JP2011257441A - プロジェクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置場所や設置条件等の設置状態が異なった場合においても、容易にかつ迅速にプロジェクタ装置のカメラの光軸方向を変更することができるプロジェクタ装置を提供する。
【解決手段】投射方向に映像を投射するプロジェクタ装置において、ミラーの投射方向と逆方向を視野角として撮像するカメラを備える。また、プロジェクタ装置の設置状態を検出する重力センサと、カメラが撮像した映像を画像処理する画像処理部と、プロジェクタ装置を制御するCPUとを備え、CPUは、重力センサが検出する設置状態に対応して、プロジェクタ装置の設置状態が据置き設置状態である場合には、カメラの出力映像の回転角を0°で画像処理部から出力させ、プロジェクタ装置の設置状態が天吊り設置状態である場合には、カメラの出力映像の回転角を180°で画像処理部から出力させるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ会議に使用するプロジェクタ装置に係わり、特に会議の参加者を撮像するカメラを備えたプロジェクタ装置に関する。
従来のテレビ会議システムでは、ネットワーク回線等の通信回線を介して複数の地点間を接続し、各地点に設置された表示装置、カメラ、マイクおよびスピーカによって、遠隔の地点同士の合同会議を開いていた。
特許文献1では、表示装置にプロジェクタ装置を使用し、プロジェクタ装置の投射方向に対して略同一方向を撮像する第1のカメラと、前記投射方向と略直交する方向を撮像する第2のカメラを備え、姿勢検出手段によって前記プロジェクタ装置の設置状態を検出し、検出結果に基づいて、前記第1のカメラおよび前記第2のカメラのいずれかを択一的に選択して撮像する投射型映像表示装置について記載されている。
特開2009−206726号公報
特許文献1では、机上若しくは天吊等の設置場所や設置方向等の設置状態に応じて、第1のカメラまたは第2のカメラのいずれか1つを選択して使用していた。特許文献1では、設置状態に対応するために、プロジェクタ装置にカメラを複数設ける必要があり、コストが高くなり、信頼性が悪い問題があった。
本発明の目的は、上記の問題に鑑み、設置状態が異なっても、1つのカメラで対応可能なプロジェクタ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のプロジェクタ装置は、光源からの光を入力映像信号に基づいて変調し、投射方向に映像を投射するミラーと、周囲を撮像するカメラとを備えたプロジェクタ装置において、前記カメラは、前記ミラーの投射方向と逆方向を視野角として撮像するものである。
また上記発明のプロジェクタ装置において、プロジェクタ装置の設置状態を検出する重力センサと、前記カメラが撮像した映像を画像処理する画像処理部と、プロジェクタ装置を制御するCPUとを備え、前記CPUは、前記重力センサが検出する設置状態に対応して、プロジェクタ装置の設置状態が据置き設置状態である場合には、前記カメラの出力映像の回転角を0°で前記画像処理部から出力させ、プロジェクタ装置の設置状態が天吊り設置状態である場合には、前記カメラの出力映像の回転角を180°で前記画像処理部から出力させるように制御することを特徴とする。
また、上記発明のプロジェクタ装置において、さらに、前記カメラを取付けるカメラ部を備え、前記カメラ部をプロジェクタ装置の筐体上面から、前記ミラーの投射方向と逆方向の視野角が前記カメラによって撮像可能な位置まで回転させるチルト機構を有し、前記重力センサの検出する前記設置状態に応じて、前記チルト機構の制御方法を上下逆に切替えることを特徴とする。
また、上記発明のプロジェクタ装置において、前記カメラが撮像した映像を画像処理する画像処理部と、プロジェクタ装置を制御するCPUとを備え、前記CPUは、前記ミラーが投射する映像の回転角度が0°である場合には、前記カメラの出力映像の回転角を0°で前記画像処理部から出力させ、前記ミラーが投射する映像の回転角度が180°である場合には、前記カメラの出力映像の回転角を180°で前記画像処理部から出力させるように制御するものである。
また、上記発明のプロジェクタ装置において、さらに、前記カメラを取付けるカメラ部を備え、前記カメラ部をプロジェクタ装置の筐体上面から、前記ミラーの投射方向と逆方向の視野角が前記カメラによって撮像可能な位置まで回転させるチルト機構を有し、前記ミラーの回転角度に応じて、前記チルト機構の制御方法を上下逆に切替えることを特徴とする。
また好ましくは、上記発明のプロジェクタ装置において、前記ミラー部と前記カメラ部を一体化したことを特徴とする。
さらに好ましくは、上記発明のプロジェクタ装置において、前記カメラの前記視野角の方向に、リモコンからの赤外線光を受信する受光部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクタ装置の設置状態を設置後に変更する場合に、カメラの角度(光軸方向)の初期調整が容易となる。即ち、プロジェクタ装置の設置場所や設置条件等の設置状態が異なった場合においても、容易にかつ迅速にプロジェクタ装置のカメラの光軸方向を変更することができる。
本発明のプロジェクタ装置の一実施例の外観を説明するための斜視図である。 本発明のプロジェクタ装置の一実施例の構成を示すブロック図である。 本発明のプロジェクタ装置の設置状態の一実施例を説明するための図である。 図3のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。 従来のプロジェクタ装置の設置状態の一例を説明するための図である。 図5のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。 本発明のプロジェクタ装置の設置状態の一実施例を説明するための図である。 図7のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。 本発明のプロジェクタ装置に用いるリモコンの操作パネル面の一部で、上下左右移動ボタン部901の一実施例を示す図である。 本発明のプロジェクタ装置の設置状態の一実施例を説明するための図である。 図10のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。 本発明のプロジェクタ装置の設置状態の一実施例を説明するための図である。 図12のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。 本発明のプロジェクタ装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
以下に本発明の一実施形態を図面等を用いて説明する。なお、以下の説明は、本発明の一実施形態を説明するためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素若しくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であり、これらの実施形態も本願発明の範囲に含まれる。
なお、各図の説明において、同一の機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、重複を避けるため、できるだけ説明を省略する。
図1〜図8によって、本発明の一実施形態を説明する。図1は、本発明のプロジェクタ装置の一実施例の外観を説明するための斜視図である。図2は、本発明のプロジェクタ装置の一実施例の構成を示すブロック図である。図3は、本発明のプロジェクタ装置の設置状態の一実施例を説明するための図である。図4は、図3のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。図5は、従来のプロジェクタ装置の設置状態の一例を説明するための図である。図6は、図5のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。図7は、本発明のプロジェクタ装置の設置状態の一実施例を説明するための図である。図8は、図7のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。
図1において、100はプロジェクタ装置、101は筐体、102はミラー部、103はカメラ部、105はリモコンからの赤外光を受光する受光部、106と107は右側面に取付けられた電源接続用端子、PC接続用端子、通信回線接続用端子、等の外部機器との接続用端子パネル、108は吸気口や排気口が設けられた筐体101の後面、109はカメラ部103に取付けられたカメラ本体、110はカメラ部103に取付けられたスピーカ、104はカメラ本体109のフード、104’はカメラ部103を取付けるためのへこみ部である。なお、マイクは図示しない。
本発明のプロジェクタ装置100において、以降特に明示しない限り、図1の矢印で記載した方向を上下方向、左右方向、前後方向として説明する。
また、ミラー部102は、前方向側に反射面があり、前方向が投射方向である。さらに、カメラ本体109は、後方向にレンズ開口部があり、後方向が撮像方向である。
図1において、筐体101の内部には、ミラー部102を回転するためのチルト機構がある。チルト機構のミラー回転モータは、CPU(後述)の制御に応じて回転し、回転伝達機構を介して、ミラー部102を左右方向の回転軸133を中心として、筐体101の上面部間で矢印122の方向に回転させる。同様に、筐体101の内部には、カメラ部103を回転するためのチルト機構がある。チルト機構のカメラ回転モータは、CPUの制御に応じて回転し、回転伝達機構を介して、カメラ部103を左右方向の回転軸133を中心として、筐体101の上面部間で矢印123の方向に回転させる。また、カメラ部103に取付けられたカメラ109は、カメラ部103と別個に回転可能である。
また、ミラー部102は、筐体101の上面部に開口部を備え、少なくともミラー部102の前面の凸部を収納するための空間を有し、筐体101の上面部で閉じることができる。同様に、カメラ部103も、筐体101の上面部に開口部を備え、少なくともカメラ部103の前面の凸部構成物を収納するための空間を有し、筐体101の上面部で閉じることができる。従って、カメラ部103は、ミラー部102と同様の収納機構により、カメラを装置本体に収納することが可能である。
なお、ミラー部102とカメラ部103を一体化して、ミラー回転モータとカメラチルト機構(回転モータと回転伝達機構)を共通化しても良い。
また好ましくは、カメラ本体109は、レンズ開口部が、カメラ部103外面から内側(後面側から前面側のへこみ部104’)に引っ込んだ状態で取り付けられる。この結果、カメラ部103がフード(若しくは庇)104をかけた状態となり、プロジェクタ装置のレンズ部に横からの光が混入しない。従って、室内等のやや暗い場所で使用されるプロジェクタ装置に使用されるため、より明るい仕様のカメラを使用することができる。
また、リモコンからの赤外光を受光する受光部105は、据置き設置状態の場合には、会議参加者が操作するリモコンからの赤外線光が、プロジェクタ装置100の上面方向に向けて下向きに送信されることが想定される。また、天吊り設置状態の場合には、会議参加者が操作するリモコンからの赤外線光が、プロジェクタ装置100の上面方向に(天井側に下向きに取付けられているため上面が下向きである)上向きに送信されることが想定される。そこで、筐体101の上面でかつ、後面側(カメラの光軸方向側)に設けている。この結果、リモコンからの赤外線を受光し易い。
図2において、200はプロジェクタ装置、201はレンズ部、202は映像信号生成部、203はレンズ部201および映像信号生成部202で構成されるカメラ、204は画像処理部、205は通信回線としてネットワーク回線を介して他のプロジェクタ装置と相互に通信するための伝送インタフェース(伝送I/F)部、206は映像信号復号部、207は表示回路部、208は表示パネル、209は赤外線受光部、210はCPU(Central Processing Unit)、211はキーパッド、212は重力センサ、213は入力画像処理部、214および215はPC(Personal Computer)を接続するための入出力端子である。
入力画像処理部213には、入出力端子213および214を介してPCが接続され、投射する映像が入力される。またPCは、投射する映像を制御する他、プロジェクタ装置200を操作する。
また、赤外線受光部209は、図示しないリモコンからの制御信号を受信して、CPU210に出力し、CPU210は、リモコンからの制御を受ける。
なお、リモコンではなく、入力画像処理回路213に接続されたPCからの制御によって、または、キーパッド211からの操作によってCPU210が制御されても良い。
CPU210は、赤外線受光部209、キーボード211および入力画像処理部213からの制御信号に応答して、内部の図示しないメモリにあらかじめ登録されたプロジェクタ装置のプログラムに従って、プロジェクタ装置200内の各機器を制御する。また、後述するように、重力センサ212のセンサ情報(設置状態)に応じて、画像処理部204を制御し、カメラ203から出力される映像を回転制御する。
同様に、CPU210は、後述するように、重力センサ212のセンサ情報に応じて、画像処理部204を制御し、カメラ203から出力される映像を回転制御する。
さらに、図2の構成では図示していないが、レンズ部201がズーム機能を備え、手動若しくはCPU210の制御を受けてズーム倍率を変更することも可能である。
まず、本発明のカメラの動作について、図2を参照して説明する。カメラ203において、レンズ部201を介して、映像信号生成部202に視野範囲の被写体像を入射する。映像信号生成部202は入射光を電気信号に変換し、所定の映像補正後、映像信号として画像処理部204に出力する。
次に、画像処理部204は、入力画像処理回路213およびCPU210に制御されて、入力された映像信号に、符号化や映像回転処理を含む画像処理を実行して、伝送I/F205および表示回路部207に出力する。
伝送I/F205は、画像処理部204から入力された映像信号をネットワーク回線を介して、遠隔地等の異なる地点に設置された他のプロジェクタ装置に送信する。
表示回路部207は、画像処理部204から入力された映像および映像復号部206から入力された映像を、選択若しくは合成して表示画像を作成し、表示パネル208に出力する。表示パネル208は、表示回路部207から入力された画像を表示する。
なお、スクリーンに投射される映像は、自プロジェクタ装置、ネットワーク回線等の通信回線で接続された他のプロジェクタ装置を問わず、さらに、カメラが撮像した映像を重畳したり、多画面表示するようにしても良いことは自明である。
また、伝送I/F205は、ネットワーク回線を介して、遠隔地等の異なる地点に設置された他のプロジェクタ装置から受信した映像信号を映像復号部206に出力する。
映像復号部206は、伝送I/F205から入力された映像信号を復号して、表示回路部207に出力する。
CPU210は、重力センサ212からの姿勢検出情報(設置状態検出情報)を受け、プロジェクタ装置200の設置状態を判定する。そして、現在、プロジェクタ装置200の設置状態が、(1)据置き設置方式、(2)天吊り設置方式、(3)その他の設置方式のどれであるかを識別する。
なお、(3)その他の設置方式は、例えば、テーブルトップ設置方式である。この設置方式の場合には、会議参加者がテーブル全周にいる場合があり、投射映像の回転方向及びチルト機構の制御方向、並びに、カメラ映像の回転方向及びチルト機構の制御方向については、ケースバイケースである。しかし、あらかじめ設定した条件、例えば、(1)据置き設置方式と同様にする、または(2)天吊り設置方式と同様にする、等に設定しておいても良い。
例えば、(1)の据置き設置方式の場合には、図3に示すように、台301上に据置設置されたプロジェクタ装置200の投射方向302は前面方向であり、壁303のスクリーン304上に投影されている。また、このとき、カメラの撮像方向305は、光軸が投射方向302と逆方向であり、会議参加者306〜311およびテーブル321、その他被写体を正常な上下方向で撮像している。ここで、正常な上下方向とは、図1における矢印で示す上下方向であり、例えば、カメラ203の撮像する映像では、図4が回転角0°、図6が回転角180°である。
図4は、表示回路部207から出力される映像350である。図4に示すように、映像350が、会議参加者306〜311およびテーブル321を、正常な上下方向で表示される。
また、例えば、(2)の天吊り設置方式の場合には、図5に示すように、天井511方向に支柱501を介して設置されたプロジェクタ装置200の投射方向502は前面方向であり、壁303のスクリーン304上に投影されている。また、このとき、カメラの撮像方向505は、光軸が投射方向502と逆方向であり、会議参加者306〜311およびテーブル321、その他被写体を、上記図3とは、上下方向に180°回転して撮像しされる。
図6は、表示回路部207から出力される映像350である。図6に示すように、映像550は、会議参加者306〜311およびテーブル321を、図4とは、上下方向に180°回転して表示される。
図5で示した(2)の天吊り設置方式の場合には、重力センサ212が、プロジェクタ装置200の設置状態が天吊り方式であることを検出した場合に、画像処理部204、表示回路部207等によって、出力映像を180°反転させるように制御することによって解決する。
しかし、ミラーやカメラの光軸を角度調整する場合には、調整方向が逆転する。
カメラ光軸の調整について、図9と図10〜図13を用いて説明する。図9は、本発明のプロジェクタ装置に用いるリモコン(図2または後述の図14参照)の操作パネル面の一部で、上下左右移動ボタン部901の一実施例を示す図である。911は上移動ボタン、912は下移動ボタン、913は左移動ボタン、914は右い移動ボタン、915は決定ボタンである。それらのボタンは、操作者が押すことによって動作し、リモコンから出力されたそれぞれの制御信号で変調された赤外線光を、受光部104が受信することによって、プロジェクタ装置(本体)200が制御される(図2または後述の図14参照)。
なお、ミラーによる投影画像の0°若しくは180°の回転制御も同様である。
図10は、本発明のプロジェクタ装置の設置状態が据置き方式の場合の一実施例を説明するための図である。また図11は、図10のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。図11(a)は、所定の光軸(光軸方向305)でカメラが撮像した映像の出力事例で、図4と同じ映像である。図11(b)は、カメラ部103を回転して上方向(仰角)に調整し、視野方向を上げ、カメラの光軸1005とした場合に、カメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。カメラの視野範囲が、上向きになったため、会議参加者306と309及びテーブル321の下部が映らない映像となっている。なお、図10に示すように、据置き設置方式のプロジェクタ装置の場合には、据置きする台301が全体的に、他の設備や会議参加者より下側に設けられて設置されるため、プロジェクタ装置200の光軸302とカメラの光軸305は上向き(仰角方向)になる。また、スクリーン304と会議参加者の相対的位置から、光軸302と光軸305には、角度の調整が必要となる。
ここで、リモコン操作者が、カメラの視野方向を上に上げる等の角度(チルト角仰角)調整をするためには、図10に示すように、プロジェクタ装置200が据置き設置方式の場合には、リモコンを操作して上移動ボタン911を押すことによって、操作前の光軸305から光軸1005に移動(チルト角を上向きに変更)したことにより、図11(a)に示すように撮像された映像305(図4を再掲)が、図11(b)に示すように撮像され視野範囲が上に移動する。
しかし、図12に示すように、プロジェクタ装置200が天吊り設置方式の場合には、リモコンを操作して上移動ボタン911を押すことによって、カメラの光軸が、操作前のカメラの光軸505から光軸1205に移動する。
図12は、本発明のプロジェクタ装置の設置状態が天吊り方式の場合の一実施例を説明するための図である。また図13は、図12のプロジェクタ装置のカメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。図13(a)は、光軸方向1205でカメラが撮像した映像の出力事例で、図13(b)は、光軸方向1215でカメラが撮像した映像の出力事例である。
図13(a)は、カメラ部103を回転して上方向に調整し、視野方向を上げ、カメラの光軸1005とした場合に、カメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。また、図13(a)は、操作者が、据置き設置方式と同様に、出力映像を見て、上向きにカメラの映像を変更しようとして誤操作した場合の映像出力事例でもある。カメラの視野範囲が、下向きになったため、会議参加者308と311及びテーブル321の上部が映らない映像となっている。
この結果、図13(a)に示すように、カメラが撮像された映像1255が、図13(a)に示すように撮像され視野範囲が下に移動してしまい、操作者の意図した操作と逆になる。
即ち、天吊り設置方式の場合には、カメラの光軸を上方向に移動させるためには、据置き設置方式と逆に、リモコンの下移動ボタン912を押す必要がある。このため、操作者は、設置状態に応じてリモコン操作をする必要があり、操作上混乱する。また、操作ミスが増え、会議等の進行に支障がでる虞がある。なお、図13に示すように、天吊り設置方式のプロジェクタ装置の場合には、天井側に、即ち、他の設備や会議参加者より上側に設けられるため、プロジェクタ装置200の光軸502とカメラの光軸505は下向き(俯角方向)になる。また、スクリーン304と会議参加者の相対的位置から、光軸302と光軸305には、カメラのチルト角度の調整が必要となる。
そこで、本発明では、さらに、重力センサ212が、CPU210は、プロジェクタ装置200が天吊りの設置状態であることを検出した場合には、カメラを移動するためのチルト機構の制御方法を上下逆に切替える。即ち、リモコンからカメラの光軸を上に移動する操作が入力された場合には、カメラの光軸505が、光軸1215に回転するようにチルトモータを制御しチルト角を変更する。
図13(b)は、カメラ部103を回転して上方向にチルト角を調整し、視野方向を上げ、カメラの光軸1005とした場合に、カメラが撮像した映像の出力事例を示す図である。カメラの視野範囲が、上向きになったため、会議参加者306と309及びテーブル321の下部が映らない映像となっている。
即ち、据置き設置方式の場合と同様にリモコンを操作して上移動ボタン911を押すことによって、カメラの光軸が、操作前のカメラの光軸505から光軸1215に移動する。この結果、図13(b)に示すように、撮像され視野範囲を上に移動することができる。
また図2と同様に、図14の構成では図示していないが、レンズ部201がズーム機能を備え、手動若しくはCPU210の制御を受けてズーム倍率を変更することも可能である。
なお、ミラーによる投影画像の0°若しくは180°の回転制御も同様である。好ましくは、ミラーの投影画像とカメラの撮像画像の出力映像の0°若しくは180°の回転制御を連動して制御する。
また、重力センサによらず、投影画像の反転操作に同期して、カメラの撮像映像を0°若しくは180°に切替えるようにし、チルト角の変更方向(上下方向の角度調整)を据置き設置方式や天吊り設置方式によらず、同じ操作で行えるようにしても良い。
次に、本発明の別の実施例について述べる。上記図1〜図14の実施例では、プロジェクタ装置を使い、会議参加者を撮像し、投射映像に重畳若しくは多画面表示し、音声をマイクで取得し、スピーカで音声を出力するテレビ会議等であって、通信回線で複数の地点間を結ぶことが可能なプロジェクタ装置であった。しかし、応用例として、プロジェクタを使用していない場合、例えば、労働時間外、夜間等の設置場所において、カメラのみを起動させておき、監視カメラとして使用し、通信回線を介して、遠隔監視することも可能である。
また例えば、顧客の投射映像を遠隔地点からモニタリングし、修理信号を該当するプロジェクタ装置に配信し、リモート修理、若しくは修理の方法や手順を伝達することも可能である。
この結果、また、図13(b)に示すように、操作者が、据置き設置方式と同様に、出力映像を見て、上向きにカメラの映像を変更しようとしても、誤操作にならない。即ち、上記実施例によれば、プロジェクタ装置の設置状態によらず、同じ操作で、カメラの光軸を同じ方向に移動できる。このため、プロジェクタ装置の設置角度を設置後に変更する場合に、カメラの角度(光軸方向)の初期調整が容易となる。即ち、プロジェクタ装置の設置場所や設置条件が異なった場合においても、容易にかつ迅速にプロジェクタ装置の設置角度を変更することができる。
本発明は、本発明は、投射映像をミラーによってスクリーンに投影表示するプロジェクタ装置全般に適用可能である。
また、特に、プロジェクタ装置とスクリーン間が極めて距離の近い、超短投写光学系のプロジェクタ装置に適用することで、高い効果を得ることができる。
100:プロジェクタ装置、 101:筐体、 102:ミラー部、 103:カメラ部、104:フード、 104’:へこみ部、 105:受光部、 106、107:接続用端子パネル、 108:後面、 109:カメラ本体、 110:マイク、 200:プロジェクタ装置、 201:レンズ部、 202:映像信号生成部、 203:カメラ、 204:画像処理部、 205:伝送I/F部、 206:映像信号復号部、 207:表示回路部、 208:表示パネル、 209:赤外線受光部、 210:CPU、 211:キーパッド、 212:重力センサ、 213:入力画像処理部、 214、215:入出力端子。

Claims (7)

  1. 光源からの光を入力映像信号に基づいて変調し、投射方向に映像を投射するミラーと、周囲を撮像するカメラとを備えたプロジェクタ装置において、
    前記カメラは、前記ミラーの投射方向と逆方向を視野角として撮像することを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 請求項1記載のプロジェクタ装置において、
    プロジェクタ装置の設置状態を検出する重力センサと、
    前記カメラが撮像した映像を画像処理する画像処理部と、
    プロジェクタ装置を制御するCPUとを備え、
    前記CPUは、前記重力センサが検出する設置状態に対応して、プロジェクタ装置の設置状態が据置き設置状態である場合には、前記カメラの出力映像の回転角を0°で前記画像処理部から出力させ、プロジェクタ装置の設置状態が天吊り設置状態である場合には、前記カメラの出力映像の回転角を180°で前記画像処理部から出力させるように制御することを特徴とするプロジェクタ装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のプロジェクタ装置において、さらに、前記カメラを取付けるカメラ部を備え、前記カメラ部をプロジェクタ装置の筐体上面から、前記ミラーの投射方向と逆方向の視野角が前記カメラによって撮像可能な位置まで回転させるチルト機構を有し、前記重力センサの検出する前記設置状態に応じて、前記チルト機構の制御方法を上下逆に切替えることを特徴とするプロジェクタ装置。
  4. 請求項1記載のプロジェクタ装置において、
    前記カメラが撮像した映像を画像処理する画像処理部と、
    プロジェクタ装置を制御するCPUとを備え、
    前記CPUは、前記ミラーが投射する映像の回転角度が0°である場合には、前記カメラの出力映像の回転角を0°で前記画像処理部から出力させ、前記ミラーが投射する映像の回転角度が180°である場合には、前記カメラの出力映像の回転角を180°で前記画像処理部から出力させるように制御することを特徴とするプロジェクタ装置。
  5. 請求項4記載のプロジェクタ装置において、さらに、前記カメラを取付けるカメラ部を備え、前記カメラ部をプロジェクタ装置の筐体上面から、前記ミラーの投射方向と逆方向の視野角が前記カメラによって撮像可能な位置まで回転させるチルト機構を有し、前記ミラーの回転角度に応じて、前記チルト機構の制御方法を上下逆に切替えることを特徴とするプロジェクタ装置。
  6. 請求項3乃至請求項5のいずれか1つに記載のプロジェクタ装置において、前記ミラー部と前記カメラ部を一体化したことを特徴とするプロジェクタ装置。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載のプロジェクタ装置において、前記カメラの前記視野角の方向に、リモコンからの赤外線光を受信する受光部を備えたことを特徴とするプロジェクタ装置。
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