JP2011229640A - 遊技機用入賞装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents

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義一 足立
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Abstract

【課題】 本発明の課題は、装置全体をコンパクトにすることで遊技盤の後方領域及び前面領域を広く取ることのできる遊技機用入賞装置及びそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 入賞口13の左右開口幅をL1とし、遊技球の直径をDとするとL1=2D+α(α:微小幅)となる関係が成り立つように入賞口13の左右方向寸法が設定されている。誘導樋14は入賞口13に対し左右方向に偏倚し、誘導樋14の反対側にはソレノイド50と伝達機構60が、入賞口13の前方に配置される開閉扉20の後方と一部が重複するように配置されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、遊技機用入賞装置及びそれを備えた遊技機に関する。
この種の遊技機用入賞装置として、例えば下記特許文献1に記載されているように、ソレノイド(リニアアクチュエータ)を横置きとし、チューリップ型の開閉部材に代えて、遊技球略1個分の幅で開口する下部入賞口を開閉する開閉扉と、開放した下部入賞口に対しその上面で遊技球を案内する一対のガイド部とにより構成される遊技機用入賞装置が知られている。このような構成とすることで遊技球入賞装置の上下方向の寸法を小さくすることができる。
特開2008−245777号公報
ところで、近年は遊技球を遊技盤の右側に流れるように打つ右打ち機が増加してきている。しかし、このような右打ち機では遊技領域の縁側に役物を配置することになってしまうので、基板や集合樋などの様々な構造物が遊技領域後方側に配置されることになり、遊技領域後方のスペースが狭くなってしまっていた。さらに、液晶表示装置の大型化にともない、入賞装置はできるだけコンパクトにすることが求められている。
しかし、特許文献1の遊技機用入賞装置では、上下方向の寸法は以前より小さくすることができたものの、ソレノイドが前後方向に配置されており、前後方向に対してコンパクト化は実現されておらず、全体としては未だ充分にコンパクトになっているとは言えなかった。
本発明の解決すべき課題は、装置全体をコンパクトにすることで遊技盤の後方領域及び前面領域を広く取ることのできる遊技機用入賞装置及びそれを備えた遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の遊技機用入賞装置は、
遊技盤に対し遊技者の位置する前方側に固定される台板と、
前記台板に矩形状に開口形成された入賞口の下辺に沿う軸線周りで前後方向に回動して、前記入賞口を開閉するための矩形状の開閉扉と、
前記開閉扉の左右において前記台板の前方側にそれぞれ突出形成されるとともに、左右方向の外側から内側に向かうほど低位となるガイド面を有する一対のガイド部と、
開放状態の開閉扉を通り前記入賞口に至る遊技球を1個ずつ前記遊技盤の後方へ導くための誘導樋と、
前記開閉扉を駆動するための駆動出力部が上下方向に配置されたリニアアクチュエータと、
前記リニアアクチュエータの駆動出力部の直線運動を前記開閉扉の回転運動に変換しつつ駆動力を伝達するための伝達機構と、
を備え、
前記台板には、前記入賞口の左右開口幅が遊技球の直径2個分以上に形成されるとともに、前記開閉扉及び一対のガイド部が前方側に保持されて前方側ユニットを構成し、
その前方側ユニットに対して、前記リニアアクチュエータ及び伝達機構を含む後方側ユニットが後方側から組み付けられ、
平面視において、前記誘導樋は、その全体が前記入賞口の左右開口幅内であって、前記入賞口に対して左右方向の一方側に偏倚して配置される一方、前記後方側ユニットのリニアアクチュエータ及び伝達機構は、前記誘導樋の偏倚側とは反対側となる左右方向の他方側に配置されることを特徴とする。
このような遊技機用入賞装置では、リニアアクチュエータが縦に置かれているので、前後方向の寸法を小さくすることができる。それに加え、誘導樋は平面視において入賞口の左右開口幅内であって、入賞口に対し左右方向に偏倚しているので、誘導樋の偏倚側とは反対側にリニアアクチュエータ及び伝達機構を配置することができ、誘導樋が入賞口の中心にある場合に比べ左右方向寸法を縮めることが可能である。このように、前後方向だけでなく左右方向の寸法も縮めることで、装置全体をコンパクトに形成することができる。
また、入賞口が遊技球の直径2個分以上の左右開口幅を有しているので、遊技球が同時に2個並んで入賞可能であり、遊技球を1個ずつ処理するより処理能力が高くなり、遊技にスピード感を出すことができる。
さらに、遊技機用入賞装置は前方側ユニットと後方側ユニットとを組み付けて構成されているので、機種変更などで遊技機前方の意匠面を変更する際は、前方側ユニットの交換のみでよく部品の汎用性が増す。
また、平面視において、前記誘導樋は、後方に向かって一直線状に延び、かつその左右方向の一側縁が前記入賞口の左右方向の一側縁に近接して配置されている構成としてもよい。
これによれば、誘導樋が直線状であり、誘導樋の左右方向の一側縁が入賞口の左右方向一側縁に近接して配置されているので、リニアアクチュエータ及び伝達機構は、より誘導樋側へ近い方へと配置することができ、入賞装置全体の左右方向幅を縮めることが可能である。例えば、誘導樋の左側縁を入賞口の左側縁と一致する、あるいは連続するように配置する場合は、リニアアクチュエータ及び伝達機構の右側配置スペースをより大きく確保することができる。
言い換えれば、前記誘導樋の通路幅中心線は、前記入賞口の左右方向中心線に対して前記左右方向の一方側に偏倚している構成とすることもできる。
また、前記開閉扉の背面には、前記開放状態において前記入賞口を通過する前記遊技球を後方に位置する前記誘導樋に案内するために、左右の側縁から斜め後方へ向かって延びる傾斜部がそれぞれ***して形成され、それら左右の傾斜部に形成されて互いに対向する傾斜面の離間距離は、後方に向かうほど小さくなるように配置されている構成としてもよい。
これによれば、遊技球を傾斜部に形成された傾斜面により誘導樋側へ誘導することができる。
また、前記左右方向の一方側における前記開閉扉の側縁と前記傾斜面との交差位置が、前記左右方向の他方側における前記開閉扉の側縁と前記傾斜面との交差位置よりも後方側に位置する構成としてもよい。
これによれば、開閉扉の側縁と傾斜面との交差位置が左右で異なるので、前後方向に長い傾斜面と前後方向に短い傾斜面とが形成され、入賞口の左右方向中心線と傾斜面との交差位置に前後方向の差を設けることができる。そして、前後方向に長い他方側の傾斜面の方が前後方向に短い一方側の傾斜面に比べて、より早くかつより長く遊技球に作用することとなり、遊技球が2個並んで進入してきた場合も遊技球が詰まるようなこと(玉噛みの問題)が起こりにくい。
また、平面視において、前記傾斜面は、前記入賞口の左右方向中心線に対して各々鋭角状に交差するとともに、その交差角は前記左右方向の一方側の傾斜面の方が大に形成されている構成としてもよい。
一方側の傾斜面と入賞口の左右方向中心線との交差角が、他方側の傾斜面と入賞口の左右方向中心線との交差角より大に形成されていることにより、入賞口の左右方向中心線と傾斜面との交差位置に前後方向の差を設ける(例えば一方側の傾斜面と入賞口の左右方向の中心線との交差位置が他方側の傾斜面と入賞口の左右方向の中心線との交差位置より前方)ことが容易にできる。これによって、遊技球が2個並んで進入してきた場合も遊技球が詰まるようなこと(玉噛みの問題)が起こりにくい。
また、前記左右方向の他方側の傾斜部の後方には、前記入賞口を通過する遊技球を前記誘導樋に導くために、後方に向かうほど左右方向の他方側から一方側に傾斜する誘導壁が配置されている構成としてもよい。
これによれば、リニアアクチュエータ及び伝達機構が配置されている側の傾斜部の後方に誘導壁が配置されているので、遊技球はそちら側へ向ったとしても誘導壁により、玉の動きを規制されるとともに、誘導樋側へと良好に導かれる。
また、平面視において、前記後方側ユニットの左右方向最大幅は、前記台板の前方に位置する前記開閉扉と一対のガイド部とによって構成される入賞可能最大幅よりも小に形成されている構成としてもよい。
これによれば、開閉扉と一対のガイド部とによって構成される入賞可能最大幅よりも後方側ユニットの左右方向最大幅の方が小さいので、台板が固定された遊技盤の後方はより左右方向寸法が縮まっていることとなるので、遊技盤の後方には、より多くの構造物を配置することが可能となる。
また、遊技球の直径2個分以上の左右開口幅を有する前記入賞口を下部入賞口とする一方、
その下部入賞口の上方には、遊技球の直径以上の開口幅にて上方開口する上部入賞口が配置され、
前記上部入賞口は前記下部入賞口の左右開口幅内に位置するとともに、前記上部入賞口の底面部は、前記リニアアクチュエータの上端部より下方に位置している構成としてもよい。
これによれば、上下に入賞口のある入賞装置において、上部入賞口の底面部がリニアアクチュエータの上端部より下方に位置しているので、リニアアクチュエータは上部入賞口とは左右に位置ズレした所に配置されていることとなり、上下方向の寸法を縮めることができる。
また、上記課題を解決するために本発明の遊技機は、上記した遊技機用入賞装置の前記台板が、前記遊技盤に対し遊技者の位置する前方側に固定されていることを特徴とする。
これによれば、前後方向の寸法だけではなく上下・左右方向の寸法も縮めることで、入賞装置自体をよりコンパクトにすることができる。よって、台板が遊技盤に固定された入賞装置の後方には、より多くの構造物を配置することが可能となる。また、前方の遊技盤面側も小さくなるので、釘や他の部品の配置に自由度を持たせることができる。
本発明に係る遊技機用入賞装置を備えたパチンコ機を例示する正面図。 遊技機用入賞装置の全体構造を示す斜視図。 図2に示した遊技機用入賞装置を前方側ユニットと後方側ユニットに分離して示す分解斜視図。 図3を別方向から見た分解斜視図。 図3に示した前方側ユニットの分解斜視図。 図3に示した後方側ユニットの分解斜視図。 図2において後方ケースを外したときの背面図。 (a)は図2の平面図。(b)は図2の右側面図。 図8(a)のX−X断面図。 図8(b)において開閉扉が開放状態のときのB−B断面図。 (a)開閉扉が閉鎖状態のときの駆動系の要部を示す斜視図。(b)開閉扉が開放状態のときの駆動系の要部を示す斜視図。 (a)図8(a)において開閉扉が閉鎖状態のときのA−A断面図。(b)図8(a)において開閉扉が開放状態のときのA−A断面図。 (a)図8(b)において開閉扉が閉鎖状態のときのB−B断面図。(b)図8(b)において開閉扉が開放状態のときのB−B断面図。 (a)図13(b)において遊技球の移動の様子を示す図。(b)遊技球の移動の様子を示す別パターンの図。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、パチンコ機1(遊技機)の遊技盤2の盤面(前面)には、ほぼ左半周が内外2本のガイドレール2bによって区画され、全体として円形の遊技領域2aが形成されている。遊技領域2aの中央には液晶表示部3が搭載され、液晶表示部3の下方(遊技領域2aの中央下部)には入賞扉4aによって形成される大入賞口4(アタッカー)が配置されている。液晶表示部3と大入賞口4との間には、始動入賞口である遊技機用入賞装置(以下、入賞装置と略称する)5が配置されている。
なお、本明細書において、上下方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で遊技球が流下する方向(例えば、鉛直方向)を意味する。また、左右方向とは遊技盤2の盤面に沿う形で上下方向と交差する方向(例えば、水平方向)を意味し、遊技者側からみて左側、右側をいう。さらに、前後方向とは遊技盤2と交差(例えば、直交)する方向を意味し、遊技者に対面する側(手前側)が前面側(前方側)であり、その反対側(奥側)が後面側(後方側)となる。
図2〜図6に示すように入賞装置5は前方側ユニットFUと、この前方側ユニットFUに一体的に組み付けられる後方側ユニットRUで構成されている。前方側ユニットFUは、前方ケース10(ケース体)、開閉扉20、前方部材30を備えており、後方側ユニットRUは、後方ケース40(ケース体)、ソレノイド(リニアアクチュエータ)50、伝達部材61、作用部材62及びカバー体41を備えている。そして、図3、図4に示すように一体的に形成されるケース体である前方ケース10と後方ケース40とは二本のネジ91,91によって固定され、近接スイッチ(検出スイッチ)70及び発光基板80が前後に挟み込まれて保持されている。
前方ケース10は、後方が開口した容器状に形成されており、前方には外枠10aより大きく形成された薄板状の台板11が形成されている。また、前方ケース10の中央上方には正面視U字状に、台板11よりも前方に突出した上部入賞口12が形成されている。上部入賞口12は、常に開放状態(入賞可能状態)にある始動入賞口である。この上部入賞口12には、入賞した遊技球Pを円滑に後方へ誘導するための誘導樋15が一体形成されている(図2、図3、図4、図12参照)。
前方ケース10の後方下端部には、近接スイッチ70を挿入するための拒形状の孔部10bが前方の台板11へ向けて形成されている。また、誘導樋15の底面下方及び孔部10bの右側には、外枠10aより後方へ突出した円柱状の取付部10c,10cが各々形成されている(図4参照)。
台板11の中央には、長方形状の開口が形成されており、この開口が下部入賞口(入賞口)13となる。そして、前方ケース10には、その下部入賞口13の下方から後方へ向けて誘導樋14が形成されている。誘導樋14には、左右において上方に突出し、その上面が緩やかに後方へ向けて下降する誘導リブ14a,14aが形成され、この左右の誘導リブ14a,14aの端から端までが誘導樋14の左右幅となる。また、台板11の四隅には、入賞装置5を遊技盤2へネジ留め固定するために貫通孔11aが形成されている(図3、図4、図5参照)。
また、台板11には、入賞口13の下方部の左右を基端として、台板11の側方へ向けてその途中まで水平に伸びる溝部11b,11bが各々形成されている。また、各溝部11bの上方には貫通孔11c,11cが左右対称に形成されている。さらに、台板11の中央側方に左右対称に二箇所、溝部11bの下方の左右対称な位置に二箇所、係合孔11dが形成されている(図5参照)。
開閉扉20は、正面視長方形状の板状に形成されており、その下方部右側は後方へ向け延出した側壁20eを形成している。その側壁20eからは、右側へ向け突出した係合突起20cが形成されている。また、開閉扉20の下側両側方には、回転軸部材21が挿入されるための係合孔20d,20dがそれぞれ形成されている(図5参照)。
前方部材30は、薄板状の前側装飾部材32の左右後方に突出したガイド部31,31が各々形成されている。ガイド部31の上部は、上方から下方の下部入賞口13にかけて傾斜したガイド面31aを有しており、ガイド部31の後方には台板11の各係合孔11dと係合するための係合突起31aが上下に二箇所ずつ形成されている(図5に一部図示)。
そして、開閉扉20の係合孔20dに回転軸部材21が係合され、前方ケース10の台板11に形成された溝部11bに回転軸部材21が配置されるようになる。この状態で、前方ケース10と前方部材30により回転軸部材21が挟み込まれるように保持され、開閉扉20は回転軸部材21を中心に回転可能となる。ここで、前方部材30は二本のネジ92,92が貫通孔11cを通りガイド部31と連結されることで前方ケース10と固定されている(図5参照)。
後方ケース40は、中空箱状に形成された外枠40aに対し、中央部分が前方及び下方に向けて開口しており、右側方には上方に天井壁40c、下方に底壁40d、前方に前方壁40e、後方に後方壁40fが形成されている。また、後方ケース40の下方には上下に段差を有した収容部40bが形成されており、この収容部40bに近接スイッチ70が収容され、近接スイッチ70の貫通孔71が収容部40b内に位置することとなる(図6参照)。
さらに、後方ケース40の中央から前方へ向い通路壁40gが形成され、右側方には、前方へ向けて延出され、その先端から後方に向うにつれ、中央に向けて傾斜した誘導面42aを有した誘導壁42が形成されている。また、前方壁40eには、上下に二箇所の貫通孔40j,40jが形成されており、前方壁40eの右側方下端及び底壁40dの右側方後端には取付部40i,40iが形成されている。さらに、後方壁40fの上方に係合孔40hが形成されている(図6、図10参照)。
ソレノイド50(リニアアクチュエータ)は、図6に示すように、コイル部51、プランジャ(駆動出力部)52、およびコイル部51の上下前後を囲う金属製のケース53を備えてなり、コイル部51への通電により発生する電磁力によってプランジャ42が上下方向に直線移動する。
具体的には、プランジャ52の下端部には、フランジ部52a(プランジャの作用部)が設けられ、フランジ部52aとケース53との間には圧縮コイルばね54が介装されており、プランジャ52が圧縮コイルばね54を圧縮しつつコイル部51内へ引き込まれるようになっている(図9、図11参照)。すなわち、プランジャ52は、コイル部51の通電解除状態では圧縮コイルばね54の付勢力により下方へ押し出された原位置(前進位置、突出位置)にあり、コイル部51の通電状態では圧縮コイルばね54の付勢力に抗して上方のコイル部51内へ引き込まれた作用位置(後退位置)に移動する。
伝達機構60は、ソレノイド50、伝達部材61及び作用部材62から構成されており、これらが後方ケース40の右側方においてカバー体41に覆われるように配置される。カバー体41は、ネジ94,94と取付部40i,40iにより固定される(図6参照)。また、ケース53は、この状態でネジ93,93が貫通孔40j,40jに挿通された後、ケース53に形成された取付部53a,53aと締結されることで固定される。
伝達部材61は、長細い板状のアーム部61aの後方の左右に回転軸61d,61dを有しており、アーム部61aの前方はU字状の先端部61cが形成されている。また、アーム部61aの左側方には円筒状の誘導部61bが形成されている(図6参照)。
作用部材62は中空状の薄い箱体から下方に向けて薄板が延出される形状となっている。そして、上部がU字状に右側方へ向けて開口しており、下方の薄板には長穴状の誘導孔62bが形成されている(図6、図9参照)。
伝達機構60が組み付けられるとき、フランジ部52aが作用部材62の上部に形成されたU字状の嵌合部62aに狭持される。また、伝達部材61は、誘導部61bが誘導孔62bに対し水平移動可能に配置され、左側の回転軸61dが係合孔40hに対し回動可能に配置される(図6、図9参照)。右側の回転軸61dも同様にカバー体41の内側に形成される誘導孔に回動可能に配置される(図示せず)。また、先端部61cのU字状の溝部を開閉扉20の係合突起20cが移動可能に配置される。
図7に示すように、入賞装置5から後方ケース40を外すと背面視において、ソレノイド50の上端部50aは、上部入賞口12に入賞した遊技球Pを後方へと導く誘導樋15の底面部15aより上方に位置している。つまり、上部入賞口12の左方にソレノイド50が位置していることとなる。
このように、上部入賞口12の左方にソレノイド50が位置しているので、ソレノイド50の上端部50aが誘導樋15の底面部15aより下方に位置している場合に比べ上下方向の寸法を縮めることができる。
また、入賞口13(または開閉扉20)の左右方向中心線Oaは、台板11の中心及び上部入賞口12の中心を通るようになっている。そして、誘導樋14の通路幅中心線Obは、入賞口13の左右方向中心線Oaに対し、左右方向に位置ズレ(オフセット)している。つまり、誘導樋14は開閉扉20に対し右方向(正面視では左方向)に位置ズレしていることとなる。別の見方をすると、背面視において、誘導樋14の誘導リブ14aの右側縁14a1と入賞口13の右側縁13a1が近接して配置されている。
また、入賞口13の左右開口幅をL1とし、遊技球Pの直径をDとするとL1=2D+α(α:微小幅)となる関係が成り立つように入賞口13の左右方向寸法が設定されている。そして、入賞口13の前方に配置される開閉扉20の後方にソレノイド50と伝達機構60の一部が重複するような配置となっている。
通常入賞口13は遊技球P略一個分の幅に設定されているので、誘導樋14の前方は開閉扉20の真後ろに配置するしかなかった。よって、入賞口13の左右方向の中心線Oaと誘導樋14の通路幅中心線Obとは重なり合う位置に配置することとなり、このような位置であれば誘導樋14は、後方の構造物であるソレノイド50や伝達機構60と干渉してしまうことになるので、後方の構造物は左右方向にずらすしかなく、左右方向の寸法が自ずと広がることになってしまっていた。
しかし、入賞口13を遊技球Pが2個並んで入賞可能な開口幅に設定し、入賞口13の左右方向の中心線Oaと誘導樋14の通路幅中心線Obとを左右方向に位置ズレさせることで、開閉扉20の後方に構造物を配置することができるようになり、入賞口13の左右方向の中心線Oaと誘導樋14の通路幅中心線Obとが重なり合う位置にある場合に比べ、左右方向の寸法を小さくすることができる。さらには、遊技球Pが2個並んで入賞可能な開口幅に設定してあるので、遊技球P1個分の幅に設定されている場合に比べ、入賞処理が素早くなり、遊技にスピード感を与えることができる。
次に、図8(a)に入賞装置5の平面図、図8(b)に入賞装置5の右側面図を示す。
図9は、図8(a)をX−X断面により切断したときの図であり、この図9により伝達機構60の位置関係を説明する。伝達機構60は、ソレノイド50、作用部材62、伝達部材61から構成されている。ソレノイド50において、コイル部51から下方に突出したプランジャ52のフランジ部52aに連結された作用部材62の下部の誘導孔62bに、伝達部材61の誘導部61bが挿入される配置となっている。また、伝達部材61の先端部61cに開閉扉20の係合突起20cが移動可能に配置されている。このとき伝達部材61は、回転軸61dが伝達部材回転軸線Ocを中心として回転し、開閉扉20は、回転軸部材21が開閉扉回転軸線Odを中心とし回転するようになっている(図11参照)。
図10は、図8(b)において開閉扉20が開放状態の場合のB−B断面図である。ここで、入賞口13の左右開口幅L1、開閉扉20と左右のガイド部31とで構成される入賞可能最大幅L2、前方ケース10を含む前方側ユニットFUと後方ケース40を含む後方側ユニットRUとにより一体的に形成されるケース体の左右方向最大幅(後方側ユニットの左右方向最大幅)L3の関係について説明する。
入賞口13の左右開口幅L1内に誘導樋14が形成され、ソレノイド50及び伝達機構60は入賞口13の左右開口幅L1内に一部が重複するような配置とされている(図7参照)。また、入賞口13の左側縁13a1と誘導樋14の左側に形成される誘導リブ14aの左側縁14a1とは近接するような位置に配置されている。さらに、入賞口の左右方向中心線Oaと誘導樋の通路幅中心線Obとは、左右に位置ズレした位置に配置されている。
このような配置とすることで、ソレノイド50及び伝達機構60を誘導樋14側へ配置することができ、入賞口13(または開閉扉20)の右側後方に構造物を配置することが可能となっている。よって、左右方向の寸法を縮めることができる。
また、入賞可能最大幅L2に比べケース体の左右方向最大幅L3が小となるように構成されている。このような構成とすることで、台板11が固定された遊技盤2の後方は、より左右方向寸法が縮まっていることとなるので、遊技盤2の後方には、多くの構造物を配置することが可能となる。
ここで、図10に示すように、開閉扉20の背面には遊技球Pを誘導樋へと案内するために左右の側縁から斜め後方に向って延びる右傾斜部20a及び左傾斜部20bが***して形成されている。各傾斜部20a,20bには互いに対向する右傾斜面20a1及び左傾斜面20b1が形成されている(図11(b)参照)。図10に表された各傾斜面20a1,20b1と開閉扉20の背面底部との交差線において、左右方向の交差線の距離を離間距離L4とすると、L4は前方から後方に向うほど小さくなっている。また、各傾斜面20a1,20b1において、開閉扉20の左右の側縁と交差する位置は右傾斜面20a1に比べ左傾斜面20b1が後方に位置している。
さらに、上記交差線の延長線と入賞口の左右方向中心線Oaとの交点をそれぞれA,Bとし、それぞれの交差角をθa,θbとする。このときθa≒30°,θb≒40°(θb>θa)となっている。また、交点は、点Bの方が点Aに比べ前方に配置している。
次に、入賞装置5の作動について図11〜図13により説明する。図11は駆動系の要部を示す図であり、図11(a)において開閉扉20は閉鎖状態、図11(b)において開閉扉20は開放状態である。
開閉扉20が閉鎖状態のとき、ソレノイド50のコイル部51が通電状態になるとプランジャ52が引き上げられる。プランジャ52の上昇移動にともない作用部材62が上昇する。さらに、作用部材62の移動にともなって伝達部材61は回転軸61dを中心に右回りに回転する(右側面視)。伝達部材61の回転にともない、先端部61cが上昇することで係合突起20cが上昇する。さらに、係合突起20cの上昇にともない、開閉扉20は回転部軸材21を中心に左回りに回転する(右側面視)。よって、開閉扉20は前方へ開く(図11(b)開放状態参照)。このとき、伝達部材61の誘導部61bは作用部材62の誘導孔62bを後方から前方へ移動している(図9、図11参照)。
開閉扉20が開放状態のとき、ソレノイド50のコイル部51が通電解除状態になるとプランジャ52はコイルばね54の働きにより下降する。プランジャ52の下降移動にともない作用部材62が下降する。さらに、作用部材62の移動にともなって伝達部材61は回転軸61dを中心に左回りに回転する(右側面視)。伝達部材61の回転にともない、先端部61cが下降することで係合突起20cが下降する。さらに、係合突起20cの下降にともない、開閉扉20は回転軸部材21を中心に右回りに回転する(右側面視)。よって、開閉扉20は後方へ閉鎖される(図11(a)閉鎖状態参照)。このとき、伝達部材61の誘導部61bは作用部材62の誘導孔62bを前方から後方へ移動している(図9、図11参照)。
図12、図13において遊技球Pを点線で表すと図12(a)及び図13(a)の閉鎖状態では、上部入賞口12に進入してきた遊技球Pは、誘導樋15により前方ケース10から後方ケース40へ向けて移動する。また、ガイド部31に流下してきた遊技球Pはガイド部31のガイド面31aを下方に向けて移動し、ガイド部31,31間の隙間からそのまま流下する。
図12(b)及び図13(b)の開放状態では、上部入賞口12に進入してきた遊技球Pは閉鎖状態と同様に、誘導樋15により前方ケース10から後方ケース40へ向けて移動する。また、ガイド部31に流下してきた遊技球Pはガイド部31のガイド面31aを下方に向けて移動し、開閉扉20上に乗り、開閉扉20上を前方から後方へ向けて移動する。その後、誘導樋14の誘導リブ14a上を前方から後方へ向けて移動し、後方に設けられた近接スイッチ70の検出孔71を上方から下方へ流下する。検出孔71を遊技球Pが通ることで、下部入賞口13に遊技球Pが入賞したことが検出される。
ここで、上部入賞口12に進入してきた遊技球Pは、誘導樋15により直線状に後方ケース40側に誘導された後、向きを左方に変え、入賞装置5外の所定位置に設けられる近接スイッチ(図示省略)へ誘導される。
次に、遊技球Pの移動の様子についてより具体的に説明する。図14(a)は、遊技球Pが開閉扉20に対し右側を通るルートを示した遊技球Pの軌跡である。遊技球Pは、開閉扉20の右傾斜部20aに形成された右傾斜面20a1により、誘導樋14側へ誘導されながら後方へ移動する。また、誘導樋14から右側へそれた遊技球Pは、誘導壁42の誘導面42aにより誘導樋14側へ誘導され、誘導リブ14a上を通り後方へと移動する。
図14(b)は、遊技球Pが開閉扉20に対し左側を通るルートを示した遊技球Pの軌跡である。遊技球Pは、開閉扉20の左傾斜部20bに形成された左傾斜面20b1により、誘導樋14側へ誘導されながら後方へ移動する。そして、誘導樋14へと誘導され、誘導リブ14a上を後方へと移動する。
このように、開閉扉20の背面左右に形成された右傾斜部20a、左傾斜部20bの右傾斜面20a1、左傾斜面20b1の作用により、遊技球Pを誘導樋14側へ向けて誘導することができる。また、開閉扉20の左側縁と左傾斜面20b1との交差位置が開閉扉20の右側縁と傾斜面20a1との交差位置の後方にあること、及び左側の傾斜面20b1と入賞口の左右方向中心線Oaとの交差角θbが右側の傾斜面20a1と入賞口の左右方向中心線Oaとの交差角θaより大に形成されていることにより、入賞口の左右方向中心線Oaと各傾斜面20a1,20b1との交差位置に前後方向の差を設ける(例えば点Bが点Aより前方)ことが容易にできる。これによって、遊技球Pが2個並んで進入してきた場合も遊技球Pが詰まるようなこと(玉噛みの問題)が起こらない。
ここで、実際の遊技球Pの動きは、左のガイド部31に当たった後に、誘導壁42に当接する場合や、各傾斜面20a1,20b1の作用を殆ど受けず、開閉扉20の中心付近をそのまま通過するような場合など様々考えられる。しかし、どのような場合においても遊技球Pは、開閉扉20の背面に設けられた右傾斜部20a,左傾斜部20bの各傾斜面20a1,20b1及び誘導壁42の誘導面42aにより誘導樋14へ向けて誘導されるので、誘導樋14から遊技球Pが大きく外れるようなことはない。
上記に記載したように、入賞装置5は前後だけではなく、上下・左右のいずれの方向にも寸法を縮めることができる構成となっているので、入賞装置5自体をよりコンパクトにすることができる。よって、台板11が遊技盤2に固定された入賞装置5の後方には、より多くの構造物を配置することが可能となる。
また、入賞装置5を小さくすることで、台板11も小さくすることができ、遊技領域2aに占める入賞装置5の大きさを小さくすることも可能となる。ゆえに、遊技盤2の前面側において配置される釘や他の部品の配置に自由度を持たせることができる。
上記の説明から明らかなように、この実施例では、前方側ユニットFUと後方側ユニットRUとが二本のネジ91,91によって固定されているので、組み付けが楽であり、機種変更などで前方の意匠面を変更したい場合は前方側ユニットFUのみの交換でよい。よって、部品のリサイクルが可能になり経済的である。
また、上記実施例では前方側ユニットFUと後方側ユニットRUとの間に発光素子81を備えた発光基板80が配置されているので、遊技者は遊技球Pの入賞時や大当たり時の発光素子81による演出効果により遊技への興趣が増す。
なお、上記実施例では誘導樋14は、前方側ユニットFUに形成されていたが、後方側ユニットRUに形成することもできる。
さらに、上記実施例では前方側ユニットFUはケース形状となっていたが、台板の後方に突出形成される外枠やリブが無い形態とすることもできる。つまり、前方側ユニットFUは台板及び開閉扉を備え、台板は背面を有しない面一形態であり、後方側ユニットRUにリニアアクチュエータ、伝達機構、誘導樋が含まれる形態としてもよい。ここで、誘導樋は前方側ユニットに一体形成することもできる。
なお、上記実施例では一対の上部入賞口12及び下部入賞口13が設けられているタイプの入賞装置5に本発明を適用した場合について説明したが、入賞装置はこれに限らず、例えば上部入賞口が設けられていないタイプの入賞装置や、上部入賞口は設けられているが常に開放状態(入賞可能状態)にあるものではなく、例えば下部入賞口に連動して閉鎖状態(入賞不能状態)になるタイプの入賞装置であってもよい。
また、上部入賞口を設けず、入賞可能最大幅L2を広げることでアタッカー(大入賞口)とすることも可能である。
また、上記実施例ではリニアアクチュエータにソレノイドを使用したが、リニアステッピングモータ等も使用可能である。リニアステッピングモータが使用される場合には、駆動出力部として、例えばスクリューシャフトが使用される。
1 遊技機
2 遊技盤
2a 遊技領域
3 液晶表示部
4 大入賞口
4a 入賞扉
5 入賞装置(遊技球入賞装置)
FU 前方側ユニット
RU 後方側ユニット
10 前方ケース(ケース体)
11 台板
12 上部入賞口
13 下部入賞口(入賞口)
14 誘導樋
15 誘導樋
20 開閉扉
20a 右傾斜部(傾斜部)
20a1 右傾斜面(傾斜面)
20b 左傾斜部(傾斜部)
20b1 左傾斜面(傾斜面)
21 回転軸部材
30 前方部材
31 ガイド部
32 前側装飾部材
40 後方ケース(ケース体)
41 カバー体
42 誘導壁
42a 誘導面
50 ソレノイド(リニアアクチュエータ)
51 コイル部
52 プランジャ(駆動出力部)
52a フランジ部
53 ケース
54 コイルばね
60 伝達機構
61 伝達部材
62 作用部材
61a アーム部
61b 誘導部
61c 先端部
61d 回転軸
70 近接スイッチ
71 検出孔
80 発光基板
91,92,93,94 ネジ
P 遊技球
L1 入賞口の左右開口幅
L2 入賞可能最大幅
L3 ケース体の左右方向最大幅(後方側ユニットの左右方向最大幅)
L4 離間距離
Oa 入賞口の左右方向中心線
Ob 誘導樋の通路幅中心線
Oc 伝達部材回転軸線
Od 開閉扉回転軸線

Claims (7)

  1. 遊技盤に対し遊技者の位置する前方側に固定される台板と、
    前記台板に矩形状に開口形成された入賞口の下辺に沿う軸線周りで前後方向に回動して、前記入賞口を開閉するための矩形状の開閉扉と、
    前記開閉扉の左右において前記台板の前方側にそれぞれ突出形成されるとともに、左右方向の外側から内側に向かうほど低位となるガイド面を有する一対のガイド部と、
    開放状態の開閉扉を通り前記入賞口に至る遊技球を1個ずつ前記遊技盤の後方へ導くための誘導樋と、
    前記開閉扉を駆動するための駆動出力部が上下方向に配置されたリニアアクチュエータと、
    前記リニアアクチュエータの駆動出力部の直線運動を前記開閉扉の回転運動に変換しつつ駆動力を伝達するための伝達機構と、
    を備え、
    前記台板には、前記入賞口の左右開口幅が遊技球の直径2個分以上に形成されるとともに、前記開閉扉及び一対のガイド部が前方側に保持されて前方側ユニットを構成し、
    その前方側ユニットに対して、前記リニアアクチュエータ及び伝達機構を含む後方側ユニットが後方側から組み付けられ、
    平面視において、前記誘導樋は、その全体が前記入賞口の左右開口幅内であって、前記入賞口に対して左右方向の一方側に偏倚して配置される一方、前記後方側ユニットのリニアアクチュエータ及び伝達機構は、前記誘導樋の偏倚側とは反対側となる左右方向の他方側に配置されることを特徴とする遊技機用入賞装置。
  2. 平面視において、前記誘導樋は、後方に向かって一直線状に延び、かつその左右方向の一側縁が前記入賞口の左右方向の一側縁に近接して配置されている請求項1に記載の遊技機用入賞装置。
  3. 前記開閉扉の背面には、前記開放状態において前記入賞口を通過する前記遊技球を後方に位置する前記誘導樋に案内するために、左右の側縁から斜め後方へ向かって延びる傾斜部がそれぞれ***して形成され、それら左右の傾斜部に形成されて互いに対向する傾斜面の離間距離は、後方に向かうほど小さくなるように配置されている請求項1又は2に記載の遊技機用入賞装置。
  4. 前記左右方向の他方側の傾斜部の後方には、前記入賞口を通過する遊技球を前記誘導樋に導くために、後方に向かうほど左右方向の他方側から一方側に傾斜する誘導壁が配置されている請求項3に記載の遊技機用入賞装置。
  5. 平面視において、前記後方側ユニットの左右方向最大幅は、前記台板の前方に位置する前記開閉扉と一対のガイド部とによって構成される入賞可能最大幅よりも小に形成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機用入賞装置。
  6. 遊技球の直径2個分以上の左右開口幅を有する前記入賞口を下部入賞口とする一方、
    その下部入賞口の上方には、遊技球の直径以上の開口幅にて上方開口する上部入賞口が配置され、
    前記上部入賞口は前記下部入賞口の左右開口幅内に位置するとともに、前記上部入賞口の底面部は、前記リニアアクチュエータの上端部より下方に位置している請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遊技機用入賞装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の遊技機用入賞装置の前記台板が、前記遊技盤に対し遊技者の位置する前方側に固定されていることを特徴とする遊技機。
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