JP2011233006A - 電子回路、画像形成装置およびddr−sdramの初期化方法 - Google Patents

電子回路、画像形成装置およびddr−sdramの初期化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】DDR−SDRAMの初期化に要する時間を好適に短縮する技術を提供する。
【解決手段】電子回路31は、DDR−SDRAM33より短いアクセス時間を有する内部メモリ47と、不揮発性メモリ32に記憶されたプログラムにしたがって、内部メモリ47およびDDR−SDRAM33を利用して各種処理を実行する制御部41と、制御部41から、内部メモリ47へのアクセスとDDR−SDRAM33へのアクセスとを切替える切替部50とを備える。制御部41は、不揮発性メモリ32から、DDR−SDRAM33を初期化するための初期化プログラムを読み込み、読み込んだ初期化プログラムを内部メモリ47に格納し、内部メモリ47に格納された初期化プログラムを用いてDDR−SDRAM33を初期化する。
【選択図】図2

Description

本発明は電子回路、当該電子回路を備えた画像形成装置およびDDR−SDRAMの初期化方法に関し、詳しくは、DDR−SDRAMを初期化する技術に関する。
従来、DDR−SDRAM(Double Data Rate−Synchronous Dynamic Random Access Memory)の初期化に関する技術として、例えば、DDR−PHYのリセット(初期化)要求信号をハードウェアの構成により生成し、DDR−PHYのリセット処理を行う技術が開示されている。
特開2010−020387号公報
しかしながら、通常、DDR−SDRAMの初期化の手順はSDRAMより複雑であり、また、DDR−SDRAMの機種に応じて手順の変更が必要であるため、ハードウェアの構成でDDR−SDRAMを初期化することは、必ずしも好適と言えない場合があった。そのため、DDR−SDRAMの初期化をソフト的に行う方法も行われていた。例えば、初期化命令コード(初期化プログラム)を外部ROM等に予め記憶させておいて、DDR−SDRAMを初期化の際に、初期化プログラムをROMから読み出して、読み出された初期化プログラムによってDDR−SDRAMを初期化する方法があった。このソフトによる方法によって、ハードウェア構成による不都合点をカバーできるものの、DDR−SDRAMの初期化に要する時間のさらなる短縮が要望されていた。
本発明は、DDR−SDRAMの初期化に要する時間を好適に短縮する技術を提供するものである。
第1の発明に係る電子回路は、DDR−SDRAMより短いアクセス時間を有する内部メモリと、不揮発性メモリに記憶されたプログラムにしたがって、前記内部メモリおよび前記DDR−SDRAMを利用して各種処理を実行する制御部と、前記制御部、前記内部メモリ、および前記DDR−SDRAMに接続され、前記制御部から、前記内部メモリへのアクセスと前記DDR−SDRAMへのアクセスとを切替える切替部とを備え、前記制御部は、前記不揮発性メモリから、該不揮発性メモリに記憶された、前記DDR−SDRAMを初期化するための初期化プログラムを読み込み、読み込んだ前記初期化プログラムを前記内部メモリに格納し、前記内部メモリに格納された前記初期化プログラムを用いて前記DDR−SDRAMを初期化する。
本構成によれば、不揮発性メモリに記憶された初期化プログラム(ソフト)を利用してDDR−SDRAMを初期化する場合、不揮発性メモリのみを利用して初期化する場合と比べて、不揮発性メモリへのアクセス回数を低減することができる。そのため、内部メモリとして、例えば、動作速度の速いSRAMを使用することによって、DDR−SDRAMの初期化時間を短縮することができる。また、制御部は、DDR−SDRAMの初期化後において、切替部によって、初期化用途以外に内部メモリを有効に利用することができる。すなわち、内部メモリを合理的に利用しつつ、DDR−SDRAMの初期化時間を好適に短縮することができる。
なお、ここで、DDR−SDRAMは、より高速化に対応する構成を有する、いわゆるDDR2−SDRAM、DDR3−SDRAM等も含む。
第2の発明は、第1の発明の電子回路において、該電子回路は、前記切替部に接続され、前記DDR−SDRAMの初期化後において、前記制御部以外からの前記内部メモリへのアクセスを可能にするインターフェース回路をさらに備える。
本構成によれば、DDR−SDRAMの初期化後において、内部メモリを有効に使用できる。
第3の発明は、第2の発明の電子回路において、前記インターフェース回路は、通信回線を介して外部からデータを受信し、受信データを前記内部メモリに送信する通信インターフェースである。
本構成によれば、DDR−SDRAMの初期化後、通信回線を介して受信したデータを記憶するために内部メモリを使用できる。
第4の発明は、第3の発明の電子回路において、該電子回路は、動作モードとして通常モードと前記通常モードより電力消費の少ない省電力モードとを有し、前記切替部は、DDR−SDRAMの初期化後、前記動作モードが前記通常モードから前記省電力モードに移行した場合、前記受信データの送信先を前記DDR−SDRAMから前記内部メモリに切替える。
本構成によれば、省電力モード時に内部メモリを有効に利用でき、かつDDR−SDRAMにデータを記憶する時よりも省電力化できる。
第5の発明は、第4の発明の電子回路において、前記制御部は、前記省電力モードにおいて前記通信インターフェースがデータを受信したことをトリガーとして、前記省電力モードから前記通常モードに復帰する。
本構成によれば、通信回線を介して受信した受信データの容量が大きい場合に、受信データが内部メモリから溢れるのを抑制できる。
第6の発明は、第4または第5の発明の電子回路において、前記制御部は、前記通常モード時において動作するメイン制御部と前記省電力モード時において動作するサブ制御部とを含み、前記サブ制御部は、前記通常モードから前記省電力モードへの移行時に、前記内部メモリに記憶されているプログラムを読込んで動作を開始する。
本構成によれば、省電力モード時に内部メモリを有効に利用できる。
第7の発明は、第6の発明の電子回路において、前記メイン制御部は、前記DDR−SDRAMの初期化後において前記通常モードから前記省電力モードに移行する前に、前記内部メモリに前記サブ制御部が動作するための前記プログラムを書き込み、前記省電力モード時、前記メイン制御部および前記DDR−SDRAMの動作が停止される。
本構成によれば、内部メモリをより有効に利用できる。
第8の発明は、第1から第7のいずれか一つの発明の電子回路において、前記初期化プログラムは圧縮して前記不揮発性メモリに記憶されており、前記制御部は、前記不揮発性メモリから読み出した前記初期化プログラムを解凍して前記内部メモリに記憶する。
本構成によれば、DDR−SDRAMの初期化に要する時間をさらに短縮できる。
第9の発明は、第1から第8のいずれか一つの発明の電子回路において、前記切替部は、DDR−SDRAMの初期化後において、前記DDR−SDRAM内のデータを読み出すDDR−SDRAMリード要求を受信した後に、前記内部メモリ内のデータを読み出す内部メモリリード要求を受信した場合、前記DDR−SDRAMリード要求に応じて読み出した前記DDR−SDRAM内のデータを要求先に出力した後に、前記内部メモリリード要求に応じて読み出した前記内部メモリ内のデータを要求先に出力する。
本構成によれば、通常、DDR−SDRAMからのデータ読み出しの方が、SRAM等の内部メモリからのデータ読み出しと比べて、その処理に係る時間が長い。そのため、DDR−SDRAMの初期化後において、例えば、制御部から、DDR−SDRAMからのデータ読み出し要求の後に、内部メモリからのデータ読み出し要求がなされた場合、内部メモリからのデータが先に制御部に出力されるという不整合を回避できる。すなわち、DDR−SDRAMの初期化後において、内部メモリとDDR−SDRAMとを利用した処理を好適に行うことができる。また、複数の制御部によって、内部メモリとDDR−SDRAMとを利用した処理を行う場合においても、データ読み出し処理を好適に行うことができる。
第10の発明は、第9の発明の電子回路において、前記切替部は、前記DDR−SDRAMリード要求に係る処理が終了するまで前記内部メモリリード要求に係る処理の一部を保留する。
本構成によれば、この場合、例えば、DDR−SDRAMリード要求に係る処理と並行して、内部メモリリード要求に応じて内部メモリからデータを読み出し、読み出されたデータを切替部内に一時的に保管して要求先へのデータ出力を保留する。そして、DDR−SDRAM内のデータを要求先に出力の完了後、即座に内部メモリ内のデータを要求先に出力することができる。
第11の発明は、第1から第10のいずれか一つの発明の電子回路において、前記切替部は、DMA制御部によって構成され、前記DMA制御部は、前記制御部に接続されるDMA調停回路と、前記内部メモリおよびDDR−SDRAMからの読み出しデータを受け取り、前記読み出しデータの選択および選択された前記読み出しデータの出力先を選択するリードデータ選択回路と、前記DMA調停回路に接続され、前記制御部がアクセスするメモリを選択する内部メモリ/DDR−SDRAM選択回路とを含む。
本構成によれば、切替部をDMA制御部によって構成することによって、内部メモリおよびDDR−SDRAMへのアクセス処理を好適に行い、アクセス時間を短縮することができる。
また、第12の発明に係る電子回路は、DDR−SDRAMより短いアクセス時間を有する内部メモリと、前記内部メモリおよび前記DDR−SDRAMにアクセスして各種処理を実行する制御部と、前記制御部、前記内部メモリ、および前記DDR−SDRAMに接続され、前記制御部から、前記内部メモリへのアクセスと前記DDR−SDRAMへのアクセスとを切替える切替部とを備え、前記切替部は、前記DDR−SDRAM内のデータを読み出すDDR−SDRAMリード要求を受信した後に、前記内部メモリ内のデータを読み出す内部メモリリード要求を受信した場合、前記DDR−SDRAMリード要求に応じて読み出した前記DDR−SDRAM内のデータを要求先に出力した後に、前記内部メモリリード要求に応じて読み出した前記内部メモリ内のデータを要求先に出力する。
本構成によれば、DDR−SDRAMの初期化後において、内部メモリとDDR−SDRAMとを利用した処理を好適に行うことができる。また、複数の制御部によって、内部メモリとDDR−SDRAMとを利用した処理を行う場合においても、データ読み出し処理を好適に行うことができる。
第13の発明に係る画像形成装置は、被記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の電子回路と、前記制御部によって実行される、該画像形成装置の動作を制御するための各種プログラムが格納された前記不揮発性メモリと、前記DDR−SDRAMと、前記電子回路の制御に基づいて、画像を形成する画像形成部とを備える。
本構成によれば、電子回路、例えばASICによって画像形成装置の動作を制御する際に、DDR−SDRAMの初期化時間を短縮することができる。また、制御部は、DDR−SDRAMの初期化後において、同初期化用途以外に内部メモリを有効に利用することができる。ひいては、画像形成の効率化を図ることができる。
また、第14の発明に係るDDR−SDRAMの初期化方法は、DDR−SDRAMを初期化する方法であって、前記電子回路は、前記DDR−SDRAMよりアクセス時間の短い内部メモリを備え、該方法は、不揮発性メモリから、該不揮発性メモリに記憶された、前記DDR−SDRAMを初期化するための初期化プログラムを前記電子回路に読み込む工程と、読み込んだ前記初期化プログラムを前記内部メモリに格納する工程と、前記内部メモリに格納された前記初期化プログラムを用いて前記DDR−SDRAMを初期化する工程とを含む。
本構成によれば、DDR−SDRAMの初期化時間を好適に短縮することができる。
第15の発明は、第14の発明のDDR−SDRAMの初期化方法において、前記初期化する工程の後において、前記電子回路の外部から前記内部メモリにアクセスする外部アクセス工程をさらに含む。
本構成によれば、内部メモリをDDR−SDRAMの初期化以後においても有効に利用できるため、内部メモリを合理的に使用できる。
本発明によれば、DDR−SDRAMの初期化に要する時間を好適に短縮することができる。
本発明の実施形態に係るプリンタの概略的な電気的構成を示すブロック図 プリンタの電子回路の概略的な電気的構成を示すブロック図 DDR初期化の処理を示すフローチャート RAMアクセス要求に係る処理の概要を示すフローチャート メモリリード要求に係るDMA制御部の処理を示すフローチャート 別の、メモリリード要求に係るDMA制御部の処理を示すフローチャート
<実施形態>
本発明の一実施形態について図1から図5を参照して説明する。
1.印刷システムの電気的構成
図1は、複数のパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と記す)10と、プリンタ30(画像形成装置の一例)とを含む印刷システムの電気的構成を示すブロック図である。なお、画像形成装置はプリンタに限られず、例えば、ファクシミリ、コピー機であってもよいし、それらの機能を備えた複合機であってもよい。
プリンタ30は、ASIC(特定用途向け集積回路:「電子回路」の一例)31、外部ROM(「不揮発性メモリ」の一例)32、外部DDR2−SDRAM(「DDR−SDRAM」の一例)33、外部LSI34、操作部35、表示部36、および画像形成部37等を含む。ASIC31は第1CPU41、第2CPU42およびネットワークインターフェイス(I/F)43等を含む。
なお、電子回路はASICに限られず、例えば、個別のICおよび論理回路によって構成されてもよい。その際、外部ROM(不揮発性メモリ)および/または外部DDR2−SDRAM(DDR−SDRAM)は、電子回路内の構成とされてもよい。すなわち、不揮発性メモリは外部ROMに限られず、DDR−SDRAMは外部DDR2−SDRAMに限られない。
外部ROM32には、プリンタ30の動作を制御するための各種プログラムが記録されており、第1CPU41および第2CPU42は、外部ROM32から読み出したプログラムに従って、その処理結果を外部DDR2−SDRAM(以下、単に「外部DDR」と記す)33やASIC31内部のSRAM47(図2参照)に記憶させながら、プリンタ30の動作を制御する。また、外部ROM32には、外部DDR33を初期化するための初期化プログラムが記憶されている。
ネットワークI/F(本発明における「インターフェース回路」の一例)43は、LAN(ローカルエリアネットワーク:「通信回線」の一例)20を介して複数のPC10に接続されており、相互のデータ通信が可能である。
操作部35は、複数のボタンを備え、ユーザによって印刷開始の指示や動作モード指示などの各種の入力操作が可能である。表示部36は、液晶ディスプレイやランプ等を備えており、各種の設定画面や動作状態等を表示することが可能である。画像形成部37は、用紙等の被記録媒体に印刷を行う機能を備えている。
また、プリンタ30は、動作モードとして、印刷処理等の通常動作を行う通常モードと、通常モードより電力消費の少ない省電力モードとを有する。ASIC31も、プリンタ30の動作モードに応じて、通常モードと省電力モードとを有する。
2.ASIC(電子回路)の構成
次に図2を参照して、ASIC31の構成を説明する。図2は、ASIC31の概略的な構成を示すブロック図である。
ASIC31は、図2に示されるように、第1CPU41、第2CPU42、ROM調停回路46、SRAM(Static Random-Access Memory :「内部メモリ」の一例)47、およびDMA制御部50を含む。
第1CPU(「制御部」、「メイン制御部」の一例)41は、外部ROM32に記憶されたプログラムにしたがって、SRAM47および外部DDR33を利用して各種処理を実行する。また、例えば、第1CPU41は、外部ROM32から外部DDR33の初期化プログラムを読み込み、読み込んだ初期化プログラムをSRAM47に格納する。そして、第1CPU32は、初期化プログラムを用いて外部DDR33を初期化する。
なお、外部DDR33の初期化は第2CPU42によって行われてもよい。また、この場合、初期化プログラムは圧縮して外部ROM32に記憶されていることが好ましく、第1CPU32は、外部ROM32から読み出した初期化プログラムを解凍してSRAM47に記憶する。この構成によって、外部DDR33の初期化に要する時間をさらに短縮できる。
また、ここで、第1CPU41を第2CPU42より処理能力の大きいCPUによって構成し、第1CPU41を通常モード時において動作するメインCPUとし、第2CPU42を省電力モード時において動作するサブCPUとするようにしてもよい。そして、第2CPU(「制御部」、「サブ制御部」の一例)42は、通常モードから省電力モードへの移行時に、SRAM47に記憶されている動作プログラムを読込んで動作を開始するようにしてもよい。この場合、省電力モード時に内部メモリを有効に利用できる。
この場合、さらに、第1CPU(メイン制御部)41は、外部DDR33の初期化後において通常モードから省電力モードに移行する前に、SRAM47に第2CPU(サブ制御部)42が動作するための動作プログラムを書き込むようにする。そして、省電力モード時、第1CPU41および外部DDR33の動作を停止するようにしてもよい。この場合、さらに省電力化が可能であるとともに、SRAM47をより有効に利用できる。
ROM調停回路46は、第1CPU41による外部ROM32へのアクセスと、第2CPU42による外部ROM32へのアクセスとを調停する。
SRAM47は、例えば、通常モードにおいては主に第1CPU41によってアクセスされる。また、省電力モードにおいては、SRAM47は、第1CPU41あるいは第2CPU42によって、および外部からネットワークI/F43を介してアクセスされる。SRAM47は、外部DDR33よりも消費電力が少なく、また、SRAM47のアクセス時間は外部DDR33のアクセス時間よりも短い。
DMA(Direct Memory Access)制御部50は、DMA調停回路51、内部メモリ/外部メモリ選択回路52、リードデータ選択回路53、SRAM−I/F54、およびDDR−I/F55を含む。
DMA調停回路51は、第1CPU41および第2CPU42等に接続され、SRAM47および外部DDR33に対するアクセス要求信号REQおよび書き込みデータWDを受け取り、アクセス要求を調停するとともに、アクセス要求に応じて要求先にクリア信号CLRを返す。
内部メモリ/外部メモリ選択回路(「切替部」の一例)52は、DMA調停回路51を介して第1CPU41、第2CPU42、あるいはネットワークI/F43に接続される。また、内部メモリ/外部メモリ選択回路(以下、単に「メモリ選択回路」という)52は、SRAM−I/F54を介してSRAM47に接続され、DDR−I/F55を介して外部DDR33に接続される。
メモリ選択回路52は、第1CPU41あるいは第2CPU42あるいはネットワークI/F43からSRAM47へのアクセスと、第1CPU41あるいは第2CPU42あるいはネットワークI/F43から外部DDR33へのアクセスとを切替える。また、選択回路52は、外部DDR33の初期化後、動作モードが通常モードから省電力モードに移行した場合、ネットワークI/F43を介した受信データの送信先を外部DDR33からSRAM47に切替える。これによって、外部DDR33の初期化後の省電力モードにおいて、SRAM47を有効に使用できる。
リードデータ選択回路53は、SRAM47あるいは外部DDR33からの読み出しデータRDを受け取り、読み出しデータRDの選択および選択された読み出しデータRDの出力先を選択する。
ASIC31は、また、各種インターフェース(I/F)回路として、ネットワークI/F43、第1CPU用I/F44、第2CPU用I/F45、および外部ROM−I/F48を含む。
ネットワークI/F(本発明における「インターフェース回路」の一例)43はDMA−I/F43Cを含み、DMA調停回路51を介してメモリ選択回路52に接続される。ネットワークI/F43は、外部DDR33の初期化後において第1CPU41および第2CPU42以外からのSRAM47へのアクセスを可能にする。ここで、ネットワークI/F43は、LAN(「通信回線」の一例)20を介してプリンタ30の外部、例えば、PC10からデータを受信し、受信データをSRAM47に送信する通信インターフェースである。なお、受信データのSRAM47への送信は、好ましくは、主に省電力モードにおいて行われる。
なお、第1CPU41は、省電力モードにおいてネットワークI/F43がデータを受信したことをトリガーとして、省電力モードから通常モードに復帰することが好ましい。省電力モードにおいてSRAM47のみが使用される場合において、通信回線20を介して受信した受信データの容量が大きい場合に、受信データがSRAM47から溢れるのを抑制できる。
第1CPU用I/F44は、CPU−I/F44A、ROM調停−I/F44BおよびDMA−I/F44Cを含み、第1CPU41と外部ROM32との間、および第1CPU41とDMA制御部50との間のインターフェースを行う。
同様に、第2CPU用I/F45は、CPU−I/F45A、ROM調停−I/F45BおよびDMA−I/F45Cを含み、第2CPU42と外部ROM32との間、および第2CPU42とDMA制御部50との間のインターフェースを行う。
3.外部DDR2−SDRAMの初期化
次に、図3を参照して外部DDR33の初期化方法について説明する。外部DDR33の初期化は、プリンタ30の電源ON、すなわち、ASIC31への電源の印加に応じて開始される。
ASIC31に電源が印加されると、第1CPU41のリセットが解除され、第1CPU41が立ち上がる(ステップS110)。すると、第1CPU41は、ASIC31に接続される外部ROM32から、外部ROM32に記憶された、外部DDR33を初期化するための初期化プログラムをASIC31に読み込む(ステップS120:「読み込む工程」に相当)。
次いで、第1CPU41は、読み込んだ初期化プログラムをSRAM47に格納する(ステップS130:「格納する工程」に相当)。そして、第1CPU41は、SRAM47に格納された初期化プログラムを用いて、すなわち、初期化プログラムの命令をフェッチして、外部DDR33を初期化する(ステップS140:「初期化する工程」に相当)。
このように、内部メモリとして、例えば、外部ROM32より動作速度の速い(アクセス時間の短い)SRAM47を使用することによって、外部DDR33の初期化時間を短縮することができる。
なお、好ましくは、初期化する工程の後において、ASIC31の外部からSRAM47へのアクセス(ステップS150:「外部アクセス工程」に相当)が可能とされる。外部アクセス工程は、ネットワークI/F43と、DMA制御部50のメモリ選択回路52とを介して行われる。例えば、初期化する工程の後の省電力モードにおいて、ネットワークI/F43が外部データを受信した場合、メモリ選択回路52はSRAM47を選択するようにする。
4.DMA制御部によるメモリアクセス制御
次に、図4および図5を参照して、DMA制御部50によるメモリアクセスの調停制御を説明する。図4はDMA制御部50によるメモリアクセス制御の手順の概要を示すフローチャートであり、図5は、本実施形態におけるメモリアクセスの際の、第1CPU41とDMA制御部50との関係を詳細に示すフローチャートである。
まず、図4を参照して、RAM(メモリ)アクセスの概要を説明する。例えば、第1CPU41からRAMへのアクセス要求があると、DMA制御部50(DMA調停回路51)は、その要求がSRAM47へのアクセス要求かどうか判定する(ステップS210)。SRAM47へのアクセス要求である場合(ステップS210:YES)、外部DDR33が、現在、アクセス中かどうか判定する(ステップS220)。
アクセス中である場合(ステップS220:YES)、外部DDR33へのアクセスが終了するまで待機する。外部DDR33が、現在、アクセス中でない場合(ステップS220:NO)、SRAM47へのアクセスが開始される(ステップS225)。
なお、ここで、必ずしも外部DDR33へのアクセス処理の全てが終了するまでSRAM47へのアクセスが待機される必要はない。外部DDR33へのアクセス中にSRAM47へのアクセス処理の一部が開始されてもよい。すなわち、好ましくは、後述するように、外部DDRリード要求に応じて読み出した外部DDR33内のデータを要求先に出力した後に、SRAMリード要求に応じて読み出したSRAM47内のデータが要求先に出力されるように、SRAM47に関するアクセス処理が待機される。
一方、ステップS210において、SRAM47へのアクセス要求でない場合、すなわち、外部DDR33へのアクセス要求である場合(ステップS210:NO)、外部DDR33へのアクセスを開始する(ステップS215)。
次いで、メモリアクセスに係るFIFO(First-In First-Out)が満杯かどうか判定し(ステップS230)、FIFOが満杯である場合(ステップS230:YES)、FIFOに空きができるまで待機する。FIFOが満杯でない場合(ステップS230:NO)、DMA制御部50は、クリア信号CLRを生成する(ステップS235)。
次いで、アクセス要求がリードアクセスかどうか判定し(ステップS240)、リードアクセスでない場合、すなわち、ライトアクセスの場合(ステップS240:NO)、ライトコマンドを発行し、SRAM47あるいは外部DDR33へのライト動作を実行し(ステップS245)、ライトアクセスが終了する。
一方、ステップS240においてリードアクセスと判定された場合(ステップS240:YES)、リードコマンドを発行し、SRAM47あるいは外部DDR33からのリード動作を実行する(ステップS250)。
次いで、DMA制御部50は、要求アドレスに対するデータが入力されたかどうかを判定し(ステップS255)、データが入力されていない場合、入力されるまで待機する(ステップS255:NO)。一方、データが入力された場合には(ステップS255:YES)、リードデータ信号RDおよびリードデータイネーブル信号を生成し、(ステップS260)、リードアクセスが終了する。
次に、図5を参照して、本実施形態における、DMA制御部50による、RAM(メモリ)アクセスの調停制御の例を詳細に説明する。
例えば、第1CPU41から外部DDR33へのリード要求があると、DMA制御部50はDDRリードコマンドをラッチして(ステップS410)、クリア信号CLRを生成し、クリア信号CLRを、第1CPU41に送信する(ステップS415)。そして、DDRリードコマンドを発行し、リード動作を実行する(ステップS425)。
一方、第1CPU41は、DMA制御部50からクリア信号CLRを受け取ると(ステップS420)、SRAM47へのリード要求をDMA制御部50に対して行う(ステップS430)。
すると、DMA制御部50は、外部DDR33のリード動作の実行中において、SRAMリードコマンドをラッチして(ステップS435)、クリア信号CLRを生成し、クリア信号CLRを、第1CPU41に送信する(ステップS440、S445)。そして、SRAMリードコマンドを発行し、リード動作を実行する(ステップS450)。次いで、SRAM47からのリードデータの入力を完了すると(ステップS455)、外部DDR33からのリード動作が完了するまで待機する(ステップS470)。
次いで、外部DDR33からのリードデータの入力が完了すると、リードデータRDを第1CPU41に送信する(ステップS460)。そして、第1CPU41が外部DDR33からのリードデータRDを入力すると(ステップS465)、DMA制御部50は、SRAM47からのリードデータRDを第1CPU41に送信する(ステップS470)。すると、第1CPU41は、外部DDR33からのリードデータRDの入力の直後に、SRAM47からのリードデータRDを入力する(ステップS475)。
このように、本実施形態においては、DMA制御部(切替部)50は、外部DDR33の初期化後において、外部DDR33内のデータを読み出すDDRリード要求を受信した後に、SRAM47内のデータを読み出すSRAMリード要求を受信した場合、DDRリード要求に応じて読み出した外部DDR33のデータを第1CPU41(要求先)に出力した後に、SRAMリード要求に応じて読み出したSRAM47のデータを第1CPU41に出力する。その際、DMA制御部(切替部)50は、DDRリード要求に係る処理が終了するまでSRAM47リード要求に係る処理の一部を保留する。
通常、外部DDR33からのデータ読み出しの方が、SRAM47等の内部メモリからのデータ読み出しと比べて、その処理に係る時間が長い。そのため、外部DDR33の初期化後において、例えば、第1CPU41から、外部DDR33からのデータ読み出し要求の後に、内部メモリからのデータ読み出し要求がなされた場合、内部メモリからのデータが先に制御部に出力されるという不整合を回避できる。すなわち、外部DDR33の初期化後において、SRAM47と外部DDR33とを利用した処理を好適に行うことができる。また、本実施形態は、第1CPU41および第2CPU42等の複数の制御部によって、SRAM47と外部DDR33とを利用した処理を行う場合、すなわち、データ読み出しの要求先が異なる場合においても適用され、RAMからのデータ読み出し処理を好適に行うことができる。
また、DDRリード要求に係る処理と並行して、SRAMリード要求に応じてSRAM47からデータを読み出し、読み出されたデータをDMA制御部50内に一時的に保管して第1CPU41へのデータ出力が保留される。そのため、外部DDR33のデータを第1CPU41に出力の完了後、即座にSRAM47のデータを第1CPU41に出力することができる。
5.実施形態の効果
外部ROM32に記憶された初期化プログラムを利用して外部DDR33を初期化する場合、外部ROM32のみを利用して外部DDR33を初期化する場合と比べて、外部ROM32へのアクセス回数を低減することができる。そのため、内部メモリとして、例えば、外部ROM32より動作速度の速い(アクセス時間の短い)SRAM47を使用することによって、外部DDR33の初期化時間を短縮することができる。また、第1CPU41は、外部DDR33の初期化後において、DMA制御部(切替部)50によって、初期化用途以外にSRAM47を有効に利用することができる。すなわち、内部メモリを合理的に利用しつつ、外部DDR−SDRAMの初期化時間を好適に短縮することができる。
また、外部DDR33の初期化後において、SRAM47と外部DDR33とを利用した処理を好適に行うことができる。その際、DDRリード要求からSRAMリードが完了するまでの時間を短縮することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、図5に示したDDRリード要求に係る処理に際して、SRAMリードデータを第1CPU41(要求先)に送信する処理のみをDDRリード要求に係る処理が終了するまで(DDRリードデータが第1CPU41に送信されるまで)保留する例を示したが、保留処理はこれに限られない。例えば、図6に示すように、ステップS440の処理以後、DDRリードデータが第1CPU41に送信されるまで以後の処理を保留し(ステップS510)、その後、SRAMリードコマンド発行(ステップS515)、SRAM47からのリードデータ入力(ステップS520)、第1CPU41へのSRAMリードデータ入力(ステップS525)が行われるようにしてもよい。なお、図6において、図5に示される処理と同一タイミングの処理は、同一のステップ符号で示される。
この場合であっても、外部DDR33の初期化後において、SRAM47と外部DDR33とを利用した処理を好適に行うことができる。また、第1CPU41へのSRAMリードデータ入力後にSRAMリード要求がされる場合と比べて、DDRリード要求からSRAMリードが完了するまでの時間を短縮することができる。
(2)上記実施形態および上記他の実施形態では、SRAM47を利用した外部DDR33の初期化後において、DMA制御部50によるメモリアクセスの調停制御の例を示したが、これに限られない。すなわち、外部DDR33の初期化方法には依存せずに、図5あるいは図6に示した、本願のSRAM47および外部DDR33へのアクセス制御を、さまざまな電子回路に適用できる。
30…プリンタ
31…ASIC
32…外部ROM
33…外部DDR2−SDRAM
37…画像形成部
41…第1CPU
42…第2CPU
43…ネットワークI/F
47…SRAM
50…DMA制御部
51…DMA調停回路
52…内部メモリ/外部メモリ選択回路
53…リードデータ選択回路

Claims (15)

  1. DDR−SDRAMより短いアクセス時間を有する内部メモリと、
    不揮発性メモリに記憶されたプログラムにしたがって、前記内部メモリおよび前記DDR−SDRAMを利用して各種処理を実行する制御部と、
    前記制御部、前記内部メモリ、および前記DDR−SDRAMに接続され、前記制御部から、前記内部メモリへのアクセスと前記DDR−SDRAMへのアクセスとを切替える切替部とを備え、
    前記制御部は、
    前記不揮発性メモリから、該不揮発性メモリに記憶された、前記DDR−SDRAMを初期化するための初期化プログラムを読み込み、読み込んだ前記初期化プログラムを前記内部メモリに格納し、
    前記内部メモリに格納された前記初期化プログラムを用いて前記DDR−SDRAMを初期化する、電子回路。
  2. 請求項1に記載の電子回路において、該電子回路は、
    前記切替部に接続され、前記DDR−SDRAMの初期化後において、前記制御部以外からの前記内部メモリへのアクセスを可能にするインターフェース回路をさらに備える、電子回路。
  3. 請求項2に記載の電子回路において、
    前記インターフェース回路は、通信回線を介して外部からデータを受信し、受信データを前記内部メモリに送信する通信インターフェースである、電子回路。
  4. 請求項3に記載の電子回路において、該電子回路は、動作モードとして通常モードと前記通常モードより電力消費の少ない省電力モードとを有し、
    前記切替部は、DDR−SDRAMの初期化後、前記動作モードが前記通常モードから前記省電力モードに移行した場合、前記受信データの送信先を前記DDR−SDRAMから前記内部メモリに切替える、電子回路。
  5. 請求項4に記載の電子回路において、
    前記制御部は、前記省電力モードにおいて前記通信インターフェースがデータを受信したことをトリガーとして、前記省電力モードから前記通常モードに復帰する、電子回路。
  6. 請求項4または請求項5に記載の電子回路において、
    前記制御部は、前記通常モード時において動作するメイン制御部と前記省電力モード時において動作するサブ制御部とを含み、
    前記サブ制御部は、前記通常モードから前記省電力モードへの移行時に、前記内部メモリに記憶されているプログラムを読込んで動作を開始する、電子回路。
  7. 請求項6に記載の電子回路において、
    前記メイン制御部は、前記DDR−SDRAMの初期化後において前記通常モードから前記省電力モードに移行する前に、前記内部メモリに前記サブ制御部が動作するための前記プログラムを書き込み、
    前記省電力モード時、前記メイン制御部および前記DDR−SDRAMの動作が停止される、電子回路。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電子回路において、
    前記初期化プログラムは圧縮して前記不揮発性メモリに記憶されており、
    前記制御部は、前記不揮発性メモリから読み出した前記初期化プログラムを解凍して前記内部メモリに記憶する、電子回路。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電子回路において、
    前記切替部は、DDR−SDRAMの初期化後において、前記DDR−SDRAM内のデータを読み出すDDR−SDRAMリード要求を受信した後に、前記内部メモリ内のデータを読み出す内部メモリリード要求を受信した場合、前記DDR−SDRAMリード要求に応じて読み出した前記DDR−SDRAM内のデータを要求先に出力した後に、前記内部メモリリード要求に応じて読み出した前記内部メモリ内のデータを要求先に出力する、電子回路。
  10. 請求項9に記載の電子回路において、
    前記切替部は、前記DDR−SDRAMリード要求に係る処理が終了するまで前記内部メモリリード要求に係る処理の一部を保留する、電子回路。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の電子回路において、
    前記切替部は、DMA制御部によって構成され、
    前記DMA制御部は、
    前記制御部に接続されるDMA調停回路と、
    前記内部メモリおよびDDR−SDRAMからの読み出しデータを受け取り、前記読み出しデータの選択および選択された前記読み出しデータの出力先を選択するリードデータ選択回路と、
    前記DMA調停回路に接続され、前記制御部がアクセスするメモリを選択する内部メモリ/DDR−SDRAM選択回路とを含む、電子回路。
  12. DDR−SDRAMより短いアクセス時間を有する内部メモリと、
    前記内部メモリおよび前記DDR−SDRAMにアクセスして各種処理を実行する制御部と、
    前記制御部、前記内部メモリ、および前記DDR−SDRAMに接続され、前記制御部から、前記内部メモリへのアクセスと前記DDR−SDRAMへのアクセスとを切替える切替部とを備え、
    前記切替部は、前記DDR−SDRAM内のデータを読み出すDDR−SDRAMリード要求を受信した後に、前記内部メモリ内のデータを読み出す内部メモリリード要求を受信した場合、前記DDR−SDRAMリード要求に応じて読み出した前記DDR−SDRAM内のデータを要求先に出力した後に、前記内部メモリリード要求に応じて読み出した前記内部メモリ内のデータを要求先に出力する、電子回路。
  13. 被記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の電子回路と、
    前記制御部によって実行される、該画像形成装置の動作を制御するための各種プログラムが格納された前記不揮発性メモリと、
    前記DDR−SDRAMと、
    前記電子回路の制御に基づいて、画像を形成する画像形成部と、
    を備えた画像形成装置。
  14. DDR−SDRAMを初期化する方法であって、前記電子回路は、前記DDR−SDRAMよりアクセス時間の短い内部メモリを備え、該方法は、
    不揮発性メモリから、該不揮発性メモリに記憶された、前記DDR−SDRAMを初期化するための初期化プログラムを前記電子回路に読み込む工程と、
    読み込んだ前記初期化プログラムを前記内部メモリに格納する工程と、
    前記内部メモリに格納された前記初期化プログラムを用いて前記DDR−SDRAMを初期化する工程と、
    を含む、DDR−SDRAMの初期化方法。
  15. 請求項14に記載の方法は、
    前記初期化する工程の後において、前記電子回路の外部から前記内部メモリにアクセスする外部アクセス工程をさらに含む、DDR−SDRAMの初期化方法。
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