JP2011239553A - 電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システム - Google Patents

電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011239553A
JP2011239553A JP2010108263A JP2010108263A JP2011239553A JP 2011239553 A JP2011239553 A JP 2011239553A JP 2010108263 A JP2010108263 A JP 2010108263A JP 2010108263 A JP2010108263 A JP 2010108263A JP 2011239553 A JP2011239553 A JP 2011239553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
generator
flywheel
power supply
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010108263A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Oyamada
大祐 小山田
Hirohisa Satomi
弘久 里見
Jiro Nemoto
治郎 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2010108263A priority Critical patent/JP2011239553A/ja
Publication of JP2011239553A publication Critical patent/JP2011239553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

Landscapes

  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、電力系統に影響を与えることなく、フライホイール、発電機などの構成要素を小型化、あるは、負荷に電力をより長い時間、供給できる電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、電力系統からの電力を変換する電力変換回路と、電力変換回路により変換された電力により回転する電動機と、電動機の回転により回転するフライホイールと、負荷が接続されているときに、フライホイールの回転により電力を発生し、負荷に電力を供給する発電機とを含み、発電機が負荷に接続され、発電機から負荷に電力が供給されているときに、電力変換回路から電動機に電力を供給し、電動機を回転させて、フライホイール及び発電機の回転をアシストする構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システムに係り、特に、電力系統から供給される電力を回転エネルギーとして蓄積し、蓄積した回転エネルギーを電力に変換して、負荷に供給する電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システムに関する。
例えば、核融合実験炉のプラズマ発生装置は、プラズマ発生時に非常に大きな電力を必要とする。このため、核融合実験炉のプラズマ発生装置に電力を供給するための電力供給システムは、商用電力系統、あるいは構内配電線とは電気的に隔離した状態で設置することが望ましい。例えば、核融合実験炉のプラズマ発生装置を商用電力系統、あるいは構内配電線に直接的に接続した状態で、核融合実験炉のプラズマ発生装置に電力を供給すると、商用電力系統、あるいは構内配電線に周波数変動あるいは電圧変動などの悪影響を及ぼすことになる。
このため、核融合実験炉のプラズマ発生装置に電力を供給する電力供給システムは、商用電力系統からの電力をフライホイールに回転エネルギーとして蓄積して、フライホイールに蓄積された回転エネルギーを核融合実験炉のプラズマ発生装置に供給する構成とされていた。
なおフライホイールを用いて負荷に電力を供給する電力供給システムとして、電源の異常時などの非常用電源として、定常時に、電源からの電力によりモータ兼発電機部を回転駆動することにより、フライホイールを回転させ、停電などの電源異常時に、フライホイール113に蓄積された回転エネルギーを、モータ兼発電機部を用いて電気エネルギーに変換して負荷に供給するフライホイール電源装置が提案されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
また、コンピュータなどの電源として使用され、商用電源により回転駆動される電動機、電動機により回転駆動されて回転エネルギーを蓄積するフライホイール、電源異常時などにフライホイールに蓄積された回転エネルギーで発電を行い負荷に電力を供給する同期発電機を有する構成とした無停電電源装置が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
さらに、電力系統から供給される電力を変換してフライホイール発電機に供給する第1の電力変換回路と、電力系統から供給される電力を変換して負荷に供給する第2の電力変換回路とを並列に接続した構成とした電力供給装置が提案されている(例えば、特許文献5参照)。
また、大電力を供給する電力供給システムとしては、核融合試験装置におけるトロイダル磁場コイルに電力を供給する電力供給装置として、複数のフライホイール発電機を設け、複数のフライホイール発電機の一つを選択的に駆動加速し、複数のフライホイール発電機の一つから選択的に負荷に電力を供給する構成が提案されている(例えば、特許文献6参照)。
また、電力蓄積時には電動機として運転され、電力発生時には発電機として運転される発電電動機と、発電電動機の回転により回転され、回転エネルギーを蓄積するフライホイールとを含む電力供給システムが提案されている(例えば、特許文献7参照)。
通常は、電源からコンピュータなどの負荷に電力を供給するとともに、フライホイールを回転させる誘導機に電力を供給し、フライホイールに回転エネルギーを蓄積し、電源異常時にフライホイールにより誘導機を回転させて、コンピュータに電源を供給するフライホイール式無停電電源装置が提案されている(例えば、特許文献8参照)。
商用電源を電力変換装置で電力変換し、電力変換装置で変換された電力により交流発電電動機を回転駆動し、交流発電電動機の回転によりフライホイールを回転させ、商用電源からの電力の供給の停止を検出して、フライホイールに蓄積された回転エネルギーを交流発電電動機により電力に変換して、負荷に供給するエネルギー蓄積装置が提案されている(例えば、特許文献9参照)。
通常時は、電源から負荷に電力を供給するとともに、誘導電動機を回転駆動し、フライホイールを回転させ、フライホイールに回転エネルギーを蓄積し、停電時に、フライホイールの回転により誘導電動機を回転させて、負荷に電力を供給するフライホイール式無停電電源装置が記載されている(例えば、特許文献10参照)。
通常時は、電力系統から負荷側に電力を供給するとともに、誘導電動機兼用誘導発電機を回転駆動し、誘導電動機兼用誘導発電機によりフライホイールを回転して、フライホイールに回転エネルギーを蓄積し、停電時に、フライホイールに蓄積された回転エネルギーを誘導電動機兼用誘導発電機から負荷側に供給するフライホイール型無停電電源装置が提案されている(例えば、特許文献11参照)。
特開昭60−197196号公報 特開昭60−197197号公報 特開昭60−197198号公報 特開昭62−196027号公報 特開平2−79729号公報 特開平2−269417号公報 特開平4−12628号公報 特開2001−178023号公報 特開2004−222451号公報 特開2009−136060号公報 特開2009−303284号公報
しかし、特許文献1〜11に記載の電力供給システムは、いずれも電力系統と負荷とが接続された構成とされている。このため、核融合実験炉のプラズマ発生装置などに大電力を供給するための電力供給システムとして用いると、電力系統に周波数変動、電圧変動などの悪影響を与えることになる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、負荷に適切に電力を供給できる電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システムを提供することを目的とする。
本発明は、電力系統からの電力を変換する電力変換回路と、電力変換回路により変換された電力により回転する電動機と、電動機の回転により回転するフライホイールと、負荷が接続されているときに、フライホイールの回転により電力を発生し、負荷に電力を供給する発電機とを含み、発電機が負荷に接続され、発電機から負荷に電力が供給されているときに、電力変換回路から電動機に電力を供給し、電動機を回転させて、フライホイール及び発電機の回転をアシストする構成としたものである。
本発明によれば、負荷に適切に電力を供給できる電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システムを提供することができる。
本発明に係る電力供給システムの一実施例のシステム構成図である。 本発明に係る電力供給システムの一実施例の電力変換装置111のブロック構成図である。 本発明に係る電力供給システムの一実施例の動作説明図である。
図1は、本発明に係る電力供給システムの一実施例のシステム構成図を示す。
本実施例の電力供給システム100は、図1に示すように、例えば、受電設備110から電力を受電し、負荷120である核融合実験炉のプラズマ発生装置に大電力を供給する電力供給システムである。
電力供給システム100は、例えば、電力変換装置111、電動機112、フライホイール113、発電機114、遮断器115、回転検出器116などを含む構成とされている。受電設備110は、商用電力系統130から電力を受電し、構内配電線140に供給する。なお、本実施例の電力供給システム100は、電力変換装置111、電動機112、フライホイール113、発電機114、遮断器115を、構内配電線140と負荷120との間に直列的に配置した構成とされおり、負荷120には、発電機114から電力が供給され、商用電力系統130、あるいは構内配電線140から直接的に負荷120に電力は供給されない構成とされている。
負荷120は、発電機114から電力を受け、商用電力系統130、構内配電線140から直接電力を受けることはない。よって、負荷120で大電力を消費しても、商用電力系統130、構内配電線140などの受電設備110側の設備に悪影響を与えることを防止できる。受電設備110は、変圧器、遮断器などを含み、商用電力系統130から電力の供給を受けて、変圧して、構内配電線140に供給する。
図2は、本発明に係る電力供給システムの一実施例の電力変換装置111のブロック構成図を示す。
電力変換装置111は、構内配電線140に接続されており、構内配電線140から電力を受電し、電動機112を回転駆動する装置であり、電力変換回路121、速度制御回路122、速度指令部123、駆動回路124、電流制限回路125などを含む構成とされている。
電力変換回路121は、いわゆる、コンバータから構成されており、構内配電線140からの交流電力を直流電力に変換して、駆動回路124に供給する。
速度制御回路122は、いわゆる、ASR(Automatic Speed Regulator)と呼ばれる回路から構成され、電動機112を、いわゆる、ベクトル制御する回路である。速度指令部123は、指令速度に応じた速度指令信号を速度制御回路122に供給する。なお、速度指令信号は、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度を指示するための信号に相当する。
なお、ベクトル制御とは、電動機112のコイルに供給する電流を、供給される電圧に対して大きさと方向を持つベクトルの瞬時値として検知し、ベクトルの瞬時値を制御することにより、コイルL1、L2、L3に供給する電流のタイミング、大きさなどを制御する制御であり、通常は、瞬時出力トルク、鎖交磁束が制御対象となる。なお、ベクトル制御を行うことにより、負荷120に電力を供給するときに、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度が低下しても、電動機112に逆起電力が発生することはない。よって、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸を回転しつつ、電動機112を回転駆動しても電動機112に逆起電力が発生し、構内配電線140に悪影響を及ぼすことはない。
速度制御回路122は、速度指令部123から供給される速度指令信号と回転検出器116から供給される実速度信号とから指令速度と実速度の差分に応じた駆動制御信号を発生し、電流制限回路125を介して駆動回路124に供給される。
駆動回路124は、3相分のIGBTインバータ回路などから構成され、速度制御回路122から供給される駆動制御信号に基づいて3相駆動電流を生成する。駆動回路124で生成される3相駆動電流は、電動機112のコイルL1、L2、L3に供給される。
電流制限回路125は、速度制御回路122と駆動回路124との間に設けられ、電動機112のコイルL1、L2、L3に所定電流、例えば、電動機112の定格電流以上の電流が流れないように、駆動回路124から電動機112のコイルL1、L2、L3に供給される駆動電流を所定の上限値と所定の下限値に制限する。このため、コイルL1、L2、L3に流れる駆動電流は、所定の上限値以上、また、所定の下限値以下とはならない。
電動機112は、例えば、かご型3相誘導電動機などから構成されており、駆動回路124から供給される駆動電流がコイルL1、L2、L3に供給され、コイルL1、L2、L3により回転磁界が発生し、かご形ロータが回転駆動される。
電動機112のかご型ロータは、その回転軸がフライホイール113の回転軸に接続されており、フライホイール113に回転駆動力を伝達する。
フライホイール113は、例えば、略円盤状、あるいは、円環状の重量物から構成されており、その回転軸は、電動機112の出力回転軸及び発電機114の回転軸に接続されている。フライホイール113は、電動機112の回転駆動力により回転し、回転エネルギーを蓄積する。なお、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸は、同じ軸であっても、別々の軸を接続した構成であってもよい。
発電機114は、例えば、交流同期発電機などから構成され、いわゆる、短絡発電機として作用する。発電機114は、コイルが遮断器115を介して負荷120に接続されている。発電機114は、遮断器115がオフしているときには、負荷120と電気的に切断され、開放状態となる。発電機114は、コイルが開放状態のときには、ロータが回転してもコイルに誘導電流は流れず、発電は行われない。
発電機114は、遮断器115がオンすると、コイルが負荷120に電気的に接続され、コイルに電流が発生し、負荷120に電力を供給する。
回転検出器116は、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸に設けられ、回転軸の回転速度に応じた回転検出信号を出力する。回転検出器116で検出した回転検出信号は、電力変換装置111の速度制御回路122に供給される。
回転検出器116は、例えば、磁気式、光電式など電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度を検出できる構成のものであればよい。例えば、マグネットを電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸に固定し、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転とともに回転するように構成する。
また、ホール素子を、マグネットに対向する位置に固定して配置し、ホール素子に電圧を印加し、マグネット上を通過するときにホール素子の抵抗が変化し、素子に流れる電流が変化する。この電流の変化を検出することにより回転軸の回転に応じた回転検出信号を検出する。回転検出器116で検出された回転検出信号は、パルス状に波形成形されて、速度制御回路122に供給される。
速度制御回路122は、回転検出器116からのパルスの周波数、周期などにより電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度を検出する。速度制御回路122は、前述したように回転検出器116で検出された回転速度と速度指令部123から供給される指令回転速度との差分に応じた電流が電動機112のコイルL1、L2、L3に流れるようにベクトル制御を行い、駆動回路124を構成する各IGBTを制御する。
次に、本実施例の電力供給システム100の動作について説明する。
図3は、本発明に係る電力供給システムの一実施例の動作説明図を示す。図3において横軸は、時間、縦軸は、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度を示す。
まず、図3に示すように時刻t0で遮断器115をオフした状態で、電力変換装置111により電動機112を回転駆動する。このとき、フライホイール113及び発電機114は、慣性が大きいので、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度は、徐々に増加し、フライホイール113、及び発電機114に回転エネルギーが蓄積される。このとき、電動機112で消費される電力は、負荷120で消費される電力に比べて十分に小さいので、電動機112の回転駆動が構内配電線140に悪影響を与えることはない。
時刻t1で、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度が必要とする電力を発生するのに十分な回転速度R1に達する。なお、回転速度R1は、速度指令部123により指令されている回転速度であり、例えば、500rpmである。
時刻t2で、遮断器115をオンすると、発電機114が発電を開始し、負荷120に電力を供給する。このとき、負荷120は、大電力を短時間で一気に消費するので、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸は、一気に低下する。
このとき、本実施例では、時刻t2以降においても電力変換装置111で変換される電力を電動機112に供給し、電動機112を回転駆動続ける。これにより、電動機112の回転駆動力により、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸が回転駆動され、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度の低下を遅延させることが可能となる。
本実施例のように時刻t2で電力変換装置111から電動機112への電力の供給を切断し、電動機112のロータを自由回転状態にすると、図3に一点鎖線で示すように電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度は、一気に低下することになる。
これに対して、本実施例によれば、電力変換装置111から電動機112に電力を供給し、電動機112を回転速度R1で、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸を回転させるように、回転制御することにより、図3に実線で示すように、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度の低下を遅延させることができる。
ここで、本実施例の電力供給システム100の適用例について説明する。
本実施例の電力供給システム100は、例えば、実験用核融合炉で用いられるプラズマ発生装置に電力を供給するシステムとして適用可能である。実験用核融合炉で用いられるプラズマ発生装置は、必要な電力が、例えば、数百MVA、必要なエネルギーが、数GJであり、運転時間は、数十秒〜数百秒である。
数百MVAの電力量を商用電力系統130から直接引き込むことはできない。このため、本実施例の電力供給システム100により必要なエネルギーを回転エネルギーとして蓄積する。本実施例の電力供給システム100に必要なエネルギーを回転エネルギーとして蓄積した後、一気に負荷120に電力を供給する。このとき、フライホイール113及び発電機114に必要となる慣性モーメントGD2は、数千〜1万数千t・m2程度であり、回転速度は、500rpm程度となる。なお、GD2は、重力単位系における慣性モーメントの表現形式の一つであり、Gは重量、Dは回転直径を示している。
このとき、本実施例の電力供給方法を適用することにより、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸の回転速度の低下を遅延させることができる。よって、同等の電力を同等の期間、提供する場合には、フライホイール、及び発電機の慣性を小さくできる。同じ慣性であれば、同等の電力を長い期間、供給することができる。
また、フライホイール、及び発電機の慣性を小さくすることにより、フライホイール、及び発電機を収容する建物を小型化することができる。さらに、軸受けや支持構造物に対する負荷を低減でき、また、フライホイールへの蓄積エネルギーの維持に必要な電力を少なくできる。
なお、本実施例では、電動機112、フライホイール113、発電機114の回転軸を同じ軸としたが、クラッチなどを介して接続した構成であってもよく、要は、発電機114から負荷120に電力を供給するときに、電動機112がフライホイール113及び発電機114に接続されており、電動機112によりフライホイール113及び発電機114が回転駆動される構成であればよい。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲で種々の実施例に適用可能であることは言うまでもない。
100 電力供給システム
110 受電設備
120 負荷
130 商用電力系統
140 構内配電線
111 電力変換装置
112 電動機
113 フライホイール
114 発電機
115 遮断器
116 回転検出器
121 電力変換器
122 速度制御回路
123 速度指令部
124 駆動回路
125 電流制限回路

Claims (6)

  1. 電力系統から供給される電力を変換する電力変換回路と、前記電力変換回路により変換された電力により回転する電動機と、前記電動機の回転により回転するフライホイールと、前記負荷が接続されたときに、前記フライホイールの回転により回転して、電力を発生し、前記負荷に電力を供給する発電機とを含む電力システムの電力供給方法であって、
    前記発電機を前記負荷から切断した状態で、前記電力系統からの電力を前記電力変換回路に供給し、前記電力変換回路により変換された電力により前記電動機を回転させ、前記フライホイール、及び前記発電機を回転させ、前記フライホイール、及び前記発電機の回転エネルギーとして電力を蓄積する電力蓄積ステップと、
    前記発電機を前記負荷に接続することにより前記フライホイール、及び前記発電機の回転エネルギーを前記発電機により電力に変換し、前記負荷に電力を供給する電力供給ステップとを含み、
    前記電力供給ステップは、前記電力系統からの電力を前記電力変換回路に供給し、前記電力変換回路により変換された電力により前記電動機を回転させることにより前記フライホイール、及び前記発電機の回転の低下を遅延させつつ、前記負荷に電力を供給することを特徴とする電力供給システムの電力供給方法。
  2. 前記電力供給ステップは、前記電動機、又は前記フライホイール、又は前記発電機の回転速度を検出する回転検出ステップと、
    前記回転検出ステップで検出された前記電動機、又は前記フライホイール、又は前記発電機の回転速度に応じて前記電動機の回転速度を制御する回転制御ステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の電力供給システムの電力供給方法。
  3. 前記電力供給ステップは、前記電力変換回路から前記電動機に供給する電流を所定の電流に制限する電流制限ステップを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の電力供給システムの電力供給方法。
  4. 電力系統から供給される電力を回転エネルギーとして蓄積し、蓄積した回転エネルギーを電力に変換して、負荷に供給する電力供給システムであって、
    前記電力系統からの電力を変換する電力変換回路と、
    前記電力変換回路により変換された電力により回転する電動機と、
    前記電動機の回転により回転するフライホイールと、
    前記負荷に接続されているときに、前記フライホイールの回転により電力を発生し、前記負荷に電力を供給する発電機とを含み、
    前記発電機を前記負荷に接続し、前記発電機から前記負荷に電力を供給するときに、前記電力系統からの電力を前記電力変換回路に供給し、前記電力変換回路により変換された電力により前記電動機を回転させることにより前記フライホイール、及び前記発電機の回転の低下を遅延させつつ、前記負荷に電力を供給することを特徴とする電力供給システム。
  5. 前記電動機、又は前記フライホイール、又は前記発電機の回転速度を検出する回転速度検出手段を含み、
    前記電力変換回路は、前記回転速度検出手段により検出された回転速度に基づいて前記電動機の回転速度制御を行う速度制御回路を含むことを特徴とする請求項4記載の電力供給システム。
  6. 前記電力変換回路は、前記電動機に供給する電流を所定の電流に制限する電流制限回路を含むことを特徴とする請求項4又は5記載の電力供給システム。
JP2010108263A 2010-05-10 2010-05-10 電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システム Pending JP2011239553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010108263A JP2011239553A (ja) 2010-05-10 2010-05-10 電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010108263A JP2011239553A (ja) 2010-05-10 2010-05-10 電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011239553A true JP2011239553A (ja) 2011-11-24

Family

ID=45326895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010108263A Pending JP2011239553A (ja) 2010-05-10 2010-05-10 電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011239553A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013054640A1 (ja) * 2011-10-11 2013-04-18 株式会社 東芝 フライホイール発電設備およびその運転方法
JP2014090644A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Kobe Steel Ltd フライホイール式電力貯蔵装置
CN106411201A (zh) * 2016-10-20 2017-02-15 重庆乔麦科技有限公司 一种三相电动机发电电路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0595700A (ja) * 1991-09-30 1993-04-16 Okinawa Denryoku Kk フライホイール発電機の制御装置
JP2001197688A (ja) * 2000-01-14 2001-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力貯蔵装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0595700A (ja) * 1991-09-30 1993-04-16 Okinawa Denryoku Kk フライホイール発電機の制御装置
JP2001197688A (ja) * 2000-01-14 2001-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電力貯蔵装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013054640A1 (ja) * 2011-10-11 2013-04-18 株式会社 東芝 フライホイール発電設備およびその運転方法
JP2013085401A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Toshiba Corp フライホイール発電設備およびその運転方法
EP2608358A1 (en) * 2011-10-11 2013-06-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Flywheel power generating facility and operating method therefor
EP2608358A4 (en) * 2011-10-11 2015-04-22 Toshiba Kk POWER GENERATION SYSTEM FOR A FLYWHEEL AND OPERATING METHOD THEREFOR
US9300185B2 (en) 2011-10-11 2016-03-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Flywheel power generating facility and method of operating same
JP2014090644A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Kobe Steel Ltd フライホイール式電力貯蔵装置
CN106411201A (zh) * 2016-10-20 2017-02-15 重庆乔麦科技有限公司 一种三相电动机发电电路
CN106411201B (zh) * 2016-10-20 2021-02-05 重庆乔麦科技有限公司 一种三相电动机发电电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106401881B (zh) 检测或监测磁体的退磁的方法
US7554302B2 (en) Slip-controlled, wound-rotor induction machine for wind turbine and other applications
US8754615B2 (en) Conversion of synchronous generator to synchronous condenser
EP1734650A1 (en) Power generation system
CN103683318A (zh) 响应于高压电网事件控制双馈感应发电机的***和方法
EP2403126B1 (en) Method for operating a wind turbine, method for determining the temperature of a permanent magnet and controller for a wind turbine
EP2528226B1 (en) Rescue operation device of elevator
KR102409164B1 (ko) 사이리스터 기동 장치
JP4422030B2 (ja) マトリクスコンバータの作動方法、並びにこの方法を実施するためのマトリクスコンバータ
JP2007259587A (ja) 発電回生装置、及び発電回生装置の励磁方法、並びに発電回生装置の発電方法
US7068014B2 (en) Online alternator flywheel system
JP2011239553A (ja) 電力供給システムの電力供給方法、及び、電力供給システム
JP2012231607A (ja) 風力発電装置
JP2016015824A (ja) 交流励磁機の励磁装置
US20180342968A1 (en) Methods for operating electrical power systems
JP2011019374A (ja) 風力発電装置における過回転防止装置
CN102108942A (zh) 风力发电***及其控制方法
KR101417509B1 (ko) 이중 회전자를 갖는 동기 발전기 시스템
KR101312792B1 (ko) 다중 권선 구조의 초전도 동기 발전 시스템 및 그 방법
JP5732723B2 (ja) フライホイール蓄電システム
JP2022552104A (ja) ガスタービン発電機における低速を検出するシステム及び方法
JP2013046450A (ja) 分散電源用発電装置の過回転防止装置
JP2011050167A (ja) 二次励磁型発電システム
JP7475048B2 (ja) 誘導発電機の系統並列方法及び装置
JP4822138B2 (ja) 発電システムおよびその運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140527