて2つの目の大きさを比較する(ステップS41)。そして、比較部11bは、大きい方の目を特定する(ステップS42)。具体的には、例えば、比較部11bは、2つの目のそれぞれののY方向に沿った連続する画素数を比較する。そして、比較部11bは、当該画素数が相対的に大きい方の目を特定する。
また、比較部11bは、2つの目の大きさの比率を取得する(ステップS43)。例えば、比較部11bは、2つの目のそれぞれののY方向に沿った連続する画素数の比率を算出し、2つの目の大きさの比率とする。
ステップS43の処理後、補正部11cは、ステップS43の処理により比較部11bにより算出された2つの目の大きさの比率に基づいて、ステップS42の処理により大きい方の目として特定された一方の目の幅方向の大きさと、他方の目の幅方向の大きさとがほぼ同一になるように、他方の目、即ち小さい方の目を大きくするように補正する(ステップS44)(図8を参照)。以上で目の補正処理が終了する。
目の補正処理後、顔画像処理部11は、口角の補正処理を行う(ステップS15)。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、レンズ部1、電子撮像部2及び撮像制御部3が顔画像を取得し、顔画像処理部11の特定部11aが組をなす複数の対応する領域を特定し、特定された顔画像の複数の領域のうち、顔画像処理部11の補正部11cが一の領域を基準として他の領域を補正した顔画像を生成する。
つまり、顔画像の一の領域は、何ら補正を施していない自然な状態の顔画像であるので、一の領域を基準として他の領域を補正することで、補正が施された他の領域の補正結果も自然な印象とすることができる。このように、撮像装置100によれば、より自然な画像処理を顔画像に施すことができる。
また、特定部11aが、組をなす複数の対応する顔構成部(例えば目や口角等)をそれぞれ特定し、補正部11cが、特定された複数の顔構成部のうち、一の顔構成部を基準として他の顔構成部を補正する。
これによって、顔画像の顔画像領域全体を補正せずとも、顔構成部を補正することで顔画像に対して補正を行うことができる。このため、顔画像の一の領域を補正する場合に比して補正に係る処理負荷を軽減することができる。また、顔画像の顔構成部に補正を行うことで、顔画像に対して局所的な補正を施すことができる。
また、特定部11aが、複数の顔構成部として顔画像の2つの領域の各々に共に存在する目をそれぞれ特定し、補正部11cが、特定された2つの目のうち、一方の目を基準として他方の目を補正する。
これによって、顔画像の目(他方の目)を、一方の目に基づいて補正することができるので、目に対する補正結果を自然な印象とすることができる。
また、補正基準決定部11dが、2つの目のうち、大きい方の目を補正の基準とする一方の目とし、補正部11cが、一方の目の大きさに基づいて他方の目の大きさを補正することによって、相対的に小さい他方の目の大きさを相対的に大きい一方の目に合わせることができる。一般的に、目の大きい顔画像は、表情豊かで明るい印象を与えるので、大きい方の目に基づいて小さい方の目を補正することにより、補正を施さない場合に比して顔画像を表情豊かで明るい印象とし、美しく見せることができる。
また、特定部11aが、2つの顔構成部として顔画像の2つの領域の各々に共に存在する口角をそれぞれ特定し、補正部11cが、特定された2つの口角のうち、一方の口角に基づいて他方の口角を補正する。
これによって、顔画像の口角(他方の口角)を、一方の口角に基づいて補正することができるので、口角に対する補正結果を自然な印象とすることができる。
また、補正基準決定部11dが、組をなす複数の対応する領域のうち、補正部11cによる補正の基準となる一の領域を、所定条件に基づいて決定する。
これによって、補正の基準となる一の領域を容易に決定することができる。
例えば、上記実施形態において示した「比較部11bにより大きい方の目と特定された目を、補正の基準とする一の目とする」とする所定条件や「比較部11bにより口角の位置が高いほうの口角として特定された口角を、補正の基準とする一の口角とする」とする所定条件を用いることにより、補正の基準となる目や口角を自動的に決定することができる。この場合、顔画像の補正処理を自動化することができるので、ユーザに煩雑な操作を行わせることなく顔画像の補正処理を行うことができる。
<変形例>
図9は、変形例の撮像装置100Aを示す図である。
変形例の操作入力部9は、更に、補正を行う顔構成部の指定入力に係る選択ボタン9eを具備する。
補正部11cは、操作入力部9の選択ボタン9eを介して行われた指定入力の内容に基づいて補正する顔構成部を決定する。
具体的には、特定部11aにより特定された2つ以上の組をなす複数の対応する顔構成部、即ち2種類以上の、組をなす複数の対応する顔構成部(例えば目と口等)について、操作入力部9の選択ボタン9eが、補正部11cによる補正を行う顔構成部の種類の指定入力を受け付ける。このとき、表示部8により補正する顔画像の表示を行い、ユーザが顔画像を確認した上で補正を行う顔構成部の種類を決定できるようにしてもよい。
変形例の補正処理について、図10、図11のフローチャートを用いて説明する。
まず、特定部11aが、領域特定処理を行う(ステップS61)。
領域特定処理の後、特定部11aは、2つの領域の各々に共に存在する顔構成部(例えば2つの目及び2つの口角)を特定する(ステップS62)。特定部11aは、例えば目や口とその周囲の顔画像の領域との画素値、明るさ等の差に基づいて目や口を特定する。また、特定部11aは、2つの目の大きさに関する情報ならびに口の最下端の位置に関する情報及び2つの口角の位置に関する情報を示す座標を取得する(ステップS63)。特定部11aは、例えば、2つの目のそれぞれののY方向に沿った連続する画素数を2つの目の大きさに関する情報として取得する。また、特定部11aは、例えば、図8に示す口の最下端の位置に関するY方向の座標(Y3)と、2つの口角のY方向の座標(Y1、Y2)を口の最下端の位置に関する情報及び口角の位置に関する情報として取得する。
他の変形例として、補正基準決定部11dに、ユーザの選択結果に応じて補正の基準となる領域を決定する機能を持たせてもよい。この場合、例えば、表示制御部7が、電子撮像部2及び撮像制御部3により取得された顔画像を表示部8に表示させる。そして、表示部8に表示された顔画像の2つの領域(例えば2つの目や2つの口角等)に対して、どちらを補正の基準となる一の領域とするかのユーザによる指定入力を、選択ボタン9e等の操作入力部9に対する入力操作内容に基づいて受け付ける。補正基準決定部11dは、受け付けられた指定入力内容に応じて補正の基準となる一の領域を決定する。
補正の基準となる一の目は、大きい方の目に限らず、小さい方の目でもよい。また、補正の基準となる一の口角は、口角の位置が高いほうの口角に限らず、口角の位置が低いほうの口角でもよい。
補正基準決定部11dに、ユーザの選択結果に応じて補正の基準となる領域を決定する機能を持たせることによって、ユーザは顔画像の複数の領域や、複数の領域にそれぞれ存在する顔構成部のうち、好みの一の顔構成部を補正の基準として指定することができる。これによって、補正された他の顔構成部がユーザの好みの一の顔構成部に基づいて補正されるので、補正後の顔画像はユーザの好みに一層近づく。つまり、ユーザの所望する顔画像の補正結果をより容易に得られる。
加えて、上記実施形態にあっては、CPU10の制御下にて、顔画像処理部11が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、CPU10によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、取得処理ルーチン、領域特定処理ルーチン、顔構成部特定処理ルーチン、補正処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、取得処理ルーチンによりCPU10を、顔画像を取得するように機能させてもよい。また、領域特定処理ルーチンによりCPU10を、取得された顔画像において、組をなす複数の対応する領域を特定するように機能させても良い。また、顔構成部特定処理ルーチンによりCPU10を、取得された顔画像において、組をなす複数の対応する顔構成部を特定するように機能させても良い。また、補正処理ルーチンによりCPU10を、特定された顔画像の複数の対応する領域又は特定された顔画像の複数の対応する顔構成部のうち、一の顔講成部を基準として他を補正した顔画像を生成するように機能させても良い。

Claims (13)

  1. 顔画像を取得する取得手段と、
    この取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する領域を特定する領域特定手段と、
    この領域特定手段により特定された前記顔画像の2つの対応する領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する補正手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記領域特定手段により特定された2つの対応する領域のうち、前記補正手段による補正の基準となる領域を、所定条件に基づいて決定する決定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記領域特定手段により特定された2つの対応する領域のうち、前記補正手段による補正の基準となる領域の指定入力を受け付ける補正基準指定受付手段を更に有し、
    前記決定手段は、前記補正基準指定受付手段により受け付けられた指定入力の内容に基づいて前記補正手段による補正の基準となる一方の領域を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記領域特定手段は、更に前記顔画像において組をなす2つの対応する顔構成部を特定し、
    前記補正手段は、前記領域特定手段によって特定された前記顔画像の2つの対応する顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正した顔画像を生成することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記領域特定手段は、組をなす2つの対応する顔構成部として前記顔画像に存在する両目をそれぞれ特定し、
    前記補正手段は、前記領域特定手段により特定された両目のうち、一方の目を基準として他方の目を補正することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記領域特定手段は、組をなす2つの対応する領域として前記顔画像に存在する両目をそれぞれ特定し、
    前記決定手段は、前記領域特定手段により特定された両目のうち、大きい方の目を補正の基準とする一方の目とし、
    前記補正手段は、前記決定手段により決定された前記一方の目の大きさに基づいて他方の目の大きさを補正することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記領域特定手段は、組をなす2つの対応する顔構成部として前記顔画像に存在する2つの口角をそれぞれ特定し、
    前記補正手段は、前記領域特定手段により特定された2つの口角のうち、一方の口角に基づいて他方の口角を補正することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 前記領域特定手段により特定された2つ以上の組をなす2つの対応する顔構成部のうち、前記補正手段による補正を行う顔構成部の指定入力を受け付ける補正対象指定受付手段を更に有し、
    前記補正手段は、前記補正対象指定受付手段により受け付けられた指定入力の内容に基づいて補正すべき顔構成部を決定することを特徴とする請求項4〜7の何れか一項に記載の画像処理装置。
  9. 顔画像を取得する取得手段と、
    この取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する顔構成部を特定する顔構成部特定手段と、
    この顔構成部特定手段により特定された前記顔画像の2つの対応する顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正した顔画像を生成する補正手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  10. 画像処理装置に、
    顔画像を取得する処理と、
    取得された顔画像において、組をなす2つの対応する領域を特定する処理と、
    特定された前記顔画像の2つの対応する領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する処理と、
    を実行させることを特徴とする画像処理方法。
  11. 画像処理装置に、
    顔画像を取得する処理と、
    取得された顔画像において、組をなす2つの対応する顔構成部を特定する処理と、
    特定された前記顔画像の2つの対応する顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正した顔画像を生成する処理と、
    を実行させることを特徴とする画像処理方法。
  12. 画像処理装置が備えるコンピュータを、
    顔画像を取得する取得手段、
    この取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する領域を特定する領域特定手段、
    この領域特定手段により特定された前記顔画像の2つの対応する領域のうち、一方の領域を基準として他方の領域を補正した顔画像を生成する補正手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  13. 画像処理装置が備えるコンピュータを、
    顔画像を取得する取得手段、
    この取得手段により取得された顔画像において、組をなす2つの対応する顔構成部を特定する顔構成部特定手段、
    この顔構成部特定手段により特定された前記顔画像の2つの対応する顔構成部のうち、一方の顔構成部を基準として他方の顔構成部を補正した顔画像を生成する補正手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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