JP2011501998A - 精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体 - Google Patents

精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体 Download PDF

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Abstract

本発明は、インプラント植立のためのインプラント用ステントにおいて、インプラントを植立するための穿孔作業がさらに安定的、正確かつ迅速に行われるように、ステントの外側からステントを貫通して歯肉及び歯槽骨に結合される精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体であって、その技術的構成は、前記ステントまたは前記ステントの内側に充填された弾性体を貫通して歯肉内の歯槽骨と螺合するようにネジ山が形成されたネジ山部と、前記ネジ山から長手方向に所定の長さを有して一体に形成された誘導部と、前記誘導部の上端部に前記誘導部の外径よりさらに大きい直径を有する頭部とを備える固定スクリュー;及び前記固定スクリューが螺合される位置で前記歯肉に対して所定の支持力を有する支持部と、前記支持部から内側に前記誘導部に対応する形状を有する誘導結合孔を備える誘導部とからなる固定ベース;を備えることを要旨とする。

Description

本発明は、精密誘導植立のためのインプラント用のステントテンプレートに係り、さらに詳細には、部分的に歯が欠損している患者または無歯顎患者のための従来のインプラントテンプレートにさらに安定した維持力を確保させるための精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体に関する。
インプラントとは、非常に損傷した歯を代替する人工歯または歯の抜けた部分に特殊金属(主にチタンまたはチタン合金)からなる人工歯根を顎骨に移植して骨に絡みつかせる方法で固定させた後、それに連結させて人工歯を形成することによって、本来の自身の歯のような感覚や噛む機能をもって生活できるようにする手術方法を言う。
このようなインプラントは、入れ歯、ブリッジなどを利用した手術方法と比較すると、手術の必要な歯以外に周辺の歯に損傷を与えず、寿命が長く、脱着型の義歯や固定ブリッジと比較して自然歯に類似しているなどの長所があり、最近広く使用される手術方法である。
前記のようなインプラントは、先ず、インプラント手術を受ける患者の歯肉を切開して歯槽骨を露出させる。次いで、露出した歯槽骨のうち、インプラントを挿入する位置を定め、前記位置にドリルのような穿孔具を用いて歯槽骨の所定位置を穿孔してインプラントを植立する穿孔を形成する。次いで、前記形成された穿孔にインプラントを植立し、歯肉で覆うことによってインプラントの設置が完了する。
一方、インプラントの手術時、歯肉を切開して歯槽骨を露出させた後、その上に直接ドリルなどを用いて穿孔を行う場合、穿孔作業を行う正確な位置及び方向を把握し難いため、通常、ステント(テンプレート)という補助具を使用している。処置において穿孔はテンプレートをガイドとして使用する。
このようなステントの場合、インプラント手術の前にゴム製の印象材料を利用して被施術者の上顎及び/または下顎の陰型を獲得した後、前記陰型に石膏を注いで被施術者の上顎及び/または下顎の形状と同じ石膏模型を製作する。次いで、これを人工咬合器と結合させて、被施術者のものとほぼ類似した顎関節及び上下顎歯を口腔の外で再現する。
テンプレートは通常透明な材料で作られる。これを無歯領域に配置し、インプラントの位置と方向を案内する。
有歯顎または無歯顎の手術者に対して穿孔作業を行うとき、従来のステントは、患者の歯肉の表面と接触する。歯肉は弾性があるため、ドリルの垂直または水平方向に対する安定性を確保することが非常に不安定である。穿は正確な深さ及び方向に穿孔することが要求されるが、従来のステントは有歯顎または無歯顎に対して垂直及び水平方向に対する安定性を確保することが非常に難しい。
テンプレートは、患者の歯及び歯肉の形状を複製した歯科モデルに加工される。しかし、インプラント処置においては、テンプレートは歯肉を切開して歯肉よりも歯槽骨の上に配置されるため、テンプレートの骨の上への固定は不正確になる場合がある。
歯槽骨は毎分1000回転もの高速で穿孔される特性上、ドリルを用いた穿孔作業は、振動が発生し、前記振動によって歯槽骨との不整合が発生したステントは、振動によってその位置が変動する。したがって、最初にテンプレート上のマークと実際に手術すべき方向とは不一致になって、最初の手術者が意図したものと異なる位置及び方向に穿孔作業を行うこととなる原因になる。
前記問題点を解決するために、前記ステントの内部に所定の弾性力を有する弾性体を充填させることによって、前記弾性体と接触する有歯顎または無歯顎の手術者に対して穿孔作業を行うとき、垂直または水平方向に対する安定性を確保するようにしたが、有歯顎の場合、インプラントの植立位置の前後方向に歯が存在するため、安定性及び維持力を得ることができた。
しかし、完全無歯顎、歯が前後方向に存在しない場合、または歯の数が非常に少ないため、歯の動揺度が大きい場合には、付加的な維持力が要求される。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであって、本発明は、インプラントを植立するための穿孔作業がさらに安定的、正確かつ迅速に行われるように、ステントの所定の位置に備えられる固定ベースに固定スクリューが歯肉及び歯槽骨と結合させる精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体を提供することを目的とする。
本発明によれば、多数の歯が欠損している患者または無歯顎患者のための従来のステントにさらに安定した維持力を確保させるために、ステントに備えられた固定ベースを通じて固定スクリューが挿入及びガイドされて、患者の歯肉及び歯槽骨と螺合することによってさらに安定した維持力をステントに確保させることによって、インプラントの精密誘導植立のための穿孔作業時、ステントの垂直または水平方向に対する安定性を確保させ、インプラントの植立位置の前後方向に安定性及び維持力を確保させることができる。
本発明の第1実施形態にかかる精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体を概略的に示す斜視図である。 本発明の第3実施形態による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体を概略的に示す斜視図である。 図1の固定スクリューを概略的に示す斜視図である。 図3の固定スクリューの正面図及び側面図である。 図3の固定スクリューの縦断面図である。 固定ベースを概略的に示す斜視図である。 図5の左側面図、縦断面図及び右側面図である。 本発明の第2実施形態による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体を概略的に示す斜視図である。 図8のステント固定体の平面図、正面図及び透視図である。 本発明の第4実施形態による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体を概略的に示す斜視図である。
前記目的を達成するための本発明の第1実施形態は、前記ステントまたは前記ステントの内側に充填された弾性体を貫通して歯肉内の歯槽骨に取り付けられるようにネジ山が形成されたネジ山部と、前記ネジ山から長手方向に所定の長さを有して一体に形成された誘導部と、前記誘導部の上端部に前記誘導部の外径よりさらに大きい直径を有する頭部とを備える固定スクリュー;及び前記固定スクリューが螺合される位置で前記歯肉に対して所定の支持力を有する支持部と、前記支持部から内側に前記誘導部に対応する形状を有する誘導結合孔を備える誘導部とからなる固定ベース;を備える精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体である。
好ましくは、前記頭部の外形は円形に形成し、円形以外の多様な多角形にも形成することが可能である。
好ましくは、前記頭部の上端面の所定の位置に多角形の締結溝をさらに形成することが可能である。
好ましくは、前記誘導部は、前記誘導結合孔の形状と相互に対応する形状に形成される。
好ましくは、前記誘導部の外形はテーパー状を有し、その縦断面が台形に形成される。
好ましくは、前記誘導部の外形は円筒形に形成することが可能である。
好ましくは、前記支持部は円板状である。
好ましくは、前記支持部は円板状以外に多角形にも形成することが可能である。
一方、本発明の第2実施形態は、前記ステントまたは前記ステントの内側に充填された弾性体を貫通して歯肉内の歯槽骨と螺合するようにネジ山が形成されたネジ山部と、前記ネジ山から長手方向に所定の長さを有して一体に形成された誘導部と、前記誘導部の上端部に前記誘導部の外径よりさらに大きい直径を有する頭部とを備える固定スクリュー;及び前記固定スクリューが螺合される位置で前記歯肉に対して所定の支持力を有し、内側に前記誘導部に対応する形状を有する誘導結合孔を備える誘導部を備える固定ベース;を備える精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体である。
好ましくは、前記誘導部の外周縁の所定の位置に円周方向に所定のサイズのグルーブがさらに形成される。
好ましくは、前記頭部の外形は円形に形成し、円形以外の多様な多角形にも形成することが可能である。
好ましくは、前記頭部の上端面の所定の位置に多角形の締結溝がさらに形成されることが可能であり、前記誘導部と前記誘導結合孔とは相互に対応する形状に形成される。
好ましくは、前記誘導部の外形はテーパー状を有し、その縦断面が台形に形成される。
好ましくは、前記誘導部の外形は円筒形にも形成することが可能である。
好ましくは、前記支持部は円板状に形成し、円板状以外に多角形にも形成することが可能である。
本発明の実施形態は、添付の図面を参照することにより詳細に説明される。
図1は本発明の第1実施形態による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体を概略的に示す斜視図であり、図2は本発明の第3実施形態による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体を概略的に示す斜視図であり、図3は図1の固定スクリューを概略的に示す斜視図であり、図4は図3の正面図及び側面図であり、図5は図3の縦断面図であり、図6は図1の固定ベースを概略的に示す斜視図であり、図7は図5の左側面図、縦断面図及び右側面図であり、図8は本発明の第2実施形態による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体を概略的に示す斜視図であり、図9は図8の平面図、正面図及び透視図であり、図10は本発明の第4実施形態による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体を概略的に示す斜視図である。
インプラントとは、異常があるか、または損失した歯を代替するために使用される補綴物の一種であって、隣接した歯を損傷させずに個別的に手術することが可能であるだけでなく、長寿命のため、最近、脚光を浴びる医療技術の一つである。
このようなインプラントは、ドリルなどを用いて患者の歯槽骨を穿孔した後に植立されるため、患者の歯槽骨を穿孔することがなにより重要である。
インプラントを植立するために使用されるものがステントであって、患者の歯肉及び歯に適しており、インプラントを植立するにあたって、穿孔作業時に水平及び垂直方向に対して安定性及び維持力を確保する。
このとき、前記ステントの内側に所定の弾性力を有する弾性体を充填させることによって、さらに安定性及び維持力を確保することができる。
しかし、無歯顎または歯の数が非常に少ない患者の場合には、さらに大きい維持力が確保されねばならないため、本発明による固定体をステントの外部の一側に貫通させて備える。
図面に示すように、本発明による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体1は、固定スクリュー10を備える。固定スクリュー10は、ステント(図示せず)または前記ステントの内側に充填された弾性体(図示せず)を貫通して歯肉内の歯槽骨と螺合するようにネジ山が形成されたネジ山部10bと、前記ネジ山10bから長手方向に所定の長さを有して一体に形成された誘導部10cと、前記誘導部10cの上端部に前記誘導部10cの外径よりさらに大きい直径を有する頭部10aとを有する。
また、ステント固定体1は、前記固定スクリュー10が螺合される位置で、前記歯肉に対して所定の支持力を有するように円板状の支持部20bと、前記支持部20bから内側に前記誘導部10cに対応する形状を有する誘導結合孔20aを備える誘導結合部20cとからなる固定ベース20を備える。
このとき、前記頭部10aの外形は、本明細書では図面に円形で示しているが、円形以外に多角形にも形成することが可能である。但し、前記頭部10aの形状がこれらに限定されるものではない。
また、前記頭部10aの上端面の所定の位置に多角形の締結溝10dをさらに形成することによって、前記固定スクリュー10をさらに容易に歯肉及び歯槽骨に締結することができる。
一方、前記誘導部10cと前記誘導結合孔20aとは相互に対応する形状に形成されることが好ましい。
また、前記誘導結合部20cの外形はテーパー状を有し、その縦断面が台形に形成されて、患者の歯肉及び歯槽骨に対して所定の支持力を確保することができる。
また、前記誘導結合部20cは、上側から下側に向かって直径が次第に大きくなる形状を有するため、ステントの製作時、前記誘導結合部20cは前記ステントから離脱せずに、所定の固定力によって堅く固定されて位置することができる。
一方、前記誘導結合部20cの外形は、テーパー状以外に円筒形に形成することも可能であり、これにより、患者の歯肉及び歯槽骨に対して所定の支持力を有することができる。
また、前記支持部20bは、本明細書では円板状に形成したが、円板状以外に多様な多角形に形成することも可能である。
これは、前記支持部20bに塗布される前記ステントに対して外部へ前記固定ベース20が離脱することを防止し、前記ステントを固定させるための正確な位置に誘導する役割を行う。
本発明による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体1の締結過程は次の通りである。
先ず、インプラントを植立するためにステントを患者の歯及び歯肉に接合させる前に、本発明による前記ステント固定体1の固定位置を決定した後、前記位置の歯肉の外側面に前記固定ベース20を位置させる。
このとき、前記ステントは、所定の弾性力を有する弾性体が充填されていることも可能である。
したがって、患者の歯及び歯肉の印象を採得した石膏モデルに、前記ステント固定体1を固定させる位置に前記固定ベース20を位置させ、前記固定ベース20の前記誘導結合孔20aを介して前記固定スクリュー10を挿入させる。
そして、前記固定スクリュー10の前記誘導部10cは、前記固定ベース20の誘導結合部20cの前記誘導結合孔20aを介してガイドされて、前記石膏モデルの固定位置に前記ネジ山部10bが前記石膏モデルの内側に所定の深さだけ、すなわち、前記ネジ山部10bのネジ山の長さだけ螺合されて堅く固定される。
このように、前記固定スクリュー10を回転させて前記石膏モデルの内側に締結させるにあたって、前記頭部10aの外周縁を時計回り方向または逆時計回り方向に回転させるによって締結することができる。
また、前記頭部10aの上側に締結溝10dをさらに形成させて、前記締結溝10dに締結具をさらに挿入して時計回り方向または逆時計回り方向に回転させて締結することも可能である。
このとき、前記締結溝10dの外形は、本明細書では多角形で示した(図3を参照)。
一方、前記石膏モデルの歯及び歯肉の外側面にステント材質(図示せず)を塗布させるが、このとき、所定の固定位置に固定された本発明による前記ステント固定体1の前記誘導部20の下側から所定の位置までに前記ステント材質が塗布される。
その後、硬化によって好ましいステントが製作され、前記誘導部20から前記固定スクリュー10の螺合を解除させれば、前記誘導部20は実質的に患者の歯肉に前記ステントを固定させる位置で前記ステントに固定される。
前記のように製作されたステントは、歯の数が非常に少ないか、または無歯顎である患者の歯肉の所定の固定位置に前記固定ベース20を位置させる。
また、前記固定ベース20の上端から前記誘導結合孔20aを介して前記固定スクリュー10のネジ山部10bから挿入されることによって、前記誘導部10cは前記誘導結合部20cの前記誘導結合孔20aに沿って挿入及び誘導される。
また、前記ネジ山部10bの先端が前記ステントの締結位置と接触すれば、別途の締結具を用いて前記頭部10aの外側を所定の速度で回転させることによって(時計回り方向または逆時計回り方向)、前記固定スクリュー10は前記ステント、またはステント及び弾性体を貫通して患者の歯肉及び歯槽骨と螺合する。
したがって、本発明の第1実施形態による前記固定体1は、前記ステント、またはステント及び弾性体を貫通して患者の歯肉及び歯槽骨と螺合して所定の固定力を維持させることによって、前記ステントまたはステント及び弾性体はさらに安定した維持力を確保する。
これにより、インプラントの植立のための穿孔作業がさらに安定的、正確かつ迅速に行われることができる。
一方、本発明の第2実施形態による精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体1において、固定ベース20’は第1実施形態による固定ベース20と区別されるものであって、図8及び図9に示されており、固定スクリュー10は第1実施形態によるものと同じ構造を有するものであって、第1実施形態と共に図1ないし図5を参照して説明する。
したがって、第2実施形態によるステント固定体1は、ステント(図示せず)、または前記ステント(図示せず)の内側に充填された弾性体(図示せず)を貫通して歯肉内の歯槽骨と螺合するようにネジ山が形成されたネジ山部10bと、前記ネジ山10bから長手方向に所定の長さを有して一体に形成された誘導部10cと、前記誘導部10cの上端部に前記誘導部10cの外径よりさらに大きい直径を有する頭部10aとからなる固定スクリュー10を備える。
また、前記固定スクリュー10が螺合される位置で、前記歯肉に対して所定の支持力を有し、内側に前記誘導部10cに対応する形状を有する誘導結合孔20aを備える誘導結合部20’cからなる固定ベース20’を備える。
このとき、前記誘導結合部20’cの外周縁の所定の位置に円周方向に所定のサイズのグルーブ20’bがさらに形成されてなる。
このとき、前記頭部10aの外形は、本明細書では図面に円形で示しているが、円形以外に多様な多角形に形成することも可能である。
また、前記頭部10aの上端面の所定の位置に多角形の締結溝10dをさらに形成することによって、前記固定スクリュー10をさらに容易に歯肉及び歯槽骨に締結することができる。
また、前記誘導部10cと前記誘導結合孔20aとは相互に対応する形状に形成されることが好ましい。
また、前記誘導結合部20’cの外形はテーパー状を有し、その縦断面が台形に形成されて、患者の歯肉及び歯槽骨に対して所定の支持力を有することができる。
また、前記誘導結合部20’cは、上側から下側に向かって直径が次第に大きくなる形状を有するため、前記グルーブ20’bの内側に備えられたステントの一部によって、ステントの製作時、前記誘導結合部20’cは前記ステントから離脱せずに、所定の固定力によって堅く固定されて位置することができる。
一方、前記誘導結合部20’cの外形は、テーパー状以外に円筒形に形成することも可能であり、これにより、患者の歯肉及び歯槽骨に対して所定の支持力を有することができる。
したがって、本発明の第2実施形態による前記固定体1は、前記ステント、またはステント及び弾性体を貫通して患者の歯肉及び歯槽骨と螺合して所定の固定力を維持させることによって、前記ステント、またはステント及び弾性体はさらに安定した維持力を確保する。
これにより、インプラントの植立のための穿孔作業がさらに安定的、正確かつ迅速に行われることができる。
本発明による第3実施形態は、図2に示すように、頭部を取り囲むカバー部100をさらに備える。このように頭部を完全に取り囲むことによって、さらに堅い固定力を確保することができる。
本発明による第4実施形態は、図10に示すように、固定スクリューの上部及び頭部の下端部に補助ネジ山部120をさらに備える。これにより、固定ベースとさらに堅く結合して安定した固定力を確保することができる。補助ネジ山部120と固定ベースとの対応する位置にネジ山部130をさらに備えて補助ネジ山部120と結合する。
このように、本発明は、記載された実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲を逸脱することなく多様に修正及び変形することができるということは当業者にとって明らかである。したがって、そのような修正例または変形例は本発明の特許請求の範囲に属するものとする。
本発明は、従来のステントにさらに安定した維持力を確保させるために、ステントに備えられた固定ベースを通じて固定スクリューを挿入及びガイドさせて患者の歯肉及び歯槽骨と螺合させて、さらに安定した維持力を確保させることによって効率的なインプラント手術を行うステント固定体を提供することができる。
1 固定体
10 固定スクリュー
10a 頭部
10b 誘導部
10c ネジ山部
10d 締結溝
20 固定ベース
20a 誘導結合孔
20b 支持部
20c 誘導結合部
20’ 固定ベース
20’a 誘導結合孔
20’b グルーブ
20’c 誘導結合部

Claims (23)

  1. インプラント植立のためのインプラント用ステントにおいて、
    前記ステントまたは前記ステントの内側に充填された弾性体を貫通して歯肉内の歯槽骨と螺合するようにネジ山が形成されたネジ山部と、前記ネジ山から長手方向に所定の長さを有する誘導部と、前記誘導部の上端部に設けられ前記誘導部の外径よりさらに大きい直径を有する頭部とを備える固定スクリューと、
    前記固定スクリューが螺合される位置で前記歯肉に対して所定の支持力で支持する支持部と、前記支持部の内面より内側に設けられ前記誘導部に対応する形状を有する誘導結合孔を備える誘導部とからなる固定ベースと、
    を備えた精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  2. 前記頭部の外形は円形であることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  3. 前記頭部の外形は多角形であることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  4. 前記頭部の上端面の所定の位置に多角形の締結溝がさらに形成されることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  5. 前記誘導部と前記誘導結合孔とは相互に対応する形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  6. 前記誘導部の外形はテーパー状を有し、その縦断面が台形に形成されることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  7. 前記誘導部の外形は円筒形であることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  8. 前記支持部は円板状であることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  9. 前記支持部は多角形であることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  10. 前記固定スクリューは、前記頭部の下端部に補助ネジ山部をさらに備え、前記固定ベースは、前記補助ネジ山部に対応する位置に補助ネジ山部と結合されるネジ山部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  11. 前記固定ベースは、前記誘導部の上部に前記固定スクリューを取り囲むカバー部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  12. インプラント植立のためのインプラント用ステントにおいて、
    前記ステントまたは前記ステントの内側に充填された弾性体を貫通して歯肉内の歯槽骨と螺合するようにネジ山が形成されたネジ山部と、前記ネジ山から長手方向に所定の長さを有する誘導部と、前記誘導部の上端部に前記誘導部の外径よりさらに大きい直径を有する頭部とを備える固定スクリューと、
    前記固定スクリューが螺合される位置で前記歯肉に対して所定の支持力を有し、内側に前記誘導部に対応する形状を有する誘導結合孔を備える誘導部を備える固定ベースと、
    を備える精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  13. 前記誘導部の外周縁の所定の位置に円周方向に所定のサイズのグルーブがさらに形成されてなることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  14. 前記頭部の外形は円形であることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  15. 前記頭部の外形は多角形であることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  16. 前記頭部の上端面の所定の位置に多角形の締結溝がさらに形成されることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  17. 前記誘導部と前記誘導結合孔とは相互に対応する形状に形成されることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  18. 前記誘導部の外形はテーパー状を有し、その縦断面が台形に形成されることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  19. 前記誘導部の外形は円筒形であることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  20. 前記支持部は円板状であることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  21. 前記支持部は多角形であることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  22. 前記固定スクリューは、前記頭部の下端部に補助ネジ山部をさらに備え、
    前記固定ベースは、前記補助ネジ山部に対応する位置に補助ネジ山部と結合されるネジ山部をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
  23. 前記固定ベースは、前記誘導部の上部に前記固定スクリューを取り囲むカバー部をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の精密誘導植立のためのインプラント用のステント固定体。
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