JP2011242709A - 光ファイバ接続器 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容溝へ光ファイバを円滑かつ確実に導いて光ファイバを良好に保持して接続することが可能な光ファイバ接続器を提供する。
【解決手段】光コネクタ11は、ベース部材22及び押圧部材23の後端の挿入入口には、収容溝26に光ファイバ心線を挿入するための挿入案内部28,33が設けられ、挿入案内部28,33は、収容溝26に向けて内径が小さく形成された案内面29,34がベース部材22及び押圧部材23にそれぞれ設けられ、押圧部材23には、案内面34が他方の案内面29に向かって延びた突起部35が設けられ、板バネ部材の付勢力に抗してベース部材22と押圧部材23の対向するクランプ面22a,23aを離開させた状態で、挿入案内部28,33から収容溝26を軸方向でみてクランプ面22a,23a同士の隙間がない状態となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、光ファイバ同士を機械的に固定して接続する光ファイバ接続器に関する。
光ファイバ同士を接続する接続器として、光ファイバの突き合わせ箇所及びその近傍を挟持して光ファイバを機械的に固定するメカニカルスプライス機構を有するものがある。
この光接続器は、表面に溝が形成された基材と、基材の溝を押圧して覆うように配置される蓋とからなり、溝内に配置される光ファイバを蓋の押圧により溝内に保持する構造を有している。
このような光接続器において、溝の長手方向に沿ってその溝の両脇に凸条を形成し、溝内に配置させようとする光ファイバが凸条により溝からはみ出すことを抑えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、基材と蓋とを広げるために挿入される楔の挿入側に、溝に沿って上方に突出するガイド壁を形成し、ガイド壁によって光ファイバが楔挿入スリット側にはみ出すことを抑えるものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−227493号公報 特開2007−101769号公報
ところで、接続する光ファイバの径が太い場合(例えば被覆径0.9mm)、基材に対する蓋の開き量も大きくする必要がある。この場合、光ファイバのはみ出しを防ぐための凸条やガイド壁の高さを高くしなければならないが、この凸条やガイド壁は、接続器の内部の狭隘な部分に設けられているため、凸条やガイド壁を高く成形することが困難であった。また、この凸条やガイド壁が接続器の内部に設けられているので、光ファイバ挿入入口での光ファイバの外れを防止することができない。
しかも、楔によって広げられる隙間は、楔の挿入側へ向かって次第に広くなっているため、光ファイバの挿入入口において隙間の楔挿入側へ光ファイバが外れて入り込むと、この光ファイバを中心側の溝部へ戻すことができず、挿入作業をやり直さなければならなくなる。例えば、特許文献2等において蓋の開き量が大きい場合、光ファイバを奥のガイド壁によって溝に案内することができるが、蓋の開き量が小さく、溝の脇で光ファイバ径より開き径が小さくなる場合、光ファイバがガイド壁に接触しても溝に入らない。
本発明の目的は、収容溝へ光ファイバを円滑かつ確実に導いて光ファイバを良好に保持して接続することが可能な光ファイバ接続器を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明の光ファイバ接続器は、ガラスファイバを被覆から露出させた光ファイバ心線の前記ガラスファイバを、他のガラスファイバと突き合わせて接続する光ファイバ接続器であって、
前記ガラスファイバを収容する収容溝が形成されたベース部材と、
前記ベース部材の対向位置に配設された押圧部材と、
前記ベース部材と前記押圧部材とを近接方向へ付勢することにより、前記収容溝に収容される前記ガラスファイバを押圧固定させる付勢部材とを備え、
前記ベース部材及び前記押圧部材の少なくとも一端には、前記収容溝に前記光ファイバ心線を挿入するための挿入案内部が設けられ、
前記挿入案内部は、前記収容溝に向けて内径が小さく形成された案内面が前記ベース部材及び前記押圧部材にそれぞれ設けられ、前記ベース部材及び前記押圧部材の何れか一方には、前記案内面が他方の案内面に向かって延びた突起部が設けられ、
前記付勢部材の付勢力に抗して前記ベース部材と前記押圧部材の対向する接合面を離開させた状態で、前記挿入案内部から前記収容溝を軸方向でみて前記接合面同士の隙間が前記ガラスファイバ径未満である、または前記隙間がないことを特徴とする。
本発明の光ファイバ接続器において、前記突起部の案内面における周方向の端部の稜線が、前記収容溝に向かって延びていることが好ましい。
本発明の光ファイバ接続器において、前記挿入案内部は、前記突起部が設けられていない側の前記ベース部材または前記押圧部材の案内面が、前記突起部を収容する半円錐内面部と半円筒内面部を有することが好ましい。
本発明の光ファイバ接続器によれば、挿入入口側の端部から光ファイバを挿し込むと、光ファイバの先端部が、ベース部材及び押圧部材の挿入案内部の案内面によって収容溝へ向かって案内される。このとき、挿入案内部から収容溝を軸方向でみて接合面同士の隙間がガラスファイバ径未満である、または隙間がないので、収容溝へ挿し込まれる光ファイバの接合面同士の隙間への入り込みを確実に防止することができる。これにより、光ファイバを挿入側の端部において確実に収容溝へ向かって導くことができる。
本発明に係る光コネクタの一実施形態の外観を示す側面図である。 図1の光コネクタのスプライス機構を示す側断面図である。 スプライス機構を構成するベース部材の斜視図である。 スプライス機構を構成するベース部材の後端側から見た平面図である。 スプライス機構を構成する押圧部材の斜視図である。 スプライス機構を構成する押圧部材の後端側から見た平面図である。 光コネクタの後端側から見た平面図である。 非クランプ状態における光コネクタの後端側から見た平面図である。
以下、本発明に係る光ファイバ接続器の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、光ファイバ接続器である光コネクタ11は、メカニカルスプライス型光コネクタであり、ガラスファイバ1を被覆2から露出させた光ファイバ心線3の端部に取り付けられる。
光コネクタ11は、ハウジング13の内部にフェルール14を有している。フェルール14には、短尺のガラスファイバからなる内蔵ファイバ15が内蔵されており、この内蔵ファイバ15は、フェルール14の後端から延在されている。
光コネクタ11には、ハウジング13内におけるフェルール14の後方側に、スプライス機構21を備えており、このスプライス機構21は、光コネクタ11の後端側から挿し込んだ光ファイバ心線3を固定する。
スプライス機構21は、ベース部材22と、このベース部材22の対向位置に配設された押圧部材23と、これらのベース部材22と押圧部材23とを近接方向へ付勢する板バネ部材(付勢部材)24とを備えている。
ベース部材22と押圧部材23との間へ挿入された光ファイバ心線3の端部が、板バネ部材24の付勢力によってベース部材22と押圧部材23との間に押圧されて、固定されるようになっている。
ハウジング13には、その側部に複数の挿入口16が形成されており(図1参照)、これらの挿入口16には、楔(図示省略)が挿抜可能とされている。これらの挿入口16へ楔を挿し込むことにより、スプライス機構21を構成するベース部材22と押圧部材23とが板バネ部材24の付勢力に抗して離間される。これにより、ベース部材22と押圧部材23とが離間された非クランプ状態で、光ファイバ心線3の端部の挿抜が可能である。
図3に示すように、ベース部材22は、例えば、樹脂によって一体成型されたものであり、このベース部材22の上面からなるクランプ面(接合面)22aには、幅方向(ファイバ軸方向に直交する方向)の中央位置に、長手方向へ沿って収容溝26が形成されている。この収容溝26は、断面視V字状に形成されたものであり、ファイバ収容溝26aと心線収容溝26bとを含んで構成されている。
フェルール14側のファイバ収容溝26aには、フェルール14から延在された内蔵ファイバ15及び光ファイバ心線3の被覆2から露出されたガラスファイバ1が収容される。
心線収容溝26bは、ファイバ収容溝26aよりも大きなV字状の溝からなり、この心線収容溝26bには、被覆2を有する光ファイバ心線3が収容される。
収容溝26は、心線収容溝26bとファイバ収容溝26aとの間に、案内溝26cを有している。この案内溝26cは、その溝の大きさが、心線収容溝26bの端部からファイバ収容溝26aに向かって次第に小さく形成されている。この案内溝26cによって、光コネクタ11の後端側から挿し込まれた光ファイバ心線3のガラスファイバ1がファイバ収容溝26aへ円滑に案内される。このように、ファイバ収容溝26aに案内されて収容されるガラスファイバ1は、その端面1aが、ファイバ収容溝26aに予め収容されている内蔵ファイバ15の端面15aに突き合わされる。
また、ベース部材22には、クランプ面22aに、押圧部材23が装着される装着溝27が長手方向へわたって形成されている。図4に示すように、装着溝27は、その両側壁27a同士が、上方へ向かって次第に離間するように傾斜されている。
ベース部材22には、その後端に、ガラスファイバ1が露出された光ファイバ心線3を心線収容溝26bへ案内して挿入させるための挿入案内部28が設けられている。挿入案内部28は、収容溝26の心線収容溝26bに向けて内径が小さく形成された案内面29を有している。この案内面29は、半円錐形状に形成された半円錐内面部29aと半円筒形状に形成された半円筒内面部29bとを有している。
押圧部材23は、ベース部材22と同様に、例えば、樹脂によって一体成型されたものであり、ベース部材22のクランプ面22aに形成された装着溝27に装着される。そして、この押圧部材23は、板バネ部材24の付勢力によってベース部材22へ押し付けられることにより、収容溝26に収容された内蔵ファイバ15、ガラスファイバ1及び光ファイバ心線3を挟持して押圧固定する。
図5に示すように、この押圧部材23の下面からなるクランプ面(接合面)23aには、押圧面部31が形成されており、内蔵ファイバ15及びガラスファイバ1は、押圧部材23の押圧面部31によってベース部材22に押圧される。
また、この押圧部材23のクランプ面23aには、ベース部材22の心線収容溝26bと対向する位置に、心線押圧溝32が形成されており、ベース部材22の心線収容溝26bに配置された光ファイバ心線3は、押圧部材23の心線押圧溝32の底面部32aによって心線収容溝26b側へ押圧される。
図6に示すように、押圧部材23には、その後端に、ガラスファイバ1が露出された光ファイバ心線3を収容溝26へ案内して挿入させるための挿入案内部33が設けられている。挿入案内部33は、収容溝26の心線収容溝26bに向けて内径が小さく形成された半円錐形状の案内面34を有している。
また、押圧部材23には、案内面34をベース部材22の案内面29に向かって延びるように形成された突起部35が設けられている。そして、これらの突起部35は、図7に示すように、ベース部材22の挿入案内部28内に入り込み、ベース部材22の案内面29に沿って配置されている。突起部35は、ベース部材22の案内面29との間に挿入方向に僅かな隙間を有する位置に配置され、突起部35の挿入端側は半円筒内面部29b内に収容される。これにより、ベース部材22と押圧部材23との間に長さ方向の位置ずれがあったとしても、挿入案内部28において互いに干渉してしまうことが防がれる。また、これらの突起部35は、案内面34における周方向の端部の稜線35aが、心線収容溝26bに向かって延びるように形成されている。
この押圧部材23の両側面23bは、突起部35に対応する下端部分が、ベース部材22の装着溝27の両側壁27aと同様に、上方へ向かって次第に離間するように傾斜されており、この傾斜された下端部分から上方側が、平行に形成されている。これにより、図7に示すように、ベース部材22の装着溝27へ押圧部材23を装着すると、ベース部材22の装着溝27の側壁27aと押圧部材23の側面23bとの間には、上方へ向かって次第に広がる隙間が形成される。
図2に示すように、上記のベース部材22及び押圧部材23を挟持する板バネ部材24は、連結片部(図示省略)の上下端から同一方向へ延在する一対の押圧片部52を有する断面コ字状またはU字状に形成されたものである。そして、この板バネ部材24の押圧片部52が、ベース部材22及び押圧部材23に接触している。また、押圧片部52は、ファイバ側押圧片部52aと心線側押圧片部52bとに分割されている。
上記構成の光コネクタ11では、板バネ部材24による付勢力が解除された状態、つまり、ハウジング13の挿入口16へ楔が挿し込まれてベース部材22と押圧部材23とが離間された非クランプ状態で、図8に示すように、押圧部材23は、楔の挿入側と反対側へ、装着溝27の側壁27aに側面23bが当接するまで傾いた状態となり、ベース部材22のクランプ面22aと押圧部材23のクランプ面23aとの間には、楔が挿入された側(図中左側)へ向かって次第に広がる隙間が形成される。
これにより、ファイバ収容溝26aと押圧面部31との間及び心線収容溝26bと心線押圧溝32の底面部32aとの間が広がり、ガラスファイバ1及び光ファイバ心線3の挿入が可能となる。
このとき、この光コネクタ11では、押圧部材23の挿入案内部33の両方の突起部35がベース部材22の挿入案内部28へ入り込んだ状態とされている。つまり、楔の挿入側の突起部35は、ベース部材22の挿入案内部28内へ入り込んだ状態に維持される。また、楔の挿入側と反対側の突起部35は、例え、押圧部材23が経時変化により反ってベース部材22から離間する方向へ変形したとしても、ベース部材22の挿入案内部28内から抜け出さず、隙間が形成されることはない。
このことより、非クランプ状態の光コネクタ11では、光コネクタ11の挿入側端部である挿入案内部27,33側から収容溝26を軸方向でみて、ベース部材22及び押圧部材23のクランプ面22a,23a同士の隙間が現れずに存在しない状態となる。
この状態で、被覆2からガラスファイバ1を露出させた光ファイバ心線3を光コネクタ11の挿入入口である後端側から挿し込む。すると、ガラスファイバ1の先端部が、ベース部材22及び押圧部材23の挿入案内部28,33の案内面29,34によって収容溝26へ向かって案内される。
このとき、ベース部材22と押圧部材23との開き量の大小によらず、押圧部材23の挿入案内部33の突起部35がベース部材22の挿入案内部28へ入り込んで、ベース部材22及び押圧部材23の挿入案内部28,33において、クランプ面22a,23aの隙間が現れていないので、クランプ面22a,23aの隙間にガラスファイバ1が入り込むようなことがない。これにより、ガラスファイバ1を光コネクタ11の挿入側端部において確実に収容溝26へ向かって導くことができる。
そして、上記光コネクタ11によれば、突起部35の突出量を大きくすることにより、外径が大きい(例えば、外径0.9mm)光ファイバ心線3に容易に対応したものとすることができる。つまり、突起部35の突出量を大きくすることにより、極めて容易に、外径が大きい光ファイバ心線3を、円滑に収容溝26へ導くことができる光コネクタ11とすることができる。
また、ガラスファイバ1の先端部が、突起部35の稜線35aに当接した場合、ガラスファイバ1は、この稜線35aに沿って収容溝26に案内される。したがって、光コネクタ11の後端から挿し込まれる光ファイバ心線3のガラスファイバ1を、挿入案内部34の案内面34のみならず稜線35aによっても収容溝26へ確実に案内して導くことができる。
収容溝26へ光ファイバ心線3を挿し込み、ガラスファイバ1と内蔵ファイバ15の端面1a,15a同士を当接させたら、挿入口16から楔を抜き取る。すると、板バネ部材24の付勢力が作用してベース部材22と押圧部材23とが近接するクランプ状態となり、内蔵ファイバ15、ガラスファイバ1及び光ファイバ心線3が押圧固定される。
なお、ベース部材22と押圧部材23との開き量が小さくてもよいので、楔の挿抜時に板バネ部材24の変形量を小さくでき、板バネ部材24の降伏点に達しにくい(塑性変形しにくい)。
なお、上記構成の光コネクタ11では、板バネ部材24による付勢力が解除された非クランプ状態において、押圧部材23の突起部35がベース部材22の挿入案内部28から外れ、挿入案内部28,33から収容溝26を軸方向でみて、ベース部材22及び押圧部材23のクランプ面22a,23a同士の隙間が現れて存在していても、その隙間がガラスファイバ1の径未満であれば良い。この場合であっても、この隙間がガラスファイバ1の径未満であるので、光ファイバ心線3のガラスファイバ1は、隙間に入り込むことなく、収容溝26へ案内されることとなる。
また、上記実施形態では、押圧部材23に突起部35を設けたが、ベース部材22側に突起部を設けても良い。また、ベース部材22側の案内面29が半円錐内面部29aと半円筒内面部29bとを有するものとしたが、案内面29としては、全体が円錐形状に形成されたものであっても良い。また、押圧部材23側の案内面34を、半円錐内面部と半円筒内面部とを有するものとしても良い。
また、押圧部材23としては、内蔵ファイバ15及びガラスファイバ1を押圧する部分と光ファイバ心線3を押圧する部分とに分割されていても良い。このようにすると、内蔵ファイバ15及びガラスファイバ1を押圧する部分と光ファイバ心線3を押圧する部分とで、非クランプ状態における開き量を独立して調整することができる。例えば、非クランプ状態において、内蔵ファイバ15及びガラスファイバ1を押圧する部分に対して光ファイバ心線3を押圧する部分の開き量を大きくし、ガラスファイバ1を露出させた光ファイバ心線3の挿入の容易化を図ることができる。
また、押圧部材23を、内蔵ファイバ15及びガラスファイバ1を押圧する部分と光ファイバ心線3を押圧する部分とに分割すると、内蔵ファイバ15及びガラスファイバ1を押圧する部分と光ファイバ心線3を押圧する部分とで、板バネ部材24による付勢力を独立して調整することもできる。例えば、内蔵ファイバ15及びガラスファイバ1を押圧する部分のクランプ力を、光ファイバ心線3を押圧する部分よりも大きくすることにより、突き合わせ部Tを有する内蔵ファイバ15とガラスファイバ1とを強い力で把持することができる。
なお、上記実施形態のように、内蔵ファイバ15及びガラスファイバ1を押圧する部分と光ファイバ心線3を押圧する部分とが一体化された押圧部材23を用いれば、部品点数の削減による低コスト化が図れ、また、部品同士の位置ずれをなくすことができる。
また、上記実施形態では、光ファイバ接続器として、フェルール14に設けられた内蔵ファイバ15に光ファイバ心線3のガラスファイバ1を接続する光コネクタを例示して説明したが、本発明は、ガラスファイバ1を被覆2から露出させた光ファイバ心線3が両端から挿入され、これらの光ファイバ心線3のガラスファイバ1同士を突き合わせて接続する光ファイバ接続器(メカニカルスプライス)にも適用可能である。
この光ファイバ接続器も、収容溝が形成されたベース部材と、ベース部材の対向位置に配設された押圧部材と、ベース部材と押圧部材とを近接方向へ付勢することにより、収容溝に収容されるガラスファイバ1及び光ファイバ心線3を押圧固定させる板バネ部材とを有するメカニカルスプライス機構を備えたものである。
この光ファイバ接続器では、ガラスファイバ1が露出された光ファイバ心線3が挿入される両端の挿入入口において、ベース部材及び押圧部材に、上記構造の挿入案内部28,33を設けることとなる。この光ファイバ接続器によれば、両端から収容溝へガラスファイバ1が露出された光ファイバ心線3を円滑かつ確実に導いて良好に保持して接続することができる。
1:ガラスファイバ、2:被覆、3:光ファイバ心線、11:光コネクタ(光ファイバ接続器)、15:内蔵ファイバ(ガラスファイバ)、22:ベース部材、22a,23a:クランプ面(接合面)、23:押圧部材、24:板バネ部材(付勢部材)、26:収容溝、28,33:挿入案内部、29,34:案内面、29a:半円錐内面部、29b:半円筒内面部、35:突起部、35a:稜線

Claims (3)

  1. ガラスファイバを被覆から露出させた光ファイバ心線の前記ガラスファイバを、他のガラスファイバと突き合わせて接続する光ファイバ接続器であって、
    前記ガラスファイバを収容する収容溝が形成されたベース部材と、
    前記ベース部材の対向位置に配設された押圧部材と、
    前記ベース部材と前記押圧部材とを近接方向へ付勢することにより、前記収容溝に収容される前記ガラスファイバを押圧固定させる付勢部材とを備え、
    前記ベース部材及び前記押圧部材の少なくとも一端には、前記収容溝に前記光ファイバ心線を挿入するための挿入案内部が設けられ、
    前記挿入案内部は、前記収容溝に向けて内径が小さく形成された案内面が前記ベース部材及び前記押圧部材にそれぞれ設けられ、前記ベース部材及び前記押圧部材の何れか一方には、前記案内面が他方の案内面に向かって延びた突起部が設けられ、
    前記付勢部材の付勢力に抗して前記ベース部材と前記押圧部材の対向する接合面を離開させた状態で、前記挿入案内部から前記収容溝を軸方向でみて前記接合面同士の隙間が前記ガラスファイバ径未満である、または前記隙間がないことを特徴とする光ファイバ接続器。
  2. 請求項1に記載の光ファイバ接続器であって、
    前記突起部の案内面における周方向の端部の稜線が、前記収容溝に向かって延びていることを特徴とする光ファイバ接続器。
  3. 請求項1または2に記載の光ファイバ接続器であって、
    前記挿入案内部は、前記突起部が設けられていない側の前記ベース部材または前記押圧部材の案内面が、前記突起部を収容する半円錐内面部と半円筒内面部を有することを特徴とする光ファイバ接続器。
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