JP2011259053A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】体の特定部位を細く見せ、また逆に膨らみをつける等の画像処理を行うことのできる画像処理装置および画像処理方法を提供する。
【解決手段】被写体像を取り込み(S1)、取り込んだ画像に基づいて被写体像の中の顔画像の位置を検出し(S9)、検出された顔画像の人物の特定部分の領域を補正領域として特定し(S13、S19)、顔画像の顔年齢に基づいて、補正領域にアンチエージング画像処理を施し(S27)、アンチエージング画像処理が施された画像を表示する(S29)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、詳しくは、被写体画像から顔を検出し、被写体の体型を修正可能な電子カメラ等における画像処理装置および画像処理方法に関する。
一般に、人は男女を問わず加齢とともに皮下脂肪蓄積によって胴体周りが太ってくる。特に、女性は加齢による体型変化を気にし、写真に映ることを嫌がる傾向があり、太った胴体周りを細く見せ、少しでも若返らせて見せることを望んでいる。
被写体画像の人物の見栄えを良くする技術としては、人物が含まれる写真などの画像の中心部分を縮小し、画像のアスペクト比が変更されるように画像の両端を拡大補正し、画像の中心に写された人物をスリムに見せて見栄え良くする技術がある。このようなスリム機能が、例えば、複合機プリンタ(MFP(Multifunction Peripheral)プリンタ)等の一部機種に搭載されている。
また、被写体画像の人物の見栄えを良くする技術としては、上述の技術以外にも、特許文献1に開示されているような電子カメラが提案されている。この電子カメラは、撮像素子で被写体像を撮影し、その出力に基づいて撮影画面内の顔領域を検出するとともに顔領域から被写体の顔の特徴量を抽出し、この特徴量に基づいて被写体の年齢、性別のいずれかに関する推論処理を実行する。そして、この推論処理の結果に基づいて、撮像素子で撮影された記録用画像に対して、露出補正、ソフトフォーカス補正、肌色の彩度を調整する美肌補正、人物を痩身に見せる補正の少なくとも1つを実行する。
特開2007−280291号公報
特許文献1に開示の電子カメラは、人物を痩身に見せる補正を行うが、この補正は単に撮影状態を変更するのみであって、体全体を痩身に見せることしかできない。すなわち、加齢とともに皮下脂肪の蓄積等により太くなった体の胴体周り等、体の一部を細く見せることはできない。また、逆に、臀部等の特定部に膨らみをつけ、若々しく魅力的なボディラインに見せることもできない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、加齢とともに皮下脂肪の蓄積等によって太くなった胴体周り等の体の一部を視覚的に細く見せる等、体の特定部位を細く見せ、また逆に膨らみをつける等の画像処理を行うことのできる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる画像処理装置は、取り込んだ画像を表示する表示手段と、顔画像と年齢との関係を示す顔年齢情報を記憶する記憶手段と、上記表示手段に表示されている画像の顔の位置を検出する顔検出手段と、上記記憶手段に記憶されている顔年齢情報に基づいて、上記顔検出手段によって検出された顔画像の顔年齢を判定する判定手段と、上記顔検出手段によって検出された顔画像に対応する胴体部分の領域を、補正する領域として特定する補正領域特定手段と、上記判定された顔画像の顔年齢に基づいて、上記特定された胴体部分の領域に痩身処理を施すアンチエージング処理手段と、上記表示手段に表示されている画像を、上記アンチエージング処理手段によって上記痩身処理が施された画像に変更する表示変更手段と、を具備する。
第2の発明に係わる画像処理装置は、上記第1の発明において、上記補正領域特定手段が特定する補正領域は、鼻の中心と、眼と眼の中心を通り、上記顔画像を略二分する中心軸をY軸とした際、上記顔画像を有する画像内において、当該Y軸と略垂直な方向の色変化の大きい部分を仮想直線として特定し、当該仮想直線上において色変化の大きい部分を両端部とした一辺と、上記仮想直線から上記顔画像へY軸方向に沿って所定距離だけ近づいた長さを有する一辺と、からなる長方形状の領域である。
第3の発明に係わる画像処理装置は、上記第1の発明において、上記補正領域特定手段が特定する補正領域は、鼻の中心と、眼と眼の中心を通り、上記顔画像を略二分する中心軸をY軸とした際、上記顔画像を有する画像内において、上記Y軸方向に沿って上記顔画像の端部から顔画像のサイズの略3倍の位置で上記Y軸と略直交線を仮想直線として特定し、当該仮想直線上において色変化の大きい部分を両端部とした一辺と、上記仮想直線から上記顔画像へY軸方向に沿って所定距離だけ近づいた長さを有する一辺と、からなる長方形状の領域である。
第4の発明に係わる画像処理装置は、上記第2又は第3の発明において、上記アンチエージング処理手段は、上記特定された長方形状の補正領域の中心位置を通り上記Y軸と垂直な方向をX軸とした場合に、中心位置と長方形形状の補正領域の角を結んだ直線が当該X軸となす角度をθ、中心位置と長方形状の補正領域の角とを結んだ直線の長さを1、元画像に修正画像を合わせるための画像調整用係数をM、痩身度を表わす係数をG、YがSINθのとき1になるように設定された係数をK、楕円の形状を決定するための係数をA、B、とした際に、
X’=(X/A+Y/B)*K*M*COSθ
K=(1−G)/SINθ*Y+G
Y’=Y
を満たすように補正する。
第5の発明に係わる画像処理装置は、上記第2又は第3の発明において、上記アンチエージング処理手段は、上記特定された長方形状の補正領域の中心位置を通り上記Y軸と垂直な方向をX軸とした場合に、中心位置と長方形形状の補正領域の角を結んだ直線が当該X軸となす角度をθ、中心位置と長方形状の補正領域の角とを結んだ直線の長さを1、元画像に修正画像を合わせるための画像調整用係数をM、痩身度を表わす係数をG、YがSINθのとき1になるように設定された係数をK、楕円の形状を決定するための係数をA、B、楕円の向きを表わす係数をS1(ここでS1=0、またはS1=1),S2(ここでS2=1またはS2=−1)とした際に、
X’=2*S1+(X/A+Y/B)*K*M*COSθ*S2
K=(1−G)/SINθ*Y+G
Y’=Y
を満たすように補正する。
第6の発明に係わる画像処理装置は、上記第1ないし第5の発明において、上記画像処理装置は、スルー画を表示可能なデジタルカメラであって、上記表示手段は撮像されたスルー画を表示し、上記顔検出手段は当該スルー画として撮像された人物の顔を検出する。
第7の発明に係わる画像処理装置は、被写体像を画像データに変換する撮像手段と、上記画像データに基づいて、上記被写体像の中の顔画像の位置を検出する顔検出手段と、顔画像と年齢との関係を示す顔年齢情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている顔年齢情報に基づいて、上記顔検出手段によって検出された上記顔画像の顔年齢を判定する判定手段と、上記顔検出手段によって検出された顔画像の人物の特定部分の領域を、補正する領域として特定する補正領域特定手段と、上記判定された顔画像の顔年齢に基づいて、上記特定部分の領域にアンチエージング画像処理を施すアンチエージング処理手段と、上記アンチエージング処理手段によって上記アンチエージング画像処理が施された画像を表示する表示手段と、を具備する。
第8の発明に係わる画像処理装置は、被写体像の中の顔画像の位置を検出する顔検出手段と、顔画像と年齢との関係を示す顔年齢情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている顔年齢情報に基づいて、上記顔検出手段によって検出された上記顔画像の顔年齢を判定する判定手段と、上記顔検出手段によって検出された顔画像の人物の特定部分の領域を、補正する領域として特定する補正領域特定手段と、上記判定された顔画像の顔年齢に基づいて、上記特定部分の領域にアンチエージング画像処理を施すアンチエージング処理手段と、上記アンチエージング処理手段によって上記アンチエージング画像処理が施された画像を表示する表示手段と、を具備する。
第9の発明に係わる画像処理方法は、被写体像を画像データに変換するステップと、上記画像データに基づいて、上記被写体像の中の顔画像の位置を検出するステップと、上記検出された顔画像の人物の特定部分の領域を、補正する領域として特定するステップと、顔画像と年齢との関係を示す顔年齢情報を記憶する記憶部に記憶されている顔年齢情報を読み出し、上記顔年齢情報に基づいて上記検出された上記顔画像の顔年齢を判定し、上記判定された顔画像の顔年齢に基づいて、上記特定部分の領域にアンチエージング画像処理を施すステップと、上記アンチエージング画像処理が施された画像を表示するステップと、を具備する。
本発明によれば、加齢とともに皮下脂肪の蓄積等によって太くなった胴体周り等の体の一部を視覚的に細く見せる等、体の特定部位を細く見せ、また逆に膨らみをつける等の画像処理を行うことのできる画像処理装置および画像処理方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係わるカメラの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング処理による画像処理を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージングモードにおける処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正における処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正の補正領域とその中心点を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正の補正領域における第1象限位置を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正の際に得られる補正後の座標を示すグラフである。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正における第1象限での補正後の座標計算結果を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正における第1象限〜第4象限の位置を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正における第1象限〜第4象限での補正後の座標計算結果を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正における計算の際に使用される定数と年齢との関係の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング処理による画像処理を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージングモードにおける処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正における処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正における第1象限での補正後の座標計算結果を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正における第1象限〜第4象限での補正後の座標計算結果を示す図である。 本発明の第3実施形態に係わるカメラにおいて、アンチエージング補正における処理を示すフローチャートである。
以下、図面に従って本発明を適用したカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。本発明の好ましい第1実施形態に係わるカメラは、デジタルカメラであり、撮像部を有し、この撮像部によって被写体像を画像データに変換し、この変換された画像データに基づいて、被写体像を本体の背面に配置した表示部にスルー画表示する。撮影者はスルー画表示を観察することにより、構図やシャッタチャンスを決定する。また、スルー画表示の際に、被写体像に顔が含まれる場合には、被写体の胴体部位等の特定部を細く見せる等のアンチエージング処理を行う。レリーズ操作時には、画像データが記録媒体に記録され、アンチエージング処理がなされた場合には、その処理された画像が記録される。記録媒体に記録された画像データは、再生モードを選択すると、表示部に再生表示することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係わるカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。カメラ100は、デジタルカメラであり、画像処理および制御部1、撮影光学系2、レンズ制御部2a、撮像部3、一時記憶部7、フラッシュROM7a、表示部8、記録部9、操作部10等から構成される。
撮影光学系2は、複数のレンズから構成されるズームレンズであり、撮像部3内の撮像素子上に被写体像を結像させる。またレンズ制御部2aによって光軸上に前後移動され、撮影光学系2のピント合わせが行われる。このピント合わせとしては、撮像部3から出力される画像データのコントラスト信号がピーク値となるように撮影光学系2のレンズを移動させる所謂山登り法等の自動焦点調節方法を利用すればよい。
撮像部3は、シャッタ・絞り等の露出制御部、撮像素子、撮像素子の駆動及び読出回路、AD変換回路等を含み、撮影光学系2によって形成された被写体像を撮像素子によって画像データに変換し、これをデジタル信号で出力する。なお、本明細書においては、撮像素子から出力される画像信号に基づく信号であれば、画像処理された信号も含めて画像データと称する。
画像処理および制御部1は、顔検出部4、部検出部4a、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5、圧縮部6を有する。また、画像処理および制御部1は、画像処理機能を有するマイクロコンピュータを含む制御部であり、フラッシュROM7aに記憶されているプログラムに従ってカメラ10の全体のシーケンスを制御する。
レンズ収差補正・アンチエージング処理部5は、撮像部3から出力される画像データを入力し、撮影光学系2の収差補正とアンチエージング処理を行う。撮影光学系2は複数のレンズから構成されており、被写体像に光学的な歪が生ずる。そこで、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5は、この光学的な歪を電気的な補正処理を行い、歪を除去している。
顔検出部4は、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5によってレンズ収差が除去された画像データを入力し、被写体像の中に顔が含まれているか否か、また含まれていた場合には、その位置と大きさ、顔中心位置等を検出する。また、顔検出部4は、顔が含まれている場合には、その顔の特徴量に基づいて、年齢や性別等を推定する。すなわち、後述するフラッシュROM7aには、顔画像と年齢との関係を示す顔年齢情報が記憶されており、この顔年齢情報と顔の特徴量に基づいて、顔画像の人物の年齢を判定する。
部位検出部4aは、顔検出部4に接続されており、顔検出部4によって顔が存在することが検出された場合に、胴体周り等の人体の特定部位の位置を検出する。部位検出部4aの出力は、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5に接続されており、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5は部位検出部4aの検出結果に基づいて、検出された部位に対してアンチエージング処理を行う。
すなわち、レンズ収差・アンチエージング処理部5は、レンズ収差補正処理を利用して、アンチエージング処理を行う。このアンチエージング処理は、顔検出部4が顔の位置を検出すると、顔画像に対応する胴体部分等の人体の特定部位の領域を補正領域として特定し、また顔検出部4によって検出された顔年齢に基づいて、補正領域に対して痩身処理等の画像処理を施す。このアンチエージング処理については、図2ないし図11を用いて後述する。
レンズ収差補正・アンチエージング処理部5および画像処理制御部1は、一時記憶メモリ7およびフラッシュROM7aに接続されている。一時記憶メモリ7は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の電気的に書き換え可能な揮発性メモリであり、レンズ収差補正処理、アンチエージング処理、その他の制御処理の際にデータが一時的に記憶される。フラッシュROM7aは、電気書き換え可能な不揮発性メモリであり、制御部で実行されるプログラムや、レンズ収差補正用のデータ、アンチエージング処理用のデータ、顔画像と年齢の関係を示す顔年齢情報等が記憶されている。
レンズ収差補正・アンチエージング処理部5の出力は、表示部8に接続されている。表示部8は、カメラ100の背面等に配置された液晶パネルや有機ELパネル等の表示パネルを有し、撮像部3によって取り込まれ、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5によって処理された画像データを入力し、撮影前にスルー画表示を行う。前述の顔検出部4は、スルー画用として撮像された人物の顔を検出する。アンチエージングモードが設定された場合には、アンチエージング処理が施されたスルー画が表示される。撮影者はスルー画表示を観察し、構図やタイミングを決定することができる。また、表示部8は、静止画撮影後に撮影画像を表示するクイックレビュー表示や、後述する記録部9に記録されている記録済みの画像の画像データを読み出し再生表示を行う。さらに、表示部8、カメラ情報やメニュー画面の表示等を行う。なお、静止画撮影時のクイックレビュー表示や静止画の再生表示時に、静止画の顔検出を行い、顔を検出した場合にアンチエージング処理を行うようにしてもよい。
また、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5の出力は、圧縮部6に接続されている。この圧縮部6は、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5によって処理された画像データの圧縮処理を行う。この圧縮部6の出力は記録部9に接続されており、圧縮処理された画像データの記録を行う。また、圧縮部6は記録部9から読み出された画像データの伸張処理を行い、表示部8に出力する。
操作部10は、レリーズ釦、パワースイッチ、再生モード設定釦、メニュー釦等、種々の操作部材を含み、これらの操作部材の操作状態を判定し、画像処理および制御部1に判定結果を送る。画像処理および制御部1は、操作部材の操作状態に応じて、所定のシーケンスで撮影や再生の制御を行う。アンチエージングモードの設定は、メニュー画面において行うが、アンチエージングモード設定用の操作釦を備え、この操作釦によって設定するようにしてもよい。
次に、図2を用いて、本実施形態におけるアンチエージング処理としての痩身処理について説明する。図2(a)は、痩身処理を施す前の画像であり、この画像はレンズ補正・アンチエージング処理部5によって撮影光学系2の光学的な歪が補正されている。図2(b)は、痩身処理が施された画像であり、特定部分(ここでは、胴体部位)に、痩身処理を施し、胴体部位を痩身となるように補正した画像である。
図2(b)に示した例では、人物の体の部分のうち、腹部を検出し、その部分のみを細くしている。一般に、女性の体型は年齢によって変化し、加齢とともに腹部の変化が大きい(例えば、産業構造改善事業協会アパレル研究15号、身体各部位における成人女子の年齢的変化を参照)。そこで、この腹部のみを細くすることによって皮下脂肪の蓄積によって加齢したような体型を、若返らせて見せることが可能となる。
次に、図1に示したカメラ100において、アンチエージング処理を行うアンチエージングモードの動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャートおよび図4(後述する第2、第3実施形態における図13、図14、図17も含めて)に示すフローチャートは、フラッシュROM7aに記憶されているプログラムに従って、画像処理および制御部1によって実行される。アンチエージングモードのフローは、メニュー画面においてアンチエージングモードが設定された場合にスタートする。
アンチエージングモードがスタートすると、まず、撮像の取り込みを行う(S1)。ここでは、撮像部3によって撮影光学系2によって形成された被写体像の画像データを取得する。撮像取り込みを行うと、次に、画像処理を行う(S3)。ここでは、撮像部3によって取り込まれた画像データに対して、画像処理および制御部1による画像処理を行う。
画像処理を行うと、次に、レンズ収差補正を行う(S5)。前述したように撮影光学系2にはレンズ収差があることから被写体画像が歪んでおり、この歪みをレンズ収差補正・アンチエージング処理部5によってレンズ収差補正を行い、被写体像の歪みを除去する。
レンズ収差補正を行うと、次に、画像を一時保存メモリに記録する(S7)。ここでは、収差補正された画像データを一時記憶メモリ7に一時的に記憶する。画像を一時記憶すると、続いて、顔検出を行う(S9)。ここでは、顔検出部4が、画像データに基づいて被写体像の中に顔が含まれているか否かを検出する。今、仮に図2(a)に示すような画像が撮像されたとすると、顔検出部4は被写体20の顔20aを検出する。
ステップS9における顔検出を行うと、次に、顔が検出されたか否かを判定する(S11)。ここでは、ステップS9における検出結果に基づいて判定する。前述の図2(a)の画像を撮像した場合には、顔20aが存在することから、ここでの判定はYesとなる。ステップS11における判定の結果、顔が検出された場合には、次に、画像を一時保存メモリから読み出す(S12)。前述したように、ステップS7において、レンズ収差補正された画像データを一時記憶メモリ7に記憶しており、このステップでは一時記憶した画像データの読出しを行う。画像データの読出しを行うと、ステップS13およびS19において、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5は、顔検出部4によって検出された顔画像に対応する胴体部分の領域を補正する補正領域を特定する。
画像を読み出すと、まず、顔検出位置から垂直下方向で色変化大であって、水平には色変化の少ない部分まで胴体部位と判定する(S13)。顔検出部4は、顔を検出すると、顔の中の鼻の中心位置と、右眼と左眼のそれぞれの中心位置を求めることができる。そこで、このステップにおいては、鼻の中心と、眼と眼の中心を通り、顔20aの画像を略二分する中心軸をY軸ライン20bとし、顔20aの画像を有する画像内において、略垂直な方向(Y軸ライン20aに沿う方向)の色変化が大きく、かつ水平方向には色変化の少ない部分を検出し、Y軸と略直交する直交直線を仮想直線として特定する。図2(a)に示す例においては、仮想直線はライン20cが相当し、胴体部分は、肌が露出している部分と海水パンツの境目、すなわち、ライン20cより上側が相当する。
胴体部分を検出すると、次に、胴体部位下端から上方向に顔サイズ分を補正領域と判定する(S19)。図2(a)に示す例においては、ライン20cよりも上側に顔20aの長さhと略同じ長さの位置にあるライン20dを求め、被写体20であってライン20cとライン20dの間にある略長方形状の領域を、補正領域と判定する。なお、顔1個分としたが、1.5個分でも、2個分等、他の値でもよい。また、顔の大きさを基準としなくても、身長は肩幅等、他の部位を基準としてもよい。
補正領域を判定すると、次に、補正領域に対してアンチエージング補正を行う(S27)。ここでは、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5が、検出された顔画像の人物の年齢を、フラッシュROM7aに記憶されている顔年齢情報に基づいて判定し、この判定された年齢に基づいて、補正領域として判定された胴体部分の領域に、例えば、図2(b)に示すような痩身処理を施す。このアンチエージング補正の詳細については、図4に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS27において、アンチエージング補正を行うと、またはステップS11における判定の結果、顔が検出されなかった場合には、次に、表示を行う(S29)。ここでは、ステップS1において取り込んで画像処理した後の画像を表示部8にスルー画表示する。スルー画表示にあたって、画像の中に顔が検出された場合には、ステップS27においてアンチエージング補正を施した画像を表示し、顔が検出されなかった場合には、アンチエージング処理を施すことなく、取り込んだ画像を表示する。
表示を行うと、次に、撮影するか否かを判定する(S31)。ここでは、操作部10中のレリーズ釦の操作状態を判定し、レリーズ操作に基づいて判定する。この判定の結果、撮影でなかった場合には、ステップS1に戻る。ステップS1に戻ると、再び撮像取り込みが行われ、スルー画が更新されると共に、顔が検出された場合には、アンチエージング補正も更新される。
ステップS31における判定の結果、撮影であった場合には、記録を行う(S33)。ここでは、検出顔が有った場合には、アンチエージング補正が施された画像データが、また検出顔がなかった場合には、アンチエージング補正が施されていない画像データが、記録部9に記録される。
画像データの記録を行うと、次に、終了か否かの判定を行う(S35)。ここでは、アンチエージングモードの設定が解除されたか否かを判定する。この判定の結果、終了でなかった場合には、ステップS1に戻る。一方、終了であった場合には、アンチエージングモードの終了処理を行ったのち、アンチエージングモードをオフする。
次に、ステップS27におけるアンチエージング補正について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。アンチエージング補正を開始すると、まず、補正領域の中心点を補正中心と判定する(S51)。補正領域は、図2(a)に示す例では、被写体20の人物の胴体部分であって、ライン20cとライン20dの間の略長方形の形状をした領域である。図5に示すように、略長方形の各頂点を結んだ直線の交点、言い換えると重心位置を中心点31とし、この中心点31を補正中心と判定する。
補正中心を判定すると、次に、補正中心から補正領域の右上点までの距離を1として補正演算を開始する(S53)。ここでは、略長方形の形状をした補正領域の右上の頂点を右上点32とし、中心点31と右上点32を結んだ線分の長さを「1」として、補正演算を開始する。なお、中心点31から右上点32を結ぶ線を基準線と呼ぶ。
次に、補正後座標演算を行う(S55)。ここでは、胴体部位の画素ごとにその座標位置を以下の式を用いて補正演算を行う。中心点31の座標を(0,0)とし、各画素の座標位置(X,Y)について補正後の座標位置(X’,Y’)を下記の式を用いて演算する。
X’=(X/A+Y/B)*K*M*cosθ ・・・(1)
K=(1−G)/sinθ*Y+G ・・・(2)
Y’=Y ・・・(3)
ここで、Gは任意の値であり、Mも任意の値である。
図6に示すように、中心点31を通るX軸およびY軸を決め、中心点31および右上点32を通る基準線からX軸までの角度をθとする。図6におけるX軸方向の線分nとY軸方向の線分mの長さは、基準線の長さを1としたことから、それぞれ、n=cosθ、m=sinθとなる。したがって、中心点31の座標は(0,0)、右上点32の座標は、(cosθ,sinθ)となる。なお、上述の定数Mは、元画像に修正画像を合わせるための画像調整用係数に相当し、上述の定数Gは痩身度を表わす係数に相当する。また、Kは座標YがSINθのとき1になるように設定された係数であり、変数A、Bは、楕円の形状を決定するための係数に相当する。
図6において、網掛けを施した第1象限では、0≦X≦cosθ、0≦Y≦sinθであり、この第1象限において上記(1)〜(3)式にX,Yを代入し、補正後の座標位置(X’,Y’)を求める。図7に、θ=45°、A=1、B=1、G=1、M=1、X=cosθ、0≦Y≦sinθとした時のグラフを示す。また、図8に、図6において網掛けを施した第1象限のアンチエージング補正による形状変化を示す。
図6および図7に示すように、第1象限の画素に対して、補正演算を施すと、次に、図9に示すように、第2象限から第4象限の画素に対しても補正演算を施す。この場合、第2象限の画素に対しては、(1)式〜(3)式において、Xの符号のみを負とした値となる。また、第3象限の画素に対しては、(1)式〜(3)式において、Yの符号のみを負とした値となる。さらに、第4象限の画素に対しては、(1)式〜(3)式において、XおよびYの両方の符号を負とした値となる。
このように、ステップS55においては、補正領域の各画素の座標について、それぞれ(1)式〜(3)式を用いて補正後の座標位置を求める。図10に、補正領域の変化を示す。すなわち、図10(a)は補正前の補正領域を示し、図10(b)は補正後の補正領域を示す。
ステップS55において補正後座標演算を行うと、次に、補正後座標演算により求めた座標位置を補間処理する(S57)。ステップS55においては、補正後の各画素の座標位置を求めたが、画像を表示するためには、補正前の各画素の座標位置、すなわちX方向およびY方向に一定間隔で並んでいる各画素の位置での画素信号の値が必要である。ステップS55で求めた補正後の座標位置を補間演算によって算出する。この補間演算は、補間演算によって行い、例えば、最近隣補間、バイリニア補間、バイキュービック補間等の補間演算が利用できる。
ステップS57における補間処理を行うと、アンチエージング処理を終了し、元のフローに戻る。
なお、(1)式および(2)式における変数A、B、K、M、Gは、顔年齢に応じた値とする。前述したように、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5は顔画像に基づいて顔年齢を判定することから、この判定結果を利用する。図11に、これらの定数の例と、これらの定数を代入した場合の胴体の痩身度割合(第1象限での削減割合)を示す。図11から分かるように、年齢が上がるにつれ、削減率が大きくなるように変数A、B、K、M、Gを設定する。なお、図11では、各年代に応じて複数の定数を設定してあるが、これらの組合せのいずれか1つを決めてもよく、また、複数、用意し、ユーザが適宜選択できるようしてもよい。
以上、説明したように、本発明の第1実施形態においては、被写体に顔が含まれている場合には(S11Yes)、胴体の部分から補正領域を判定し(S13、S19)、この補正領域に対してアンチエージング補正を施している(S27)。そして、アンチエージング補正を施す際には、顔画像から顔年齢を判定し、この判定された顔年齢に基づいて、胴体部分の補正領域に対して痩身処理を施すようにしている。このため、加齢とともに皮下脂肪の蓄積等によって太くなった胴体周り等の体の一部を視覚的に細く見せることができる。
次に、本発明の第2実施形態について図12ないし図16を用いて説明する。第1実施形態においては、胴体部位を痩身にするアンチエージング処理を施していた。第2実施形態においては、図12に示すように、臀部に膨らみをつけるアンチエージング処理2を施すことにより、若々しく魅力的なボディラインでカメラ撮影を行うことを可能としている。本実施形態における構成は図1に示した構成と略同様であることから詳しい説明は省略する。また、図3および図4に示したフローチャートを図13および図14に置き換えるので、この相違するフローについて詳しく説明する。
アンチエージング処理2を実行するための図13に示すアンチエージングモードのフローは、第1実施形態の場合と同様、メニュー画面においてアンチエージングモードが設定された場合にスタートする。図13に示すフローにおいて、第1実施形態における図3に示すフローチャートと同様の処理を実行するステップについては、同一のステップ番号を付し、詳しい説明は省略する。
アンチエージングモードがスタートすると、第1実施形態の場合と同様、撮像取り込みを行い(S1)、この取り込んだ画像データに対して画像処理を行い(S3)、レンズ収差を補正する(S5)。この補正された画像は、一時保存メモリに記録され(S7)、また、被写体像の中に顔画像が含まれているかの顔検出を行い(S9)、この検出に基づいて顔が有るか否かの判定を行う(S11)。
ステップS11における判定の結果、顔が検出された場合には、次に、画像を一時保存メモリから読み出し(S12)、顔検出位置から垂直下方向で色変化大であって、水平方向には色変化の少ない部分まで胴体部位と判定する(S13)。この胴体部位は、図12に示す例においては、この胴体部分は、肌が露出している部分と海水パンツの境目、すなわち、ライン20cより上側が相当する。
胴体部位の判定を行うと、次に、胴体部位下端から下方向顔サイズの1/2分を補正領域と判定する(S14)。図12(a)に示す例においては、ライン20cよりも下側に顔20aのY軸方向の長さと略同じ長さの位置にあるライン20eを求め、被写体20であってライン20cとライン20eの間にある略長方形状の領域を、補正領域と判定する。この補正領域は略臀部に相当する。なお、本実施形態においては、顔の1/2分としたが、略臀部に相当するのであれば、1/3分,2/3分等、他の値でもよい。また、顔の大きさを基準する以外にも、身長や肩幅等、他の部位を基準としてもよい。
補正領域を判定すると、次に、補正領域に対してアンチエージング2補正を実行する(S28)。ここでは、検出された顔画像の顔年齢を顔検出部4によって検出し、この検出された顔年齢に基づいて、補正領域として判定された臀部の領域に、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5が、例えば、図12(b)に示すような処理を施す。このアンチエージング2補正の詳細については、図14に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップS28において補正領域に対してアンチエージング2補正を施すと、またはステップS11における判定の結果、検出顔がなかった場合には、第1実施形態の場合と同様、表示部8にスルー画表示を行い(S29)、撮影を行うか判定する(S31)。この判定の結果、撮影でなかった場合には、ステップS1に戻り、一方、撮影であった場合には、画像データの記録を行う(S33)。ステップS28においてアンチエージング2補正が施されている場合には、この補正された画像データが記録される。記録が終わると、アンチエージングモードを終了するか否かの判定を行い(S35)、終了しない場合には、ステップS1に戻り、一方、終了の場合には、アンチエージングモード終了処理を行ってから、アンチエージングモードをオフする。
次に、ステップS28におけるアンチエージング2補正処理について、図14に示すフローチャートを用いて説明する。アンチエージング補正を開始すると、第1実施形態と同様に、補正領域の中心点を補正中心と判定し(S51)、続いて、補正中心から補正領域の右上点までの距離を1として補正演算を開始する(S53)。
次に、補正後座標演算を行う(S56)。ここでは、臀部に対応する補正領域(図16(a)参照)の画素ごとにその座標位置を楕円の式を用いて補正演算を行う。中心点31の座標を(0,0)とし、各画素の座標位置(X,Y)について補正後の座標位置(X’,Y’)を下記の式を用いて演算する。
X’=2*X*S1+(X/A+Y/B)*K*M*cosθ*S2 ・・(4)
K=(1−G)/sinθ*Y+G ・・(5)
Y’=Y ・・(6)
ここで、Gは任意の値であり、Mも任意の値である。
また、S1:アンチエージング補正時=0、アンチエージング2補正時=1
S2:アンチエージング補正時=1、アンチエージング2補正時=−1である。
第1実施形態の場合と同様に、補正領域の第1象限において上記(4)式〜(6)式にX,Yを代入し、補正後の座標位置(X’,Y’)を求める。図15に、θ=45°、A=1、B=1、G=1、M=1、X=cosθ、0≦Y≦sinθ、S1=1、S2=−1とした時のグラフを示す。
図15から分かるように、(4)式〜(6)式は楕円の一部であり、(1)式〜(3)式の場合には、中心に向かって凹んでいるのに対して、(4)式〜(6)式の場合には、中心から外側に膨らむようになる。図15は、補正領域の第1象限のみであったが、図16に補正領域の補正後の形状を示す。全体として膨らみのある画像となることが分かる。
ステップS56において補正後座標演算を行うと、次に、第1実施形態と同様に、補正後座標演算により求めた座標位置を補間処理する(S57)。補間演算は、第1実施形態と同様、例えば、最近隣補間、バイリニア補間、バイキュービック補間等の補間演算が利用できる。ステップS57における補間処理を行うと、アンチエージング処理を終了し、元のフローに戻る。
なお、(4)式および(5)式における変数A、B、K、M、Gは、第1実施形態の場合と同様、顔年齢に応じた値とする。前述したように、顔検出部4は顔画像に基づいて顔年齢を判定することから、これらの定数は図11に示した例を用いてもよい。
また、図13に示したフローでは、臀部付近に対して補正領域を設定し、この領域に対して膨らみをつける処理を行ったが、この処理に加えて、第1実施形態と同様、胴体部位に補正領域を設定し、この領域に対して痩身処理を行うようにすれば、図12(b)に示すような若々しいボディラインの画像にすることができる。
以上、説明したように、本発明の第2実施形態においては、被写体に顔が含まれている場合には(S11Yes)、臀部付近に補正領域を判定し(S13、S14)、この補正領域に対してアンチエージング2補正を施している(S28)。そして、アンチエージング2補正を施す際には、顔画像から顔年齢を判定し、この判定された顔年齢に基づいて、臀部付近の補正領域に対して膨らみをつける処理を施すようにしている。このため、若々しく魅力的なボディラインの画像にすることができる。
次に、本発明の第3実施形態について、図17を用いて説明する。第1実施形態においては、顔から下側で色の変化が大きい部分を検出結果に基づいて、胴体部位を判定していた。しかし、被写体の服装等の色によっては、胴体部位を判定することができない場合がある。そこで、第3実施形態においては、色の変化で胴体部位を判定することができない場合であっても、胴体部位に対応する領域を補正領域と判定することができるようにしている。
本実施形態における構成は図1に示した構成と略同様であることから詳しい説明は省略する。また、図3に示したフローチャートを図17に置き換えるので、この相違するフローについて詳しく説明する。本実施形態に係わるアンチエージング処理を実行するための図17に示すアンチエージングモードのフローは、第1実施形態の場合と同様、メニュー画面においてアンチエージングモードが設定された場合にスタートする。図17に示すフローにおいて、第1実施形態における図3に示すフローチャートと同様の処理を実行するステップについては、同一のステップ番号を付し、詳しい説明は省略する。
アンチエージングモードがスタートすると、第1実施形態の場合と同様、撮像取り込みを行い(S1)、この取り込んだ画像データに対して画像処理を行い(S3)、レンズ収差を補正する(S5)。この補正された画像は、一時保存メモリに記録され(S7)、また、被写体像の中に顔画像が含まれているかの顔検出を行い(S9)、この検出に基づいて顔が有るか否かの判定を行う(S11)。
ステップS11における判定の結果、顔が検出された場合には、次に、画像を一時保存メモリから読み出し(S12)、顔検出位置から垂直下方向で色変化大であって、水平には色変化の少ない部分まで胴体部位と判定する(S13)。
胴体部位の判定を行うと、次に、胴体部位の検出を行うことができたか否かの判定を行う(S15)。ステップS13における胴体部位の判定にあたっては、垂直方向の色の変化が大であって、かつ水平方向には色変化の少ない部分を検出するが、被写体の人物の服装によって、このような色変化の部分を検出することができない場合がある。そこで、ステップS15においては、色変化の部分を判定し、胴体部位を検出することができたか否を判定する。
ステップS15における判定の結果、胴体部位を検出することができた場合には、第1実施形態と同様に、胴体部位下端から上方向に顔サイズ分を補正領域と判定する(S19)。一方、ステップS15における判定の結果、胴体部位を検出することができなかった場合には、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5は、検出顔下辺から垂直下方向に顔サイズ3つ分目のY方向位置をY方向補正領域と判定する(S17)。
このステップS17において、検出された顔の下辺からY軸ラインに沿って下方に顔のサイズの3個分の位置で、Y軸ラインと直交するX軸方向のラインを補正領域の下辺とする。この下辺は、第1実施形態におけるライン20cに相当するラインである。また、第1実施形態の場合と同様、Y軸ラインに沿って顔のサイズ1個分の位置で、Y軸ラインと直交するX軸方向ラインを補正領域の上辺とする。この上辺は、第1実施形態におけるライン20dに相当するラインである。
ステップS17またはS19において、Y方向補正領域を判定すると、次に、Y方向補正領域からX方向のプラス方向とマイナス方向の両方について色変化が大となる部分までをX方向補正領域と判定する(S21)。このステップにおいては、レンズ収差補正・アンチエージング処理部5は、X軸方向に沿って色変化大の部分を検出し、補正領域の左辺と右辺に当たる部分を判定する。
ステップS21において、X方向補正領域の判定を行うと、次に、X方向補正領域を検出する(S23)。ステップS21におけるX方向補正領域の判定にあたっては、X方向の色の変化が大の部分を検出するが、被写体の人物の服装と背景の関係によっては、このような色変化の部分を検出することができない場合がある。そこで、ステップS23においては、色変化の部分を判定し、X方向補正領域を検出することができたか否を判定する。
ステップS23における判定の結果、X方向補正領域を検出することができなかった場合には、検出顔長辺サイズをX方向補正領域と判定する(S25)。ここでは、ステップS17またはS19において判定されたX軸方向の下辺ラインと上辺のラインに沿って、中心点からそれぞれ、検出された顔の長辺方向のサイズで決まるY方向のラインを、それぞれ補正領域の左辺と右辺と判定する。これで、上辺、下辺、左辺、右辺からなる補正領域を決めることができる。
ステップS25において、X方向領域を判定すると、またはステップS23における判定の結果、X方向補正領域を検出することができた場合には、次に、第1実施形態と同様に、補正領域に対してアンチエージング補正を行う(S27)。このステップでは、顔画像から推定された顔年齢に基づいて、胴体部位のアンチエージング補正を行う。ここでのアンチエージング補正は、図4に示すフローチャートを用いて説明した補正処理と同様であることから、詳しい説明は省略する。
ステップS27において補正領域に対してアンチエージング補正を施すと、またはステップS11における判定の結果、検出顔がなかった場合には、第1実施形態の場合と同様、表示部8にスルー画表示を行い(S29)、撮影を行うか判定する(S31)。この判定の結果、撮影でなかった場合には、ステップS1に戻り、一方、撮影であった場合には、画像データの記録を行う(S33)。ステップS28においてアンチエージング2補正が施されている場合には、この補正された画像データが記録される。記録が終わると、アンチエージングモードを終了するか否かの判定を行い(S35)、終了しない場合には、ステップS1に戻り、一方、終了の場合には、アンチエージングモード終了処理を行ってから、アンチエージングモードをオフする。
以上、説明したように、本発明の第3実施形態においては、被写体像に顔画像が含まれている場合には(S11Yes)、X方向およびY方向の色の変化から胴体部位付近に補正領域を判定するが(S19、S23Yes)、色の変化に基づいて補正領域を判定することができない場合には、顔のサイズを基準にして補正領域を判定するようにしている(S17、S25)。補正領域を設定すると、顔画像から顔年齢を判定し、この判定された顔年齢に基づいて、胴体部位付近の補正領域に対して痩身処理を施すようにしている。このため、色の変化に基づいて補正領域を設定できない場合であっても、体の部位の大きさに基づいて補正領域を設定することが可能となる。
なお、本実施形態においては、Y方向の色変化を検出することができなかった場合には、顔のサイズを基準に3倍の位置を、またX方向の色変化を検出することができなかった場合には、顔のサイズを基準に1倍の位置をそれぞれ補正領域の範囲としている。しかし、顔のサイズの何倍かは、適宜、設計値として変更してよく、また、顔以外に肩幅等、他の部位を基準にしてもよい。
また、本実施形態においては、第2実施形態において説明したアンチエージング処理2を実行していないが、第3実施形態と同様に、顔等の人体の部位を基準とした位置で臀部に相当する補正領域を判定し、この補正領域に対してアンチエージング処理2を施すようにしても勿論かまわない。
以上説明したように、本発明の各実施形態においては、被写体像の中に顔画像が検出された場合には、顔画像の人物の胴体部位や臀部等の特定部分に対応する補正領域を判定し、この補正領域に対して痩身処理や膨らみを付ける等のアンチエージング画像処理を施すようにしている。このため、若々しく魅力的なボディラインの画像に修正することができる。
なお、本発明の各実施形態においては、特定部位として、胴体部位や臀部を例に挙げて説明したが、これに限らず、二の腕等、他の部位であってもアンチエージング画像処理を適用することができる。また、本発明の各実施形態においては、被写体の年齢は顔画像に基づいて判定したが、これに限らず、腰の曲がり具合等、体型全体や顔以外の部分も考慮して判定するようにしてもよい。
さらに、本発明の各実施形態においては、撮影時のスルー画表示の際に、アンチエージング画像処理を行うようにしていたが、これに限らず、撮影後に記録済みの画像を再生する際に、アンチエージング画像処理を施すようにしてもかまわない。さらに、本発明の各実施形態においては、痩身や膨らみを付けるアンチエージング画像処理を施すにあたって、楕円の式を用いたが、これに限らず、痩身や膨らみを付けることのできる式に置き換えてもよい。
また、本実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・画像処理および制御部、2・・・撮影光学系、3・・・撮像部、4・・・顔検出部、4a・・・部位検出部、5・・・レンズ収差補正・アンチエージング処理部、6・・・圧縮部、7・・・一時記憶メモリ、7a・・・フラッシュROM、9・・・記録部、10・・・操作部、20・・・被写体、20a・・・顔、20b・・・Y軸ライン、20c・・・ライン、20d・・・ライン、20e・・・ライン、31・・・中心点、32・・・右上点、100・・・カメラ

Claims (9)

  1. 取り込んだ画像を表示する表示手段と、
    顔画像と年齢との関係を示す顔年齢情報を記憶する記憶手段と、
    上記表示手段に表示されている画像の顔の位置を検出する顔検出手段と、
    上記記憶手段に記憶されている顔年齢情報に基づいて、上記顔検出手段によって検出された顔画像の顔年齢を判定する判定手段と、
    上記顔検出手段によって検出された顔画像に対応する胴体部分の領域を、補正する領域として特定する補正領域特定手段と、
    上記判定された顔画像の顔年齢に基づいて、上記特定された胴体部分の領域に痩身処理を施すアンチエージング処理手段と、
    上記表示手段に表示されている画像を、上記アンチエージング処理手段によって上記痩身処理が施された画像に変更する表示変更手段と、
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記補正領域特定手段が特定する補正領域は、
    鼻の中心と、眼と眼の中心を通り、上記顔画像を略二分する中心軸をY軸とした際、上記顔画像を有する画像内において、当該Y軸と略垂直な方向の色変化の大きい部分を仮想直線として特定し、当該仮想直線上において色変化の大きい部分を両端部とした一辺と、
    上記仮想直線から上記顔画像へY軸方向に沿って所定距離だけ近づいた長さを有する一辺と、
    からなる長方形状の領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記補正領域特定手段が特定する補正領域は、
    鼻の中心と、眼と眼の中心を通り、上記顔画像を略二分する中心軸をY軸とした際、上記顔画像を有する画像内において、上記Y軸方向に沿って上記顔画像の端部から顔画像のサイズの略3倍の位置で上記Y軸と略直交線を仮想直線として特定し、当該仮想直線上において色変化の大きい部分を両端部とした一辺と、
    上記仮想直線から上記顔画像へY軸方向に沿って所定距離だけ近づいた長さを有する一辺と、
    からなる長方形状の領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 上記アンチエージング処理手段は、上記特定された長方形状の補正領域の中心位置を通り上記Y軸と垂直な方向をX軸とした場合に、中心位置と長方形形状の補正領域の角を結んだ直線が当該X軸となす角度をθ、中心位置と長方形状の補正領域の角とを結んだ直線の長さを1、元画像に修正画像を合わせるための画像調整用係数をM、痩身度を表わす係数をG、YがSINθのとき1になるように設定された係数をK、楕円の形状を決定するための係数をA、B、とした際に、
    X’=(X/A+Y/B)*K*M*COSθ
    K=(1−G)/SINθ*Y+G
    Y’=Y
    を満たすように補正することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
  5. 上記アンチエージング処理手段は、上記特定された長方形状の補正領域の中心位置を通り上記Y軸と垂直な方向をX軸とした場合に、中心位置と長方形形状の補正領域の角を結んだ直線が当該X軸となす角度をθ、中心位置と長方形状の補正領域の角とを結んだ直線の長さを1、元画像に修正画像を合わせるための画像調整用係数をM、痩身度を表わす係数をG、YがSINθのとき1になるように設定された係数をK、楕円の形状を決定するための係数をA、B、楕円の向きを表わす係数をS1(ここでS1=0、またはS1=1),S2(ここでS2=1またはS2=−1)とした際に、
    X’=2*S1+(X/A+Y/B)*K*M*COSθ*S2
    K=(1−G)/SINθ*Y+G
    Y’=Y
    を満たすように補正することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
  6. 上記画像処理装置は、スルー画を表示可能なデジタルカメラであって、上記表示手段は撮像されたスルー画を表示し、上記顔検出手段は当該スルー画として撮像された人物の顔を検出することを特徴とする請求項1乃至5に記載の画像処理装置。
  7. 被写体像を画像データに変換する撮像手段と、
    上記画像データに基づいて、上記被写体像の中の顔画像の位置を検出する顔検出手段と、
    顔画像と年齢との関係を示す顔年齢情報を記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶されている顔年齢情報に基づいて、上記顔検出手段によって検出された上記顔画像の顔年齢を判定する判定手段と、
    上記顔検出手段によって検出された顔画像の人物の特定部分の領域を、補正する領域として特定する補正領域特定手段と、
    上記判定された顔画像の顔年齢に基づいて、上記特定部分の領域にアンチエージング画像処理を施すアンチエージング処理手段と、
    上記アンチエージング処理手段によって上記アンチエージング画像処理が施された画像を表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  8. 被写体像の中の顔画像の位置を検出する顔検出手段と、
    顔画像と年齢との関係を示す顔年齢情報を記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶されている顔年齢情報に基づいて、上記顔検出手段によって検出された上記顔画像の顔年齢を判定する判定手段と、
    上記顔検出手段によって検出された顔画像の人物の特定部分の領域を、補正する領域として特定する補正領域特定手段と、
    上記判定された顔画像の顔年齢に基づいて、上記特定部分の領域にアンチエージング画像処理を施すアンチエージング処理手段と、
    上記アンチエージング処理手段によって上記アンチエージング画像処理が施された画像を表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  9. 被写体像を画像データに変換するステップと、
    上記画像データに基づいて、上記被写体像の中の顔画像の位置を検出するステップと、
    上記検出された顔画像の人物の特定部分の領域を、補正する領域として特定するステップと、
    顔画像と年齢との関係を示す顔年齢情報を記憶する記憶部に記憶されている顔年齢情報を読み出し、上記顔年齢情報に基づいて上記検出された上記顔画像の顔年齢を判定し、上記判定された顔画像の顔年齢に基づいて、上記特定部分の領域にアンチエージング画像処理を施すステップと、
    上記アンチエージング画像処理が施された画像を表示するステップと、
    を具備することを特徴とする画像処理方法。
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