JP2011228183A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部から水を補給することなく長期にわたって燃料電池の発電を実現すると共に、燃料電池システム内の水量の不足を避けることができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】本発明の燃料電池システム1は、水及び原燃料から改質ガスを生成する改質器2と、改質ガスを用いて発電する燃料電池3と、改質器2及び燃料電池3の少なくとも一方から回収された水が貯められる回収水タンク4と、回収水タンク4の水を精製水と濃縮水とに分離する電気脱塩装置5と、精製水を改質器に供給する供給流路11と、濃縮水を回収水タンク4内に回収する回収流路13と、濃縮水を排水する排水流路14と、排水流路14を開閉する電磁弁15と、回収水タンク4内の水量が低位基準水量以下であるか否かを判定する弁制御部16とを備え、弁制御部16がタンク4内の水量は低位基準水量以下であると判定した場合に電磁弁15が排水流路14を閉鎖する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
従来、燃料電池システムとして、燃料と空気との電気化学反応によって発電する燃料電池と、燃料電池の電気化学反応により生成された水が空気と共に導入される気液分離槽と、気液分離槽で分離された水に含まれる異物を除去するイオン交換樹脂のフィルターと、フィルターで異物除去された水を燃料の一部として貯留する燃料タンクと、を備えたものが知られている(特許文献1参照)。この特許文献1に記載の燃料電池システムでは、燃料電池から回収された水を再利用することで、外部から水を補給することなく、長期にわたって燃料電池の発電を行うことができる。
しかしながら、水の異物除去を行っているイオン交換樹脂は、水に溶解しているイオン物質を吸着し、代わりに水酸化物イオンなどを放出することで水を浄化する仕組みであるため、一定量のイオンを吸着すると浄化能力を失ってしまう。このため、イオン交換樹脂では、樹脂の交換や薬品による化学再生処理が頻繁に必要となる。
そこで、燃料電池システムでは、イオン交換樹脂に代えて、短期的な交換や再生処理の不要な電気脱塩装置を用いることが提案されている(特許文献2参照)。この特許文献2に記載の電気脱塩装置は、陽電極及び陰電極と、陽電極及び陰電極との間に交互に配置された複数のイオン交換膜と、複数のイオン交換膜により交互に形成された濃縮室及び脱塩室と、を備えている。この電気脱塩装置では、陽電極及び陰電極の間に電位がかけられることで、イオン交換膜の半浸透特性及び電位により脱塩室では水が脱塩された脱塩水(精製水)が生成され、濃縮室では塩が濃縮された濃縮水が生成される。
特開2007―123054号公報 特開2000―296314号公報
しかしながら、電気脱塩装置では濃縮水の排水が必要になるため、排水量により燃料電池システム内の水量が燃料生成に必要な量を満たさなくなると、燃料電池の発電が妨げられるなどの問題が生じる。
そこで、本発明は、外部から水を補給することなく、長期にわたって燃料電池の発電を実現すると共に、燃料電池システム内の水量の不足を避けることができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る燃料電池システムは、水及び原燃料を用いて改質ガスを生成する改質器と、改質ガスを用いて発電する燃料電池と、改質器及び燃料電池の少なくとも一方から回収された水が貯められる回収水タンクと、回収水タンクから供給された水を精製水と濃縮水とに分離する電気脱塩装置と、電気脱塩装置と改質器とを接続すると共に、精製水を改質器に供給する供給流路と、電気脱塩装置と回収水タンクとを接続すると共に、濃縮水を回収水タンク内に回収する回収流路と、濃縮水を排水する排水流路と、排水流路を開閉する開閉手段と、回収水タンク内の水量が所定の第1基準水量以下であるか否かを判定する第1の水量判定手段と、を備え、第1の水量判定手段が回収水タンク内の水量が第1基準水量以下であると判定した場合に、開閉手段が排水流路を閉鎖することを特徴とする。
本発明に係る燃料電池システムによれば、燃料電池から回収された水を電気脱塩装置によって精製水と濃縮水とに分離し、純度の高い精製水を改質ガスの生成に再利用することで、外部から水を補給することなく長期にわたって燃料電池の発電を行うことができる。さらに、この燃料電池システムでは、回収水タンク内の水量が所定の第1基準水量以下であると判定した場合に排水流路を閉鎖することで、回収流路により濃縮水を回収水タンク内に回収することができるので、燃料電池システム内の水量の不足を避けることができる。従って、この燃料電池システムでは、外部から水を補給することなく長期にわたる燃料電池の発電を実現すると共に、濃縮水を回収水タンク内に回収することで燃料電池システム内の水量の不足を避けることができる。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、回収水タンク内の水量が第1基準水量よりも多い第2基準水量以上であるか否かを判定する第2の水量判定手段を更に備え、第2の水量判定手段が回収水タンク内の水量が第2基準水量以上であると判定した場合に、開閉手段が排水流路を開放することが好ましい。
この燃料電池システムによれば、回収水タンク内の水量が第2基準水量以上であると判定した場合に排水流路を開放するので、回収水タンク内の水量が第2基準水量を超えて増加することを避けることができる。これにより、回収水タンク内に濃縮水が必要以上に回収されて回収水タンク内の水の汚れが増加することを避けることができる。
本発明に係る燃料電池システムにおいては、排水流路を閉鎖してから所定時間が経過した場合に、開閉手段が排水流路を開放することが好ましい。
この燃料電池システムによれば、排水流路を閉鎖してから所定時間が経過した場合に排水流路を開放することで、回収水タンク内に濃縮水が必要以上に回収されて回収水タンク内の水の汚れが増加することを避けることができる。
本発明によれば、外部から水を補給することなく、長期にわたって燃料電池の発電を実現すると共に、燃料電池システム内の水量の不足を避けることができる。
第1の実施形態に係る燃料電池システムを示す構成概要図である。 図1の弁制御部の制御の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る燃料電池システムを示す構成概要図である。 図3の弁制御部の制御の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1に示されるように、第1の実施形態に係る燃料電池システム1は、改質器2、燃料電池3、回収水タンク4、及び電気脱塩装置5を備えている。この燃料電池システム1は、主に家庭用の電力供給源として利用されるものであり、原燃料として、液化石油ガス(LPG)等が用いられる。
改質器2は、改質触媒によって原燃料を水蒸気改質させて、水素を含有する改質ガスを生成する。この水蒸気改質反応は吸熱反応であるため、改質器2には、改質触媒を加熱するためのバーナが設けられている。改質器2は、生成した改質ガスをガス供給路6を通じて燃料電池3に供給する。なお、改質ガスは、一酸化炭素を含むため、CO変成器やCO除去器により一酸化炭素が除去された後に燃料電池3に供給される。また、燃料電池3において未反応ガスがある場合には、オフガスとして改質器2に供給され、バーナ燃焼用の燃料として利用される。
燃料電池3は、固体高分子形燃料電池(PEFC)である。燃料電池3は、複数の電池セルが積層されたスタック構造として構成され、各電池セルは、アノード、カソード、及びそれらの間に配置された高分子膜を有している。燃料電池3の各電池セルでは、アノードに供給された改質ガス中の水素と、カソードに供給された空気中の酸素とが電気化学反応を起こして、直流の電力が発生する。燃料電池3では、電気化学反応により熱と水蒸気とが発生する。燃料電池3で発生した水蒸気は、水回収路7を通じて凝縮され、回収水として回収水タンク4に送られる。
回収水タンク4は、燃料電池3から回収した回収水が貯められるタンクである。回収水タンク4には、図示しないオーバーフロー管が接続されている。また、回収水タンク4には、回収水タンク4内の水量を検出するためのレベルセンサー8が設けられている。
レベルセンサー8は、回収水タンク4内の水位から水量を検出する。レベルセンサー8は、所定の低位基準水量(第1基準水量)を検出する第1の水量検出部8aと、所定の高位基準水量(第2基準水量)を検出する第2の水量検出部8bと、から構成される。高位基準水量は、低位基準水量よりも多い水量に設定されている。レベルセンサー8は、第1の水量検出部8aが低位基準水量を検出した場合、又は第2の水量検出部8bが高位基準水量を検出した場合に、それぞれの場合に応じた検出信号を出力する。
回収水タンク4は、回収水流路9を通じて電気脱塩装置5と接続されている。回収水流路9の途中には、回収水ポンプ10が配置されており、回収水ポンプ10は回収水タンク4内の回収水を引き込んで電気脱塩装置5に供給する。
電気脱塩装置5は、回収水タンク4から供給された回収水を電気脱塩処理によって精製水と濃縮水とに分離する。電気脱塩装置5は、陽電極及び陰電極と、陽電極及び陰電極との間に交互に配置された複数のイオン交換膜と、複数のイオン交換膜により交互に形成された濃縮室及び脱塩室と、を備えている。この電気脱塩装置5では、陽電極及び陰電極の間に電位がかけられることで、イオン交換膜の半浸透特性及び電位により脱塩室では水が脱塩された精製水が生成され、濃縮室では塩が濃縮された濃縮水が生成される。精製水は、濃縮水と比べて純度の高い水である。
電気脱塩装置5の脱塩室は、供給流路11を通じて改質器2と接続されている。電気脱塩装置5は、供給流路11を通じて回収水から分離した精製水を改質器2に供給する。改質器2に供給された精製水は、改質器2の入口の気化器によって水蒸気化された後、改質ガスを生成に使用される。この改質ガスが燃料電池3の電気化学反応に使用されると、燃料電池3からは、水蒸気が発生し水回収路7を通じて凝縮され、回収水タンク4内に回収される。
電気脱塩装置5の濃縮室は、濃縮水流路12と接続されている。濃縮水流路12は、途中で回収流路13と排水流路14とに分岐している。回収流路13は、回収水タンク4に接続されており、回収流路13を通った濃縮水は回収水タンク4内に回収されて回収水に混ぜられる。また、回収流路13は、排水流路14より高い位置に設けられている。
排水流路14は、外部の排水設備に接続され、濃縮水を排水するための流路である。排水流路14には、電磁弁(開閉手段)15が配置されている。電磁弁15は、回収流路13との分岐点付近に設けられ、排水流路14の開閉を行う二方弁である。電磁弁15は、弁制御部(第1の水量判定部,第2の水量判定部)16によって開閉駆動される。
弁制御部16は、電磁弁15を制御する電子制御ユニットである。弁制御部16は、レベルセンサー8と電気的に接続されている。弁制御部16は、レベルセンサー8の検出信号に基づいて、回収水タンク4内の水量を判定する。具体的には、弁制御部16は、回収水タンク4内の水量が所定の高位基準水量以上であるか否かを判定する。また、弁制御部16は、回収水タンク4内の水量が所定の低位基準水量以下であるか否かを判定する。
弁制御部16は、回収水タンク4内の水量が高位基準水量以上であると判定した場合、電磁弁15を開いて排水流路14を開放する。排水流路14が開放されると、電気脱塩装置5の濃縮室で生じた濃縮水は、濃縮水流路12から排水流路14へと流れ込み、外部に排水される。
一方、弁制御部16は、回収水タンク4内の水量が低位基準水量以下であると判定した場合、電磁弁15を閉じて排水流路14を閉鎖する。排水流路14が閉鎖されると、電気脱塩装置5の濃縮室で生じた濃縮水は、濃縮水流路12から回収流路13に全て流れ込み、回収水タンク4内に回収される。
次に、上述の弁制御部16の制御の流れについて図面を参照して説明する。
図2に示されるように、弁制御部16は、レベルセンサー8の検出信号に基づいて、回収水タンク4内の水量が所定の高位基準水量以上であるか否かを判定する(S1)。弁制御部16は、回収水タンク4内の水量が高位基準水量以上であると判定した場合、電磁弁15を開いて排水流路14を開放する(S2)。弁制御部16は、回収水タンク4内の水量が高位基準水量未満であると判定した場合、S3に移行する。
S3において、弁制御部16は、回収水タンク4内の水量が所定の低位基準水量以下であるか否かを判定する。弁制御部16は、回収水タンク4内の水量が低位基準水量以下であると判定した場合、電磁弁15を閉じて排水流路14を閉鎖する(S4)。弁制御部16は、回収水タンク4内の水量が低位基準水量を超えていると判定したと判定した場合、今回のレベルセンサー8の検出信号に基づく処理を終了する。その後、弁制御部16は、新たなレベルセンサー8の検出信号に基づいてS11から処理を繰り返す。
以上説明した第1の実施形態に係る燃料電池システム1によれば、燃料電池3から回収された水を電気脱塩装置5によって精製水と濃縮水とに分離し、純度の高い精製水を改質ガスの生成に再利用することで、外部から水を補給することなく長期にわたって燃料電池3の発電を行うことができる。さらに、この燃料電池システムでは、回収水タンク内の水量が所定の低位基準水量以下であると判定した場合に排水流路を閉鎖することで、回収流路13により濃縮水を回収水タンク4内に回収することができるので、燃料電池システム1内の水量の不足を避けることができる。従って、この燃料電池システムでは、外部から水を補給することなく長期にわたる燃料電池の発電を実現すると共に、燃料電池システム内の水量の不足を避けることができる。
また、この燃料電池システム1によれば、回収水タンク4内の水量が高位基準水量以上であると判定した場合に排水流路14を開放するので、回収水タンク4内の水量が高位基準水量を超えて増加することを避けることができる。これにより、回収水タンク内に濃縮水が必要以上に回収されて回収水タンク内の水の汚れが増加することを避けることができる。
[第2の実施形態]
図3に示されるように、第2の実施形態に係る燃料電池システム21は、第1の実施形態に係る燃料電池システム1と比べて、レベルセンサー17の構成及び弁制御部18の機能が相違する。
具体的には、第2の実施形態に係るレベルセンサー17は、第1の実施形態に係るレベルセンサー8における第2の水量検出部8bの構成を有さず、第1の水量検出部8aの構成のみを有している。レベルセンサー17は、所定の低位基準水量を検出した場合、検出信号を弁制御部18に出力する。
第2の実施形態に係る弁制御部18は、レベルセンサー17の検出信号に基づいて、回収水タンク4内の水量が所定の低位基準水量以上であるか否かを判定する。弁制御部18は、回収水タンク4内の水量が低位基準水量以下であると判定した場合、電磁弁15を閉じて排水流路14を閉鎖する。排水流路14が閉鎖されると、電気脱塩装置5の濃縮室で生じた濃縮水は、濃縮水流路12から回収流路13に全て流れ込み、回収水タンク4内に回収される。
また、弁制御部18は、電磁弁15を閉じて排水流路14を閉鎖した場合、時間のカウントを開始して、排水流路14を閉鎖してから所定時間(例えば20分)が経過したか否かを判定する。弁制御部18は、排水流路14を閉鎖してから所定時間が経過したと判定した場合、電磁弁15を開いて排水流路14を開放する。排水流路14が開放されると、電気脱塩装置5の濃縮室で生じた濃縮水は、濃縮水流路12から排水流路14へと流れ込み、外部に排水される。
次に、上述の弁制御部18の制御の流れについて図面を参照して説明する。
図4に示されるように、弁制御部18は、燃料電池システム21の運転開始又は運転中の排水流路14の閉鎖から所定時間が経過したか否かを判定する(S11)。弁制御部18は、燃料電池システム21の運転開始又は運転中の排水流路14の閉鎖から所定時間が経過したと判定した場合、電磁弁15を開いて排水流路14を開放する(S12)。弁制御部18は、燃料電池システム21の運転開始又は運転中の排水流路14の閉鎖から所定時間が経過していないと判定した場合、S13に移行する。
S13において、弁制御部18は、回収水タンク4内の水量が所定の低位基準水量以下であるか否かを判定する。弁制御部18は、回収水タンク4内の水量が低位基準水量以下であると判定した場合、電磁弁15を閉じて排水流路14を閉鎖する(S14)。弁制御部18は、回収水タンク4内の水量が低位基準水量を超えていると判定したと判定した場合、処理を終了する。その後、弁制御部18は、所定の一時待機時間の経過後に再びS11から処理を繰り返す。
以上説明した第2の実施形態に係る燃料電池システム21によれば、燃料電池システム21の運転開始又は運転中の排水流路14の閉鎖から所定時間が経過した場合に排水流路14を開放することで、回収水タンク4内に濃縮水が必要以上に回収されて回収水タンク4内の水の汚れが増加することを避けることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、燃料電池システム1,21は業務用や事業用等であっても良い。また、燃料電池3は、固体高分子形に限定されず、アルカリ電解質形、りん酸形、溶融炭酸塩形或いは固体酸化物形等であっても良い。
さらに、原燃料として、灯油、天然ガス、都市ガス、メタノール或いはジメチルエーテル等を用いるものであっても良い。また、電気脱塩装置5の構成は、上述のものに限定されず、例えばイオン交換樹脂を脱塩室に充填した構成であっても良い。
また、電磁弁15は、回収流路13と排水流路14との分岐点に配置される三方弁であっても良い。この場合、濃縮水の進路を回収流路13と排水流路14とに確実に切り替えることができる。
また、改質器2のドレン側と回収水タンク4とを接続する改質器用水回収路を設け、改質器2から出る水蒸気を回収水として回収水タンク4内に回収しても良い。
1,21…燃料電池システム 2…改質器 3…燃料電池 4…回収水タンク 5…電気脱塩装置 6…ガス供給路 7…水回収路 8,17…レベルセンサー 9…回収水流路 10…回収水ポンプ 11…供給流路 12…濃縮水流路 13…回収流路 14…排水流路 15…電磁弁(開閉手段) 16,18…弁制御部(第1の水量判定手段,第2の水量判定手段)














Claims (3)

  1. 水及び原燃料を用いて改質ガスを生成する改質器と、
    前記改質ガスを用いて発電する燃料電池と、
    前記改質器及び前記燃料電池の少なくとも一方から回収された水が貯められる回収水タンクと、
    前記回収水タンクから供給された水を精製水と濃縮水とに分離する電気脱塩装置と、
    前記電気脱塩装置と前記改質器とを接続すると共に、前記精製水を前記改質器に供給する供給流路と、
    前記電気脱塩装置と前記回収水タンクとを接続すると共に、前記濃縮水を前記回収水タンク内に回収する回収流路と、
    前記濃縮水を排水する排水流路と、
    前記排水流路を開閉する開閉手段と、
    前記回収水タンク内の水量が所定の第1基準水量以下であるか否かを判定する第1の水量判定手段と、
    を備え、
    前記第1の水量判定手段が前記回収水タンク内の水量が前記第1基準水量以下であると判定した場合に、前記開閉手段が前記排水流路を閉鎖することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記回収水タンク内の水量が前記第1基準水量よりも多い第2基準水量以上であるか否かを判定する第2の水量判定手段を更に備え、
    前記第2の水量判定手段が前記回収水タンク内の水量が前記第2基準水量以上であると判定した場合に、前記開閉手段が前記排水流路を開放することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記排水流路を閉鎖してから所定時間が経過した場合に、前記開閉手段が前記排水流路を開放することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
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