JP2011517889A - リソース割り当てサイズに依存するトランスポートブロックサイズのシグナリング - Google Patents

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Abstract

本発明は、移動通信システムにおけるトランスポートブロックに関連付けられる制御シグナリングを提供する方法に関する。さらには、本発明は、本文書に提案する方法を実行する受信装置および送信装置も提供する。制御シグナリングのオーバーヘッドを増大させることなく、トランスポートブロックの送信に使用できる利用可能なトランスポートブロックサイズの数が増大する制御シグナリングメカニズムを得る目的で、本発明は、適用可能なリソース割り当てサイズおよび変調・符号化方式レベルの範囲全体にわたって定義されるトランスポートブロックサイズインデックスを分割し、リソース割り当てサイズに依存する各サブセットから、トランスポートブロックサイズインジケータによってトランスポートブロックサイズインデックスを選択することを提案する。
【選択図】図7

Description

本発明は、移動通信システムにおけるトランスポートブロックに関連付けられる制御シグナリングを提供する方法に関する。さらには、本発明は、本文書に提案する方法を実行する受信装置および送信装置も提供する。
パケットスケジューリングおよび共有チャネル送信

パケットスケジューリングを採用している無線通信システムにおいては、エアインタフェースリソースの少なくとも一部が複数の異なるユーザ(移動局(MS)またはユーザ機器(UE))に動的に割り当てられる。これらの動的に割り当てられるリソースは、一般には、少なくとも1つの上り共有物理チャネルまたは下り共有物理チャネル(PUSCHまたはPDSCH)にマッピングされる。PUSCHまたはPDSCHは、例えば、以下の構成設定の少なくとも1つを有する。
− CDMA(符号分割多元接続)システムにおいては、1つまたは複数の符号が複数の移動局の間で動的に共有される。
− OFDMA(直交周波数分割多元接続)システムにおいては、1つまたは複数のサブキャリア(サブバンド)が複数の移動局の間で動的に共有される。
− OFCDMA(直交周波数符号分割多元接続)システムまたはMC−CDMA(複数搬送波符号分割多元接続)システムにおいては、上記の組合せが複数の移動局の間で動的に共有される。
図1は、1つの共有データチャネルを有するシステムにおける共有チャネル上のパケットスケジューリング体系を示している。サブフレーム(タイムスロットとも称する)は、スケジューラ(例えば物理層またはMAC層のスケジューラ)が動的リソース割り当て(DRA)を実行するうえでの最小間隔を反映している。図1においては、1つのサブフレームに等しいTTI(送信時間間隔)を想定している。一般的には、TTIが複数のサブフレームにまたがっていてもよいことに留意されたい。
さらには、OFDMシステムにおいて割り当てることのできる、無線リソースの最小単位(リソースブロックまたはリソース単位とも称する)は、一般には、時間領域における1つのサブフレームと、周波数領域における1つのサブキャリア/サブバンドとによって定義される。同様に、CDMAシステムにおいては、無線リソースのこの最小単位は、時間領域における1つのサブフレームと符号領域における符号とによって定義される。
OFCDMAシステムまたはMC−CDMAシステムにおいては、この最小単位は、時間領域における1つのサブフレームと、周波数領域における1つのサブキャリア/サブバンドと、符号領域における1つの符号とによって定義される。動的リソース割り当ては、時間領域においてと、符号/周波数領域において実行することができる。
パケットスケジューリングの主たる利点は、時間領域スケジューリング(TDS)によるマルチユーザダイバーシチ利得と、ユーザレートの動的な適合化である。
高速(および低速)フェージングに起因してユーザのチャネル条件が時間とともに変化するものと想定すると、スケジューラは、ある時点に、時間領域スケジューリングにおいて良好なチャネル条件を有するユーザに、利用可能なリソース(CDMAの場合には符号、OFDMAの場合にはサブキャリア/サブバンド)を割り当てることができる。
OFDMAにおけるDRAおよび共有チャネル送信の詳細

OFDMAにおいては、時間領域スケジューリング(TDS)による時間領域におけるマルチユーザダイバーシチを利用することに加えて、周波数領域スケジューリング(FDS)によって周波数領域におけるマルチユーザダイバーシチも利用することができる。この理由は、OFDM信号が、周波数領域において、複数の異なるユーザに動的に割り当てることのできる複数の狭帯域サブキャリア(一般にはサブバンドにグループ化されている)から構成されているためである。これによって、マルチパス伝搬による周波数選択的チャネル特性を利用して、ユーザを、そのユーザのチャネル品質が良好である周波数(サブキャリア/サブバンド)上にスケジューリングすることができる(周波数領域におけるマルチユーザダイバーシチ)。
OFDMAシステムにおいては、実用上の理由から、帯域幅が複数のサブバンドに分割されており、サブバンドは複数のサブキャリアから成る。すなわち、ユーザを割り当てることのできる最小単位は、1サブバンドの帯域幅と、1スロットまたは1サブフレームの持続時間とを有し(1つまたは複数のOFDMシンボルに対応する)、これをリソースブロック(RB)と称する。一般に、サブバンドは連続するサブキャリアから成る。しかしながら、場合によっては、分散している不連続のサブキャリアからサブバンドを形成することが望ましいことがある。さらに、スケジューラは、複数の連続または不連続のサブバンドもしくはサブフレーム、またはその両方にユーザを割り当てることができる。
3GPPのLTE(ロングタームエボリューション)(非特許文献1)(http://www.3gpp.orgにおいて入手可能であり、参照によって本文書に組み込まれている)の場合、10MHzのシステム(通常のサイクリックプレフィックス)は、15kHzのサブキャリア間隔での600個のサブキャリアから構成することができる。600個のサブキャリアを、それぞれが180kHzの帯域幅を占める50個のサブバンド(12個の隣接するサブキャリア)にグループ化することができる。1スロットの時間長が0.5msであると想定すると、1リソースブロック(RB)は、この例によると180kHz、0.5msを占める。
マルチユーザダイバーシチを利用して周波数領域におけるスケジューリング利得を達成する目的で、ユーザのデータは、ユーザのチャネル条件が良好であるリソースブロック上に割り当てるべきである。一般に、このようなリソースブロックは互いに近接しており、したがって、この送信モードは局在型モード(LM:localized mode)とも称される。
図2は、局在型モードのチャネル構造の一例を示している。この例においては、隣接するリソースブロックは、時間領域および周波数領域において4つの移動局(MS1〜MS4)に割り当てられている。リソースブロックのそれぞれは、第1層もしくは第2層またはその両方の制御シグナリング(第1層/第2層制御シグナリング)を伝える部分と、移動局のユーザデータを伝える部分とから成る。
あるいは、図3に示したように、分散型モード(DM:distributed mode)においてユーザを割り当てることができる。この構成設定においては、ユーザ(移動局)は、ある範囲のリソースブロックに分散している複数のリソースブロック上に割り当てられる。分散型モードにおいては、実施上の複数の異なるオプションが可能である。図3に示した例においては、ユーザのペア(MS1/2とMS3/4)が同じリソースブロックを共有している。いくつかの例示的なさらなる実装上のオプションは、非特許文献2(http://www.3gpp.orgにおいて入手可能であり、参照によって本文書に組み込まれている)に記載されている。
なお、サブフレームの中で局在型モードと分散型モードを多重化することが可能であり、この場合、局在型モードおよび分散型モードに割り当てられるリソース(RB)の量は、固定的、準静的(数十ないし数百のサブフレームに対して一定)、または動的(サブフレームごとに異なる)とすることができることに留意されたい。
局在型モードおよび分散型モードのいずれにおいても、1つのサブフレームの中で、1つまたは複数のデータブロック(特にトランスポートブロックと称する)を、複数の異なるリソースブロック上において同じユーザ(移動局)に個別に割り当てることができ、ユーザは、同じかまたは異なるサービスまたは同じ自動再送要求(ARQ)プロセスに属していることができる。この状況は、論理的には、異なるユーザを割り当てることと理解することができる。
第1層/第2層制御シグナリング

パケットスケジューリングを採用しているシステムにおいてデータを正しく受信または送信するための十分な副情報を提供する目的で、いわゆる第1層/第2層制御シグナリング(下り物理制御チャネル:PDCCH)を送信する必要がある。以下では、上りデータ送信および下りデータ送信のための一般的な動作メカニズムについて説明する。
下りデータ送信

下り共有チャネルを使用する既存の実装形態(例えば、3GPPベースの高速データパケットアクセス(HSDPA))においては、下りパケットデータ送信に加えて第1層/第2層制御シグナリングが、一般には個別の物理(制御)チャネル上で送信される。
この第1層/第2層制御シグナリングは、一般には、下りデータの送信に使用される(1つまたは複数の)物理リソース(例えば、OFDMの場合における1つまたは複数のサブキャリア、CDMAの場合における符号)に関する情報を含んでいる。移動局(受信者)は、データの送信に使用されているリソースをこの情報によって識別することができる。制御シグナリングにおけるもう1つのパラメータは、下りデータの送信に使用されるトランスポートフォーマット(transport format)である。
一般には、トランスポートフォーマットを示すための可能な方法がいくつか存在する。例えば、データのトランスポートブロックサイズ(ペイロードサイズ、情報ビットサイズ)、変調・符号化方式(MCS)レベル、スペクトル効率、符号化率などをシグナリングすることで、トランスポートフォーマット(TF)を示すことができる。移動局(受信者)は、復調、デ・レートマッチング(de-rate-matching)、および復号化プロセスを開始する目的で、情報ビットサイズ、変調方式、および符号化率を、この情報(通常はリソース割り当て情報と組み合わせる)によって識別することができる。場合によっては、変調方式を明示的にシグナリングすることができる。
さらには、ハイブリッドARQ(HARQ)を採用しているシステムにおいては、HARQ情報も第1層/第2層制御シグナリングに含めることができる。このHARQ情報は、一般には、HARQプロセス番号(移動局は、データがマッピングされているハイブリッドARQプロセスをこの番号によって識別することができる)と、シーケンス番号(sequence number)または新規データインジケータ(new data indicator)(移動局は、送信が新しいパケットなのか再送信されたパケットなのかをこれらによって識別できる)と、冗長バージョンあるいはコンステレーションバージョンまたはその両方と、を示している。冗長バージョンおよびコンステレーションバージョンは、それぞれ、使用されているハイブリッドARQ冗長バージョン(デ・レートマッチングに必要である)、および、使用されている変調コンステレーションバージョン(復調に必要である)を、移動局に知らせる。
HARQ情報におけるさらなるパラメータは、一般には、第1層/第2層制御シグナリングを受信する移動局を識別するUE識別情報(UE ID)である。一般的な実装形態においては、この情報は、別の移動局に読まれないように第1層/第2層制御シグナリングのCRCをマスクするために使用される。
次の表(表1)は、非特許文献1(第7.1.1.2.3節(未確認)を参照)から公知である、下りスケジューリングのための第1層/第2層制御チャネル信号の構造の例を示している。
Figure 2011517889
上りデータ送信

同様に、上り送信についても、上り送信のパラメータを送信者に知らせる目的で、第1層/第2層シグナリングが下りリンク上で送信者に提供される。本質的に、この第1層/第2層制御チャネル信号は、下り送信における第1層/第2層制御チャネル信号と部分的に類似している。上りの第1層/第2層制御チャネル信号は、一般には、UEがデータを送信するのに使用するべき(1つまたは複数の)物理リソース(例えば、OFDMの場合にはサブキャリアまたはサブキャリアブロック、CDMAの場合には符号)と、上り送信用に移動局が使用するべきトランスポートフォーマットとを示す。さらには、第1層/第2層制御情報は、ハイブリッドARQ情報(HARQプロセス番号を示す)と、シーケンス番号または新規データインジケータと、さらには冗長バージョンもしくはコンステレーションバージョンまたはその両方とを備えていることもできる。これに加えて、UE識別情報(UE ID)を制御シグナリングに含めることもできる。
バリエーション

上述したさまざまな情報を正確に送信する方法には、いくつか異なるバリエーションが存在する。さらには、第1層/第2層制御情報は、さらなる情報を含んでいることもでき、あるいは、いくつかの情報を省くことができる。例えば、HARQプロトコルを使用しない、または同期HARQプロトコルを使用する場合、HARQプロセス番号が必要ないことがある。同様に、例えば、チェィス合成(Chase Combining)を使用する(すなわち、つねに同じ冗長バージョンあるいはコンステレーションバージョンが送信される)場合や、冗長バージョンあるいはコンステレーションバージョンのシーケンスが事前に定義されている場合には、冗長バージョンあるいはコンステレーションバージョンが必要ないことがある。
別のバリエーションとして、電力制御情報、あるいはMIMOに関連する制御情報(例えばプリコーディング情報)を制御シグナリングにさらに含めることができる。複数の符号語によるMIMO送信の場合には、複数の符号語のためのトランスポートフォーマットもしくはHARQ情報、またはその両方を含めることができる。
上りデータ送信の場合、上に挙げた情報の一部またはすべてを、下りリンク上ではなく上りリンク上でシグナリングすることができる。例えば、基地局は、移動局が送信に使用する(1つまたは複数の)物理リソースを定義するのみとすることができる。したがって、移動局は、トランスポートフォーマット、変調方式、HARQパラメータのうちの少なくとも1つを選択して、上りリンク上でシグナリングすることができる。第1層/第2層制御情報のうちどの部分を上りリンク上でシグナリングし、どの部分を下りリンク上でシグナリングするかは、一般には設計上の問題であり、ネットワークがどの程度の制御を行い、どの程度の自主性を移動局に残すべきかに関するコンセプトに依存する。
次の表(表2)は、非特許文献1から公知である、上りスケジューリングにおける第1層/第2層制御チャネル信号構造の例を示している(第7.1.1.2.3節(未確認)を参照)。
Figure 2011517889
上り送信および下り送信のための第1層/第2層制御シグナリング構造の、より最近の別の提案は、非特許文献3および非特許文献4(http://www.3gpp.orgにおいて入手可能であり、参照によって本文書に組み込まれている)に記載されている。
上に示したように、さまざまな国においてすでに配備されているシステム(例えば3GPP HSDPA)のための第1層/第2層制御シグナリングが定義されている。3GPP HSDPAの詳細については、非特許文献5(http://www.3gpp.orgにおいて入手可能)と、非特許文献6とを参照されたい。
非特許文献7(http://www.3gpp.orgにおいて入手可能)の第4.6節に記載されているように、HSDPAにおいては、「トランスポートフォーマット」(TF)(トランスポートブロックサイズ情報(6ビット))、「冗長バージョンおよびコンステレーションバージョン」(RV/CV)(2ビット)、および「新規データインジケータ」(NDI)(1ビット)が、合計9ビットによって個別にシグナリングされる。なお、NDIは、実際には1ビットのHARQシーケンス番号(SN)としての役割を果たしており、すなわち、この値は、新しいトランスポートブロックが送信されるたびに切り替わる。
LTE/SAEにおける下りのリソースブロック割り当てのシグナリングの詳細

各制御チャネル(PDCCHと称する)は、割り当てられたリソースを示すリソース割り当てフィールドを含んでいる。非特許文献8)(http://www.3gpp.orgにおいて入手可能であり、参照によって本文書に組み込まれている)によると、リソース割り当てフィールドは2つの部分、すなわち、タイプフィールドと、実際のリソース割り当てから成る情報とから構成される。
リソース割り当てフィールドがタイプ0およびタイプ1のリソース割り当てを示しているPDCCHは、同じフォーマット(例:フォーマット1、フォーマット2)を有し、タイプフィールドによって互いに区別される。システム帯域幅の物理リソースブロック(PRB)が10個以下である場合、各PDCCHにおけるリソース割り当てフィールドは、ビットマップで表した実際のリソース割り当ての情報のみを含んでいる(割り当てタイプ0)。リソース割り当てフィールドがタイプ2のリソース割り当てを示しているPDCCHは、リソース割り当てフィールドがタイプ0またはタイプ1のリソース割り当てを示しているPDCCHとはフォーマットが異なる。
タイプ0のリソース割り当てにおいては、ビットマップは、スケジューリング対象のUEに割り当てられているリソースブロックグループを示す。グループのサイズはシステム帯域幅の関数であり、次の表3はこの関係を示している(この表は非特許文献8の表7.1.1−1のコピーである)。
Figure 2011517889
タイプ1のリソース割り当てによると、ビットマップは、P個のリソースブロックグループサブセットのうちの1つにおける一連のリソースブロックからのリソースブロック(Pは、上の表に示されているシステム帯域幅に関連付けられているリソースブロックグループサイズ)を、スケジューリング対象の移動端末(UE)に示す。
タイプ2のリソース割り当てにおいては、リソース割り当て情報は、関連付けられる制御チャネル(PDCCH)上で運ばれる1ビットフラグの設定に応じて、隣接して割り当てられた一連の物理リソースブロックまたは仮想リソースブロックを、スケジューリング対象のUEに示す。物理リソースブロックの割り当ては、1個の物理リソースブロックから、システム帯域幅全体にわたる最大数の物理リソースブロックまでの、さまざまな量をとることができる。仮想リソースブロックの割り当ての場合、リソース割り当て情報は、先頭の仮想リソースブロック番号と、連続する仮想リソースブロックの数とから構成されており、各仮想リソースブロックは、複数の不連続な物理リソースブロックにマッピングされている。
タイプ2のリソース割り当てフィールドは、先頭のリソースブロック(RBstart)と、隣接して割り当てられるリソースブロック(LCRB)を用いて表した長さとに対応するリソース指示値(RIV)から構成されている。非特許文献8によると、リソース指示値は次のように定義される。
Figure 2011517889
トランスポートフォーマット(TF)のシグナリングの詳細

トランスポートブロックサイズ(TBS)に基づくいくつかのシグナリング方式(現在、3GPP LTEシステム用として検討されている)は、HSDPAに定義されているTBSのシグナリングをベースとしており、このTBSのシグナリングは、非特許文献9(http://www.3gpp.orgにおいて入手可能である)の第9.2.3節に定義されている。
この方式の基本原理は、サイズNのTBSのスーパーセット(TBS superset)が定義されることである。スーパーセットの値は、例えば昇順に並べられ(TBS(n)<TBS(n+1))、TBS値は、対数領域に線形に配置される(例えば以下のMATLABコードを参照)(MATLAB(R)(登録商標)は、対話環境および高水準言語を提供するコンピュータプログラムであり、エンジニアは計算負荷の高いタスクを従来のプログラミング言語(例えばC、C++、Fortran)を使用するよりも高速で実行することができる。このコンピュータプログラムは、Mathworks社によって提供されたものである(http://www.mathworks.comを参照))。
Figure 2011517889
3GPP作業部会ではまだ検討されていないが、本発明者は、HSDPAの方式を以下のように適合させることでLTEにおいて使用できることを発見し、本発明においては以下を想定している。すなわち、与えられたリソース割り当てサイズRB_size(例えば、1〜100個の範囲内のリソースブロックの割り当て)に対して、PDCCHにおいて選択できる対象範囲として、特定の数のTBS値(M)(例:29個の値)を事前に定義する。したがって、与えられた割り当てサイズに対して、サイズNのスーパーセットのうちの特定の範囲(サイズM)の中のTBSをシグナリングすることができる。この範囲を定義する一方法として、与えられたリソースブロック割り当てサイズに対して、例えば、最低のMCS(最小のTBS)レベルを定義する最小のTBSスーパーセットインデックスnmin(RB_size)を定義する。この場合、TBSのスーパーセットのうちnmax=nmin(RB_size)+M−1までの任意の値をシグナリングすることができる。あるいは、与えられたリソースブロック割り当てサイズに対して、例えば、最高のMCSレベル(最大TBS)を定義する、最大のTBSスーパーセットインデックスnmax(RB_size)+M−1を選択することができる。TBSの範囲は、スーパーセットの連続するインデックスから構成される。
図4は、非特許文献9におけるHSDPAシグナリング方式の原理を応用するときの、TBSのスーパーセットと、TBSの範囲のシグナリングの単純な例を、例示的に示している。この図は、リソース割り当てサイズの適用可能な範囲に対して(x軸)、MCSレベルを{QPSK;コードレート0.125}と[64−QAM;コードレート0.9]の間として想定したとき、可能なトランスポートブロックサイズすべてを含んでいるTBSのスーパーセットを定義するときの基本的な原理を例示的に示すことを目的としている。説明を単純にして概要が理解されるように、22個の異なるトランスポートブロックサイズを有する例を示してあり、各リソース割り当てサイズにおいて、スーパーセットのうちの12個のトランスポートブロックサイズの範囲からトランスポートブロックサイズを選択することができる。
図5は、非特許文献9におけるHSDPAシグナリング方式の原理を3GPP LTEシステムに応用するときの、TBSのスーパーセットの定義と、TBSの範囲のシグナリングの別の例を示しており、3GPP LTEシステムにおいて想定される数値を使用している。図5は、本質的に図4と同様であるが、TBSのスーパーセットとして70個のトランスポートブロックサイズが定義されており、リソース割り当てサイズあたり29個のトランスポートブロックサイズが区別されている。
上述した方式を使用し、特定の範囲の変調・符号化方式(MCS)レベル(すべての割り当てサイズにおいて同程度/同じであり、例えば、QPSKのレート1/8から64−QAMのレート0.9まで)をサポートするものと想定したとき、PDCCHにおいて選択できるトランスポートブロックサイズ値の数Mが与えられると、スーパーセットのサイズNが決まる。さらには、数Mの結果として、トランスポートブロックサイズ値の粒度(granularity)が決まり、MACパケットが任意のサイズをとりうるものと想定したとき、特定の粒度の結果としてMACパディングオーバーヘッドの特定の割合となる。
現在、3GPP作業部会では、3GPP LTE/SAEシステムにおいてPDCCH上でのTBSのシグナリング用に5ビットのフィールドを使用することが考慮されている。さらには、3つの入力項目が予約されており、結果として、選択できるトランスポートブロックサイズまたは変調・符号化方式レベルの数はM=2−3=29個である。さらには、リソースブロック割り当てサイズが1〜100の範囲であり、MCSレベルがQPSKのレート1/8から64−QAMのレート0.9までの範囲であると想定すると、結果として、スーパーセットのサイズN=70、平均(最大)MACパディングが5.8%(11.6%)となり、これは望ましくない。
欧州特許出願第07024829.9号(代理人整理番号:EP56004)
3GPP TR 25.814: "Physical Layer Aspects for Evolved UTRA", Release 7, v. 7.1.0, October 2006 3GPP RAN WG#1 Tdoc R1-062089, "Comparison between RB-level and Sub-carrier-level Distributed Transmission for Shared Data Channel in E-UTRA Downlink", August 2006 3GPP TSG-RAN WG1 #50 Tdoc. R1-073870, "Notes from offline discussions on PDCCH contents", August 2007 3GPP TSG-RAN WG1 #52 Tdoc R1-081139, "PDCCH contents", February 2008 3GPP TS 25.308, "High Speed Downlink Packet Access (HSDPA); Overall description; Stage 2", version 7.4.0, September 2007 Harri Holma and Antti Toskala, "WCDMA for UMTS, Radio Access For Third Generation Mobile Communications", Third Edition, John Wiley & Sons, Ltd., 2004, chapters 11.1 to 11.5 3GPP TS 25.212, "Multiplexing and Channel Coding (FDD"), version 7.6.0, September 2007 3GPP TR 36.213, "Physical layer procedures", version 8.1.0, section 7.1 3GPP TS 25.321 "Medium Access Control (MAC) protocol specification (Release 8)", version 8.0.0 3GPP TS 36.211, "Physical channels and modulation", version 8.1.0
本発明の1つの目的は、制御シグナリングのオーバーヘッドを増大させることなく、トランスポートブロックの送信に使用できる利用可能なトランスポートブロックサイズの数が増大する制御シグナリングメカニズムを提案することである。より具体的な目的は、3GPP作業部会において現在検討されている第1層/第2層制御シグナリングによって暗黙的に規定されるように、トランスポートブロックを埋めるために加えなければならないMACパディングオーバーヘッド(トランスポートブロックサイズがMACプロトコルデータユニットのサイズに等しいかそれより大きいと想定したとき、MACプロトコルデータユニットと、選択されるトランスポートブロックサイズとの差(単位:ビット))を減少させることができるように、制御シグナリングメカニズムを設計することである。
この目的は、独立請求項の主題によって解決される。本発明の有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
本発明の主たる一態様は、送信されるトランスポートブロックのトランスポートブロックサイズをシグナリングするための新規の方式を提案することである。この態様によると、トランスポートブロックサイズのスーパーセット(「マザーテーブル(mother table)」とも称する)のうちの不連続なトランスポートブロックサイズインデックスの範囲から、トランスポートブロックサイズインデックスが求められ、インデックスの範囲は、シグナリングされるリソース割り当てサイズに依存する。これによって、トランスポートブロックを送信するのに使用できるトランスポートブロックのトランスポートブロックサイズインデックスの数、およびしたがって利用可能なトランスポートブロックサイズの数を、トランスポートブロックサイズをシグナリングするのに追加のオーバーヘッドを消費する必要なしに増大させることができる。制御チャネル内でのトランスポートブロックサイズ(インデックス)に関する情報を、トランスポートブロックサイズインジケータと称する。さらには、リソース割り当てサイズ(例えばトランスポートブロックを送信するのに割り当てられるリソースブロックの数で表したサイズ)は、いわゆるリソース割り当てサイズインジケータによって示される。
本発明のこの態様に従って、本発明の一実施形態によると、移動通信システムにおいてトランスポートブロックを受信する方法を提案する。受信装置(下り送信であるのか上り送信であるのかに応じて、移動端末または基地局)は、受信装置を宛先とするトランスポートブロックの送信のためのトランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータを備えている制御チャネル、を受信する。
さらに、受信装置は、リソース割り当てサイズインジケータおよびトランスポートブロックサイズインジケータに基づいてトランスポートブロックサイズインデックスを求める。この場合、リソース割り当てサイズインジケータは、すべての利用可能なトランスポートブロックサイズインデックスのうちの不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最小トランスポートブロックサイズインデックスまたは最大トランスポートブロックサイズインデックスを決定する。トランスポートブロックサイズインジケータは、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットのうち、トランスポートブロックのトランスポートブロックサイズに対応するトランスポートブロックサイズインデックスを決定する。
適用されたトランスポートブロックサイズインデックスが求められると、受信装置は、トランスポートブロックを送信するために使用されたリソースブロックの数を定義するリソース割り当てサイズインジケータに基づき、かつ、トランスポートブロックサイズを示す選択されたトランスポートブロックサイズインデックスに基づいて、共有チャネルからトランスポートブロックを取り出すことができる。
この実施形態においては、トランスポートブロックサイズインデックスは、例えば、トランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータの関数に基づいて求めることができる。例えば、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最小トランスポートブロックサイズインデックス(これはリソース割り当てサイズに依存する)に、トランスポートブロックサイズインジケータによって定義されるオフセットを加えることによって、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットからトランスポートブロックサイズインデックスが求められる。あるいは、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最大トランスポートブロックサイズインデックスから、トランスポートブロックサイズインジケータによって定義されるオフセットを減じることによっても、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットからトランスポートブロックサイズインデックスを求めることができる。
不連続なトランスポートブロックサイズインデックスからトランスポートブロックサイズインデックスを選択するステップは、例えば、オフセットを整数n(n>1)の倍数であるように定義することによって、実施することができる。したがって、この例においては、トランスポートブロックサイズインジケータは、リソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスと最大トランスポートブロックサイズインデックスとの間(境界値を含む)のn番目ごとのトランスポートブロックサイズインデックスから、1つを選択する。言い換えれば、与えられたリソース割り当てサイズにおいて、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットは、リソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスと最大トランスポートブロックサイズインデックスとの間(境界値を含む)のn番目ごとのトランスポートブロックサイズインデックスから構成される。
一般的には、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットは、必ずしも特定の整数の倍数から構成されている必要はないことに留意されたい。別の可能な構成として、オフセットが、2つ以上の整数(例えば、n>1、m>1、n≠m)の倍数である。さらには、(不連続な)トランスポートブロックサイズインデックスのサブセットを定義する方式によっては、少なくとも2つの(隣接する)リソース割り当てサイズに対するトランスポートブロックサイズインデックスの異なるサブセットにおいて、それぞれのトランスポートブロックサイズインデックスが重複することがあることに留意されたい。
本発明のさらなる例示的な一実施形態においては、整数nの値は、リソース割り当てサイズに依存して選択される。したがって、異なるリソース割り当てタイプにおいては、トランスポートブロックサイズインジケータを選択できる対象であるトランスポートブロックサイズインデックスの粒度が異なりうる。
これに加えて、またはこれに代えて、別の実施形態によると、整数nを、リソースブロックグループサイズに依存させることもできる。例えば、特定のリソース割り当てサイズにおける整数nを、リソース割り当てのリソース割り当てタイプに基づいて選択することができる。例えば、リソース割り当てによって、(例えば、LTEシステムにおける割り当てタイプ0の場合のように)r個の連続するリソースブロックの倍数個がつねに割り当てられるならば、r個のリソースブロックの倍数であるリソース割り当てサイズに対して、トランスポートブロックサイズインジケータによって、nの倍数であるインデックスを備えている不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットから選択されるようにすることができる。この例においては、トランスポートブロックサイズインデックスの範囲全体が、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットに分割されており、トランスポートブロックサイズインジケータは、トランスポートブロックのトランスポートブロックサイズインデックスをリソース割り当てサイズに応じて決定する、すなわち、トランスポートブロックサイズインジケータがどのサブセットからトランスポートブロックサイズインデックスを決定するかが、リソース割り当てサイズによって決まるものと考えることができる。トランスポートブロックサイズインジケータによってトランスポートブロックサイズインデックスが選択される対象であるサブセットのインデックスの範囲が、リソース割り当てサイズによって決まるものと考えることができる。
本発明の別の実施形態においては、求められたトランスポートブロックサイズインデックスに基づいてトランスポートブロックサイズインジケータによってトランスポートブロックサイズが決定される対象であるトランスポートブロックサイズの範囲の粒度が、リソース割り当てサイズに依存する。したがって、例えば、異なるリソース割り当てサイズまたはリソース割り当てサイズの範囲では、適用可能なトランスポートブロックサイズの粒度が異なっていることが可能である。
本発明の例示的な実施形態による例示的な一実装形態においては、リソース割り当てインジケータが、トランスポートブロックを送信するために割り当てられる奇数(偶数)のリソースブロックを示している場合、トランスポートブロックサイズインデックスを求めるステップにおいて奇数(奇数)のトランスポートブロックサイズインデックスが求められ、リソース割り当てインジケータが、トランスポートブロックを送信するために割り当てられる偶数(奇数)のリソースブロックを示している場合、トランスポートブロックサイズインデックスを求めるステップにおいて偶数(偶数)のトランスポートブロックサイズインデックスが求められる。
上述したように、いくつかのリソース割り当てサイズにおいて、トランスポートブロックサイズインジケータが、連続するインデックスのサブセットからトランスポートブロックサイズインデックスを決定するようにすることもできる。この例示的な実施形態においては、利用可能なリソース割り当てサイズのうちの少なくとも1つのリソース割り当てサイズにおいて、リソース割り当てサイズインジケータは、前述したように、すべての利用可能なトランスポートブロックサイズインデックスのうちの、連続するトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最小トランスポートブロックサイズインデックスまたは最大トランスポートブロックサイズインデックスを決定する。利用可能なリソース割り当てサイズのうちの少なくとも1つのリソース割り当てサイズにおいて、トランスポートブロックサイズインジケータが不連続なインデックスのサブセットからインデックスを決定した前の例とは異なり、トランスポートブロックサイズインジケータは、トランスポートブロックのトランスポートブロックサイズに対応するトランスポートブロックサイズインデックスを、連続するトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットから決定する。したがって、(すべてではなく)いくつかのリソース割り当てサイズにおいて(またはすべてのリソース割り当てサイズのうちのリソース割り当てサイズの範囲において)、トランスポートブロックサイズインジケータが、連続するトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットからトランスポートブロックサイズインデックスを決定することができる。
さらには、本発明の別の実施形態は、トランスポートブロックを送信するための制御チャネル情報を決定する、送信装置の動作に関する。したがって、本発明の別の実施形態は、移動通信システムにおいてトランスポートブロックおよび関連する制御チャネルを送信する方法に関する。送信装置(例えば、下り送信または上り送信のための移動端末の基地局)は、(送信されるトランスポートブロック用として、)トランスポートブロックサイズとリソース割り当てサイズの(事前に定義された、または設定された)複数の組合せのうち、トランスポートブロックサイズとリソース割り当てサイズの1つの組合せを選択し、この場合、与えられたリソース割り当てサイズに対してこの組合せによって定義されるトランスポートブロックサイズは、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスを有する。トランスポートブロックサイズとリソース割り当てサイズの組合せは、例えば、通信システムにおいて事前に定義する、または制御シグナリングによって設定することができる。
送信装置は、トランスポートブロックサイズとリソース割り当てサイズの選択された組合せに基づいて、その選択された組合せのリソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスからのオフセットを示すトランスポートブロックサイズインジケータを、さらに決定し、選択された組合せのトランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズをそれぞれ示すトランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータを備えている制御チャネルと、トランスポートブロックと、を送信する。
さらなる実施形態においては、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズを選択するときに、チャネル条件を考慮する。したがって、送信装置は、トランスポートブロックの、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの組合せを、チャネル品質パラメータ(例えば共有チャネルのSINR測定値)に基づいて選択する。
これに加えて、またはこれに代えて、別の例示的な実施形態においては、トランスポートブロックの、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの組合せは、送信装置によってトランスポートブロックにマッピングされるプロトコルデータユニットのサイズに基づいて、送信装置によって選択される。
本発明のさらなる一実施形態においては、kは、可能なトランスポートブロックサイズの数であり、mは、与えられたリソース割り当てサイズに対してこの組合せによって事前に定義される異なるトランスポートブロックサイズの数であり、この場合、式k≦mが満たされる。
本発明のさらなる実施形態は、本文書に記載されている方法をハードウェアおよびソフトウェアにおいて実施することに関する。したがって、本発明の一実施形態は、移動通信システムにおいてトランスポートブロックを受信する受信装置を提供する。受信装置は、受信装置を宛先とするトランスポートブロックの送信のためのトランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータを備えている制御チャネル、を受信する受信器ユニット、を備えている。さらには、受信装置は、処理ユニットと取り出しユニットを備えている。処理ユニットは、リソース割り当てサイズインジケータおよびトランスポートブロックサイズインジケータに基づいてトランスポートブロックサイズインデックスを決定し、この場合、リソース割り当てサイズインジケータは、すべての利用可能なトランスポートブロックサイズインデックスのうちの不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最小トランスポートブロックサイズインデックスまたは最大トランスポートブロックサイズインデックスを決定し、トランスポートブロックサイズインジケータは、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットから、トランスポートブロックのトランスポートブロックサイズに対応するトランスポートブロックサイズインデックスを決定する。取り出しユニットは、トランスポートブロックを送信するために使用されたリソースブロックの数を定義するリソース割り当てサイズインジケータに基づき、かつ、トランスポートブロックサイズを示す選択されたトランスポートブロックサイズインデックスに基づいて、共有チャネルからトランスポートブロックを取り出す。
本発明の別の実施形態は、命令を格納しているコンピュータ可読媒体であって、命令が受信装置のプロセッサによって実行されたとき、それに起因して、受信装置が、移動通信システムにおいてトランスポートブロックを受信する、コンピュータ可読媒体、に関する。この受信は、受信装置を宛先とするトランスポートブロックの送信のためのトランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータを備えている制御チャネル、を受信するステップと、リソース割り当てサイズインジケータおよびトランスポートブロックサイズインジケータに基づいてトランスポートブロックサイズインデックスを求めるステップであって、リソース割り当てサイズインジケータが、すべての利用可能なトランスポートブロックサイズインデックスのうちの不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最小トランスポートブロックサイズインデックスまたは最大トランスポートブロックサイズインデックスを決定し、トランスポートブロックサイズインジケータが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットから、トランスポートブロックのトランスポートブロックサイズに対応するトランスポートブロックサイズインデックスを決定する、ステップと、トランスポートブロックを送信するために使用されたリソースブロックの数を定義するリソース割り当てサイズインジケータに基づき、かつ、トランスポートブロックサイズを示す選択されたトランスポートブロックサイズインデックスに基づいて、共有チャネルからトランスポートブロックを取り出すステップと、による。
送信側に関して、本発明のさらなる実施形態は、移動通信システムにおいてトランスポートブロックおよび関連する制御チャネルを送信する送信装置を提供する。この送信装置は、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの、事前に定義された複数の組合せのうち、送信されるトランスポートブロックに対して、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの1つの組合せを選択する選択ユニットであって、与えられたリソース割り当てサイズに対してこの組合せによって事前に定義されるトランスポートブロックサイズが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスを有する、選択ユニットと、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの選択された組合せに基づいて、その選択された組合せのリソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスからのオフセットを示すトランスポートブロックサイズインジケータを決定する処理ユニットと、を備えている。さらには、送信装置は、選択された組合せのリソース割り当てサイズを示すリソース割り当てサイズインジケータと、トランスポートブロックサイズインジケータとを備えている制御チャネルと、トランスポートブロックと、を送信する送信器ユニット、を備えている。
本文書に提案する、送信側のコンセプトをソフトウェアに実施することに関して、本発明の別の実施形態は、命令を格納しているコンピュータ可読媒体であって、命令が送信装置のプロセッサによって実行されたとき、それに起因して、送信装置が、移動通信システムにおいてトランスポートブロックおよび関連する制御チャネルを送信する、コンピュータ可読媒体、に関する。この送信は、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの、事前に定義された複数の組合せのうち、送信されるトランスポートブロックに対して、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの1つの組合せを選択するステップであって、与えられたリソース割り当てサイズに対してこの組合せによって事前に定義されるトランスポートブロックサイズが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスを有する、ステップと、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの選択された組合せに基づいて、選択された組合せのリソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスからのオフセットを示すトランスポートブロックサイズインジケータを決定するステップと、選択された組合せのリソース割り当てサイズを示すリソース割り当てサイズインジケータと、トランスポートブロックサイズインジケータとを備えている制御チャネルと、トランスポートブロックと、を送信するステップと、による。
以下では、本発明について、添付の図面を参照しながらさらに詳しく説明する。図面において、類似または対応する細部には同じ参照数字を付してある。
OFDMAシステムにおける、第1層/第2層制御シグナリングの分散型マッピングを有する局在型モード(LM)でのユーザへの例示的なデータ送信を示している。 OFDMAシステムにおける、第1層/第2層制御シグナリングの分散型マッピングを有する局在型モード(LM)でのユーザへの例示的なデータ送信を示している OFDMAシステムにおける、第1層/第2層制御シグナリングの分散型マッピングを有する分散型モード(DM)でのユーザへの例示的なデータ送信を示している。 非特許文献9におけるHSDPAシグナリング方式の原理を応用するときの、TBSのスーパーセットと、TBSの範囲のシグナリングの単純な例を例示的に示している。 非特許文献9におけるHSDPAシグナリング方式の原理を3GPP LTEシステムに応用するときの、TBSのスーパーセットの定義と、TBSの範囲のシグナリングの別の例を示しており、3GPP LTEシステムにおいて想定される数値を使用している。 TBSのスーパーセットのインデックスを2つのサブセットに分割することを想定したときの、本発明の例示的な一実施形態による、TBSのスーパーセットの例示的な定義およびTBSの範囲のシグナリングを示しており、3GPP LTEシステムにおいて想定される数値を使用している。 TBSのスーパーセットのインデックスを2つのサブセットに分割することが明確に示されるように、図6の一部の拡大図を示している。 本発明の例示的な実施形態による、送信装置および受信装置によって実行されるステップの流れ図を示している。 本発明の発想を実施することのできる、本発明の一実施形態による移動通信システムを示している。 TBSのスーパーセットのインデックスを2つのサブセットに分割することを想定したときの、本発明の例示的な一実施形態による、TBSのスーパーセットおよびTBSの範囲のシグナリングの別の例示的な定義の拡大図を示しており、3GPP LTEシステムにおいて想定される数値を使用している。
以下では、本発明のさまざまな実施形態について説明する。例示のみを目的として、実施形態のほとんどは、上の[背景技術]において説明したSAE/LTEに従った(E−)UMTS通信システムに関連して概説してある。本発明は、例えば、移動通信システム(例えば前述したSAE/LTE通信システム)と組み合わせて、あるいは多搬送波システム(例えばOFDMベースのシステム)と組み合わせて有利に使用できるが、本発明はこれらの特定の例示的な通信ネットワークにおける使用に制限されないことに留意されたい。
本発明のさまざまな実施形態について以下にさらに詳しく説明する前に、本文書において頻繁に使用しているいくつかの用語の意味と、それらの相互関係および依存性について、以下に簡潔に説明しておく。プロトコルデータユニットは、一般的には、1つまたは複数のトランスポートブロックを伝えるために使用される、特定のプロトコル層のデータパケットと考えることができる。一例においては、プロトコルデータユニットは、MACプロトコルデータユニット(MAC PDU)、すなわち、MAC(メディアアクセス制御)プロトコル層のプロトコルデータユニットである。MAC PDUは、MAC層によってPHY(物理)層に提供されるデータを伝える。一般には、1回のユーザ割り当て(ユーザあたり1つの第1層/第2層制御チャネル(PDCCH))において、1つのMAC PDUが第1層上の1つのトランスポートブロック(TB)にマッピングされる。トランスポートブロックは、第1層とMAC(第2層)との間で交換される基本的なデータ単位を定義している。一般には、MAC PDUをトランスポートブロックにマッピングするとき、1つまたは複数のCRCが加えられる。トランスポートブロックサイズは、トランスポートブロックサイズ(ビットの数)として定義される。トランスポートブロックサイズには、定義に応じて、CRCビットを含める、または除外される。
トランスポートフォーマットは、一般的には、トランスポートブロックの送信に適用される変調・符号化方式(MCS)もしくはトランスポートブロックサイズ、またはその両方を定義し、したがって、適切な変調(復調)および符号化(復号化)を行ううえで必要である。3GPPベースのシステム(例えば、非特許文献1に記載されているシステム)においては、変調・符号化方式と、トランスポートブロックサイズと、リソース割り当てサイズとの間には、以下の関係が成り立つ。
Figure 2011517889
この式において、NREは、割り当てられるリソース要素(RE)の数(1つのリソース要素は1個の変調シンボルと同じであり、複数のリソース要素がリソースブロックを形成する)であり、CRは、トランスポートブロックの符号化における符号化率、Mは、1個の変調シンボルにマッピングされるビットの数(例えば16−QAMの場合にはM=4)である。第1層/第2層制御シグナリングでは、リソース割り当てサイズ、すなわち割り当てられるリソースブロック(RB)(特定の数のリソース要素を備えている)の数を示すリソース割合フィールドを使用する。リソース割り当てフィールドに含まれているリソース割り当てに関する情報を、本文書ではリソース割り当てインジケータと称する。移動通信システムの実装および設計に応じて(例えばLTE)、複数の異なるリソース割り当てタイプを定義することができる。リソース割り当てタイプのそれぞれは、割り当てられたリソースを示すための特定のフォーマット(他のタイプとは異なる)を有することができる。例えば、本発明を3GPP LTEシステムにおいて実施する場合、非特許文献8に規定されている複数の異なるリソース割り当てタイプ(タイプ0,1,2)を使用することができる。
上述したこの関係のため、第1層/第2層制御シグナリングでは、トランスポートブロックサイズまたは変調・符号化方式のいずれかを示すのみでよい。変調・符号化方式をシグナリングするべきである場合、このシグナリングの実施方法としていくつかのオプションが存在する。例えば、変調および符号化それぞれのための個別のフィールド、または変調パラメータおよび符号化パラメータの両方のための共用フィールド(joint field)を予測することができる。トランスポートブロックサイズをシグナリングするべきである場合、一般には、トランスポートブロックサイズを明示的にシグナリングするのではなく、TBSインデックスにマッピングされているトランスポートブロックサイズインジケータとしてシグナリングする。実際のトランスポートブロックサイズを求めるためのトランスポートブロックサイズインジケータの解釈方法は、例えば、リソース割り当てサイズに依存させることができる。
以下では、第1層/第2層制御シグナリングにおけるトランスポートフォーマットフィールドが、トランスポートブロックサイズの指示情報、いわゆるトランスポートブロックサイズインジケータを備えているものと想定する。しかしながら、このフィールドが変調・符号化方式を示しているかトランスポートブロックサイズを示しているかは、トランスポートブロックサイズあるいはTBSインデックスをトランスポートフォーマットフィールド内の情報から求めることができる限りは、本発明を実施するうえで重要ではない。
さらには、与えられたトランスポートブロックのトランスポートブロックサイズは、一般には送信中に変更されないことに留意されたい。しかしながら、たとえトランスポートブロックサイズが変更されなくても、例えばリソース割り当てサイズが変更される場合、(上述した関係において明らかであるように)変調・符号化方式は送信間で変更されることがある。
さらに、本発明のいくつかの実施形態においては、再送信時、トランスポートブロックサイズは一般に最初の送信から既知であることに留意されたい。したがって、トランスポートフォーマット(MCSもしくはTBSまたはその両方)情報は、(たとえ変調・符号化方式が送信間で変更される場合でも)再送信時にシグナリングする必要がなく、なぜなら、リソース割り当てサイズ(リソース割り当てフィールドから求めることができる)とトランスポートブロックサイズとから変調・符号化方式を求めることができるためである。
本発明の主たる一態様は、送信されるトランスポートブロックのトランスポートブロックサイズ(例えば第1層/第2層制御シグナリングのトランスポートフォーマットフィールドに含まれる)をシグナリングするための新規の方式を提案することである。一般的には、すべての可能なリソース割り当てサイズおよびトランスポートフォーマット(すなわち変調・符号化方式)に対して、トランスポートブロックサイズの所定の範囲または設定される範囲(一般には「スーパーセット」または「マザーテーブル」と称する)が存在するものと想定することができる。スーパーセットの値は、インデックスによって指し示すことができる。本発明のこの主たる態様によると、(このスーパーセットのうちの)トランスポートブロックサイズインデックスは、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスの範囲から求められ、トランスポートブロックサイズインデックスが求められる対象であるこの範囲は、シグナリングされるリソース割り当てサイズに依存する。
図6および図7から明らかであるように、最小トランスポートブロックサイズインデックスおよび最大トランスポートブロックサイズインデックスは、一般にはリソース割り当てサイズに依存し、なぜなら、送信装置は特定の範囲の変調・符号化方式レベルのみを使用する(ことが許可される)ためである。したがって、最低または最高の変調・符号化方式に対して、リソース割り当てサイズによって、上述した等式1の関係により最小および最大トランスポートブロックサイズが決まる。したがって、リソース割り当てサイズは、トランスポートブロックサイズインジケータによって示すことのできる最小トランスポートブロックサイズインデックスもしくは最大トランスポートブロックサイズインデックスまたはその両方を定義していると考えることができる。したがって、トランスポートブロックサイズインジケータは、リソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスまたは最大トランスポートブロックサイズインデックスからのオフセットを定義するものと考えることができる。したがって、最も一般的な定義として、トランスポートブロックサイズインデックスは、リソース割り当てサイズおよびトランスポートブロックサイズインジケータの関数の結果である。
[背景技術]に説明した従来技術のソリューションとは異なり、トランスポートブロックサイズインジケータは、連続するトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットのうちの1つのトランスポートブロックサイズインデックスを選択するオフセットを直接的に示すのではなく、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットからトランスポートブロックサイズインデックスを選択する。これによって、本明細書において詳しく説明してあるように、トランスポートブロックを送信するのに使用できる、スーパーセットの中のトランスポートブロックサイズインデックスの数、およびしたがって利用可能なトランスポートブロックサイズの数を、トランスポートブロックサイズをシグナリングするための追加のオーバーヘッドが要求されることなしに増大させることができる。
一般的には、トランスポートブロックサイズインデックスのスーパーセット(異なるトランスポートブロックサイズのスーパーセットに対応する)は、システムにおいて定義または設定されるものと想定する。本発明を実施する一方法は、スーパーセットの中のインデックスを2つ以上のサブセットに分割し、この場合、サブセットの少なくとも一方が、(スーパーセットの)不連続なトランスポートブロックサイズインデックスを備えているようにすることである。サブセットの中のインデックスは、重複する、または重複しない。この方法においては、(リソース割り当てサイズインジケータによって示される)リソース割り当てサイズによってサブセットの一方が選択され、トランスポートブロックサイズインジケータは、リソース割り当てサイズによって決まるサブセットの1つのトランスポートブロックサイズ(インデックス)にマッピングされている。
おらそくは最も単純である2つのサブセットの定義では、本発明の一実施形態によると、第1のサブセットが、偶数のトランスポートブロックサイズスーパーセットインデックス(2n)から生成され、第2のサブセットが奇数のTBSスーパーセットインデックス(2n+1)から生成され、この場合、偶数のリソース割り当てサイズ(割り当てられるリソースブロックの数で表したサイズ)に対するトランスポートブロックサイズの範囲が、第1のサブセットから生成され、奇数のリソース割り当てサイズに対するトランスポートブロックサイズの範囲が、第2のサブセットから生成される。言い換えれば、偶数および奇数のリソース割り当てサイズに対するトランスポートブロックサイズの範囲は、それぞれ、スーパーセットのうちインデックス(2n)およびインデックス(2n+1)を有するトランスポートブロックサイズから生成される。同様に、トランスポートブロックサイズインデックスのスーパーセットを3つまたはそれ以上のサブセットに分割することもできる。例えば、インデックスを3つのサブセットに分割するためには、第1のサブセットがインデックス3nのすべてを含んでおり、第2のサブセットがインデックス3n+1のすべてを含んでおり、第3のサブセットがインデックス3n+2のすべてを含んでいる。
図6は、非特許文献9におけるHSDPAシグナリング方式の原理を3GPP LTEシステムに応用し、TBSのスーパーセットのインデックスを2つのサブセットに分割することを想定したときの、本発明の例示的な一実施形態による、TBSのスーパーセットの例示的な定義およびTBSの範囲のシグナリングを示しており、3GPP LTEシステムにおいて想定される数値を使用している。
図7は、TBSのスーパーセットのインデックスを2つのサブセットに分割することが明確に示されるように、図6の一部の拡大図を示している。図7から理解できるように、第1のサブセットは、偶数のトランスポートブロックサイズスーパーセットインデックス(2n)を含んでおり、第2のサブセットは奇数のTBSスーパーセットインデックス(2n+1)を含んでいる。したがって、サイズ1またはサイズ3の奇数のリソース割り当てが選択された場合、トランスポートブロックサイズインジケータは、奇数のインデックスを有するトランスポートブロックサイズを示している。サイズ2またはサイズ4の偶数のリソース割り当ての場合、トランスポートブロックサイズインジケータは、偶数のインデックスを有するトランスポートブロックサイズを示している。
なお、サブセットは、与えられたリソース割り当てサイズに対してシグナリングすることのできるインデックスを定義しているのではなく、与えられたリソースブロック割り当てサイズに対して選択することのできるインデックスを定義していることに留意されたい。
別の可能な方法は、トランスポートブロックサイズインデックスのスーパーセットの分割を、リソースブロックグループサイズまたはリソース割り当てタイプに基づいて整列させる(align)ことである。例えば、非特許文献8に定義されているリソース割り当てタイプ0においては、(システム帯域幅が64〜110個のリソースブロックの場合に)リソースグループサイズは4に等しい。したがって、4の倍数であるリソース割り当てサイズにおいては、トランスポートブロックサイズインジケータを、トランスポートブロックサイズインデックスの同じサブセットから選択することができる。それ以外の(すべての)リソース割り当てサイズについては、トランスポートブロックサイズインデックスの(他方の)1つのサブセット、またはトランスポートブロックサイズインデックスの(他の)複数のサブセットのいずれかから、選択することができる。トランスポートブロックサイズインデックスの分割をリソース割り当てタイプ0に基づいて整列させることは、P・k(Pはリソースブロックグループサイズ)であるすべてのリソースブロック割り当てサイズにおいて、インデックスが1つのサブセット(例:サブセット1)から選択されることを意味する。
サブセットの数は、必ずしもリソースブロックグループサイズPに合わせなくてもよい。例えば、リソースブロックグループサイズPが3であり、サブセットの数を2とすることができる。この場合、例えば、3・kであるすべての割り当てサイズにおいて、インデックスがサブセット1から選択され、3・k+1および3・k+2である割り当てサイズではサブセット2から選択される。
上の例においては、トランスポートブロックサイズインデックスのスーパーセットが複数の異なるサブセットに分割され、各サブセットはリソース割り当てサイズによって選択され、サブセットの中からトランスポートブロックサイズインジケータによってトランスポートブロックサイズインデックスが選択される。このように、特定の整数(または2つ以上の整数)の倍数であるトランスポートブロックサイズインデックスに基づいてサイズが含まれるようにサブセットを定義する方法は、スーパーセットのインデックスを分割するうえで最も単純な方法である。しかしながら、より「複雑な」分割方式を実施することもできる。別の実施形態によると、リソース割り当てサイズそれぞれに対して、またはリソース割り当てサイズの異なる範囲に対して、トランスポートブロックサイズインデックスのスーパーセットからトランスポートブロックサイズインデックスの異なるサブセットが定義される。したがって、究極的には、リソース割り当てサイズと同じ数のサブセットを存在させることができる。
リソース割り当てサイズの個々の範囲に対してサブセットを定義する場合、これは次のように実現することができる。すなわち、しきい値としてのリソースブロック数に等しいかそれより小さいリソース割り当てサイズに対しては、スーパーセットを2つのサブセットに分割することができ、一方のサブセットがスーパーセットの偶数のトランスポートブロックサイズインデックスを備えており、他方のサブセットがスーパーセットの奇数のトランスポートブロックサイズインデックスを備えている。したがって、しきい値のリソースブロック数に等しいかそれより小さいリソース割り当てサイズについては、リソース割り当てサイズによって決まる、2つのサブセットの一方から、トランスポートブロックサイズインジケータによってトランスポートブロックサイズインデックスが決まる。この場合、例えば、偶数のリソース割り当てサイズがサブセット1にマッピングされており、奇数のリソース割り当てサイズがサブセット2にマッピングされている。しきい値のリソースブロック数よりも大きいリソース割り当てサイズについては、上述したように、リソースブロックグループサイズまたはリソース割り当てタイプに従って、スーパーセットのトランスポートブロックサイズインデックスを分割することができる。
さらには、トランスポートブロックサイズインデックスの各サブセットにおけるトランスポートブロックサイズの粒度も、異なるようにすることができる。例えば、リソース割り当てサイズの範囲に応じて異なる数のサブセットが定義される場合、スーパーセットのトランスポートブロックサイズの粒度を、リソース割り当てサイズの範囲に応じて異なるようにすることができる。次のMATLAB(R)コードは、これを例示している。
Figure 2011517889
このコードによると、対数領域におけるTBS値の間隔は、トランスポートブロックサイズの異なる範囲において異なる。対数領域における間隔は、隣接する2つのトランスポートブロックサイズの値の比(例えば、TBS(n+1)/TBS(n))を定義し、この比は、トランスポートブロックサイズまたはリソース割り当ての特定の範囲において一定である。したがって、範囲1における比は、範囲2における比とは異なる。
上に説明したように、スーパーセットの中のトランスポートブロックサイズインデックスを、少なくともリソース割り当てサイズの範囲に対して不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットに分割することによって、トランスポートブロックサイズインジケータをシグナリングするのにより多くのビットを消費する(およびしたがってより多くのオーバーヘッドが生じる)必要なしに、TBSのスーパーセットのサイズを増大させることができる。したがって、トランスポートブロックサイズの粒度を増大させることができる。
本発明では、送信装置が、トランスポートブロックの送信のためのトランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズを選択するための新規の方式によって、MACパディングオーバーヘッドを、追加のシグナリングオーバーヘッドなしに、背景技術に説明した従来技術と比較して大幅に減少させることができる。5ビットのトランスポートブロックサイズインジケータを使用する(3つの値が予約されているものと想定する)とき、本明細書において前述したように、3GPP LTEシステムにおける第1層/第2層制御シグナリング方式では、70個の異なるトランスポートブロックサイズを区別することができ、結果としての平均パディングオーバーヘッドは5.8%である。トランスポートブロックサイズインデックスを2つのサブセットに分割する方式(一方のサブセットが、スーパーセットのトランスポートブロックサイズインデックスのうちの奇数のインデックスを備えており、他方のサブセットが偶数のインデックスを備えている)を使用すると、5ビットのトランスポートブロックサイズインジケータを使用して(この場合も3つの値が予約されている)、140個の異なるトランスポートブロックサイズを区別することができ、これにより、平均のMACパディングオーバーヘッドを2.8%に減少させることができる。
MACパディングオーバーヘッドが減少することは1つの利点であるが、これとは別に制御シグナリングへの影響がある。与えられたMACパケットサイズにおけるMACパディングを減少させるためには、すなわち、最も適切なトランスポートブロックサイズ(パケットより大きくかつ最も近いTBS)を選択するためには、適用できるのは特定のリソースブロック割り当てサイズのみである。したがって、与えられたトランスポートブロックサイズのサブセットからの特定のトランスポートブロックサイズに対して利用可能なのは、選択されたリソースブロック割り当てサイズのみである(例えば、偶数のTBSスーパーセットインデックスから選択されるサブセット1からのトランスポートブロックサイズに対しては、偶数のリソースブロック割り当てサイズのみが可能である)、言い換えれば、与えられたリソースブロック割り当てサイズに対しては、スーパーセットのうち選択されたトランスポートブロックサイズインデックスのみしか選べない。
再送信プロトコルとしてハイブリッドARQ(HARQ)を使用する場合において、再送信時にトランスポートブロックサイズをシグナリングするべき状況では(一般にトランスポートブロックサイズは1回目の送信から既知であるが、1回目の送信のPDCCHは失われることがある)、再送信に利用可能なリソースブロック割り当てサイズは、トランスポートブロックサイズがトランスポートブロックサイズの同じサブセットからの値である割り当てサイズに限定される(サブセットは含まれる値が重複していないものと想定する)。なお、類似する問題は、HSDPAに関する非特許文献9に提案されている従来技術のソリューションにおいても存在し、再送信において利用可能なコードの特定の制約が存在する。
リソース割り当てサイズとの関連におけるトランスポートブロックサイズの選択に対する影響に関して、この問題は、3GPP LTEなどのシステム設計において、サブセットの数がさほど大きくない、すなわち、特定のトランスポートブロックサイズに対して可能なリソースブロック割り当てサイズの制約が限られているならば、許容され得る。しかしながら、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの組合せの選択におけるこの制約の程度は、リソースブロック割り当てサイズに依存する。小さいリソースブロック割り当てサイズの場合、この制約は許容され得るものであり、なぜなら、ほとんどの場合、システムレベルでのメリットがわずかであるのでリソースブロック割り当てサイズを変更する必要がないためである。たとえ再送信においてリソースブロック割り当てサイズを変更することが望ましい場合であっても、利用可能なリソースブロック割り当てサイズの制約は許容され得る。小さいリソースブロック割り当てサイズの場合にこの制限が許容され得るもう1つの理由として、再送信においてトランスポートブロックサイズを送信することは、(前述したように)HARQの堅牢性の問題に関連する。システムは、再送信においてトランスポートブロックサイズをシグナリングすることなく単純に動作することができ、すなわち、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの組合せの選択における制限が無視できることを意味する。このことは小さいトランスポートブロックサイズのみに影響するため、(トランスポートブロックサイズが不明であることに起因する)消失パケットによるシステム全体の損失はわずかである。
大きいリソースブロック割り当てサイズの場合、3GPP LTEシステムにおいては、一般にスケジューラは割り当てタイプ0を使用してリソースブロックを割り当てる。結果として、再送信も割り当てタイプ0によって割り当てられる。したがって、上述したように分割がリソースブロックグループサイズに基づいて整列しているとき、HSDPAに関する非特許文献9に定義されている従来技術の設計と同じかまたは類似する方法で、トランスポートブロックサイズインデックスをサブセットに分割することなく、再送信においてトランスポートブロックサイズをシグナリングすることができる。
図8は、本発明の例示的な実施形態による、送信装置および受信装置によって実行されるステップの流れ図を示している。いま、送信装置が基地局またはeNodeB(例:NB1)であり、受信装置が移動局またはユーザ機器(例:MS1)であるものと想定し、この実施形態は、下りリンクにおけるトランスポートブロックの送信を示している。
説明を目的として、送信装置および受信装置は、図9に例示したようにネットワーク内に位置しているものと想定する。図9の移動通信システムは、少なくとも1つのアクセス・コアゲートウェイ(ACGW:Access and Core Gateway)とNodeBとから成る「2ノードアーキテクチャ」を有すると考えられる。ACGWは、コアネットワークの機能(例えば、呼のルーティング、外部ネットワークとのデータ接続)を処理することができ、さらに、RANのいくつかの機能を実施することができる。したがって、ACGWは、最近の3GネットワークにおいてGGSNおよびSGSNによって実行される機能と、RANの機能(例えば、無線リソース制御(RRC)、ヘッダー圧縮、暗号化/整合性保護)とを兼ね備えているものと考えることができる。
基地局(NodeBまたはeNodeB(エンハンスドノードB)とも称する)は、例えば、データの分割/連結、リソースのスケジューリングおよび割り当て、多重化、物理層の機能といった機能のみならず、RRC機能(例えば外部ARQ)を処理することができる。図では、eNodeBは1つの無線セルのみを制御するように示してあるが、これは単に説明を目的としている。当然ながら、ビーム形成アンテナもしくは他の技術、またはその両方を使用することにより、eNodeBがいくつかの無線セルあるいは論理無線セルを制御することもできる。
この例示的なネットワークアーキテクチャにおいては、移動局(UE)と基地局(eNodeB)との間のエアインタフェース上の上りリンクもしくは下りリンクまたはその両方において、(プロトコルデータユニットの形における)ユーザデータを伝えるために共有データチャネルを使用することができる。この共有チャネルは、例えば、LTEシステムにおいて公知である上り共有物理チャネルまたは下り共有物理チャネル(PUSCHまたはPDSCH)とすることができる。しかしながら、共有データチャネルおよび関連する制御チャネルを、図2または図3に示したように物理層リソースにマッピングすることも可能である。
制御チャネル信号/情報は、関連するユーザデータ(プロトコルデータユニット)がマッピングされているのと同じサブフレームにマッピングされる個別の(物理)制御チャネル上で送信することができ、あるいは、関連する情報を含んでいるサブフレームよりも先行するサブフレームにおいて送ることができる。一例においては、移動通信システムは3GPP LTEシステムであり、制御チャネル信号は第1層/第2層制御チャネル情報(例えば、下り物理制御チャネル(PDCCH)上の情報)である。複数の異なるユーザ(またはユーザのグループ)の第1層/第2層制御チャネル情報それぞれを、図2および図3に例示的に示したように、上り共有チャネルまたは下り共有チャネルの特定の部分にマッピングすることができ、これらの図においては、複数の異なるユーザの制御チャネル情報が下りサブフレームの最初の部分(「制御」)にマッピングされている。一般的に、本発明の一実施形態において、第1層/第2層制御チャネル(PDCCH)フォーマットおよびコンテンツは、非特許文献4におけるように定義されていることに留意されたい。
トランスポートブロックは、一般にはMAC PDUのデータを伝える。したがって、MAC PDUの送信に使用されるトランスポートブロックサイズは、PDUのサイズと少なくとも同じサイズであるように選択されるものと想定することができる。MAC PDUは、一般にはトランスポートブロックにマッピングされ、トランスポートブロックサイズがMAC PDUのサイズより大きい場合、トランスポートブロックを埋めるためパディングビットが追加される。これに代えて、またはこれに加えて、MAC PDUの中にパディングビットを追加してMAC PDUをトランスポートブロックサイズに合わせることができる。送信装置および受信装置の両方は、トランスポートブロックサイズインデックスの同じスーパーセットと、適用可能な各リソース割り当てに対する最小トランスポートブロックサイズもしくは最大トランスポートブロックサイズまたはその両方(あるいはトランスポートブロックサイズインデックス)に関する情報を備えているように、(あらかじめ)構成設定されている。送信装置および受信装置の両方は、上述したようにリソース割り当てサイズ(またはリソース割り当てサイズの範囲)それぞれにおけるトランスポートブロックサイズインデックスのスーパーセットの分割に関する情報を維持している。したがって、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの、事前に定義された複数の組合せが、送信装置および受信装置に既知である。これらの組合せは、与えられたリソース割り当てサイズに対して不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットが適用可能であるように設定される。
例えば、リソースブロックグループサイズをリソース割り当てタイプ0に基づいて整列させて分割するとき、4個のリソースブロックの倍数であるリソース割り当てサイズそれぞれにおいて、各リソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズから最大トランスポートブロックサイズまでのトランスポートブロックサイズの適用可能範囲内で、リソース割り当てサイズと、第1のサブセット(サブセット1)のうちの各インデックスとの組合せが存在する。同様に、残りのリソース割り当てサイズそれぞれにおいて、各リソース割り当てサイズに対するトランスポートブロックサイズの適用可能範囲内で、リソース割り当てサイズと、第2のサブセット(サブセット2)のトランスポートブロックサイズインデックスとのそれぞれの組合せが存在する。例えば、4の倍数であるリソース割り当てサイズによって、スーパーセットの不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセット1を選択することができ、その一方で、他のすべてのリソース割り当てサイズによって、スーパーセットの不連続なトランスポートブロックサイズインデックスを含んでいるサブセット2を選択することができる。このことは、図10に例示的に示してある。
したがって、送信装置は、MAC PDUを送信するとき、トランスポートブロックの中でMAC PDUを送信するため、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの、事前に定義された複数の組合せのうち、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの組合せを選択する(701)。トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの組合せを選択するとき、送信するMAC PDUのサイズに加えて、例えば、チャネル品質の測定値を考慮することができる。例えば、チャネル品質によっては、トランスポートブロックを送信するのに要求される変調・符号化方式が例えば低いことがあり、したがって等式1により、送信されるMAC PDUに等しいかそれより大きいトランスポートブロックサイズが得られるように、各リソース割り当てサイズを予測しなければならない。
トランスポートブロックサイズおよび対応するリソース割り当てサイズ(これによって変調・符号化方式レベルも暗黙的に決定される)の組合せを決定した後、送信装置は、その選択された組合せのリソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスからのオフセットを示すトランスポートブロックサイズインジケータを決定する。送信装置は、トランスポートブロックサイズインジケータと、リソース割り当てサイズのインジケータとを、第1層/第2層制御チャネルの制御情報に追加する(702)。
上の例に戻ると、サブセット1は、スーパーセットの偶数のトランスポートブロックサイズインデックスを含んでおり、偶数のリソースブロックを割り当てるリソース割り当てによって選択され、サブセット2は、スーパーセットの奇数のトランスポートブロックサイズインデックスを含んでおり、奇数のリソースブロックを割り当てるリソース割り当てによって選択され、スーパーセットのトランスポートブロックサイズインデックスと、トランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータとの間の関係は、次の等式によって与えられる。
Figure 2011517889
この式において、nは、トランスポートブロックサイズを示す、スーパーセットのトランスポートブロックサイズインデックスである。n(numRB)は、リソース割り当てサイズ(numRB)に対する最小トランスポートブロックサイズのトランスポートブロックサイズインデックスを示しており、次の表4から選択される。nPDCCHは、範囲[0,...,M−1]の中の値を示すトランスポートブロックサイズインジケータを表しており、Mは、各リソース割り当てサイズにおいてトランスポートブロックサイズインジケータによって区別できるTBS値の数を表している。割り当てられるリソースブロックの数(numRB)は、割り当てタイプに従ってリソース割り当てサイズインジケータに中に符号化される。
Figure 2011517889
送信装置は、リソース割り当てサイズインジケータおよびトランスポートブロックサイズインジケータを含んでいる第1層/第2層制御チャネルと、トランスポートブロックとを、受信装置に送信する(703,704)。例えば、第1層/第2層制御情報は、PDCCH(下り物理制御チャネル)を介して送信され、トランスポートブロックは、図1または図2に例示的に示したようにサブフレーム内で下り共有チャネル(PDSCH:下り物理共有チャネル)を介して送信される。
受信装置は、第1層/第2層制御チャネルを受信し(405)、制御情報を取り出して、そこからトランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータを取得する。次に、受信装置は、トランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータに基づいて、トランスポートブロックサイズインデックスのサブセットからトランスポートブロックサイズインデックスを求める(406)。上の例に戻ると、このステップは、例えば、前出の式2および表4を使用して実現することができる。したがって、この時点で、受信装置は、トランスポートブロックのトランスポートブロックサイズと、割り当てられたリソースブロック数(対応する変調・符号化方式を暗黙的にさらに示している)とを認識している。受信装置は、この情報を取得すると、チャネルからトランスポートブロックを取り出すことができる(407)。
一般的に、図9による通信システムにおいては、トランスポートブロックの送信装置と受信装置との間で、再送信プロトコル(例えばHARQ)がMACレベルにおいて使用されることを想定することができ、再送信プロトコルは、受信装置側でのデータの正常な復号が確保されるように、トランスポートブロックによって伝えられるプロトコルデータユニットの再送信を処理する。ただし、図7には、再送信プロトコル(HARQ)の動作を示していない。しかしながら、本発明の原理は、HARQプロトコルを使用しているシステムにも応用できることに留意されたい。したがって、本発明の一実施形態においては、同時係属中の特許文献1に記載されている制御チャネルシグナリングを使用している通信システムにおいて、本文書に提案されているトランスポートブロックサイズインデックスの分割を使用して、制御チャネルシグナリングの新規の解釈を使用する。
上に挙げたほとんどの例においては、サブセットは含まれる値が重複しないものとして定義されており、すなわち、スーパーセットの各トランスポートブロックサイズインデックスそれぞれが、サブセットの1つに含まれるのみである。本発明の別の実施形態によると、サブセットは含まれる値が重複する。例えば、特定のトランスポートブロックサイズが各サブセットにおいて利用可能であるようにすることができる。この設定は、特定のサービスタイプ(例えば、VoIP(ボイスオーバーIP))をサポートするのに有利であり、VoIPでは、音声コーデックの設定に起因して(一般には)特定のトランスポートブロックサイズが頻繁に発生する。したがって、これら特定のトランスポートブロックサイズを、リソース割り当てサイズには関係なく指定できることが望ましい。
リソース割り当てサイズには関係なく特定のトランスポートブロックサイズをサポートすることは、例えば、(1つまたは複数の)特定のトランスポートブロックサイズの(1つまたは複数の)トランスポートブロックサイズインデックスを各サブセットに含めることによって、実現することができる。しかしながら、これに起因して、各トランスポートブロックサイズインデックスと、各トランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータとの間の関係の定義が、より複雑になることがあり、なぜなら、インジケータとトランスポートブロックサイズインデックスとを、式2のような簡単な式を使用して相互に関連付けることができないためである。一般的には、式の代わりに、トランスポートブロックサイズインジケータ/リソース割り当てサイズとトランスポートブロックサイズインデックスとの間の関係を解決するためのルックアップテーブルを(事前に)定義しておくことができる。
リソース割り当てサイズには関係なく特定のトランスポートブロックサイズをサポートするための別の可能な方法として、特定のトランスポートブロックサイズインデックスが各サブセットに含まれるように、特定のトランスポートブロックサイズそれぞれに複数のトランスポートブロックサイズインデックスを関連付けることができる。例えば、偶数のインデックスから構成されるサブセットと奇数のインデックスから構成されるサブセットを構築する例を使用すると、選択されるトランスポートブロックサイズが奇数のインデックスおよび偶数のインデックスを有するようにすることができ、したがって、そのトランスポートブロックサイズをリソース割り当てサイズのそれぞれにおいて使用することができる。一般に、これらのトランスポートブロックサイズは、トランスポートブロックスーパーセットの連続するインデックスにマッピングされる。
同様に、特定のトランスポートブロックサイズが、リソース割り当てサイズの特定の範囲のみに対して選択されるようにする目的で、上述した2つの基本的な方法を使用することもできる。
本発明の別の実施形態においては、移動通信システムを複数の異なるシステム帯域幅で動作させることができる。したがって、割り当てることのできるリソースブロックの最大数は、システム帯域幅に応じて変化する。したがって、異なるシステム帯域幅においては、上の表3に示したように、リソースブロックグループ(RBG)サイズが異なる。したがって、本発明の一実施形態においては、リソースブロックグループサイズ(すなわち、システム帯域幅)それぞれにおいて、同じトランスポートブロックサイズのスーパーセットが適用可能であるが、トランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの定義が異なる。例えば、与えられたリソースブロック割り当てサイズに対して利用可能なトランスポートブロックサイズが、システム帯域幅に応じて異なる。
別の実施形態においては、サブセットの数をリソースブロックグループサイズに応じて選択することができる。例えば、11〜26個のリソースブロックを有し、リソースブロックグループサイズが2であるシステム帯域幅において、特定のしきい値よりも大きいリソース割り当てサイズに対してはサブセットの数も2であり、その特定のしきい値に等しいかそれよりも小さいリソース割り当てサイズに対しては、システム帯域幅には関係なく同じ数のサブセットが定義される。
なお、図4〜図7には、スーパーセットのトランスポートブロックサイズを厳密な対数間隔で示してあることにも留意されたい。当然ながら、これは理想的な望ましい想定であるが、一般には現実的でない。実際のシステムにおいては、実際に定義されるトランスポートブロックサイズはいくつかのパラメータによって影響される。
本発明の別の実施形態によると、スーパーセットのトランスポートブロックサイズを定義するときに、以下のパラメータの1つまたは複数を考慮することができる。
例えば、トランスポートブロックサイズを、特定の(線形)粒度に整列させることができる(例えば、トランスポートブロックサイズが8ビットの倍数であるようなバイトアラインメント)。
さらには、3GPP LTEシステムにおいては、トランスポートブロックは、ターボ符号器によってターボ符号化される。ターボ符号器には、一般には、コードブロックインターリーバ(codeblock interleaver)が関連付けられており、コードブロックインターリーバは、与えられたサイズ(コードブロックサイズ)をひとまとめにして(1つまたは複数の)(連続する)トランスポートブロックをインターリーブする。したがって、例えば、トランスポートブロックサイズがコードブロックインターリーバのコードブロックサイズの倍数であるように、トランスポートブロックサイズをコードブロックインターリーバのコードブロックサイズに基づいて整列させることが望ましいことがある。
トランスポートブロックサイズを整列させることのできる別のパラメータは、CQI(チャネル品質インジケータ)フィードバック(報告側の移動局が、チャネル品質の測定値に基づいてサポートを想定しているトランスポートブロックサイズを示している)である。この整列は、例えば、端末の効率的なパフォーマンス試験に有用である。例えば、移動端末が特定のトランスポートブロックサイズをサポートできることが移動端末のCQIフィードバックによって示されるとき、トランスポートブロックサイズのスーパーセットにそのサイズが定義されていない場合、示されたトランスポートブロックサイズを使用(およびテスト)できるように、そのトランスポートブロックサイズをCQIフィードバックに基づいて再設定することができる。
前述したように、トランスポートブロックサイズインデックスの分割は、リソース割り当てサイズに依存させることができる。例えば、しきい値のリソースブロック数に等しいかそれより小さい数のリソースブロックを有するリソース割り当てサイズにおいては、トランスポートブロックサイズインデックスのスーパーセットを分割せず(すなわち、1つのみの「分割」)、その一方で、しきい値のリソースブロック数を上回る大きなリソース割り当てサイズにおいてのみ、トランスポートブロックサイズインデックスを不連続なインデックスの複数のサブセットに分割する。
さらには、上の例においては、トランスポートブロックサイズインデックスのスーパーセットは、1つのみ定義されている。本発明の別の実施形態においては、リソース割り当てサイズに依存して複数の異なるスーパーセットが定義される。例えば、リソース割り当てサイズの第1の範囲において、トランスポートブロックサイズインデックスの第1のスーパーセットが定義され、リソース割り当てサイズの第2の(残りの)範囲において、トランスポートブロックサイズインデックスの第2のスーパーセットが定義される。この場合も、2つのサブセットのそれぞれを、与えられたリソース割り当てサイズに適用可能である各スーパーセットの不連続なインデックスを含んでいるサブセットに分割することができる。前と同様に、スーパーセットが定義されている範囲を、上述したようにシステム帯域幅に応じてリソースブロックグループサイズに基づいて整列させることができる。
いくつかの例においては、サブセットの定義はリソース割り当てタイプに依存する。各割り当てタイプがそれぞれの制御チャネルフォーマットを有する(すなわち、第1層/第2層制御情報におけるリソース割り当てフィールドのフォーマットは割り当てタイプに依存する)ため、サブセットの定義は、制御チャネル(PDCCH)フォーマットに依存するとみなすこともできる。
さらには、上のほとんどの実施形態は、特に下り送信に関連している。しかしながら、本発明の原理は、上り送信にも適用可能である。本発明を3GPP LTEシステムにおいて使用するときには、特定の上り割り当てサイズのみが適用可能である。例えば、非特許文献10(http://www.3gpp.orgにおいて入手可能であり、参照によって本文書に組み込まれている)の第5.3.3節によると、上り割り当てサイズ(リソースブロックの数)は次の等式を満たさなければならない。
Figure 2011517889
したがって、トランスポートブロックサイズインデックスのサブセットは、等式3を満たすリソースブロック割り当てサイズが同一のサブセットに属しており、式3を満たさないリソースブロック割り当てサイズがトランスポートブロックサイズインデックスの別のサブセットに属しているように、定義することができる。リソース割り当てサイズとサブセットのこの関係は、前述したように特定のリソース割り当てサイズの範囲に対してのみ使用することができる。
トランスポートブロックサイズの定義に関して、一般的にはトランスポートブロックサイズを例えば等式によって生成することができる。例えば、次の等式を使用してトランスポートブロックサイズを計算することができる。
Figure 2011517889
この式において、p=1.2、TBSmin=20、n=1,..,N(TBS=0)である。次の表5は、この式から得られるトランスポートブロックサイズを示している。
Figure 2011517889
本文書に概説した本発明の原理を利用することのできる移動通信システムの例として、OFDM方式を利用する通信システム、MC−CDMA方式を利用する通信システム、パルス成形処理を伴うOFDM方式(OFDM/OQAM)を利用する通信システムが挙げられる。
本発明の別の実施形態は、上述したさまざまな実施形態をハードウェアおよびソフトウェアを使用して実施することに関する。本発明のさまざまな実施形態は、コンピューティングデバイス(プロセッサ)を使用して実施または実行できることが認識される。コンピューティングデバイスまたはプロセッサは、例えば、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブルロジックデバイスとすることができる。本発明のさまざまな実施形態は、これらのデバイスの組合せによって実行あるいは具体化することもできる。
さらに、本発明のさまざまな実施形態は、ソフトウェアモジュールによって実施することもでき、これらのソフトウェアモジュールは、プロセッサによって実行される、あるいはハードウェアにおいて直接実行される。さらに、ソフトウェアモジュールとハードウェア実装とを組み合わせることも可能である。ソフトウェアモジュールは、任意の種類のコンピュータ可読記憶媒体、例えば、RAM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、レジスタ、ハードディスク、CD−ROM、DVDなどに格納することができる。
さらには、移動端末および移動局という用語は、本文書においては同義語として使用していることに留意されたい。ユーザ機器は、移動局の一例と考えることができ、3GPPベースのネットワーク(例えばLTE)において使用するための移動端末を意味する。
ここまで、本発明のさまざまな実施形態およびそれらのバリエーションについて説明してきた。具体的な実施形態において示した本発明には、広義に記載されている本発明の概念または範囲から逸脱することなく膨大なバリエーションもしくは変更形態を創案できることが、当業者には理解されるであろう。
さらには、実施形態のほとんどは、3GPPベースの通信システムに関連して概説してあり、ここまでの説明で使用している術語は主として3GPPの術語に関連している。しかしながら、術語と、さまざまな実施形態の説明とが、3GPPベースのアーキテクチャに関連していることは、本発明の原理および発想がそのようなシステムに限定されることを意図するものではない。
さらに、上の[背景技術]における詳しい説明は、本明細書に記載されている、ほとんどが3GPPに固有な例示的な実施形態を深く理解することを目的としており、移動通信ネットワークにおけるプロセスおよび機能の、説明した特定の実装形態に本発明を制限するものではないことを理解されたい。しかしながら、本文書に提案した改良・改善は、[背景技術]に記載したアーキテクチャにおいてただちに適用することができる。さらには、本発明のコンセプトは、3GPPによって現在議論されているLTE RANにおいてもただちに使用することができる。

Claims (21)

  1. 移動通信システムにおいてトランスポートブロックを受信する方法であって、受信装置によって実行される以下のステップ、すなわち、
    前記受信装置を宛先とするトランスポートブロックの送信のためのトランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータを備えている制御チャネルを受信するステップと、
    前記リソース割り当てサイズインジケータと前記トランスポートブロックサイズインジケータとに基づいてトランスポートブロックサイズインデックスを求めるステップであって、前記リソース割り当てサイズインジケータが、すべての利用可能なトランスポートブロックサイズインデックスのうちの不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最小トランスポートブロックサイズインデックスまたは最大トランスポートブロックサイズインデックスを決定し、前記トランスポートブロックサイズインジケータが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスの前記サブセットのうち、前記トランスポートブロックのトランスポートブロックサイズに対応する前記トランスポートブロックサイズインデックスを決定する、前記ステップと、
    前記トランスポートブロックを送信するために使用されたリソースブロックの数を定義する前記リソース割り当てサイズインジケータに基づき、かつ、前記トランスポートブロックサイズを示す選択された前記トランスポートブロックサイズインデックスに基づいて、共有チャネルから前記トランスポートブロックを取り出すステップと、
    を含んでいる、方法。
  2. 前記トランスポートブロックサイズインデックスが、前記トランスポートブロックサイズインジケータおよび前記リソース割り当てサイズインジケータの関数に基づいて求められる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記トランスポートブロックサイズインジケータによって定義されるオフセットを、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスの前記サブセットの前記最小トランスポートブロックサイズインデックスに加えることによって、前記トランスポートブロックサイズインデックスが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスの前記サブセットから求められる、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記トランスポートブロックサイズインジケータによって定義されるオフセットを、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスの前記サブセットの前記最大トランスポートブロックサイズインデックスから減じることによって、前記トランスポートブロックサイズインデックスが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスの前記サブセットから求められる、請求項1または請求項2に記載の方法。
  5. 前記オフセットが整数nの倍数である(n>1)、請求項3または請求項4に記載の方法。
  6. 前記整数nの値が前記リソース割り当てサイズに依存する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記整数nが前記リソースブロックグループサイズに依存する、請求項5または請求項6に記載の方法。
  8. 前記トランスポートブロックサイズインジケータが、求められた前記トランスポートブロックサイズインデックスに基づいて前記トランスポートブロックサイズを選択する対象であるトランスポートブロックサイズの前記範囲の粒度が、前記リソース割り当てサイズに依存する、請求項1から請求項7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記リソース割り当てインジケータが、前記トランスポートブロックの送信のために割り当てられる奇数のリソースブロックを示している場合に、前記トランスポートブロックサイズインデックスを求める前記ステップにおいて奇数のトランスポートブロックサイズインデックスが求められ、前記リソース割り当てインジケータが、前記トランスポートブロックの送信のために割り当てられる偶数のリソースブロックを示している場合に、前記トランスポートブロックサイズインデックスを求める前記ステップにおいて偶数のトランスポートブロックサイズインデックスが求められる、請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記リソース割り当てインジケータが、前記トランスポートブロックの送信のために割り当てられる偶数のリソースブロックを示す場合に、前記トランスポートブロックサイズインデックスを求める前記ステップにおいて奇数のトランスポートブロックサイズインデックスが求められ、前記リソース割り当てインジケータが、前記トランスポートブロックの送信のために割り当てられる奇数のリソースブロックを示す場合に、前記トランスポートブロックサイズインデックスを求める前記ステップにおいて偶数のトランスポートブロックサイズインデックスが求められる、請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法。
  11. 少なくとも2つの隣接するリソース割り当てサイズに対する前記トランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの前記トランスポートブロックサイズインデックスが、重複している、請求項1から請求項10のいずれかに記載の方法。
  12. 利用可能なリソース割り当てサイズのうちの少なくとも1つのリソース割り当てサイズのリソース割り当てサイズインジケータが、すべての利用可能なトランスポートブロックサイズインデックスのうちの連続するトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最小トランスポートブロックサイズインデックスまたは最大トランスポートブロックサイズインデックスを決定し、前記トランスポートブロックサイズインジケータが、連続するトランスポートブロックサイズインデックスの前記サブセットから、前記トランスポートブロックの前記トランスポートブロックサイズに対応する前記トランスポートブロックサイズインデックスを決定する、請求項1から請求項11のいずれかに記載の方法。
  13. 移動通信システムにおいてトランスポートブロックおよび関連する制御チャネルを送信する方法であって、送信装置によって実行される以下のステップ、すなわち、
    トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの、事前に定義された複数の組合せのうち、送信されるトランスポートブロックに対して、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの1つの組合せを選択するステップであって、与えられたリソース割り当てサイズに対して前記組合せによって事前に定義される前記トランスポートブロックサイズが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスを有する、前記ステップと、
    トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの前記選択された組合せに基づいて、前記選択された組合せの前記リソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスからのオフセットを示すトランスポートブロックサイズインジケータを決定するステップと、
    前記選択された組合せの前記トランスポートブロックサイズおよび前記リソース割り当てサイズを示す前記トランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータを備えている制御チャネルと、前記トランスポートブロックと、を送信するステップと、
    を含んでいる、方法。
  14. 前記トランスポートブロックの、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの前記組合せが、チャネル品質パラメータに基づいて選択される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記トランスポートブロックの、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの前記組合せが、前記トランスポートブロックにマッピングされるプロトコルデータユニットのサイズに基づいて選択される、請求項13または請求項14に記載の方法。
  16. プロトコルデータユニットを前記トランスポートブロックにマッピングするステップ、
    をさらに含んでいる、請求項13から請求項15のいずれかに記載の方法。
  17. kが、可能なトランスポートブロックサイズの数であり、mが、与えられたリソース割り当てサイズに対して前記組合せによって事前に定義される異なるトランスポートブロックサイズの数であり、式k≦mが満たされる、請求項12から請求項16のいずれかに記載の方法。
  18. 移動通信システムにおいてトランスポートブロックを受信する受信装置であって、
    前記受信装置を宛先とするトランスポートブロックの送信のためのトランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータを備えている制御チャネル、を受信する受信ユニットと、
    前記リソース割り当てサイズインジケータと前記トランスポートブロックサイズインジケータとに基づいてトランスポートブロックサイズインデックスを求める処理ユニットであって、前記リソース割り当てサイズインジケータが、すべての利用可能なトランスポートブロックサイズインデックスのうちの不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最小トランスポートブロックサイズインデックスまたは最大トランスポートブロックサイズインデックスを決定し、前記トランスポートブロックサイズインジケータが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスの前記サブセットのうち、前記トランスポートブロックのトランスポートブロックサイズに対応する前記トランスポートブロックサイズインデックスを決定する、前記処理ユニットと、
    前記トランスポートブロックを送信するために使用されたリソースブロックの数を定義する前記リソース割り当てサイズインジケータに基づき、かつ、前記トランスポートブロックサイズを示す選択された前記トランスポートブロックサイズインデックスに基づいて、共有チャネルから前記トランスポートブロックを取り出す取り出しユニットと、
    を備えている、受信装置。
  19. 命令を格納しているコンピュータ可読媒体であって、前記命令が受信装置のプロセッサによって実行されたとき、それに起因して、前記受信装置が、以下のステップ、すなわち、
    前記受信装置を宛先とするトランスポートブロックの送信のためのトランスポートブロックサイズインジケータおよびリソース割り当てサイズインジケータを備えている制御チャネル、を受信するステップと、
    前記リソース割り当てサイズインジケータおよび前記トランスポートブロックサイズインジケータに基づいてトランスポートブロックサイズインデックスを求めるステップであって、前記リソース割り当てサイズインジケータが、すべての利用可能なトランスポートブロックサイズインデックスのうちの不連続なトランスポートブロックサイズインデックスのサブセットの最小トランスポートブロックサイズインデックスまたは最大トランスポートブロックサイズインデックスを決定し、前記トランスポートブロックサイズインジケータが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスの前記サブセットから、前記トランスポートブロックのトランスポートブロックサイズに対応する前記トランスポートブロックサイズインデックスを決定する、前記ステップと、
    前記トランスポートブロックを送信するために使用されたリソースブロックの数を定義する前記リソース割り当てサイズインジケータに基づき、かつ、前記トランスポートブロックサイズを示す選択された前記トランスポートブロックサイズインデックスに基づいて、前記共有チャネルから前記トランスポートブロックを取り出すステップと、
    によって、移動通信システムにおいてトランスポートブロックを受信する、
    コンピュータ可読媒体。
  20. 移動通信システムにおいてトランスポートブロックおよび関連する制御チャネルを送信する送信装置であって、
    トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの、事前に定義された複数の組合せのうち、送信されるトランスポートブロックに対して、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの1つの組合せを選択する選択ユニットであって、与えられたリソース割り当てサイズに対して前記組合せによって事前に定義される前記トランスポートブロックサイズが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスを有する、前記選択ユニットと、
    トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの前記選択された組合せに基づいて、前記選択された組合せの前記リソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスからのオフセットを示すトランスポートブロックサイズインジケータを決定する処理ユニットと、
    前記選択された組合せの前記リソース割り当てサイズを示すリソース割り当てサイズインジケータと、前記トランスポートブロックサイズインジケータとを備えている制御チャネルと、前記トランスポートブロックと、を送信する送信ユニットと、
    を備えている、送信装置。
  21. 命令を格納しているコンピュータ可読媒体であって、前記命令が送信装置のプロセッサによって実行されたとき、それに起因して、前記送信装置が、以下のステップ、すなわち、
    トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの、事前に定義された複数の組合せのうち、送信されるトランスポートブロックに対して、トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの1つの組合せを選択するステップであって、与えられたリソース割り当てサイズに対して前記組合せによって事前に定義される前記トランスポートブロックサイズが、不連続なトランスポートブロックサイズインデックスを有する、前記ステップと、
    トランスポートブロックサイズおよびリソース割り当てサイズの前記選択された組合せに基づいて、前記選択された組合せの前記リソース割り当てサイズによって決まる最小トランスポートブロックサイズインデックスからのオフセットを示すトランスポートブロックサイズインジケータを決定するステップと、
    前記選択された組合せの前記リソース割り当てサイズを示すリソース割り当てサイズインジケータと、前記トランスポートブロックサイズインジケータとを備えている制御チャネルと、前記トランスポートブロックと、を送信するステップと、
    によって、移動通信システムにおいてトランスポートブロックおよび関連する制御チャネルを送信する、
    コンピュータ可読媒体。
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