JP2011245275A - ハンドヘルド式x線画像観察システム及び方法 - Google Patents

ハンドヘルド式x線画像観察システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】技師に対する情報の可用性を改善しかつ制御コンソールの近くに繰り返し行くことなくX線システムを制御するための対話型インタフェースを提供できるハンドスイッチ機構を提供すること。
【解決手段】一実施形態によるX線システム(10)はハンドヘルド式X線インタフェースデバイス(38)を含む。このハンドヘルド式X線インタフェースデバイス(38)は、撮像システム(12)と通信するためのワイヤレスインタフェース(124)と、患者データ(184)を表示すると共にユーザ入力を受け取るように構成されたユーザ観察可能スクリーン(46)と、を含む。別の実施形態では、ハンドヘルド式X線インタフェースデバイス(38)上で患者データ(184)を観察するための方法を提供する。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示した主題はX線撮像システムに関し、またさらに詳細にはハンドヘルド式インタフェーススイッチを用いたX線撮像システムに関する。
X線システムは病院などの医療環境で広範に利用されている。典型的には、放射線に対する被ばくを避けるまたは低減するために可能であればX線技師は、曝射箇所から離れたところ、また多くの場合に遮蔽バリアの後ろ側の位置にくる。多くの場合にX線システムはコードに対して取り付けられた曝射スイッチまたはハンドスイッチを含んでおり、これによりX線システムの制御コンソールと信号連絡しかつこれにより技師によるある距離(検査室の外部のこともある)からの(例えば、ハンドスイッチ上のボタンを押下することによる)曝射を可能にしている。
米国特許第7483516号
技師が物理的にX線システムのごく近傍にいないときは、技師がX線システムのステータスを知ることやこれらとやり取りすることは困難なことがある。さらに技師は、撮像データを解析して患者が適正に位置決めされていたか否かを判定するために各曝射ごとにコンソールまで戻らなければならない。例えば、技師がX線システムに対する調整、患者の再位置決め、あるいは撮像セッションに関連するデータや指示の照会を行いたい場合にはその都度、技師はX線システムの近くに行き必要な調整を行ったり所望の線源を調べた後、元の安全な位置まで戻って曝射を実施しなければならない。したがって、これらの困難を克服すると共に技師に対する情報の可用性を改善しかつ制御コンソールの近くに繰り返し行くことなくX線システムを制御するための対話型インタフェースを技師に提供できるようなハンドスイッチ機構が必要とされている。
一実施形態によるX線システムは撮像システムを含む。本撮像システムは、X線放射源と、X線画像レセプタと、該X線放射源を制御するための制御回路と、ワイヤレスインタフェースと、を含む。このX線システムはさらに、撮像システムとワイヤレス式に通信するように構成されたハンドヘルド式インタフェースデバイスを含んでおり、該ハンドヘルド式インタフェースデバイスはユーザ観察可能なスクリーンを含むと共に該スクリーン上に患者データを表示するように構成されている。
別の実施形態によるX線システムはハンドヘルド式X線インタフェースデバイスを含む。このハンドヘルド式X線インタフェースデバイスは撮像システムと通信するためのワイヤレスインタフェースと、患者データを表示すると共にユーザ入力を受け取るように構成されたユーザ観察可能なスクリーンと、を含む。
また別の実施形態によるハンドヘルド式X線インタフェースデバイス上で患者データを観察するための方法は、X線放射源、X線画像レセプタ、該X線放射源を制御するための制御回路及び第1のワイヤレスインタフェースを含む撮像システムと、撮像システムとワイヤレス式に通信するための第2のワイヤレスインタフェース及び患者データを表示すると共にユーザ入力を受け取るように構成されたユーザ観察可能なスクリーンを含んだハンドヘルド式インタフェースデバイスと、の間にワイヤレス通信を確立するステップを含む。本方法はさらに、撮像システムあるいは病院や放射線科の情報システムから患者データを受け取るステップを含む。本方法はまたさらに、ユーザ観察可能スクリーン上に患者データを表示するステップを含む。
本発明に関するこれらの特徴、態様及び利点、並びにその他の特徴、態様及び利点については、同じ参照符号が図面全体を通じて同じ部分を表している添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによってより理解が深まるであろう。
本技法の態様に従った装備による固定式X線システムの斜視図である。 本技法の態様に従った装備による移動式X線システムの斜視図である。 図1及び2のX線システムの全体概要図である。 図1及び2のハンドヘルド式インタフェースデバイスの斜視図である。 図1及び2の別のハンドヘルド式インタフェースデバイスの斜視図である。 図4のハンドヘルド式インタフェースデバイスの全体概要図である。 図5のハンドヘルド式インタフェースデバイスの全体概要図である。 本技法の態様によるハンドヘルド式インタフェースデバイスが受け取るシステム動作データの全体概要図である。 本技法の態様によるユーザ入力並びにハンドヘルド式インタフェースデバイスにより受信及び送信されるユーザ入力コマンドの全体概要図である。 本技法の態様による撮像システムとハンドヘルド式インタフェースデバイスが互いから所望の距離外にある状況を表した斜視図である。 本技法の態様に従って撮像システムがハンドヘルド式インタフェースデバイスを追跡している状況を表した斜視図である。 本技法の態様に従ってハンドヘルド式インタフェースデバイスにより撮像システムのX線源を動かしている状況を表した斜視図である。 本技法の態様に従ってハンドヘルド式インタフェースデバイスに応答して撮像システムが撮像シーケンスを実施している状況を表した斜視図である。 本技法の態様に従ってハンドヘルド式インタフェースデバイスを用いて様々な曝射パラメータを決定している状況を表した斜視図である。 本技法の態様に従ったX線源と画像レセプタの間の直交性の決定に関する斜視図である。 本技法の態様に従ってハンドヘルド式インタフェースデバイス上に様々な患者データを表示させている状況を表した斜視図である。 本技法の態様に従ってハンドヘルド式インタフェースデバイスを用いて所望の撮像部位を選択している状況を表した斜視図である。 本技法の態様に従ってハンドヘルド式インタフェースデバイスを動作させるための一方法の流れ図である。 本技法の態様に従ってハンドヘルド式インタフェースデバイスを動作させるための別の方法の流れ図である。 本技法の態様に従ってハンドヘルド式インタフェースデバイス上で患者データを観察するための一方法の流れ図である。 本技法の態様に従ってハンドヘルド式インタフェースデバイスの箇所をトラッキングするための一方法の流れ図である。
図1の全体を見ると、その全体を参照番号10で示したX線システムを表している。図示した実施形態においてX線システム10は、ディジタル式またはアナログ式のX線システムとすることができる。X線システム10は、本技法に従った原画像すなわち画像データの収集と(ディジタルX線システム内に)表示するための該画像データに対する処理の両方を行うように設計されている。
図1に示した実施形態では、X線システム10は撮像システム12を含む。撮像システム12は、X線管などの放射線源16及びコリメータ18を患者20及び画像レセプタ22を基準にして位置決めするためのオーバーヘッド管球支持アーム14を含む。アナログX線システム10ではその画像レセプタ22は、放射線写真フィルム/カセッテ、蛍光スクリーン/コンピュータ式ラジオグラフィカセッテ、あるいは別のデバイスを含むことがある。ディジタルX線システムでは、画像レセプタ22はディジタル式X線検出器を含むことがある。撮像システム12はさらに、放射線源16及びコリメータ18の位置決めを容易にするように支援するためのカメラ24を含むことがある。さらに、一実施形態ではその撮像システム12は、画像収集を容易にするために患者テーブル26と壁面スタンド28のうちの一方または両方と協働して使用されることがある。具体的には、画像レセプタ22を受け容れるようにそのテーブル26及び壁面スタンド28を構成させることがある。例えば、画像レセプタ22をテーブル26の上側、下側または中間の表面に配置させることがあり、また患者20(より具体的には、患者20の関心対象解剖部位)を画像レセプタ22と放射線源16の間のテーブル26上に位置決めすることがある。さらに壁面スタンド28は同じく画像レセプタ22を受け容れるように適応させた受け容れ構造30を含むことがあり、また患者20は画像レセプタ22を介した画像または画像データの収集を可能にするために壁面スタンド28に隣接して位置決めされることがある。受け容れ構造30は壁面スタンド28に沿って垂直に移動させることができる。
さらに図1に示したように、撮像システム12はワークステーション32及びディスプレイ34を含む。一実施形態ではそのワークステーション32は、ユーザ36がワークステーション32との対話によって(ディジタルX線システム10内にある)線源16及び検出器22の動作を制御できるようにした撮像システム12の機能を含むこと、あるいはこうした機能を提供することがある。別の実施形態では、撮像システム12の機能を非中央集中とさせ、撮像システム12の幾つかの機能をワークステーション32で実行する一方、他の機能をハンドヘルド式インタフェースデバイス38などのX線システム10の別の構成要素によって実行することがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、ユーザ36により把持されると共に撮像システム12とワイヤレス式に通信するように構成されている。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38はさらに撮像システム12を曝射のために準備しかつ曝射を開始するように構成されている。撮像システム12は、システム動作データをハンドヘルド式インタフェースデバイス38にワイヤレス式に通信するように構成されており、またハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、該データに基づいて動作ステータスのユーザ検出可能な指示を提供するように構成されている。一実施形態ではそのハンドヘルド式インタフェースデバイス38(例えば、40)は単に、曝射の準備及び開始、並びにシステム動作データの受け取り及び該データの指示の提供を行うように設計されている。撮像システム12及びハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、IEEE802.15.4プロトコル、ウルトラワイドバンド(UWB)通信標準、Bluetooth通信標準、あるいは任意のIEEE802.11通信標準など適当な任意のワイヤレス通信プロトコルを利用することがあり得ることに留意されたい。
別の実施形態ではそのハンドヘルド式インタフェースデバイス38(例えば、42)は、X線曝射シーケンスの開始前に撮像システム12の動作(例えば、X線源設定の変更や受け容れ構造30の壁面スタンド28に沿った移動)のためのユーザ入力コマンドを受け取り、かつ該コマンドを撮像システム12にワイヤレス式に送信するように構成されている。例えば撮像システム12は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス42からの信号に応答して患者聴取可能なコマンドを患者20に送るためのスピーカー44を含むことがある。スピーカー44は、オペレータワークステーション34上、放射線源16の近く、テーブル26内、あるいは別の箇所に配置されることがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス42からのコマンドのワイヤレス式の受信に応答して、撮像システム12はこのコマンドを実行する。さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、ユーザ観察可能スクリーン46を含むと共に、患者データを受け取って該スクリーン46上に表示するように構成されている。撮像システム12は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス42に対して患者データまたは指示を通信するように構成されている。一実施形態ではそのワークステーション32は、病院情報システム(HIS)、放射線情報システム(RIS)及び/または画像蓄積伝送システム(PACS)など医療施設のネットワーク48上の指示及び/またはコンテンツに関するサーバーとして機能し、これらの指示及び/またはコンテンツをハンドヘルド式インタフェースデバイス42に提供するように構成されることがある。別法としてネットワーク48は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス42と直接ワイヤレス式に通信することがある。
さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス42は撮像システム12によるトラッキングを受けるように構成されることがある。撮像システム12は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス42の箇所及び/または動きをトラッキングしこの箇所及び/または動きを入力として用いてシステム12に関する少なくとも1つの機能(例えば、X線源16の移動)を制御するように構成されている。
一実施形態ではその撮像システム12は、図1に関連してその全体を図示し上で説明したような固定のX線撮像室内に配置させた静止型システムとすることがある。しかし、本開示の技法は別の実施形態において移動式のX線ユニットやシステムを含む別の撮像システムとも一緒に利用され得ることが理解されよう。
例えば図2のX線システムに図示したように、撮像システム12は、患者20を専用の(すなわち、固定の)X線撮像室に移送することを要することなく患者20の撮像を可能にするために、患者回復室、救急治療室、手術室または別の任意の空間に移動させることがある。撮像システム12は、移動式X線ベースステーション50及び画像レセプタ22を含む。上で言及したように、X線システム10はディジタル式とすることもアナログ式とすることもあり得る。一実施形態では、患者20を基準とした放射線源16及びコリメータ18の位置決めを容易にするために支柱54に沿って支持アーム52を垂直方向に移動させることがある。さらに、軸の周りでの放射線源16の回転を可能にするように支持アーム52と支柱54のうちの一方または両方を構成させることもある。X線ベースステーション50はさらに、放射線源16及びコリメータ18の位置決めを支援するためのカメラ24、並びに上述したような患者聴取可能なコマンドを送り出すためのスピーカー44を含むことがある。さらにX線ベースステーション50は、ベースユニット56、支柱54またはアーム52、あるいはX線ベースステーション50の別の箇所のいずれかの上に配置させたスピーカーを含む。さらにX線ベースステーション50は、該ステーション50を動かすための車輪付きベース58を有する。
患者20はX線源24と画像レセプタ22の間のベッド60(あるいは、ストレッチャ、テーブルや別の任意の支持体)上に配置されており、患者20を透過してフィルム、蛍光スクリーンまたはその他の媒体のいずれかによって受け取られるX線を受けることがある。ディジタルX線システム10を用いた撮像シーケンス中に検出器22は、患者20を透過したX線を受け取り撮像データをベースユニット56に送っている。検出器22は、ベースユニット56と連絡している。ベースユニット56は、検出器22から画像データを収集すると共に(適正に装備されていれば)このデータを処理して所望の画像を形成することができるシステム電子回路62を収容している。さらにシステム電子回路62は、ディジタル式とアナログ式のいずれのX線システム10においてもX線源16及び車輪付きベース58に対するパワーの提供とその制御の両方を行っている。ベースユニット56はさらに、ユーザ36によるX線システム10の操作を可能にしているオペレータワークステーション32及びディスプレイ34を有する。オペレータワークステーション32は、X線源16及び検出器22の操作を容易にするためのボタン、スイッチ、その他を含むことがある。
図1のX線システム10と同様に、撮像システム12の機能をハンドヘルド式インタフェースデバイス38によって実行させることがある。上述のように撮像システム12及びハンドヘルド式インタフェースデバイス38は互いにワイヤレス式で通信するように構成されている。さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、上述のように医療施設ネットワーク48とワイヤレス式に通信するように構成させることが可能である。上述のようにユーザ36は、曝射の準備及び開始、並びにシステム動作データの受け取り及び該データの指示の提供を行うように設計されたハンドヘルド式インタフェースデバイス40を利用することがある。別法としてユーザ36は上で記載したハンドヘルド式インタフェースデバイス42を撮像システム12の動作(例えば、X線ベースステーション50の移動)のためのユーザコマンドを入力するために利用することがある。さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、患者データ、画像データ(ディジタル式システム10の場合)、指示さらにはその他の情報を表示するためのスクリーン46を含む。さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、上述のようなトラッキングを受けるように構成されることがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス42に対するトラッキングは、以下に記載するようなハンドヘルド式インタフェースデバイス42の追跡のための入力をX線ベースステーション50に提供することがある。X線ベースステーション50は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38を使用していないときのためのホルダーまたはクレードル64を有する。クレードル64は、充電用導通接点あるいは誘導式や容量式の非接触充電方式のいずれかを通じてハンドヘルド式インタフェース38の電池を再充電するように構成されることがある。
図3は、図1及び2に記載したX線システム10の概要を表している(具体的にはディジタルX線システム10としているが、以下の記述の一部はアナログX線システム10にも同様に当てはまる)。図3に示すようにX線システム10は、コリメータ18の近傍に位置決めされたX線放射源16を含む。X線源16とコリメータ18の間には光源66(コリメータ光とも呼ぶ)が位置決めされる。コリメータ18によって、物体または患者20などの対象がその内部に位置決めされるある特定の領域に放射線または光のストリーム68を誘導することが可能である。放射線の一部分70は対象内またはその周囲を通過して画像レセプタまたはディジタル式X線検出器22に当たる。ディジタルX線システム10内の検出器22はその表面上で受け取ったX線光子をこれより低いエネルギーの光子に変換しまた引き続いてこれを、対象内部のフィーチャの画像を再構成するように収集されかつ処理される電気信号に変換することは当業者であれば理解されよう。コリメータ18内のコリメータ光66は、X線光子が通過することになる同じ部位上に光を導いておりまた曝射前に患者20を位置決めするために使用することが可能である。コリメータ光66は撮像システム12上またはハンドヘルド式インタフェースデバイス38上のユーザ入力によってオン及びオフにすることが可能である。
さらにディジタルX線システムでは、検出器22を検出器制御器72に結合させており、この検出器制御器は検出器22内で発生させた信号の収集を指令している。検出器制御器72はさらに、ダイナミックレンジの初期調整、ディジタル画像データの交互配置、その他などの様々な信号処理及びフィルタ処理機能を実行することがある。検出器制御器72は、ワイヤレスインタフェース76を介してワイヤレス式に連絡させた制御回路74からの信号に応答する。一般に制御回路74は、検査プロトコルを実行し(ディジタルX線システム10内で)収集した画像データを処理するように撮像システム12の動作を指令する。本コンテキストでは制御回路74はさらに、プログラム式の汎用または特定用途向けディジタルコンピュータに基づくのが典型的である信号処理回路と、様々な機能を実行するようにコンピュータのプロセッサにより実行されるプログラムやルーチンを保存するため並びに構成パラメータ及び画像データを保存するための光学式メモリデバイス、磁気式メモリデバイスまたは半導体メモリデバイスなどの付属デバイスと、インタフェース回路と、その他と、を含む。
ディジタル式とアナログ式のいずれのX線システム10においてもその放射線源16は、検査シーケンスのための信号を制御する制御回路74によって制御される。例えば制御回路74は、正しい検査条件が整っていなければ放射線源16の動作を抑止することが可能である。さらに制御回路74は、放射線源16、光源66、カメラ24及び制御回路74に対してパワーを供給する電源78を制御する。インタフェース回路80は、放射線源16、光源66、カメラ24及び制御回路74に対するパワーの供給を容易にしている。電源78はさらに、X線ベースステーション50の車輪付きベース58の動きを駆動するために(移動式X線システム内にある)移動駆動ユニット82にもパワーを提供する。
図1に示した実施形態では制御回路74は、ディスプレイやプリンタ34などの少なくとも1つの出力デバイスにリンクさせている。この出力デバイスは、標準のまたは特殊目的のコンピュータモニタ及び付属の処理回路を含むことがある。1つまたは複数のオペレータワークステーション34はさらに、システムパラメータの出力、検査の要求、画像の観察(ディジタルX線システム10の場合)、その他のためにシステム内でリンクさせることがある。一般に、システム内に供給されるディスプレイ、プリンタ、ワークステーション及び同様のデバイスは、撮像用構成要素に対してローカルとすることや、あるいはこれらのデバイスは、施設または病院内部のどこかあるいは完全に別の箇所おいて1つまたは複数の構成可能ネットワーク(インターネット、仮想プライベートネットワーク、その他など)を介して撮像システム12にリンクさせてこれらの構成要素からリモートとすることがある。制御回路74はさらに、位置特定器信号や患者聴取可能なコマンドなどの聴取可能な信号を提供するスピーカー44にリンクさせることがある。
ワイヤレスインタフェース76を介して撮像システム12は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38とワイヤレス式に連絡している。制御回路74はハンドヘルド式インタフェースデバイス38に対して、システム動作データ(例えば、放射線源の動作の抑止)、検出器22からの画像データから再構成した画像(ディジタルX線システム10の場合)、カメラ24により作成された患者20の画像、患者データ、並びにその他の情報を提供する。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、曝射の準備及び開始のための信号及び撮像システム12の動作のための別のコマンド、並びにシステム12を基準としたデバイス38の箇所及び/または動きをワイヤレス式に通信する。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、撮像システム12から患者データ及び/または指示を受け取ること以外に、医療施設のネットワーク48から患者情報及び/または指示(例えば、実行させようとする撮像シーケンス)をワイヤレス式に受け取っている。医療施設ネットワーク48は、この情報及び/または指示を提供するためのPACS84、RIS86及び/またはHIS88を含む。ネットワーク48はさらに、この患者情報及び/または指示を撮像システム12に通信することがあり、撮像システム12は次いでこの情報及び/または指示をハンドヘルド式インタフェースデバイス38に提供することがある。
上で言及したように、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、曝射の準備及び開始、並びにシステム動作データの受け取り及び該データの指示の提供を行うためのデバイス40の単純な実施形態を含むことがある。さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、撮像システム12の動作ステータスに関するユーザ検出可能な指示を提供するように構成されている。図4は、図1及び2のハンドヘルド式インタフェースデバイス40を表している。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、ユーザの手中に収まるように適当に寸法設定された外部ハウジング90を含む。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、単一のX線システム10と対にするように構成することが可能である。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、撮像システム12の動作ステータスに関するユーザ検出可能な指示を提供するように構成されている。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、デバイス40の上部94に位置させた準備/曝射押しボタン92を含む。準備/曝射ボタン92は様々な方法で操作されることがある。一実施形態では、最初にボタン92を押すことによって、曝射に向けてX線システム10を準備すること(すなわち、放射線源16を包み込むロータが回転し始めること)がある。2回目にボタン92を押すことによってX線システム10による曝射を開始させることがある。X線システム10の曝射のための準備が済んでいなければ、ボタン92が2回目に押されるのを抑止することがある。別法としてボタン92は、第1の位置まで部分的に押し込んでX線システム10を曝射向けに準備し、さらに第2の位置まで押し込んで曝射を開始させることがある。X線システム10の曝射のための準備が済んでいなければ、ボタン92が第2の位置まで押し込まれるのが抑止されることがある。いずれの実施形態でもそのボタン92は、X線源16の動作が抑止されたときには、システムに対して曝射の開始を指令しないように構成されている。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40はさらに、外部ハウジング90上に配置させたコリメータ光ボタン96を含む。コリメータ光ボタン96を押すことによって、システムによるコリメータ光66の起動や脱起動が指令されることがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、未使用時にはスリープに移行するように構成されている。さらに準備/曝射ボタン92及び/またはコリメータ光ボタン96を押すことによって、デバイス40をスリープモードから動作モードに移行させることがある。別の実施形態ではそのハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、その他の機能のための追加のボタンを含むことがある。
ハンドヘルド式インタフェースデバイス40はさらに、撮像システム12の動作ステータスを指示するための1つまたは複数の発光ダイオード(LED)を含むことがある。例えばハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、デバイス40のパワーレベルを指示するための電源ステータス(バッテリーステータス)LED98を含むことがある。電源ステータスLED98は、デバイス40の電源ステータスを様々な方法で指示することがある。例えば電源ステータスLED98は、デバイス40が十分なパワーを有する場合にのみ点灯することがある。デバイス40の有するパワーが低い場合には、LED98を点滅させることや、点灯させないことがある。別法としてLED98は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス40のパワーが低い場合にのみ点灯させることがある。また別の代替形態ではそのLED98は、パワーが十分な場合は緑色またパワーが低い場合は赤色などとして、デバイス40のある特定の出力ステータスに対してある特定の色相を点灯させることがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40はさらに、撮像システム12のX線源16及び/または移動駆動ユニット82にパワー供給する電池または電源78用の充電ステータスLED100を含むことができる。LED100は、電源78のステータスを指示するために電源ステータスLED98と同様に機能するように設計されることがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40はさらに、撮像システム12による曝射が実施中であることを指示するためのX線曝射LED102を含む。デバイス40のLED102は曝射中に点灯する。目下のところ曝射開始が阻止されている撮像システム12に関する抑止をLED101により指示させることも可能である。ワイヤレス通信が実施中であることをLED103により指示させることも可能である。ワイヤレスハンドヘルド式インタフェースデバイス40が撮像システム12との連携または対形成の処理中にあることやこれらが完了したことをLEDの組み合わせにより指示させることも可能である。代替的な実施形態は、システム動作データの指示を提供するための追加のLEDを含むことがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40はさらにスピーカー104を含む。スピーカー104によって曝射の実施中に可聴音または連続音を提供することができる。さらにスピーカー104は、以下に記載するような位置特定器信号向けの可聴音を提供することがある。
図5は、図1及び2に対する同様のまたは追加の機能を含むハンドヘルド式インタフェースデバイス42を表している。ハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、PDA端末(personal digital assistant)、多目的携帯電話または別のハンドヘルド式デバイスに基づくこと、あるいはこれらを含むことがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、ユーザの手中に収まるように適当に寸法設定された外部ハウジング90を含む。ハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、単一のX線システム10と対にさせると共に撮像システム12の動作ステータスに関するユーザ検出可能な指示を提供するように構成されている。さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、撮像システム12の動作のためのユーザ入力コマンド、並びに患者データ及び/または指示を受け取るように構成されている。さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、システム12によりその1つまたは複数の制御機能用の入力として使用するために、撮像システム12によりトラッキングを受けるデバイス42の箇所及び/または動きを有するように構成されている。ハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、撮像システム12と対話するためにスクリーン46並びにボタンとLEDの組み合わせを含む。スクリーン46は、システム動作データ及びX線システムまたは曝射の設定値を表示するように構成されている。例えばスクリーン46は、キロボルトピーク設定値106、ミリアンペア設定値108、あるいはミリアンペアセコンド設定値などの別の設定値といった曝射パラメータを表示することがある。スクリーン46は、システム動作データを表した1つまたは複数のアイコン110を含むことがある。例えばアイコン110は、X線源16及び/または移動駆動ユニット82に対する電源78の充電ステータス、デバイス42の電源ステータス、X線システム10の曝射準備、X線源16の抑止、曝射の進行、ワイヤレスリンク接続、並びにその他の動作データを表すことがある。スクリーン46はさらに、患者データ、指示及び画像を表示するように構成されている。ハンドヘルド式インタフェースデバイス42はさらに、デバイス40に関して記載したようなシステム動作データを指示するためのLEDを含むことがある。例えばLED112は曝射の進行中に点灯させることがある。
さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、実際に押下可能なスイッチとし得るボタン114及び116、タッチスクリーンの領域、あるいは適当な別の任意のユーザインタフェースを含むことがある。ボタン114及び116は、撮像システム12が実行するためのコマンドを入力するために使用されることがある。これらのコマンドは、これを押下したときにシステム12による曝射の準備及び開始、コリメータ光66の操作、システム12を基準としたデバイス42の箇所の入力(例えば、線源・イメージ間距離の計算のため)、及びその他の機能を含む複数の機能を行わせるために使用されることがある。ボタン114及び116を準備/曝射ボタンとして使用した場合、X線源16の動作が抑止されているときにこれを押下できないことがある。
さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス42のスクリーン46は、ユーザによるシステム12との対話並びにシステム12を動作させるためのコマンドの入力を可能にするためのタッチスクリーンを含むことがある。スクリーン46はユーザに対して撮像システム12を動作させるための様々なモードからの選択を可能にすることがある。例えばスクリーン46は、上で記載した曝射パラメータ106及び108、並びに該曝射パラメータ106及び108の設定値を変更するための矢印118を含むことがある。ボタン114及び116ではなくスクリーン46を用いてシステム12に曝射の準備及び開始をさせることもある。さらにハンドヘルド式インタフェースデバイス42はスピーカー/レコーダ120を含む。スピーカー120は曝射中に可聴音を提供する。さらにスピーカー104は、以下に記載するような位置特定器信号のために可聴音を提供することがある。さらにスピーカー104にマイクロフォンの機能をさせることや、あるいは別にマイクロフォン(図示せず)を設け、ユーザによる音声入力の吹き込みを可能にするためのレコーダの役割をさせるように構成されたデバイスとすることがある。次いでこの音声入力は、デバイス42により記録されるかつ/またはX線システム10、HIS、RISまたはPACS内に記録されることがあり、またX線撮像シーケンスと関連付けされることがある。
図6は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス40の全体概要図を表している。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、デバイス40の様々な機能を制御するための制御回路122と、撮像システム12と通信するためのワイヤレスインタフェース124と、を含む。ワイヤレスインタフェース124は、IEEE802.15.4プロトコル、ウルトラワイドバンド(UWB)通信標準、Bluetooth通信標準、または任意のIEEE802.11通信標準など適当な任意のワイヤレス通信プロトコルを利用することがある。制御回路122は、ワイヤレスインタフェース124を介してシステム12から受け取った様々な信号を処理するためのプロセッサ126を含む。さらにプロセッサ126は、入力デバイスから入力信号を受け取りワイヤレスインタフェース124を介してシステム12に送信するためのコマンド信号を生成する。制御回路122はさらに、プロセッサ126が実行するプログラム及びルーチン並びにハンドヘルド式インタフェースデバイス40の構成パラメータを保存するためのメモリ128を含む。プロセッサ126及びメモリ128は、入力デバイスから入力信号を受け取り、出力デバイス及び/またはワイヤレスインタフェース124に出力信号を送信するようにハンドヘルド式インタフェースデバイス40の入力及び出力デバイスと対話するインタフェース回路130に接続されている。
制御回路122は電源132と連絡してパワー供給を受けている。電源132は充電式バッテリー(例えば、薄膜電池)とすることがある。電源132は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス40を充電器(例えば、X線ベースステーション50のクレードル64)内に配置させたときに電源132を充電するように構成された充電インタフェース134を含む。充電クレードル64はハンドヘルド式インタフェースデバイス40の電源132を、充電用導通接点あるいは誘導式や容量式の非接触充電方式のいずれかを通じて充電することが可能である。別法として電源132は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス40を再充電するために光電池を含むことがある。さらに電源132は、無線周波数エネルギーまたは圧電エネルギーを取り込むためのデバイス(例えば、微小電気機械システム(MEMS)デバイス)を含むことがある。
インタフェース回路130はシステム12からワイヤレスインタフェース124を介してシステム動作データを受け取り、このデータをプロセッサ126に送信している。このデータを処理し終わるとプロセッサ126によって信号を発生させてインタフェース回路130を介して出力デバイスに送っている。例えばハンドヘルド式インタフェースデバイス40は撮像システム12からデバイス40を位置特定するためのコマンドを受け取ることがある。このコマンドに応答してスピーカー104によって位置特定器信号を発生させることがある。スピーカー104はさらに曝射が実際されているときにユーザ聴取可能な音を発生させることがある。スピーカー104はハンドヘルド式デバイス40が充電クレードル64から外れている場合に、ある最小の時間にわたって可聴音を発生させることがある。さらに、上述のようにユーザに対してシステム動作ステータスの指示を提供するために様々なLED136を点灯させることがある。さらに、曝射に関する視覚的な指示や聴取可能な指示以外に、ハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、曝射の実施が進行中であることの触覚的指示を振動し提供するための振動用モータ138を含む。
ハンドヘルド式インタフェースデバイス40はさらに撮像システム12にコマンドを提供している。例えば上述のようにデバイス40は、コリメータ光66を起動及び脱起動させるためのコリメータ光ボタン96、並びにシステム12に対して曝射を準備及び開始させるための準備/曝射ボタン92を含むことがある。これらのボタン140、92及び96から受け取った入力信号は、実行のためにシステム12に対してワイヤレス式に送信されるコマンド信号を生成させる。ハンドヘルド式インタフェースデバイス40は、デバイス40の動作に関して記載した入力及び出力デバイス以外の別のデバイス142を含むことがある。例えば別のデバイス142には、以下に記載するようなトラッキングデバイスやフラッシュライトを含むことがある。
図7は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス42の全体概要図を表している。ハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、図6の実施形態と同様に制御回路122、電源132及びワイヤレスインタフェース124を含む。しかしこのメモリ128はさらに、(ディジタルX線システム10内にある)撮像システム12から送信された画像、システム12やネットワーク48から受け取った患者データ及び/または指示、システム動作データ(例えば、画像シーケンスに埋め込むための線量面積の積)、並びにユーザ入力(例えば、撮像シーケンスと関連付けさせるための聴取可能な記録)を保存することも可能である。上述のようにハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、撮像システム12のシステム動作データに関するユーザ検出可能な指示を提供するための1つまたは複数のLED136を含む。
ハンドヘルド式インタフェースデバイス42はさらに、図5に示すようなアイコン110の形態などとしてシステム動作データを表示するためのスクリーン46を含む。このシステム動作データはまた、スクリーン46上において別の形態(例えば、テキストや数値の形態)で表示させることもある。例えばスクリーン46上には、曝射パラメータ設定値106及び108を提示することがある。スクリーン46はさらに、接触による入力のエンコードが可能なタッチスクリーン46を含むことがある。例えば、タッチスクリーン46上でのジェスチャ(例えば、図5におけるタッチスクリーン46上に表示された矢印を押下すること)をユーザ入力とすることがある。幾つかの実施形態ではそのジェスチャは、多点式のジェスチャとして解釈されることがある。スクリーン46上には、カメラ24またはネットワーク48を介して受け取った患者20の画像が表示されることもある。別法としてスクリーン46上には、患者20のスチール画像または患者20の解剖領域に関する全体像(generic image)が表示されることもある。ユーザは、以下に記載するようなタッチスクリーン46上で解剖部位の部分にタッチすることによって患者20の撮像対象の解剖部位上の箇所を入力することが可能となり得る。
さらに上述のように、デバイス42はスピーカー/レコーダ120を含むことがある。スピーカー120によって曝射中に可聴音や連続音を出力することが可能となる。さらにスピーカー120は、デバイス42を位置特定するために撮像システム12からのコマンドに応答して位置特定器信号を出力することがある。スピーカー120によりさらに、X線画像シーケンスとの関連付けのためにメモリ128内に記録し保存し得るユーザが吹き込んだ音声入力の記録が可能となる。さらにユーザが吹き込んだ音声入力は、X線撮像を受けている患者20に聞かせるように放出するために、ワイヤレスインタフェース124を介して撮像システム12に送信されることがある。
上で言及したようにハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、ユーザによる様々な入力の実施を可能にするためのボタン114及び116を含むことがある。例えばボタン114及び116は、曝射を準備及び開始するため、あるいはコリメータ光66を操作するために使用されることがある。別法としてこれらの機能並びにその他の機能を、タッチスクリーン46を介した入力を用いて実施させることがある。ボタン114及び116はハンドヘルド式インタフェースデバイス142の別のデバイスと連携して使用されることもある。例えばこのデバイスは、トラッキングデバイス144を含むことがある。トラッキングデバイス144は、加速度計、磁力計、傾斜計及び/またはジャイロスコープなどの様々な慣性計測ユニットを備えることがある。これらの慣性計測ユニットによって、デバイス42の相対的な位置及び回転を3D座標系でトラッキングすることが可能となる。撮像システム12は、トラッキングデバイス144からワイヤレスインタフェース124を介して受け取ったデバイス42の箇所及び/または動きをトラッキングするように構成されている。デバイス42のこの箇所及び/または動きは、システム12の機能を制御するための入力として使用される。システム12による様々なシステム動作パラメータの計算または所望の撮像シーケンスの設定を可能とさせるように、トラッキングデバイス144をデバイス42の1つまたは複数の箇所を記録するために別の入力デバイス(例えば、ボタン114及び116やタッチスクリーン46)と一緒に使用することがある。さらにトラッキングデバイス144は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス42がシステム12の動作範囲内に存在することを監視するために撮像システム12によって使用されることがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス42がシステム12の動作範囲外に移動していれば、システム12はデバイス42に対してスピーカー120を介して可聴音を発生させるコマンドを送信することがある。
デバイス40と同様にハンドヘルド式インタフェースデバイス42は、デバイス42を動作させるための上で記載した入力及び出力デバイス以外の別のデバイス142を含むことがある。これらのデバイスのすべては、撮像システム12を動作させる入力コマンドを受け取り、実行のためにこれらのコマンドをシステム12に送信するように、単独で使用されることや組み合わせて使用されることがある。
上で言及したようにハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、撮像システム12からワイヤレス式に通信されたシステム動作データを受け取り、このデータに基づいて撮像システム動作ステータスに関するユーザ検出可能な指示を提供するように構成されている。図8は、撮像システム12によりハンドヘルド式インタフェースデバイス38が受け取る例示的なタイプのシステム動作データ146を表している。図示したシステム動作データ146のタイプは単に一例であり、別のタイプのシステム動作データ146が提示されることもあり得る。システム動作データ146は、ユーザがハンドヘルド式インタフェースデバイス38を発見することが不可能なときの位置特定器信号148を含む。別のシステム動作データ146はX線源設定値150を含む。こうした設定値は、キロボルトピーク設定値、ミリアンペア設定値及びミリアンペアセコンド設定値を含むことがある。システム動作データ146は、線量面積の積152を含む。線量面積の積152は、各画像シーケンスに関する放射線の線量、並びに曝射された組織ボリュームを反映する。さらに、目下の曝射154の実行も含まれる。システム12は、曝射の実行154が終了したときにこのシステム動作データ146の送信を停止する。X線源16の動作が抑止されているとき、上述のようにデバイス38はX線源抑止156を受け取る。さらにシステム動作データ146は、X線源16及び移動駆動ユニット82(移動式システムの場合)にパワー供給する撮像システム12の電源78に関するシステム充電ステータス158を含む。
システム動作データ146を受け取る以外にハンドヘルド式インタフェースデバイス38はさらに、撮像システム12の動作のためのユーザ入力コマンドを受け取るように構成されることがある。図9は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38が受け取ると共に撮像システム12にワイヤレス式に送信される様々なユーザ入力及び/またはユーザ入力コマンド160を表している。上で言及したように、ユーザ入力コマンド160はX線源設定値150を含む。X線源設定値150向けのコマンドは、キロボルトピーク設定値、ミリアンペア設定値、ミリアンペアセコンド設定値、焦点選択、線源・イメージ間距離、線源・患者間距離、直交性(orthogonality)など、X線源16の曝射パラメータに関する設定値を含むことがある。さらに、ユーザ入力コマンド160はX線源16の動きを含む。この動きは、固定式システム12におけるオーバーヘッド管球支持アーム14の動き、あるいは移動式システム12における支持アーム52及び/または支柱54の動きのいずれかを通じた遠隔式に移動可能なX線源16の所望の位置までの動きを含むことがある。ユーザ入力コマンド160はさらに、車輪付きベース58を介して移動式システム12を精細に動かすための移動コマンド164を含む。上で言及したようにユーザ入力コマンド160は、撮像シーケンス中にX線放射を受けることになる患者20の領域上にコリメータ光66を点灯させるためのコリメータ光コマンド166を含む。
さらに患者聴取可能コマンド168は、デバイス38から撮像システム12への信号を含むことがあり、この信号に応答して患者聴取可能なコマンド168が送信されることがある。これらの信号は、システム12の制御回路74内部に保存された事前記録の複数の患者聴取可能コマンド168に対応することがある。さらに患者聴取可能コマンド168は少なくとも2つの音声言語で事前記録されることがある。患者聴取可能コマンド168はシステムスピーカー44を介して送られることがある。したがってある特定の言語を話さないユーザでは一方、単にハンドヘルド式デバイスを介して所望の指示メッセージを選択することによって患者の言語で患者に指示を発することがある。さらに上で言及したように、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38のある種の実施形態(例えば、42)は、ユーザが吹き込んだ音声入力170の受け取り、記録及び/または送信を行うように構成されることがある。送信されたユーザが吹き込んだ音声入力170は撮像システム12により受け取られると共に、X線撮像を受けている患者20に聞かせるように放出されることがある。
以下の図10〜17は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38の使用及び/または撮像システム12との対話に関する様々なシナリオを表している。図10は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38と撮像システム12が所望の範囲の外部に位置するようなシナリオを表している。図示では撮像システム12を移動式としているが、システム12は固定式とすることもできる。撮像システム12及び/またはハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、互いの間のワイヤレス信号の強度を決定するように構成されている。デバイス38とシステム12の間の特定の距離に対応する所望のプリセットのワイヤレス強度が設定されることがある。この所望のプリセットのワイヤレス強度は、X線システム10のセットアップに応じて様々とし得る。ユーザ36がデバイス38を伴ってシステム12から離れるように移動するとそのワイヤレス強度は低下する。ワイヤレス強度が所望のプリセットのワイヤレス強度未満にまで下がると、撮像システム12及び/またはハンドヘルド式インタフェースデバイス38はユーザ知覚可能な信号(例えば、スピーカー44、104及び/または120による可聴音)を放出しシステム12とデバイス38との離間が所望の距離を超えていることを指示するように構成されている。
上で言及したように、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38のある種の実施形態(例えば、42)は、トラッキングデバイス144を含むことや、あるいは信号強度または同様のパラメータに基づいたトラッキングを実施するようにデバイスを構成させることがある。図11は、トラッキングデバイス144により撮像システム12に対してハンドヘルド式インタフェースデバイス38の追跡を可能とさせるようなシナリオを表している。図示した撮像システム12は移動式システムである。撮像システム12は、デバイス38の内部に配置させたトラッキングデバイス144を介してハンドヘルド式インタフェースデバイスの箇所及び/または動きをトラッキングするように構成されている。システム12にデバイス38を追跡させるようにユーザ36は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38上で利用可能とした入力デバイスのうちの1つ(例えば、スクリーン46)を介してコマンドを入力することがある。ユーザ36が建物全体にわたって移動する際に、システム12はトラッキングデバイス144を介してハンドヘルド式インタフェースデバイス38の箇所をトラッキングし、変位していればデバイス38を追跡する。これによれば、施設全体にわたるシステムの動きのうちの少なくとも幾つかに関してシステムに対する誘導、押し動かしあるいは駆動を不要とし得る。
ハンドヘルド式インタフェースデバイス38のトラッキングデバイス144の別の使用法について図12に示している。図12は、X線源16と画像レセプタ22の間のテーブル26上に患者20を配置させた撮像システム12を表している。撮像システム12は固定式システムとすることも移動式システムとすることもできる。固定式システム12においてはオーバーヘッド管球支持アーム14の動きあるいは移動式システム12では支持アーム52及び/または支柱54の動きのいずれかによって、X線源16を所望の位置まで移動させることがある。上述のようにユーザは、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38の箇所及び/または動きに基づいてシステム12がX線源16を所望の位置まで移動させるようにハンドヘルド式インタフェースデバイス38上で利用可能な入力デバイスのうちの1つ(例えば、スクリーン46)を介してコマンドを入力することがある。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38を3D座標系内部でx、y及びz軸に沿って動かすに連れて、X線源16はこれに対応して同じ軸に沿って所望の位置まで移動する。
トラッキングデバイス144はさらに、撮像システム12に対して所望のX線画像データ収集シーケンスを実行させる入力を提供するためにも同様にして使用することが可能である。図13は、所望の撮像シーケンスを実行するためのハンドヘルド式インタフェースデバイス38の使用法を表している。この図の撮像システム12は図12に示したものと同じである。ユーザ36はハンドヘルド式インタフェースデバイス38上で利用可能な入力デバイスのうちの1つ(例えば、スクリーン46)を介して画像収集シーケンスモードを選択することがある。収集モードとなった後に撮像システム12は、トラッキングデバイス144を介してハンドヘルド式インタフェースデバイス38の1つまたは複数の箇所を記録し、この記録した箇所をX線撮像シーケンスに関する入力として使用するように構成されている。この記録された箇所は、X線源16による断層撮像掃引を決定するための入力として使用されることがある。例えば、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38上の入力デバイスを用いることによって、第1の箇所Aが選択されてこれがシステム12によって記録されることがある。次いでシステム12により記録させようとする第2の箇所Bの選択のために、デバイス38を同様にして使用することがある。X線撮像シーケンスが開始されると、放射線源16は箇所AとBの間を移動し、これらの箇所間で複数の画像172を作成しながら所望の撮像シーケンス(例えば、断層撮像掃引)を実行する。
図14は、様々な曝射パラメータを計算するためのハンドヘルド式インタフェースデバイス38の使用法を表している。この図の撮像システム12は図12に示したものと同じである。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38及びトラッキングデバイス144は、上述のようにデバイス38の箇所を入力するために使用されることがある。撮像システム12は、線源・イメージ間距離(SID)174、線源・患者距離176、患者厚さ178などの様々な曝射パラメータを計算するためにデバイス38の箇所を使用するように構成されている。SID176は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38を画像レセプタ22の位置に配置すると共にデバイス38の箇所(箇所A)を入力することによって決定される。SID176の計算の際にシステム12は、X線源16を基準とした箇所Aを使用する。線源・患者間距離176も同様にして、患者20上の曝射を実施する箇所にハンドヘルド式インタフェースデバイス38を配置すると共にデバイス38の箇所(箇所B)を入力することによって決定される。次いで撮像システム12は、患者厚さ178を計算するために線源・患者距離176とSID174の間の差をとる。患者厚さ178は曝射のためのX線線量パラメータを設定するために撮像システム12によって使用されることがある。
図15は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38のまた別の使用法を表している。撮像システム12について、X線源16と画像レセプタ22の間の傾斜した表面180(例えば、ベッド60)上に患者20を配置させた状態を図示している。画像レセプタ22はX線の散乱を低減するために画像レセプタ22上に配置させたグリッド182を有することがある。撮像システム12は固定式のシステムとすることも、移動式システムとすることもある。固定式システム12においてはオーバーヘッド管球支持アーム14の動きあるいは移動式システム12では支持アーム52及び/または支柱54の動きのいずれかによって、X線源16を所望の位置まで移動させることがある。上述のようにユーザは、画像レセプタ22及び/またはグリッド182上にハンドヘルド式インタフェースデバイス38を配置させると共に入力デバイスのうちの1つを介してトラッキングデバイス144から導出されるようなデバイス38の箇所並びに画像レセプタ22及び/またはグリッド182の相対箇所をシステム12に送信させるコマンドを入力する。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38の入力された箇所を使用して、X線源16と画像レセプタ22及び/またはグリッド182間の直交性が計算される。計算した直交性はハンドヘルド式インタフェースデバイス38のスクリーン46上に表示される。この計算した直交性に基づいて撮像システム12はさらに、X線源16を所望のx、y及びz軸に沿って移動させることがある。例えばX線源は最初に第1の位置Aに位置決めていることがある。X線源16と画像レセプタ22及び/またはグリッド182の間の直交性を決定した後にシステム12は、X線源16を所望の直交性を有する第2の位置Bまで移動させることがある。
ハンドヘルド式インタフェースデバイス38は追加の機能を有する。スクリーン46を備えたハンドヘルド式インタフェースデバイス38の実施形態(例えば、42)では、そのスクリーン46は図16に示すように患者データ184を表示するように構成されている。患者データ184のタイプは患者20に関する識別用画像186を含む。識別用画像186は、ネットワーク48または撮像システム12を介して提供されることがある。システム12はさらに、患者20あるいは患者20の解剖部位のX線放射を受ける部分の画像188をシステムカメラ24を介して提供することがある。画像188はスチール画像とすることも、ライブ画像とすることもある。さらに画像188は患者20の解剖領域を表す全体像とすることがある。スクリーンにより表示させる追加の患者データ184は、患者の名前、撮像しようとする解剖部位、画像のタイプ、並びに追加の指示または情報などの患者識別用データ190を含む。スクリーン46はさらに、(ディジタルX線システム10内の)システム12から受け取った患者20に関する再構成したX線画像192を表示する。
図17は、X線源16の動きを制御するためのスクリーン46の使用法を表している。この図の撮像システム12は上述したものと同じである。ユーザはハンドヘルド式インタフェースデバイス38のスクリーン46上で患者20の画像188を受け取る。図示したスクリーン46は、ユーザのタッチによって入力をエンコードすることができるタッチスクリーン46である。ユーザは指その他の物体194を用いて、曝射する患者解剖部位の特定の箇所に関する選択196を入力する。デバイス38は、X線放射に曝露させる所望の解剖部位を指定する信号を撮像システム12に送信する。撮像システム12は、所望の曝射を行う位置までX線源16を移動するように構成されている。次いで(ディジタルX線システム10内の)システム12は、X線画像データを処理し所望の解剖部位の再構成画像192を作成するように構成されている。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38のスクリーン46は、この所望の解剖部位の再構成画像192を表示する。
図18〜21は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38を動作させるための様々な方法を表している。図18は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38を動作させるための方法198の流れ図を表している。方法198は、撮像システム12とハンドヘルド式インタフェースデバイス38の間にワイヤレス通信を確立するステップ(ブロック200)を含む。システム12は、上で図3において記載した構成要素を含む。撮像システム12とハンドヘルド式インタフェースデバイス38はそのそれぞれのワイヤレスインタフェース76及び124を介して通信する。ワイヤレスリンクの確立に続いてシステム12はハンドヘルド式インタフェースデバイス38にシステム動作データ146を通信する(ブロック202)。次いでハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、受け取ったデータ146に基づいて撮像システム12の動作ステータスに関するユーザ検出可能な指示を提供する(ブロック204)。このユーザ検出可能指示は、デバイス38の振動、LEDによる照明(ただし、こうした指示に限らない)を含む。
図19は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38を動作させるための方法206の別の流れ図を表している。方法206は方法198に記載したのと同様に、システム12とデバイス38の間にワイヤレス通信を確立するステップ(ブロック208)を含む。ワイヤレスリンクを確立させた後にユーザは、撮像システム12の動作のためにハンドヘルド式インタフェースデバイス38内にコマンドを入力する(ブロック210)。ユーザ入力コマンド160は一例として、X線源16の動き、あるいはシステム12の精細な動き(移動式の場合)を含むことがある。このコマンド入力に続いてハンドヘルド式インタフェースデバイス38はこのコマンドをシステムにワイヤレス式に送信し(ブロック212)、これにより撮像システム12はこのコマンドを受け取りシステム12を動作させるようにこれを実行するように構成される。
図20は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38上で患者データを観察するための方法214の流れ図を表している。方法214は方法198に記載したのと同様に、システム12とデバイス38の間にワイヤレス通信を確立するステップ(ブロック216)を含む。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、患者データ184を表示しユーザ入力を受け取るように構成されたユーザ観察可能スクリーン46(例えば、タッチスクリーン46)を含む。ワイヤレスリンクが確立された後にハンドヘルド式インタフェースデバイスは、撮像システム12または医療施設のネットワーク48のHIS88やRIS86のいずれかから患者データ184を受け取る(ブロック218)。撮像システム12はさらに、患者20あるいは患者20の解剖領域の画像188をシステムカメラ24を介してデバイス38に送信することがある(ブロック220)。別法として画像188(例えば、患者20の解剖領域を表す全体像)はネットワーク48によって提供されることがある。患者データ184を受け取った後に、スクリーン46上にデータ184が表示される(ブロック222)。患者データが患者20の画像188からなる場合にユーザは、曝射するための解剖部位の所望の部分を選択することがある(ブロック224)。この選択196は撮像しようとする当該領域に関するシステム12に対する信号として送信されることがある(ブロック226)。この信号に応答してX線源16は、所望の曝射を実施するために移動を要することがある。次いでシステム12(ディジタルX線システム10の場合)は選択した解剖部位のX線画像データを収集し処理することがある(ブロック228)。次いでシステム12は、再構成X線画像192を作成することがある(ブロック230)。この再構成X線画像192は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38に送信されて、そのスクリーン46上に表示されることがある(ブロック232)。
図21は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38の箇所をトラッキングするための方法234の流れ図を表している。方法234は、方法198に記載したのと同様にシステム12とデバイス38の間にワイヤレス通信を確立するステップ(ブロック236)を含む。ハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、ハンドヘルド式インタフェースデバイスに関する箇所の提供及び動きのトラッキングをするように構成されたトラッキングデバイス144を含む。ワイヤレスリンクが確立された後に、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38のトラッキングした箇所及び/または動きは撮像システム12に送られる(ブロック238)。撮像システム12は次いで、トラッキングした箇所及び/または位置を入力として使用し、システム12の少なくとも1つの機能を制御する(ブロック240)。例えばこの入力は、ハンドヘルド式インタフェースデバイス38を追跡するようにシステム12を導く(移動式の場合)ために使用されることがある。
上で記載したハンドヘルド式インタフェースデバイス38は、撮像システム12に関するユーザにより多くの情報を提供する一方、システム12からある距離だけ離れてユーザが作業することを可能とすると共により安全な環境を提供することができる。ワイヤレス設計によれば、医用装置との干渉や時間の経過に伴うコードの損傷などコードに関連するのが典型的であるような問題が緩和される。さらにユーザは、位置特定器信号を介してデバイス38を発見すること(見失った場合)ができる。さらにデバイス38はユーザに対して、視覚的指示、可聴的指示及び触覚的指示(振動)を含む目下の曝射を指示するような3種類のフィードバック機構を提供する。
ハンドヘルド式インタフェースデバイス38の機能がさらに高度になることによってユーザに対して、(特に、タッチスクリーン46及びトラッキングデバイス144により提供される高度なユーザ制御機能に鑑みて)システム12の制御に関するより高い柔軟性が提供される。例えばこの機能の高度化は、改善された画像を収集するようにユーザによるシステム12及び画像レセプタ22のより良好な位置決め(特に、患者20が複雑な位置にいる場合)を可能とする点において支援となる。
この記載では、本発明(最適の形態を含む)を開示するため、並びに当業者による任意のデバイスやシステムの製作と使用及び組み込んだ任意の方法の実行を含む本発明の実施を可能にするために例を使用している。本発明の特許性のある範囲は本特許請求の範囲によって規定していると共に、当業者により行われる別の例を含むことができる。こうした別の例は、本特許請求の範囲の文字表記と異ならない構造要素を有する場合や、本特許請求の範囲の文字表記と実質的に差がない等価的な構造要素を有する場合があるが、本特許請求の範囲の域内にあるように意図したものである。
10 X線システム
12 画像データ収集システム
14 オーバーヘッド管球支持アーム
16 放射線源
18 コリメータ
20 患者
22 検出器
24 カメラ
26 患者テーブル
28 壁面スタンド
30 受け容れ構造
32 ワークステーション
34 ディスプレイ
36 ユーザ
38 ハンドヘルド式インタフェースデバイス
40 ハンドヘルド式インタフェースデバイス
42 ハンドヘルド式インタフェースデバイス
44 スピーカー
46 スクリーン
48 ネットワーク
50 移動式X線ベースステーション
52 支持アーム
54 支柱
56 ベースユニット
58 車輪付きベース
60 ベッド
62 システム電子回路
64 クレードル
66 光源
68 放射線ストリーム
70 放射線の一部分
72 検出器制御器
74 制御回路
76 ワイヤレスインタフェース
78 電源
80 インタフェース回路
82 移動駆動ユニット
84 PACS
86 RIS
88 HIS
90 外部ハウジング
92 準備/曝射押しボタン
94 上部
96 リセットボタン
98 電源ステータスLED
100 充電ステータスLED
102 X線曝射LED
104 スピーカー
106 キロボルトピーク設定値
108 ミリアンペア設定値
110 アイコン
112 LED
114 ボタン
116 ボタン
118 矢印
120 スピーカー/レコーダ
122 制御回路
124 ワイヤレスインタフェース
126 プロセッサ
128 メモリ
130 インタフェース回路
132 電源
134 充電インタフェース
136 LED
138 振動用モータ
140 コリメータ光ボタン
142 その他のデバイス
144 トラッキングデバイス
146 システム動作データ
148 位置特定器信号
150 X線源設定値
152 線量面積の積
154 目下の曝射実行
156 X線源抑止
158 システム充電ステータス
160 ユーザ入力コマンド/ユーザ入力
162 X線源の移動
164 移動式システムの移動コマンド
166 コリメータ光コマンド
168 患者聴取可能なコマンド
170 音声入力
172 複数の画像
174 線源・イメージ間距離
176 線源・患者間距離
178 患者厚さ
180 傾斜した表面
182 グリッド
184 患者データ
186 患者の特定用画像
188 患者画像
190 患者識別用データ
192 再構成X線画像
194 指/物体
196 選択
198 方法
200 ステップ
202 ステップ
204 ステップ
206 方法
208 ステップ
210 ステップ
212 ステップ
214 方法
216 ステップ
218 ステップ
220 ステップ
222 ステップ
224 ステップ
226 ステップ
228 ステップ
230 ステップ
232 ステップ
234 方法
236 ステップ
238 ステップ
240 ステップ

Claims (10)

  1. X線放射源(16)、X線画像レセプタ(22)、該X線放射源(16)を制御するための制御回路(74)及びワイヤレスインタフェース(76)を含んだ撮像システム(12)と、
    前記撮像システム(12)とワイヤレス式に通信するように構成されたハンドヘルド式インタフェースデバイス(38)であって、ユーザ観察可能スクリーン(46)を備えると共に該スクリーン(46)上に患者データ(184)を表示するように構成されているハンドヘルド式インタフェースデバイス(38)と、
    を備えるX線システム(10)。
  2. 前記患者データ(184)は撮像システム(12)から受け取った患者識別用データ(190)を含む、請求項1に記載のシステム(10)。
  3. 前記患者データ(184)は病院(88)または放射線科情報システム(86)から受け取った患者識別用データ(190)を含む、請求項1に記載のシステム(10)。
  4. 前記患者データ(184)は患者(186)の特定用画像を含む、請求項1に記載のシステム(10)。
  5. 前記撮像システム(12)はカメラ(24)を備えると共に、該カメラ(24)が撮影した画像をユーザ観察可能スクリーン(46)上に表示させるためにハンドヘルド式インタフェースデバイス(38)に送信するように構成されている、請求項1に記載のシステム(10)。
  6. 前記ハンドヘルド式インタフェースデバイス(38)は、ユーザ観察可能スクリーン(46)上に表示するために患者のうちのX線撮像曝射中にX線放射を受けることになる解剖領域を表す画像を受け取るように構成されている、請求項1に記載のシステム(10)。
  7. 前記ハンドヘルド式インタフェースデバイス(38)は、曝射を希望する解剖部位を指定するユーザ入力を受け取り、撮像システム(12)に信号を送信するように構成されている、請求項6に記載のシステム(10)。
  8. 前記撮像システム(12)は、所望の解剖部位をX線放射に対して曝露させるのに必要な位置までX線源(16)を移動させるように構成されている、請求項7に記載のシステム(10)。
  9. 前記ユーザ観察可能スクリーン(46)はタッチによる入力のエンコードが可能なタッチスクリーンである、請求項8に記載のシステム(10)。
  10. 前記ユーザタッチ入力はタッチスクリーン上において多点ジェスチャとして解釈される、請求項9に記載のシステム(10)。
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