JP2011510664A5 - - Google Patents

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別の実施形態では、本発明は、前段落の方法によって同定されたモジュレーターを提供する。
したがって、本発明は、以下の項目を提供する:
(項目1)
対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする導入核酸から該対象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
(項目2)
対象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、該対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
(項目3)
対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする導入核酸から該対象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、選択圧の不在下で培養される、細胞。
(項目4)
対象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、該対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、選択圧の不在下で培養される、細胞。
(項目5)
上記対象とするヘテロ二量体タンパク質の第2サブユニットをコードする核酸が内因性である、項目1から4のいずれか一項に記載の細胞。
(項目6)
上記対象とするヘテロ二量体タンパク質の第2サブユニットをコードする核酸が導入されている、項目2または4に記載の細胞。
(項目7)
上記対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まない、項目1から6のいずれか一項に記載の細胞。
(項目8)
上記対象とするヘテロ二量体タンパク質が、イオンチャネル、Gタンパク質共役受容体(GPCR)、チロシン受容体キナーゼ、サイトカイン受容体、核ステロイドホルモン受容体および免疫学的受容体からなる群より選択される、項目1から7のいずれか一項に記載の細胞。
(項目9)
上記対象とするヘテロ二量体タンパク質が、甘味受容体およびうま味受容体からなる群より選択される、項目8に記載の細胞。
(項目10)
上記対象とするヘテロ二量体タンパク質が公知のリガンドを有さない、項目1から8のいずれか一項に記載の細胞。
(項目11)
上記対象とするヘテロ二量体タンパク質が同じ型の細胞中で発現されない、項目1から10のいずれか一項に記載の細胞。
(項目12)
哺乳動物細胞である、項目1から11のいずれか一項に記載の細胞。
(項目13)
1を超えるシグナル対ノイズ比、時間をわたって安定であること、発現の消失を伴わない選択圧なしでの増殖、生理的なEC50値、および生理的なIC50値からなる群より選択される追加の望ましい特性を有することをさらに特徴とする、項目1から12のいずれか一項に記載の細胞。
(項目14)
上記対象とするヘテロ二量体タンパク質が少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも7ヶ月、少なくとも8ヶ月、および少なくとも9ヶ月から選択される期間1つの形で一貫して再現性よく産生される、項目1、2および5から13のいずれか一項に記載の細胞。
(項目15)
上記機能アッセイが細胞ベースアッセイ、蛍光細胞ベースアッセイ、高スループットスクリーニングアッセイ、受容体細胞ベースアッセイ、Gタンパク質媒介細胞ベースアッセイ、およびカルシウムフラックス細胞ベースアッセイからなる群より選択される、項目1、2および5から13のいずれか一項に記載の細胞。
(項目16)
上記細胞が細胞ベースの高スループットスクリーニングでの利用に適している、項目1、2および5から13のいずれか一項に記載の細胞。
(項目17)
上記選択圧が抗生物質である、項目3から13のいずれか一項に記載の細胞。
(項目18)
少なくとも15日間、30日間、45日間、60日間、75日間、100日間、120日間、または150日間、選択圧の不在下で上記ヘテロ二量体タンパク質を発現する、項目3から13および17のいずれか一項に記載の細胞。
(項目19)
対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットが導入核酸によってコードされており、該細胞は、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
(項目20)
対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該細胞は、該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
(項目21)
対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットが導入核酸によってコードされており、該細胞が生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とする、細胞。
(項目22)
対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該細胞が該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、該細胞が生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とする細胞。
(項目23)
上記対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする上記核酸が内因性である、項目19から22のいずれか一項に記載の細胞。
(項目24)
上記対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする上記核酸が導入されている、項目20または22に記載の細胞。
(項目25)
上記対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まない、項目19から24のいずれか一項に記載の細胞。
(項目26)
上記対象とするヘテロ多量体タンパク質が、イオンチャネル、Gタンパク質共役受容体(GPCR)、チロシン受容体キナーゼ、サイトカイン受容体、核ステロイドホルモン受容体および免疫学的受容体からなる群より選択される、項目19から25のいずれか一項に記載の細胞。
(項目27)
上記対象とするヘテロ多量体タンパク質が、GABA、ENaCおよびNaVからなる群より選択される、項目26に記載の細胞。
(項目28)
上記対象とするヘテロ多量体タンパク質が公知のリガンドを有さない、項目19から26のいずれか一項に記載の細胞。
(項目29)
上記対象とするヘテロ二量体タンパク質が同じ型の細胞中で発現されない、項目19から28のいずれか一項に記載の細胞。
(項目30)
哺乳動物細胞である、項目19から29のいずれか一項に記載の細胞。
(項目31)
1を超えるシグナル対ノイズ比、時間をわたって安定であること、発現の消失を伴わない選択圧なしでの増殖、生理的なEC50値、および生理的なIC50値からなる群より選択される追加の望ましい特性を有することをさらに特徴とする、項目19から30のいずれか一項に記載の細胞。
(項目32)
上記対象とするヘテロ多量体タンパク質が少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも7ヶ月、少なくとも8ヶ月、および少なくとも9ヶ月から選択される期間1つの形で一貫して再現性よく産生される、項目19、20および23から31のいずれか一項に記載の細胞。
(項目33)
上記機能アッセイが細胞ベースアッセイ、蛍光細胞ベースアッセイ、高スループットスクリーニングアッセイ、受容体細胞ベースアッセイ、Gタンパク質媒介細胞ベースアッセイ、およびカルシウムフラックス細胞ベースアッセイからなる群より選択される、項目19、20および23から31のいずれか一項に記載の細胞。
(項目34)
細胞ベースの高スループットスクリーニングでの利用に適している、項目19、20および23から31のいずれか一項に記載の細胞。
(項目35)
選択圧の不在下で培養される、項目21から31のいずれか一項に記載の細胞。
(項目36)
上記選択圧が抗生物質である、項目35に記載の細胞。
(項目37)
少なくとも15日間、30日間、45日間、60日間、75日間、100日間、120日間、または150日間、選択圧の不在下で上記ヘテロ多量体タンパク質を発現する、項目35または36に記載の細胞。
(項目38)
対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする導入核酸から2つ以上の該対象とするタンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
(項目39)
2つ以上の対象とするタンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、該対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
(項目40)
対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする導入核酸から2つ以上の該対象とするタンパク質を発現する細胞であって、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とする細胞。
(項目41)
2つ以上の対象とするタンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、該対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とする細胞。
(項目42)
対象とする少なくとも1つのタンパク質が二量体タンパク質である、項目38から41のいずれか一項に記載の細胞。
(項目43)
上記対象とする二量体タンパク質がホモ二量体タンパク質である、項目42に記載の細胞。
(項目44)
上記対象とする二量体タンパク質がヘテロ二量体タンパク質である、項目42に記載の細胞。
(項目45)
対象とする少なくとも1つのタンパク質が多量体タンパク質である、項目38から41のいずれか一項に記載の細胞。
(項目46)
上記対象とする多量体タンパク質がホモ多量体タンパク質である、項目45に記載の細胞。
(項目47)
上記対象とする多量体タンパク質がヘテロ多量体タンパク質である、項目45に記載の細胞。
(項目48)
上記タンパク質の1つが内因性核酸によってコードされている、項目38から47のいずれか一項に記載の細胞。
(項目49)
上記タンパク質の1つが導入核酸によってコードされている、項目39または41に記載の細胞。
(項目50)
上記対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まない、項目38から49のいずれか一項に記載の細胞。
(項目51)
上記対象とするタンパク質の1つが、イオンチャネル、Gタンパク質共役受容体(GPCR)、チロシン受容体キナーゼ、サイトカイン受容体、核ステロイドホルモン受容体および免疫学的受容体からなる群より選択される、項目38から49のいずれか一項に記載の細胞。
(項目52)
上記対象とするタンパク質の1つが公知のリガンドを有さない、項目38から51のいずれか一項に記載の細胞。
(項目53)
上記対象とするタンパク質の1つが同じ型の細胞中で発現されない、項目38から52のいずれか一項に記載の細胞。
(項目54)
哺乳動物細胞である、項目38から53のいずれか一項に記載の細胞。
(項目55)
1を超えるシグナル対ノイズ比、時間をわたって安定であること、発現の消失を伴わない選択圧なしでの増殖、生理的なEC50値、および生理的なIC50値からなる群より選択される追加の望ましい特性を有することをさらに特徴とする、項目38から54のいずれか一項に記載の細胞。
(項目56)
上記対象とする2つ以上のタンパク質が少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも7ヶ月、少なくとも8ヶ月、および少なくとも9ヶ月から選択される期間1つの形で一貫して再現性よく産生される、項目38、39および42から55のいずれか一項に記載の細胞。
(項目57)
上記機能アッセイが細胞ベースアッセイ、蛍光細胞ベースアッセイ、高スループットスクリーニングアッセイ、受容体細胞ベースアッセイ、Gタンパク質媒介細胞ベースアッセイ、およびカルシウムフラックス細胞ベースアッセイからなる群より選択される、項目38、39および42から55のいずれか一項に記載の細胞。
(項目58)
細胞ベースの高スループットスクリーニングでの利用に適している、項目38、39および42から55のいずれか一項に記載の細胞。
(項目59)
選択圧の不在下で培養される、項目40から55のいずれか一項に記載の細胞。
(項目60)
上記選択圧が抗生物質である、項目59に記載の細胞。
(項目61)
少なくとも15日間、30日間、45日間、60日間、75日間、100日間、120日間、または150日間、選択圧の不在下で上記2つ以上のタンパク質を発現する、項目59または60に記載の細胞。
(項目62)
対象とする少なくとも1つのRNAを発現する細胞であって、該対象とするRNAが導入核酸によってコードされており、該細胞が機能アッセイでの使用に適した形で該対象とする少なくとも1つのRNAを産生することを特徴とし、該対象とするRNAがタグを含まず、または該RNAが、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
(項目63)
対象とする少なくとも1つのRNAを発現する細胞であって、該細胞は、該対象とする少なくとも1つのRNAをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とする少なくとも1つのRNAを産生することを特徴とし、該対象とするRNAがタグを含まず、または該RNAが、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
(項目64)
対象とする少なくとも2つのRNAを発現する、項目62または63に記載の細胞。
(項目65)
対象とする少なくとも3つのRNAを発現する、項目62または63に記載の細胞。
(項目66)
導入核酸によってコードされるRNAをさらに発現する、項目64から65のいずれか一項に記載の細胞。
(項目67)
上記対象とするRNAが、イオンチャネルをコードするRNA、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をコードするRNA、チロシン受容体キナーゼをコードするRNA、サイトカイン受容体をコードするRNA、核ステロイドホルモン受容体をコードするRNAおよび免疫学的受容体をコードするRNAからなる群より選択される、項目62から66のいずれか一項に記載の細胞。
(項目68)
上記対象とするRNAが同じ型の細胞中で発現されない、項目62から67のいずれか一項に記載の細胞。
(項目69)
哺乳動物細胞である、項目62から68のいずれか一項に記載の細胞。
(項目70)
1を超えるシグナル対ノイズ比、時間をわたって安定であること、発現の消失を伴わない選択圧なしでの増殖、生理的なEC50値、および生理的なIC50値からなる群より選択される追加の望ましい特性を有することをさらに特徴とする、項目62から69のいずれか一項に記載の細胞。
(項目71)
上記対象とするRNAが少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも7ヶ月、少なくとも8ヶ月、および少なくとも9ヶ月から選択される期間1つの形で一貫して再現性よく産生される、項目62から70のいずれか一項に記載の細胞。
(項目72)
上記機能アッセイが細胞ベースアッセイ、蛍光細胞ベースアッセイ、高スループットスクリーニングアッセイ、受容体細胞ベースアッセイ、Gタンパク質媒介細胞ベースアッセイ、およびカルシウムフラックス細胞ベースアッセイからなる群より選択される、項目62から71のいずれか一項に記載の細胞。
(項目73)
細胞ベースの高スループットスクリーニングでの利用に適している、項目61から72のいずれか一項に記載の細胞。
(項目74)
項目1から73のいずれか一項に記載の細胞から作製された細胞系。
(項目75)
対象とするタンパク質を発現する細胞を作製するための方法であって、該細胞が時間をわたって一貫する少なくとも1つの望ましい特性を有し、
a)該対象とするタンパク質をコードするmRNAを発現する複数の細胞を提供するステップと、
b)細胞を個々の培養容器中に個々に分散させ、それによって複数の別々の細胞培養物を提供するステップと、
c)自動化細胞培養方法を使用して一組の望ましい培養条件下で該細胞を培養するステップであって、該条件が該別々の細胞培養物のそれぞれについて実質的に同一であり、該培養中、別々の細胞培養物当たりの細胞数を培養物毎に正規化し、該別々の培養物を同じスケジュールで継代することを特徴とする、ステップと、
d)該対象とするタンパク質の少なくとも1つの望ましい特徴について該別々の細胞培養物を少なくとも2回アッセイするステップと、
e)両方のアッセイで該望ましい特徴を有する別々の細胞培養物を同定するステップであって、該細胞がその細胞(a cell that)であるステップ、と
を含む、方法。
(項目76)
ステップa)における複数の細胞を、ステップb)の分散させることの前に、ある程度の期間培養する、項目75に記載の方法。
(項目77)
上記個々の培養容器がマルチウエルプレートの個々のウエルおよびバイアルからなる群より選択される、項目75に記載の方法。
(項目78)
複数の上記別々の細胞培養物の増殖速度を決定するステップ、および任意の群中で最も速い増殖速度と最も遅い増殖速度との差がステップb)とc)の間で1、2、3、4、または5日を超えないように、その増殖速度によって該別々の細胞培養物を群に分けるステップをさらに含む、項目75に記載の方法。
(項目79)
1つまたは複数の上記別々の培養物の保存ストックを調製するステップをさらに含む、項目75または項目78に記載の方法。
(項目80)
上記別々の細胞培養物の1つまたは複数の複製セットのステップ、および供給源である上記別々の細胞培養物由来の該1つまたは複数の複製セットを別々に培養するステップをさらに含む、項目75に記載の方法。
(項目81)
ステップd)でのアッセイが上記タンパク質の機能アッセイである、項目75に記載の方法。
(項目82)
ステップe)で一定のままである上記少なくとも1つの特徴がタンパク質機能である、項目75に記載の方法。
(項目83)
ステップc)での上記培養がロボット細胞培養装置におけるものである、項目75に記載の方法。
(項目84)
上記ロボット細胞培養装置がマルチチャネルロボットピペッターを含む、項目83に記載の方法。
(項目85)
上記マルチチャネルロボットピペッターが少なくとも96チャネルを含む、項目84に記載の方法。
(項目86)
上記ロボット細胞培養装置がチェリーピッキングアームをさらに含む、項目84に記載の方法。
(項目87)
上記自動化方法が培地除去、培地交換、細胞洗浄、試薬添加、細胞の除去、細胞分散、および細胞継代の1つまたは複数を含む、項目75に記載の方法。
(項目88)
複数の上記別々の細胞培養物が少なくとも50個の培養物である、項目75に記載の方法。
(項目89)
複数の上記別々の細胞培養物が少なくとも100個の培養物である、項目75に記載の方法。
(項目90)
複数の上記別々の細胞培養物が少なくとも500個の培養物である、項目75に記載の方法。
(項目91)
複数の上記別々の細胞培養物が少なくとも1000個の培養物である、項目75に記載の方法。
(項目92)
ATPの測定、細胞集密度の測定、光散乱、光学濃度測定からなる群より選択される方法によって上記増殖速度を決定する、項目78に記載の方法。
(項目93)
上記群中で最も速い増殖速度と最も遅い増殖速度との差が1、2、3、4、または5時間を超えない、項目78に記載の方法。
(項目94)
ステップc)での培養が少なくとも2日間である、項目75に記載の方法。
(項目95)
複数の上記別々の細胞培養物の増殖速度を上記細胞を分散させることおよび細胞集密度を測定することによって決定する、項目78に記載の方法。
(項目96)
上記それぞれ別々の細胞培養物中の細胞を細胞集密度の測定前に分散させる、項目95に記載の方法。
(項目97)
上記分散ステップがトリプシンを上記ウエルに加えて塊を除去することを含む、項目95または96に記載の方法。
(項目98)
複数の上記別々の細胞培養物の細胞集密度を、自動化マイクロプレートリーダーを使用して測定する、項目95に記載の方法。
(項目99)
少なくとも2回の集密度測定を、増殖速度を計算する前に実施する、項目95に記載の方法。
(項目100)
上記細胞集密度を自動化プレートリーダーによって測定し、かつ増殖速度を計算するソフトウェアプログラムと共に該集密度値を使用する、項目98に記載の方法。
(項目101)
ステップd)での別々の細胞培養物が、脆弱性、形態、固体表面との接着性、固体表面との接着性の欠如およびタンパク質機能の1つまたは複数から選択される望ましい特質を特徴とする、項目75に記載の方法。
(項目102)
上記細胞が真核細胞である、項目75に記載の方法。
(項目103)
上記真核細胞が哺乳動物細胞である、項目75に記載の方法。
(項目104)
上記哺乳動物細胞系がNS0細胞、CHO細胞、COS細胞、HEK−293細胞、HUVEC、3T3細胞およびHeLa細胞からなる群より選択される、項目75に記載の方法。
(項目105)
上記対象とするタンパク質がヒトタンパク質である、項目75に記載の方法。
(項目106)
上記対象とするタンパク質がヘテロ多量体である、項目75に記載の方法。
(項目107)
上記対象とするタンパク質がGタンパク質共役受容体である、項目75に記載の方法。
(項目108)
上記タンパク質が公知のリガンドを有さない、項目75に記載の方法。
(項目109)
上記同定ステップの後に、
a)望ましい培養条件下においてステップe)で同定した細胞培養物の保存アリコートを拡大増殖させるステップと、
b)該a)の拡大増殖させた細胞培養物が望ましい特徴を有するかどうかを決定するステップと
をさらに含む、項目75に記載の方法。
(項目110)
クローン細胞系の適合パネルであって、該クローン細胞系が同じ細胞型であり、該パネル中のそれぞれの細胞系が対象とするタンパク質を発現し、該パネル中のクローン細胞系が同じ生理学的特徴を共有するように適合されていることにより並行処理が可能となる、クローン細胞系の適合パネル。
(項目111)
上記生理学的特徴が増殖速度である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目112)
上記生理学的特徴が組織培養物表面との接着性である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目113)
上記生理学的特徴がZ’係数である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目114)
上記生理学的特徴が上記対象とするタンパク質をコードするRNAの発現レベルである、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目115)
上記生理学的特徴が上記対象とするタンパク質の発現レベルである、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目116)
上記パネル中のクローン細胞系の増殖速度が互いに1、2、3、4、または5時間の範囲内にある、項目111に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目117)
上記培養条件が上記パネル中の全てのクローン細胞系で同じである、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目118)
上記クローン細胞系が真核細胞系である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目119)
上記真核細胞系が哺乳動物細胞系である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目120)
上記細胞系の細胞が初代細胞および不死化細胞からなる群より選択される、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目121)
上記細胞系の細胞が原核細胞または真核細胞である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目122)
上記細胞系の細胞が真核細胞であり、真菌細胞、昆虫細胞、哺乳動物細胞、酵母細胞、藻類、甲殻類細胞、節足動物細胞、鳥類細胞、爬虫類細胞、両生類細胞および植物細胞からなる群より選択される、項目121に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目123)
上記細胞系の細胞が哺乳動物細胞であり、ヒト、非ヒト霊長類、ウシ、ブタ、ネコ、ラット、有袋動物、ネズミ、イヌ、ヒツジ、ヤギ、ウサギ、モルモット、ハムスターからなる群より選択される、項目122に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目124)
上記細胞系の細胞が上記対象とするタンパク質を発現するように操作されている、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目125)
上記細胞系の細胞が、上記対象とするタンパク質をコードする、または多量体タンパク質の場合では該タンパク質のサブユニットをコードする導入核酸から該タンパク質を発現する、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目126)
上記細胞が内因性核酸から上記対象とするタンパク質を発現し、該細胞が内因性タンパク質の転写を活性化する、または多量体タンパク質の場合では該タンパク質のサブユニットの転写を活性化するように操作されている、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目127)
上記パネルが少なくとも4個のクローン細胞系を含む、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目128)
上記パネルが少なくとも6個のクローン細胞系を含む、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目129)
上記パネルが少なくとも25個のクローン細胞系を含む、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目130)
上記パネル中の2つ以上のクローン細胞系が対象とする同じタンパク質を発現する、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目131)
上記パネル中の2つ以上のクローン細胞系が対象とする異なるタンパク質を発現する、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目132)
上記パネル中の細胞系が異なる形態の対象とするタンパク質を発現し、該形態がアイソフォーム、アミノ酸配列変異体、スプライス変異体、切断型、融合タンパク質、キメラ、またはそれらの組合せからなる群より選択される、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目133)
上記パネル中の細胞系が対象とするタンパク質の群中の異なるタンパク質を発現し、該対象とするタンパク質の群が同じシグナル伝達経路中のタンパク質、類似したタンパク質の発現ライブラリー、モノクローナル抗体重鎖ライブラリー、モノクローナル抗体軽鎖ライブラリーおよびSNPからなる群より選択される、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目134)
上記対象とするタンパク質が単鎖タンパク質である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目135)
上記単鎖タンパク質がGタンパク質共役受容体である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目136)
上記Gタンパク質共役受容体が味覚受容体である、項目135に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目137)
上記味覚受容体が苦味受容体、甘味受容体、塩味受容体およびうま味受容体からなる群より選択される、項目136に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目138)
上記タンパク質が多量体タンパク質である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目139)
上記タンパク質がヘテロ二量体またはヘテロ多量体である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目140)
上記タンパク質が、イオンチャネル、イオンチャネル、Gタンパク質共役受容体(GPCR)、チロシン受容体キナーゼ、サイトカイン受容体、核ステロイドホルモン受容体および免疫学的受容体からなる群より選択される、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目141)
上記タンパク質が上皮ナトリウムチャネル(ENaC)である、項目140に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目142)
上記ENaCがαサブユニット、βサブユニットおよびγサブユニットを含む、項目140に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目143)
上記パネル中の細胞系が異なるENaCアイソフォームを発現する、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目144)
上記パネル中の細胞系がENaCの異なるタンパク質分解アイソフォームを含む、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目145)
上記ENaCがヒトENaCである、項目141から143のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目146)
上記タンパク質が電位依存性ナトリウムチャネル(NaV)である、項目140に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目147)
上記NaVが1つのαサブユニットおよび2つのβサブユニットを含む、項目146に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目148)
上記NaVがヒトNaVである、項目140に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目149)
上記タンパク質がγ−アミノ酪酸A受容体(GABA 受容体)、γ−アミノ酪酸B受容体(GABA 受容体)およびγ−アミノ酪酸C受容体(GABA 受容体)からなる群より選択される、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目150)
上記タンパク質がGABA 受容体である、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目151)
上記GABA 受容体が2つのαサブユニット、2つのβサブユニットおよび1つのγまたはδサブユニットを含む、項目150に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目152)
上記パネル中のクローン細胞系が同時に、または互いに4週間を超えない内に作製された、項目110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
(項目153)
対象とする単量体タンパク質をコードする導入核酸から該対象とする単量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、該細胞は選択圧の不在下で培養され、かつ該タンパク質の発現が3ヶ月にわたって30%を超えて変化しない、細胞。
(項目154)
上記タンパク質の発現が6ヶ月にわたって30%を超えて変化しない、項目153に記載の細胞。
(項目155)
上記対象とするタンパク質が公知のリガンドを有さない、項目153または154に記載の細胞。
(項目156)
対象とするタンパク質のモジュレーターを同定するための方法であって、該細胞は:
a)項目1から74のいずれか一項に記載の細胞を試験化合物と接触させるステップと、
b)該試験化合物と接触させなかった細胞における該タンパク質の活性と比較した、該試験化合物と接触させた細胞における該対象とするタンパク質の活性の変化を検出するステップと
を含み、不在下と比較して存在下で活性の差を生じる化合物が該対象とするタンパク質のモジュレーターである、方法。
(項目157)
項目156に記載の方法によって同定されたモジュレーター。
(項目158)
項目156に記載の方法によって同定されたモジュレーター。
(項目159)
上記対象とするRNAがsiRNAまたはアンチセンスRNAである、項目63に記載の細胞。
(項目160)
対象とする少なくとも1つのタンパク質を発現する細胞であって、該対象とするタンパク質が公知のリガンドを有さないか、または該対象とするタンパク質の機能的発現を検出する公知のアッセイが存在せず、かつ該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まない細胞。
(項目161)
上記対象とするタンパク質が少なくとも2、3、4、5、または6つのサブユニットを含む、項目159に記載の細胞。
(項目162)
上記対象とするタンパク質が
Figure 2011510664
からなる群より選択される表3に示すヒト遺伝子記号によって特定されるオーファン受容体である、項目159に記載の細胞。
(項目163)
上記対象とするタンパク質の少なくとも1つのサブユニットが遺伝子活性化によって発現される、項目159に記載の細胞。
(項目164)
上記対象とするタンパク質の少なくとも1つのサブユニットが導入核酸から発現される、項目159に記載の細胞。
(項目165)
上記対象とするタンパク質が公知のリガンドを有さない、項目159に記載の細胞。
(項目166)
上記対象とするタンパク質が公知の機能を有さない、項目159に記載の細胞。
(項目167)
上記対象とするタンパク質が公知のリガンドを有さず、公知の機能も有さない、項目159に記載の細胞。
(項目168)
上記タンパク質の発現が3ヶ月にわたって5%を超えて変化しない、項目153に記載の細胞。
(項目169)
細胞系を生成するための方法であって、同一培養条件下で複数の並行培養物中の複数の細胞系を培養するステップ、および時間をわたって一貫した状態のままである少なくとも1つの特徴を有する細胞系を同定するステップを含む、方法。
(項目170)
上記複数の並行培養物が少なくとも50個の細胞培養物を含む、項目168に記載の方法。
(項目171)
上記複数の並行培養物が少なくとも100個の細胞培養物を含む、項目168に記載の方法。
(項目172)
上記複数の並行培養物が少なくとも200個の細胞培養物を含む、項目168に記載の方法。

Claims (39)

  1. クローン細胞系の適合パネルであって、該クローン細胞系が同じ細胞型であり、該パネル中のそれぞれの細胞系が対象とするRNAまたは対象とするタンパク質を発現し、該パネル中のクローン細胞系が同じ生理学的特徴を共有するように適合されていることにより並行処理が可能となる、クローン細胞系の適合パネル。
  2. 前記生理学的特徴が
    a)増殖プロファイル;
    b)組織培養物表面との接着性;
    c)機能アッセイにおけるZ’係数;
    d)前記対象とするタンパク質をコードするRNAの発現レベル;
    e)前記対象とするRNAの発現レベル;
    f)該対象とするタンパク質の発現レベル;または
    生理学的特徴a)〜f)の組み合わせ;
    である、請求項1に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  3. 前記パネル中のクローン細胞系の増殖速度が互いに1、2、3、4、または5時間の範囲内にある、請求項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  4. 前記培養条件が前記パネル中の全てのクローン細胞系で同じである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  5. 前記クローン細胞系が
    a)真核細胞系、または
    b)原核細胞系
    である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  6. 前記真核細胞系が哺乳動物細胞系である、請求項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  7. 前記クローン細胞系が
    a)初代細胞の細胞系;または
    b)不死化細胞の細胞系
    である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  8. 前記細胞系の細胞が前記対象とするRNAまたは前記対象とするタンパク質を発現するように操作されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  9. a)前記細胞系の細胞が、前記対象とするタンパク質をコードする導入核酸から前記対象とするRNAもしくは該タンパク質を発現する、または
    b)該対象とするタンパク質が多量体タンパク質であり、該細胞系の細胞が、多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする少なくとも1つの導入核酸から該少なくとも1つのサブユニットを発現する、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  10. a)前記細胞が内因性核酸から前記対象とするRNAもしくは前記対象とするタンパク質を発現し、該細胞が内因性タンパク質の転写を活性化するように操作されている;または
    b)該対象とするタンパク質が多量体タンパク質であり、該細胞系の細胞が、内因性核酸から該多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットを発現し、かつ該細胞が該少なくとも1つのサブユニットの転写を活性化するように操作されている、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  11. 前記パネルが
    a)少なくとも4個のクローン細胞系
    b)少なくとも6個のクローン細胞系、または
    c)少なくとも25個のクローン細胞系
    を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  12. 前記パネル中の2つ以上のクローン細胞系が対象とする同じRNAまたはタンパク質を発現する、請求項1〜11のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  13. 前記パネル中の2つ以上のクローン細胞系が対象とする異なるRNAまたはタンパク質を発現する、請求項1〜12のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  14. 前記パネル中の細胞系が異なる形態の対象とするタンパク質を発現し、該形態がアイソフォーム、アミノ酸配列変異体、スプライス変異体、切断型、融合タンパク質、キメラ、またはそれらの組合せからなる群より選択される、請求項1〜13のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  15. 前記パネル中の細胞系が対象とするタンパク質の群中の異なるタンパク質を発現し、該対象とするタンパク質の群が同じシグナル伝達経路中のタンパク質、類似したタンパク質の発現ライブラリー、モノクローナル抗体重鎖ライブラリー、モノクローナル抗体軽鎖ライブラリーおよびタンパク質の変異した形態からなる群より選択される、請求項1〜14のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  16. 前記対象とするタンパク質が単鎖タンパク質である、請求項1〜15のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  17. 前記単鎖タンパク質がGタンパク質共役受容体である、請求項1に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  18. 前記Gタンパク質共役受容体が味覚受容体である、請求項1に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  19. 前記味覚受容体が苦味受容体、甘味受容体、およびうま味受容体からなる群より選択される、請求項1に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  20. 前記タンパク質が多量体タンパク質である、請求項1〜15のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  21. 前記タンパク質がヘテロ二量体またはヘテロ多量体である、請求項0に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  22. 前記タンパク質が、イオンチャネル、Gタンパク質共役受容体(GPCR)、チロシン受容体キナーゼ、サイトカイン受容体、核ステロイドホルモン受容体および免疫学的受容体からなる群より選択される、請求項1に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  23. 前記タンパク質が
    a)上皮ナトリウムチャネル(ENaC)、または
    b)電位依存性ナトリウムチャネル(NaV)
    である、請求項22に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  24. 前記タンパク質がγ−アミノ酪酸A受容体(GABA受容体)、γ−アミノ酪酸B受容体(GABA受容体)およびγ−アミノ酪酸C受容体(GABA受容体)からなる群より選択される、請求項22に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  25. 前記パネル中のクローン細胞系が同時に、または互いに4週間を超えない内に作製された、請求項1〜24のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  26. 前記対象とするタンパク質が、塩味受容体である、請求項1に記載のクローン細胞系の適合パネル。
  27. 象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せであここで、
    a)該対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットが、導入核酸から発現される;または
    b)該細胞は、該対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されている、
    細胞。
  28. 象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、選択圧の不在下で培養され、ここで、
    a)該対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットが導入核酸から発現される;または
    b)該細胞は、該対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されている、
    細胞。
  29. 対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該細胞は、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せであここで、
    a)該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットが導入核酸から発現される;または
    b)該細胞は、該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されている、
    細胞。
  30. 対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該細胞が生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とここで、
    a)該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットが導入核酸によってコードされている;または
    b)該細胞は、該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されている、
    細胞。
  31. つ以上の対象とするタンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せであここで、
    a)対象とするタンパク質の少なくとも1つが導入核酸によってコードされている;または
    b)該細胞は、対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されている、
    細胞。
  32. つ以上の対象とするタンパク質を発現する細胞であって、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、ここで、
    a)対象とするタンパク質の少なくとも1つが導入核酸によってコードされている;または
    b)該細胞は、対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されている、
    細胞。
  33. 対象とする少なくとも1つのRNAを発現する細胞であって、該細胞が機能アッセイでの使用に適した形で該対象とする少なくとも1つのRNAを産生することを特徴とし、該対象とするRNAがタグを含まず、または該RNAが、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せであここで、
    a)該対象とする少なくとも1つのRNAが導入核酸によってコードされている;または
    b)該細胞は、該対象とする少なくとも1つのRNAをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されている、
    細胞。
  34. 対象とする単量体タンパク質をコードする導入核酸から該対象とする単量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、該細胞は選択圧の不在下で培養され、かつ該タンパク質の発現が3ヶ月にわたって30%を超えて変化しない、細胞。
  35. 対象とするタンパク質のモジュレーターを同定するための方法であって、該細胞は:
    a)請求項1から26のいずれか一項に記載の細胞または適合パネルを試験化合物と接触させるステップと、
    b)該試験化合物と接触させなかった細胞における該タンパク質の活性と比較した、該試験化合物と接触させた細胞における該対象とするタンパク質の活性の変化を検出するステップと
    を含み、不在下と比較して存在下で活性の差を生じる化合物が該対象とするタンパク質のモジュレーターである、方法。
  36. 請求項35に記載の方法によって同定されたモジュレーター。
  37. 対象とする少なくとも1つのタンパク質を発現する細胞であって、該対象とするタンパク質が公知のリガンドを有さないか、または該対象とするタンパク質の機能的発現を検出する公知のアッセイが存在せず、かつ該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まない細胞。
  38. 細胞系を生成するための方法であって、同一培養条件下で複数の並行培養物中の複数の細胞系を培養するステップ、および時間をわたって一貫した状態のままである少なくとも1つの特徴を有する細胞系を同定するステップを含む、方法。
  39. 対象とするタンパク質を発現する細胞を作製するための方法であって、該細胞が時間をわたって一貫する少なくとも1つの望ましい特性を有し、
    a)該対象とするタンパク質をコードするmRNAを発現する複数の細胞を提供するステップと、
    b)細胞を個々の培養容器中に個々に分散させ、それによって複数の別々の細胞培養物を提供するステップと、
    c)自動化細胞培養方法を使用して一組の望ましい培養条件下で該細胞を培養するステップであって、該条件が該別々の細胞培養物のそれぞれについて実質的に同一であり、該培養中、別々の細胞培養物当たりの細胞数を培養物毎に正規化し、該別々の培養物を同じスケジュールで継代することを特徴とする、ステップと、
    d)該対象とするタンパク質の少なくとも1つの望ましい特徴について該別々の細胞培養物を少なくとも2回アッセイするステップと、
    e)両方のアッセイで該望ましい特徴を有する別々の細胞培養物を同定するステップ、
    を含む、方法。
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