JP2011525825A - 歯科矯正用の非対称な自動結紮ブラケット - Google Patents

歯科矯正用の非対称な自動結紮ブラケット Download PDF

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Abstract

本発明は、歯科矯正用の自動結紮ブラケット又はラッチ(1)に関し、剛性のモノブロック部品から形成されて、ヒトの一本の歯の一つの面に剛性固定が可能でかつ適切な張力でワイヤ又はアーチワイヤ(2)により別の複数のブラケットに結合可能なタイプであり、一本の歯の面に固定可能な固定面(4)を有する底部(3)と、アーチワイヤを収容可能な溝型シート又はスロット(5)と、固定面(4)の反対側にあるブラケット正面(7)に設けられてスロット(5)へのアクセスを可能にする通路をなす開口部(6)と、スロット(5)に面して配置されて開口部(6)に隣接する少なくとも一つのつめ、好適には二個のつめ(8a、8b)の形状で構成された、溝へのアーチワイヤの留め手段とを備えており、ブラケット(1)は、固定面(4)と正面(7)とにほぼ直交する方向に中央軸(9)に対して非対称であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯科矯正学の分野に関する。
本発明は、特に、非対称な自動結紮ラッチ(又はブラケット)、このような非対称な自動結紮ブラケットとアーチワイヤとを含むアセンブリ、及び、それぞれがヒトの一本の歯の片面に剛性固定(強固な固定)が可能な複数の自動結紮ブラケットと、適切な張力でこれらを結合するワイヤ又はアーチワイヤとを備えており、少なくとも1つのブラケットが非対称な自動結紮ブラケットである歯科矯正用のアセンブリをめざしている。
歯科矯正学では、ヒトの歯の歯並びを矯正するためのラッチ(一般には「ブラケット」と呼ばれる)が知られている。これらのブラケットは、当該ヒトの歯の内面又は外面に剛性固定され、その機能と用途に適したNi−Ti(ニッケル−チタニウム)タイプの金属ワイヤ又は柔軟な材料からなるワイヤ(一般には「アーチワイヤ」と呼ばれる)により適切な張力で結合される。
このようなブラケットは、さまざまな実施形態で実現されている。これらの実施形態の一つでは、ブラケットが剛性(剛体)のモノブロック部品(一体型部品)であり、
− 一つの歯の面に固定可能な固定面を有する底部と、
− アーチワイヤを収容可能な溝型シート(一般には「スロット」と呼ばれる)と、
− 固定面の反対側にあるブラケット正面に設けられて、スロットへのアクセスを可能にする通路をなす開口部と、
− 溝へのアーチワイヤの留め手段とを備えている。
国際公開第2005/048868号パンフレット(先行技術文献1)は、このようなブラケットを記載しており、スロットは、小さい方の底部により結合される向かい合った二個の直角台形に対応する全体形状を有し、通路をなす開口部は、その全長にわたって直線状の輪郭を有する平行な縁を備えたチャンネル形状を有し、留め手段は、通路をなす開口部に隣接する二個の三角形の突出部の形状を有し、この突出部が、前記開口部の片側と反対側とにそれぞれ配置され、各突出部が開口部の長さの半分にわたってスロット上に張り出している。この実施形態では、ブラケットに形状記憶アーチワイヤが結合されるように構成されている。
国際公開第2006/097657号パンフレット(先行技術文献2)が記載している自動結紮ブラケットは、スロットが、小さい方の底部により結合される向かい合った二個の擬似直角台形に対応する全体形状を有し、通路をなす開口部は、平行な縁を備えたチャンネル形状を有し、この形状は、全長にわたって直線でないが、シートをなす溝にアーチワイヤを挿入するときにアーチワイヤを曲げることによって留めつめを迂回可能にするように成形された輪郭を備えており、留め手段は、通路をなす開口部に隣接する二個のつめの形状を有し、このつめが、前記開口部の片側と反対側とにそれぞれ配置されて、各つめがその端部で開口部の長さの一部分だけにわたってスロット上に張り出している。
上記の二つの実施形態では、固定面と正面とにほぼ直交する軸に対してブラケットが対称である。
米国特許出願公開第2,926,422(A)号(先行技術文献3)は、ブラケットの複数の変形された実施形態を記載し、ブラケットはすべて2つの部品からなり、主要部品は、その背面によって、対応する歯を中心として配置されるように構成されたリング状の帯に溶接されている。この構造では、2個の隣接する歯に2個のブラケットを配置することができないので、このようなブラケットを備えている歯科矯正アセンブリの実現可能性が制限される。
前記米国特許出願公開第2,926,422(A)号は、ブラケットの対称性又は非対称性を少しも問題とせずに、多少の相違があるだけのものとして双方を記載し、非対称ブラケットが備える長所を明らかにしていない。ブラケットが非対称である変形された実施形態では、つめが、アーチワイヤを完全に被覆しているが、これは、アーチワイヤが円形断面を有する場合に必要不可欠である。他方で、ブラケットは、横方向に、溝及び開口部のハウジングを可能にするのに十分な寸法を持たなければならず、溝も開口部も、アーチワイヤの横方向寸法に少なくとも等しい横方向寸法を有する。この構造の結果、他の点はすべて同じであるとしても、開口部から溝に通すための横方向へのアーチワイヤの移動行程が長くなるだけでなく、ブラケットの横方向の外形寸法も大型化する。
国際公開第02/089693号パンフレット(先行技術文献4)、米国特許第5857850号(先行技術文献5)、及び米国特許第3765091号明細書(先行技術文献6)は、円形断面のアークワイヤを開示している。このような形状は、アーチワイヤをブラケットに結合すると、ワイヤがよじれる可能性がある。
国際公開第2005/048868号パンフレット 国際公開第2006/097657号パンフレット 米国特許出願公開第2,926,422号 国際公開第02/089693号パンフレット 米国特許出願公開第5,857,850号 米国特許出願公開第3,765,091号
本発明は、上記の不都合を解消し、ブラケット、及びこのようなブラケットとアーチワイヤを備えているアセンブリ、並びにヒトの一本の歯の片面にそれぞれ剛性固定が可能な複数の自動結紮ブラケット、及び適切な張力でこれらを結合するアーチワイヤとを備えている歯科矯正用のアセンブリを提案することをめざしており、これらにおいては、ブラケットが自動結紮タイプで非対称であり、ヒトの一本の歯の面に直接(貼り合わせにより)固定可能であって、連続する二本の歯が、二個の連続ブラケットを受容可能である一方で、アーチワイヤは、その横断面で円形形状ではなく、正方形又は同等形状を有することにより、ねじれないようにされている。
実際、非対称ブラケットの実施形態は幾つかの症例に対して有利であることが確認されている。たとえば、上方異常位置にある歯では、つめが咬合側に配置される非対称ブラケットを使用することが適切な場合があり、アーチワイヤがいっそう良好に保持される。
このため、本発明は、第一の態様によれば、ヒトの一本の歯の片面にそれぞれ剛性固定が可能な複数のブラケットと、適切な張力で前記ブラケットを結合するワイヤ又はアーチワイヤとを備えている歯科矯正アセンブリの一部をなす自動結紮ブラケットを提案し、このブラケットは、
・ 固定面を有する底部と、
・ ブラケットを結合するアーチワイヤを収容可能な溝型シート又はスロットと、
・ 固定面の反対側の正面に設けられてスロットへのアクセスを可能にする通路をなす開口部と、
・ スロットに面して配置されて、開口部に隣接する少なくとも一つのつめの形状で構成された、溝へのアーチワイヤの留め手段と、
・ 固定面と正面とにほぼ直交する方向の中央軸であって、この中央軸に対してブラケットが非対称である中央軸と、
・ 中央軸に少なくともほぼ直交し、固定面に平行な横方向と、
を備えており、
・ ブラケットが、モノブロック(一体型)の単一部品から形成され、前記固定面が、一本の歯の面への貼り合わせによって直接固定可能であり、
・ シート、及び/又は開口部、及び/又は少なくとも一つの留めつめが、中央軸に対して非対称であり、ブラケットが非対称であり、
・ 留めつめの横方向の幅が、アーチワイヤの横方向の幅よりも狭く、それによって、横方向に、留めつめが、シートで支持される支持位置でアーチワイヤを部分的にのみ被覆するようにしたことを特徴とする。
一つの実施形態によれば、自動結紮ブラケットは、二個の留めつめを有する。
一つの実施形態によれば、二個の留めつめが、通路をなす開口部、及び/又はつめの形状、及び/又はつめの寸法に対するそれらの位置に関して、中央軸に対して非対称である。
一つの実施形態によれば、通路をなす開口部が、その輪郭、及び/又は形状、及び/又は寸法に関して、中央軸に対して非対称である。
一つの実施形態によれば、通路をなす開口部と同一の側に配置された二個の留めつめが存在し、通路をなす開口部の反対側に留めつめがない。
一つの実施形態によれば、通路をなす開口部が、分岐した分枝を有するU字型もしくは疑似U字型、V字型もしくは擬似V字型の輪郭を有し、留めつめが、前記分枝の自由端に配置され、あるいは前記自由端の付近に配置されている。
一つの実施形態によれば、寸法が大きい方の留めつめと、寸法が小さい方の留めつめが、通路をなす開口部の片側及び反対側にそれぞれ配置されている。
一つの実施形態によれば、二個の留めつめが、通路をなす開口部の片側と反対側にそれぞれ配置され、一方のつめが、ブラケットの中央軸に近い方の側で、かつ、通路をなす開口部に隣接する端部から離れた方の側にあり、他方のつめが、ブラケットの中央軸から離れた方の側で、かつ、通路をなす開口部の隣接端部に近い方の側にある。
一つの実施形態によれば、通路をなす開口部は、擬似S字型の輪郭を有し、中央部が少なくともほぼ直線状で、2個の端部分の形状及び/又は寸法が異なる。
一つの実施形態によれば、通路をなす開口部は、互いに平行あるいはほぼ平行に配置された二個の長手方向の縁により、両側で境界を画定される。
一つの実施形態によれば、通路をなす開口部の輪郭が、少なくともほぼ直線状の中央区間と、湾曲もしくは傾斜した二つの端部区間とを備えるように構成されている。
一つの実施形態によれば、スロットが、立面で、小さい方の底部により結合される向かい合った二個の擬似直角台形に相当する全体形状を有している。
一つの別の実施形態によれば、二個の留めつめが、それぞれスロットの端部分で、スロットの長さの一部分だけにわたってスロット上に張り出している。
一つの別の実施形態によれば、単一の留めつめが、スロットの長さの一部分だけにわたってスロット上に張り出している。
一つの実施形態によれば、一個の留めつめの横方向の幅が、アーチワイヤの横方向の幅の半分程度の大きさである。
一つの実施形態によれば、通路をなす開口部の横方向の幅が、通過を可能にする寸法公差を別にして、アーチワイヤの横方向の幅に等しい。
一つの実施形態によれば、シートの横断面は、正方形、長方形、疑似正方形、疑似長方形のいずれかである。
一つの実施形態によれば、スロットの長さが2mmから7mmである。
第二の態様によれば、本発明は、上記のような非対称な自動結紮ブラケットと、アーチワイヤとを備えているアセンブリを提案し、前記ブラケットの留めつめの横方向の幅が、アーチワイヤの横方向の幅よりも狭く、その結果、アーチワイヤがシートで支持される支持位置にあるとき、アーチワイヤの横方向の部分が留めつめにより被覆され、アーチワイヤの横方向の他の部分が、留めつめにより被覆されず、通路をなす開口部に面するようにされている。
一つの実施形態によれば、シートとアーチワイヤが横断面で係合する形状をしている。
一つの実施形態によれば、アーチワイヤの横断面が正方形、長方形、疑似正方形、疑似長方形のいずれか一つの形状である。
第三の態様によれば、本発明は、ヒトの一本の歯の一つの面にそれぞれ剛性固定が可能な複数の自動結紮ブラケットと、適切な張力でこれらを結合するワイヤ又はアーチワイヤとを備えており、少なくとも一つのブラケットが上記のような非対称な自動結紮ブラケットである歯科矯正用アセンブリを提案する。
第一の実施形態によれば、連続する二個のブラケットが非対称なブラケットである。
場合に応じて、連続する非対称な二個のブラケットが同じ方向又は二つの反対方向に配置されている。
第二の実施形態によれば、連続する二個のブラケットが、一方は非対称なブラケットで、他方が、同一タイプであるが対称なブラケットである。
一つの実施形態によれば、ブラケットが、底部の固定面によって一本の歯の面に貼り合わせにより直接固定可能である。
一つの実施形態によれば、二個の連続ブラケットに関して、一方が歯肉側の留めつめを有し、他方が咬合側の留めつめを有している。
一つの実施形態によれば、二個の連続するブラケットが、二個の連続する歯に固定可能である。
次に、添付図面を用いて本発明の複数の実施形態について説明する。
本発明による自動結紮ブラケットの第一の変形された実施形態を示す正面図である。 図1のII−II線による横断面図である。 別の変形された実施形態を示す正面図である。 複数のブラケットを有する歯科矯正用アセンブリの三つの変形された実施形態のうちの一つを示す正面図である。 複数のブラケットを有する歯科矯正用アセンブリの三つの変形された実施形態のうちの一つを示す正面図である。 複数のブラケットを有する歯科矯正用アセンブリの三つの変形された実施形態のうちの一つを示す正面図である。 他の三つの変形された実施形態のうちの一つを示す正面図である。 他の三つの変形された実施形態のうちの一つを示す正面図である。 他の三つの変形された実施形態のうちの一つを示す正面図である。 複数のブラケットを有する歯科矯正用アセンブリの二つの変形された実施形態のうちの一つを示す正面図である。 複数のブラケットを有する歯科矯正用アセンブリの二つの変形された実施形態のうちの一つを示す正面図である。 ループ状の設置に対応する実施形態を示す正面図である。
本発明による自動結紮ブラケット1又はラッチは、ヒトの一本の歯の片面に貼り合わせにより直接剛性固定が可能な、剛性のモノブロックの単一部品から形成されるタイプである。従って、リング等の固定部品を設ける必要はなく、その結果、ブラケットは、互いに結合されているとはいえ二つの部分からなる。
歯科矯正アセンブリは、ヒトの一本の歯の片面にそれぞれ剛性固定が可能な複数の自動結紮ブラケットと、適切な張力でこれらを結合するアーチワイヤ2とを備えている。本発明によれば、このような歯科矯正用のアセンブリは、少なくとも一つの非対称な自動結紮ブラケット1を備えている。
ブラケット1は、まず、一本の歯の面に貼り合わせにより直接固定可能な固定面4を備えた底部3を備えている。
次に、ブラケット1は、アーチワイヤ2を収容可能な溝型シートすなわちスロット5を備えている。
ブラケット1は、また、固定面4に対向するブラケット1の正面7に設けられてスロット5へのアクセスを可能にする、通路をなす開口部6を備えている。
ブラケット1は、スロット5に面して配置されて開口部6に隣接する少なくとも一つの留めつめ、好適には二個の留めつめ8a、8bの形状で構成された、スロット5へのアーチワイヤ5の留め手段を備えている。以下、二個の留めつめ8a、8bを有する実施形態に関して説明する。
ブラケット1は、一方では、固定面4と正面7とにほぼ直交する方向の中央軸9を備えており、他方では、固定面4と正面7とに平行で中央軸9に少なくともほぼ直交する横方向Dを有する(特に図1、2、3参照)。
ブラケット1は、中央軸9に対して非対称であるが、その理由は、シート5、及び/又は開口部6、及び/又は少なくとも一つの留めつめ8a、8b、好適には二個のつめ8a、8bが、中央軸9に対して非対称であるからである。
留めつめ8a、8bの横方向の幅Dは、アーチワイヤ2の横方向の幅Dよりも狭い。たとえば、これらの幅のうちの前者の幅は、後者の幅の半分程度である。
その結果、横方向Dに沿って、留めつめ8a、8bは、アーチ2がシート5で支持される位置にあるとき、部分的にしかアーチ2を被覆しない。
従って、アーチワイヤ2がシート5で支持される位置にあるとき、横方向Dにおけるアーチ部分2は、留めつめ8a、8bにより被覆され、アーチワイヤ2の横方向Dの他の部分は、留めつめ8a、8bによって被覆されず、通路をなす開口部6に面している。
通路をなす開口部6の横方向Dに沿って計算される幅は、通過を可能にする寸法公差を別にして、アーチワイヤ2の横方向Dで同様に計算される幅に等しい。
その結果、ブラケット1は横方向に著しく小型化される。
他方で、溝5の通路をなす開口部6を通過させるための横方向へのアーチワイヤ2の移動行程は制限されるので設置が容易になる。
さらに、アーチワイヤは、その全長にわたって少なくとも部分的に目に見える。
シート5とアーチワイヤ2の横断面(図2参照)とは係合形状を有し、すなわち、シート5の横断面は、正方形、長方形、擬似正方形、疑似長方形のいずれかの形状、アーチワイヤ2の横断面は、正方形、長方形、疑似正方形、疑似長方形のいずれかの形状である。
ブラケット1を非対称にするために、二個の留めつめ8a、8bは、通路をなす開口部6に対するつめの位置、及び/又は形状、及び/又は寸法に関して、軸9に対して非対称である。
同様に、通路をなす開口部6は、その輪郭、及び/又は形状、及び/又は寸法に関して、軸9に対して非対称である。
図1の変形された実施形態では、ブラケット1が、通路をなす開口部6と同一の側に配置された二個の留めつめ8a、8bを備えている。通路をなす開口部の反対側には留めつめがまったく存在しない。
このような変形された実施形態では、寸法に応じて、通路をなす開口部6が、分岐する分枝を有するU字型又は疑似U字型か、あるいはV字型又は疑似V字型を有する。留めつめ8a、8bは、この形状の分枝の自由端に、あるいは、これらの自由端の近傍に配置される。
図1の変形された実施形態では、ブラケット1が、一段と大きい寸法の留めつめ8aと、それよりも小さい留めつめ8bとを有し、留めつめは、通路をなす開口部6の片側と反対側とにそれぞれ配置されている。
当然のことながら、図1の変形された実施形態の事例では、このような寸法差を入れ替えてもよい。
別の変形された実施形態を図7に示している。
もう一つの別の実施形態では、ブラケット1が、通路をなす開口部6の片側と反対側とにそれぞれ配置された二個の留めつめ8a、8bを備えており、一方の留めつめ8aが、軸9に近い方の側で、且つ通路をなす開口部6に近い端部10aから離れた側にあり、他方の留めつめ8bは、その反対に軸9から離れた側にあって開口部6に隣接する端部10bに近い方の側にある。
これらの実施形態によれば、通路をなす開口部6は疑似S字型であり、少なくともほぼ直線状の中央部分と、端部10a、10bまで続く異なる形状及び/又は寸法の二個の端部分とを有する。
別の変形された実施形態を図8に示す。
付加的な別の一つの特徴によれば、通路をなす開口部6は、直線部分でも湾曲部分でも互いに平行であるか、あるいはほぼ平行に配置された二個の長手方向の縁11a、11bにより、両側で境界を画定されている。
付加的な一つの特徴によれば、通路をなす開口部6は、少なくともほぼ直線状の中央区間12と、端部10a、10bに隣接する湾曲もしくは傾斜した二個の端区間13a、13bとを備えるように成形された輪郭を有する。
図9に示された実施形態によれば、中央区間12は、端区間13a、13bに比べて相対的に長さが長い。
複数の実施形態によれば、スロット5は、立面で、小さい方の底部により結合される向かい合った二個の擬似直角台形に対応する全体形状を有する。
複数の実施形態によれば、二個の留めつめ8a、8bは、それぞれ端部10a、10bに隣接する端部分で、スロット5の長さの一部だけにわたってスロット上に張り出している。
上記の構造により、スロット5の長さが2mmから7mmであるブラケットを得られる。
図4、5、10、11に示された一つの実施形態によれば、連続する二個のブラケットが非対称ブラケット一である。図4と一0の場合、これらの連続する二個の非対称ブラケット1が同じ方向に配置されている。その反対に、図5と11の場合、この二個の連続する非対称ブラケット1は、向かい合った二つの方向に配置されている。
図6により示された一つの実施形態によれば、二個のブラケットの連続において、一方のブラケット1は非対称であり、他方のブラケットは、全体が同じタイプで対称である。
図12は、ループ状の設置に対応する一つの実施形態を示している。歯は、11、12、...、21、22...、31、32...、41、42...の数によって識別されている。
この図からわかるように、ブラケット1の配置は、歯肉の犬歯上方に設置することを考慮しており、これにより、図示されたブラケット1によって最適に固定されるアーチワイヤ2の形状が得られる。
既に説明したように、一つの実施形態では、連続する二個のブラケット1の一方が、歯肉側に留めつめ8a、8bを有し、ブラケットの他方が、咬合側に留めつめ8a、8bを有することができる。他方では、連続する歯にブラケット1を固定することも可能である。

Claims (29)

  1. ヒトの一本の歯の片面にそれぞれ剛性固定が可能な複数のブラケット(1)と、適切な張力で前記ブラケットを結合するワイヤ又はアーチワイヤ(2)とを備えている歯科矯正アセンブリの一部をなす自動結紮ブラケット(1)であって、
    ・ 固定面(4)を有する底部(3)と、
    ・ ブラケットを結合するアーチワイヤ(2)を収容可能な溝型シート又はスロット(5)と、
    ・ 固定面(4)の反対側にある正面(7)に設けられてスロット(5)へのアクセスを可能にする通路をなす開口部(6)と、
    ・ スロット(5)に面して配置されて、開口部(6)に隣接する少なくとも一つのつめ(8a、8b)の形状で構成された、溝(5)へのアーチワイヤ(2)の留め手段と、
    ・ 固定面(4)と正面(7)とにほぼ直交する方向の中央軸(9)であって、この中央軸に対してブラケットが非対称である中央軸と、
    ・ 中央軸(9)に少なくともほぼ直交し、固定面(4)に平行な横方向(D)と、
    を備えており、
    ・ ブラケット(1)が、モノブロックの単一部品から形成され、前記固定面(4)が、一本の歯の面への貼り合わせによって直接固定可能であり、
    ・ シート(5)、及び/又は開口部(6)、及び/又は少なくとも一つの留めつめ(8a、8b)が、中央軸(9)に対して非対称であり、ブラケット(1)が非対称であり、
    ・留めつめ(8a、8b)の横方向(D)の幅が、アーチワイヤ(2)の横方向(D)の幅よりも狭く、それによって、横方向に、留めつめ(8a、8b)が、シート(5)で支持される支持位置でアーチワイヤ(2)を部分的にのみ被覆するようにしたことを特徴とする自動結紮ブラケット。
  2. 二個の留めつめ(8a、8b)を含むことを特徴とする請求項1に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  3. 二個の留めつめ(8a、8b)が、通路をなす開口部(6)、及び/又はつめの形状、及び/又はつめの寸法に対するそれらの位置に関して、中央軸(9)に対して非対称であることを特徴とする請求項2に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  4. 通路をなす開口部(6)が、その輪郭、及び/又は形状、及び/又は寸法に関して、中央軸(9)に対して非対称であることを特徴とする請求項2又は3に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  5. 通路をなす開口部(6)と同一の側に配置された二個の留めつめ(8a、8b)が存在し、通路をなす開口部(6)の反対側に留めつめがないことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  6. 通路をなす開口部(6)が、分岐した分枝を有するU字型、疑似U字型、V字型、疑似V字型のうちのいずれか一つの輪郭を有し、留めつめ(8a、8b)が、前記分枝の自由端(10a、10b)に配置され、若しくは前記自由端の付近に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  7. 寸法が大きい方の留めつめ(8a、8b)と、寸法が小さい方の留めつめ(8a、8b)が、通路をなす開口部(6)の片側と反対側とにそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  8. 二個の留めつめ(8a、8b)が、通路をなす開口部(6)の片側と反対側にそれぞれ配置され、一方のつめ(8a、8b)が、ブラケットの中央軸(9)に近い方の側で、かつ、通路をなす開口部(6)に隣接する端部(10a、10b)から離れた方の側にあり、他方のつめ(8b、8a)が、ブラケットの中央軸(9)から離れた方の側で、かつ、通路をなす開口部(6)の隣接端部(10b、10a)に近い方の側にあることを特徴とする請求項2,3,4,7のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  9. 通路をなす開口部(6)は、擬似S字型の輪郭を有し、中央部(12)が少なくともほぼ直線状で、二個の端部分の形状及び/又は寸法が異なることを特徴とする請求項2,3,4,7,8のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  10. 通路をなす開口部(6)は、互いに平行あるいはほぼ平行に配置された二個の長手方向の縁(11a、11b)により、両側で境界を画定されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  11. 通路をなす開口部(6)の輪郭が、少なくともほぼ直線状の中央区間(12)と、湾曲もしくは傾斜した二つの端部区間(13a、13b)とを備えているように構成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  12. スロット(5)が、立面で、小さい方の底部により結合される向かい合った二個の擬似直角台形に相当する全体形状を有していることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  13. 二個の留めつめ(8a、8b)が、それぞれスロットの端部分で、スロットの長さの一部分だけにわたってスロット(5)上に張り出していることを特徴とする請求項2から12のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  14. 単一の留めつめ(8a、8b)が、スロットの長さの一部分だけにわたってスロット(5)上に張り出していることを特徴とする請求項1に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  15. 一個の留めつめ(8a、8b)の横方向(D)の幅が、アーチワイヤ(2)の横方向の幅の半分程度の大きさであることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  16. 通路をなす開口部(6)の横方向(D)の幅が、通過を可能にする寸法公差を別にして、アーチワイヤ(2)の横方向(D)の幅に等しいことを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  17. シート(5)の横断面が、正方形、長方形、疑似正方形、疑似長方形のいずれか一の形状を有することを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  18. スロット(5)の長さが2mmから7mmであることを特徴とする請求項2から17のいずれか一項に記載の自動結紮ブラケット(1)。
  19. 請求項1から18のいずれか一項に記載の非対称な自動結紮ブラケット(1)と、アーチワイヤ(2)とを備えているアセンブリであって、前記ブラケット(1)の留めつめ(8a、8b)の横方向の幅が、アーチワイヤ(2)の横方向の幅よりも狭く、その結果、アーチワイヤ(2)がシート(5)で支持される支持位置にあるとき、アーチワイヤ(2)の横方向の部分が留めつめ(8a、8b)により被覆され、アーチワイヤ(2)の横方向の他の部分が、留めつめ(8a、8b)により被覆されず、通路をなす開口部(6)に面するようにされていることを特徴とするアセンブリ。
  20. シート(5)とアーチワイヤ(2)とが横断面で係合する形状をしていることを特徴とする請求項19に記載の非対称な自動結紮ブラケット(1)とアーチワイヤ(2)とからなるアセンブリ。
  21. アーチワイヤ(2)の横断面が正方形、長方形、疑似正方形、疑似長方形のいずれか一の形状を有することを特徴とする請求項19又は20に記載の非対称な自動結紮ブラケット(1)とアーチワイヤ(2)とからなるアセンブリ。
  22. ヒトの一本の歯の一つの面にそれぞれ剛性固定が可能な複数の自動結紮ブラケットと、適切な張力でこれらを結合するワイヤ又はアーチワイヤ(2)とを備えており、少なくとも一つのブラケットが請求項1から18のいずれか一項に記載の非対称な自動結紮ブラケット(1)であることを特徴とする歯科矯正用アセンブリ。
  23. 連続する二個のブラケットが非対称なブラケット(1)であることを特徴とする請求項22に記載の歯科矯正用アセンブリ。
  24. 連続する非対称な二個のブラケット(1)が同じ方向に配置されていることを特徴とする請求項23に記載の歯科矯正用アセンブリ。
  25. 連続する非対称な二個のブラケット(1)が二つの反対方向に配置されることを特徴とする請求項23に記載の歯科矯正用アセンブリ。
  26. 連続する二個のブラケットの一方が非対称なブラケット(1)であり、他方が、同一タイプであるが対称なブラケットであることを特徴とする請求項22に記載の歯科矯正用アセンブリ。
  27. ブラケットが、底部(3)の固定面(4)によって一本の歯の面に貼り合わせにより直接固定可能であることを特徴とする請求項22から26のいずれか一項に記載の歯科矯正用アセンブリ。
  28. 二個の連続ブラケットに関し、一方が歯肉側の留めつめ(8a、8b)を有し、他方が咬合側の留めつめ(8a、8b)を有することを特徴とする請求項22から27のいずれか一項に記載の歯科矯正用アセンブリ。
  29. 二個の連続するブラケットが二個の連続する歯に固定可能であることを特徴とする請求項22から28のいずれか一項に記載の歯科矯正用アセンブリ。
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