JP2011250223A - ゲートウェイ装置およびゲートウェイ装置におけるパケットバッファ管理方法 - Google Patents

ゲートウェイ装置およびゲートウェイ装置におけるパケットバッファ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コネクション単位のパケット転送の最適化を可能にすることで、スループットを高めた無線ネットワークとコアネットワークに相互接続するゲートウェイ装置を提供する。
【解決手段】ゲートウェイ装置のパケット処理装置において、パケットバッファ管理部が、コネクション単位のパケット転送を一元管理する。コネクション単位のトラフィック状態およびパケットバッファ残量に基づいて、コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズをダイナミックに増減することにより、パケット転送のスループットを向上させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゲートウェイ装置に関する。特に、アプリケーションゲートウェイ装置におけるパケット処理装置のパケットバッファ管理方法に関する。
近年、携帯端末から、ネットワークを介して、動画や音声などのコンテンツを送受信することが盛んに行われている。図2に、ユーザが携帯端末を用いて、コンテンツサーバから、種々のサービスを受ける通信システムの構成例を示す。ここで、携帯端末とコンテンツサーバとの間に、アプリケーションゲートウェイ装置が入り、パケットデータの送受信を中継している。アプリケーションゲートウェイ装置とは、通信を中継するプロキシプログラムを使用することで、セキュリティを確保することを目的とした中継装置である。例えば、社内の端末からインターネット接続する場合、社内の端末は外部と直接接続せず、アプリケーションゲートウェイ装置を中継することにより、セキュリティ的に安全にWebサービスを利用することが可能である。携帯端末とコンテンツサーバとの接続においても、コンテンツ課金処理などの必要性からセキュリティの確保は重要であり、アプリケーションゲートウェイ装置を中継することにより、セキュリティを確保した通信が行われている。
図2に示すように、携帯端末4は、無線ネットワーク3を介して、アプリケーションゲートウェイ装置13と接続される。一方、アプリケーションゲートウェイ装置13は、コアネットワーク14側で有線接続され、コンテンツサーバ2は、コアネットワーク14に接続されている。このような構成は、モバイルコアネットワークと呼ばれている。送受信されるデータには、コンテンツサーバ2から携帯端末4へ向かって送信される下り方向のパケットデータの流れと、携帯端末からコンテンツサーバへ向かって送信される上り方向のパケットデータの流れがあるが、特に、下り方向のパケットデータのスループットが高いことが、求められる。例えば、コンテンツサーバ2のストリームデータは、下り方向のパケットデータとして流れ、アプリケーションゲートウェイ装置13を中継し、無線ネットワーク3を介して、携帯端末4に送信され、携帯端末4において、動画や音声が再生される。
アプリケーションゲートウェイ装置13のパケット処理装置1では、一端、パケットデータをパケットバッファに蓄積した後、処理が行われるが、パケットバッファのサイズは限られているので、コンテンツサーバ2から下り方向のパケットが大量に送られてきた場合、パケット処理装置1のバッファがオーバーフローしてしまう。そこで、受信側で、受信可能なパケットの量をウィンドウサイズとして送信側に知らせ、送信側は、受信可能な量のパケットのみを送るようにすることにより、バッファオーバーフローが起きないようにしている。このような方法を一般に、フロー制御という。
また、アプリケーションゲートウェイ装置13は、複数の携帯端末4との通信を行うため、多くのTCPコネクションが発生するが、従来は、全てのTCPコネクションに対し、コネクション確立から切断まで、固定長の最大ウィンドウサイズを設定し、コネクション接続中は一定のサイズを保ったままウィンドウ制御を行っていた。図7に、パケットバッファのコネクション単位の最大ウィンドウサイズを示す。ここで、最大ウィンドウサイズとは、そのコネクションにおいて最大で使用することが可能なバッファサイズである。
ところで、複数のユーザが、携帯端末で、アプリケーションゲートウェイ装置を中継してコンテンツサーバと送受信する場合、ユーザによって、使用状況は様々である。例えば、あるユーザが、携帯端末で、動画閲覧を行う場合には、そのコネクションのパケット量は非常に多く、バッファサイズが少ないと動画が途切れる虞がある。一方、他のユーザが、データ量の少ないテキストデータのみを受信する場合には、そのコネクションのパケット量は少なく、バッファサイズも小さくて済む。
しかしながら、従来のアプリケーションゲートウェイ装置では、図7に示すように、コネクション毎に、共通のバッファサイズを割り当てていたので、パケット処理装置のスループットを上げようとした場合に、限界があった。
一方、TCPにおける輻輳制御方式の一つに、TCP Vegasという方式がある。これは、ラウンドトリップタイムの増加を輻輳検出に利用して、ネットワークのトラフィック状況に応じて、輻輳ウィンドウサイズを変更して、輻輳を防止するものである。特許文献1において、TCP Vegasの方式を改良し、急激なトラフィックの変化に対して追随できるように、輻輳ウィンドウサイズを変更する方法が開示されている。この方法によれば、トラフィック状況に応じて、輻輳ウィンドウサイズを変更することにより、輻輳がなく、且つ、有効な送受信が可能になる。
特開2005−218069号公報
以下の分析は、本発明により与えられる。
しかしながら、特許文献1の方法では、輻輳ウィンドウサイズをトラフィック状況に応じて変更することにより、輻輳を防止し、有効な送受信が可能にはなるものの、コネクション単位で、最大ウィンドウサイズを制御していないため、複数のコネクションに対して、コネクション毎に、最適なパケットバッファを割り当てることはできず、パケット処理装置のスループットを向上するには限界があった。
ここで、従来のアプリケーションゲートウェイ装置の問題点は、コネクション単位で最大ウィンドウサイズを制御していないため、トラフィック量の多いコネクションに対しパケット転送のスループットを十分に向上させることができず、パケット処理装置のパケット転送処理能力を高めることができないということである。
そこで、本発明の目的は、パケット転送処理能力を高めたパケット処理装置を有するゲートウェイ装置を提供することである。
本発明の第1の側面によるゲートウェイ装置は、端末装置が接続される無線ネットワークと、サーバ装置が接続されるコアネットワークを相互接続するためのゲートウェイ装置であって、前記ゲートウェイ装置は、パケットデータを送受信するパケット処理装置を有し、前記パケット処理装置は、前記パケットデータを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファを一元管理するパケットバッファ管理部を含み、前記パケットバッファ管理部は、コネクション単位のトラフィック状態および前記パケットバッファの残量に基づいて、前記コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減することを特徴とする。
本発明の第2の側面による通信システムは、端末装置と、前記端末装置と接続される無線ネットワークと、前記無線ネットワークと送受信するゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置と接続されるコアネットワークと、前記コアネットワークと接続されるサーバ装置とを含み、前記ゲートウェイ装置は、パケットデータを送受信するパケット処理装置を有し、前記パケット処理装置は、前記パケットデータを蓄積しておくパケットバッファと、コネクション単位のトラフィック状態および前記パケットバッファの残量に基づいて、前記コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減するパケットバッファ管理部を有することを特徴とする。
本発明の第3の側面によるパケット処理装置におけるパケットバッファ管理方法は、コネクション単位のトラフィック量を取得するステップと、前記パケットバッファの残量および前記コネクション単位のトラフィック量に基づいて、コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の効果は、パケット転送処理能力を高めたゲートウェイ装置を提供することができることである。その理由は、ゲートウェイ装置におけるパケットバッファ管理部で、コネクション単位のトラフィック状態、パケットバッファの残量に基づいて、コネクション単位の最大ウィンドウサイズをダイナミックに制御することで、トラフィック量の多いコネクションに対し、パケット転送のスループットを上げることができ、パケット処理装置あたりのパケット転送の処理能力を増やすことができるためである。
第2の効果は、端末装置と接続される無線ネットワークと、コアネットワークと接続されるサーバと、両者を中継するゲートウェイ装置とから構成される通信システムにおいて、パケットデータの転送処理能力を高めた通信システムを提供することができるということである。その理由は、ゲートウェイ装置におけるパケットバッファ管理部で、コネクション単位のトラフィック状態、パケットバッファの残量に基づいて、コネクション単位の最大ウィンドウサイズをダイナミックに制御することで、トラフィック量の多いコネクションに対し、パケット転送のスループットを上げることができ、パケット処理装置あたりのパケット転送の処理能力を増やすことができるためである。
第3の効果は、パケット転送処理能力を高めたパケット処理装置におけるパケットバッファの管理方法を提供することができるということである。その理由は、パケット処理装置において、コネクション単位のトラフィック状態、パケットバッファの残量に基づいて、コネクション単位の最大ウィンドウサイズをダイナミックに制御することで、トラフィック量の多いコネクションに対し、パケット転送のスループットを上げるように、パケットバッファの管理を行うことにより、パケット転送の処理能力を増やすことができるためである。
本発明の第1の実施形態のパケット処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明のモバイルコアネットワークの構成装置を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態のパケットバッファ管理方法の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1を説明するためのパケットバッファを表す図である。 本発明の実施例1を説明するためのコネクション管理テーブルを表す図である。 本発明の実施例1を説明するためのトラフィックテーブルを表す図である。 従来のパケットバッファを表す図である。 本発明の実施例1の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1を説明するための図である。 本発明の実施例1を説明するための図である。 本発明の実施例1を説明するための図である。 本発明の実施例1を説明するための図である。
本発明の実施形態について、必要に応じて図面を参照して説明する。なお、実施形態の説明において引用する図面及び図面の符号は実施形態の一例として示すものであり、それにより本発明による実施形態のバリエーションを制限するものではない。
本発明の第1の側面によるゲートウェイ装置は、図1、図2に示すように、端末装置が接続される無線ネットワーク3と、サーバ装置が接続されるコアネットワーク14を相互接続するためのゲートウェイ装置であって、ゲートウェイ装置は、パケットデータを送受信するパケット処理装置1を有し、パケット処理装置1は、パケットデータを蓄積するパケットバッファ6と、パケットバッファ6を一元管理するパケットバッファ管理部9を含み、パケットバッファ管理部9は、コネクション単位のトラフィック状態およびパケットバッファの残量10に基づいて、コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減することを特徴とする。
本発明の第2の側面による通信システムは、図1、図2に示すように、端末装置と、端末装置と接続される無線ネットワーク3と、無線ネットワーク3と送受信するゲートウェイ装置と、ゲートウェイ装置と接続されるコアネットワーク14と、コアネットワーク14と接続されるサーバ装置とを含み、ゲートウェイ装置は、パケットデータを送受信するパケット処理装置1を有し、パケット処理装置1は、パケットデータを蓄積しておくパケットバッファ6と、コネクション単位のトラフィック状態およびパケットバッファの残量10に基づいて、コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減するパケットバッファ管理部9を有することを特徴とする。
本発明の第3の側面によるパケット処理装置1におけるパケットバッファ管理方法は、図3に示すように、コネクション単位のトラフィック量を取得するステップS1と、パケットバッファの残量10およびコネクション単位のトラフィック量に基づいて、コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減するステップS2と、を含むことを特徴とする。
以下、実施例について、図面を参照して詳しく説明する。
[実施例1の構成]
図2は、本発明の実施例1における通信システムのブロック図である。図2において、モバイルコアネットワークの構成装置であるアプリケーションゲートウェイ装置13が示されている。図2において、アプリケーションゲートウェイ装置13は、パケット処理装置1と呼処理装置5で構成される。パケット処理装置1はユーザプレーン処理を行う。また、呼処理装置5は制御プレーン処理を行う。アプリケーションゲートウェイ装置13は有線インタフェースを具備し、対向装置(例えば、コンテンツサーバ2)と接続される。また、アプリケーションゲートウェイ装置13は無線ネットワーク3との接続を制御し、対向装置(例えば、携帯端末4)と接続される。アプリケーションゲートウェイ装置13は、コンテンツサーバ2と携帯端末4間のパケットデータの転送を行う。コンテンツサーバ2から送信される下り方向のTCPパケットを受信し、携帯端末4へ転送し、携帯端末4から送信される上り方向のTCPパケットを受信し、コンテンツサーバ2へ転送する。
図1を参照すると、図2に示すアプリケーションゲートウェイ装置13におけるパケット処理装置1の詳細な構成が示されている。図1において、パケット転送部7はコンテンツサーバ2から下り方向のTCPパケットを順次転送する。パケットバッファ管理部9はパケット処理装置1におけるパケットバッファの残量10、接続している全てのTCPコネクションの最大ウィンドウサイズと広告ウィンドウサイズをコネクション管理テーブル11により一元管理する。パケットバッファ管理部9はパケット処理装置1におけるトラフィックを監視し、通過する全てのTCPコネクションに対する送受信パケットデータの統計データをトラフィック情報として収集し、トラフィックテーブル12により一元管理する。また、アプリケーションレイヤ処理部8はパケット転送部7と通信し、パケットデータのアプリケーションレイヤのプロトコル処理を行う。
以上、詳細に実施例の構成を述べたが、図2の呼処理装置5は、広く知られており、また本発明と直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
[実施例1の動作]
まず、図1のパケット処理装置の動作を説明する前に、TCPパケットの送受信におけるフロー制御について、以下に説明する。TCPの基本は、図9に示すように「TCPパケットを1つ送信し、ACKパケットを1つ受け取る」を繰り返すことである。この方法は、通信の信頼性は高いが、送信側は1つTCPパケットを送るたびに、ACKが帰ってくるのを待たねばならず、通信効率が悪い。そこで、TCPでは、通信効率を上げるために、図10に示すように、送信側は、TCPパケットをある数だけ連続して送り、受信側はまとめてACKを返すという方法が行われている。但し、受信側では、パケットバッファに空きがないと、まとめて送られてきたTCPパケットを受信することができず、バッファオーバーフローが発生してしまう。
そこで、受信側が一度に連続して受信可能なデータサイズを、送信に知らせることで、送信側は一度に送るパケットの量を、受信側から知らされた量までに制限している。この受信側が一度に連続して受信可能なデータサイズのことを広告ウィンドウサイズという。TCPでは、図11に示すように、スリーウェイハンドシェイクにより、コネクション確立を行うが、受信側はSYN+ACKを送信側に返すときに、TCPヘッダのウィンドウサイズ領域に、広告ウィンドウサイズを書き込んで、送信側に送ることで、送信側に広告ウィンドウサイズを知らせている。
上述のTCPの基本的なフロー制御に基づいて、実施例1のパケット処理装置1においけるTCPコネクション確立時の動作について説明する。下り方向のパケットデータの流れにおいて、アプリケーションゲートウェイ装置13は、コンテンツサーバ2からパケットデータ受信する。受信側では、受信したパケットデータをパケットバッファ6に蓄積する。コネクション接続が1つの場合、受信側の広告ウィンドウサイズは、パケットバッファの残量10とすればよく、TCPコネクション確立時に、受信側が、SYN+ACKを送信側に返すときに、TCPヘッダのウィンドウサイズ領域に、パケットバッファの残量10を書き込んで、送信側に知らせればよい。また、コネクションの途中で、パケットバッファの残量10が少なくなった場合には、追随して、広告ウィンドウサイズを小さくし、送信側に更新した広告ウィンドウサイズを知らせればよい。
一方、n個のTCPコネクション接続がなされている場合には、式(1)に示すように、全てのコネクションの広告ウィンドウサイズの総和が、パケットバッファの残量10以下になるようにする。
Figure 2011250223
図4に、n個のコネクション接続がある場合のパケットバッファ6の状態を示す。ここで、n個のコネクションの広告ウィンドウサイズの合計が、パケットバッファの残量10より小さくなるように、パケットバッファ管理部9が一元管理する。
もし、パケットバッファの残量10が少なくなり、全コネクションの広告ウィンドウサイズの合計より小さくなってしまった場合は、パケットバッファ管理部9は、コネクション単位の広告ウィンドウサイズを減少する対応を行い、バッファオーバーフローが生じないようにする。
また、もし、パケットバッファの残量10が、0になった場合は、パケットバッファ管理部9は、全てのコネクションの広告ウィンドウサイズを0にして、送信側に知らせ、パケットバッファの送信を待ってもらうと共に、新規のTCPコネクションの生成を禁止する。そして、ある時間の経過後に、パケットバッファの残量10が増加してきたところで、それに応じて、広告ウィンドウを増やしていき、パケットデータの送信、あるいは新規コネクションの生成を再開する。
また、コネクション確立時には、各コネクションが、使用可能なパケットバッファの上限値である最大ウィンドウサイズを設定する。コネクション確立時に、送信側からのデータ量が多いと判断される場合には、パケットバッファ管理部9は、最大ウィンドウサイズを大きな値に設定し、一方、データ量が少ないと判断される場合には、小さな値に設定する。例えば、動画閲覧を含むコネクションの場合には、最大ウィンドウサイズを大きな値に設定し、データ量の少ないテキストデータの受信のみのコネクションの場合には、最大ウィンドウサイズを小さな値に設定する。
パケットバッファ管理部9は、前述のコネクション単位の最大ウィンドウサイズと広告ウィンドウサイズの関係が、以下の式(2)の条件を満たすようにしなければならない。

広告ウィンドウサイズ≦最大ウィンドウサイズ 式(2)

このようにして、パケットバッファ管理部9が決定したコネクション確立時の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズは、パケットバッファ管理部9のコネクション管理テーブル11に保存される。また、コネクション確立後に、最大ウィンドウサイズまたは広告ウィンドウサイズが変更される度に、コネクション管理テーブル11は更新される。また、パケットバッファの残量10も、コネクション管理テーブル11に同時に保存される。
また、コネクション単位のメモリ管理は、あるコネクションに、最大ウィンドウサイズが設定された場合、パケットバッファ9のメモリマップ上に最大ウィンドウサイズの領域を固定で割り当てるのではなく、使用するメモリサイズをパケットバッファサイズに占める一部として管理する。それにより、コネクション途中において最大ウィンドウサイズを動的に増減することが可能になる。
次に、コネクション確立後に、コンテンツサーバ2よりアプリケーションゲートウェイ装置13に対し、下り方向のデータが流れている場合について、それらの動作を説明する。
パケットバッファ6はパケット処理装置1を通過する全てのTCPコネクションのパケットデータが単一のバッファプールに蓄積される。パケットバッファの残量10はパケット転送部7からのパケットデータの受信またはアプリケーションレイヤ処理部8へのパケットデータの送信によって、増減し、算出される。算出されたパケットバッファの残量10はパケットバッファ管理部9のコネクション管理テーブル11に設定される。パケット処理装置1にてコンテンツサーバ2から下り方向のTCPパケットを受信すると、パケット転送部7は広告ウィンドウサイズ以内のパケットデータを受信し、パケットバッファ6にパケットデータを書き込む。書き込まれたパケットデータはパケットバッファ6を使用するため、パケットバッファの残量10は減算される。書き込まれたパケットデータはソケット経由でアプリケーションレイヤ処理部8へ送信される。パケットデータがパケットバッファ6からアプリケーションレイヤ処理部8に送信された段階で、パケットバッファの残量10は増加する。アプリケーションレイヤ処理部8では、例えば、キャリアで必要なコンテンツ課金処理のため、加入者を識別する番号(端末ID)の付加/削除や、コンテンツの内容に応じた金額の付与/削除などを行っている。アプリケーションレイヤ処理部8での処理が終わった後、処理済みのデータを受けてパケットデータとし、パケットバッファ6に入れる。この段階で、パケットバッファの残量は減少する。次に、このパケットバッファは、アプリケーションゲートウェイ装置13と携帯端末4で確立されたコネクションにより、無線ネットワーク3を介し、携帯端末4に送信される。
パケットバッファ管理部9はコネクション管理テーブル11により、全てのTCPコネクションのパケットバッファの使用を一元管理する。パケットバッファ管理部9はパケット転送部7と双方向の制御インタフェースで通信を行い、接続する全てのTCPコネクションに対する最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズをコネクション管理テーブル11に設定する。図5にパケットバッファ管理部9で管理するコネクション管理テーブル11の一例を示す。
パケットバッファ管理部9はパケット処理装置1のトラフィック情報を基に、パケット処理装置1の負荷状況を管理するトラフィックテーブル12を作成し、一元管理する。作成されたトラフィックテーブル12はパケット処理装置1のメモリに登録する。パケットバッファ管理部9はパケット転送部7と双方向の制御インタフェースで通信を行い、通過する全てのTCPコネクションに対する送受信パケットデータのパケット長、パケット数、通信データ量を統計データとして、制御インタフェース経由でパケットバッファ管理部9に定期的(例えば、1秒ごと)に送信する。図6にパケットバッファ管理部9で管理するトラフィックテーブル12の一例を示す。パケットバッファ管理部9はパケット処理装置1におけるトラフィックを監視し、統計データを収集し、トラフィックテーブル12を作成する。
次に、コネクション確立後の最大ウィンドウサイズと広告ウィンドウサイズの増減に関し、図8のフローチャートを参照し説明する。まず、パケット処理装置1にてパケットデータを受信すると、パケット転送部から制御インタフェース経由でパケットバッファ管理部9へアクセスし、図8のステップS11のトラフィックテーブル12の読み出しと、全トラフィック量の算出を行う。次に、ステップ12で、全トラフィック量を所定の値T1と比較する。参照したトラフィックテーブル12の統計データをもとに、パケット処理装置1における全トラフィック量が所定の値T1よりも少ないと判断すると、ステップS13で、トラフィックテーブル12を基にトラフィックの多いコネクションに対し、優先的に、設定している最大ウィンドウサイズを増加する。ここで、トラフィックは、コンテンツサーバとアプリケーションゲートウェイ間の伝送帯域をフルに使用したときを100%とし、それに対する現状の使用比率で計算する。例えば、トラフィックが30%以下の場合、トラフィックが少ないと判断する。
また、ステップS13における最大ウィンドウサイズの増加量の算出方法は、例えば、全コネクションの最大ウィンドウサイズの合計が、パケットバッファサイズを超えない範囲で、全体として増加する全増加量を決定し、その後、図12に示すテーブルにより規定されるトラフィックに応じた増分比率を得て、その増分比率に基づいて、最大ウィンドウサイズの全増加量を各コネクションに対し配分することにより、各コネクションの最大ウィンドウサイズの増加量を得る。そうすることにより、トラフィックの多いコネクションに対して優先的に最大ウィンドウサイズを増加させることができるので、効率的にパケット処理装置1のパケット転送処理能力を向上させることができる。そして、現在の最大ウィンドウサイズを増加量だけ増加して、新たな最大ウィンドウサイズとして設定し、コネクション管理テーブル11における最大ウィンドウサイズを更新する。
一方、ステップS12における比較において、全トラフィック量が、所定の値T1より小さくない場合には、ステップS14において、各コネクションにおける最大ウィンドウサイズをコネクション確立時に設定した最大ウィンドウサイズに戻し、コネクション管理テーブル11における最大ウィンドウサイズを更新し、上記動作を繰り返す。ここで、図5に示すように、コネクション確立時の最大ウィンドウサイズは、更新されていく最大ウィンドウサイズとは別に、コネクション管理テーブル11に記憶しておき、そこから読み出して参照する。
次に、ステップS15およびS16で、コネクション管理テーブル11を参照し、パケットデータのセグメント受信時点での接続している全てのTCPコネクションで設定されている広告ウィンドウサイズの総和とパケットバッファの残量10と比較する。具体的には、ステップS15に示すように、パケットバッファの残量10から広告ウィンドウの総和を引いた値evalを算出し、evalが、0〜εの間にある場合は、広告ウィンドウサイズの総和が適正であると判断する。εは、正の数で、広告ウィンドウサイズの総和をパケットバッファの残量に近づける際の許容値である。また、evalがεより大きい場合には、広告ウィンドウサイズの総和を増やすと判断し、ステップS17で、広告ウィンドウサイズを増加する。ここで、コネクション毎の広告ウィンドウサイズの増加は、ステップS13と同様に、図12のトラフィック量に対する増分比率を用いて、トラフィックの多いコネクションに対して、優先的に広告ウィンドウサイズを増加することが望ましい。また、evalが、0より小さい場合には、式(1)の条件が満たされておらず、バッファオーバーフローが発生する虞があるため、ステップS18で、コネクション毎の広告ウィンドウサイズを減少する。ステップS16、S17、S18の後、ステップS19でタイマ処理により、一定時間おいた後、ステップS11に戻って、処理を繰り返す。
ここで、ステップS13、S14、S17、S18において、最大ウィンドウサイズ、または、広告ウィンドウサイズを変更した場合には、コネクション管理テーブルを更新する。また、同時にパケットバッファの残量10もコネクション管理テーブルに保存する。
以上のように、ステップS11〜S19の上記動作を繰り返し、パケットバッファの残量10とコネクション管理テーブル11とトラフィックテーブル12を一元管理し、パケット処理装置1におけるトラフィックを監視し、TCPコネクションごとの最大ウィンドウサイズをダイナミックに制御すると共に、広告ウィンドウサイズをパケットバッファの残量との関係から最適な量になるように調整する。
図8のフローチャートにおいて、全トラフィック量が所定の値T1より小さいときのみ、最大ウィンドウサイズの増加、あるいは、広告ウィンドウサイズの増減を行っているが、例えば、ステップS12、S14を削除し、常に、ステップS13を実行させるようにしてもよい。また、ステップS13を、増加処理だけでなく、コンテンツ単位のトラフィック量に基づいて、増加、または、減少するようにしてもよい。その他、トラフィック量に応じて、最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減する様々なバリエーションの構成が可能である。
以上のように、本発明によれば、例えば、トラフィックの少ない時間帯に、一時的に、大量のパケットデータ通信を必要とするコネクションに対して、コネクション確立時にTCPコネクション単位で設定した最大ウィンドウサイズを優先的に拡張することができ、パケット処理装置を通過するトラフィックモデルの変動に応じて、パケット処理装置あたりのパケット転送のスループットを増やすことができ、パケット処理装置のパケット処理能力を最大化することができる。
また、通信するパケットデータの量に応じて、ユーザのコネクションのパケット転送のスループットを増やすことができ、携帯端末を利用するユーザに対して、最適なスループットを確保した通信を提供することができる。
また、パケット処理装置としてパケットバッファに割り当てていたメモリの使用量を少なくすることができ、パケット処理装置を小型化することができる。
本発明は、複数のTCPコネクションに対してパケット転送を最適化するネットワーク伝送に広く適用できる。具体的には、ネットワーク接続された複数の携帯端末におけるデータ通信などに有用である。
なお、本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1 パケット処理装置
2 コンテンツサーバ
3 無線ネットワーク
4 携帯端末
5 呼処理装置
6 パケットバッファ
7 パケット転送部
8 アプリケーションレイヤ処理部
9 パケットバッファ管理部
10 パケットバッファの残量
11 コネクション管理テーブル
12 トラフィックテーブル
13 アプリケーションゲートウェイ装置
14 コアネットワーク

Claims (10)

  1. 端末装置が接続される無線ネットワークと、サーバ装置が接続されるコアネットワークを相互接続するためのゲートウェイ装置であって、
    前記ゲートウェイ装置は、パケットデータを送受信するパケット処理装置を有し、
    前記パケット処理装置は、前記パケットデータを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファを一元管理するパケットバッファ管理部を含み、
    前記パケットバッファ管理部は、コネクション単位のトラフィック状態および前記パケットバッファの残量に基づいて、前記コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減することを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記コネクション単位のトラフィック量の合計である全トラフィック量が、所定の値よりも少ない場合に、前記パケットバッファ管理部は、コネクション単位の最大ウィンドウサイズを増加し、
    さらに、前記パケットバッファの残量が、前記広告ウィンドウサイズの総和より大きい場合には、前記パケットバッファ管理部は、前記コネクション単位の広告ウィンドウサイズを増加し、
    前記パケットバッファの残量が、前記広告ウィンドウサイズの総和より小さい場合には、前記パケットバッファ管理部が、前記広告ウィンドウサイズを減少することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記コネクション単位の最大ウィンドウサイズ、または、広告ウィンドウサイズを増加する場合、前記コネクション単位のトラフィック量の多いコネクションに対して、優先的に増加させることを特徴とする請求項1または2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記パケットバッファ管理部において、前記最大ウィンドウ、前記広告ウィンドウを、コネクション管理テーブルで管理し、
    前記トラフィック量を、トラフィックテーブルで管理することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。
  5. 端末装置と、
    前記端末装置と接続される無線ネットワークと、
    前記無線ネットワークと送受信するゲートウェイ装置と、
    前記ゲートウェイ装置と接続されるコアネットワークと、
    前記コアネットワークと接続されるサーバ装置とを含み、
    前記ゲートウェイ装置は、パケットデータを送受信するパケット処理装置を有し、
    前記パケット処理装置は、前記パケットデータを蓄積しておくパケットバッファと、
    コネクション単位のトラフィック状態および前記パケットバッファの残量に基づいて、前記コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減するパケットバッファ管理部を有することを特徴とする通信システム。
  6. 前記コネクション単位のトラフィック量の合計である全トラフィック量が、所定の値よりも少ない場合に、
    前記パケットバッファ管理部は、コネクション単位の最大ウィンドウサイズを増加し、
    さらに、前記パケットバッファの残量が、前記広告ウィンドウサイズの総和より大きい場合には、前記パケットバッファ管理部が、前記コネクション単位の広告ウィンドウサイズを増加し、
    前記パケットバッファの残量が、前記広告ウィンドウサイズの総和より小さい場合には、前記パケットバッファ管理部が、前記広告ウィンドウサイズを減少することを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. 前記コネクション単位の最大ウィンドウサイズ、または、広告ウィンドウサイズを増加する場合、前記コネクション単位のトラフィック量の多いコネクションに対して、優先的に増加させることを特徴とする請求項5または6に記載の通信システム。
  8. コネクション単位のトラフィック量を取得するステップと、
    前記パケットバッファの残量および前記コネクション単位のトラフィック量に基づいて、コネクション単位の最大ウィンドウサイズおよび広告ウィンドウサイズを増減するステップと、を含むことを特徴とするパケット処理装置におけるパケットバッファ管理方法。
  9. 前記コネクション単位のトラフィック量の合計である全トラフィック量を所定の値と比較する第1の比較ステップと、
    前記第1の比較ステップにおいて、全トラフィック量が所定の値より小さい場合に、最大ウィンドウサイズを増加するステップと、
    前記パケットバッファ残量と、前記コネクション単位の広告ウィンドウサイズの総和を比較する第2の比較ステップと、
    前記第2の比較ステップにおいて、前記パケットバッファ残量が、前記コネクション単位の広告ウィンドウサイズの総和より大きい場合に、広告ウィンドウサイズを増加するステップと、
    前記第2の比較ステップにおいて、前記パケットバッファ残量が、前記コネクション単位の広告ウィンドウサイズの総和より小さい場合に、広告ウィンドウサイズを減少するステップと、を含むことを特徴とする請求項8に記載のパケット処理装置におけるパケットバッファ管理方法。
  10. 前記コネクション単位の最大ウィンドウサイズ、または、広告ウィンドウサイズを増加する場合、前記コネクション単位のトラフィック量の多いコネクションに対して、優先的に増加させることを特徴とする請求項8または9に記載のパケット処理装置におけるパケットバッファ管理方法。
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