JP2011226801A - 赤外線分析装置 - Google Patents

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康史 市沢
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Abstract

【課題】検査対象物に照射される赤外光の広がりを防止して高精度な分析を行うことができる赤外線分析装置を提供する。
【解決手段】赤外線分析装置の一種である水分計は、検査対象物である紙Pの上方に配置され、紙P上に設定された焦点F1に向けて集束した赤外光を照射する光源(赤外線LED21及び集光レンズ22)と、紙Pを介した赤外光を検出する検出器23とを有する上ヘッド11と、紙Pの下方に配置され、紙Pを透過した赤外光を紙Pに向けて再帰性反射する反射部材31を備える下ヘッド12とを備えており、光源から射出される赤外光を用いて紙Pに含まれる水分を測定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、赤外光を用いて検査対象物の特性を分析する赤外線分析装置に関する。
一般的に、製品は、製造工程の途中又は製造工程を終えた後で、様々な検査が行われてから出荷される。製紙工場等においては、製品である紙に含まれる水分を測定する水分計や、紙の厚みを測定する紙厚計が設けられており、製造効率を高めつつ一定の品質を保持するために、抄紙機で製造された紙の水分や厚みが水分計や紙厚計によってオンラインで検査されながら製造される。
上記の水分計及び紙厚計は、赤外線分析装置の一種であり、検査対象物である紙に赤外光を照射し、紙によって反射・散乱された赤外光、或いは紙を透過した赤外光を受光して分析することにより紙の水分や厚みを測定する。具体的には、検査対象である紙に照射した赤外光の吸収率を求め、予め測定されている赤外光の吸収率と紙の水分や厚みとの関係等を参照して検査対象物である紙の水分や厚みを測定する。
以下の特許文献1には、紙のようなシート状材料の特性(水分含有量等)を測定する従来の測定装置の一例が開示されている。具体的に、この測定装置は、半円球形状のキャビティを有するハウジングを、各々のキャビティがシートを挟んで対向するようシートの上下にそれぞれ配置した構成であって、シートの下方に配置されたハウジングのキャビティに設けられた光管からシートに向けて赤外光を照射し、シートを透過した赤外光をシートの上方に配置されたハウジングのキャビティに設けられた検出器によって検出するものである。
特公昭61−10773号公報
ところで、上述した特許文献1において、シートに照射された赤外光は、シートを透過した後にキャビティによって反射され、この反射された赤外光線が再びシートに入射して透過するといった透過及び反射が繰り返されて最終的に検出器で検出される。ここで、対向するように配置された上下のキャビティの中心点がシート上に位置し、この中心点に赤外光が入射すれば上述した透過及び反射が繰り返されてもシートに入射する赤外光の大きさ(スポット径)は大きくならない。
しかしながら、実際にシートに入射する赤外光はある大きさのスポット径を有しており、必ずしもキャビティの中心点に入射される訳ではない。しかもシートに入射した赤外光はシートの表面で反射及び散乱される。このため、上述した透過及び反射が繰り返される度に、シートに入射する赤外光のスポット径が徐々に大きくなり、最終的にはキャビティの開口部の面積と同程度の大きさのスポット径になってしまう。すると、面積がキャビティの開口部と同程度である領域における水分の平均値が測定されてしまい、測定精度が悪化するという問題がある。ここで、水分の測定精度が悪化すると、この測定結果に基づいて紙を乾燥する際に問題が生ずる虞が考えられる。この問題は、紙厚計によって紙の厚みを測定する際にも生ずる問題である。
また、水分計や紙厚計は、紙の幅方向における水分や紙厚の分布を測定可能とするために、紙の幅方向に移動可能に構成されている。上述した特許文献1に開示された測定装置において、紙の上下各々に配置されるハウジングが相対的な位置ずれを生ずることなく同期して移動可能であれば問題は生じない。しかしながら、これらハウジングに相対的な位置ずれが生ずると、シートに入射する赤外光のスポット径が大きくなり易くなるため、上述した問題点がより顕在化してしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、検査対象物に照射される赤外光の広がりを防止して高精度な分析を行うことができる赤外線分析装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の赤外線分析装置は、赤外光を用いて検査対象物(P)の特性を分析する赤外線分析装置(1)において、前記検査対象物の一方側に配置され、前記検査対象物上に設定された焦点(F1)に向けて集束した赤外光を照射する光源(21、21a〜21c、22、22a〜22c)と、前記検査対象物を介した赤外光を検出する検出器(23)とを有する第1ヘッド(11)と、前記検査対象物の他方側に配置され、前記検査対象物を透過した赤外光を前記検査対象物に向けて再帰性反射する第1反射部材(31)を備える第2ヘッド(12)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、検査対象物の一方側に配置された第1ヘッドに設けられた光源から検査対象物上に設定された焦点に向けて集束した赤外光が照射され、検査対象物を透過した赤外光が検査対象物の他方側に配置された第2ヘッドに設けられた第1反射部材によって検査対象物に向けて再帰性反射され、裏面側から検査対象物を透過した赤外光が第1ヘッドに設けられた検出器によって検出される。
また、本発明の赤外線分析装置は、前記検出器が、前記焦点に検出面を向けた状態で前記検査対象物の一方側に配置され、前記第1反射部材が、前記焦点に反射面を近接させた状態で前記検査対象物の他方側に配置されることを特徴としている。
また、本発明の赤外線分析装置は、前記第1ヘッドが、前記検査対象物を介した赤外光のうちの前記検出器の検出面に向かう赤外光以外の赤外光を、前記検査対象物に向けて再帰性反射する第2反射部材(41)を備えることを特徴としている。
また、本発明の赤外線分析装置は、前記第2反射部材が、前記光源から前記焦点に向けて照射される赤外光、及び前記検査対象物から前記検出器の検出面に至る赤外光を透過させる開口部を備えており、前記焦点に反射面を近接させた状態で前記検査対象物の一方側に配置されることを特徴としている。
また、本発明の赤外線分析装置は、前記光源が一面に取り付けられるとともに、前記検出器が他面に取り付けられ、前記一面側に取り付けられた前記光源から射出される赤外光を前記他面側に透過させる切欠部(25a)が形成された固定基板(25)を備えることを特徴としている。
また、本発明の赤外線分析装置は、前記第1ヘッドと前記第2ヘッドとを同期させて前記検査対象物に沿って往復運動させる往復運動機構(10)を備えることを特徴としている。
本発明によれば、検査対象物上に設定された焦点に向けて集束した赤外光が照射されるとともに、検査対象物を透過した赤外光が第1反射部材によって検査対象物に向けて再帰性反射されるため、検査対象物に照射される赤外光の広がりが防止されて高精度な分析を行うことができるという効果がある。
本発明の第1実施形態による赤外線分析装置としての水分計の概略構成を示す斜視図である。 水分計が備える上ヘッド及び下ヘッドの構成を示す側断面図である。 水分計が備える上ヘッドに設けられる赤外線LED及び集光レンズの位置関係を示す平面図である。 水分計が備える下ヘッドに設けられる反射部材の一部を拡大した平面図である。 本発明の第2実施形態による水分計が備える上ヘッド及び下ヘッドの構成を示す側断面図である。 本発明の第2実施形態による水分計の動作を説明するための図である。 赤外線を射出する赤外線LEDの配置例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による赤外線分析装置について詳細に説明する。尚、以下では、理解を容易にするために、赤外線分析装置の一種である水分計を例に挙げて説明するが、紙厚計等の他の赤外線分析装置についても水分計と同様に構成することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態による赤外線分析装置としての水分計の概略構成を示す斜視図である。図1に示す通り、水分計1は、フレーム10(往復運動機構)、上ヘッド11(第1ヘッド)、及び下ヘッド12(第2ヘッド)を備えており、例えば製紙工場に設置された抄紙機に取り付けられ、赤外光を用いて抄紙機で製造された紙P(検査対象物)に含まれる水分の測定を行う。
尚、以下の説明においては、図中に設定されたXYZ直交座標系を必要に応じて参照しつつ各部材の位置関係について説明する。但し、説明の便宜のため、各図に示すXYZ直交座標系の原点は固定せずに、各図毎にその位置を適宜変更するものとする。図1に示すXYZ直交座標系は、X軸が紙Pの搬送方向D1に沿う方向、Y軸が紙Pの幅方向に沿う方向、Z軸が鉛直方向に沿う方向にそれぞれ設定されている。
フレーム10は、外径形状が長手方向と短手方向とを有する略四角環形状の部材であって、その開口部OP内において上ヘッド11及び下ヘッド12を長手方向に往復運動可能に支持する。具体的に、フレーム10は、長手方向が紙Pの幅方向(Y方向)に沿う方向に設定されるとともに短手方向が鉛直方向(Z方向)に沿う方向に設定され、紙Pが開口部OPの略中央を通過するように配置される。
つまり、フレーム10は、搬送される紙Pの上方に上ヘッド11が配置されるとともに、搬送される紙Pの下方に下ヘッド12が配置されるように、紙Pに対する位置決めがなされている。尚、図1においては図示を省略しているが、フレーム10は、上ヘッド11を紙Pの上面に沿って長手方向に往復運動させる機構と、下ヘッド12を紙Pの裏面に沿って長手方向に往復運動させる機構とを備える。これらの機構を同じように駆動すれば上ヘッド11としたヘッド12とを同期させて往復運動させることができ、これらの機構を別々に駆動すれば上ヘッド11と下ヘッド12とを個別に移動させることができる。
上ヘッド11は、上述の通り、紙Pの上面に沿って紙Pの幅方向に往復運動可能にフレーム10に支持されており、紙Pの上面に設定された焦点F1に向けて集束した赤外光を照射するとともに紙Pを介した赤外光を検出し、その検出結果に基づいて紙Pに含まれる水分を測定する。ここで、紙Pを介した赤外光には、紙Pの上面で反射・散乱された赤外光、及び紙Pの裏面から上面に向けて透過した赤外光が含まれる。尚、搬送方向D1(X方向)に搬送される紙Pの上面を上ヘッド11が紙Pの幅方向(Y方向)に往復運動することにより、図1に示すジグザグ状の測定ラインL1に沿って紙Pに含まれる水分が測定されることになる。
下ヘッド11は、上述の通り、紙Pの裏面に沿って紙Pの幅方向に往復運動可能にフレーム10に支持されており、紙Pを透過した赤外光を紙Pに向けて再帰性反射する反射部材31(図2参照)を備える。ここで、再帰性反射とは、入射する光をその入射方向とは反対方向に反射すること(換言すると、反射角が入射角と等しくなるように、入射する光を反射すること)をいう。このような再帰性反射する反射部材を下ヘッド11に設けるのは、裏面からに紙Pに入射する赤外光の広がりを防止するため(スポット径が大きくなるのを防止するため)である。
次に、上ヘッド11及び下ヘッド12について詳細に説明する。図2は、水分計が備える上ヘッド及び下ヘッドの構成を示す側断面図である。図2に示す通り、上ヘッド11は、筐体20、赤外線LED(Light Emitting Diode)21(光源)、集光レンズ22(光源)、検出器23、保治具24、固定基板25、及びカバーガラス26を備える。筐体20は外径形状が略長方形形状である中空の部材であって、その内部に赤外線LED21〜固定基板25を収容する。筐体20は、その底面に例えば平面視形状が矩形形状である透光窓20aが形成されており、水分計1の感度を向上させるために透光窓20aが形成された底面を紙Pに近接させた状態に配置される。
赤外線LED21は、紙Pの上面に設定された焦点F1に向けて照射すべき赤外光を射出する。この赤外線LED21は、紙Pの上面に対して斜め方向から赤外光が照射されるように保治具24によって固定基板25の上面側に配設されている。具体的に、赤外線LED21は、その光軸と紙Pが搬送される方向であるX方向とが角度αをなすよう保治具24に保持されている。
この角度αは、例えば紙Pの上面で反射・散乱される赤外光の強度と紙Pの裏面から上面に向けて透過する赤外光の強度との比率や水分計1の感度等を考慮して設定される。例えば、角度αが60度である場合には角度αが90度である場合に比べて赤外光が紙Pの内部を透過する距離を1.15倍程度に伸ばすことができ、角度αが45度である場合には1.4倍程度に伸ばすことができる。このため、角度αを小さくすれば、紙Pに含まれる水分による吸収量が多くなって、水分計1の感度を向上させることができる。
ここで、赤外線LED21及び集光レンズ22をそれぞれ1つずつ備えていれば紙Pに含まれる水分を測定することは可能であるが、本実施形態では、水分の測定を容易にするとともに測定精度を向上させるべく、互いに波長が異なる赤外光を射出する複数の赤外線LEDと、これら赤外線LEDの各々に対応する複数の集光レンズとを備えている。図3は、水分計が備える上ヘッドに設けられる赤外線LED及び集光レンズの位置関係を示す平面図である。
図3に示す通り、本実施形態では3つの赤外線LED21a〜21cと、これら赤外線LED21a〜21cの各々に対応する3つの集光レンズ22a〜22cとを備える。これら赤外線LED21a〜21cは、1つが水分による吸収が少ない波長λ1の赤外光を射出し、他の1つが水分による吸収が大きな波長λ2の赤外光を射出し、残りの1つが紙Pの成分であるセルロースによる吸収が大きな波長λ3の赤外光を射出する。
例えば、赤外線LED21aが波長λ1(1.32μm又は1.8μm)の赤外光を射出し、赤外線LED21bが波長λ2(1.43μm又は1.94μm)の赤外光を射出し、赤外線LED21cが波長λ3(2.1μm)の赤外光を射出する。赤外線LED21a,21bから射出される赤外光は、紙Pに含まれる水分を測定する際の参照光及び測定光としてそれぞれ用いられる。また、赤外線LED21cから射出される赤外光は、紙Pに含まれる水分を測定する際の比較光として用いられる。
赤外線LED21a〜21cは、図3に示す通り、各々の光軸が紙Pの上面に設定された焦点F1で交わるように保治具24にそれぞれ保持されている。また、集光レンズ22a〜22cは、赤外線LED21a〜21cの光軸上にそれぞれ配置されており、赤外線LED21a〜21cの各々から射出される赤外光をそれぞれ焦点F1に集光させるように保治具24に保持されている。
検出器23は、図2,図3に示す通り、紙Pの上面に設定された焦点F1の上方(+Z方向)に配置され、その検出面を焦点F1に向けた状態で固定基板25の裏面側に取り付けられており、紙Pを介した赤外光(紙Pの上面で反射・散乱された赤外光、及び紙Pの裏面から上面に向けて透過した赤外光)を検出する。尚、検出器23は、その検出面が極力焦点F1に近接するように、紙Pの上方に配設される。この検出器23としては、例えばPbS素子、Ge素子、又はInGaAs素子を用いることが可能である。
ここで、上記のPbS素子は、硫化鉛を主成分とする光導電素子であって、約0.6〜3.0μmの波長域の光の検出が可能であり、波長2.0μm付近において検出感度が最大となる素子である。上記のGe素子は、ゲルマニウムを主成分とする光導電素子であって、約0.6〜1.8μmの波長域の光の検出が可能な素子である。上記のInGaAs素子は、インジウム、ガリウム、及び砒素を主成分とする三元混晶半導体素子であって、約0.9〜2.3μmの波長域の光の検出が可能であり、波長1.5〜1.8μm付近において検出感度が最大となる素子である。
保治具24は、固定基板25の上面側に取り付けられ、赤外線LED21(21a〜21c)及び集光レンズ22(22a〜22c)を上述した位置関係に保持する治具である。この保持具24は、温度変化に伴う赤外線LED21(21a〜21c)及び集光レンズ22(22a〜22c)の位置誤差を極力防止すべく、例えば伝熱性の高い金属又は樹脂によって形成されている。
固定基板25は、赤外線LED21(21a〜21c)、集光レンズ22(22a〜22c)、及び検出器23の相対的な位置関係を固定するために設けられる金属製又は樹脂製の基板である。この固定基板25は、例えば平面視の形状が略矩形形状であって、その上面に赤外線LED21(21a〜21c)及び集光レンズ22(22a〜22c)を保持する保治具24が取り付けられ、その裏面に検出器23が取り付けられる。
この固定基板25の略中央部には、赤外線LED21(21a〜21c)から射出されて集光レンズ22(22a〜22c)で集光された赤外光を、固定基板25の裏面側に透過させる切欠部25aが形成されている。固定基板25によって赤外線LED21(21a〜21c)、集光レンズ22(22a〜22c)、及び検出器23の相対的な位置関係が固定されることにより、赤外線LED21(21a〜21c)から射出された赤外光を、紙P上に設定された焦点F1に精確に集光することができる。
カバーガラス26は、紙粉等の汚れから検出器23を保護すべく、筐体20の底面に形成された透光窓20aを塞ぐように取り付けられたガラスである。このカバーガラス26は、水分計1の感度の低下を防止するために、赤外線LED21(21a〜21c)から射出される赤外光に対する吸収が少ない材質によって形成されている。尚、水分計1の感度を向上させるために、検出器23はその検出面をカバーガラス26に極力近接させた状に配設される。
図2に示す通り、下ヘッド12は、筐体30、反射部材31(第1反射部材)、及びカバーガラス32を備える。筐体30は、その上面に例えば平面視形状が矩形形状である透光窓30aが形成されており、透光窓30aが形成された上面を紙Pに近接させた状態に配置される。反射部材31は、筐体30の透光窓30a内に配設されており、紙Pを透過した赤外光を紙Pに向けて再帰性反射する。具体的に、反射部材31は、紙Pの上面に設定された焦点F1の下方(−Z方向)に配置され、その反射面が焦点F1に近接し、且つその反射面が紙Pの裏面に並行になるように配設される。
図4は、水分計が備える下ヘッドに設けられる反射部材の一部を拡大した平面図である。図4に示す通り、反射部材31は、平面視の形状が六角形状であって互いに直交する3枚の平面ミラーm1,m2,m3からなる単位ミラーMが、隙間が生じないように平面状に配列された平板状の部材(所謂、コーナーキューブアレイ)である。尚、反射部材31は、例えばアクリル等の樹脂によって形成される。反射部材31をなす単位ミラーMの各々は、コーナーキューブとして機能し、入射する光をその入射方向とは反対方向に反射する。
反射部材31をなす単位ミラーMの大きさは数mm程度である。但し、水分計1の測定精度を向上させるためには、単位ミラーMの大きさを1mm以下にするのが望ましい。これは、単位ミラーMで反射されて裏面からに紙Pに入射する赤外光の広がりを防止するため(スポット径が大きくなるのを防止するため)である。つまり、単位ミラーMの性質上、単位ミラーMで反射された光の光路は、単位ミラーMに入射する光の光路からシフトしてしまう。このシフト量が大きいとスポット径が大きくなるため、単位ミラーMを小型化することによってシフト量を極力小さくし、スポット径が大きくなるのを防止しようとするものである。
カバーガラス32は、紙粉等の汚れから反射部材31を保護すべく、筐体30の上面に形成された透光窓30aを塞ぐように取り付けられたガラスである。このカバーガラス32は、上ヘッド11に設けられるカバーガラス26と同様に、赤外線LED21(21a〜21c)から射出される赤外光に対する吸収が少ない材質によって形成されている。カバーガラス32は、接着等によって反射部材31と密着させるのが望ましい。これは、反射部材31とカバーガラス32との間の多重反射を防止して、測定精度の低下を防止するためである。尚、反射部材31の硬度が高い場合、或いは紙粉等の汚れの影響が無視できる場合には、カバーガラス32を省略することが可能である。
次に、上記構成の水分計1の動作について説明する。水分計1の動作が開始されると、フレーム10に設けられた不図示の機構によって上ヘッド11と下ヘッド12とが駆動され、上ヘッド11及び下ヘッド12は、紙Pの幅方向(Y方向)に同期して往復運動する。上ヘッド11及び下ヘッド12の駆動が開始されると同時に、上ヘッド11に設けられた赤外線LED21(21a〜21c)の駆動も開始される。これにより、赤外線LED21aからは波長λ1(1.32μm又は1.8μm)の赤外光、赤外線LED21bからは波長λ2(1.43μm又は1.94μm)の赤外光、赤外線LED21cからは波長λ3(2.1μm)の赤外光がそれぞれ射出される。
赤外線LED21a〜21cから射出された赤外光は、集光レンズ22a〜22cを通過することによってそれぞれ集光され、固定基板25に形成された切欠部25a及びカバーガラス26を順次介した後に、紙Pの上面に設定された焦点F1に照射される。焦点F1に照射された赤外光は、その一部が紙Pの上面で反射・散乱され、残りが紙Pを透過する。紙Pの表面で反射・散乱された赤外光は、上ヘッド11に設けられたカバーガラス26を介して検出器23の検出面に入射して検出器23で検出される。
これに対し、紙Pを透過した赤外光は下ヘッド12に設けられたカバーガラス32を介して反射部材31に入射し、反射部材31によって再帰性反射される。これにより、反射部材31に入射した赤外光は、その入射方向と反対方向に反射され、裏面からに再び紙Pに入射する。ここで、紙Pを透過した赤外光は紙Pの裏面においても散乱されるが、この散乱された赤外光も反射部材31によって再帰性反射されるため、反射部材31で反射された赤外光は焦点F1に集束される。このようにして赤外光の広がりが防止される。
裏面から紙Pに入射した赤外光のうち、紙Pを透過した赤外光は上ヘッド11に設けられたカバーガラス26を介して検出器23の検出面に入射して検出器23で検出される。ここで、波長λ1の赤外光は紙Pを透過しても吸収が少ない。これに対し、波長λ1の赤外光は紙Pを透過する際に紙Pに含まれる水分によって吸収され、波長λ3の赤外光は紙Pを透過する際に紙Pの成分であるセルロースによって吸収される。しかも、本実施形態では、赤外光は紙Pを往復するため、波長λ2,λ3の赤外光の強度は、波長λ1の赤外光の強度に比べて小さくなる。
赤外光が検出器23で検出されると、その検出信号は増幅された後に信号分離されて、波長λ1,λ2,λ3の赤外光に応じた測定信号S1,S2,S3がそれぞれ求められる。すると、これらの測定信号の比に基づく多変量解析によって赤外光の吸収率が求められる。赤外光の吸収率が求められると、予め測定されている赤外光の吸収率と紙Pの水分との関係を示すテーブル等を参照して紙Pに含まれる水分が測定される。尚、水分の測定は、テーブルを用いる方法以外に、予め設定された関数等を用いて行っても良い。
以上の測定は、図1,図2中に示す搬送方向D1(X方向)に紙Pが搬送されている状態で、上ヘッド11及び下ヘッド12が同期して紙Pの幅方向(Y方向)に往復運動している間は継続して行われる。従って、図1に示すジグザグ状の測定ラインL1に沿って紙Pに含まれる水分が測定されることになる。
以上の通り、本実施形態では、紙P上に設定された焦点F1に向けて集束した赤外光を照射する赤外線LED21(21a〜21c)及び集光レンズ22(22a〜22c)と、紙Pを介した赤外光を検出する検出器23を紙Pの上方に配置された上ヘッド11に設け、紙Pを透過した赤外光を紙Pに向けて再帰性反射する反射部材31を紙Pの下方に配置された下ヘッド12に設けている。これにより、上面側から紙Pに照射される赤外光及び裏面側から紙Pに照射される赤外光の広がりが防止されるため、紙Pに含まれる水分を高精度に測定することができる。
また、本実施形態では、従来の測定装置のように、キャビティを有するハウジングを備える必要がないため、小型化が可能であるとともにコスト低減を図ることができる。また、下ヘッド12に設けられた反射部材31は、入射する光を再帰性反射するものであるため、紙Pに対する下ヘッド12の位置ずれが生じても測定精度が悪化することはない。更に、従来に比べて赤外光の光路長(光源から射出されて検出器で検出されるまでの赤外光の光路長)を短くできるため、大気中の水分による悪影響を小さくして測定精度を高めることができる。
〔第2実施形態〕
図5は、本発明の第2実施形態による水分計が備える上ヘッド及び下ヘッドの構成を示す側断面図である。図5に示す通り、本実施形態の水分計は、第1実施形態の水分計1と同様に、上ヘッド11及び下ヘッド12を備えるが、上ヘッド11の構成が若干相違する。尚、下ヘッド12は、第1実施形態の水分計1が備える下ヘッド12と同様の構成である。
本実施形態の水分計が備える上ヘッド11は、反射部材41(第2反射部材)を新たに設け、固定基板25に代えて固定基板42を設けた構成である。反射部材41は、筐体20の透光窓20aに取り付けられたカバーガラス26の上方に配設されており、紙Pを介した赤外光(紙Pの上面で反射・散乱された赤外光、及び紙Pの裏面から上面に向けて透過した赤外光)のうち、検出器23に向かう赤外光以外の赤外光を紙Pに向けて再帰性反射する。尚、反射部材41は、多重反射を防止すべく、カバーガラス26に密着させるのが望ましい。
この反射部材41は、下ヘッド12に設けられる反射部材31と同様に、図4に示す単位ミラーMが隙間が生じないように平面状に配列された平板状の部材である。尚、反射部材41には、赤外線LED21(21a〜21c)から紙P上に設定された焦点F1に向けて照射される赤外光を透過させる開口部と、紙Pから検出器23の検出面に至る赤外光を透過させる開口部とが形成されている。この反射部材41は、後者の開口部に検出器23の検出面が配置されて、その反射面を焦点F1に近接させた状態で上ヘッド11内に配設されている。
固定基板42は、検出器23を固定するために設けられる金属製又は樹脂製の基板である。尚、本実施形態では、赤外線LED21及び集光レンズ22を保持する保持具24は筐体20に固定されている。但し、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、赤外線LED21及び集光レンズ22を保持する保持具24と検出器23とが1つの固定基板に取り付けられている構成であっても良い。
本実施形態の水分計の動作は、基本的には前述した第1実施形態の水分計1の動作と同様である。但し、本実施形態では、下ヘッド12に設けられた反射部材31に加えて、上ヘッド11にも反射部材41が設けられているため、若干動作が相違する。図6は、本発明の第2実施形態による水分計の動作を説明するための図である。
図6に示す通り、本実施形態では、紙Pの裏面側に反射部材31が、紙Pの上面側に反射部材41がそれぞれ設けられており、反射部材31,41の間に紙Pが配置された状態で紙Pに含まれる水分が測定される。尚、図6において符号A1を付した矢印は、赤外線LED21a〜21cから射出されて集光レンズ22a〜22cによってそれぞれ集光された赤外光を示している。
この赤外光A1が紙Pの上面に設定された焦点F1に照射されると、紙Pを透過した赤外光は、図6中の符号A2を付した矢印で示す通り、紙Pの下方に配置された反射部材31で再帰性反射されて裏面側から紙Pに入射する。そして、裏面側から上面側に紙Pを透過する。この紙Pを透過した赤外光のうち、検出器23の検出面に向かう赤外光以外の赤外光は、図6中の符号A3を付した矢印で示す通り、紙Pの上方に配置された反射部材41で再帰性反射されて紙Pの上面側から紙Pに入射する。そして、上面側から裏面側に紙Pを透過する。このように、本実施形態では、紙Pの上面側及び裏面側に反射部材41,31がそれぞれ設けられているため、赤外線が紙Pを透過する回数が3回以上になる。
これにより、波長λ2の赤外光が紙Pに含まれる水分によってより多くの吸収を受けるとともに、波長λ3の赤外光が紙Pの成分であるセルロースによってより多くの吸収を受け、波長λ2,λ3の赤外光の強度を、波長λ1の赤外光の強度に比べてより小さくすることができる。この結果、赤外線の吸収率がより精確に求められ、紙Pに含まれる水分をより高い精度で測定することができる。尚、本実形態の水分計は、赤外線が紙Pを透過する回数を多くすることができるため、生産ラインの都合や紙Pの表面状態によって上ヘッド11及び下ヘッド12を紙Pに近づけることができない場合にも効果的である。
以上の通り、本実施形態においても、赤外線LED21(21a〜21c)及び集光レンズ22(22a〜22c)と検出器23とを上ヘッド11に設け、反射部材31を下ヘッド12に設けている。このため、第1実施形態と同様に、上面側から紙Pに照射される赤外光及び裏面側から紙Pに照射される赤外光の広がりが防止されて、紙Pに含まれる水分を高精度に測定することができる。
加えて、本実施形態では、紙Pを介した赤外光のうちの検出器23の検出面に向かう赤外光以外の赤外光を紙Pに向けて再帰性反射する反射部材41を上ヘッド12に設けている。これにより、紙Pに照射される赤外光の広がりを防止しつつ赤外光が紙Pを透過する回数を増やすことができるため、紙Pに含まれる水分をより高い精度で測定することができる。
以上、本発明の実施形態による赤外線分析装置について説明したが、本発明は上記実施形態に制限される訳ではなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、紙P上に設定された焦点F1に赤外光を集束できるのであれば、赤外線LED21a〜21b及び集光レンズ22a〜22bの配置は任意の配置にすることができる。図7は、赤外線を射出する赤外線LEDの配置例を示す図である。
図7(a)に示す配置例は、赤外線LED21a〜21b及び集光レンズ22a〜22bを紙Pの幅方向(Y方向)に沿って配置したものである。尚、図7において、符号51を付した部材は赤外線LED21a及び集光レンズ22aを示しており、符号52を付した部材は赤外線LED21b及び集光レンズ22bを示しており、符号53を付した部材は赤外線LED21c及び集光レンズ22cを示している。図7(b)に示す配置例は、赤外線LED21a〜21b及び集光レンズ22a〜22bを立体的に積み上げ配置したもの(いわば、俵を積み上げた状態にしたもの)である。尚、図7に示す配置例はあくまでも一例であって、他の配置にすることも可能である。
また、上記実施形態では、紙Pに対して赤外光を斜め方向から入射させる例について説明したが、紙Pに対して赤外光を垂直方向から入射させても良い。赤外光を紙Pに垂直方向から入射させる場合には、光軸が紙Pの上面に対して垂直に設定された赤外線LEDと、赤外線LEDから射出される赤外光の光路の周囲に配置された検出器とを上ヘッドに設ければ良い。
また、前述した第1実施形態では保治具24及び検出器23を共に固定基板25に取り付け、前述した第2実施形態では検出器23のみを固定基板42に取り付ける例について説明したがら、保持部24及び検出器23の取り付け方法は任意でよい。例えば、保持具24及び検出器23をそれぞれ別の固定基板に取り付けても良い。但し、各々の固定基板を離間して配置する等して、赤外線LEDから射出される光が固定基板に遮られないようにする必要がある。
また、上記実施形態では、赤外光を射出する赤外線LEDを備える例について説明したが、赤外光を射出するレーザダイオードを備えていても良い。また、上記実施形態では、反射部材31,41が所謂コーナーキューブアレイである場合を例に挙げて説明したが、再帰性反射をするものであれば、コーナーキューブアレイ以外の反射光学素子を用いることも可能である。
1 水分計
10 フレーム
11 上ヘッド
12 下ヘッド
21 赤外線LED
21a〜21c 赤外線LED
22 集光レンズ
22a〜22c 集光レンズ
23 検出器
25 固定基板
31 反射部材
41 反射部材
25a 切欠部
P 紙
F1 焦点

Claims (6)

  1. 赤外光を用いて検査対象物の特性を分析する赤外線分析装置において、
    前記検査対象物の一方側に配置され、前記検査対象物上に設定された焦点に向けて集束した赤外光を照射する光源と、前記検査対象物を介した赤外光を検出する検出器とを有する第1ヘッドと、
    前記検査対象物の他方側に配置され、前記検査対象物を透過した赤外光を前記検査対象物に向けて再帰性反射する第1反射部材を備える第2ヘッドと
    を備えることを特徴とする赤外線分析装置。
  2. 前記検出器は、前記焦点に検出面を向けた状態で前記検査対象物の一方側に配置され、
    前記第1反射部材は、前記焦点に反射面を近接させた状態で前記検査対象物の他方側に配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線分析装置。
  3. 前記第1ヘッドは、前記検査対象物を介した赤外光のうちの前記検出器の検出面に向かう赤外光以外の赤外光を、前記検査対象物に向けて再帰性反射する第2反射部材を備えることを特徴とする請求項2記載の赤外線分析装置。
  4. 前記第2反射部材は、前記光源から前記焦点に向けて照射される赤外光、及び前記検査対象物から前記検出器の検出面に至る赤外光を透過させる開口部を備えており、前記焦点に反射面を近接させた状態で前記検査対象物の一方側に配置されることを特徴とする請求項3記載の赤外線分析装置。
  5. 前記光源が一面に取り付けられるとともに、前記検出器が他面に取り付けられ、前記一面側に取り付けられた前記光源から射出される赤外光を前記他面側に透過させる切欠部が形成された固定基板を備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の赤外線分析装置。
  6. 前記第1ヘッドと前記第2ヘッドとを同期させて前記検査対象物に沿って往復運動させる往復運動機構を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の赤外線分析装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015525884A (ja) * 2012-08-09 2015-09-07 ハロルド ラッセル ベアード 反射物質センサ
US10524498B2 (en) 2013-09-20 2020-01-07 British American Tobacco (Investments) Limited Apparatus for detecting a substance in a rod shaped article of the tobacco industry

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