JP2011232885A - 操作装置 - Google Patents

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和希 桑原
Terukazu Hiroe
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Abstract

【課題】操作性を向上させることのできる操作装置を提供する。
【解決手段】この操作装置は、操作部が押圧操作された際にその押圧位置に基づいてディスプレイに表示されている地図をスクロールさせる押圧操作モード、及び操作部の押圧位置が変化した際にその変位に基づいてディスプレイに表示されている地図を拡大/縮小させる回転操作モードのいずれかの操作モードでディスプレイを操作する。ここでは、操作部に入力された押圧力と押圧位置の変位を検出するとともに、検出された押圧力及び押圧位置の変位に基づいて操作部を押圧する操作及び押圧位置を変化させる操作のいずれの操作が行われたかを判断する。そしてその判断結果に基づいて、ディスプレイの操作モードを押圧操作モード及び回転操作モードのいずれかに設定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、操作部の操作を通じて対象機器を操作する操作装置に関する。
近年、車両の走行を支援すべく、車両の位置をGPS(Global Positioning System)などを利用して検出するとともに、検出された車両の位置をその周辺の道路地図などと共にディスプレイに表示するカーナビゲーションシステムが周知である。そして従来、このようなカーナビゲーションシステムとしては、例えば特許文献1に記載のシステムが知られている。
この特許文献1に記載のカーナビゲーションシステムには、タッチパッドを備えたリモートコントロール装置が設けられている。そしてこのシステムでは、タッチパッドを操作することによってディスプレイに表示されている地図をスクロールさせたり、あるいは地図を拡大/縮小させることが可能となっている。ここで、このカーナビゲーションシステムでは、タッチパッドの中央部がタッチ操作されたことを検知すると、ディスプレイに表示されている地図を大まかにスクロールさせるジャンプモードに設定される。また、ジャンプモードに設定されている状態でタッチパッドの中央部がタッチ操作されたことを再度検知すると、ディスプレイに表示されている地図をゆっくりスクロールさせるクリープモードに切り替えられる。カーナビゲーションシステムとしてのこうした構成によれば、ユーザはタッチパッドの中央部をタッチ操作することによって地図をスクロールさせる際の速度を自由に変更することができるため、ユーザの利便性が向上するようになる。
特開2000−292194号公報
ところで、上記特許文献1に記載のカーナビゲーションシステムを含めて、従来一般のカーナビゲーションシステムでは、通常、地図をスクロールさせる操作を行ったり、あるいは拡大/縮小させる操作を行う際には、例えば図9に示すようなメニュー画面をディスプレイ40に表示させた上で、いずれの操作を行うかを選択する必要がある。したがって、例えば地図をスクロールさせる操作を行っている場合には、メニュー画面を一旦表示させた後に、地図を拡大/縮小させる操作を選択するといった階層操作を行わなければならず、こうした操作がユーザの操作性を悪化させる一つの要因となっている。
なお、こうした課題は、カーナビゲーションシステムに用いられる操作装置に限らず、例えば音楽再生機に用いられて音楽の選曲やボリュームの調整などを行うための操作装置など、対象機器を2種類の態様で操作することが可能な操作装置に共通する課題である。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作性を向上させることのできる操作装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、操作部が押圧操作された際にその押圧位置に基づいて対象機器を操作する第1の操作モード、及び前記押圧位置が変化した際にその変位に基づいて前記対象機器を操作する第2の操作モードのいずれかで前記対象機器を操作する操作装置であって、前記操作部に入力される操作量に基づいて前記操作部を押圧する操作及び前記押圧位置を変化させる操作のいずれの操作が行われたかを判断するとともに、その判断結果に基づいて前記対象機器の操作モードを前記第1及び第2の操作モードのいずれかに設定する制御手段を備えることを要旨としている。
同構成によれば、ユーザが操作部を操作すると、その操作量に基づいて第1及び第2の操作モードのいずれかの操作モードで対象機器が操作されることとなる。したがって、ユーザは、操作部を所要に操作するだけで対象機器の操作モードを設定することができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。
そしてこの場合、具体的には、請求項2に記載の発明によるように、請求項1に記載の操作装置において、前記制御手段は、前記押圧位置の変位を前記操作部に入力される操作量として、同押圧位置の変位に基づいて前記押圧位置を変化させる操作が行われたか否かを判断するといった構成を採用することが有効である。同構成によれば、押圧位置を変化させる操作が行われたか否かを簡単且つ的確に検出することができるようになる。
また、請求項3に記載の発明によるように、請求項1又は2に記載の操作装置において、前記操作部に付与されている押圧力を検出する押圧力検出手段を更に備え、前記制御手段は、前記押圧力を前記操作部に入力される操作量として、同押圧力に基づいて前記操作部を押圧する操作が行われたか否かを判断するといった構成を採用することも有効である。同構成によれば、操作部を押圧する操作が行われたか否かを簡単且つ的確に検出することができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の操作装置において、前記制御手段は、前記第2の操作モードで前記対象機器を操作している期間に、前記操作量に基づいて前記操作部を押圧する操作が行われたか否かを判断するとともに、その判断結果に基づいて前記対象機器の操作モードを前記第2の操作モードから前記第1の操作モードに切り替えることを要旨としている。
同構成によれば、対象機器が第2の操作モードで操作されている期間に操作部の押圧力が変化すると、操作部を押圧する操作が行われた旨が判断されて、対象機器の操作モードが第1の操作モードに切り替えられる。したがって、ユーザは、第2の操作モードで対象機器を操作しているときに押圧位置を変化させる操作を行うだけで対象機器の操作モードを第1の操作モードに切り替えることができるため、ユーザの操作性を的確に確保することができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の操作装置において、前記制御手段は、前記第1の操作モードで前記対象機器を操作している期間に、前記操作量に基づいて前記押圧位置を変化させる操作が行われたか否かを判断するとともに、その判断結果に基づいて前記対象機器の操作モードを前記第1の操作モードから前記第2の操作モードに切り替えることを要旨としている。
同構成によれば、対象機器が第1の操作モードで操作されている期間に押圧位置が変化すると、押圧位置を変化させる操作が行われた旨が判断されて、対象機器の操作モードが第2の操作モードに切り替えられる。したがって、ユーザは、第1の操作モードで対象機器を操作しているときに押圧位置を変化させるだけで対象機器の操作モードを第2の操作モードに切り替えることができるため、ユーザの操作性を的確に確保することができるようになる。
本発明にかかる操作装置によれば、操作性を向上させることができるようになる。
本発明にかかる操作装置の一実施形態について同操作装置を利用したカーナビゲーションシステムの概略構造を模式的に示す正面図。 同カーナビゲーションシステムのシステム構成を示すブロック図。 同カーナビゲーションシステムに設けられている遠隔操作機器についてその平面構造を示す平面図。 同カーナビゲーションシステムによる操作モード設定処理についてその処理手順を示すフローチャート。 同カーナビゲーションシステムによる操作モード切り替え処理についてその処理手順を示すフローチャート。 (a)〜(e)は、同カーナビゲーションシステムによる操作モードの切り替え態様を模式的に示す図。 本発明にかかる操作装置の他の例について同操作装置を利用したカーナビゲーションシステムによる操作モード切り替え処理の手順を示すフローチャート。 (a)〜(e)は、本発明にかかる操作装置のその他の例について同操作装置を利用したカーナビゲーションシステムによる操作モード切り替え処理の手順を示すフローチャート。 従来のカーナビゲーションシステムについてそのディスプレイに表示されるメニュー画面を模式的に示す図。
以下、本発明にかかる操作装置を、カーナビゲーションシステムの操作装置に適用した一実施形態について図1〜図6を参照して説明する。
図1に示されるように、このカーナビゲーションシステムは、ディスプレイ3を含めて各種電子部品が一体的に組み付けられたメインユニット1と、ステアリングホイール4に固定して設けられる遠隔操作機器2とを基本的に備える構成となっている。そして、このカーナビゲーションシステムでは、車両の現在の位置がその周辺の道路地図などと共にディスプレイ3に表示される。一方、図中に拡大して示すように、遠隔操作機器2にはドーナツ形状の操作部2aが設けられており、ユーザは、この操作部2aを指で操作することによって、ディスプレイ3に表示されている地図を操作することができる。具体的には、ユーザは操作部2aの表面を指で押圧すると、その押圧位置に応じてディスプレイ3に表示されている地図を360度方向にスクロールさせることができる。なお、ユーザは、このように地図を360度方向にスクロールさせている状態で操作部2aを押圧している力を増減させると、押圧力に比例するかたちで地図のスクロール速度を変化させることができる。また、ユーザは、操作部2aの表面をその周方向(矢印c1,c2で示す方向)に沿って指でなぞると、ディスプレイ3に表示されている地図を拡大/縮小させることができる。
図2は、こうしたカーナビゲーションシステムのシステム構成をブロック図で示したものであり、次に、同図2を参照して、このカーナビゲーションシステムの構成について詳述する。
同図2に示されるように、上記メインユニット1には、DVD−ROMやHDD等によって構成される地図情報記憶媒体11から道路情報や地名情報などの地図情報を読み込むための記憶媒体抽出装置12が設けられている。また、このメインユニット1には、車両の位置を検出するための位置検出装置13が設けられている。ちなみに、この位置検出装置13は、例えばGPS衛星から送信される電波を受信するための受信機や、車両の移動距離や移動方位を検出するための自立航法センサなどを有するものであって、GPS受信機を介して受信される電波や自立航法センサの出力信号に基づいて車両の位置を検出する。そしてこの位置検出装置13を通じて検出される車両の位置の情報が、マイクロコンピュータを中心に構成される制御装置(制御手段)15に取り込まれている。この制御装置15は、位置検出装置13を通じて車両の位置を検出すると、その周辺の地図情報を上記地図情報記憶媒体11から記憶媒体抽出装置12を介して読み込むとともに、読み込んだ地図情報を上記ディスプレイ3に表示する処理を実行する。ちなみに、この制御装置15は、例えば車両の位置を所定のマークでディスプレイ3に表示する処理なども実行する。また、この制御装置15には、インターフェース14を介して上記遠隔操作機器2が接続されている。
次に、図3を参照して、この遠隔操作機器2の構成、動作について詳述する。
同図3に示されるように、遠隔操作機器2は、大きくは、上述した操作部2aと、この操作部2aの裏面に配設される押圧力検出手段としての圧力センサ2bとを備えている。これらのうち、圧力センサ2bは、例えば付与される圧力に応じて抵抗値が変化する導電ゴムなどによって構成されるものである。そして、この遠隔操作機器2では、操作部2aに付与される押圧力及び押圧位置を圧力センサ2bを通じてそれぞれ検出する。ちなみに、押圧位置は、操作部2aの軸心Oを回転中心として図中の基準線mからの回転位置θとして検出される(但し、0°≦θ<360°)。すなわち、例えばユーザが図中の部位P1、あるいは部位P2を指で押圧操作したとすると、押圧位置θは回転位置θ1、あるいは回転位置θ2である旨が検出される。
そして、この遠隔操作機器2を通じて検出される押圧力F及び押圧位置θの情報は、上記インターフェース14を介して上記制御装置15に逐次伝達される。ここで、制御装置15は、まず、押圧力Fを監視しつつ、操作部2aに指が接触しているか否かを検知する。具体的には、押圧力Fの値が予め設定された接触判定値Fa以上であることをもって、操作部2aに指が接触している旨を検知する。ちなみに、接触判定値Faの値は、操作部2aに指が接触しているか否かを検知することのできる値に設定されている。
また、制御装置15は、操作部2aに指が接触した旨を検知したときに、その時点での押圧位置θを基準位置θbとして内蔵するメモリに記憶させる。そして制御装置15は、遠隔操作機器2を通じて逐次検出される押圧位置θに基づいて、基準位置θbから現在の押圧位置θまでの変位を演算する。具体的には、例えばいま、先の図3に示されるように、ユーザが部位P1を指で押圧操作した後に矢印c1で示す方向に部位P2まで指を移動させたとする。このとき、制御装置15は、部位P1に対応する回転位置θ1を基準位置θbとしてメモリに記憶するとともに、同基準位置θbから部位P2に対応する現在の回転位置θ2までの回転角「+Δθ」を演算し、この回転角「+Δθ」を押圧位置θの変位とする。なお、本実施形態では、回転角Δθの値が正の値であるとき、押圧位置θの変位は矢印c1で示す方向であることを、また、回転角Δθの値が負の値であるとき、押圧位置θの変位は矢印c1で示す方向であることを示している。
そして、制御装置15は、こうして得られる押圧位置の変位Δθ及び上記押圧力Fを上記操作部2aに入力された操作量とし、これらに基づいて操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われたか、あるいは操作部2aを指で押圧する操作が行われたかを判断する。そして、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われた旨が判断された場合には、押圧位置の変位Δθに基づいてディスプレイ3に表示されている地図を拡大/縮小させる処理を実行すべく、回転操作モード(第1の操作モード)に設定される。なお、この回転操作モードでは、押圧位置の変位Δθが正の値を示している場合、ディスプレイ3に表示されている地図を拡大させる処理を実行するのに対し、押圧位置の変位Δθが負の値を示している場合には、ディスプレイ3に表示されている地図を縮小させる処理を実行する。一方、操作部2aを指で押圧する操作が行われた旨が判断された場合には、操作部2aの押圧位置θに基づいてディスプレイ3に表示されている地図をスクロールさせる処理を実行すべく、押圧操作モード(第2の操作モード)に設定される。ちなみに、制御装置15は、第2の操作モードに設定されている場合には、遠隔操作機器2を通じて検出される押圧力Fに比例するかたちでスクロール速度を変更させる処理も併せて実行する。
また、制御装置15は、ディスプレイ3の操作モードが回転操作モード及び押圧操作モードに一旦設定されて以降、上記押圧力F及び押圧位置の変位Δθを監視しつつ、操作モードを切り替える処理も併せて実行する。
図4及び図5は、制御装置15を通じて実行される、操作モードを設定する処理、及び操作モードを変更する処理の手順をそれぞれフローチャートで示したものであり、次に、これら図4及び図5を参照して、各処理の手順を説明する。
はじめに、図4を参照して、操作モード設定処理の手順について説明する。なお、この図4に示される処理は、上記遠隔操作機器2を通じて検出される押圧力Fに基づいて操作部2aに指が接触した旨が検知されたときに実行される。
同図4に示されるように、この処理では、はじめに、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われたか否かが判定される(ステップS10)。具体的には、例えば上記押圧位置の変位Δθが回転判定値Δθa以上であることをもって、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われた旨が判定される。なお、回転判定値Δθaは、ユーザが操作部2aの表面を指でなぞる操作を行う意志があるか否かを判定することのできる値(例えば「10[°]」)に予め設定されている。また、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われていない旨が判定された場合には(ステップS10:NO)、操作部2aを指で押圧する操作が行われたか否かが判定される(ステップS11)。具体的には、例えば押圧力Fが第1の押圧判定値Fb以上であることをもって、操作部2aを指で押圧する操作が行われた旨が判定される。なお、第1の押圧判定値Fbは、上記接触判定値Faよりも大きい値であって、ユーザが操作部2aを指で押圧する操作を行う意志があるか否かを判定することのできる値(例えば「0.5[N]」)に予め設定されている。
そして、操作部2aを指で押圧する操作が行われていない旨が判定されている期間に(ステップS11:NO)、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われた旨が判定された場合には(ステップS10:YES)、ディスプレイ3の操作モードが上記回転操作モードに設定されて(ステップS12)、制御装置15はこの一連の処理を終了する。一方、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われていない旨が判定されている期間に(ステップS10:NO)、操作部2aを指で押圧する操作が行われた旨が判定された場合には(ステップS11:YES)、ディスプレイ3の操作モードが上記押圧操作モードに設定されて(ステップS13)、制御装置15はこの一連の処理を終了する。
次に、図5を参照して、操作モード切り替え処理について説明する。なお、この図5に示される処理は、先の図4の処理を通じてディスプレイ3の操作モードが設定された後に実行される。
同図5に示されるように、この処理では、はじめに、上記遠隔操作機器2を通じて検出される押圧力Fに基づいて操作部2aに指が接触しているか否かが判定される(ステップS20)。そして、操作部2aに指が接触している旨が判定された場合には(ステップS20:YES)、ディスプレイ3の操作モードが回転操作モードであるか否かが判断される(ステップS22)。ここで、ディスプレイ3の操作モードが回転操作モードである旨が判断された場合には(ステップS22:YES)、操作部2aを指で押圧する操作が行われたか否かが判定される(ステップS23)。このステップS23の処理では、具体的には、例えば押圧力Fが第2の押圧判定値Fcよりも大きいことをもって、操作部2aを指で押圧する操作が行われた旨が判定される。なお、第2の押圧判定値Fcは、上記第1の押圧判定値Fbよりも大きい値(例えば「1[N]」)に予め設定されている。ここで、操作部2aを指で押圧する操作が行われた旨が判定された場合には(ステップS23:YES)、ディスプレイ3の操作モードが押圧操作モードに設定されて(ステップS24)、同押圧操作モードでディスプレイ3が操作される(ステップS25)。他方、操作部2aを指で押圧する操作が行われていない旨が判定された場合には(ステップS23:NO)、ディスプレイ3が回転操作モードのまま操作される(ステップS25)。
また一方、ステップS22の判定処理においてディスプレイ3の操作モードが回転操作モードでない旨が判定された場合には(ステップS22:NO)、同操作モードが押圧操作モードであるか否かが判断される(ステップS26)。そして、ディスプレイ3の操作モードが押圧操作モードである旨が判断された場合には(ステップS26:YES)、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われたか否かが判断される(ステップS27)。このステップS27の処理では、具体的には、例えば上記遠隔操作機器2を通じて検出される押圧位置θの時系列的なデータに基づいて、押圧位置θの単位時間当たりの変化量が所定角度(例えば「360[°]」)以上であることをもって、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われた旨が判断される。ここで、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われた旨が判断された場合には(ステップS27:YES)、ディスプレイ3の操作モードが回転操作モードに設定されて(ステップS28)、同回転操作モードでディスプレイ3が操作される(ステップS25)。他方、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われていない旨が判断された場合には(ステップS27:NO)、ディスプレイ3が押圧操作モードのまま操作される(ステップS25)。
なお、この操作モード切り替え処理では、ステップS26の判定処理でディスプレイ3の操作モードが押圧操作モードでない旨が判断された場合(ステップS26:NO)、すなわちディスプレイ3の操作モードが回転操作モード及び押圧操作モード以外の予期しないモードに設定されている場合には、ディスプレイ3の操作モードがクリアされて(ステップS21)、制御装置15はこの一連の処理を終了する。これにより、ディスプレイ3の操作モードが、想定される2つの操作モード以外のモードに設定されるような異常事態が発生した場合であっても、この操作モード切り替え処理にエラーが発生するような状況を回避することができるようになる。ちなみに、制御装置15は、ディスプレイ3の操作モードがクリアされている場合、遠隔操作機器2を通じて検出される押圧力F及び押圧位置θに基づくディスプレイ3の操作を中止する。
一方、上記ステップS25の処理、すなわち回転操作モード、あるいは押圧操作モードでディスプレイ3を操作する処理は、操作部2aに指が接触している旨が判定されている期間(ステップS20:YES)、繰り返し実行される。そして、操作部2aに指が接触していない旨が判断された場合には(ステップS20:NO)、すなわち押圧力Fが上記接触判定値Fa未満である旨が判定された場合には、ディスプレイ3の操作モードがクリアされて(ステップS21)、制御装置15はこの一連の処理を一旦終了する。
次に、図6を参照して、これら操作モード設定処理及び操作モード切り替え処理に基づきディスプレイ3の操作モードが設定される様子について説明する。
例えばいま、図6(a)に示されるように、車両の現在の位置を示すマークCと、その周辺の地図がディスプレイ3に表示されているとする。このとき、例えばユーザが操作部2aの部位P10に指を接触させた後に矢印c1で示す方向に部位P11まで指を移動させたとすると、ディスプレイ3の操作モードが回転操作モードに設定される。そしてこの場合、図6(b)に示されるように、ディスプレイ3に表示されている地図が拡大される。そしてその後、ユーザが指で操作部2aの部位P11を「1[N]」よりも大きい力で押圧したとすると、ディスプレイ3の操作モードが押圧操作モードに設定される。そしてこの場合、図6(c)に示されるように、ディスプレイ3に表示されている地図が右方向にスクロールされる。
一方、マークC及び地図が図6(a)に示すようにディスプレイ3に表示されている状態で、例えばユーザが指で操作部2aの部位P10を「0.5[N]」よりも大きい力で押圧したとすると、ディスプレイ3の操作モードが押圧操作モードに設定される。そしてこの場合、図6(d)に示されるように、ディスプレイ3に表示されている地図が上方向にスクロールされる。そしてその後、ユーザが矢印c2で示す方向に部位P12まで指を移動させたとすると、ディスプレイ3の操作モードが回転操作モードに設定される。そしてこの場合、図6(e)に示されるように、ディスプレイ3に表示されている地図が縮小される。
カーナビゲーションシステムとしてのこうした構成によれば、ユーザが操作部2aを操作する際に、その初動でディスプレイ3の操作モードを回転操作モード及び押圧操作モードのいずれかに設定することができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。また、ディスプレイ3の操作モードが回転操作モード及び押圧操作モードのいずれかに設定されている期間に、操作部2aに付与する押圧力を変化させたり、あるいは押圧位置を変化させれば、ディスプレイ3の操作モードを切り替えることができるため、ユーザの操作性を的確に確保することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態にかかるカーナビゲーションシステムによれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)操作部2aに付与される押圧力F、及び押圧位置の変位Δθに基づいて、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われたか、あるいは操作部2aを指で押圧する操作が行われたかを判断するようにした。そしてその判断結果に基づいて、回転操作モード及び押圧操作モードのいずれの操作モードでディスプレイ3を操作するかを決定するようにした。これにより、ユーザは操作部2aの表面をなぞる操作を行ったり、あるいは操作部2aを押圧する操作を行うだけでディスプレイ3の操作モードを設定することができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。
(2)回転操作モードでディスプレイ3を操作している期間に、操作部2aに付与される押圧力Fに基づいて、操作部2aを指で押圧する操作が行われたか否かを判断するようにした。そしてその判断結果に基づいて、ディスプレイ3の操作モードを押圧操作モードに切り替えるようにした。これにより、ユーザは、回転操作モードでディスプレイ3を操作しているときに操作部2aを押圧する操作を行うだけで、ディスプレイ3の操作モードを押圧操作モードに切り替えることができるため、ユーザの操作性を的確に確保することができるようになる。
(3)押圧操作モードでディスプレイ3を操作している期間に、押圧位置の変位Δθに基づいて、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われたか否かを判断するようにした。そしてその判断結果に基づいて、ディスプレイ3の操作モードを回転操作モードに切り替えるようにした。これにより、ユーザは、押圧操作モードでディスプレイ3を操作しているときに操作部2aの表面を指でなぞる操作を行うだけで、ディスプレイ3の操作モードを回転操作モードに切り替えることができるため、ユーザの操作性を的確に確保することができるようになる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、ステアリングホイール4に操作部2aを設けるようにしたが、これに代えて、例えばセンターコンソールに操作部を設けたり、あるいはメインユニット1に操作部を一体的に設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、遠隔操作機器2に圧力センサを設けた上で、この圧力センサを通じて操作部2aの押圧位置を検出するようにした。これに代えて、例えば操作部2aの静電容量を検出する静電容量センサを設けた上で、ユーザの指が操作部2aに接触した際に同操作部2aに発生する静電容量の変化を静電容量センサを通じて検出する。そして、この静電容量センサを通じて検出される静電容量の変化に基づいて操作部2aの押圧位置を検出するようにしてもよい。
・先の図4に例示した操作モード設定処理のステップS10の処理では、押圧位置の変位Δθが回転判定値Δθa以上であることをもって、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われた旨を判定するようにした。これに代えて、例えば押圧位置θの単位時間当たりの変位量が所定角度以上であることをもって、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われた旨を判定してもよい。要は、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われたか否かを判定する処理であればよい。
・先の図4に例示した操作モード設定処理のステップS11の処理では、押圧力Fが第1の押圧判定値Fb以上であることをもって、操作部2aを指で押圧する操作が行われた旨を判定するようにした。これに代えて、例えば押圧位置θの単位時間当たりの変化量が所定角度未満であることをもって、操作部2aを指で押圧する操作が行われた旨を判定してもよい。要は、操作部2aを指で押圧する操作が行われたか否かを判定する処理であればよい。
・先の図5に例示した操作モード切り替え処理のステップS23の処理では、押圧力Fが第2の押圧判定値Fcよりも大きいことをもって、操作部2aを指で押圧する操作が行われた旨を判定するようにした。これに代えて、例えば押圧位置θの単位時間当たりの変化量が所定角度未満であることをもって、操作部2aを指で押圧する操作が行われた旨を判定してもよい。要は、操作部2aを指で押圧する操作が行われたか否かを判定する処理であればよい。
・先の図5に例示した操作モード切り替え処理のステップS27の処理では、押圧位置θの単位時間当たりの変化量が所定角度以上であることをもって、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われた旨を判断するようにした。これに代えて、例えば押圧位置θの単位時間当たりの変化量が所定角度以上であって且つ、押圧力Fが所定値以下であることをもって、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われた旨を判断してもよい。要は、操作部2aの表面を指でなぞる操作が行われたか否かを判定する処理であればよい。
・先の図5に例示した処理に代えて、例えば図7に示す処理を実行してもよい。なお、図7では、先の図5に示した処理と同一の処理には同一の符号を付している。同図7に示されるように、この処理では、まず、上記遠隔操作機器2を通じて検出される押圧力Fに基づいて操作部2aに指が接触しているか否かが判断されるとともに(ステップS20)、操作部2aに指が接触している旨が判断された場合には(ステップS20:YES)、回転操作モード、あるいは押圧操作モードでディスプレイ3が操作される(ステップS25)。一方、操作部2aに指が接触していない旨が判断された場合には(ステップS20)、操作モードがクリアされて(ステップS21)、制御装置15はこの処理を終了する。このような処理を実行することは、先の図4に例示した操作モード設定処理によって操作モードが設定されて以降、操作部2aから指が離れるまで操作モードを切り替える必要がない場合に有効である。
・上記実施形態では、本発明にかかる操作装置を、カーナビゲーションシステムの操作装置に適用したが、例えば車載用の音楽再生機を操作する操作装置に適用することも可能である。図8は、本発明にかかる操作装置を適用した音楽再生機の一例を示したものである。同図8(a)に示されるように、この音楽再生機は、曲目M1〜M6が表示されるディスプレイ21を含めて各種電子部品が一体的に組み込まれたメインユニット20と、同メインユニット20を操作するための遠隔操作機器30とを備えている。なお、遠隔操作機器30の基本的な構造は、先の図3に例示した遠隔操作機器2と同様である。すなわち、この遠隔操作機器30も、ユーザの指によって操作される操作部30aを有している。ここで、この音楽再生機では、ユーザが操作部30aを指で押圧する操作を行ったとすると、メインユニット20の操作モードが押圧操作モードに設定される。そしてこの場合、図8(c),(d)に示されるように、ディスプレイ21に表示されている曲目を選択、再生することができる。なお、図8(a)〜(e)では、選択されている曲目を太線で、また、選択されていない曲目を破線でそれぞれ示している。一方、この音楽再生機では、ユーザが操作部30aの表面に指を接触させた後にその表面をなぞる操作を行ったとすると、メインユニット20の操作モードが回転操作モードに設定される。そしてこの場合、図8(b),(e)に示されるように、音量を増減させることができる。このような音楽再生機によれば、ユーザは、操作部30aの表面をなぞる操作を行ったり、あるいは操作部30aを押圧する操作を行うだけでメインユニット1の操作モードを変更することができるため、ユーザの操作性を向上させることができるようになる。なお、本発明にかかる操作装置は、車載用の音楽再生機に限らず、例えば携帯型の音楽再生機に適用することも可能である。要は、操作部が押圧操作された際にその押圧位置に基づいて対象機器を操作する第1の操作モード、及び押圧位置が変化した際にその変位に基づいて対象機器を操作する第2の操作モードのいずれかで対象機器を操作する操作装置であれば、本発明にかかる操作装置を適用することが可能である。
(付記)
次に、上記実施形態及びその変形例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)請求項1〜5のいずれか一項に記載の操作装置において、前記対象機器が、ディスプレイに地図を表示するカーナビゲーションシステム用のメインユニットからなるとともに、前記第1の操作モードが、前記操作部の押圧位置に基づいて前記ディスプレイに表示されている地図をスクロールさせるべく前記メインユニットを操作する操作モードであり、前記第2の操作モードが、前記押圧位置の変位に基づいて前記ディスプレイに表示されている地図を拡大/縮小させる操作であることを特徴とする操作装置。上述のように、カーナビゲーションシステムでは、地図をスクロールさせる操作、及び地図を拡大/縮小させる操作を行う際の操作性の向上が強く望まれていることから、こうしたカーナビゲーションシステムに上述した請求項1〜5のいずれか一項に記載の操作装置が採用されることの意義は大きい。
(ロ)請求項1〜5のいずれか一項に記載の操作装置において、前記対象機器が、ディスプレイに表示された曲目が選択されたときに同選択された曲目を再生する音楽再生機からなるとともに、前記第1の操作モードが、前記操作部の押圧位置に基づいて前記ディスプレイに表示されている曲目を選択すべく前記音楽再生機を操作する操作モードであり、前記第2の操作モードが、前記押圧位置の変位に基づいて音量を変更すべく前記音楽再生機を操作する操作モードであることを特徴とする操作装置。こうした音楽再生機であっても、ディスプレイに表示されている曲目を選択する操作、及び音量を変更する操作を行う際の操作性の向上が強く望まれていることから、こうした音楽再生機に上述した請求項1〜5のいずれか一項に記載の操作装置が採用されることの意義は大きい。
C…マーク、M1〜M6…曲目、1…メインユニット、2…遠隔操作機器、2a,30a…操作部、3…ディスプレイ、4…ステアリングホイール、11…地図情報記憶媒体、12…記憶媒体抽出装置、13…位置検出装置、14…インターフェース、15…制御装置、20…メインユニット、21,40…ディスプレイ、30…遠隔操作機器。

Claims (5)

  1. 操作部が押圧操作された際にその押圧位置に基づいて対象機器を操作する第1の操作モード、及び前記押圧位置が変化した際にその変位に基づいて前記対象機器を操作する第2の操作モードのいずれかで前記対象機器を操作する操作装置であって、
    前記操作部に入力される操作量に基づいて前記操作部を押圧する操作及び前記押圧位置を変化させる操作のいずれの操作が行われたかを判断するとともに、その判断結果に基づいて前記対象機器の操作モードを前記第1及び第2の操作モードのいずれかに設定する制御手段を備える
    ことを特徴とする操作装置。
  2. 前記制御手段は、前記押圧位置の変位を前記操作部に入力される操作量として、同押圧位置の変位に基づいて前記押圧位置を変化させる操作が行われたか否かを判断する
    請求項1に記載の操作装置。
  3. 請求項1又は2に記載の操作装置において、
    前記操作部に付与されている押圧力を検出する押圧力検出手段を更に備え、前記制御手段は、前記押圧力を前記操作部に入力される操作量として、同押圧力に基づいて前記操作部を押圧する操作が行われたか否かを判断する
    ことを特徴とする操作装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2の操作モードで前記対象機器を操作している期間に、前記操作量に基づいて前記操作部を押圧する操作が行われたか否かを判断するとともに、その判断結果に基づいて前記対象機器の操作モードを前記第2の操作モードから前記第1の操作モードに切り替える
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の操作装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の操作モードで前記対象機器を操作している期間に、前記操作量に基づいて前記押圧位置を変化させる操作が行われたか否かを判断するとともに、その判断結果に基づいて前記対象機器の操作モードを前記第1の操作モードから前記第2の操作モードに切り替える
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の操作装置。
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