JP2012002415A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
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Abstract
【課題】2以上の制御基板を収納する電装品箱であっても、万が一、電装部品が発火した場合でも、電装品箱から周囲に類焼せず、室外機全体が焼損する可能性がない、安全性の高い空気調和機の室外機を提供すること。
【解決手段】本発明の空気調和機の室外機は、少なくとも2個以上の制御基板を有する空気調和機の室外機において、発熱部品が実装される第1の制御基板を保持し、圧縮機と送風ファンとを仕切る仕切板の上部に設置される第1の基板ホルダ部分を有する電装品箱と、その他の電気部品が実装される複数の制御基板と複数の制御基板を保持する、第1の基板ホルダに対して略水平に設置される複数の電装品箱とを備え、それぞれの電装品箱が分離可能な構造を備え、かつ、それぞれの外郭を板金カバーで覆った。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の空気調和機の室外機は、少なくとも2個以上の制御基板を有する空気調和機の室外機において、発熱部品が実装される第1の制御基板を保持し、圧縮機と送風ファンとを仕切る仕切板の上部に設置される第1の基板ホルダ部分を有する電装品箱と、その他の電気部品が実装される複数の制御基板と複数の制御基板を保持する、第1の基板ホルダに対して略水平に設置される複数の電装品箱とを備え、それぞれの電装品箱が分離可能な構造を備え、かつ、それぞれの外郭を板金カバーで覆った。
【選択図】図2
Description
本発明は、電気部品を収納する電装品箱を備えた空気調和機の室外機に関するものである。
従来、空気調和機の制御を行なうための電装品箱は、発熱部品が実装される第1の制御基板を保持し、圧縮機と送風ファンとを仕切る仕切板の上部に設置される第1の基板ホルダと、発熱部品でない部品が実装される第2の制御基板を保持し、前記仕切板の前記圧縮機側に前記第1の基板ホルダに対して略水平に設置される第2の基板ホルダと、前記第1の制御基板に取り付けられ、前記仕切板の前記送風ファン側に突出する放熱フィンとを備えるものである(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来の空気調和機の電装品箱の構造の一例を示す分解斜視図である。図4に示すように、電装品箱101は、樹脂を材料とし互いに平行に近くなるように一体成型される、第1の基板ホルダである基板ホルダ102と第2の基板ホルダである基板ホルダ103とから構成される。
第1の制御基板104は、発熱部品105を含む複数の電気部品が実装され、基板ホルダ102に取り付けられる。制御基板104には、放熱フィン106が取り付けられ、発熱部品105からの熱を放出する。
第2の制御基板107は、複数の電気部品109が実装され、基板ホルダ103に設けられるスロット108に挿入される。このため、制御基板104と制御基板107とは、互いに略水平になるように設置される。
しかしながら、上記従来の空気調和機の電装品箱では、2つの制御基板仕様を収納するため、電装品箱の形状が複雑になる。そのため、一般的には樹脂製で一体に成型されている。ところが、万が一、電装部品が発火した場合、その電装品箱は樹脂製で成型されているため、電装品箱から周囲に類焼し、室外機全体が焼損する可能性があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するためになされたもので、2以上の制御基板を収納する電装品箱であっても、万が一、電装部品が発火した場合でも、電装品箱から周囲に類焼せず、室外機全体が焼損する可能性がない、安全性の高い空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機の室外機は、少なくとも2個以上の制御基板を有する空気調和機の室外機において、発熱部品が実装される第1の制御基板を保持し、圧縮機と送風ファンとを仕切る仕切板の上部に設置される第1の基板ホルダ部分を有する電装品箱と、その他の電気部品が実装される複数の制御基板と複数の制御基板を保持する、第1の基板ホルダに対して略水平に設置される複数の電装品箱とを備え、
それぞれの電装品箱が分離可能な構造を備え、かつ、それぞれの外郭を板金カバーで覆ったことにより、複数の電装品箱は板金カバーで覆われているため、万が一、電装部品が発火した場合でも、電装品箱から周囲に類焼せず、室外機全体が焼損する可能性がない、安全性の高い空気調和機の室外機を提供することが可能である。
それぞれの電装品箱が分離可能な構造を備え、かつ、それぞれの外郭を板金カバーで覆ったことにより、複数の電装品箱は板金カバーで覆われているため、万が一、電装部品が発火した場合でも、電装品箱から周囲に類焼せず、室外機全体が焼損する可能性がない、安全性の高い空気調和機の室外機を提供することが可能である。
本発明は、2以上の制御基板を収納する電装品箱であっても、万が一、電装部品が発火した場合でも、電装品箱から周囲に類焼せず、室外機全体が焼損する可能性がない、安全性の高い空気調和機の室外機を提供することができる。
第1の発明の空気調和機の室外機は、少なくとも2個以上の制御基板を有する空気調和機の室外機において、発熱部品が実装される第1の制御基板を保持し、圧縮機と送風ファンとを仕切る仕切板の上部に設置される第1の基板ホルダ部分を有する電装品箱と、その他の電気部品が実装される複数の制御基板と複数の制御基板を保持する、第1の基板ホルダに対して略水平に設置される複数の電装品箱とを備え、それぞれの電装品箱が分離可能な構造を備え、かつ、それぞれの外郭を板金カバーで覆ったことにより、複数の電装品箱は板金カバーで覆われているため、万が一、電装部品が発火した場合でも、電装品箱から周囲に類焼せず、室外機全体が焼損する可能性がない、安全性の高い空気調和機の室外機を提供することが可能である。
第2の発明の空気調和機の室外機は、特に第1の発明において、板金カバーの内側方向にへこみ形状を設け、電装品箱に板金カバーの内側方向のへこみ形状と勘合する突起を設けた構造を備えることにより、板金カバーの取り付けを容易とすることが可能となる。
第3の発明の空気調和機の室外機は、特に第2の発明において、板金カバーの上部を押さえる押さえ部を、電装品箱に設けたことにより、板金カバーの端面を押さえることが出来、板金カバーが電装品箱から外れるのを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態の電装品箱を有する空気調和機の室外機2の正面図である。図1に示されるように、電装品箱は、室外機2の内部の、圧縮機3と送風ファン4とを仕切る仕切板5の上部に収納されている。
図1は、本実施の形態の電装品箱を有する空気調和機の室外機2の正面図である。図1に示されるように、電装品箱は、室外機2の内部の、圧縮機3と送風ファン4とを仕切る仕切板5の上部に収納されている。
そして、第1の制御基板6aは、仕切板5の圧縮機3側の空間に配置される。放熱フィン7は、第一の電装品箱1aに設けられる開口部8から、仕切板5の送風ファン4側の空間に突出する。このため、送風ファン4がファンモータ(図示せず)に駆動されることにより、放熱フィン7からの放熱が促進される。なお、第1の制御基板6a、第2の制御基板6b、圧縮機3、ファンモータ(図示せず)はハーネスなどによって接続される。
また、図2は、本発明の実施の形態である空気調和機の電装品箱の構造を示す分解斜視
図である。図2に示すように、第1の電装品箱1aと第2の電装箱1bとは、樹脂を材料とし別々に成型される。
図である。図2に示すように、第1の電装品箱1aと第2の電装箱1bとは、樹脂を材料とし別々に成型される。
そして、第1の電装品箱1aは第1の制御基板6aを保持する基板ホルダ11aから構成され、第2の電装箱1bは第2の制御基板6bを保持する基板ホルダ11bとから構成される。
また、第1の制御基板6aは、発熱部品9を含む複数の電気部品が実装され、基板ホルダ11aに取り付けられる。制御基板3aには、放熱フィン7が取り付けられ、発熱部品からの熱を放出する。
また、第2の制御基板6bは、複数の電気部品10が実装され、基板ホルダ11bに取り付けられる。このため、第1の制御基板6aと第2の制御基板6bとは、互いに略水平になるように設置される。
また、電装箱1aと、電装品箱1bには、板金カバー12aと12bが取り付けられる。
図3は、本発明の実施の形態である空気調和機の電装品箱の構造を示す要部断面図である。図3に示すように板金カバー12a、12bには内側方向にくぼみ13が、電装箱1aと電装品箱1bに設けられた突起14と勘合するように設けられ、電装品箱1aと電装品箱1bへ固定を可能としている。
また、電装品箱1aと電装品箱1bに板金カバーの上部を押さえる、押さえ部15を設けて、板金カバー12a、12b、がそれぞれ電装箱1a、1bから外れることを防止することが出来る。
この構成によれば複数の電装品箱は板金カバーで覆われているため、万が一、電装部品が発火した場合でも、電装品箱から周囲に類焼せず、室外機全体が焼損する可能性がない、安全性の高い空気調和機の室外機を提供することが可能である。
以上のように、本発明にかかる電装品箱は、万が一、電装部品が発火した場合でも、電装品箱から周囲に類焼せず、室外機全体が焼損する可能性がない、安全性の高い空気調和機の室外機を提供することが可能であり、圧縮機や電装品箱を有するヒートポンプ式給湯機などにも適用できる。
1a 電装品箱
1b 電装品箱
2 室外機
3 圧縮機
4 送風ファン
5 仕切板
6a 第1の制御基板
6b 第2の制御基板
7 放熱フィン
8 開口部
9 発熱部品
10 電気部品
11a 基板ホルダ
11b 基板ホルダ
12a 板金カバー
12b 板金カバー
13 くぼみ
14 突起
15 押さえ部
1b 電装品箱
2 室外機
3 圧縮機
4 送風ファン
5 仕切板
6a 第1の制御基板
6b 第2の制御基板
7 放熱フィン
8 開口部
9 発熱部品
10 電気部品
11a 基板ホルダ
11b 基板ホルダ
12a 板金カバー
12b 板金カバー
13 くぼみ
14 突起
15 押さえ部
Claims (3)
- 少なくとも2個以上の制御基板を有する空気調和機の室外機において、発熱部品が実装される第1の制御基板を保持し、圧縮機と送風ファンとを仕切る仕切板の上部に設置される第1の基板ホルダ部分を有する電装品箱と、その他の電気部品が実装される複数の制御基板と複数の制御基板を保持する、第1の基板ホルダに対して略水平に設置される複数の電装品箱とを備え、それぞれの電装品箱が分離可能な構造を備え、かつ、それぞれの外郭を板金カバーで覆ったことを特徴とする空気調和機の室外機。
- 板金カバーの内側方向にへこみ形状を設け、電装品箱に板金カバーの内側方向のへこみ形状と勘合する突起を設けた構造を備えることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
- 板金カバーの上部を押さえる押さえ部を、電装品箱に設けたことを特徴とする請求項2に記載の空調和機の室外機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010136970A JP2012002415A (ja) | 2010-06-16 | 2010-06-16 | 空気調和機の室外機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010136970A JP2012002415A (ja) | 2010-06-16 | 2010-06-16 | 空気調和機の室外機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2012002415A true JP2012002415A (ja) | 2012-01-05 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2012002415A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103512104A (zh) * | 2012-06-27 | 2014-01-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调室外机的电器盒及包括该电器盒的空调 |
CN103968469A (zh) * | 2013-02-01 | 2014-08-06 | 三菱电机株式会社 | 室外机及制冷循环装置 |
JP2017180908A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の電装品箱 |
KR101917915B1 (ko) | 2012-08-27 | 2018-11-12 | 도시바 라이프스타일 가부시키가이샤 | 공기 조화기의 실외기 |
JP2019148362A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置の室外ユニット |
JP2019148363A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置の室外ユニット |
CN110486850A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-11-22 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种电控盒装配结构及空调室外机 |
CN111425950A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-07-17 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种电器盒、空调室外机及空调器 |
-
2010
- 2010-06-16 JP JP2010136970A patent/JP2012002415A/ja active Pending
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