JP2011515809A - 発熱体およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】本発明は、パターンの線幅が100μm以下であり、パターンの開口率が70%以上99%以下であるパターンの形態を決定するステップ、樹脂フィルムの少なくとも一面に導電性発熱材料を含むペーストを前記決定されたパターンにしたがって印刷するステップ、前記印刷された導電性発熱材料を含むペーストを焼成して導電性発熱パターンを形成するステップ、前記導電性発熱パターン両端にバスバー(bus bar)を形成するステップ、前記導電性発熱パターンを有する樹脂フィルムの少なくとも一面に透明基材を合着するステップ、および前記バスバーと連結した電源部を設けるステップを含む発熱体の製造方法およびこの方法によって製造された発熱体を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は発熱体およびその製造方法に関し、具体的には、目障りにならずに低電圧で発熱性能が優れた発熱体およびその製造方法に関する。
冬季や雨が降る日には、自動車の外部と内部の温度差によって自動車のガラス表面に霜が発生する。また、室内スキー場の場合、スロープがある内部とスロープ外部の温度差によって結露現象が発生する。これを解決するために発熱ガラスが開発された。発熱ガラスはガラスの表面に熱線シートを付着したり、ガラスの表面に直接熱線を形成した後に熱線の両端子に電気を印加して熱線から熱を発生させ、これによってガラス表面の温度を上げる概念を用いる。自動車用または建築用の発熱ガラスは、熱を円滑に発生させるために低い抵抗を有することも重要であるが、人間の目障りにならないものでなければならない。このために既存の透明発熱ガラスは、ITO(Indium Tin Oxide)やAg薄膜のような透明導電材料を用いてスパッタリング(Sputtering)工程を経て発熱層を形成した後、電極を前終端に連結して製造する方法が提案されていた。しかしながら、このような方法に係る発熱ガラスは、高い面抵抗によって40V以下の低電圧で駆動し難いという問題があった。さらに他の方法としてフォトリソグラフィ(Photo Lithography)方式は、製造工程が複雑であり材料の浪費が酷いために製品を低廉に製造することができず、発熱ガラスの製造に用いることができなかった。
上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明は、目障りにならずに低電圧で発熱性能が優れた発熱体およびこのような発熱体を低費用で容易に製造する方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、パターンの線幅が100μm以下であり、パターンの開口率が70%以上99%以下であるパターンの形態を決定するステップ;樹脂フィルムの少なくとも一面に導電性発熱材料を含むペーストを前記決定されたパターンにしたがって印刷するステップ;前記印刷された導電性発熱材料を含むペーストを焼成して導電性発熱パターンを形成するステップ;前記導電性発熱パターンの両端にバスバー(bus bar)を形成するステップ;前記導電性発熱パターンを有する樹脂フィルムの少なくとも一面に透明基材を合着するステップ;および前記バスバーと連結した電源部を設けるステップを含む発熱体の製造方法を提供する。
また、本発明は、a)樹脂フィルム、b)前記樹脂フィルムの少なくとも一面に配置され、パターンの線幅が100μm以下であり、パターンの開口率が70%以上99%以下である導電性発熱パターン、c)前記導電性発熱パターンの両終端に位置したバスバー、d)前記バスバーと連結した電源部、およびe)前記導電性発熱パターンが形成された樹脂フィルムの少なくとも一面に備えられた透明基材を含む発熱体を提供する。
前記発熱体の導電性発熱パターンは、オフセット印刷法、グラビア印刷法、フレキソ印刷法、またはインクジェット印刷法、あるいは前記印刷法のうちの1種以上の複合方法によって形成されることが好ましい。
本発明に係る発熱体の製造方法は、線幅が薄くて目障りにならなず、抵抗も低く、低電圧で発熱性能が優れた導電性発熱パターンを有する発熱体を提供できるだけでなく、工程が容易で費用も低廉である。
オフセット印刷工程を示す模式図である。 本発明の一実施状態に係る自動車用発熱体の例を示す図である。 本発明の一実施状態に係る発熱体の写真である。 本発明に係る発熱体の導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明に係る発熱体の導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明に係る発熱体の導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明に係る発熱体の導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明に係る発熱体の導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明の実施状態に係る導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明の実施状態に係る導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明の実施状態に係る導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明の実施状態に係る導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明の実施状態に係る導電性発熱パターンの形態を例示する図である。 本発明の実施状態に係る導電性発熱パターンの形態を例示する図である。
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明に係る発熱体の製造方法は、パターンの線幅が100μm以下であり、パターンの開口率が70%以上99%以下のパターンの形態を決定するステップ;樹脂フィルムの少なくとも一面に導電性発熱材料を含むペーストを前記決定されたパターンにしたがって印刷するステップ;前記印刷された導電性発熱材料を含むペーストを焼成して導電性発熱パターンを形成するステップ;前記導電性発熱パターンの両端にバスバー(bus bar)を形成するステップ;前記導電性発熱パターンを有する樹脂フィルタの少なくとも一面に透明基材を合着するステップ;および前記バスバーと連結した電源部を設けるステップを含むことを特徴とする。本発明において、前記パターンの開口率は70%以上97.5%以下であることが好ましく、80%以上97.5%以下であることがより好ましい。
従来技術のようにITO層のような透明導電薄膜層を用いる場合、面抵抗が極めて高くなるという問題があった。フォトリソグラフィ方式は製造工程が複雑であり高価の費用が必要となるため、発熱体の製造に用いることができなかった。さらに、従来には金属線をガラスに付着したり、金属ペーストをスクリーン印刷などの方法でガラスに付着して発熱パターンを形成したが、このような方法を用いる場合、発熱パターンの線が極めて厚いために肉眼で鮮明に識別される。したがって、自動車の前ガラスなどのように視野の確保が重要な用途には適用することができなかった。
しかしながら、本発明では、発熱体の製作時に導電性発熱パターンの形態を、パターンの線幅が100μm以下であり、パターンの開口率が70%以上99%以下である形態で予め決定し、決定されたパターンにしたがって印刷法によって導電性発熱パターンを形成する。導電性発熱パターンの形態を前記のように線幅を薄くし、線間間隔を従来よりも狭くすることにより、開口率すなわち前記パターンが占めない面積を一定範囲で調節することにより、面抵抗が低く、低電圧で発熱性能が優れていながらも発熱パターンが肉眼で識別し難く、視野確保が可能な発熱体を提供することができる。
また、前記のようにパターンの形態を予め決定し、印刷方法によって前記パターンの形態そのままで透明基板に発熱パターンを形成することにより、最終的に形成される導電性発熱パターンの形態を予測することができる。これにより、量産される発熱体上の発熱パターンの形態または発熱体の性能を予測することができ、これを容易に管理することができる。したがって、無作為に形成されるパターンに比べて発熱体の状態および性能を管理するには遥かに有利である。
また、上述したパターンの形態を印刷法によって形成することによって費用が比較的に少なく所要されるだけでなく製造工程も簡単であり、線幅が薄く、精密な導電性発熱パターンを形成することができる。
特に本発明では、樹脂フィルムに導電性発熱パターンを形成することによって発熱体の製造工程をより単純化することができ、多様な材料と多様な印刷法、例えばロールプリンティング工程などを活用することができる。
本発明において、前記印刷法としては特に限定されることはなく、オフセット印刷法、グラビア印刷法、フレキソ印刷法、またはインクジェット印刷法、あるいは前記印刷法のうちの1種以上の複合方法を用いることができる。前記印刷法は、ロール対ロール(roll to roll)方法、ロール対平板(roll to plate)、平板対ロール(plate to roll)、または平板対平板(plate to plate)方法を用いることができる。
具体的に、オフセット印刷は、パターンが刻まれた凹版にペーストを満たした後、ブランケット(blanket)と呼ばれるシリコンゴムで1次転写した後、ブランケットと樹脂フィルムを密着させて2次転写する方式で実行することができる。グラビア印刷は、ロール上にパターンが刻まれたブランケットを巻いてペーストをパターン内に満たした後、樹脂フィルムに転写させる方式で実行することができる。本発明では前記の方式だけではなく、前記方式が複合的に用いられることもできる。また、その他の当業者に周知されたプリンティング方式を用いることもできる。
オフセットプリンティングの場合、ブランケットが有する異形特性によってペーストが樹脂フィルムにほぼ大部分が転写されるため、別途のブランケット洗浄工程が必要でない。前記凹版は目的とする導電性発熱パターンが刻まれたガラスを精密エッチングして製造することができ、耐久性のためにガラス表面に金属またはDLC(Diamond−like Carbon)コーティングをすることもできる。前記凹版は金属板をエッチングして製造することもできる。
本発明では、より精密な導電性発熱パターンを実現するために、オフセット印刷法が最も好ましい。図1は、オフセット印刷方法を例示した図である。図1によれば、第1ステップとしてドクターブレード(Doctor Blade)を用いて凹版のパターンにペーストを満たした後、ブランケットを回転させて1次転写し、第2ステップとしてブランケットを回転させて樹脂フィルムに2次転写する。
本発明において、前記導電性発熱材料としては、熱伝導度が優れた金属を用いることが好ましい。また、前記導電性発熱材料の比抵抗値は1μΩcm以上200μΩcm以下の値を有することが好ましい。導電性発熱材料の具体的な例として、銅、銀(silver)、炭素ナノチューブ(CNT)などを用いることができ、銀が最も好ましい。本発明において、前記導電性発熱材料は粒子形態で用いることができる。本発明において、導電性発熱材料として、銀でコーティングされた銅粒子も用いることができる。
本発明において、前記ペーストは、上述した導電性発熱材料の他に印刷工程が容易なように有機バインダをさらに含むこともできる。前記有機バインダは焼成工程において揮発する性質を有することが好ましい。前記有機バインダとしては、ポリアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、セルロース樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリエチレンナフタレート系樹脂、および変性エポキシなどがあるが、これらにのみ限定されるものではない。
ペーストと樹脂フィルム、または透明基材との付着力を向上させるために、前記ペーストはガラスフリット(Glass Frit)をさらに含むことができる。前記ガラスフリットは市販品から選択することができるが、環境に優しい鉛成分のないガラスフリットを用いることが好ましい。このときに用いるガラスフリットの大きさは、平均口径が2μm以下であり最大口径が50μm以下のものが好ましい。
必要によっては、前記ペーストには、溶媒がさらに追加されることができる。前記溶媒としては、ブチルカルビトールアセテート(Butyl Carbitol Acetate)、カルビトールアセテート(Carbitol acetate)、シクロヘキサノン(Cyclohexanon)、セロソルブアセテート(Cellosolve Acetate)、およびテルピネオール(Terpineol)などがあるが、これらの例によって本発明の範囲が限定されるものではない。
本発明において、導電性発熱材料、有機バインダ、ガラスフリット、および溶媒を含むペーストを用いる場合、各成分の重量比は、導電性発熱材料50−90%、有機バインダ1−20%、ガラスフリット0.1−10%、および溶媒1−20%とすることが好ましい。
上述したペーストは、印刷法によって導電性発熱パターンをなす線の幅が100μm以下、好ましくは70μm以下、より好ましくは50μm以下、さらに好ましくは30μm以下となるように印刷することができる。特に、前記線幅を30μm以下とする場合には、導電性発熱パターンが視覚的にほぼ目障りにならずに視野を確保するのに有利である。例えば、印刷法によって前記導電性発熱パターンの線幅を5μm以上30μm以下とすることができる。
本発明において、上述した発熱パターンは、上述した方法によって線幅および線高が均一に形成されることもでき、人為的に互いに異なる線幅または線高を含むように調節されることができる。すなわち、前記ペーストを用いて印刷法を用いる場合、導電性発熱パターンの線間間隔の調節が可能となる。前記パターンにおいて開口率、すなわちパターンによって覆われない樹脂フィルムの領域の比率は70%以上であることが好ましいため、導電性発熱パターンの線間間隔が30mm以下であることが好ましい。前記導電性発熱パターンが互いに交差しない場合、導電性発熱パターンの線間間隔は200μm以上30mm以下で印刷されることが好ましい。樹脂フィルムからの線の高さは1〜100μm、好ましくは約3μmで印刷されることができる。
上述した方法によって発熱パターンの線幅および線高を均一にすることができる。本発明では、発熱パターンの均一度は、線幅の場合は±3μm範囲以内とすることができ、線高の場合は±1μm範囲以内とすることができる。
印刷パターンは、図3、図4〜図7のようなストライプ(Stripe)、菱形、正方形格子、円形、ウエーブ(wave)パターン、グリッド、2次元グリッドなどであることができ、特定の形態で制限されるものではないが、一定の光源から出る光が回折と干渉によって光学的性質を阻害しないように設計されることが好ましい。すなわち、パターンの規則性を最小化するために、波模様、サイン曲線(Sine wave)、および格子構造のスペイシングと線の厚さを不規則に構成したパターンを用いることもできる。また、光学的性質を改善するために、前記パターンに追加して図8のような多様な模様を追加することもできる。また、前記パターンと連結せずに追加的な点パターンを不規則に形成することができる。このとき、前記の模様と点パターンは30μm以下の大きさを有することが好ましい。必要な場合、印刷パターンは2以上のパターンを組み合わせることができる。本発明において、前記発熱パターンを構成する線は直線であることもできるが、曲線、波線、ジグザグ線などの多様な変形が可能である。
本発明において、上述した発熱パターンは、後述する方法によって透明基材上に形成されるため、線幅および線高を均一にすることができる。本発明の一実施状態によれば、人為的に前記導電性発熱パターンの少なくとも一部を残りのパターンと相違するように形成することができる。このような構成により、所望する発熱パターンを得ることができる。例えば、自動車ガラスにおいて、運転手の正面に位置する領域で優先的に視野を確保するために、該当領域と残りの領域の発熱パターンを相違するように形成する。発熱パターンの少なくとも一部を残りの印刷パターンと相違するように形成するために、印刷パターンの線幅や線間隔を相違するように形成することができる。これにより、所望する場所により迅速または効率的に発熱を起こすことができる。すなわち、図9〜図11に例示するように線間隔を調節することもでき、図12〜図14に示すようにA、C領域では大きい線幅を、B領域では小さい線幅を用いることにより、B領域でより多くの発熱を行うようにできる。本発明に係る発熱体は、発熱パターンの線幅または線間隔が互いに異なる少なくとも2つの領域を含むことができる。
本発明の一実施状態によれば、前記発熱体は、導電性発熱パターンが形成されない領域を含むことができる。前記発熱体の少なくとも一部が導電性発熱パターンが形成されないようにすることにより、特定周波数の送受信が可能となり、内部空間とその外部空間との情報送受信が可能となる。このとき、導電性発熱線が形成されない領域は、目的とする送受信周波数によって面積を定めることができる。例えば、GPSで用いる1.6GHzの電磁波を通過させるためには、長辺が前記波長の1/2(9.4cm)以上の領域が必要となる。前記導電性発熱パターンが形成されない領域は、目的とする周波数を送受信することができる面積を有すれば良く、その形態は特に制限されない。例えば、本発明では、電磁波の通過のために、導電性発熱パターンが形成されない領域は5−20cmの直径を有する半円の領域が1つ以上備えられた発熱体を提供することができる。
本発明の一実施状態によれば、前記導電性発熱パターンは黒化することができる。高温で金属材料を含むペーストを焼成するようになれば金属光沢が発現し、光の反射などによって視認性が悪くなることがある。このような問題は、前記導電性発熱パターンを黒化させることによって防ぐことができる。前記導電性発熱パターンを黒化させるために、発熱パターン形成のためのペーストに黒化物質を添加したり、前記ペーストを印刷および焼成した後に黒化処理を実行することにより、導電性発熱パターンを黒化させることができる。
前記ペーストに添加することができる黒化物質としては、金属酸化物、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、黒色顔料、着色されたガラスフリットなどがある。このとき、前記ペーストの組成は、導電性発熱材料は50−90重量%、有機バインダは1−20重量%、黒化物質は1−10重量%、ガラスフリットは0.1−10重量%、溶媒は1−20重量%とすることが好ましい。
前記焼成後に黒化処理をするとき、ペーストの組成は、導電性発熱材料は50−90重量%、有機バインダは1−20重量%、ガラスフリットは0.1−10重量%、溶媒は1−20重量%とすることが好ましい。焼成後の黒化処理は酸化溶液、例えばFeまたはCuイオン含有溶液に浸漬、塩素イオンなどハロゲンイオン含有溶液に浸漬、過酸化水素、窒酸などへの浸漬、ハロゲンガスでの処理などがある。
本発明において、前記樹脂フィルムとしては、高分子樹脂で形成されたフィルムを用いることが好ましい。前記高分子樹脂は、ポリアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、セルロース系樹脂、ポリエチレンナフタレート、PVB、EVAのうちから選択された1種以上の樹脂を用いることができる。ここで、フィルム形態の基材は、堅固であることもできるし、フレキシブルであることもできる。
前記樹脂フィルムが高分子フィルムであるため、導電性ペーストは低温焼成型の銀導電性ペーストを用いることが最も好ましい。ここで、低温とは50℃〜350℃、好ましくは200℃以下、より好ましくは150℃以下である。例えば、前記樹脂フィルムがPET(Polyethylene Terephthalate)である場合、150℃以下であることが好ましい。前記樹脂フィルムの厚さは12.5−500μm、好ましくは50−250μmであることが好ましい。
前記のように焼成ステップを経て導電性発熱パターンを形成した後、前記導電性発熱パターンの両端にバスバー(bus bar)を形成するステップ、前記導電性発熱パターンを有する樹脂フィルムの少なくとも一面に透明基材を合着するステップ、および前記バスバーと連結した電源部を設けるステップを実行する。これらのステップは、当技術分野において周知の方法を用いることができる。
例えば、バスバーは、前記導電性発熱パターンの形成と同時に形成することもでき、前記導電性発熱パターンを形成した後に他のプリンティング方法を用いて形成することもできる。例えば、前記導電性発熱パターンはオフセット印刷(offset printing)方式で形成した後、スクリーンプリンティングによってバスバーを形成することができる。このとき、バスバーの厚さは1〜100μmが適当であり、好ましくは10−50μmである。1μm未満になれば、前記導電性発熱パターンとバスバーの間の接触抵抗が増加するようになって接触した部分の局所的な発熱がなされることがあり、100μmを超過すれば、電極材料費用が増加するようになる。バスバーと電源の間の連結はハンダ付け、伝導性発熱が良い構造体との物理的な接触によって行うことができる。
前記導電性発熱パターンを有する樹脂フィルムの少なくとも一面に透明基材を合着するステップは、例えば、透明基材上に導電性発熱パターンが印刷された樹脂フィルムを挿入し、2枚の接着フィルムを用いて接合することができる。前記透明基材としては、ガラス、プラスチック基板、またはプラスチックフィルムを用いることができる。
前記導電性発熱パターンとバスバーを隠蔽するためにブラックパターンを形成することができる。前記ブラックパターンはコバルト酸化物を含有したペーストを用いてプリントすることができる。このとき、プリンティング方式はスクリーンプリンティングが適当であり、厚さは10−100μmが適当である。前記導電性発熱パターンとバスバーはそれぞれ、ブラックパターン形成の前や後に形成することもできる。
本発明に係る発熱体は、少なくとも一面に追加の透明基材を含むことができる。前記追加の透明基材の合着時に接合フィルムを用いることができる。接合する過程において温度および圧力を調節することができる。
具体的な一実施状態において、本発明に係る発熱体と追加の透明基材の間に接着フィルムを挿入し、これを真空バックに入れて減圧して温度を上げたり、ホットロールを用いて温度を上げ、空気を除去することによって1次接合をするようになる。このとき、圧力、温度、および時間は接着フィルムの種類によって差があるが、通常300〜700トルの圧力であり、常温で100℃まで温度を漸進的に上げることができる。このとき、時間は通常1時間以内にすることが好ましい。1次接合を終えた予備接合された積層体は、オートクレーブで圧力を加えて温度を上げるオートクレービング過程によって2次接合過程を経るようになる。2次接合は接着フィルムの種類によって差があるが、140bar以上の圧力と130〜150℃程度の温度で1〜3時間、好ましくは約2時間実行した後に徐々に冷却することが好ましい。
さらに具体的な一実施状態では、上述した2段階の接合過程とは異なり、真空ラミネート装備を用いて1段階で接合する方法を用いることができる。80〜150℃まで段階的に温度を上げて徐々に冷却しながら、100℃までは減圧(〜5mbar)を、その後には加圧(〜1000mbar)をして接合をすることができる。
前記接合フィルムの材料としては、接着力があり、接合後に透明になるいかなる物質も用いることができる。例えば、PVBフィルム、EVAフィルム、PUフィルムなどを用いることができるが、これらの例にのみ限定されるものではない。前記接合フィルムは特に限定されないが、その厚さが100〜800μmであることが好ましい。
前記方法において、合着される追加の透明基材は透明基材のみでなされることであってもよく、上述したように製造された導電性発熱パターンが備えられた透明基材であってもよい。前記追加の透明基材は、ガラス、プラスチック基板、またはプラスチックフィルムであることができる。
また、本発明は、a)樹脂フィルム、b)前記樹脂フィルムの少なくとも一面に配置され、パターンの線幅が100μm以下であり、パターンの開口率が70%以上99%以下の導電性発熱パターン、c)前記導電性発熱パターンの両終端に位置したバスバー、d)前記バスバーと連結した電源部、およびe)前記導電性発熱パターンが形成された樹脂フィルムの少なくとも一面に備えられた透明基材を含む発熱体を提供する。前記発熱体の導電性発熱パターンは、印刷法によって形成されることが好ましい。前記発熱体は、少なくとも一面に追加の透明基材を含むことができる。前記透明基材は、ガラス、プラスチック基板、またはプラスチックフィルムであることができる。
印刷法によって形成された導電性発熱パターンはペーストの種類や印刷法によって多少相違することがあるが、表面張力によって表面が丸く形成されることができる。このような表面形状は従来のフォトリソグラフィ法によっては形成することができない。前記丸く形成されたパターンの垂直断面はレンチキュラーレンズ形状であることができる。前記パターンと樹脂フィルム表面との接触点における接線と前記樹脂フィルムの表面との角度は80度以下、好ましくは75度以下、より好ましくは60度以下であることが好ましい。前記パターンの垂直断面の丸い上部面において、直線領域は円周方向に50分の1以下であることが好ましい。
前記発熱体の導電性発熱パターンの線幅は100μm以下、好ましくは50μm以下、より好ましくは30μm以下、さらに好ましくは25μm以下であり、線間間隔は30mm以下、線の高さは1〜100μm、より好ましくは約3μmである。
本発明に係る発熱体は発熱のために電源に連結することができ、このとき、発熱量はm2あたり100〜700W、好ましくは200〜300Wであることが好ましい。本発明に係る発熱体は低電圧、例えば30V以下、好ましくは20V以下でも発熱性能が優れるため、自動車などでも有効的に用いることができる。前記発熱体における抵抗は5Ω/□以下、好ましくは1Ω/□以下、より好ましくは0.5Ω/□以下である。
本発明に係る発熱体は、曲面をなす形態であることができる。
本発明に係る発熱体において、導電性発熱パターンの開口率、すなわちパターンによって覆われない樹脂フィルムの領域の比率は70%以上であることが好ましい。発熱体の均一な発熱および視覚性のために、パターンの開口率が単位面積で一定であることが好ましい。前記発熱体は直径20cmの任意の円に対する透過率偏差が5%以下であることが好ましい。この場合、前記発熱体は、局所発熱を防ぐことができる。また、前記発熱体は、発熱後の透明基材の表面温度の標準偏差が20%以内、好ましくは発熱後5分内に10%以内であることが好ましい。
本発明に係る発熱体は印刷方法によって形成された導電性発熱パターンを有するため、バスバーの長さ1cmあたり5ライン以上のパターン線が配置されることができる。
図2は、自動車用発熱体の具体的な実施形態を示す図である。自動車で要求される発熱量を200〜300Wと仮定し、線幅20μm、高さ1.5μmの熱線を図のように形成する場合、1mmあたり3つの熱線、すなわちピッチ(pitch)が約330μmである熱線を形成すれば、所望する性能が実現される。このとき、透過率は310/330=93.9%であり、自動車用として用いても十分である。また、熱線材料の比抵抗が2倍に高い場合には、ピッチを165μmにすれば同じ発熱量を有しながら透過率は87.8%になるため、これもまた自動車用として用いても十分な透過率である。
図2によるストライプ形式の発熱体は、下記のような物性を有する。
R(Ω)=ρ×(L1/n A)=ρ×(L1×p)/(L2×w×h)
Ar(%)=(1−w/p)×100
R:バスバー間の抵抗
Ar:開口率
ρ:熱線の比抵抗(Ωcm)
1:バスバー間の間隔(cm)
n:熱線の数
A:導電線の断面積(cm2
p:熱線間の間隔(cm)
2:バスバーの長さ(cm)
w:熱線の幅(cm)
h:熱線の高さ(cm)
すなわち、熱線の線幅wが20μm、高さhが1.5μm、比抵抗ρが3×10-6Ωcm、線間間隔pが300μm、L1が1m、L2が1mである場合、Rは0.3Ωであり、開口率は93.3%であり、このとき両端子間に12Vを印加するようになれば480Wの発熱をするようになる。
本発明に係る発熱体は、自動車、船舶、鉄道、高速鉄道、飛行機などの各種運送手段または家やその他の建築物に用いられるガラスに適用することができる。特に、本発明に係る発熱体は、低電圧でも発熱特性が優れているだけでなく、日没後に単一光源の回折と干渉による副作用を最小化することができ、上述したような線幅で目障りにならずに形成することができるため、従来技術とは異なり自動車のような運送手段の前ガラスに適用することもできる。
以下、実施例によって本発明についてより詳しく説明する。しかしながら、下記の実施例は本発明を例示するためのものに過ぎず、実施例によって本発明の範囲が限定されることを意図するものではない。
実施例1
シルバーペーストはフジクラ社の低温焼成用シルバーペーストを用いた。凹版は300μm間隔に20μmの幅、7.5μmの深さを有しながら直角に形成されたグリッド(Grid)方式でパターンのあるガラスを用いた。
PETフィルム(125μm厚さ)上にポリエステル系列のプライマをバーコーティングした後、2分間乾燥してプライマ処理をした。図1に表示した方式を用いてオフセットプリンタを用いてグリッド方式のシルバーパターンを形成した後、150℃で30分間焼成してシルバー線を形成した。このとき形成されたシルバー線の間隔は300μm、線幅は25μm、線高は1.5μmであり、開口率は84%であった。前記基板を275mm×270mmに切断した後、400μm厚さのEVAの間に位置した後、前記の複合体を3mm厚さを有する270mm×270mmのガラスの間に置いて5気圧下、140℃で30分間合着して接合ガラスを製造した。長軸に方向で接合ガラス外に位置した部分にcopper stripをclipで接触してバスバーを形成した。このとき、両端子間の抵抗は5.4Ωであった。このとき、13Vの電圧を印加する時に38W(510W/m2)の発熱量を示した。前記発熱現象をIR visionカメラで測定した結果、5分内に20℃から50℃まで温度が上昇した。また、発熱区間内の20個のpointで測定された温度の最高値と最低値の差を平均値で分った温度偏差百分率値は、測定時間内に7%以下の値を有した。

Claims (20)

  1. パターンの線幅が100μm以下であり、パターンの開口率が70%以上99%以下であるパターンの形態を決定するステップ;樹脂フィルムの少なくとも一面に導電性発熱材料を含むペーストを前記決定されたパターンにしたがって印刷するステップ;前記印刷された導電性発熱材料を含むペーストを焼成して導電性発熱パターンを形成するステップ;前記導電性発熱パターンの両端にバスバー(bus bar)を形成するステップ;前記導電性発熱パターンを有する樹脂フィルムの少なくとも一面に透明基材を合着するステップ;および前記バスバーと連結した電源部を設けるステップを含む発熱体の製造方法。
  2. 前記印刷は、オフセット印刷法、グラビア印刷法、フレキソ印刷法、またはインクジェット印刷法、あるいは前記印刷法のうちの1種以上の複合方法を用いる請求項1に記載の発熱体の製造方法。
  3. 前記導電性発熱材料は、銅、銀、または炭素ナノチューブ(CNT)を含む請求項1に記載の発熱体の製造方法。
  4. 前記ペーストは、有機バインダおよびガラスフリットを追加で含む請求項1に記載の発熱体の製造方法。
  5. 前記印刷は、焼成後の印刷パターンの線間間隔が30mm以下であり、透明基板の表面からの線の高さが1〜100μmとなるように実行する請求項1に記載の発熱体の製造方法。
  6. 前記パターンは、 ストライプ(Stripe)、菱形、格子、円形、ウエーブ(wave)パターン、グリッド、2次元グリッド、波柄、およびサイン曲線(Sine wave)のうちの1つまたは2つ以上を組み合わせたパターンである請求項1に記載の発熱体の製造方法。
  7. 前記パターンは、スペイシングまたは線の厚さが不規則に構成される請求項6に記載の発熱体の製造方法。
  8. 前記発熱体の少なくとも一面に追加の透明基材を積層して合着するステップをさらに含む請求項1に記載の発熱体の製造方法。
  9. 前記透明基材は、ガラス、プラスチック基板、またはプラスチックフィルムである請求項1または8に記載の発熱体の製造方法。
  10. a)樹脂フィルム、b)前記樹脂フィルムの少なくとも一面に配置され、パターンの線幅が100μm以下であり、パターンの開口率が70%以上99%以下である導電性発熱パターン、c)前記導電性発熱パターンの両終端に位置したバスバー、d)前記バスバーと連結した電源部、およびe)前記導電性発熱パターンが形成された樹脂フィルムの少なくとも一面に備えられた透明基材とを含む発熱体。
  11. 前記導電性発熱パターンは、オフセット印刷法、グラビア印刷法、フレキソ印刷法、またはインクジェット印刷法、あるいは前記印刷法のうちの1種以上の複合方法によって形成される請求項10に記載の発熱体。
  12. 前記導電性発熱パターンの線間間隔が30mm以下であり、透明基板の表面からの線の高さが1〜100μmである請求項10に記載の発熱体。
  13. 発熱作動後5分内に温度偏差が10%以下である請求項10に記載の発熱体。
  14. バスバーの長さ1cmあたり5ライン以上のパターン線が配置される請求項10に記載の発熱体。
  15. 前記発熱体は、導電性発熱パターンが互いに異なる少なくとも2つの領域を含む請求項10に記載の発熱体。
  16. 前記発熱体は、導電性発熱パターンが形成されない領域を含む請求項10に記載の発熱体。
  17. 前記導電性発熱パターンは黒化された請求項10に記載の発熱体。
  18. c)前記発熱パターン上に備えられた追加の透明基材を含む請求項10に記載の発熱体。
  19. 前記透明基材はガラス、プラスチック基板、またはプラスチックフィルムである請求項10または18に記載の発熱体。
  20. 前記発熱体は自動車の前ガラス用である請求項10に記載の発熱体。
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