JP2011226373A - 車両の冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンオイルクーラと変速機用オイルクーラとを備えた冷却装置における冷却性能の向上。
【解決手段】ウォータポンプ11より冷却水が供給されるクーラ用供給通路32を、所定の分岐位置33でエンジン側分岐通路34と変速機側分岐通路35とに分岐させる。分岐位置33と変速機用オイルクーラ31との間に、冷却水の温度に応じて作動する第3サーモスタット弁38を設ける。冷機時には第3サーモスタット弁38が閉弁して変速機用オイルクーラ31へ流れる冷却水の流量を制限することで、エンジンの昇温を促進し、ヒータコア23の昇温を促進する。エンジンオイルクーラ30側への供給流量は制限されないので、冷却水によるエンジンオイルの昇温が促進され、フリクションの増加が抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンオイルクーラと変速機用オイルクーラとを備えた車両の冷却装置に関する。
特許文献1には、ウォータポンプにより冷却水が循環する冷却水循環経路内に、エンジンオイルと冷却水との間の熱交換を行うエンジンオイルクーラと、自動変速機用オイルと冷却水との間の熱交換を行う変速機用オイルクーラと、が設けられた車両の冷却装置が記載されている。このものでは、エンジンオイルクーラと変速機用オイルクーラとを冷却水通路により直列に接続している。
特開平10−77842号公報
一般的に、変速機用オイルクーラには流量調整弁としてのサーモバルブが内蔵されており、暖機運転を行う冷機時などでは、冷却水温の昇温を早めることでヒータ性能を確保するために、サーモバルブを閉じて、変速機用オイルクーラ側へ供給される冷却水の流量を抑制している。しかしながら、上記特許文献1のように変速機用オイルクーラとエンジンオイルクーラとが直列に接続されている場合、冷機時に変速機用オイルクーラへ供給される冷却水の流量を制限すると、これに伴ってエンジンオイルクーラへ供給される冷却水の流量も制限されてしまい、冷却水によるエンジンオイルの昇温が遅くなるために、フリクションが増加する。
また、このような直列接続の場合、変速機用オイルクーラとエンジンオイルクーラを流れる冷却水の流量が不可避的に同量となるため、それぞれに適切な流量を供給することができない。このため、例えばエンジンオイルクーラとして、加工性や強度を考慮してアルミニウムよりも耐食性の低いアルミ合金材料を使用している場合、エロージョン(腐食)を生じることのないように最大流量が制限され、必然的に変速機用オイルクーラもこの最大流量に制限されてしまい、変速機用オイルとの熱交換を十分に行うことができない。
そこで、本発明は、ウォータポンプにより冷却水が循環する冷却水循環経路内に、エンジンオイルと冷却水との間の熱交換を行うエンジンオイルクーラと、自動変速機用オイルと冷却水との間の熱交換を行う変速機用オイルクーラと、が設けられた車両の冷却装置において、上記エンジンオイルクーラ及び変速機用オイルクーラへ冷却水を供給するクーラ用供給通路が、所定の分岐位置で、上記エンジンオイルクーラが設けられたエンジン側分岐通路と、上記変速機用オイルクーラが設けられた変速機側分岐通路と、に分岐しており、上記分岐位置と上記変速機用オイルクーラとの間に、冷却水の温度に応じて作動する流量調整弁が設けられ、冷却水の温度が所定の設定温度よりも低いときに、上記流量調整弁が閉弁し、上記変速機用オイルクーラへ流れる冷却水の流量が制限されることを特徴としている。
本発明によれば、冷機時のように冷却水温が設定温度よりも低いときには、流量調整弁が閉弁して、変速機用オイルクーラへ流れる冷却水の流量が制限されるために、冷却水の昇温が速まり、ヒータ性能が向上する。このとき、エンジン側分岐通路には流量調整弁により制限されることなく冷却水が供給されるために、冷却水によるエンジンオイルの昇温が促進され、フリクションの増加を抑制することができる。
また、冷却水温が上記設定温度よりも高い暖機後の状態では、クーラ用供給通路を流れる冷却水が分岐位置で分岐してエンジン側分岐通路と変速機側分岐通路とにそれぞれ適切な割合で供給することが可能となり、エンジンオイルクーラと変速機用オイルクーラの個々の熱交換性能を最大限に引き出すことができる。
本発明の一実施例に係る冷却装置の冷却水循環経路を簡略的に示す構成図。 上記実施例の冷却装置が適用された車両を示す斜視図。 上記実施例の第3サーモスタット弁を示す閉弁状態(a)及び開弁状態(b)での断面図。 上記実施例のオリフィスが設けられた分岐位置近傍の通路構成を示す説明図。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、冷却水が循環する冷却水循環経路10の構成を簡略的に示している。この冷却水循環経路10には、エンジン1により駆動されるウォータポンプ11により冷却水が循環するように構成されており、大気と冷却水との間で熱交換を行うラジエータ12が設けられている。ウォータポンプ11より圧送される冷却水は、その多くがエンジン1のシリンダヘッド2内のウォータジャケット2A及びシリンダブロック3内のウォータジャケット3Aに供給され、ラジエータ12を経由してウォータポンプ11へ戻される。ウォータポンプ11の上流側には、冷却水温度に応じて作動して流路の切換を行う第1サーモスタット弁13が設けられている。冷却水温度が低い冷機時(暖機中)には、第1サーモスタット弁13によりラジエータ12への分岐通路14が遮断され、ラジエータ12をバイパスするバイパス通路15を経て冷却水が循環する。このように冷機時にはラジエータ12をバイパスすることにより、エンジン1の昇温を早めるようになっている。
また、この冷却水循環経路10は、ウォータポンプ11の下流側で分岐して、シリンダヘッド2側へ冷却水を供給するヘッド側経路16と、シリンダブロック3側へ冷却水を供給するブロック側経路17と、の2系統の冷却経路を有している。そして、エンジン1の後端に取り付けられるサーモスタットハウジング18には、冷却水温度に応じて作動して流路の切換を行う第2サーモスタット弁19が設けられ、冷却水温度が低い冷機時(暖機中)には、第2サーモスタット弁19によって、ブロック側冷却経路17の一部であるブロック出口通路17Aを遮断することにより、シリンダヘッド2側のみに冷却水を循環させることによって、燃焼室に近いシリンダヘッド2の昇温を早め、暖機を促進するようになっている。
このサーモスタットハウジング18には、各種の冷却水通路が集合する第1集合部20及び第2集合部21が設けられている。第1集合部20には、ヘッド出口通路16Aよりシリンダヘッド2のウォータジャケット2Aを通流した冷却水が供給されるとともに、第2サーモスタット弁19を介してブロック出口通路17Aよりシリンダブロック3のウォータジャケット3Aを通流した冷却水が供給される。このように第1集合部20に供給された冷却水は、ラジエータ通路22を介してラジエータ12へ供給されるとともに、ヒータ通路24を介して車室内の空調装置内に設けられたヒータコア23に供給され、かつ、補助通路27を介してスロットルチャンバー25やターボチャージャー26などへ供給される。第2集合部21には、上記のヒータ通路24及び補助通路27の他、後述する変速機側戻り通路28から冷却水が供給される。このように第2集合部21に供給された冷却水は、上記の第1サーモスタット弁13が設けられたバイパス通路15へ供給される。
そして、本実施例の要部をなす構成として、この冷却水循環経路10には、エンジンオイルと冷却水との間の熱交換を行うエンジンオイルクーラ30と、自動変速機用オイルと冷却水との間の熱交換を行う変速機用オイルクーラ31と、が設けられている。エンジンオイルクーラ31は、周知のように、加工性や強度に優れたアルミ合金材料により形成されている。ここで、ウォータポンプ11からの冷却水をエンジンオイルクーラ30及び変速機用オイルクーラ31へ供給するクーラ用供給通路32が、所定の分岐位置33で、エンジンオイルクーラ30が設けられたエンジン側分岐通路34と、変速機用オイルクーラが設けられた変速機側分岐通路35と、に分岐している。エンジンオイルクーラ30を流れた冷却水はエンジン側戻り通路36を介してウォータポンプ11に戻され、変速機用オイルクーラ31を流れた冷却水は上記の変速機側戻り通路28を介してサーモスタットハウジング18における第2集合部21に供給される。
そして、変速機側分岐通路35における分岐位置33と変速機用オイルクーラ31との間に、冷却水の温度に応じて作動する流量調整弁としての第3サーモスタット弁38が設けられている。この第3サーモスタット弁38は、冷却水の温度が所定の設定温度よりも低い冷機時(暖機中)に閉弁し、これにより変速機用オイルクーラ31へ流れる冷却水の流量が制限される。
図2を参照して、4気筒直列エンジン1のシリンダブロック3の後端には自動変速機としての無段変速機4が取り付けられ、この無段変速機4に変速機用オイルクーラ31が取り付けられている。一方、ウォータポンプ11は、エンジン1の前端に設けられたタイミングチェーン(図示省略)により駆動されるもので、上記の無段変速機4や変速機用オイルクーラ31とは反対側のエンジン前端に設けられている。エンジンオイルクーラ30は、オイルパンが設けられたエンジン下方寄りのエンジン側壁に取り付けられており、つまりエンジン前端のウォータポンプ11とエンジン後方の変速機用オイルクーラ31との間に配置されている。上述したサーモスタットハウジング18は、エンジン後端に取り付けられている。
エンジンオイルクーラ30や変速機用オイルクーラ31に対する冷却水通路としての上述したクーラ用供給通路32,エンジン側分岐通路34,変速機側分岐通路35,エンジン側戻り通路36及び変速機側戻り通路28等は、エンジン1や無段変速機4の外側に配索される外部配管として構成されている。ウォータポンプ11はポンプハウジング37を介してエンジン1に取り付けられており、このポンプハウジング37を介してシリンダブロック3内に冷却水が供給される。このポンプハウジング37にクーラ用供給通路32を構成する配管が接続している。
図3は、上述した第3サーモスタット弁38の構造を示す断面図である。この第3サーモスタット弁38は、冷却水温に応じた感温部41におけるワックスの膨張、収縮によりハウジング42内でピストン43が伸縮するいわゆるワックス(ペレット)型であり、ハウジング42に支持されたピストン43には、管路方向に移動可能に感温部41が支持されている。ハウジング42は変速機側分岐通路35及び変速機側戻り通路28の配管とともに冷却水が通流する管路の一部を構成している。
ハウジング42の内壁と感温部41の外周に形成された段部との間には管路方向にばね44が介装され、感温部41はばね44によって一方向(冷却水の上流側)に付勢されている。感温部41の外周角部には斜め方向に弁部45が形成され、これに対応してハウジング23の内周面に斜め方向に弁座46が形成されている。弁座46にはその上流側と下流側とを連通する凹状のリーク孔47が設けられている。リーク孔47は周方向に複数、例えば120°毎に三カ所設けられている。
冷却水温が第3サーモスタット弁38の設定温度未満のとき、ピストン43は収縮し、図3(a)に示すように弁部45が弁座46に着座する(サーモスタット閉)。この状態では、通路が閉じられるものの、少量の冷却水がリーク孔47を通過し、感温部41に沿って流れるようになっている。冷却水温が第3サーモスタット弁38の設定温度以上になると、感温部41の内部のワックスが膨張し、図3(b)に示すようにばね44の付勢力に抗してピストン43が伸長する(サーモスタット開)。これにより弁部45が弁座46から離間して通路48が開放され、弁部45と弁座46の隙間を介して感温部41の周囲をエンジン冷却水が流れる。なお、ピストン43が伸長した状態では、感温部41の先端部41aとハウジング42の内壁42aとの間に冷却水が通過するための十分な隙間が開口されるようにピストン43の最大伸長量が設定されている。
ここで、第3サーモスタット弁38が開閉する設定温度は、上述した第1サーモスタット弁13や第2サーモスタット弁19の設定温度よりも低い値とされ、例えば70℃付近に設定される。これらの第1サーモスタット弁13や第2サーモスタット弁19についても、第3サーモスタット弁38と同様の構造のものを用いることができる。
このような本実施例の特徴的な構成及びその作用効果について以下に列記する。
(1)図1及び図2に示すように、エンジンオイルクーラ30及び変速機用オイルクーラ31へ冷却水を供給するクーラ用供給通路32が、所定の分岐位置33で、エンジンオイルクーラ30が設けられたエンジン側分岐通路34と、変速機用オイルクーラ31が設けられた変速機側分岐通路35と、に分岐しており、この変速機側分岐通路35における分岐位置33と変速機用オイルクーラ31との間に、冷却水の温度に応じて作動する流量調整弁としての第3サーモスタット弁38を設けている。
そして、冷機時のように冷却水の温度が所定の設定温度よりも低いときに、第3サーモスタット弁38が閉弁し、変速機用オイルクーラ31へ流れる冷却水の流量が制限される。これによって、冷却水の昇温が促進され、エンジンの暖機が促進されるとともに、ヒータ通路24を介してヒータコア23へ供給される冷却水の温度も高くなるために、ヒータ性能が向上する。このとき、エンジン側分岐通路34には何ら制限されることなく冷却水が供給されるために、冷却水によるエンジンオイルの昇温が促進され、低温のエンジンオイルによるフリクションの増大を速やかに解消することが可能となる。
一方、冷却水温が設定温度よりも高い暖機後の状態では、クーラ用供給通路32を流れる冷却水が分岐位置33で分岐してエンジン側分岐通路34と変速機側分岐通路35とにそれぞれ適切な割合で供給されるために、エンジンオイルクーラ30と変速機用オイルクーラ31の個々の熱交換性能を最大限に引き出すことが可能となる。
(2)図2を参照して、ウォータポンプ11がエンジン前端に設けられる一方、変速機用オイルクーラ31はエンジン後方の自動変速機4に設けられることから、エンジン側壁に取り付けられるエンジンオイルクーラ30はエンジン前後方向でウォータポンプ11と変速機用オイルクーラ31との間に配置されることとなる。ここで本実施例では、上述した分岐通路34,35の分岐位置33を、エンジンオイルクーラ30よりも変速機用オイルクーラ31寄りの位置に設定している。従って、クーラ用供給通路32の配管がエンジンオイルクーラ30を越えてエンジン後方へ延びた位置に分岐位置33が設定され、エンジン側分岐通路34の配管が分岐位置33からUターンする形でエンジン前方側へ延びてエンジンオイルクーラ30へと接続している。
第3サーモスタット弁38が閉弁状態にある冷機時には、冷却水温の変化に応じて作動する第3サーモスタット弁38の感温部41を冷却水が流れるように、上述したようにリーク孔47(図3参照)を通して少量の冷却水が変速機側分岐通路35から変速機側戻り通路28へ通流するようになっている。しかしながら、分岐位置33から第3サーモスタット弁38までの区間には僅かな量の冷却水しか流れないために、この区間の距離が長くなると、第3サーモスタット弁38の位置における冷却水の温度変化が遅れ、第3サーモスタット弁38の応答性が低下してしまう。
そこで本実施例では、上記のように分岐位置33をエンジンオイルクーラ30よりも敢えてウォータポンプ11から遠いエンジン後方側へ配置することで、この分岐位置33を変速機用オイルクーラ31に近づけて、分岐位置33から第3サーモスタット弁38までの区間の距離を短縮している。これによって、第3サーモスタット弁38の閉弁時における第3サーモスタット弁38の位置での冷却水の温度変化の遅れを抑制し、冷機時における第3サーモスタット弁38の応答性を向上することができる。
(3)図4は、上述した分岐位置33の近傍の通路構造を示している。クーラ用供給通路32から分岐位置33で分岐するエンジン側分岐通路34と変速機側分岐通路35のうち、エンジン側分岐通路34には、流路を絞るオリフィス50が分岐位置33の近傍に設けられている。そして、このオリフィス50により絞られる部分の流路断面積が、第3サーモスタット弁38の閉弁時における変速機側分岐通路35の最小流路断面積(リーク孔47の部分での流路断面積)よりも大きく、かつ、第3サーモスタット弁38の開弁時における変速機側分岐通路35の最小流路断面積よりも小さくなるように設定されている。従って、エンジン側分岐通路34と変速機側分岐通路35のうち、第3サーモスタット弁38の閉弁時にはエンジン側分岐通路34側の流量が相対的に多くなる一方、開弁時には変速機側分岐通路35側の流量が相対的に多くなる。
このようにオリフィス50によってエンジン側分岐通路34へ流れる流量を絞ることで、アルミ合金製のエンジンオイルクーラ30へ流れる流量を最大流量以下に制限してエロージョンの発生を防止しつつ、変速機用オイルクーラ31へ流れる流量を十分に確保して、その冷却性能を向上することができる。
以上のように本発明を具体的な実施例に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形・変更を含むものである。例えば上記実施例では、エンジンオイルクーラ30や変速機用オイルクーラ31に対する冷却水通路としてのクーラ用供給通路32,エンジン側分岐通路34,変速機側分岐通路35,エンジン側戻り通路36及び変速機側戻り通路28等を全て外部配管として構成しているが、その一部をエンジンや自動変速機内に形成された内部通路としても良い。
1…エンジン
2…シリンダヘッド
3…シリンダブロック
4…無段変速機(自動変速機)
10…冷却水循環経路
11…ウォータポンプ
30…エンジンオイルクーラ
31…変速機用オイルクーラ
32…クーラ用供給通路
33…分岐位置
34…エンジン側分岐通路
35…変速機側分岐通路
38…第3サーモスタット弁(流量調整弁)
50…オリフィス

Claims (3)

  1. ウォータポンプにより冷却水が循環する冷却水循環経路内に、エンジンオイルと冷却水との間の熱交換を行うエンジンオイルクーラと、自動変速機用オイルと冷却水との間の熱交換を行う変速機用オイルクーラと、が設けられた車両の冷却装置において、
    上記エンジンオイルクーラ及び変速機用オイルクーラへ冷却水を供給するクーラ用供給通路が、所定の分岐位置で、上記エンジンオイルクーラが設けられたエンジン側分岐通路と、上記変速機用オイルクーラが設けられた変速機側分岐通路と、に分岐しており、
    上記変速機側分岐通路における分岐位置と上記変速機用オイルクーラとの間に、冷却水の温度に応じて作動する流量調整弁が設けられ、
    冷却水の温度が所定の設定温度よりも低いときに、上記流量調整弁が閉弁し、上記変速機用オイルクーラへ流れる冷却水の流量が制限されることを特徴とする車両の冷却装置。
  2. 上記変速機用オイルクーラが設けられた自動自動変速機とは反対側のエンジン端部に上記ウォータポンプが設けられるとともに、これらウォータポンプと変速機用オイルクーラとの間のエンジン側壁に上記エンジンオイルクーラが設けられ、
    上記分岐位置が、上記エンジンオイルクーラよりも上記変速機用オイルクーラ寄りの位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の冷却装置。
  3. 上記エンジン側分岐通路における上記分岐位置と上記エンジンオイルクーラとの間にオリフィスが設けられ、
    このオリフィスにより絞られる部分の流路断面積が、上記流量調整弁の閉弁時における変速機側分岐通路の最小流路断面積よりも大きく、かつ、上記流量調整弁の開弁時における変速機側分岐通路の最小流路断面積よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の冷却装置。
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