JP2011239547A - 基準回路モジュール、三相インバータ回路、整流回路、pam回路、一石型pam回路、ハーフブリッジ/インターリーブ回路、および空気調和装置 - Google Patents

基準回路モジュール、三相インバータ回路、整流回路、pam回路、一石型pam回路、ハーフブリッジ/インターリーブ回路、および空気調和装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 インバータ回路や整流回路等を構成するための共通回路モジュール、特に高効率で小型の回路モジュールを得ることを目的とする。
【解決手段】 基準回路モジュール12が、直列に接続された上アームスイッチ部14Ua、14Va、14Wa、および下アームスイッチ部14Ub、14Vb、14Wbと、上アームスイッチ部と下アームスイッチ部との間に設けられた入力または出力のための端子15U、15V、15Wとを備えたアーム13U、13V、13Wを備え、上アームスイッチ部および下アームスイッチ部のそれぞれはスイッチング素子Q1〜6またはダイオードD1〜6を備え、スイッチング素子またはダイオードはワイドギャップ半導体からなることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、インバータを用いた空気調和装置に関する。
圧縮機をインバータ制御する装置は、整流回路、力率改善回路、インバータ回路等を備えており、例えば、特許文献1には、整流回路部が交流電源を整流し、整流された電源の力率改善を高力率コンバータ回路部が行い、高力率コンバータ回路部で生成された電圧を平滑コンデンサが平滑し、インバータ回路部が、平滑された直流電源を三相交流に変換して圧縮機のモータを駆動するモータ制御装置が開示されている。また、特許文献1には、小型化や低ノイズ化を目指し、整流回路部、インバータ回路部のそれぞれを1パッケージ化したり、整流回路部と高力率コンバータ回路部とインバータ回路部とを1パッケージ化したりする技術が開示されている(0008、0009、0032、0033欄等)。
同様に、特許文献2においても、高力率コンバータ部と平滑コンデンサとインバータ回路部とをモジュール化する旨が記載されている(0011、0019欄等)。
特開2002−291260(図1) 特開2002−233165(図4)
しかし、従来の整流回路部、コンバータ回路部、インバータ回路部には、各回路を構成するダイオードやスイッチング素子に通常のシリコン素子が用いられていた。
このとき、整流回路部において、電圧降下が大きく、それに伴いダイオードの定常損失が増大し、コンバータ部分の効率を低下させる要因となっていた。
また、整流回路部やインバータ回路部におけるダイオードの定常損失の増大により温度上昇が発生するにも関わらず、シリコンを用いたダイオードの使用温度限界は150度程度と低いため、温度上昇が発生しないような運転を行ったり、温度上昇を防止するためにダイオードに放熱部品を取り付けたりする必要があった。また、放熱部品を取り付ける場合においても、放熱部品を含むインバータ制御装置が大きくなったり、放熱部品の冷却のために放熱部品を風路に位置するような構成にする必要が発生するなど、空気調和装置の大きさや空気調和装置内の部品配置に制約が生ずる問題もあった。
また、一般的に、半導体素子においては、物性上チップの単位面積あたりに流すことができる電流量が決まっており、ダイオードやスイッチング素子のチップサイズを小さくするにも限界があり、上記のように放熱部品を取り付ける必要があることから、インバータ制御部を小型集積化することが困難であった。
この発明は、上記のような問題を解決するためのものであり、インバータ回路や整流回路等を構成するための共通回路モジュール、特に高効率で小型の回路モジュールを得ることを目的とする。
この発明に係る基準回路モジュールは、直列に接続された上アームスイッチ部および下アームスイッチ部と、上アームスイッチ部と下アームスイッチ部との間に設けられた入力または出力のための端子と、を備えたアームを3つ備え、上アームスイッチ部および下アームスイッチ部のそれぞれは、スイッチング素子またはダイオードを備え、スイッチング素子またはダイオードはワイドギャップ半導体からなることを特徴とする。
この発明によれば、基準回路モジュールが、直列に接続された上アームスイッチ部および下アームスイッチ部と、上アームスイッチ部と下アームスイッチ部との間に設けられた入力または出力のための端子と、を備えたアームを3つ備え、上アームスイッチ部および下アームスイッチ部のそれぞれは、スイッチング素子またはダイオードを備え、さらにスイッチング素子またはダイオードはワイドギャップ半導体からなるため、スイッチング損失が少なく、高温で動作する上発熱量が少なくなり、高効率かつ小型集積した基準回路モジュールを得ることができる。
また、基準回路モジュールにおいて実装する部品を選択することにより、インバータ回路、整流回路、コンバータ回路等を実現できるため、ひとつのインバータ制御装置をひとつの共通化したモジュールで構成することができる。
実施の形態1に係るモータ制御部の回路ブロック図である。 図1におけるモータ制御部を構成するインバータ回路5である。 実施の形態2に係るインバータ回路である。 実施の形態3に係るインバータ回路である。 実施の形態4に係る整流回路3である。 実施の形態5に係る簡易PAMコンバータである。 実施の形態6に係る一石型PAM回路である。 実施の形態7に係るハーフブリッジ/インターリーブ回路である。 実施の形態1−7に係る基準回路モジュール12の他の形態である。 実施の形態1−7に係る基準回路モジュール12の他の形態である。
ここでは、本発明に係るインバータ制御装置の一例として、空気調和装置を構成する圧縮機のモータを制御するためのモータ制御部について説明する。空気調和装置は室内機と室外機とを有し、これらの室内機や室外機は、冷媒回路を構成する熱交換器や圧縮機や膨張弁等を有し、この冷媒回路内を冷媒が循環する。また、室外機では、圧縮機が冷媒を圧縮する。この圧縮機のモータの回転をモータ制御部が制御している。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るモータ制御部の回路ブロック図である。
モータ制御部は、モータ1に接続しており、交流電源2に接続して交流を直流に変換する整流回路3、整流回路3と母線4aおよび4bで接続して直流から三相交流に変換し、モータ1の入力端子(U相、V相、W相)に接続してモータ1を駆動するインバータ回路5を備える。
また、整流回路3とインバータ回路5との間には、リアクトル6、ダイオード7、および母線4aと4bとの間に配置されたスイッチング素子8からなる高力率コンバータ回路9を備えることで、電源力率改善を行っている。
また、高力率コンバータ回路9とインバータ回路5との間であって、母線4aと4bとの間にコンデンサ10を設けることで、高力率コンバータ部9からの電圧を平滑化している。
また、制御部11が、インバータ回路5を構成するスイッチング素子(図示せず)に回線11aを介して接続するとともに、高力率コンバータ回路9を構成するスイッチング素子8に回線11bを介して接続し、スイッチング素子のスイッチング制御を行っている。
図2は、図1におけるモータ制御部を構成するインバータ回路5であり、特に破線で囲まれた部分は基準回路モジュール12である。
インバータ回路5は、基板上に基準回路モジュール12が搭載されるとともに、インバータ回路用に基板上で配線されたものである。
基準回路モジュール12は、U相アーム13U、V相アーム13V、およびW相アーム13Wを有し、U相アーム13Uは、点線で囲まれた上アームスイッチ部14Ua、および点線で囲まれた下アームスイッチ部14Ubを有する。また、U相アーム13Uと同様に、V相アーム13VおよびW相アーム13Wも、それぞれ、上アームスイッチ部14Va、14Wa、および下アームスイッチ部14Vb、14Wbを有する(点線、および符号による図示せず)。
上アームスイッチ部14Ua、14Va、14Wa、および下アームスイッチ部14Ub、14Vb、14Wbは、それぞれ、並列接続されたスイッチング素子Q1〜6とダイオードD1〜6とから構成されている。
ダイオードD1〜6には、半導体と金属を接合させてダイオード作用を行うショットキーバリアダイオードが使用され、スイッチング素子Q1〜6およびダイオードD1〜6には、ワイドギャップ半導体であるSiCにより構成されている。
なお、スイッチング素子Q1〜6およびダイオードD1〜6には、SiCではなく、ワイドギャップ半導体の一つであるGaNを用いても良い。
また、U相アーム13Uにおいて、上アームスイッチ部14Uaと下アームスイッチ部14Ubとの間には端子15Uが設けられ、この端子は、U相出力端子としてモータ1のU相入力端子に接続する。同様に、V相アーム13VおよびW相アーム13Wにおいても、端子15Vおよび端子15Wが、V相出力端子およびW相出力端子として、モータ1のV相入力端子、W相入力端子に接続する。
また、基準回路モジュール12が搭載される基板上において、U相アーム13U、V相アーム13V、W相アーム13Wの上アームスイッチ部14Ua、14Va、14Wa側の端部16Ua、16Va、16Waを母線4aに接続し、下アームスイッチ部14Ub、14Vb、14Wb側の端部16Ub、16Vb、16Wb(図2における一点鎖線)を母線4bに接続する。これより、U相アーム13U、V相アーム13V、W相アーム13Wが並列に接続することになる。
上記のように、基準回路モジュール12を用い、基板上で任意の配線を行うことで、三相インバータ回路5を構成できる。
このようなインバータ回路は、インバータ駆動のために各スイッチング素子Q1〜6がオンからオフに切り替わるときに非常に大きな逆回復電流が流れる。また、各スイッチング素子Q1〜6には、20A以上の大きな電流が定常的に流れている。
しかし、このスイッチング素子Q1〜6およびダイオードD1〜6にはワイドギャップ半導体であるSiCが用いられているため、逆回復電流に関しては逆回復電流が従来のシリコンに比べて非常に少なく、逆回復時間が非常に短い。例えば、定格逆耐圧600Vおよび定格順電流6AのSiCショットキーバリアダイオードでは逆回復電荷は20nc程度であり、通常のシリコンPN接合ダイオードの逆回復電荷150〜1500ncに比べて著しく小さい。
これにより、スイッチング損失を大幅に小さくすることができ、また発熱を抑えることができるため、放熱部品が不要であるか小さな放熱部品の取り付けで十分となり、スイッチング素子Q1〜6とダイオードD1〜6とをモジュール化した基準回路モジュール12を構成することができる。また、モジュールの放熱も少ないため、基準回路モジュール12、およびインバータ回路5部分の小型化も図ることができる。
また、オン抵抗については、ショットキーバリアダイオードで比較した場合、SiCを用いたダイオードD1〜6は、従来のシリコンの1/100程度になり、スイッチング素子Q1〜6に関しても、従来のシリコンを用いた場合の1/10程度となる。このように、オン抵抗値も小さいため、大規模な放熱部品が不要となる。
また、スイッチング素子Q1〜6にSiCを用いた場合、電力密度が通常のシリコンに比べて約4倍となるため、同量の電力を扱う場合に半導体チップ面積が小さくすることができ、半導体素子そのものも小さくでき、基準回路モジュール12、引いてはインバータ制御装置を小さくすることができる。
さらに、上アームスイッチ部、下アームスイッチ部を有するアーム13U、13V、13Wを有する基準回路モジュール12を準備し、必要な箇所にスイッチング素子とダイオードとを設けるとともに、基準回路モジュール12を搭載する基板上で配線を行うようにしたので、基準回路モジュール12の小型化と共通化を図ることができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係るインバータ回路である。この実施の形態2に係るインバータ回路は、実施の形態1に係る基準回路モジュール12を2つ使用してインバータ回路を構成するものであり、実施の形態1と同じ構成については実施の形態1と同じ符号を用いるとともに、それらの構成、作用、効果等の説明を省略する。
図3では、第1の基準回路モジュール12−1、第2の基準回路モジュール12−2が並列に配置されている。
(新たなU相アーム)
まず、第1の基準回路モジュール12−1のU相出力端子15UとV相出力端子15Vとを接続して新たなU相出力端子15U−2としてモータ1のU相入力端子に接続する。また、制御部11(図示せず)は、第1の基準回路モジュール12−1におけるスイッチング素子Q1とQ2とを一纏めにして新たなU相アームの上アーム側とし、スイッチング素子Q4とQ5とを一纏めにして新たなU相アームの下アーム側として、それぞれのスイッチング素子をON・OFFする。これにより、図3に点線で図示したように、第1の基準回路モジュール12−1のU相アーム13UとV相アーム13Vとが、新たなU相アームとなる。
(新たなV相アーム)
また、第1の基準回路モジュール12−1のW相出力端子15Wと第2の基準回路モジュール12−2のU相出力端子15Uとを接続して新たなV相出力端子15V−2としてモータ1のV相入力端子に接続する。また、制御部11(図示せず)は、第1の基準回路モジュール12−1におけるスイッチング素子Q3と第2の基準回路モジュール12−2におけるスイッチング素子Q1とを一纏めにして新たなV相アームの上アーム側とし、第1の基準回路モジュール12−1におけるスイッチング素子Q6と第2の基準回路モジュール12−2におけるスイッチング素子Q4とを一纏めにして新たなV相アームの下アーム側として、それぞれのスイッチング素子をON・OFFする。これにより、図3に点線で図示したように、第2の基準回路モジュール12−1のW相アーム13Wと第2の基準回路モジュール12−2のU相アーム13Uとが、新たなV相アームとなる。
(新たなW相アーム)
また、第2の基準回路モジュール12−2のV相出力端子15VとW相出力端子15Wとを接続して新たなW相出力端子15W−2としてモータ1のW相入力端子に接続する。また、制御部11(図示せず)は、第2の基準回路モジュール12−2におけるスイッチング素子Q2とQ3とを一纏めにして新たなW相アームの上アーム側とし、スイッチング素子Q5とQ6とを一纏めにして新たなW相アームの下アーム側として、それぞれのスイッチング素子をON・OFFする。これにより、図3に点線で図示したように、第2の基準回路モジュール12−2のV相アーム13VとW相アーム13Wとが、新たなW相アームとなる。
以上のように、この実施の形態2によれば、2つの基準回路モジュール12−1、12−2を並列接続し、基準回路モジュール12−1、12−2のU相出力端子、V相出力端子、W相出力端子を接続し直すとともに、制御部11において、2つのスイッチング素子を一纏めにして制御することで、三相インバータ回路を実現することができる。
また、実施の形態1では1つの基準回路モジュール12でインバータ回路5を構成していたところ、この実施の形態2では基準回路モジュール12を2つ使用しているため、実施の形態1に記載のインバータ回路よりも大容量の電力を扱うことができる。
また、基準回路モジュール12の構成は変えずに、同じ2つの基準回路モジュール12−1、12−2を並べて、基板上で一部の配線を変更するだけで大容量に対応したインバータ回路を実現することができ、使用する回路、つまり基準回路モジュールを共通化することで構成を簡素化することができる。
また、実施の形態1でも述べたように、スイッチング素子Q1〜6、ダイオードD1〜6にワイドギャップ半導体を用いているため、スイッチング損失が少なく、放熱量も少ないので、基準回路モジュールを2つ用いてインバータ制御装置を動作させても発熱量が少なく、大きな放熱部品を使用することなく、大容量電力に対応することができる。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3に係るインバータ回路である。この実施の形態3に係るインバータ回路は、実施の形態1に係る基準回路モジュール12を3つ使用してインバータ回路を構成するものであり、実施の形態1と同じ構成については実施の形態1と同じ符号を用いるとともに、それらの構成、作用、効果等の説明を省略する。
図4では、第1の基準回路モジュール12−1、第2の基準回路モジュール12−2、第3の基準モジュール12−3が並列に配置されている。
(新たなU相アーム)
まず、第1の基準回路モジュール12−1のU相出力端子15UとV相出力端子15VとW相出力端子15Wとを接続して新たなU相出力端子15U−3としてモータ1のU相入力端子に接続する。また、制御部11(図示せず)は、第1の基準回路モジュール12−1におけるスイッチング素子Q1とQ2とQ3とを一纏めにして新たなU相アームの上アーム側とし、スイッチング素子Q4とQ5とQ6とを一纏めにして新たなU相アームの下アーム側として、それぞれのスイッチング素子をON・OFFする。これにより、第1の基準回路モジュール12−1全体が新たなU相アームとなる。
(新たなV相アーム)
また、第2の基準回路モジュール12−2のU相出力端子15UとV相出力端子15VとW相出力端子15Wとを接続して新たなV相出力端子15V−3としてモータ1のV相入力端子に接続する。また、制御部11(図示せず)は、第2の基準回路モジュール12−2におけるスイッチング素子Q1とQ2とQ3とを一纏めにして新たなV相アームの上アーム側とし、スイッチング素子Q4とQ5とQ6とを一纏めにして新たなV相アームの下アーム側として、それぞれのスイッチング素子をON・OFFする。これにより、第2の基準回路モジュール12−3全体が新たなV相アームとなる。
(新たなW相アーム)
また、第3の基準回路モジュール12−3のU相出力端子15UとV相出力端子15VとW相出力端子15Wとを接続して新たなW相出力端子15W−3としてモータ1のW相入力端子に接続する。また、制御部11(図示せず)は、第3の基準回路モジュール12−3におけるスイッチング素子Q1とQ2とQ3とを一纏めにして新たなW相アームの上アーム側とし、スイッチング素子Q4とQ5とQ6とを一纏めにして新たなW相アームの下アーム側として、それぞれのスイッチング素子をON・OFFする。これにより、第3の基準回路モジュール12−3全体が新たなW相アームとなる。
以上のように、この実施の形態3によれば、3つの基準回路モジュール12を並列接続し、基準回路モジュール12−1、12−2、12−3のU相出力端子、V相出力端子、W相出力端子を接続し直すとともに、制御部11において、3つのスイッチング素子を一纏めにして制御することで、三相インバータ回路を実現することができる。
また、実施の形態2では、2つの基準回路モジュール12でインバータ回路5を構成していたところ、この実施の形態3では基準回路モジュール12を3つ使用しているため、実施の形態2に記載のインバータ回路よりもさらに大容量の電力を扱うことができる。
また、基準回路モジュール12の構成は変えずに、同じ3つの基準回路モジュール12−1、12−2、12−3を並べて一部の配線を変更するだけで大容量に対応したインバータ回路を実現することができ、使用する回路を共通化することで構成を簡素化することができる。
また、実施の形態1でも述べたように、スイッチング素子Q1〜6、ダイオードD1〜6にワイドギャップ半導体を用いられているため、スイッチング損失が少なく、放熱量も少ないので、基準回路モジュールを3つ用いてインバータ制御装置を動作させても発熱量が少なく、放熱部品を使用することなく、大容量電力に対応することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、基準回路モジュール12を用いて構成した容量の異なる三相インバータ回路について説明した。この実施の形態4では、図1に記載した基準回路モジュール12を利用して整流回路3を構成する場合について説明する。
図5は、本発明の実施の形態4に係る整流回路3である。この実施の形態4に係る整流回路は、実施の形態1に係る基準回路モジュール12を利用するものであり、実施の形態1と同じ構成については実施の形態1と同じ符号を用いるとともに、それらの構成、作用、効果等の説明を省略する。
この実施の形態4に係る整流回路3は、図1に記載の基準回路モジュール12を構成する上アームスイッチ部14Ua、14Va、14Wa、および下アームスイッチ部14Ub、14Vb、14Wbのそれぞれにおいて、スイッチング素子Q1〜6を備えず、ダイオードD1〜6のみ実装されている。
また、U相アーム13U、V相アーム13V、W相アーム13Wにおける上アームスイッチ部と下アームスイッチ部との間の端子は、交流電源2に接続する。
また、基板上において、U相アーム13U、V相アーム13V、W相アーム13Wの端部16Ua、16Va、16Waを図1における母線4aに接続し、下アームスイッチ部14Ub、14Vb、14Wb側の端部16Ub、16Vb、16Wbを母線4bに接続する。これにより、U相アーム13U、V相アーム13V、W相アーム13Wが並列に接続することになる。
以上のように、基準回路モジュール12を用い、基準回路モジュール1においてダイオードD1〜6のみ実装するとともに、スイッチング素子Q1〜6を未実装にして、基板上の配線を行うことで、3相整流ブリッジ回路を実現できる。
また、実施の形態1と同様、ダイオードD1〜6にワイドギャップ半導体を用いるため、発熱が少なく、モジュールの放熱も少ないため、整流回路部分も小型化することができる。
実施の形態5.
実施の形態4では、基準回路モジュール12を利用して構成した整流回路3について説明した。この実施の形態5では、図1に記載した基準回路モジュール12を利用して簡易PAMコンバータを構成する場合について説明する。
図6は、本発明の実施の形態5に係る簡易PAMコンバータである。この実施の形態5に係る簡易PAMコンバータは、実施の形態1に係る基準回路モジュール12を利用するものであり、実施の形態1と同じ構成については実施の形態1と同じ符号を用いるとともに、それらの構成、作用、効果等の説明を省略する。
この実施の形態5に係る簡易PAMコンバータは、実施の形態4に係る整流回路3を構成する場合と同様、図1に記載の基準回路モジュール12の一部の部品の実装/未実装にするものである。
具体的には、図1に記載の基準回路モジュール12を構成するU相アーム13U、およびV相アーム13Vの上アームスイッチ部14Ua、14Va、および下アームスイッチ部14Ub、14Vbのそれぞれにおいて、スイッチング素子Q1、2、4、5を未実装にし、ダイオードD1、2、4、5のみ実装している。
また、U相アーム13U、およびV相アーム13Vにおける上アームスイッチ部と下アームスイッチ部との間の端子は、交流電源2に接続する。
また、基板上において、U相アーム13U、V相アーム13Vの端部16Ua、16Vaを図1における母線4aに接続し、下アームスイッチ部14Ub、14Vb側の端部16Ub、16Vbを母線4bに接続する。これにより、U相アーム13U、V相アーム13Vが並列に接続することになる。
また、W相アームの上アームスイッチ部14Waにおいてスイッチング素子Q3、およびダイオードD3を未実装にするとともに、基板上において、W相アームの上アームスイッチ部と下アームスイッチ部との間の端子を、U相アーム13U、およびV相アーム13Vの上アーム側の接続部分(母線4a側)に接続する。また、基板上では、V相アームの下アーム側端部とW相アームの下アーム側端部との間に抵抗17を配置している。
これにより、並列に接続したU相アーム13UおよびV相アーム13Vの出力側に、スイッチング素子Q6およびダイオードD6が接続されることになり、このスイッチング素子Q6を制御部11からPAM制御を行う。
以上のように、基準回路モジュール12を用い、基準回路モジュール12からスイッチング素子Q1〜5を未実装にして、ダイオードD3を未実装にすることで、簡易PAMコンバータを容易に構成することができる。
また、実施の形態1や4と同様、ダイオードD1、2、4〜6、スイッチング素子Q6にワイドギャップ半導体を用いるため、発熱が少なく、基準回路モジュール12全体の放熱も少ないため、簡易PAMコンバータ部分も小型化することができる。
実施の形態6.
実施の形態5では、基準回路モジュール12を利用して構成した簡易PAMコンバータについて説明した。この実施の形態6は、図1に記載した基準回路モジュール12を利用して一石型PAM回路を構成する場合について説明する。
図7は、本発明の実施の形態6に係る一石型PAM回路である。この実施の形態6に係る一石型PAM回路は、実施の形態1に係る基準回路モジュール12を利用するものであり、実施の形態1と同じ構成については実施の形態1と同じ符号を用いるとともに、それらの構成、作用、効果等の説明を省略する。
この実施の形態6に係る一石型PAM回路は、実施の形態5に係る簡易PAMコンバータを構成する場合と同様、図1に記載の基準回路モジュール12の一部の部品を実装/未実装にし、基板上で配線するものである。
具体的には、図1に記載の基準回路モジュール12を構成するU相アーム13U、およびV相アーム13Vの上アームスイッチ部14Ua、14Va、および下アームスイッチ部14Ub、14Vbのそれぞれにおいて、スイッチング素子Q1、2、4、5を備えず、ダイオードD1、2、4、5のみ実装している。
また、U相アーム13U、およびV相アーム13Vから延びるU相出力端子15U、およびV相出力端子15Vは、交流電源2に接続する。
また、基板上において、U相アーム13U、V相アーム13Vの端部16Ua、16Vaを図1における母線4aに接続し、下アームスイッチ部14Ub、14Vb側の端部16Ub、16Vbを母線4bに接続する。これにより、U相アーム13U、V相アーム13Vが並列に接続することになる。
また、W相アームの上アームスイッチ部14Waにおいて、ダイオードD3を実装して、スイッチング素子Q3を未実装にするとともに、下アームスイッチ部14Wbにおいて、スイッチング素子Q6を実装してダイオードD6を未実装にする。
また、基板上において、W相出力端子15Wを、リアクトル18を介してU相アーム13U、およびV相アーム13Vの上アーム側の接続部分に接続する。これにより、ダイオードD3は母線4aに位置することになる。
また、V相アームの下アーム側端部とW相アームの下アーム側端部との間に抵抗を配置している。これにより、並列に接続したU相アームおよびV相アームの出力側に、母線4a側ではリアクトル18およびダイオードD3、母線4b側では抵抗17を介してスイッチング素子Q6と接続する構成となる。また、このスイッチング素子Q6を制御部11から制御する。
これにより、並列に接続したU相アーム13UおよびV相アーム13Vの出力側に、リアクトル18、ダイオードD3が接続され、母線4aと4bとの間にスイッチング素子Q6が位置することになる。
以上のように、基準回路モジュール12を用い、基準回路モジュール12からスイッチング素子Q1〜5、およびダイオードD6を未実装にすることで、一石型PAM回路を容易に構成することができる。
また、実施の形態1や4、5と同様、ダイオードD1〜5、スイッチング素子Q6にワイドギャップ半導体を用いるため、発熱が少なく、モジュールの放熱も少ないため、一石型PAM回路も小型化することができる。
実施の形態7.
実施の形態5,6では、基準回路モジュール12を利用して、スイッチング素子およびダイオードの実装/未実装と基板上の配線を変更することで、容易に構成した簡易PAMコンバータと一石型PAM回路について説明した。この実施の形態7では、図1に記載した基準回路モジュール12を利用して、ハーフブリッジ/インターリーブ回路を構成する場合について説明する。
図8は、本発明の実施の形態7に係るハーフブリッジ/インターリーブ回路である。この実施の形態7に係るハーフブリッジ/インターリーブ回路は、実施の形態1に係る基準回路モジュール12を利用するものであり、実施の形態1と同じ構成については実施の形態1と同じ符号を用いるとともに、それらの構成、作用、効果等の説明を省略する。
この実施の形態7に係るハーフブリッジ/インターリーブ回路は、実施の形態5、6に係る簡易PAMコンバータ、一石型PAM回路を構成する場合と同様、図1に記載の基準回路モジュール12の一部の部品を実装/未実装にするものである。
具体的には、図1に記載の基準回路モジュール12を構成するU相アーム13U、およびV相アーム13Vの上アームスイッチ部14Ua、14Vaのそれぞれにおいて、ダイオードD1、2を実装するとともに、スイッチング素子Q1、2を未実装にする。
また、下アームスイッチ部14Ub、14Vbのそれぞれにおいては、スイッチング素子Q4、5とダイオードD4、5を実装する。
また、基板上において、U相アーム13U、およびV相アーム13Vから延びるU相出力端子15U、およびV相出力端子15Vは、交流電源2に接続する。
また、基板上において、U相アーム13UとV相アーム13Vの上アーム側を母線4aに接続し、下アーム側ではスイッチング素子Q4、5、ダイオードD4、5が並列接続して母線4bに接続する。
なお、W相アームは使用せず、スイッチング素子もダイオードも実装せず、基板上では母線4a、4bに接続しない。
以上のように、基準回路モジュール12を用い、基準回路モジュール12からスイッチング素子Q1〜3、6、およびダイオードD3、6を未実装にし、基板上で上記の配線をすることで、ハーフブリッジ/インターリーブ回路を容易に構成することができる。
また、実施の形態1や4〜6と同様、ダイオードD1、2、4、5、スイッチング素子Q4、5にワイドギャップ半導体を用いるため、発熱が少なく、モジュールの放熱も少ないため、ハーフブリッジ/インターリーブ回路部分も小型化することができる。
以上のように、実施の形態1〜7では、図1等に記載の基準回路モジュール12を使用し、スイッチング素子Q1〜6、およびダイオードD1〜6の実装/未実装を選択すれば、所望の回路の一部を実現でき、基板上の配線で残る回路を構成するだけで、所望の回路を得ることができる。このスイッチング素子およびダイオードにはワイドギャップ半導体を用いるため、発熱を抑えて集積化と共通モジュール化が可能であり、複数の基準回路モジュールを使用して大容量の電力にも対応できる。
なお、基準回路モジュール12について、図2〜8、特に図2においては、上アームスイッチ部14Ua、14Va、14Waにおいては、スイッチング素子Q1〜3とダイオードD1〜3とが並列接続し、下アームスイッチ部14Ub、14Vb、14Wbにおいては、スイッチング素子Q4〜6とダイオード4〜6の一端だけが接続しており、スイッチング素子Q4〜6とダイオード4〜6の他端は接続せずに開放していた。そして、基板上で、スイッチング素子Q4〜6とダイオードD4〜6とが並列接続するように配線されていた。
このようにすれば、実施の形態2〜7に係るインバータ回路、整流回路、簡易PAM回路、一石型PAM回路、ハーフブリッジ/インターリーブ回路のいずれも実現することができる。
しかし、基準回路モジュール12内でさらに配線を行っても良い。図9は、基準回路モジュール12の他の形態であり、図2に記載の基準回路モジュール12と同じ構成については実施の形態1と同じ符号を用いるとともに、それらの構成等の説明を省略する。
図9に記載の基準回路モジュールにおいては、U相アーム13UとV相アーム13Vの上アームスイッチ部側端部16Uaおよび16Vaが接続している。また、W相アーム13Wの下アームスイッチ側の端部16Wbが基準モジュール12内で接続して、スイッチング素子Q6とダイオードD6が並列接続している。
このような接続を基準回路モジュール12内で行っておくことで、基板上での配線数を減らすとともに簡素化することができる。
さらに、図10に記載の基準回路モジュール12の他の形態では、U相アーム13U、V相アーム13V、W相アーム13Wの下アーム側端部16Ub、16Vb、16Wbのそれぞれが基準モジュール内で接続して、スイッチング素子Q4とダイオードD4、スイッチング素子Q5とダイオードD5、スイッチング素子Q6とダイオードD6、がそれぞれ基準モジュール12内で並列接続している。この場合には、さらに基板上での配線を簡素化することができる。
また、上記実施の形態1〜7においては、モータ制御部を構成するインバータ回路5、整流回路3、整流回路3および高力率コンバータ回路9、の一つ一つについて基準回路モジュール12で実現する場合について説明したが、図1に記載のモータ制御部を構成するインバータ回路、整流回路3、高力率コンバータ回路9の全てを基準回路モジュール12を用いて実現しても良い。
また、上記実施の形態1〜7においては、空気調和装置を構成する圧縮機のモータ1を制御するためのモータ制御部を例として説明したが、本願発明は、モータだけでなく、三相交流で制御されるものに適用することができる。
また、交流電源2を単相交流としたが、三相交流であっても良い。
1 モータ
2 交流電源
3 整流回路
4a、4b 母線
5 インバータ回路
6 リアクトル
7 ダイオード
8 スイッチング素子
9 高力率コンバータ回路
10 平滑コンデンサ
12、12−1、12−2、12−3 基準回路モジュール
13U U相アーム、13V V相アーム、13W W相アーム
14Ua、14Va、14Wa 上アームスイッチ部
14Ub、14Vb、14Wb 下アームスイッチ部
Q1〜6 スイッチング素子
D1〜6 ダイオード
15U、15U−2、15U−3 U相出力端子
15V、15V−2、15V−3 V相出力端子
15W、15W−2、15W−3 W相出力端子
16Ua、16Ub U相アームの端部
16Va、16Vb V相アームの端部
16Wa、16Wb W相アームの端部

Claims (10)

  1. 直列に接続された上アームスイッチ部および下アームスイッチ部と、前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間に設けられた入力または出力のための端子と、を備えたアームを3つ備え、
    前記上アームスイッチ部および前記下アームスイッチ部のそれぞれは、スイッチング素子またはダイオードを備え、
    前記スイッチング素子または前記ダイオードはワイドギャップ半導体からなることを特徴とする
    基準回路モジュール。
  2. 請求項1に記載の基準回路モジュールを有し、
    3つの前記アームは並列に接続され、
    前記上アームスイッチ部および前記下アームスイッチ部のそれぞれは、ダイオードとスイッチング素子とからなり、
    3つの前記アームのそれぞれは、
    前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間から出力するU相出力端子を備えたU相アーム、
    前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間から出力するV相出力端子を備えたV相アーム、
    前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間から出力するW相出力端子を備えたW相アームとした
    ことを特徴とする三相インバータ回路。
  3. 請求項2に記載の2つの三相インバータ回路を、第1の三相インバータ回路、第2の三相インバータ回路とし、
    前記第1の三相インバータ回路の前記U相アームと前記V相アームとを並列に接続して新たなU相アームとするとともに、前記U相出力端子と前記V相出力端子とを接続して新たなU相出力端子とし、
    前記第1の三相インバータ回路の前記W相アームと前記第2の三相インバータ回路の前記U相アームとを並列に接続して新たなV相アームとするとともに、前記第1の三相インバータ回路の前記W相出力端子と前記第2の三相インバータ回路の前記U相出力端子と接続して新たなV相出力端子とし、
    前記第2の三相インバータ回路の前記V相アームと前記W相アームとを並列に接続して新たなW相アームとするとともに、前記V相出力端子と前記W相出力端子とを接続して新たなW相出力端子とした
    ことを特徴とする三相インバータ回路。
  4. 請求項2に記載の3つの三相インバータ回路を、第1の三相インバータ回路、第2の三相インバータ回路、第3の三相インバータ回路とし、
    前記第1の三相インバータ回路において、前記U相アームと前記V相アームと前記W相アームとを並列に接続して新たなU相アームとするとともに、前記U相出力端子と前記V相出力端子と前記W相出力端子とを接続して新たなU相出力端子とし、
    前記第2の三相インバータ回路において、前記U相アームと前記V相アームと前記W相アームとを並列に接続して新たなV相アームとするとともに、前記U相出力端子と前記V相出力端子と前記W相出力端子とを接続して新たなV相出力端子とし、
    前記第3の三相インバータ回路において、前記U相アームと前記V相アームと前記W相アームとを並列に接続して新たなW相アームとするとともに、前記U相出力端子と前記V相出力端子と前記W相出力端子とを接続して新たなW相出力端子とした
    ことを特徴とする三相インバータ回路。
  5. 交流電源を直流電源に変換する整流回路、
    前記整流回路で生成された前記直流電源を三相交流電源に変換するインバータ回路、
    前記三相交流電源により駆動される圧縮機のモータ
    を備え、
    前記インバータ回路は、請求項2から4のいずれか1項に記載の三相インバータ回路であり、
    前記三相インバータ回路のU相出力端子が前記モータのU相入力端子に接続し、
    前記三相インバータ回路のV相出力端子が前記モータのV相入力端子に接続し、
    前記三相インバータ回路のW相出力端子が前記モータのW相入力端子に接続する
    ことを特徴とする空気調和装置。
  6. 請求項1に記載の基準回路モジュールを有し、
    3つの前記アームは並列に接続され、
    前記上アームスイッチ部および前記下アームスイッチ部のそれぞれは、ダイオードからなり、
    前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間の端子は、交流電源に接続する入力端子である
    ことを特徴とする整流回路。
  7. 請求項1に記載の基準回路モジュールを有し、
    3つの前記アームのうち2つのアームにおいて、
    2つの前記アームが並列に接続され、
    前記上アームスイッチ部および前記下アームスイッチ部のそれぞれは、ダイオードからなり、
    前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間の端子は、交流電源に接続する入力端子であり、
    3つの前記アームのうちの残り1つのアームにおいて、
    下アームスイッチ部のみが並列に接続されたスイッチング素子とダイオードとを備え、
    前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間の端子は、2つの前記アームの下アームスイッチ部側端部と接続して前記下アームスイッチ部が2つの前記アームと並列に接続する
    ことを特徴とするPAM回路。
  8. 請求項1に記載の基準回路モジュールを有し、
    3つの前記アームのうち2つのアームにおいて、
    2つの前記アームが並列に接続され、
    前記上アームスイッチ部および前記下アームスイッチ部のそれぞれは、ダイオードからなり、
    前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間の端子は、交流電源に接続する入力端子であり、
    3つの前記アームのうちの残り1つのアームにおいて、
    前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間の端子は、2つの前記アームの上アームスイッチ部側端部とリアクトルを介して接続し、
    上アームスイッチ部はダイオードからなるとともにインバータ回路に接続する母線に接続し、
    下アームスイッチ部はスイッチング素子からなるとともに、2つの前記アームの下アームスイッチ部側端部と接続する
    ことを特徴とする一石型PAM回路。
  9. 請求項1に記載の基準回路モジュールを有し、
    3つの前記アームのうち2つのアームにおいて、
    前記上アームスイッチ部はダイオードからなり、
    前記上アームスイッチ部と前記下アームスイッチ部との間の端子は、交流電源に接続する入力端子であって、上アームスイッチ部のダイオードが並列接続し、上アームスイッチ部側の端部はインバータ回路に母線を介して接続し、
    前記下アームスイッチ部はスイッチング素子とダイオードを備えるとともに並列接続して、インバータ回路に母線を介して接続する
    ことを特徴とするハーフブリッジ/インターリーブ回路。
  10. 請求項6に記載の整流回路、請求項7に記載のPAM回路、請求項8に記載の一石型PAM回路、または請求項9に記載のハーフブリッジ/インターリーブ回路のいずれか1つの回路が交流電源に接続し、
    前記回路には直流電源を三相交流電源に変換するインバータ回路が接続し、
    前記インバータ回路には前記三相交流電源により駆動される圧縮機のモータが接続する
    ことを特徴とする空気調和装置。
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