JP2011259128A - デジタルデータ伝送システム、送信装置、受信装置、及び伝送方式 - Google Patents

デジタルデータ伝送システム、送信装置、受信装置、及び伝送方式 Download PDF

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Abstract

【課題】パラレル伝送されるデジタルデータのビットレートを上げることなく、受信側においてデジタルデータの符号訂正を行うことが可能にする。
【解決手段】送信装置は、複数の伝送路へデジタルデータをパラレルに送信する送信ロジック部と、ディスキューデータをディスキューデータ伝送路へ送信するディスキューデータ生成部とを具備する。ディスキューデータは、複数の伝送路の各々のデジタルデータから抽出されるサンプルデータと、各伝送路のデジタルデータから演算されるパリティデータとを含む。受信装置は、サンプルデータに基づいて受信されたデジタルデータのディスキュー処理を行うスキュー調整部と、パリティデータに基づいてディスキュー処理の行われた各伝送路のデジタルデータの符号訂正を行うエラー訂正部と、符号訂正された各伝送路のデジタルデータに所定の処理を実行する受信ロジックとを具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、パラレル信号を送受信するデジタルデータ伝送システムに関する。
SFI−5(Serdes Framer Interface Level 5)規格は、LSI(Large Scale Integration)間のデジタルデータ伝送におけるパラレル通信インタフェース規格である。SFI−5規格は、OIF(Optical Internetworking Forum)において規格化されている。
以下、SFI−5規格に準拠したデジタルデータ伝送システムを説明する。図1は、SFI−5規格に準拠したデジタルデータ伝送システムの構成を示す図である。図1に示されたデジタルデータ伝送システムは、送信LSI1と受信LSI2とを備える。
送信LSI1と受信LSI2とは、配線部3により接続される。配線部3は、データラインDATA[15:0]とディスキューラインDSCとを含む。データラインDATA[15:0]は、送信LSI1と受信LSI2との間でデジタルデータをパラレルに伝送する16本の信号配線である。ディスキューラインDSCは、受信装置14においてデータラインDATA[15:0]により伝送されたデジタルデータ間のディスキュー処理を行うためのディスキューデータを伝送する信号配線である。
まず、送信LSI1は、送信側コアロジック部11と、フレーミングコントローラ部14と、サンプルデータ抽出部15と、ディスキューデータ出力部16とを備える。
送信側コアロジック部11は、送信するべきデジタルデータをデータラインDATA[15:0]へパラレルに出力する。送信側コアロジック部11は、データラインDATA[15:0]の各々に対応して設けられた出力OUT[15:0]を備える。送信側コアロジック部11は、各出力OUT[15:0]に対応するデータラインDATA[15:0]に送信するべきデジタルデータを出力する。
フレーミングコントローラ部14は、サンプルデータ抽出部15及びディスキューデータ出力部16を制御して、ディスキューデータのフレーミングを行う。また、フレーミングコントローラ部14は、ディスキューデータのヘッダを出力する。サンプルデータ抽出部15は、フレーミングコントローラ部14の制御により、各データラインDATA[15:0]からディスキューデータを生成するためのサンプルデータを抽出する。ディスキューデータ出力部16は、フレーミングコントローラ部14の制御により、ディスキューデータのヘッダ及びサンプルデータをディスキューラインDSCへ出力する。
図2は、SFI−5規格に準拠したデータラインDATA[15:0]のデジタルデータとディスキューラインDSCのディスキューデータの対応を示すタイミングチャートである。
まず、フレーミングコントローラ部14は、ディスキューデータ出力部16を制御して、ディスキューデータのヘッダをディスキューラインDSCへ出力する。ディスキューデータのヘッダには、2つのA1バイト、2つのA2バイト、及び4つのEHバイト1〜4が含まれる。続いて、フレーミングコントローラ部14は、サンプルデータ抽出部15を制御して、データラインDATA[15:0]の各々からサンプルデータを抽出する。フレーミングコントローラ部14は、各データラインDATA[15:0]のデジタルデータから64ビット毎のサンプルデータを抽出する。フレーミングコントローラ部14は、データラインDATA[15]からデータラインDATA[0]まで順番にサンプルデータを抽出する。フレーミングコントローラ部14は、ディスキューデータ出力部16を制御して、各データラインDATA[15:0]から抽出されたサンプルデータをディスキューラインDSCへ出力する。
フレーミングコントローラ部14は、サンプルデータのディスキューラインDSCへの出力を完了すると、ディスキューデータ出力部16を制御して、再びディスキューデータのヘッダをディスキューラインDSCへ出力する。このようにして、フレーミングコントローラ部14は、ディスキューデータのヘッダを先頭としてデータラインDATA[15:0]のサンプルデータ含む1フレーム(136バイト=1088ビット)を生成する。
図3は、SFI−5規格に準拠したディスキューデータのフレーム構成を示す図である。上述したように、まず、フレーム先頭においてディスキューデータのヘッダとして、2つのA1バイト、2つのA2バイト、及びEHバイト1〜4の64ビットが送信される。続いて、データラインDATA[15:0]の各々を伝送されるデジタルデータから抽出されたサンプルデータが、データラインDATA[15]から順にデータラインDATA[0]まで64ビット毎に送信される。
次に、図1に戻り、受信LSI2は、クロックデータリカバリ(以下、CDR)部21と、ディスキューコントローラ部25と、可変遅延器26と、受信側コアロジック部24とを備える。
CDR部21は、データラインDATA[15:0]及びディスキューラインDSCから入力される受信信号に対してクロックリカバリ処理及びデータリカバリ処理を行う。CDR部21は、クロックリカバリ処理及びデータリカバリ処理により再生されたディスキューデータをディスキューコントローラ部25へ、デジタルデータを可変遅延器26及びディスキューコントローラ部25へ出力する。
ディスキューコントローラ部25は、データラインDATA[15:0]のデジタルデータとディスキューラインDSCのディスキューデータをCDR部21から入力する。ディスキューコントローラ部25は、ディスキューデータのヘッダを検知する。ディスキューコントローラ部25は、続いて入力されるディスキューデータから、データラインDATA[15:0]のサンプルデータを抽出する。ディスキューコントローラ部25は、データラインDATA[15:0]のサンプルデータと、CDR部21から入力されたデータラインDATA[15:0]のデジタルデータとの比較処理を行う。ディスキューコントローラ部25は、この比較処理よりデータラインDATA[15:0]のデジタルデータの遅延量を検出する。
可変遅延器26は、ディスキューコントローラ部25により検出された各データラインDATA[15:0]のデジタルデータの遅延量に基づいて、各データラインDATA[15:0]のデジタルデータのディスキュー処理を行う。可変遅延器26は、このようにしてディスキュー処理の行われたデジタルデータを受信側コアロジック部24へ出力する。
受信側コアロジック部24は、データラインDATA[15:0]のそれぞれに対応して設けられた入力IN[15:0]を備える。受信側コアロジック部24は、入力IN[15:0]に入力された受信デジタルデータを用いて所定の処理を行う。以上が、SFI−5規格に準拠したデジタルデータ伝送システムの説明である。より詳細には、OIFによるSFI−5規格を参照されたい。
近年、SFI−5規格のようなLSI間のデジタルデータ伝送におけるビットレートが高速化している。例えば、SFI−5規格は、データラインDATA毎に2.5Gbpsの伝送速度を有しており、16本のデータラインにより40Gbpsのデジタルデータ伝送が可能である。しかし、パラレルに信号を伝送するデジタルデータ伝送では、ビットレートが高速になる程、信号データにおけるエラー発生の頻度が高くなる。
そのため、プリント配線設計に十分な注意を払い、かつ、波形伝送シミュレーションを入念に行って、プリント基板配線のインピーダンスばらつきや終端抵抗のばらつきの影響を考慮したとしてもエラーフリー伝送の実現は容易ではない。また、数Gbpsといったようにビットレートがそれ程高くなくとも同様の場合がある。例えば、信号伝送距離が長い場合や、途中にコネクタが挿入されている場合等では、信号波形の劣化が大きくなりエラーフリー伝送の実現は容易ではない。
LSI間の高速インタフェースの設計では、プリント基板の評価工程において信号データのエラー発生といった不具合が発見される場合が多い。この場合、プリント基板の設計工程まで工程の後戻りが発生し、更に設計費用と設計期間とを要することになる。そのため、設計費用の削減及び設計期間の短縮の両面から、受信LSI側におけるエラー訂正の実現が求められている。
特許文献1は、パラレル信号伝送において誤り訂正を行う信号伝送回路を開示している。特許文献1の信号伝送回路は、送信側においてパラレル信号伝送路を伝送される各ビットのデータを一定長シリアルに受け入れて誤り訂正符合を生成する。各ビットの誤り訂正符号は、シリアルに連結されて伝送路を伝送される。そして、受信側において、シリアル伝送された誤り訂正符号は、受信データに基づいて生成される誤り訂正符号と比較される。この比較により、ビット毎に一定長ずつ誤り訂正を行う。特許文献1の信号伝送回路によれば、受信側で誤り訂正が可能となる。しかし、デジタルデータを伝送するデータラインとは別に、誤り訂正符号を伝送するためのデータラインが必要となる。
また、特許文献2は、SFI−5規格に関連して、ディスキューラインを使用した複数のデータラインの同期に関する技術を開示している。
特開平10−294720号公報 特表2009−500920号公報
本発明の目的は、パラレル伝送されるデジタルデータのビットレートを上げることなく、受信側においてデジタルデータの符号訂正を行うことが可能なデジタルデータ伝送システムを提供することである。
本発明の一つの観点としてデジタルデータ伝送システムが提供される。デジタルデータ伝送システムは、送信装置と受信装置とを備える。送信装置は、複数の伝送路へデジタルデータをパラレルに送信する送信ロジック部と、複数の伝送路に送信されたデジタルデータ間のスキュー調整を行うためのディスキューデータをディスキューデータ伝送路へ送信するディスキューデータ生成部とを具備する。ディスキューデータは、複数の伝送路の各々に送信されたデジタルデータから抽出されるサンプルデータと、各伝送路のデジタルデータに基づいて演算されるパリティデータとを含む。受信装置は、サンプルデータに基づいて各伝送路から受信されるデジタルデータのディスキュー処理を行うスキュー調整部と、パリティデータに基づいてディスキュー処理の行われた各伝送路のデジタルデータの符号訂正を行うエラー訂正部と、符号訂正された各伝送路のデジタルデータに所定の処理を実行する受信ロジックとを具備する。
本発明の他の観点として送信装置が提供される。送信装置は、上述のデジタルデータ伝送システムで使用される。
本発明のさらに他の観点として受信装置が提供される。受信装置は、上述のデジタルデータ伝送システムで使用される。
本発明のさらに他の観点として、デジタルデータ伝送方式が提供される。デジタルデータ伝送方式は、複数の伝送路へデジタルデータをパラレルに送信するステップと、複数の伝送路に送信されたデジタルデータ間のスキュー調整を行うためのディスキューデータをディスキューデータ伝送路へ送信するステップとを備える。ディスキューデータは、複数の伝送路の各々に送信されたデジタルデータから抽出されるサンプルデータと、各伝送路のデジタルデータに基づいて演算されるパリティデータとを含む。また、サンプルデータに基づいて各伝送路から受信されるデジタルデータのディスキュー処理を行うステップと、パリティデータに基づいてディスキュー処理の行われた各伝送路のデジタルデータの符号訂正を行うステップと、符号訂正された各伝送路のデジタルデータに所定の処理を実行するステップとを備える。
本発明によれば、パラレル伝送されるデジタルデータのビットレートを上げることなく、受信側においてデジタルデータの符号訂正を行うことが可能なデジタルデータ伝送システムを提供することができる。
図1は、SFI−5規格に準拠したデジタルデータ伝送システムの構成を示す図である。 図2は、SFI−5規格に準拠したデータラインDATA[15:0]のデジタルデータとディスキューラインDSCのディスキューデータの対応を示すタイミングチャートである。 図3は、SFI−5規格に準拠したディスキューデータのフレーム構成を示す図である。 図4は、本発明の第1実施形態におけるデジタルデータ伝送システムの構成を示す図である。 図5は、本発明の第1実施形態におけるFECエンコーダ部12の構成を示す図である。 図6は、本発明の第1実施形態におけるFECデコーダ部27の構成を示す図である。 図7は、本発明の第1実施形態における訂正処理部29の構成を示す図である。 図8は、本発明の第1実施形態における加算器31の入出力関係を示す真理値表である。 図9は、本発明の第1実施形態におけるデジタルデータ伝送システムにおけるデジタルデータとディスキューデータとの関係を示すタイミングチャートである。 図10は、本発明の第1実施形態におけるハミング符号を誤り訂正に用いた場合における被検査データのデータ長とハミング符号のビット長との関係を示す図である。 図11は、本発明の第2実施形態におけるデジタルデータ伝送システムにおけるデジタルデータ及びディスキューデータのタイミングチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施形態を以下に説明する。
(第1実施形態)
はじめに、本発明の第1実施形態によるデジタルデータ伝送システムを説明する。
[構成の説明]
まず、図4を参照して、本実施形態におけるデジタルデータ伝送システムの構成を説明する。図4は、本実施形態におけるデジタルデータ伝送システムの構成を示す図である。なお、図1で説明を行った構成と同様の構成には、同じ符号を付して説明を行う。
本実施形態におけるデジタルデータ伝送システムは、送信LSI(Large Scale Integration)1と受信LSI2とを備える。送信LSI1と受信LSI2とは、配線部3により接続される。配線部3は、データラインDATA[15:0]とディスキューラインDSCとを含む。データラインDATA[15:0]は、送信LSI1と受信LSI2との間でデジタルデータをパラレルに伝送する16本の信号配線である。ディスキューラインDSCは、受信装置14においてデータラインDATA[15:0]により伝送されたデジタルデータのスキュー調整を行うためのディスキューデータを伝送する信号配線である。
はじめに、送信LSI1の説明を行う。送信LSI1は、ディスキューデータ生成部10と、送信側コアロジック部11とを備える。
まず、送信側コアロジック部11は、送信するべきデジタルデータをデータラインDATA[15:0]へパラレルに出力する。送信側コアロジック部11は、データラインDATA[15:0]のそれぞれに対応して設けられた出力[15:0]を備える。送信側コアロジック部11は、送信するべきデジタルデータを、各出力[15:0]に対応するデータラインDATA[15:0]へ出力する。
次に、ディスキューデータ生成部10は、ディスキューデータを生成してディスキューラインDSCへ送信する。ディスキューデータ生成部10は、FEC(ForwardError Correction)エンコーダ部12と、フレーミングコントローラ部14と、サンプルデータ抽出部15と、ディスキューデータ出力部16とを備える。
まず、フレーミングコントローラ部14は、ディスキューデータのフレーミングを行う。また、フレーミングコントローラ部14は、ディスキューデータのヘッダを出力する。フレーミングコントローラ部14は、FECエンコーダ部12、サンプルデータ抽出部15、及びディスキューデータ出力部16を制御して、ディスキューデータのフレーミングを行う。なお、以下において、区別のために送信LSI1内において、出力されたデジタルデータ及びディスキューデータを、それぞれ送信デジタルデータ及び送信ディスキューデータと呼ぶ。
次に、FECエンコーダ部12は、データラインDATA[15:0]の数に対応した送信パリティ演算部13を備える。送信パリティ演算部13は、それぞれ対応するデータラインDATA[15:0]の送信デジタルデータから符号訂正用情報(以下、パリティPTY)を計算する。
ここで、図5は、本実施形態におけるFECエンコーダ部12の構成を示す図である。上述のように、FECエンコーダ部12は、データラインDATA[15:0]の数に対応した送信パリティ演算部13を備える。各送信パリティ演算部13は、同様の構成であるため、図5ではそのうちの一つを例示している。
送信パリティ演算部13は、それぞれ対応するデータラインDATA[15:0]から送信デジタルデータ(図5のTxDATA_IN)を入力する。送信パリティ演算部13は、データラインDATA[15:0]の送信デジタルデータを、サンプルデータ抽出部15へ出力する。
また、送信パリティ演算部13は、フレーミングコントローラ部14からパリティ演算範囲信号とパリティ演算スタート信号とを入力する。パリティ演算スタート信号は、パリティPTYの演算開始を通知する信号である。パリティ演算範囲信号は、入力された送信デジタルデータにおいてパリティPTY演算を行う範囲を通知する信号である。送信パリティ演算部13は、パリティ演算スタート信号とパリティ演算範囲信号とにより指定された範囲のデジタルデータに基づいてパリティPTYを算出する。送信パリティ演算部13は、パリティPTY演算結果をサンプルデータ抽出部15へ出力する。
図4に戻り、次に、サンプルデータ抽出部15は、各データラインDATA[15:0]からサンプルデータを抽出する。サンプルデータ抽出部15は、データラインDATA[15:0]の数に対応する入力を備える。サンプルデータ抽出部15は、FECエンコーダ部12の送信パリティ演算部13から各データラインDATA[15:0]の送信デジタルデータとパリティPTYとを対応する各入力へ入力する。サンプルデータ抽出部15は、フレーミングコントローラ部14の制御により、データラインDATA[15:0]のうちからディスキューデータ出力部16へサンプルデータ及びパリティPTYを出力するデータラインDATA[15:0]を選択する。サンプルデータ抽出部15は、選択されたデータラインDATA[15:0]に対応する送信デジタルデータからサンプルデータを抽出して、サンプルデータとパリティPTYとをディスキューデータ出力部16へ出力する。
次に、ディスキューデータ出力部16は、フレーミングコントローラ部14の制御により、フレーミングコントローラ部14から入力される送信ディスキューデータのヘッダか、あるいはサンプルデータ抽出部15から入力されるサンプルデータ及びパリティPTYかを選択してディスキューラインDSCへ出力する。
続いて、受信LSI2の説明を行う。受信LSI2は、クロックデータリカバリ(以下、CDR)部21と、スキュー調整部22と、エラー訂正部23と、受信側コアロジック部24とを備える。
まず、CDR部21は、データラインDATA[15:0]及びディスキューラインDSCから入力された受信信号に対してクロックリカバリ処理及びデータリカバリ処理を行う。CDR部21は、クロックリカバリ処理及びデータリカバリ処理により、デジタルデータ及びディスキューデータを再生する。なお、以下において、区物のために、受信LSI2内において、受信されたデジタルデータ及びディスキューデータを、それぞれ受信デジタルデータ及び受信ディスキューデータと呼ぶ。CDR部21は、受信デジタルデータをディスキューコントローラ部25、可変遅延器26、及びFECデコーダ部27へ出力する。また、CDR部21は、受信ディスキューデータをディスキューコントローラ部25及びFECデコーダ部27へ出力する。
次に、スキュー調整部22は、受信ディスキューデータに含まれるサンプルデータに基づいて受信デジタルデータ間のスキュー調整を行う。スキュー調整部22は、ディスキューコントローラ部25と、可変遅延器26とを備える。
まず、ディスキューコントローラ部25は、CDR部21から受信デジタルデータと受信ディスキューデータを入力する。ディスキューコントローラ部25は、受信ディスキューデータのヘッダを検知する。ディスキューコントローラ部25は、続いて入力される受信ディスキューデータから、各データラインDATA[15:0]のサンプルデータを抽出する。ディスキューコントローラ部25は、各データラインDATA[15:0]のサンプルデータと各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータとの比較処理を行う。ディスキューコントローラ部25は、この比較処理により、各データラインDATA[15:0]における受信デジタルデータの遅延量を検出する。
次に、可変遅延器26は、ディスキューコントローラ部25により検出された各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータにおける遅延量に基づいて、各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータのディスキュー処理を行う。可変遅延器26は、このようにしてディスキュー処理の行われた各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータを訂正処理部29へ出力する。
次に、エラー訂正部23は、受信ディスキューデータに含まれるパリティPTYを用いて受信デジタルデータの符号訂正を行う。エラー訂正部23は、FECデコーダ部27と、訂正処理部29とを備える。
まず、FECデコーダ部27は、受信デジタルデータのエラー検出を行う。FECデコーダ部27は、データラインDATA[15:0]の数に対応した受信パリティ演算部28を備える。
図6は、本実施形態におけるFECデコーダ部27の構成を示す図である。なお、受信パリティ演算部28は同様の構成であるため、図6では一つを例示している。
受信パリティ演算部28は、受信ディスキューデータから、対応するデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータのパリティPTYを抽出する。また、受信パリティ演算部28は、それぞれ対応するデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータ(図6のRxDATA_IN)をCDR部21から入力する。さらに、受信パリティ演算部28は、パリティ演算範囲信号とパリティ演算スタート信号とを入力する。パリティ演算スタート信号は、前述と同様に、パリティPTYの演算開始を通知する信号である。パリティ演算範囲信号は、前述と同様に、入力された送信デジタルデータにおいてパリティPTY演算を行う範囲を通知する信号である。
なお、受信LSI2において、パリティ演算範囲信号とパリティ演算スタート信号とは、ディスキューコントローラ部25により生成される。ディスキューコントローラ部25は、前述の比較処理により、各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータに対して同期を取ることができる。ディスキューコントローラ部25は、各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータにおいて、送信LSI1のフレーミングコントローラ部14と同様のパリティPTY演算を行う範囲を指定する。
受信パリティ演算部28は、パリティ演算スタート信号とパリティ演算範囲信号とに基づいて受信デジタルデータからパリティPTY(以下、区別のために受信パリティPTYと呼ぶ)を演算する。そして、受信パリティ演算部28は、その受信パリティPTYと受信ディスキューデータから取得されたパリティPTYとの比較処理を行う。受信パリティ演算部28は、この比較処理結果に応じて、受信デジタルデータのエラーの有無を示すエラー判定結果を出力する。エラー判定結果は、パリティ演算スタート信号とパリティ演算範囲信号とにより指定された範囲の受信デジタルデータのエラーの有無を示す。受信パリティ演算部28は、比較処理の結果が一致した場合、受信デジタルデータにエラー無し、を示すエラー判定結果を訂正処理部29へ出力する。一方、受信パリティ演算部28は、比較処理の結果が一致しない場合、受信デジタルデータにエラー有り、を示すエラー判定結果を訂正処理部29へ出力する。
図4に戻り、次に、訂正処理部29は、FECデコーダ部27から入力されるエラー判定結果に基づいて、受信デジタルデータの符号訂正を行う。
ここで、図7は、本実施形態における訂正処理部29の構成を示す図である。訂正処理部29は、データラインDATA[15:0]の数に対応したデコーダ30と加算器31とを備える。
まず、デコーダ30は、それぞれ対応するデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータに対するエラー判定結果をFECデコーダ25の受信パリティ演算部28から入力する。デコーダ30は、エラー判定結果がエラー有りを示す場合、エラー判定結果に基づいて、受信デジタルデータに発生したエラービットの位置を特定する。そして、デコーダ30は、受信デジタルデータのビット列において、エラービットの位置を示すデコード結果を加算器31へ出力する。
次に、加算器31は、2つの入力と1つの出力とを備えた桁上がりなしの加算器である。加算器31は、可変遅延器26によりディスキューの行われた受信デジタルデータ(図7のRxDATA_IN)を一つの入力(図7のIN_1)とする。また、加算器31は、デコーダ30からのデコード結果をもう一つの入力(図7のIN_2)とする。加算器31は、デコード結果で示された位置のビットを反転して、受信コアロジック部24へ出力する。
ここで、図8は、本実施形態における加算器31の入出力関係を示す真理値表である。図8を参照すると、加算器31は、デコード結果が受信デジタルデータのビットにエラー無し(ビット0)を示す場合、受信デジタルデータの当該ビットをそのまま出力する。一方、加算器31は、デコード結果が受信デジタルデータのビットにエラー有り(ビット1)を示す場合、受信デジタルデータの当該ビットを反転して出力する。このようにして、訂正処理部29は、受信デジタルデータの符号訂正を行う。
次に、図4に戻り、受信側コアロジック部24は、符号訂正の行われたデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータを入力する。受信側コアロジック部24は、データラインDATA[15:0]の各々に対応して設けられた入力IN[15:0]を備える。受信側コアロジック部24は、入力IN[15:0]に入力された受信デジタルデータを用いて所定の処理を行う。以上が、受信LSI2の説明である。
以上が、本実施形態におけるデジタルデータ伝送システムの構成の説明である。本実施形態の送信LSI1は、各データラインDATA[15:0]の送信デジタルデータからパリティPTYを演算する。送信LSI1は、送信ディスキューデータに、各データラインDATA[15:0]の送信デジタルデータのサンプルデータと送信デジタルデータのパリティPTYを含めて送信する。また、受信LSI2は、各データラインDATA[15:0]の送信デジタルデータから受信パリティPTYを演算する。そして、受信LSI2は、受信パリティPTYと受信ディスキューデータに含まれる各データラインDATA[15:0]のパリティPTYとに基づいて、各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータにおけるエラー検出を行う。受信LSI2は、各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータにおいて、エラーが検出されたビットのみを反転して、符号訂正を行う。このような構成により、送信LSI1と受信LSI2との間でパラレル伝送されたデジタルデータの符号訂正が可能となる。
[動作の説明]
次に、本実施形態におけるデジタルデータ伝送システムの動作の説明を行う。図9は、本実施形態におけるデジタルデータ伝送システムにおけるデジタルデータとディスキューデータとの関係を示すタイミングチャートである。まず、図9を参照して、送信LSI1の動作を説明する。
図9において、DATA[15]〜DATA[0]は、それぞれデータラインDATA[15:0]を伝送されるデジタルデータを示している。また、DSCは、ディスキューラインDSCを伝送されるディスキューデータを示している。SFI−5規格では、デジタルデータ及びディスキューデータは、136バイト(1088ビット)毎にフレーミングされる。
まず、送信側コアロジック部11は、出力OUT[15:0]からデータラインDATA[15:0]に、第nフレームにおけるデジタルデータのByte1〜Byte136を出力する。
同時に、フレーミングコントローラ部14は、第nフレームの先頭において、8バイトのディスキューデータのヘッダを出力する。前述の通り、ディスキューデータのヘッダには、2つのA1バイト、2つのA2バイト、及びEH1バイト〜EH4バイトが含まれる。このとき、フレーミングコントローラ部14は、フレーミングコントローラ部14の出力を選択して、ディスキューデータのヘッダをディスキューラインDSCへ出力させるように、ディスキューデータ出力部16を制御する。
続いて、フレーミングコントローラ部14は、各データラインDATA[15:0]におけるデジタルデータのサンプルデータとパリティPTYをディスキューラインDSCへ送信する。フレーミングコントローラ部14は、データラインDATA[15]からデータラインDATA[0]まで順番にサンプルデータとパリティPTYとをディスキューラインDSCへ出力させるように、サンプルデータ抽出部15とディスキューデータ出力部16とを制御する。
ディスキューデータには、各データラインDATA[15:0]に対応する64ビット単位のデータ格納領域が割り当てられている。各データ格納領域は、対応するデータラインDATA[15:0]のサンプルデータ(48ビット)とパリティPTY(12ビット)とが格納される。なお、残り4ビットは未使用ビットとなるが、同一符号連続を避けるため「1」、「0」の交番パタンを格納するのが好ましい。
図9には、第nフレームのデータラインDATA[0]に対応するディスキューデータのデータ格納領域が示されている。データ格納領域には、まず、並列に伝送されるデータラインDATA[0]のデジタルデータから「Byte129〜Byte134」がサンプルデータとして格納される。続いて、格納されたサンプルデータの直前の1フレーム(136バイト)分のデータラインDATA[0]のデジタルデータに基づいて演算されたパリティPTY(12ビット)が格納される。つまり、パリティPTYは、データラインDATA[0]のデジタルデータの第n−1フレームの「Byte129」から第nフレームの「Byte128」までの136バイトに基づいて演算される。さらに、4ビットの未使用ビットには、「1」、「0」の交番パタンを格納される。このようにして、第nフレームのデータラインDATA[0]に対応するディスキューデータのデータ格納領域が生成される。
他のデータラインDATA[15:0]に対応するデータ格納領域も同様に生成される。例えば、ディスキューデータのヘッダの直後に挿入されるデータラインDATA[15]に対応するデータ格納領域には、並列に伝送されるデータラインDATA[15]のデジタルデータからサンプルデータとして「Byte9〜Byte14」の48ビットと、データラインDATA[15]のデジタルデータの第n−1フレームの「Byte17」から第nフレームの「Byte8」までの136バイトに基づいて演算されたパリティPTYの12ビットと、「1」、「0」の交番パタンの格納された未使用ビットの4ビットとが格納される。
なお、本実施形態では、符号訂正方式としてハミング符号を用いている。ハミング符号は、被検査信号に対して1ビットのエラー訂正が可能である。また、ハミング符号は、2ビットのエラーを検出可能であるが訂正不可能である。図10は、本実施形態におけるハミング符号を誤り訂正に用いた場合における被検査データのデータ長とハミング符号のビット長との関係を示す図である。図10を参照すると、本実施形態のようにパリティPTYがサンプルデータの直前の1フレームである1088ビット(136バイト)に基づいて演算される場合、ハミング符号のビット長は12ビットあれば良い事が示されている。
なお、符号訂正方式はハミング符号に限定しない。符号訂正方式は、他の方式を用いることも可能である。この場合、パリティPTYのビット長は、符号訂正方式によって異なる。そのため、ディスキューデータのデータ格納領域に格納されるサンプルデータは、符号訂正方式に応じてデータ長が48ビットから変更されても良い。
フレーミングコントローラ部14は、サンプルデータを抽出するべきデータラインDATA[15:0]を選択して48ビットのサンプルデータを抽出するようにサンプルデータ抽出部15を制御する。また、フレーミングコントローラ部14は、パリティ演算スタート信号とパリティ演算範囲信号によりサンプルデータの直前の1フレーム分の136バイト(1088ビット)を範囲指定して、パリティPTYの演算するようにパリティ演算部13を制御する。そして、フレーミングコントローラ部14は、サンプルデータの48ビットに続けて、パリティ演算結果である12ビットのパリティPTYと、「1」、「0」の交番パタンである未使用ビットの4ビットとをディスキューラインDSCへ出力するように、サンプルデータ抽出部15とディスキューデータ出力部16とを制御する。
このようにして、フレーミングコントローラ部14は、FECエンコーダ部12、サンプルデータ抽出部15、及びディスキューコントローラ出力部16を制御して、ディスキューラインDSCにディスキューデータの1フレームを送信する。
なお、本実施形態では、ディスキューデータに設けられた64ビットのデータ格納領域のうち48ビットのみを使用してサンプルデータを格納している。そのため、64ビットのサンプルデータを格納してディスキュー処理を行う場合と比較して、受信LSI2におけるディスキュー処理の性能劣化が懸念される。しかし、発明者は、データ格納領域に格納されるサンプルデータ長が削減されても、受信LSI2におけるディスキュー処理の性能に影響の無いことを確認している。発明者は、評価機を用いて64ビットのデータ格納領域に32ビットのみを使用してサンプルデータを格納した場合の受信LSI2における性能評価を長期間に渡り行った。このような条件においても、受信LSI2におけるディスキュー処理の性能劣化は全く無いという結果であった。
次に、受信LSI2の動作を説明する。受信LSI2は、配線部3のディスキューラインDSC及びデータラインDATA[15:0]から受信信号を入力する。CDR部21は、受信信号にデータリカバリ処理やクロックリカバリ処理を行って受信ディスキューデータ及び受信デジタルデータを再生する。
ディスキューコントローラ部25は、CDR部21から受信デジタルデータと受信ディスキューデータを入力する。ディスキューコントローラ部25は、受信ディスキューデータのヘッダを検知する。ディスキューコントローラ部25は、ヘッダに続いて入力される受信ディスキューデータから、各データラインDATA[15:0]の48ビットのサンプルデータを抽出する。ディスキューコントローラ部25は、各データラインDATA[15:0]のサンプルデータと各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータとの比較処理を行う。ディスキューコントローラ部25は、この比較処理により、各データラインDATA[15:0]における受信デジタルデータの遅延量を検出する。
可変遅延器26は、ディスキューコントローラ部25により検出された各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータにおける遅延量に基づいて、受信デジタルデータのディスキュー処理を行う。可変遅延器26は、このようにしてディスキュー処理の行われた各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータを訂正処理部29へ出力する。
FECデコーダ部27は、CDR部21から受信デジタルデータと受信ディスキューデータを入力する。FECデコーダ部27の受信パリティ演算部28の各々は、受信ディスキューデータから、それぞれ対応するデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータのパリティPTYを抽出する。また、受信パリティ演算部28は、それぞれ対応するデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータをCDR部21から入力する。
受信パリティ演算部28は、ディスキューコントローラ部25から入力されたパリティ演算範囲信号とパリティ演算スタート信号とに基づいて受信デジタルデータから受信パリティPTYを演算する。そして、受信パリティ演算部28は、その受信パリティPTYと受信ディスキューデータから取得されたパリティPTYとの比較を行う。受信パリティ演算部28は、比較が一致した場合には「受信デジタルデータにエラー無し」を示すエラー判定結果を、比較が一致しない場合には「受信デジタルデータにエラー有り」を示すエラー判定結果を、訂正処理部29へ出力する。
訂正処理部29のデコーダ30は、FECデコーダ25から、それぞれ対応するデータラインDATA[15:0]に対するエラー判定結果を入力する。デコーダ30は、エラー判定結果がエラー有りを示す場合、エラー判定結果に基づいて、受信デジタルデータに発生したエラービットの位置を特定する。そして、デコーダ30は、受信デジタルデータのビット列において、エラービットの位置を示すデコード結果を加算器31へ出力する。
訂正処理部29の加算器31は、可変遅延器26によりディスキュー処理の行われた受信デジタルデータと、デコーダ2により出力されたデコード結果とを入力とする。加算器31は、デコード結果で示されたビット位置のビットを反転して符号訂正を行う。加算器31は、符号訂正の行われた受信デジタルデータを受信コアロジック部24へ出力する。
受信側コアロジック部24は、符号訂正の行われたデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータを入力する。受信側コアロジック部24は、データラインDATA[15:0]のそれぞれに対応して設けられた入力IN[15:0]を備える。受信側コアロジック部24は、入力IN[15:0]に入力された受信デジタルデータを用いて所定の処理を行う。
以上が、本実施形態におけるデジタルデータ伝送システムの動作の説明である。フレーミングコントローラ部14は、ディスキューデータにおける各データラインDATA[15:0]に対応するデータ格納領域に、サンプルデータとパリティPTYを格納する。データ格納領域は、各データラインDATA[15:0]に対して64ビットずつ割り当てられている。フレーミングコントローラ部14は、データ格納領域に、各データラインDATA[15:0]の送信デジタルデータのサンプルデータ(48ビット)と、各データラインDATA[15:0]の送信デジタルデータに基づいて演算されたパリティPTY(12ビット)を格納する。
受信LSI2は、受信ディスキューデータからサンプルデータを抽出して、各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータのディスキュー処理を行う。また、受信LSI2は、受信ディスキューデータからパリティPTYを抽出して、各データラインDATA[15:0]の受信デジタルデータの符合訂正を行う。
このように、本実施形態のデジタルデータ伝送システムでは、パリティPTYをディスキューデータに挿入して伝送するため、符号訂正用のデータラインを追加することなく、パラレルに伝送されるデジタルデータの符号訂正を行うことができる。また、パリティPTYをディスキューデータに挿入して伝送するため、デジタルデータのデータ量が増えることも無い。そのため、デジタルデータのビットレートを上げる必要が無い。
本実施形態のデジタルデータ伝送システムでは、パリティPTYを用いたデジタルデータの符号訂正を行うことができる。そのため、安定したLSI間の通信性能を得られる。また、プリント基板やコネクタ等の信号伝送経路を設計する際に厳密な波形シミュレーションを行う必要が無いため、設計期間を短縮することができる。さらに、符号訂正を行うことができるため、実記評価後のプリント基板改板のリスクがなくなり、プリント基板改板費用が削減できるという効果もある。以上が、本実施形態の説明である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態によるデジタルデータ伝送システムの説明を行う。
本実施形態のデジタルデータ伝送システムは、ディスキューデータにおける各データラインDATA[15:0]に対応するデータ格納領域へ格納されるデータの構成が第1実施形態と異なる。そのため、第1実施形態と異なる部分を中心に説明を行い、同様の部分に関しては適宜説明を省略する。
図11は、本実施形態におけるデジタルデータ伝送システムにおけるデジタルデータ及びディスキューデータのタイミングチャートである。図11において、DATA[15]〜DATA[0]は、それぞれデータラインDATA[15:0]を伝送されるデジタルデータを示している。また、DSCは、ディスキューラインDSCを伝送されるディスキューデータを示している。SFI−5規格では、デジタルデータ及びディスキューデータは、136バイト(1088ビット)毎にフレーミングされる。
ディスキューデータには、第1実施形態と同様に、各データラインDATA[15:0]に対応する64ビット単位のデータ格納領域が割り当てられている。本実施形態ではそれぞれデータ格納領域に、各データラインDATA[15:0]のサンプルデータ(32ビット)と、第1パリティPTY(11ビット)と、第2パリティPTY(11ビット)とが格納される。なお、残り10ビットは未使用ビットとなるが、同一符号連続を避けるため「1」、「0」の交番パタンを格納するのが好ましい。
図9には、第nフレームのデータラインDATA[0]に対応するディスキューデータのデータ格納領域が示されている。データ格納領域には、まず、並列に伝送されるデータラインDATA[0]のデジタルデータから「Byte129〜Byte132」がサンプルデータとして格納される。続いて、格納されたサンプルデータの直前の1フレーム(136バイト)を、68バイトずつに2分割したデジタルデータに基づいて演算された第1パリティPTY(11ビット)と第2パリティPTY(11ビット)が格納される。つまり、第1パリティPTYは、データラインDATA[0]のデジタルデータの第n−1フレームの「Byte129」から第nフレームの「Byte60」までの68バイトに基づいて演算される。また、第2パリティPTYは、データラインDATA[0]のデジタルデータの第nフレームの「Byte61」から第nフレームの「Byte128」までの68バイトに基づいて演算される。さらに、10ビットの未使用ビットには、「1」、「0」の交番パタンを格納される。このようにして、第nフレームのデータラインDATA[0]に対応するディスキューデータのデータ格納領域が生成される。
他のデータラインDATA[15:0]に対応するデータ格納領域も同様に生成される。例えば、ディスキューデータのヘッダの直後に挿入されるデータラインDATA[15]に対応するデータ格納領域には、まず、並列に伝送されるデータラインDATA[15]のデジタルデータからサンプルデータとして「Byte9〜Byte12」の32ビットが格納される。続いて、データラインDATA[15]のデジタルデータの第n−1フレームの「Byte9」から第nフレームの「Byte76」までの68バイトに基づいて演算された第1パリティPTYの11ビットと、データラインDATA[15]のデジタルデータの第n−1フレームの「Byte77」から第nフレームの「Byte8」までの68バイトに基づいて演算された第1パリティPTYの11ビットとが格納される。さらに、「1」、「0」の交番パタンの格納された未使用ビットの10ビットが格納される。
本実施形態では、第1実施形態同様に、符号訂正方式としてハミング符号を用いる。ハミング符号は、被検査信号に対して1ビットのエラー訂正が可能である。またハミング符号は、2ビットのエラーを検出可能であるが訂正不可能である。前述した図10を参照すると、本実施形態のようにパリティPTYが、サンプルデータの直前の544ビット(68バイト)に基づいて算出される場合、ハミング符号のビット長が11ビットあれば良い事が確認できる。
本実施形態の送信LSI1のフレーミングコントローラ部14は、サンプルデータを抽出するべきデータラインDATA[15:0]を選択して32ビットのサンプルデータを抽出するようにサンプルデータ抽出部15を制御する。また、フレーミングコントローラ部14は、パリティ演算スタート信号とパリティ演算範囲信号により、サンプルデータの直前の1フレーム分(1088ビット)を2分割した544ビットをそれぞれ範囲指定して、パリティPTYの演算を行わせるようにパリティ演算部13を制御する。そして、フレーミングコントローラ部14は、サンプルデータの32ビットに続けて、パリティ演算結果である11ビットの第1パリティPTY及び第2パリティPTYと、「1」、「0」の交番パタンである未使用ビットの10ビットとをディスキューラインDSCへ出力するように、サンプルデータ抽出部15とディスキューデータ出力部16とを制御する。このようにして、フレーミングコントローラ部14は、FECエンコーダ部12、サンプルデータ抽出部15、及びディスキューコントローラ出力部16を制御して、ディスキューラインDSCにディスキューデータの1フレームを送信する。
また、受信LSI2のFECデコーダ部27は、CDR部21から受信デジタルデータと受信ディスキューデータを入力する。FECデコーダ部27の受信パリティ演算部28は、対応するデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータの第1パリティPTY及び第2パリティPTYを受信ディスキューデータから抽出する。また、受信パリティ演算部28は、対応するデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータをCDR部21から入力する。
受信パリティ演算部28は、フレーミングコントローラ部14から入力されたパリティ演算範囲信号とパリティ演算スタート信号とに基づいて、受信デジタルデータから第1受信パリティPTY及び第2受信パリティPTYを演算する。そして、受信パリティ演算部28は、第1受信パリティPTYと受信ディスキューデータから取得された第1パリティPTYとの比較処理、及び第2受信パリティPTYと受信ディスキューデータから取得された第2パリティPTYとの比較処理を行う。受信パリティ演算部28は、比較処理の結果が一致した場合には受信デジタルデータに「エラー無し」を示すエラー判定結果を、比較処理の結果が一致しない場合には受信デジタルデータに「エラー有り」を示すエラー判定結果を、訂正処理部29へ出力する。
訂正処理部29のデコーダ30は、FECデコーダ25から、それぞれ対応するデータラインDATA[15:0]の受信デジタルデータに対するエラー判定結果を入力する。デコーダ30は、エラー判定結果がエラー有りを示す場合、エラー判定結果に基づいて、受信デジタルデータに発生したエラービットの位置を特定する。そして、デコーダ30は、受信デジタルデータのビット列において、エラービットの位置を示すデコード結果を加算器31へ出力する。
加算器31は、可変遅延器26によりディスキュー処理の行われた受信デジタルデータと、デコーダ30からデコード結果とを入力とする。加算器31は、デコード結果で示されたエラービットのみを反転して、受信コアロジック部24へ出力する。
以上が、本実施形態におけるデジタルデータ伝送システムの説明である。なお、上述した以外の構成及び動作は、第1実施形態と同様である。
このように、本実施形態では、披検査信号であるデジタルデータ信号の1フレーム(136バイト)を2分割(68バイト)してパリティPTYを演算する。そのため、第1実施形態では136バイト(1088ビット)中の1ビットの符号訂正が可能であったのに対して、本実施形態では、68バイト(544ビット)中の1ビットの符号訂正が可能となる。このため、デジタルデータ伝送システムの符号訂正能力が向上している。
なお、本実施形態では1フレームを2分割しているが、分割数を3、4と増やしても構わない。図10に示されたように、パリティPTYに必要となるビット長に応じて、サンプルデータのビット長や、未使用ビットのビット長が変更することになる。また、符号訂正方式はハミング符号に限定しない。符号訂正方式は、他の方式を用いることも可能である。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 送信LSI
2 受信LSI
3 配線部
10 ディスキューデータ生成部
11 送信側コアロジック部
12 FECエンコーダ部
13 送信パリティ演算部
14 フレーミングコントローラ部
15 サンプルデータ抽出部
16 ディスキューデータ出力部
21 クロックデータリカバリ部
22 スキュー調整部
23 エラー訂正部
24 受信側コアロジック部
25 ディスキューコントローラ部
26 可変遅延器
27 FECデコーダ部
28 受信パリティ演算部
29 訂正処理部
30 デコーダ
31 加算器

Claims (15)

  1. 複数の伝送路へデジタルデータをパラレルに送信する送信ロジック部と、
    前記複数の伝送路に送信された前記デジタルデータ間のスキュー調整を行うためのディスキューデータをディスキューデータ伝送路へ送信するディスキューデータ生成部とを具備する送信装置と、
    前記ディスキューデータは、前記複数の伝送路の各々に送信された前記デジタルデータから抽出されるサンプルデータと前記各伝送路の前記デジタルデータに基づいて演算されるパリティデータとを含み、
    前記サンプルデータに基づいて前記各伝送路から受信される前記デジタルデータのディスキュー処理を行うスキュー調整部と、
    前記パリティデータに基づいて前記ディスキュー処理の行われた前記各伝送路のデジタルデータの符号訂正を行うエラー訂正部と、
    前記符号訂正された前記各伝送路のデジタルデータに所定の処理を実行する受信ロジックとを具備する受信装置と
    を備えるデジタルデータ伝送システム。
  2. 請求項1に記載のデジタルデータ伝送システムであって、
    前記ディスキューデータは、1フレーム中に、前記各伝送路に対応する前記ディスキューデータを格納する複数のデータ格納領域を含み、
    前記ディスキューデータ生成部は、前記複数のデータ格納領域の各々に前記複数の伝送路のうち対応する伝送路の前記サンプルデータとパリティデータとを格納する
    デジタルデータ伝送システム。
  3. 請求項2に記載のデジタルデータ伝送システムであって、
    ディスキューデータ生成部は、前記各データ格納領域に対応する前記各伝送路のデジタルデータにおいて、前記各データ格納領域へ格納される前記サンプルデータの直前の1フレーム分の前記デジタルデータに基づいて前記各データ格納領域に格納するべき前記パリティデータを演算する
    デジタルデータ伝送システム。
  4. 請求項3に記載のデジタルデータ伝送システムであって、
    ディスキューデータ生成部は、前記直前の1フレーム分のデジタルデータを複数に分割した単位で前記パリティデータを演算する
    デジタルデータ伝送システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のデジタルデータ伝送システムであって、
    前記ディスキューデータ生成部は、
    前記各伝送路の前記デジタルデータから前記パリティデータを演算するエンコーダ部と、
    前記各伝送路の前記デジタルデータから前記サンプルデータを抽出するサンプルデータ抽出部と、
    前記ディスキューデータのヘッダを出力するフレーミングコントローラと、
    前記サンプルデータ、前記パリティデータ、及び前記ディスキューデータのヘッダのうちのいずれを前記ディスキュー伝送路へ送信するか選択するディスキューデータ出力部と
    を備え、
    前記フレーミングコントローラは、前記エンコーダ部、サンプルデータ抽出部、及び前記ディスキューデータ出力部を制御して、前記ディスキューデータを生成する
    デジタルデータ伝送システム。
  6. 請求項5に記載のデジタルデータ伝送システムであって、
    前記エラー訂正部は、
    前記各伝送路から受信される前記デジタルデータに基づいて受信パリティデータを算出して、前記受信パリティデータと前記ディスキューデータから抽出された前記パリティデータとに基づいて前記各伝送路から受信される前記デジタルデータのエラーの有無を検出するデコーダ部と、
    前記ディスキュー処理の行われた前記各伝送路のデジタルデータに対して前記デコーダ部により前記エラーを検出されたビットの符号訂正を行う訂正処理部と
    を備えるデジタルデータ伝送システム。
  7. 請求項5または請求項6に記載のデジタルデータ伝送システムであって、
    前記フレーミングコントローラは、前記各伝送路の前記デジタルデータから前記パリティデータの演算する演算範囲を指定する演算範囲指定信号を出力し、
    前記エンコーダ部は、
    前記各伝送路に対応して設けられて、対応する前記各伝送路の前記デジタルデータにおいて前記演算範囲指定信号により指定された範囲の前記デジタルデータから前記パリティデータを演算する複数のパリティ演算部
    を備えるデジタルデータ伝送システム。
  8. 請求項6または請求項7に記載のデジタルデータ伝送システムであって、
    前記デコーダ部は、前記各伝送路に対応して設けられて、対応する前記各伝送路の前記デジタルデータにおいて、前記演算範囲指定信号により指定された範囲の前記デジタルデータから前記受信パリティデータを演算して、前記受信パリティデータと前記ディスキューデータから抽出された前記パリティデータとに基づいて前記デジタルデータのエラーの有無を検出する複数の受信パリティ演算部
    を備えるデジタルデータ伝送システム。
  9. 請求項6から請求項8までのいずれかに記載のデジタルデータ伝送システムであって、
    前記訂正処理部は、
    前記各伝送路に対応して設けられて、対応する前記各伝送路の前記デジタルデータにおいて検出された前記エラーのビット位置を特定する複数のエラーデコーダと、
    前記各伝送路に対応して設けられて、前記ディスキュー処理の行われた対応する前記各伝送路のデジタルデータに対して前記ビット位置のビットを反転して前記デジタルデータの符号訂正を行う加算器と
    を備えるデジタルデータ伝送システム。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のデジタルデータ伝送システムで使用される送信装置。
  11. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のデジタルデータ伝送システムで使用される受信装置。
  12. 複数の伝送路へデジタルデータをパラレルに送信するステップと、
    前記複数の伝送路に送信された前記デジタルデータ間のスキュー調整を行うためのディスキューデータをディスキューデータ伝送路へ送信するステップと、
    前記ディスキューデータは、前記複数の伝送路の各々に送信された前記デジタルデータから抽出されるサンプルデータと前記各伝送路の前記デジタルデータに基づいて演算されるパリティデータとを含み、
    前記サンプルデータに基づいて前記各伝送路から受信される前記デジタルデータのディスキュー処理を行うステップと、
    前記パリティデータに基づいて前記ディスキュー処理の行われた前記各伝送路のデジタルデータの符号訂正を行うステップと、
    前記符号訂正された前記各伝送路のデジタルデータに所定の処理を実行するステップと
    を備えるデジタルデータ伝送方式。
  13. 請求項12に記載のデジタルデータ伝送方式であって、
    前記ディスキューデータは、1フレーム中に、前記各伝送路に対応する前記ディスキューデータを格納する複数のデータ格納領域を含み、
    前記ディスキューデータをディスキューデータ伝送路へ送信するステップは、
    前記複数のデータ格納領域の各々に前記複数の伝送路のうち対応する伝送路の前記サンプルデータとパリティデータとを格納するステップ
    を含むデジタルデータ伝送方式。
  14. 請求項13に記載のデジタルデータ伝送方式であって、前記サンプルデータとパリティデータとを格納するステップは、
    前記各データ格納領域に対応する前記各伝送路のデジタルデータにおいて、前記各データ格納領域へ格納される前記サンプルデータの直前の1フレーム分の前記デジタルデータに基づいて前記各データ格納領域に格納するべき前記パリティデータを演算するステップ
    を含むデジタルデータ伝送方式。
  15. 請求項14に記載のデジタルデータ伝送方式であって、前記サンプルデータの直前の1フレーム分の前記デジタルデータに基づいて演算するステップは、
    前記直前の1フレーム分のデジタルデータを複数に分割した単位で前記パリティデータを演算するステップ
    を含むデジタルデータ伝送方式。
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