JP2011235925A - エンドシール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 包装機の高速化に対応できるボックスモーションタイプのエンドシール装置を提供すること
【解決手段】 筒状フィルムの進行方向横方向にシールする第1,第2上側トップシーラ31a,31bと、それらの上側トップシーラと対となる第1,第2下側トップシーラ32a,32bを備える。上側トップシーラの左右両側に一体的に取り付けられた第1,第2支持ピン37,38の先端にカムフロアを設けると共に、カムフロアが符合する一対の第1,第2カム溝51,52と、下側トップシーラの左右両側に一体的に取り付けられた第3,第4支持ピンの先端にカムフロアを設けると共に、その一対のカムフロアが符合する一対の第3 ,第4カム溝53,54を設ける。それら各支持ピンとカム溝は、共に、筒状フィルムの進行方向に沿って前後に所定距離ずらす。
【選択図】 図6

Description

本発明は、エンドシール装置に関するもので、より具体的には、対となるトップシール部のシール面が対向する状態で所定の軌跡で回転運動するボックスモーションタイプのエンドシール装置に関する
包装機の一形態であるピロー包装機は、以下のような構成を備えている。まず、原反ロールに巻き取られた帯状フィルムを連続して製袋器に供給し、その製袋器を通過させる際に筒状に製袋された筒状フィルムを形成する。また、この製袋器の上流側には被包装物搬送供給装置を配置し、その被包装物搬送供給装置から所定間隔毎に搬送される被包装物が、製袋器内に供給される。これにより、被包装物が製袋器内を通過すると、筒状フィルム内に所定間隔毎に収納されることになり、その被包装物は筒状フィルムとともに搬送される。そして、その搬送方向に沿って、センターシール装置並びにエンドシール装置が配置されている。センターシール装置は、筒状フィルムのフィルム重合端をシールするものである。エンドシール装置は、筒状フィルムを進行方向横方向(前後の被包装物が存在していない部分)にシールするとともに、カットすることで、先端の被包装物が収納された筒状フィルムの部分を後続の筒状フィルムから分離し、包装体を製造するようになる。
上記のエンドシール装置の一形態として、筒状フィルムを挟んで上下に配置される一対のトップシーラ(カッター刃が内蔵されている)と、そのトップシーラのシール面を対向させた状態を保持しながらそのトップシーラを所定の軌跡で移動させる駆動機構とを備えたものがある。そして、上下のトップシーラは、筒状フィルムの所定位置を上下から挟み込んだ状態で一定量だけ筒状フィルムとともに前進移動する。これにより、筒状フィルムの挟まれた部位が熱シールされるとともに、カットされる。この種のエンドシール装置のタイプは、ボックスモーションタイプとも称されている。
係るボックスモーションタイプのエンドシール装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に開示されたエンドシール装置は、トップシーラのシール面を対向させた状態を保持しながらそのトップシーラを所定の軌跡で移動させる駆動機構として溝カムを用いている。そして、この溝カムの形状をシール時に水平となる部分を設けることにより、上下のトップシーラが筒状フィルムを挟み込んだ状態のまま一定距離だけ筒状フィルムとともに前進移動することで、シール時間を増加させたものである。
さらに、上下の一対のトップシーラは、それぞれ上下に配置されたシーラ台に固定される。そのシーラ台の側面にカムフロアを設けると共に、そのカムフロアをシーラ台・トップシーラの左右両外側に配置した上記の溝カムに連係させる。さらに、トップシーラは、少なくとも、筒状フィルムを挟み込んで前進移動する区間では、同一タイミングで移動させる必要があるため、通常、上下に延びるガイドレールに上下一対のシーラ台をそれぞれ連結して一体化する。ガイドレールは、起立した状態で筒状フィルムの搬送方向に沿って前後進移動可能となっている。そして各シーラ台は、それぞれガイドレールに対して上下にスライド可能に連結し、ガイドレールと共に前後に移動するように構成される。これにより、上下一対のシーラ台・トップシーラは、前後方向にはガイドレールと共に同一タイミングで前後進移動することになる。
特開2009−91034号公報
例えば、上下に配置した回転軸にトップシーラを取り付け、そのトップシーラを回転軸周りに回転させる回転式のエンドシール装置の場合、例えば、1つの回転軸に取り付けるトップシーラを複数個にすることで、回転軸の回転数を変えずに単位時間当たりの包装体の製造個数の増加に対応できる。これに対し、本発明が対象とするボックスモーションタイプのエンドシール装置の場合、上述したように上下一対のトップシーラを連係するガイドレールが必須の構成であったため、複数対のトップシーラを上下に配置すると、それら複数対のトップシーラ同士を連係するガイドレールも複数必要となり、それら複数のガイドレールが前後進移動する際に互いに干渉してしまう。そのため、ボックスモーションタイプのエンドシール装置は、トップシーラを複数対配置することができず、高速化のネックとなるといった課題がある。
上述した課題を解決するために、本発明に係るエンドシール装置は、(1)被包装物を内包する包装フィルムを挟んで上下に配置され、その包装フィルムの進行方向横方向にシールする複数の上側トップシーラと、その複数の上側トップシーラと対となる複数の下側トップシーラと、その対となる上側トップシーラと下側トップシーラのシール面を対向させた状態を保持しながらその上側トップシーラ並びに下側トップシーラを所定の軌跡で公転移動させる駆動機構と、を備える。そして、その駆動機構は、上側トップシーラの左右両側に一体的に取り付けられた一対のカムフロアと、その一対のカムフロアが符合する一対の上側トップシーラ用カム溝と、下側トップシーラの左右両側に一体的に取り付けられた一対のカムフロアと、その一対のカムフロアが符合する一対の下側トップシーラ用カム溝と、それぞれのカムフロアを対応するカム溝に沿って移動させる手段とを備え、前記一対の上側トップシーラ用カム溝は、同一形状で前記包装フィルムの進行方向に沿って前後およびまたは上下に所定距離ずらすとともに、その上側トップシーラ用カム溝のずらす方向と同一方向に同じ距離だけ前記上側トップシーラに取り付けた一対のカムフロアの取り付け位置をずらすようにし、前記一対の下側トップシーラ用カム溝は、同一形状で前記包装フィルムの進行方向に沿って前後およびまたは上下に所定距離ずらすとともに、その下側トップシーラ用カム溝のずらす方向と同一方向に同じ距離だけ前記下側トップシーラに取り付けた一対のカムフロアの取り付け位置をずらすようにした。
ここで、上側トップシーラ(下側トップシーラ)に対してカムフロアを一体的に取り付けるとは、カムフロアをトップシーラに直接連結しても良いし、他の部材を介して間接的に取り付けて一体としても良い。要は、カムフロア(カム溝)により、上側トップシーラ・下側トップシーラの移動軌跡が規制されるようになっていればよい。また、ずらす方向と距離であるが、上側トップシーラと一体となったカムフロアと、それが連携されるカム溝は一致させる必要がある。同様に、下側トップシーラと一体となったカムフロアと、それが連携されるカム溝のずらす方向と距離は一致させる必要がある。ただし、上側トップシーラ側と、下側トップシーラ側とでは必ずしも等しくする必要はない。
トップシーラの左右両側に取り付ける一対のカムフロアの取り付け位置並びにそのカムフロアが符合し移動軌跡を規定するカム溝の位置をそれぞれ同一距離だけ前後にずらすようにしたので、各トップシーラは同一姿勢を保持したまま回転溝に沿って移動する。よって、従来のように、上下の対となるトップシーラ同士を連結するガイドレールも不要となるので、上下に複数対のトップシーラを配置することができる。その結果、包装機の高速化に対応できる。また、対となる上下のトップシーラ同士を連結するためのガイドレール等が不要となることから、シンプルな構造となる。
さらに、従来の一対のトップシーラを備えたボックスモーションタイプのエンドシール装置の場合、フィルム速度によっては適当なシール時間を確保するため、1サイクルの間で速度を変える必要があり、モーターへの負担が大きい。しかし、本発明の場合はトップシーラを複数設けることができるため、回転シーラーと同様モーターを等速で回転させて処理することができ、モーターへの負担を低減することができる。なお、対をなす上側トップシーラーと下側トップシーラーとで軸の位置を互い違いにすると、噛み合った際の捩れ等の歪みを打ち消し合うことができるので好ましい。
(2)前記一対の上側トップシーラ用カム溝は、前後方向にのみずらし上下方向では同一位置に形成され、前記一対の下側トップシーラ用カム溝は、前後方向にのみずらし上下方向では同一位置に形成されるとよい。このようにすると、ずらす方向は一方向となるので、設定が容易に行えるとともに、前後方向にずらすことで、上側トップシーラと下側トップシーラとでフィルムを挟み込んで前進移動する区間で、カムフロアはその前進移動方向に沿って前後に並んだ状態となるので、上側・下側トップシーラを起立した状態でしっかりと支持できる。
(3)前記カムフロアを対応するカム溝に沿って移動させる手段は、カム溝の中心を回転中心として回転する回転体(実施形態の回転板に対応)と、その回転体の半径上の所望区間を往復移動するスライダと、を備え、前記カムフロアを前記スライダに連結させるようにするとよい。実施形態では、回転体は、円形状の回転板としたが、その形状は各種の物ができる。また、実施形態では、外周縁から中心に向けて帯状に切り込まれた切り込み部にスライダを装着したが、切り込み部とせずに長孔のようにしても良く、その他各種の形態をとることができる。
複数対の上下のトップシーラを備えたボックスモーションタイプのエンドシール装置を構成できるので、包装機の高速化に対応できる。
本発明のエンドシール装置が実装される包装機の一例を示す図である。 本発明に係るエンドシール装置の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るエンドシール装置の一実施形態を示す正面図である。 本発明に係るエンドシール装置の一実施形態を示す側面図である。 本発明に係るエンドシール装置の一実施形態を示す平面図である。 本発明に係るエンドシール装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 本発明に係るエンドシール装置の一実施形態を示す歯車部分の記載を省略するとともに、第2カム溝と第4カム溝は、軌跡を記載した正面図である。 (a)は、第1カム溝と第2カム溝の相対位置関係と、各カム溝に符合する第1支持ピンと第2支持ピンの関係を示す図である。(b)は第1,第2カム溝に沿って移動する第1,第2支持ピンの移動軌跡を示す図である。(c)は第1,第2カム溝に沿って移動する第1,第2支持ピンの各位置での状態を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態のエンドシール装置が実装されるピロー包装機10は、包装機本体11と、その包装機本体11に対して帯状の包装フィルムを連続して供給するフィルム供給装置12と、包装機本体11の上流側に配置され、その包装機本体11に対して被包装物13を所定間隔毎に供給する被包装物搬送供給装置14とを備えている。
フィルム供給装置12は、帯状フィルム15をロール状に巻き取った原反ロール16に対し、図示省略する駆動モータ(サーボモータ等の速度制御可能なモータ)の出力を連係し、原反ロール16の回転速度を適宜制御しながら一定速度で包装機本体11に供給する。また、図示省略しているが、原反ロール16から包装機本体11に至る所定位置に各種のローラを配置し、原反ロール16から送り出された帯状フィルム15は、そのローラに掛け渡されることで、所定の経路を通って包装機本体11に導かれる。もちろん、本発明では、必ずしも原反ロール16に駆動モータを連係する必要はなく、包装フィルムの搬送経路上にフィードローラを設け、引き出すようにしても良い。
被包装物搬送供給装置14は、前後に配置されたスプロケット17(図では、進行方向前方のみ記載)と、その複数のスプロケット17に掛け渡されたエンドレスチェーン18と、そのエンドレスチェーン18に所定ピッチ毎に取り付けられた複数の押送フィンガー19とにより構成される。これにより、被包装物13の後面に押送フィンガー19が突き当たると、押送フィンガー19の移動に伴い、被包装物13も前進移動する。
包装機本体11は、供給される帯状フィルム15を筒状フィルム21に製袋する製袋器20と、その製袋器20の下流側に配置されたセンターシール装置24と、そのセンターシール装置24の下流側に配置され、筒状フィルム21を搬送するベルトコンベア23と、ベルトコンベア23の上方に配置された上側抑えベルト25と、ベルトコンベア23の下流側に配置されたエンドシール装置30と、エンドシール装置30の下流側に配置された搬出コンベア26と、を備えている。
製袋器20は、フィルム供給装置12から連続して供給される帯状フィルム15を通過させることで、帯状フィルム15の両側端縁部15a同士を接触(重合)させるとともに、筒状となった筒状フィルム21に製袋するものである。また、被包装物搬送供給装置14から包装機本体11に対して順次供給される被包装物13は、製袋器20内に挿入される。これにより、製袋器20に供給された被包装物13は、筒状フィルム21内に所定間隔ごとに配置されることになる。
センターシール装置24は、重合された帯状フィルム15の両側端縁部15aをシールする。このセンターシール装置24は、帯状フィルム15の両側端縁部15aを両側から挟み込み、熱シールする。
上側抑えベルト25は、エンドシール装置30の上流側の直近に配置されており、筒状フィルム21内の被包装物13が上方に持ち上がるのを抑制し、水平状態を保持しながら搬送できるようにしている。
エンドシール装置30は、筒状フィルム21に対し、進行方向と直交する方向、つまり、横断する方向にシールすると共にカットするものである。そのシール・カットするフィルム部位は、前後の被包装物13の間の所定位置である。これにより、エンドシール装置30を通過することで、筒状フィルム21の先頭部分は、後続から分離され、包装体27が製造される。
以下、エンドシール装置30について説明する。エンドシール装置30は、いわゆるボックスモーションタイプのもので、筒状フィルム21を挟んで上下に対向配置されるトップシーラを備え、そのトップシーラのシール面を対向させた状態を保持しながらそれぞれを所定の軌跡で公転移動させるようになっている。一般的なボックスモーションタイプのエンドシール装置は、上下に配置するトップシーラは、一組となっているが、本実施形態では、2組設けている。
すなわち、筒状フィルム21の上側には、第1上側トップシーラ31aと第2上側トップシーラ31bを配置し、筒状フィルム21の下側に第1下側トップシーラ32aと第2下側トップシーラ32bを配置する。第1上側トップシーラ31aと第2上側トップシーラ31bは、回転方向で180度ずれた位置、すなわち、公転軌跡の径方向反対側に配置する。同様に、第1下側トップシーラ32aと第2下側トップシーラ32bは、回転方向で180度ずれた位置、すなわち、公転軌跡の径方向反対側に配置する。そして、第1上側トップシーラ31aと第1下側トップシーラ32aが対となり、同一タイミングで上下から筒状フィルム21を挟み込むとともに(図1参照)その状態のまま一定区間前進移動して当該筒状フィルム21の挟み込んでいる部位をシールするとともにカットする。また、第2上側トップシーラ31bと第2下側トップシーラ32bが別の対を構成する。また、図1は、第1上側トップシーラ31aと第1下側トップシーラ32aとが筒状フィルム21を挟み込むとともに第2上側トップシーラ32aと第2下側トップシーラ32bが最も離反した状態を示し、図2以降は、図1の状態から90度回転し、第1,第2上側トップシーラ31a,32a(第1,第2下側トップシーラ31b,32b)が水平の同一高さに位置した状態を示している。
上記の2組のトップシーラを所定の軌跡で公転移動させるための機構は、以下のようになっている。まず、第1,第2上側トップシーラ31a,31bは、それぞれ直方体状の第1,第2上側シーラ取付台33a,33bの下面に取り付けられ、第1,第2下側トップシーラ32a,32bは、それぞれ直方体状の第1,第2下側シーラ取付台34a,34bの上面に取り付けられて一体化している。
第1,第2上側シーラ取付台33a,33bの左側面には、それぞれ第1支持ピン36を外側に向けて突出するように設け、第1,第2上側シーラ取付台33a,33bの右側面にはそれぞれ第2支持ピン37を外側に突出するように設けている。そして、第1支持ピン36は筒状フィルム21の進行方向前側に偏芯させ、第2支持ピン37は筒状フィルム21の進行方向後側に偏芯させている。
一方、筒状フィルム21の両側縁の外側に配置される機枠(図示省略)に第1,第2側板49,50を起立配置し、筒状フィルムの進行方向の右側縁側に配置した第1側板49の内面上方には、所望の軌跡からなる第1カム溝51が設けられる。この第1カム溝51内に、第1支持ピン36の先端に設けたカムフロアが挿入される。このカムフロアは、第1支持ピン36の先端に別部材として連結しても良いし、第1支持ピン36の先端をそのまま用いても良い。同様に、筒状フィルムの進行方向の左側縁側に配置した第2側板50の内面上方には、所望の軌跡からなる第2カム溝52が設けられる。この第2カム溝52内に、第2支持ピン37の先端に設けたカムフロアが挿入される。このカムフロアは、第2支持ピン37の先端に別部材として連結しても良いし、第2支持ピン37の先端をそのまま用いても良い。
図8(a)等に示すように、第1カム溝51,第2カム溝52は、一定の間隔をおいて上下に平行に配置された2本の直線状の経路と、その2本の直線状の経路の結ぶ半円弧状の経路からなる無端のトラック(track)状としている。そして、それら第1,第2カム溝51,52は同一形状とするが、筒状フィルムの進行方向に沿って所定距離だけずらして配置している。このずらす所定距離は、第1支持ピン36と第2支持ピン37のずらし量と等しくしている。これにより、第1支持ピン36と第2支持ピン37は、図8(b)に二点鎖線で示す移動軌跡で公転移動する。そして、第1上側トップシーラ31aに連携された第1支持ピン36と第2支持ピン37の動きに着目すると、図8(c)に示すように、常時、相対位置関係は一定で水平状態を維持しながら移動することになる。つまり、左右両側に第1支持ピン36と第2支持ピン37を備えた第1上側シーラ取付台33aひいてはその第1上側シーラ取付台33aの下面に取り付けられる第1上側トップシーラ31aは、先端のシール面を常時下方に向かせた状態のまま公転移動できるようになる。同様の原理から、第2上側トップシーラ31bも、その先端のシール面を常時下方に向かせた状態のまま公転移動できる。
また、第1側板49の内面側には、第1カム溝51と中心を一致させた第1回転板40を回転可能に配置する。そして、第1回転板40の中心には、貫通孔40bを設けるとともに、第1側板49の第1カム溝51の中心位置にも貫通孔49cを設ける。図4に示すように、第1側板49の貫通孔49c内を貫通させた回転軸66の一端を、第1回転板40の貫通孔40bに連結し、その回転軸66の他端を、第1側板49の外面側上方に配置した歯車62に連結する。これにより、後述するように、歯車62が回転することで、第1回転板40も回転する。
さらにこの第1回転板40は、外周縁から中心に向けて帯状に切り込まれた切り込み部40aを、180度間隔で合計2個設けている。この切り込み部40aに対し、移動可能にスライダ38を装着すると共に、そのスライダ38に上記の第1支持ピン36を連結する。これにより、第1回転板40が回転すると、スライダ38ひいてはそのスライダ38に連結された第1支持ピン36が回転軸66を中心に回転移動する。このとき、第1支持ピン36の先端に設けられたカムフロアは第1カム溝51内に符合しているので、その回転移動に伴いカムフロアは第1カム溝51に沿って移動、つまり、回転しながら回転中心に対して接近したり離反したりする。この動きは、スライダ38が切り込み部40a内に沿って往復移動することで許容・ガイドされる。従って、第1支持ピン36ひいては第1上側シーラ取付台33a,第1上側トップシーラ31aは、第1カム溝51の軌跡に対応して公転移動する。
第2支持ピン37側も同様の駆動機構に構成される。つまり、第2側板50の内面側には、第2カム溝52と中心を一致させた第2回転板41を回転可能に配置する。そして、第2回転板41の中心には、貫通孔41bを設けるとともに、第2側板50の第2カム溝52の中心位置にも貫通孔50cを設ける。図4に示すように、第2側板51の貫通孔51c内を貫通させた回転軸68の一端を、第2回転板41の貫通孔41bに連結し、その回転軸68の他端を、第2側板50の外面側上方に配置した歯車58に連結する。これにより、後述するように、歯車58が回転することで、第2回転板41も回転する。
さらにこの第2回転板41は、外周縁から中心に向けて帯状に切り込まれた切り込み部41aを、180度間隔で合計2個設けている。この切り込み部41aに対し、移動可能にスライダ39を装着すると共に、そのスライダ39に上記の第2支持ピン37を連結する。これにより、第2回転板41が回転すると、スライダ39ひいてはそのスライダ39に連結された第2支持ピン37が回転軸68を中心に回転移動する。このとき、第2支持ピン37の先端に設けられたカムフロアは第2カム溝52内に符合しているので、その回転移動に伴いカムフロアは第2カム溝52に沿って移動、つまり、回転しながら回転中心に対して接近したり離反したりする。この動きは、スライダ39が切り込み部41a内に沿って往復移動することで許容・ガイドされる。従って、第2支持ピン37ひいては第2上側シーラ取付台33b,第2上側トップシーラ31bは、第2カム溝52の軌跡に対応して公転移動する。
第1,第2下側トップシーラ32a,32bの駆動機構も、上述した第1,第2上側トップシーラ31a,31bの駆動機構と同様になっている。すなわち、第1,第2下側シーラ取付台34a,34bの左側面には、それぞれ第3支持ピン43を外側に向けて突出するように設け、第1,第2下側シーラ取付台34a,34bの右側面にはそれぞれ第4支持ピン44を外側に突出するように設けている。そして、第3支持ピン43は筒状フィルム21の進行方向前側に偏芯させ、第4支持ピン44は筒状フィルム21の進行方向後側に偏芯させている。
また、第1側板49の内面下方所定位置に第3カム溝53を設け、この第3カム溝53内に、第3支持ピン43の先端に設けたカムフロアが挿入される。同様に、第2側板50の内面下方には、所望の軌跡からなる第4カム溝54が設けられる。この第4カム溝54内に、第4支持ピン44の先端に設けたカムフロアが挿入される。第3カム溝53と第4カム溝54も、第1,第2カム溝51,52と同様に、筒状フィルム21の進行方向に沿って前後に所定距離ずらした位置関係となっている。
さらに第3カム溝53を挟んで第1側板49の外側に歯車61を設けるとともに、内側に第3回転板47を配置する。そして、それら歯車61並びに第3回転板47の中心位置、および第1側板49の第3カム溝53の中心に、それぞれ貫通孔61a,47b,49bを形成するとともに、第3カム溝53の中心に設けた貫通孔49bに挿入した回転軸65の両端を歯車61と第3回転板47のそれぞれの貫通孔61a,47bに連結する。さらに、第3回転板47に設けた2本の凹状の切り込み部47aには、第3支持ピン43に取り付けたスライダ45を移動自在に装着する。これにより、第3回転板47が回転すると、スライダ45ひいてはそのスライダ45に連結された第3支持ピン43が回転軸65を中心に回転移動する。このとき、第4支持ピン37の先端に設けられたカムフロアは第3カム溝52に沿って移動、つまり、回転しながら回転中心に対して接近したり離反したりする。
同様に、第4カム溝54を挟んで第2側板50の外側に歯車57を設けるとともに、内側に第4回転板48を配置する。そして、それら歯車57並びに第4回転板48の中心位置、および第2側板50の第4カム溝54の中心に、それぞれ貫通孔57a,48b,50bを形成するとともに、第4カム溝54の中心に設けた貫通孔50bに挿入した回転軸67の両端を歯車57と第4回転板48のそれぞれの貫通孔57a,48bに連結する。さらに、第4回転板48に設けた2本の凹状の切り込み部48aには、第4支持ピン44に取り付けたスライダ46を移動自在に装着する。これにより、第4回転板48が回転すると、スライダ46ひいてはそのスライダ46に連結された第4支持ピン44が回転軸66を中心に回転移動する。このとき、第4支持ピン37の先端に設けられたカムフロアは第4カム溝54に沿って移動、つまり、回転しながら回転中心に対して接近したり離反したりする。
さらに、第1,第2側板49,50の下方には、貫通孔49a,50aが形成され、それら両貫通孔49a,50aを貫通するように駆動軸59が配置されるとともに、その駆動軸59の両端に歯車60,56が連結される。つまり、駆動軸59の一端は、第1側板49の外側に配置される歯車60の貫通孔60aに固定される。また、駆動軸59の他端は、第2側板50の外側に配置される歯車56の貫通孔56aを貫通状態で固定し、その先端は駆動歯車55の貫通孔55aに連結される。そして、第1側板49の外側に配置した3つの歯車60,61,62は、連携され、下方に位置する歯車60が回転すると、それに追従して歯車61,歯車62が所定の方向に回転する。同様に、第2側板50の外側に配置した3つの歯車56,57,58は、連携され、下方に位置する歯車56が回転すると、それに追従して歯車57,歯車58が所定の方向に回転する。そして、駆動歯車55が図示省略する動力伝達機構を介して駆動モータに連携され、その駆動モータの回転力を受けて回転する。よって、係る駆動モータの回転が、6つの歯車56〜58,60〜62に伝達され、同期して回転するので、上下に配置された第1,第2上側トップシーラ31a,31bと第1,第2下側トップシーラ32a,32bは、同期して所望の回転軌跡で回転する。そして、その回転移動中は、対を構成する各トップシーラのシーラ面が対向した状態を保持することができる。
なお、上述した実施形態では、第1側板49に設けた第1,第3カム溝51,53の中心は、第1側板49の中心線上に配置し、また、第2側板50に設けた第2,第4カム溝52,54の中心は、第2側板50の中心線上に配置するというように、各側板に対する各カム溝の形成位置は、それぞれ同じようにし、第1側板49と第2側板50の設置位置を筒状フィルムの進行方向に沿って前後に配置することで、第1,第3カム溝51,53の中心(第1,第3回転板40,47の回転軸)と、第2,第4カム溝52,54の中心(第2,第4回転板41,48の回転軸)とを筒状フィルムの移動方向に沿って前後にずらすようにしたが、本発明ではこれに限ることはなく、両側板に形成するカム溝の位置を前後にずらすレイアウトをとり、両側板は前後方向にずらさない配置を採ることもできる。
また、上述した実施形態では、トップシーラを上下に2個ずつ配置したが、3個以上としても良い。
さらに、本発明のように、上下にそれぞれ複数のトップシーラを設けると、一つの場合に比べて停止した際に、フィルムを挟み込んでシール面が接触したり、シール面が接近したりした状態となり、フィルムに対し余計な熱をかけてしまうおそれがある。この対策としては、停止時に上側トップシーラと、下側トップシーラの少なくとも一方側を相手に対して離反する方向に移動する機構を設けると良い。本実施形態では、対となる上側トップシーラと下側トップシーラとを連結する必要がないので、停止時に上側トップシーラと下側トップシーラとを相対的に離反させる構成を採りやすい。
さらに、対をなす上側トップシーラーと下側トップシーラーとで軸の位置を互い違いにすると、噛み合った際の捩れ等の歪みを打ち消し合うことができるので好ましい。
10 ピロー包装機
11 包装機本体
12 フィルム供給装置
13 被包装物
14 被包装物搬送供給装置
21 筒状フィルム
24 センターシール装置
30 エンドシール装置
31a 第1上側トップシーラ
31b 第2上側トップシーラ
32a 第1下側トップシーラ
32b 第2下側トップシーラ
33a 第1上側シーラ取付台
33b 第2上側シーラ取付台
34a 第1下側シーラ取付台
34b 第2下側シーラ取付台
36 第1支持ピン
37 第2支持ピン
38 スライダ
39 スライダ
40 第1回転板
40a 切り込み部
41 第2回転板
41a 切り込み部
43 第3支持ピン
44 第4支持ピン
45 スライダ
46 スライダ
47 第3回転板
47a 切り込み部
48 第4回転板
48a 切り込み部
49 第1側板
50 第2側板
51 第1カム溝
52 第2カム溝
53 第3カム溝
54 第4カム溝

Claims (3)

  1. 被包装物を内包する包装フィルムを挟んで上下に配置され、その包装フィルムの進行方向横方向にシールする複数の上側トップシーラと、その複数の上側トップシーラと対となる複数の下側トップシーラと、
    その対となる上側トップシーラと下側トップシーラのシール面を対向させた状態を保持しながらその上側トップシーラ並びに下側トップシーラを所定の軌跡で公転移動させる駆動機構と、
    を備え、
    その駆動機構は、上側トップシーラの左右両側に一体的に取り付けられた一対のカムフロアと、その一対のカムフロアが符合する一対の上側トップシーラ用カム溝と、下側トップシーラの左右両側に一体的に取り付けられた一対のカムフロアと、その一対のカムフロアが符合する一対の下側トップシーラ用カム溝と、それぞれのカムフロアを対応するカム溝に沿って移動させる手段とを備え、
    前記一対の上側トップシーラ用カム溝は、同一形状で前記包装フィルムの進行方向に沿って前後およびまたは上下に所定距離ずらすとともに、その上側トップシーラ用カム溝のずらす方向と同一方向に同じ距離だけ前記上側トップシーラに取り付けた一対のカムフロアの取り付け位置をずらすようにし、
    前記一対の下側トップシーラ用カム溝は、同一形状で前記包装フィルムの進行方向に沿って前後およびまたは上下に所定距離ずらすとともに、その下側トップシーラ用カム溝のずらす方向と同一方向に同じ距離だけ前記下側トップシーラに取り付けた一対のカムフロアの取り付け位置をずらすようにしたことを特徴とするエンドシール装置。
  2. 前記一対の上側トップシーラ用カム溝は、前後方向にのみずらし上下方向では同一位置に形成され、
    前記一対の下側トップシーラ用カム溝は、前後方向にのみずらし上下方向では同一位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載のエンドシール装置。
  3. 前記カムフロアを対応するカム溝に沿って移動させる手段は、
    カム溝の中心を回転中心として回転する回転体と、
    その回転体の半径上の所望区間を往復移動するスライダと、
    を備え、前記カムフロアを前記スライダに連結させることを特徴とする請求項1または2に記載のエンドシール装置。
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