JP2011223339A - 電子会議システム、電子会議運用方法、コンピュータプログラム、および会議運用端末 - Google Patents

電子会議システム、電子会議運用方法、コンピュータプログラム、および会議運用端末 Download PDF

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Abstract

【課題】電子会議を開始する際に必要な担当者による起動作業等を不要とし、電子会議システムの利用者の負担を解消/軽減する電子会議システム、電子会議システムでの電子会議運用方法、コンピュータプログラム、および会議運用端末を提供する。
【解決手段】電子会議システム1は、電子会議で運用される会議運用端末10と、電子会議への参加に適用される参加端末30とを備える。会議運用端末10は、電子会議に適用される会議プログラム90pと、参加端末30を認識する参加端末認識手段90sによって認識された参加端末30に基づいて認識数を判定する認識数判定手段14と、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定手段14によって判定されたとき、会議プログラム90pを起動する会議プログラム起動手段13とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、会議運用端末と、参加端末とを適用した電子会議システム、電子会議システムでの電子会議運用方法、電子会議システムをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム、電子会議システムに適用される会議運用端末に関する。
従来、企業内でのコミュニケーション、あるいは取引先とのコミュニケーションを図るため、電話、FAX、Eメールなどの通信手段が用いられてきた。しかし、製品開発の打ち合わせなどでは、設計図や関係資料を実際に見ながら議論を行う必要があるため、Eメールなどで簡易的に通信を行うだけでは、開発を効率的に進めることができなかった。
したがって、関係者が一同に集まる必要性が生じていたが、関係者が遠隔地にいる場合、時間的・距離的な問題があった。その問題点を解決する手法として、電子会議システム(TV電子会議システムやWeb電子会議システムなど)の利用が広がっている。
ビデオ会議用のプログラム、各ユーザPC、デジタルカメラ、およびクレードルを有するビデオ会議システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)このビデオ会議システムでは、ユーザがデジタルカメラをクレードルに設置し、ユーザPCと双方向通信可能に接続したことを検出すると、ビデオ会議用のプログラムが自動起動する。
インターネットに接続されている2台以上のUSBインターフェイスを具備するPCと、会議ソフトウェアがインストールされていると共に会議ソフトウェアを自動起動するソフトウェアがインストールされているUSBインターフェイスを有する外部記憶媒体とを備えた電子会議システムが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この電子会議システムでは、PCの電源投入後に、USBインターフェイスを介して外部記憶媒体をPCに接続することのみにより会議ソフトウェアが自動起動する。
特開2002−238040号公報 特開2006−11716号公報
しかし、背景技術として説明した特許文献1、特許文献2の技術には次のような問題があった。
特許文献1に記載されたビデオ会議システムでは、ユーザがデジタルカメラをクレードルに設置することが電子会議システムを起動するための必要条件であることから、電子会議システムがどのタイミングで起動するかは完全に参加者の手動に頼っている。また特許文献2に記載された電子会議システムにおいても、ユーザがUSBインターフェイスを有する外部記憶媒体を接続する必要があり、電子会議システムがどのタイミングで起動するかは完全に参加者の手動に頼っている。
つまり、一定の人数(定足数)が集まったときに電子会議システムを起動したい、あるいは、ある特定の出席者(参加者)が集まったときに電子会議システムを起動したいという場合、電子会議システムを起動する担当者が参加者の状況を把握し、開催条件を満たしているのかを担当者が確認してからでなければ、電子会議システムを起動することができないという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、電子会議で運用される会議運用端末と、電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムであって、参加端末を認識することによって、会議プログラムを自動的に起動するので、電子会議を開始する際に必要な担当者による起動作業等を不要とし、電子会議システムの利用者(運用者、参加者)の負担を解消/軽減する電子会議システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る電子会議システムでの電子会議運用方法を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、本発明に係る電子会議システムをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを提供することを他の目的とする。
また、本発明は、本発明に係る電子会議システムに適用される会議運用端末を提供することを他の目的とする。
本発明に係る電子会議システムは、電子会議で運用される会議運用端末と、前記電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムであって、前記会議運用端末は、前記電子会議に適用される会議プログラムと、前記参加端末を認識する参加端末認識手段によって認識された前記参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定手段と、前記認識数が予め設定された設定認識数であると前記認識数判定手段によって判定されたとき、前記会議プログラムを起動する会議プログラム起動手段とを備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、電子会議への参加に適用される参加端末が参加端末認識手段によって認識され、認識された参加端末に基づいて認識数判定手段で認識数を判定し、参加端末が会議開催に必要な条件として予め設定された設定認識数を満たすと判定されたとき、会議プログラム起動手段によって会議プログラムを自動的に起動するので、電子会議を開始する際に必要な担当者による起動作業等を不要とし、電子会議システムの利用者(運用者、参加者)の負担を解消/軽減する。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記会議運用端末は、前記参加端末認識手段を備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、会議運用端末に参加端末を認識させるので、電子会議システムの機器構成を簡略化することができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記会議運用端末と通信する子機端末を複数備え、前記子機端末は、それぞれ前記参加端末認識手段を備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、子機端末(子機端末が備える参加端末認識手段)を介して参加端末を認識するので、子機端末の数に応じて認識できる参加端末を増やすことが可能となり、1つの参加端末認識手段で認識できる参加端末の数に制限がある場合でも子機端末を増設して認識できる参加端末の数を増やすことができるので、参加端末に対する数の制限を解消することができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記子機端末は、子機表示部を備え、前記子機表示部は、前記会議運用端末から受信した前記会議プログラムを表示する構成としてあることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、子機端末(子機表示部)を介して会議プログラム(例えば、会議プログラムに適用される会議アプリケーション、会議プログラムに適用される会議ファイルなど)を表示することができるので、電子会議を効果的に進行することができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記会議運用端末は、前記参加端末が有する参加端末情報を登録した参加端末情報データベースから前記電子会議への参加についての許可条件に相当する参加端末情報を取得する参加端末情報取得手段と、前記参加端末情報取得手段が取得した参加端末情報について前記許可条件に適合するか否かを判定する許可判定手段とを備え、前記設定認識数は、前記許可条件に伴って予め設定された許可認識数であり、前記認識数判定手段は、前記許可判定手段が前記許可条件に適合すると判定した前記参加端末の認識数が前記許可認識数であるか否かを判定する構成としてあることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、参加端末情報取得手段によって参加端末情報データベースから参加端末情報を取得し、取得した参加端末情報(参加端末)について予め設定された許可条件を満たすか否かを許可判定手段によって判定するので、許可条件を満たす参加端末に限定した電子会議を実施することができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記会議運用端末は、前記参加端末情報データベースを有することを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、参加端末が電子会議に参加する許可条件を満たしているか否かを参加端末情報データベースの内容(参加端末情報)に基づいて、容易に、かつ正確に判定するので、円滑に電子会議を運用することができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記会議運用端末は、ネットワークを介してサーバに接続され、前記サーバは、前記参加端末情報データベースを有することを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、参加端末が電子会議に参加する許可条件を満たしているか否かを容易に、かつ正確に判定することから円滑に電子会議を運用することができる。また、サーバに参加端末情報データベースを設けることから、参加端末情報に対する容量を大きくすることができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記許可条件は、前記参加端末に設定されたセキュリティレベルであることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、セキュリティレベルに応じた参加制限を設けた電子会議を運用することができる。つまり、参加者の格付け、部門などについて、個別にセキュリティレベルを設定し、セキュリティレベルの高い参加者に確認権限を与えることによって、セキュリティレベルの高い参加者が会議を進行するように設定するなどの対応ができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記セキュリティレベルは、複数設定され、前記会議プログラムは、前記セキュリティレベルに応じて複数設定されており、前記会議プログラム起動手段は、前記許可条件を満たしたセキュリティレベルに対応する前記会議プログラムを起動する構成としてあることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、セキュリティレベルに応じた会議プログラムを設定すること(例えば、セキュリティレベルが低いときは、表示のみ可能な会議プログラムとし、セキュリティレベルが高いときは、表示に加えて編集可能な会議プログラムとする。)ができ、セキュリティに対する信頼性を向上させることができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記会議運用端末は、前記会議プログラムが既に起動中か否かを判定するプログラム状況判定手段と、前記プログラム状況判定手段によって前記会議プログラムが起動中であると判定されたとき、既に起動中の前記会議プログラムと、起動しようとする前記会議プログラムとについて優先度を比較する優先度判定手段とを備え、前記優先度判定手段は、起動しようとする前記会議プログラムの優先度が高いとき、既に起動中の前記会議プログラムを中止し、起動しようとする前記会議プログラムの優先度が低いとき、起動しようとする前記会議プログラムに対する処理を中止する構成としてあることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、優先度に応じた電子会議(会議プログラム)の選択が可能となり、円滑に電子会議を運用することができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、会議プログラム起動手段が起動する前記会議プログラムは、前記電子会議に適用される会議アプリケーションの起動、または、前記電子会議で利用される会議ファイルの表示であることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、電子会議で適用される会議アプリケーションの立ち上げ、または電子会議で利用される会議ファイルの表示を実行することから効率的に、かつ容易に電子会議を開始することができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記参加端末は、予め選定された無線通信規格を満たす端末機器であることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、特定の無線通信規格(例えば、Bluetooth(登録商標))を搭載した電子機器を参加端末として適用することから、利便性と信頼性の高い電子会議システムとすることができる。
また、本発明に係る電子会議システムでは、前記会議運用端末は、前記参加端末のセキュリティレベルを判定するレベル判定手段と、前記レベル判定手段が判定したセキュリティレベルに応じて会議ファイルを選定するファイル選定手段とを備え、前記ファイル選定手段で選定した前記会議ファイルを前記子機表示部に表示する構成としてあることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、子機端末毎に参加端末のセキュリティレベルを検知し、参加端末のセキュリティレベルに対応した会議ファイルを表示するので、子機端末を増やした場合でも厳格なセキュリティを確保することができる。
また、本発明に係る電子会議運用方法は、電子会議で運用される会議運用端末と、前記電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムでの電子会議運用方法であって、前記会議運用端末に、前記電子会議に適用される会議プログラムを備え、前記会議運用端末に、前記参加端末を認識する参加端末認識ステップによって認識された前記参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定ステップと、前記認識数が予め設定された設定認識数であると前記認識数判定ステップによって判定されたとき、前記会議プログラムを起動する会議プログラム起動ステップとを実行させることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電子会議運用方法は、電子会議システムと同様に作用する。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、電子会議で運用される会議運用端末と、前記電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記会議運用端末に、前記電子会議に適用される会議プログラムを備え、前記会議運用端末に、参加端末を認識する参加端末認識ステップによって認識された前記参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定ステップと、前記認識数が予め設定された設定認識数であると前記認識数判定ステップによって判定されたとき、前記会議プログラムを起動する会議プログラム起動ステップとを実行させることを特徴とする。
したがって、本発明に係るコンピュータプログラムは、電子会議システム、電子会議方法と同様に作用する。
また、本発明に係る会議運用端末は、電子会議への参加に適用される参加端末を備えた電子会議システムによる前記電子会議で運用される会議運用端末であって、前記電子会議に適用される会議プログラムと、前記参加端末を認識する参加端末認識手段によって認識された前記参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定手段と、前記認識数が予め設定された設定認識数であると前記認識数判定手段によって判定されたとき、前記会議プログラムを起動する会議プログラム起動手段とを備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る会議運用端末は、電子会議システム、電子会議方法と同様に作用する。
本発明に係る電子会議システムは、電子会議で運用される会議運用端末と、電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムであって、会議運用端末は、電子会議に適用される会議プログラムと、参加端末を認識する参加端末認識手段によって認識された参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定手段と、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定手段によって判定されたとき、会議プログラムを起動する会議プログラム起動手段とを備える。
したがって、本発明に係る電子会議システムは、電子会議への参加に適用される参加端末が参加端末認識手段によって認識され、認識された参加端末に基づいて認識数判定手段で認識数を判定し、参加端末が会議開催に必要な条件として予め設定された設定認識数を満たすと判定されたとき、会議プログラム起動手段によって会議プログラムを自動的に起動するので、電子会議を開始する際に必要な担当者による起動作業等を不要とし、電子会議システムの利用者(運用者、参加者)の負担を解消/軽減するという効果を奏する。
また、本発明に係る電子会議運用方法は、電子会議で運用される会議運用端末と、電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムでの電子会議運用方法であって、会議運用端末に、電子会議に適用される会議プログラムを備え、会議運用端末に、参加端末を認識する参加端末認識ステップによって認識された参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定ステップと、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定ステップによって判定されたとき、会議プログラムを起動する会議プログラム起動ステップとを実行させる。
したがって、本発明に係る電子会議運用方法は、電子会議システムと同様の効果を奏する。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、電子会議で運用される会議運用端末と、電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、会議運用端末に、電子会議に適用される会議プログラムを備え、会議運用端末に、参加端末を認識する参加端末認識ステップによって認識された参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定ステップと、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定ステップによって判定されたとき、会議プログラムを起動する会議プログラム起動ステップとを実行させる。
したがって、本発明に係るコンピュータプログラムは、電子会議システム、電子会議運用方法と同様の効果を奏する。
また、本発明に係る会議運用端末は、電子会議への参加に適用される参加端末を備えた電子会議システムによる電子会議で運用される会議運用端末であって、電子会議に適用される会議プログラムと、参加端末を認識する参加端末認識手段によって認識された参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定手段と、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定手段によって判定されたとき、会議プログラムを起動する会議プログラム起動手段とを備える。
したがって、本発明に係る会議運用端末は、電子会議システム、電子会議方法と同様に作用する。
本発明の実施の形態1に係る電子会議システムおよび会議運用端末を概念的に示す模式図である。 図1に示した電子会議システムおよび会議運用端末の構成ブロックを示すブロック図である。 図2に示した電子会議システムの処理フローを説明するフローチャートである。 図2に示した参加端末情報データベースのデータ構成例を示すデータ図表である。 本発明の実施の形態2に係る電子会議システムおよび会議運用端末の構成ブロックを示すブロック図である。 図5に示した電子会議システムの処理フローを説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る電子会議システムおよび会議運用端末を概念的に示す模式図である。 図7に示した電子会議システムおよび会議運用端末の構成ブロックを示すブロック図である。 図7に示した子機端末の子機表示部に表示された参加端末情報の表示例を示す模式図である。 本発明の実施の形態4に係る電子会議システムおよび会議運用端末の構成ブロックを示すブロック図である。 図10に示した電子会議システムの処理フローを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1ないし図4を参照して、本実施の形態に係る電子会議システム1および会議運用端末10について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る電子会議システム1および会議運用端末10を概念的に示す模式図である。
図2は、図1に示した電子会議システム1および会議運用端末10の構成ブロックを示すブロック図である。
本実施の形態に係る電子会議システム1は、電子会議で運用される会議運用端末10と、電子会議への参加に適用される参加端末30とを備える。
また、会議運用端末10は、電子会議に適用される会議プログラム90pと、参加端末30を認識する参加端末認識手段90sによって認識された参加端末30に基づいて認識数を判定する認識数判定手段14と、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定手段14によって判定されたとき、会議プログラム90pを起動する会議プログラム起動手段13とを備える。
したがって、本実施の形態に係る電子会議システム1は、電子会議への参加に適用される参加端末30が参加端末認識手段90sによって認識され、認識された参加端末30に基づいて認識数判定手段14で認識数(例えば通信可能な状態の参加端末30の台数)を判定し、参加端末30が会議開催に必要な条件として予め設定された設定認識数(例えば設定された会議の定足数に対応する参加端末30の台数(参加端末30の保有者30hの人数、すなわち電子会議の参加者人数))を満たすと判定されたとき、電子会議への参加を予定している参加者が例えば集合したと判定し、会議プログラム起動手段13によって会議プログラム90pを自動的に起動するので、電子会議を開始する際に必要な担当者による起動作業などを不要とし、電子会議システム1の利用者の負担を解消/軽減する。
なお、会議プログラム起動手段13は、会議プログラム90pを記憶部19から呼び出して起動する。
会議運用端末10としては、一般的なPC(パーソナルコンピュータ)レベルの機能を有する端末を適用する。会議運用端末10は、専用機とすることが好ましいが、一般的なPCに本発明に係るコンピュータプログラムを組み込んで適用することも可能である。また、参加端末30は、例えば無線通信ラインWLLによって会議運用端末10との通信が可能な端末機器を適用する。参加端末30は、予め選定された無線通信規格(例えば、Bluetooth(登録商標))を満たす端末機器を適用することが望ましい。参加端末30は、保有者30h(参加者、参加有資格者)に保有(制御)されている。
つまり、参加端末30は、予め選定された無線通信規格を満たす端末機器であることが望ましい。したがって、本実施の形態に係る電子会議システム1は、特定の無線通信規格(例えば、Bluetooth(登録商標))を搭載した電子機器を参加端末30として適用することから、利便性と信頼性の高い電子会議システム1とすることができる。
なお、参加端末30としては、無線通信規格を満たす端末機器に限らず、例えばICカードを適用することも可能であり、具体的な動作機能としては、ICカード内のデータの読み取り、あるいは書き込みを行う形態とすることができる。
また、電子会議システム1が実行される会議室(会議運用端末10が設置された会議室)は施錠されており、ドアに設置された施錠装置が有するICカードリーダーでICカードを読み取らせると、認証によって開錠するものとし、併せて、プログラムを起動するものとすることもできる。この場合、ICカードリーダーは、参加端末認識手段90sとして機能し、会議運用端末10と通信可能な構成にしておく。
本実施の形態では、会議運用端末10は、参加端末認識手段90sを備える。つまり、内蔵した形態とされている。したがって、電子会議システム1は、会議運用端末10に参加端末30を認識させるので、電子会議システム1の機器構成を簡略化することができる。参加端末認識手段90sは、本実施の形態に限らず、会議運用端末10に対して外付けすることも可能である。
参加端末認識手段90sで認識できる参加端末30の個数は、参加端末30に適用された無線通信規格によって、例えば7個〜10個のように制限されている場合がある。
会議運用端末10は、表示部11p、操作部12pを備える。表示部11pおよび操作部12pは、例えば大型の表示タッチパネルであり、操作部12pは、表示部11pに重ねて配置されたタッチパネルとされている。表示部11p、操作部12pは、表示制御手段11、操作制御手段12によって制御される。タッチパネルを兼ねる表示パネルとすることで、表示された資料(例えば電子会議で利用される会議ファイル90fとしての文書)に対して表示画面を見ながら直接変更を加えるなどの編集作業が容易となり、効率的な電子会議とすることができる。
表示部11pは、例えば記憶部19に記憶された会議ファイル90f(例えば、電子会議で報告される文書、電子会議で討議される内容を表した文書など。)を取り出して表示することができる。例えば表示制御手段11は、記憶部19から会議ファイル90fを取り出して表示部11pに表示することができる。
表示部11pは、必ずしも必須ではなく、会議運用端末10(電子会議システム1)は、例えば、音声のみの電子会議(電話会議)に適用することもできる。
さらに、会議運用端末10は、参加端末30が有する参加端末情報90j(図4参照)を登録(記憶)した参加端末情報データベース90dから電子会議への参加についての許可条件(例えば、セキュリティレベル(図4参照)に相当する参加端末情報90jを取得する参加端末情報取得手段15と、参加端末情報取得手段15が取得した参加端末情報90jについて許可条件に適合するか否かを判定する許可判定手段16とを備え、設定認識数は、許可条件に伴って予め設定された許可認識数とされてあり、認識数判定手段14は、許可判定手段16が許可条件に適合すると判定した参加端末30の認識数が許可認識数であるか否かを判定する構成としてある。
したがって、電子会議システム1は、参加端末情報取得手段15によって参加端末情報データベース90dから参加端末情報90jを取得し、取得した参加端末情報90j(参加端末30)について予め設定された許可条件を満たすか否かを許可判定手段16によって判定するので、許可条件を満たす参加端末30に限定した電子会議を実施することができる。
会議プログラム90p、会議ファイル90f、参加端末情報データベース90dは、例えば、記憶部19に記憶されている。記憶部19は、例えばHDD(ハードディスク)で構成されている。
会議運用端末10は、参加端末情報データベース90dを有する。したがって、本実施の形態に係る電子会議システム1は、参加端末30が電子会議に参加する許可条件を満たしているか否かを参加端末情報データベース90dの内容(参加端末情報90j)に基づいて、容易に、かつ正確に判定できるので、円滑に電子会議を運用することができる。
会議運用端末10は、会議プログラム90pが既に起動中か否かを判定するプログラム状況判定手段17sと、プログラム状況判定手段17sによって会議プログラム90pが起動中であると判定されたとき、既に起動中の会議プログラム90pと、起動しようとする会議プログラム90pとについて優先度を比較する優先度判定手段17jとを備える。
優先度判定手段17jは、起動しようとする会議プログラム90pの優先度が高いとき、既に起動中の会議プログラム90pを中止し、起動しようとする会議プログラム90pの優先度が低いとき、起動しようとする会議プログラム90pに対する処理を中止する構成としてある。
したがって、本実施の形態に係る電子会議システム1は、優先度に応じた電子会議(会議プログラム90p)の選択が可能となり、円滑に電子会議を運用することができる。
優先度は、例えばセキュリティレベル(図4参照)に対応させて設定することができる。具体的には電子会議(会議プログラム90p)に参加している参加端末30のセキュリティレベルが高い方を優先度が高いとすることができる。
上述したとおり、本実施の形態に係る会議運用端末10は、電子会議への参加に適用される参加端末30を備えた電子会議システム1による電子会議で運用される会議運用端末10であって、電子会議に適用される会議プログラム90pと、参加端末30を認識する参加端末認識手段90sによって認識された参加端末30に基づいて認識数を判定する認識数判定手段14と、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定手段14によって判定されたとき、会議プログラム90pを起動する会議プログラム起動手段13とを備える。
したがって、会議運用端末10は、電子会議システム1と同様の作用効果を奏する。
なお、会議運用端末10が有する機能実現手段(認識数判定手段14、参加端末情報取得手段15、許可判定手段16、優先度判定手段17j、プログラム状況判定手段17sなど)の動作については、図3でさらに説明する。また、機能実現手段(図3以下においても同様)は、会議運用端末10が有するCPU(中央処理装置。不図示)に対して予め組み込まれたコンピュータプログラム(コンピュータ)によって実現される。
図3は、図2に示した電子会議システム1の処理フローを説明するフローチャートである。
本実施の形態に係る電子会議システム1、会議運用端末10は、図3に示したステップS1ないしステップS21の処理フローによって電子会議で運用される。以下、各ステップでの処理について説明する。
ステップS1:
参加端末認識手段90sは、参加端末30を認識したか否かを判断する。参加端末30を認識した場合(ステップS1:YES)は、ステップS3へ移行する。また、参加端末30を認識しない場合(ステップS1:NO)は、元(ステップS1の前)へ戻る。なお、認識動作は適用する無線通信規格の仕様に応じて適宜実行される。
ステップS3:
電子会議に対する許可条件は設定されているか否かを判断する。設定されているか否かの判断は、例えば許可判定手段16が有効とされているか否かによって判断される。許可条件が設定されている場合(ステップS3:YES)は、ステップS7へ移行する。また、許可条件が設定されていない場合(ステップS3:NO)は、ステップS5へ移行する
なお、許可条件としては、例えばセキュリティレベル(図4参照)とすることができる。許可条件を参加端末30に設定されたセキュリティレベルとした場合、電子会議システム1は、セキュリティレベルに応じた参加制限を設けた電子会議を運用することができる。例えば、参加者の格付け、部門などについて、個別にセキュリティレベルを設定し、セキュリティレベルの高い参加者に確認権限を与えることによって、セキュリティレベルの高い参加者が会議を進行するように設定するなどの対応ができる。
本実施の形態では、許可条件を設定した場合と、許可条件を設定しない場合(単に参加端末30の台数を認識する場合)との両方について説明する。
ステップS5:
認識した参加端末30の数(認識数)は、認識数を判定する認識数判定手段14によって判定される。つまり、認識数が予め設定された設定認識数であるか否かが判定される。認識数が設定認識数であると判定された場合(ステップS5:YES)は、ステップS11へ移行する。また、認識数が設定認識数を満たさないと判定された場合(ステップS5:NO)は、ステップS1へ戻る。
ステップS7:
参加端末情報取得手段15は、電子会議の参加についての許可条件に相当する参加端末情報90jを参加端末情報データベース90d(記憶部19)から取得する。例えば、ステップS3で説明したセキュリティレベルの情報(セキュリティレベル=1、=2など)を取得する。その後、ステップS9へ移行する。
ステップS9:
許可判定手段16は、参加端末情報取得手段15が取得した参加端末情報90jについて許可条件に適合するか否かを判定する。例えば、セキュリティレベル=1以上であることを許可条件とした場合は、セキュリティレベル=1以上の参加端末30は、許可条件に適合していると判断する。なお、許可条件の設定は、対応する会議プログラム90pに関連させて予め許可判定手段16に登録しておく。
許可条件に適合する場合(ステップS9:YES)は、ステップS13へ移行する。許可条件に適合しない場合(ステップS9:NO)は、ステップS1へ戻る。
ステップS11:
許可条件が設定されている場合(ステップS3:YES)、設定認識数は、許可条件に伴って予め設定された許可認識数とされてある。したがって、認識数判定手段14は、許可判定手段16が許可条件に適合すると判定した参加端末30の認識数が許可認識数であるか否かを判定する。
適合する参加端末30の認識数が許可認識数である場合(ステップS11:YES)は、ステップS13へ移行する。また、適合する参加端末30の認識数が許可認識数でない場合(ステップS11:NO)は、ステップS1へ戻る。
ステップS13:
認識数判定手段14での認識数が設定認識数(あるいは、許可認識数)を満たしていることから、会議プログラム90p(記憶部19に記憶されている会議プログラム90pから抽出されたいずれかの会議プログラム。通常は、複数の会議プログラム90pの中から選択されている。以下の説明では複数の会議プログラム90pを前提に説明するが、会議プログラム90pが単数の場合も適用することはできる。)が起動中か否かをプログラム状況判定手段17sで判定する。
会議プログラムが起動されていない場合(ステップS13:NO)は、ステップS21へ移行する。会議プログラムが起動されている場合(ステップS13:YES)は、ステップS15へ移行する。
ステップS15:
起動中の会議プログラム90pに対する優先度と、起動しようとする会議プログラム90pに対する優先度とを比較する。つまり、起動しようとする会議プログラム90pの優先度は起動中の会議プログラム90pに対して優先度が高いか否かを優先度判定手段17jで判定する。
なお、優先度の比較は、優先度が設定されている会議プログラム90pと、優先度が設定されていない会議プログラム90pとがある。優先度が設定されていない場合は、優先度は低いと判断する。優先度が例えばセキュリティレベルで設定されている場合は、例えばセキュリティレベル2は、セキュリティレベル1に対して優先度は高いと判断する。
優先度は、例えばセキュリティレベルに対応させて設定することができる。具体的には電子会議(会議プログラム90p)に参加している参加端末30のセキュリティレベルが高い方を優先度が高いとすることができる。
起動しようとする会議プログラム90pの優先度が高い場合(ステップS15:YES)は、ステップS17へ移行する。起動しようとする会議プログラム90pの優先度が低い場合(ステップS15:NO)は、起動しようとする会議プログラム90pを起動することはできないので、終了する。
ステップS17:
起動しようとする会議プログラム90pの優先度が高いことから、起動中の会議プログラム90pを終了し、ステップS19へ移行する。
ステップS19:
認識数が予め設定された設定認識数(あるいは、許可認識数)であると認識数判定手段14によって判定されたことから、会議プログラム起動手段13によって会議プログラム90pを起動する、会議プログラム90pを起動した後、ステップS21へ移行する。
会議プログラム起動手段13が起動する会議プログラム90pは、例えば、電子会議に適用される会議アプリケーションの起動、または、電子会議で利用される会議ファイル90fの表示である。
したがって、本実施の形態に係る電子会議システム1は、電子会議で適用される会議アプリケーションの立ち上げ、または電子会議で利用される会議ファイル90fの表示を実行することから効率的に、かつ容易に電子会議を開始することができる。
上述したとおり、許可条件を設定した場合、セキュリティレベルは、複数設定され、会議プログラム90pは、セキュリティレベルに応じて複数設定されており、会議プログラム起動手段13は、許可条件を満たしたセキュリティレベルに対応する会議プログラム90pを起動する構成としてある。したがって、電子会議システム1は、セキュリティレベルに応じた会議プログラム90pを設定すること(例えば、セキュリティレベルが低いときは、表示のみ可能な会議プログラム90pとし、セキュリティレベルが高いときは、表示に加えて編集可能な会議プログラム90pとする。)ができ、セキュリティに対する信頼性を向上させることができる。
ステップS21:
表示制御手段11によって表示部11pを制御し、操作制御手段12によって操作部12pを制御して電子会議を運用する。
図4は、図2に示した参加端末情報データベース90dのデータ構成例を示すデータ図表である。
会議運用端末10は、参加端末30が有する参加端末情報90jを予め参加端末情報データベース90dに登録(記憶)されている。参加端末情報90jは、例えば、参加端末仕様(参加端末30が有するアドレス、セキュリティレベルなど)、保有者であるユーザ(参加者)情報を含む情報である。参加端末仕様として設定されたセキュリティレベルは、例えば、レベル1からレベル3と複数の段階で設定することができる。数字が大きくなるほどセキュリティレベルは高くなるように規定されている。ユーザ情報は、例えば、「氏名」「顔写真」「所属」などとすることができる。
参加端末情報90j(参加端末情報データベース90d)の構成は、必要に応じて種々の形態とすることが可能である。ここでは、優先度情報としてセキュリティレベルを採用することからセキュリティレベルを設定した状態を示している。参加端末情報90jは、それぞれの保有者30hによって予め参加端末情報データベース90dに登録される。また、必要に応じて更新することも可能である。単なる情報の登録であるので、詳細な説明は省略する。
なお、登録に際しては、参加端末30からの登録のみを可能としておくことによって、参加端末情報90jに含まれるアドレスを登録するときに、アドレスを逆探知して保有者30h以外による登録(なりすまし登録)がされないように構成することも可能である。また、アドレスのビット数は、例えば、48ビットと大きくして誤認識されないようにする。
セキュリティレベルと、参加端末30について予め設定された許可条件を許可判定手段16によって照合することができる。つまり、参加端末情報データベース90dから取得した参加端末情報90j(参加端末30)について予め設定された許可条件を満たすか否かを許可判定手段16によって判定するので、許可条件を満たす参加端末30に限定した電子会議を実施することができる。
上述したとおり、本実施の形態では、セキュリティレベルは、複数設定され、会議プログラム90pは、セキュリティレベルに応じて複数設定することができる。したがって、電子会議システム1は、セキュリティレベルに応じた会議プログラム90pを設定すること(例えば、セキュリティレベルが低いときは、表示のみ可能な会議プログラム90pとし、セキュリティレベルが高いときは、表示に加えて編集可能な会議プログラム90pとする。)ができ、セキュリティに対する信頼性を向上させることができる。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態に対して適宜適用することができる。特に、電子会議システム1を適用した電子会議システム1での電子会議運用方法(実施の形態5参照)、電子会議システム1をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム(実施の形態6参照)は、本実施の形態と基本的な構成で共通する。
<実施の形態2>
図5および図6を参照して、本実施の形態に係る電子会議システム1および会議運用端末10について説明する。電子会議システム1、会議運用端末10の概念は実施の形態1と同様であり、データ容量が大きくなることが考えられる会議ファイル90f、参加端末情報90jを会議運用端末10の記憶部19ではなく、サーバ70のサーバ記憶部79に登録(記憶)する形態としたものである。
図5は、本発明の実施の形態2に係る電子会議システム1および会議運用端末10の構成ブロックを示すブロック図である。
基本的な構成は、実施の形態1(図2)に示した電子会議システム1および会議運用端末10と同様であり、符号を援用し、主に異なる事項について説明する。
本実施の形態に係る電子会議システム1では、会議運用端末10は、ネットワークNWを介してサーバ70に接続され、サーバ70は、参加端末情報データベース90dを有する。
したがって、本実施の形態に係る電子会議システム1は、参加端末30が電子会議に参加する許可条件を満たしているか否かを容易に、かつ正確に判定することから円滑に電子会議を運用することができる。また、サーバ70に参加端末情報データベース90dを設けることから、参加端末情報90jに対する容量を大きくすることができる。
なお、参加端末情報データベース90dは、サーバ70が有するサーバ記憶部79に登録され、また、併せて会議ファイル90fがサーバ記憶部79に登録されている。したがって、会議ファイル90fの容量に対する制限を抑制し、また、長期間にわたって保管整理することができるので会議資料の活用を図ることができる。
会議運用端末10とサーバ70との通信は、ネットワーク通信部21およびネットワーク通信部71を介して実行される。ネットワーク通信部21は、送受信制御手段21cによって制御され、ネットワーク通信部71は、送受信制御手段71cによって制御される。
図6は、図5に示した電子会議システム1の処理フローを説明するフローチャートである。
本実施の形態に係る電子会議システム1、会議運用端末10は、図6に示したステップS1ないしステップS23の処理フローによって電子会議で運用される。以下、各ステップでの処理について説明する。ステップS1からステップS21までは、ステップS7を除いて実施の形態1(図3)と同様である。本実施の形態では、ステップS7をステップS23で置き換えてある。したがって、ステップS23についてのみ説明を補充し、その他のステップは、説明を省略する。
ステップS23:
参加端末情報取得手段15は、電子会議の参加についての許可条件に相当する参加端末情報90jを参加端末情報データベース90d(サーバ記憶部79)から取得する。例えば、ステップS3で説明したセキュリティレベルの情報(セキュリティレベル=1、=2など)を取得する。その後、ステップS9へ移行する。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態に対して適宜適用することができる。特に、電子会議システム1を適用した電子会議システム1での電子会議運用方法(実施の形態5参照)、電子会議システム1をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム(実施の形態6参照)は、本実施の形態と基本的な構成で共通する。
<実施の形態3>
図7ないし図9を参照して、本実施の形態に係る電子会議システム1および会議運用端末10について説明する。電子会議システム1の概念は実施の形態1、実施の形態2と同様であり、会議運用端末10に対して子機端末50を適用し、子機端末50に参加端末30を認識させる点が主に異なるので、主に異なる事項について説明し、その他の事項については適宜説明を省略する。
なお、電子会議システム1での処理フローを示すフローチャートは、実施の形態1(図3)、実施の形態2(図6)と同様の処理フローであり、図は省略する。
図7は、本発明の実施の形態3に係る電子会議システム1および会議運用端末10を概念的に示す模式図である。
図8は、図7に示した電子会議システム1および会議運用端末10の構成ブロックを示すブロック図である。
本実施の形態に係る電子会議システム1は、電子会議で運用される会議運用端末10と、電子会議への参加に適用される参加端末30と、会議運用端末10および参加端末30の間を接続する子機端末50を備える。子機端末50は、会議運用端末10に対してネットワークNWを介して接続されている。また、参加端末30と子機端末50との間は、無線通信ラインWLLで接続され、参加端末30の無線通信規格を有効に活用できる形態とされている。
子機端末50は、会議運用端末10と同様、一般的なPCレベルの機能を有する端末を適用できるが、会議運用端末10に比較して小型のものとすることができる。子機端末50としては、例えばPDA(パーソナルデジタルアシスト)などを適用することも可能である。また、子機端末50として、操作部がないディスプレイのみの形態、表示部がないマウスやキーボードなどの操作部のみの形態などとすることができる。つまり、子機端末50は、電子会議システム1の会議内容(会議運営方法)に応じた機能を有する電子機器で構成することができる。
また、会議運用端末10は、電子会議に適用される会議プログラム90pと、参加端末30を認識する参加端末認識手段90sによって認識された参加端末30に基づいて認識数を判定する認識数判定手段14と、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定手段14によって判定されたとき、会議プログラム90pを起動する会議プログラム起動手段13とを備える。
したがって、本実施の形態に係る電子会議システム1は、電子会議への参加に適用される参加端末30が参加端末認識手段90sによって認識され、認識された参加端末30に基づいて認識数判定手段14で認識数を判定し、参加端末30が会議開催に必要な条件として予め設定された設定認識数を満たすと判定されたとき、会議プログラム起動手段13によって会議プログラム90pを自動的に起動するので、電子会議を開始する際に必要な担当者による起動作業などを不要とし、電子会議システム1の利用者の負担を解消/軽減する。
本実施の形態に係る電子会議システム1は、会議運用端末10と通信する子機端末50を複数備え、子機端末50は、それぞれ参加端末認識手段90sを備える。
したがって、本実施の形態に係る電子会議システム1は、子機端末50(子機端末50が備える参加端末認識手段90s)を介して参加端末30を認識するので、子機端末50の数に応じて認識できる参加端末30を増やすことが可能となり、1つの参加端末認識手段90sで認識できる参加端末30の数に制限がある場合でも子機端末50を増設して認識できる参加端末30の数を増やすことができるので、参加端末30に対する数の制限を解消することができる。
子機端末50は、ネットワーク通信部61を備えるので、ネットワークNWを介して会議運用端末10が備えるネットワーク通信部21(会議運用端末10)に対する通信が可能となる。ネットワーク通信部61は、送受信制御手段61cによって制御される。
子機端末50は、子機表示部51p、子機操作部52pを備える。子機表示部51pおよび子機操作部52pは、例えば小型(例えば、携帯可能)の表示タッチパネルであり、子機操作部52pは、子機表示部51pに重ねて配置されたタッチパネルとされている。子機表示部51p、子機操作部52pは、子機表示制御手段51、子機操作制御手段52によって制御される。タッチ操作手段50tで操作できるタッチパネルを有する表示パネルとすることで、表示された資料(例えば電子会議で利用される会議ファイル90fとしての文書)に対して表示画面を見ながら直接変更を加えるなどの編集作業が容易となり、効率的な電子会議とすることができる。
つまり、子機表示部51pは、会議運用端末10から受信した会議プログラム90pを表示する構成としてある。したがって、電子会議システム1は、子機端末50(子機表示部51p)を介して会議プログラム90p(例えば、会議プログラム90pに適用される会議アプリケーション、会議プログラム90pに適用される会議ファイル90fなど)を表示することができるので、電子会議を効果的に進行することができる。
なお、会議運用端末10は、会議プログラム90p、会議ファイル90f、参加端末情報データベース90dを子機表示部51pで表示するために子機表示副制御手段22を備える。したがって、子機端末50が会議運用端末10に対して遠く離れた場所に配置された場合でも、遠隔制御によって容易に電子会議に参加することができる。
子機端末50は、子機表示部51pおよび子機操作部52pを備えることから、例えば、参加端末情報90jを参加端末情報データベース90dから呼び出して、参加端末情報90jに対する編集作業(例えば内容の変更)などを実行することができる。
図9は、図7に示した子機端末50の子機表示部51pに表示された参加端末情報90jの表示例を示す模式図である。
子機表示部51pは、小型ではあるが、精細な表示が可能な精細画面とされており、写真、氏名、氏名コード、所属、役職、内線、参加端末コード、セキュリティレベル、アドレスなどを一覧形式で表示させることができる。
子機表示部51pは、そのままタッチ操作手段50tを適用して子機操作部52pとすることができるので、保有者30hは、タッチ操作手段50tを操作して参加端末情報90jの内容に対する編集作業(例えば参加端末情報90jに対する更新作業)を行なうことができる。子機端末50での編集作業の対象は、参加端末情報90jに限らず、会議ファイル90fなどに対しても可能であるので、電子会議で表示された資料(例えば電子会議で利用される会議ファイル90fとしての文書)に対して子機表示部51pを見ながら直接変更を加えるなどの編集作業が容易となり、効率的な電子会議とすることができる。
本実施の形態では、子機端末50を適用することから、ステップS21での、「表示制御手段11によって表示部11pを制御し、操作制御手段12によって操作部12pを制御して電子会議を運用する。」との内容は、これに併せて、「子機表示制御手段51によって子機表示部51pを制御し、子機操作制御手段52によって子機操作部52pを制御して電子会議を運用する。」という処理フローを含むことになる。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態に対して適宜適用することができる。特に、電子会議システム1を適用した電子会議システム1での電子会議運用方法(実施の形態5参照)、電子会議システム1をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム(実施の形態6参照)は、本実施の形態と基本的な構成で共通する。
<実施の形態4>
図10、図11を参照して、本実施の形態に係る電子会議システム1および会議運用端末10について説明する。電子会議システム1、会議運用端末10の概念は実施の形態1ないし実施の形態3と同様であり、会議運用端末10に対して子機端末50を適用した場合である実施の形態3の変形例を実施の形態4として説明する。基本的な構成は、実施の形態3と同様であるので、主に異なる事項について説明し、その他の事項については適宜説明を省略する。
図10は、本発明の実施の形態4に係る電子会議システム1および会議運用端末10の構成ブロックを示すブロック図である。
本実施の形態に係る電子会議システム1、会議運用端末10では、ファイル選定手段24をさらに備える点で、実施の形態3(図8)に係る電子会議システム1、会議運用端末10と異なる。
つまり、本実施の形態に係る電子会議システム1では、会議運用端末10は、参加端末30のセキュリティレベルを判定するレベル判定手段16sと、レベル判定手段16sが判定したセキュリティレベルに応じて会議ファイル90fを選定するファイル選定手段24とを備え、ファイル選定手段24で選定した会議ファイル90fを子機表示部51pに表示する。
したがって、電子会議システム1は、子機端末50毎に参加端末30のセキュリティレベルを検知し、参加端末30のセキュリティレベルに対応した会議ファイル90fを表示するので、子機端末50を増やした場合でも厳格なセキュリティを確保することができる。
なお、レベル判定手段16sは、許可判定手段16(実施の形態1ないし実施の形態3参照)での判定基準をセキュリティレベル(レベル判定)に置き換えることで対応可能である。したがって、許可判定手段16とレベル判定手段16sは実質的に同一の機能実現手段として構成することができる。
図11は、図10に示した電子会議システム1の処理フローを説明するフローチャートである。
本実施の形態に係る電子会議システム1、会議運用端末10は、図6に示したステップS1ないしステップS23の処理フローによって電子会議で運用される。以下、各ステップでの処理について説明する。本実施の形態に係るステップS31ないしステップS35は、ステップS19とステップS21(実施の形態1(図3)、実施の形態2(図6))の間に組み込むことが望ましい。したがって、ステップS19からステップS21までの間での処理フローについて説明を補充し、その他のステップは、説明を省略する。
ステップS19:
認識数が予め設定された設定認識数(あるいは、許可認識数)であると認識数判定手段14によって判定されたことから、会議プログラム起動手段13によって会議プログラム90pを起動する、会議プログラム90pを起動した後、ステップS31へ移行する。
ステップS31:
許可判定手段16によって、参加端末30のセキュリティレベルを判定する。なお、実施の形態1で示した、許可条件としてセキュリティレベルが選択された場合は、ステップS9によって、参加端末30に対するセキュリティレベルは既に確認されていることから、本ステップは省略することができる。
ステップS33:
ファイル選定手段24によって、セキュリティレベルに対応する会議ファイル90fを選定する。例えば、セキュリティレベルが低い場合は、例えば単なる会議資料としての会議ファイル90fを選択し、セキュリティレベルが高い場合は、例えば極秘資料と指定された会議ファイル90fを選択する形態とすることができる。セキュリティレベルが高い場合の資料の種類としては、極秘資料の他に、カラーで作成された資料などを選択する形態とすることも可能である。
なお、このとき、子機表示副制御手段22は、子機表示部51pに既に表示されている会議ファイル90fがあるときは、既に表示されている会議ファイル90fが選定したセキュリティレベルに対応するか否かを判断する構成とする。
子機表示副制御手段22に既に表示された会議ファイル90fの内容を判定させることにより、参加端末30がセキュリティレベルの低いものに変更されている場合に、セキュリティレベルに応じた会議ファイル90fを表示することができる。また、参加端末30がセキュリティレベルの高いものに変更されている場合に、セキュリティレベルに応じた会議ファイル90fを表示することができる。
したがって、参加端末30のセキュリティレベルに応じた表示が可能となることから、セキュリティレベルの信頼性を向上させることができる。
ステップS35:
子機表示副制御手段22によって、選定した会議ファイル90fを子機表示部51pに表示する。
ステップS21:
表示制御手段11によって表示部11pを制御し、操作制御手段12によって操作部12pを制御して電子会議を運用する。なお、本実施の形態では、これに併せて、子機表示制御手段51によって子機表示部51pを制御し、子機操作制御手段52によって子機操作部52pを制御して電子会議を運用する。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態に対して適宜適用することができる。特に、電子会議システム1を適用した電子会議システム1での電子会議運用方法(実施の形態5参照)、電子会議システム1をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム(実施の形態6参照)は、本実施の形態と基本的な構成で共通する。
<実施の形態5>
実施の形態1から実施の形態4では、電子会議システム1、会議運用端末10、参加端末30、子機端末50など主に電子機器によって構成される電子会議システム、会議運用端末について説明したが、コンピュータおよびコンピュータプログラムを適用することから、電子会議システム、会議運用端末に限らず電子会議システムにおける電子会議運用方法とすることが可能である。
したがって、本実施の形態では、電子会議システム1に対応させて、電子会議システム1を利用した電子会議運用方法について説明する。なお、作用効果は、電子会議システム1(実施の形態1ないし実施の形態4)の場合と同様であるので、主に電子会議運用方法の構成について説明する。
本実施の形態に係る電子会議運用方法は、電子会議で運用される会議運用端末10と、電子会議への参加に適用される参加端末30とを備えた電子会議システム1での電子会議運用方法であって、会議運用端末10に、電子会議に適用される会議プログラム90pを備え、会議運用端末10に、参加端末30を認識する参加端末認識ステップ(参加端末認識ステップは、参加端末認識手段90sによって実行される。以下、他のステップについても同様に対応する手段によって同様に実行される。したがって、以下では、対応する手段の名称を記載するに留める。)によって認識された参加端末30に基づいて認識数を判定する認識数判定ステップ(認識数判定手段14)と、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定ステップ(認識数判定手段14)によって判定されたとき、会議プログラム90pを起動する会議プログラム起動ステップ(会議プログラム起動手段13)とを実行させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、会議運用端末10に、参加端末認識ステップ(参加端末認識手段90s)を実行させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、会議運用端末10と通信する子機端末50を複数備え、子機端末50に、それぞれ参加端末認識ステップ(参加端末認識手段90s)を実行させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、子機端末50は、子機表示部51pを備え、子機表示部51pに、会議運用端末10から受信した会議プログラムを表示させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、会議運用端末10に、参加端末30が有する参加端末情報90jを登録した参加端末情報データベース90dから電子会議への参加についての許可条件に相当する参加端末情報90jを取得する参加端末情報取得ステップ(参加端末情報取得手段15)と、参加端末情報取得ステップ(参加端末情報取得手段15)で取得した参加端末情報90jについて許可条件に適合するか否かを判定する許可判定ステップ(許可判定手段16)とを実行させ、設定認識数は、許可条件に伴って予め設定された許可認識数とされてあり、認識数判定ステップ(認識数判定手段14)に、許可判定ステップ(許可判定手段16)で許可条件に適合すると判定した参加端末30の認識数が許可認識数であるか否かを判定させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、会議運用端末10に、参加端末情報データベース90dを保有させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、会議運用端末10を、ネットワークNWを介してサーバ70に接続させ、サーバ70に、参加端末情報データベース90dを保有させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、許可条件を、参加端末30に設定されたセキュリティレベルとする。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、セキュリティレベルを、複数設定し、会議プログラム90pを、セキュリティレベルに応じて複数設定し、会議プログラム起動ステップ(会議プログラム起動手段13)に、許可条件を満たしたセキュリティレベルに対応する会議プログラム90pを起動させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、会議運用端末10に、会議プログラム90pが既に起動中か否かを判定するプログラム状況判定ステップ(プログラム状況判定手段17s)と、プログラム状況判定ステップ(プログラム状況判定手段17s)によって会議プログラム90pが起動中であると判定されたとき、既に起動中の会議プログラム90pと、起動しようとする会議プログラム90pとについて優先度を比較する優先度判定ステップ(優先度判定手段17j)とを実行させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、優先度判定ステップ(優先度判定手段17j)に、起動しようとする会議プログラム90pの優先度が高いとき、既に起動中の会議プログラム90pを中止させ、起動しようとする会議プログラム90pの優先度が低いとき、起動しようとする会議プログラム90pに対する処理を中止させる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、会議プログラム起動ステップ(会議プログラム起動手段13)で起動する会議プログラム90pに、電子会議に適用される会議アプリケーションの起動、または、電子会議で利用される会議ファイル90fの表示をさせる。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、参加端末30を、予め選定された無線通信規格を満たす端末機器とする。
また、本実施の形態に係る電子会議運用方法では、会議運用端末10に、参加端末のセキュリティレベルを判定するレベル判定ステップ(レベル判定手段16s)と、レベル判定ステップ(レベル判定手段16s)で判定したセキュリティレベルに応じて会議ファイル90fを選定するファイル選定ステップ(ファイル選定手段24)とを実行させ、ファイル選定ステップ(ファイル選定手段24)で選定した会議ファイル90fを子機表示部51pに表示させる。
<実施の形態6>
実施の形態5に係る発明は、電子会議システム1(会議運用端末10、参加端末30、子機端末50など)での電子会議運用方法として説明したが、会議運用端末10、子機端末50は、PC(パーソナルコンピュータ)のようなコンピュータおよびコンピュータプログラムを適用している。したがって、電子会議システム1での電子会議運用方法は、そのままコンピュータプログラムとすることが可能である。
したがって、本実施の形態は、電子会議システム1での電子会議運用方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムとして説明する。なお、作用効果は、電子会議システム1(実施の形態1ないし実施の形態4)での電子会議運用方法(実施の形態5)の場合と同様であるので、主にコンピュータプログラムの構成について説明する。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、電子会議で運用される会議運用端末10と、電子会議への参加に適用される参加端末30とを備えた電子会議システム1をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、会議運用端末10に、電子会議に適用される会議プログラム90pを備え、会議運用端末10に、参加端末30を認識する参加端末認識ステップ(参加端末認識ステップは、コンピュータプログラムによって参加端末認識手段90sとして実行される。以下、他のステップについても同様に対応する手段によって同様に実行される。したがって、以下では、対応する手段の名称を記載するに留める。)によって認識された参加端末30に基づいて認識数を判定する認識数判定ステップ(認識数判定手段14)と、認識数が予め設定された設定認識数であると認識数判定ステップ(認識数判定手段14)によって判定されたとき、会議プログラム90pを起動する会議プログラム起動ステップ(会議プログラム起動手段13)とを実行させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、会議運用端末10に、参加端末認識ステップ(参加端末認識手段90s)を実行させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、会議運用端末10と通信する子機端末50を複数備えさせ、子機端末50に、それぞれ参加端末認識ステップ(参加端末認識手段90s)を実行させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、子機端末50は、子機表示部51pを備え、子機表示部51pに、会議運用端末10から受信した会議プログラムを表示させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、会議運用端末10に、参加端末30が有する参加端末情報90jを登録した参加端末情報データベース90dから電子会議への参加についての許可条件に相当する参加端末情報90jを取得する参加端末情報取得ステップ(参加端末情報取得手段15)と、参加端末情報取得ステップ(参加端末情報取得手段15)で取得した参加端末情報90jについて許可条件に適合するか否かを判定する許可判定ステップ(許可判定手段16)とを実行させ、設定認識数を、許可条件に伴って予め設定された許可認識数とし、認識数判定ステップ(認識数判定手段14)に、許可判定ステップ(許可判定手段16)で許可条件に適合すると判定した参加端末30の認識数が許可認識数であるか否かを判定させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、会議運用端末10に、参加端末情報データベース90dを保有させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、会議運用端末10を、ネットワークNWを介してサーバ70に接続させ、サーバ70に、参加端末情報データベース90dを保有させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、許可条件を、参加端末30に設定されたセキュリティレベルとする。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、セキュリティレベルを、複数設定し、会議プログラム90pを、セキュリティレベルに応じて複数設定し、会議プログラム起動ステップ(会議プログラム起動手段13)で、許可条件を満たしたセキュリティレベルに対応する会議プログラム90pを起動させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、会議運用端末10に、会議プログラム90pが既に起動中か否かを判定するプログラム状況判定ステップ(プログラム状況判定手段17s)と、プログラム状況判定ステップ(プログラム状況判定手段17s)によって会議プログラム90pが起動中であると判定されたとき、既に起動中の会議プログラム90pと、起動しようとする会議プログラム90pとについて優先度を比較する優先度判定ステップ(優先度判定手段17j)とを実行させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、優先度判定ステップ(優先度判定手段17j)で、起動しようとする会議プログラム90pの優先度が高いとき、既に起動中の会議プログラム90pを中止させ、起動しようとする会議プログラム90pの優先度が低いとき、起動しようとする会議プログラム90pに対する処理を中止させる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、会議プログラム起動ステップ(会議プログラム起動手段13)で起動する会議プログラム90pに、電子会議に適用される会議アプリケーションの起動、または、電子会議で利用される会議ファイル90fの表示をさせる。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、参加端末30を、予め選定された無線通信規格を満たす端末機器とする。
また、本実施の形態に係るコンピュータプログラムでは、会議運用端末10に、参加端末のセキュリティレベルを判定するレベル判定ステップ(レベル判定手段16s)と、レベル判定ステップ(レベル判定手段16s)で判定したセキュリティレベルに応じて会議ファイル90fを選定するファイル選定ステップ(ファイル選定手段24)とを実行させ、ファイル選定ステップ(ファイル選定手段24)で選定した会議ファイル90fを子機表示部51pに表示させる。
1 電子会議システム
10 会議運用端末
11 表示制御手段
11p 表示部
12 操作制御手段
12p 操作部
13 会議プログラム起動手段
14 認識数判定手段
15 参加端末情報取得手段
16 許可判定手段
16s レベル判定手段
17j 優先度判定手段
17s プログラム状況判定手段
19 記憶部
21 ネットワーク通信部
21c 送受信制御手段
22 子機表示副制御手段
24 ファイル選定手段
30 参加端末
30h 保有者
50 子機端末
50t タッチ操作手段
51 子機表示制御手段
51p 子機表示部
52 子機操作制御手段
52p 子機操作部
61 ネットワーク通信部
61c 送受信制御手段
70 サーバ
71 ネットワーク通信部
71c 送受信制御手段
79 サーバ記憶部
90p 会議プログラム
90f 会議ファイル
90d 参加端末情報データベース
90j 参加端末情報
90s 参加端末認識手段
NW ネットワーク
WLL 無線通信ライン

Claims (16)

  1. 電子会議で運用される会議運用端末と、前記電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムであって、
    前記会議運用端末は、
    前記電子会議に適用される会議プログラムと、
    前記参加端末を認識する参加端末認識手段によって認識された前記参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定手段と、
    前記認識数が予め設定された設定認識数であると前記認識数判定手段によって判定されたとき、前記会議プログラムを起動する会議プログラム起動手段とを備えること
    を特徴とする電子会議システム。
  2. 請求項1に記載の電子会議システムであって、
    前記会議運用端末は、前記参加端末認識手段を備えること
    を特徴とする電子会議システム。
  3. 請求項1に記載の電子会議システムであって、
    前記会議運用端末と通信する子機端末を複数備え、
    前記子機端末は、それぞれ前記参加端末認識手段を備えること
    を特徴とする電子会議システム。
  4. 請求項3に記載の電子会議システムであって、
    前記子機端末は、子機表示部を備え、
    前記子機表示部は、前記会議運用端末から受信した前記会議プログラムを表示する構成としてあること
    を特徴とする電子会議システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載の電子会議システムであって、
    前記会議運用端末は、前記参加端末が有する参加端末情報を登録した参加端末情報データベースから前記電子会議への参加についての許可条件に相当する参加端末情報を取得する参加端末情報取得手段と、
    前記参加端末情報取得手段が取得した参加端末情報について前記許可条件に適合するか否かを判定する許可判定手段とを備え、
    前記設定認識数は、前記許可条件に伴って予め設定された許可認識数であり、
    前記認識数判定手段は、前記許可判定手段が前記許可条件に適合すると判定した前記参加端末の認識数が前記許可認識数であるか否かを判定する構成としてあること
    を特徴とする電子会議システム。
  6. 請求項5に記載の電子会議システムであって、
    前記会議運用端末は、前記参加端末情報データベースを有すること
    を特徴とする電子会議システム。
  7. 請求項5に記載の電子会議システムであって、
    前記会議運用端末は、ネットワークを介してサーバに接続され、
    前記サーバは、前記参加端末情報データベースを有すること
    を特徴とする電子会議システム。
  8. 請求項5から請求項7までのいずれか一つに記載の電子会議システムであって、
    前記許可条件は、前記参加端末に設定されたセキュリティレベルであること
    を特徴とする電子会議システム。
  9. 請求項8に記載の電子会議システムであって、
    前記セキュリティレベルは、複数設定され、前記会議プログラムは、前記セキュリティレベルに応じて複数設定されており、
    前記会議プログラム起動手段は、前記許可条件を満たしたセキュリティレベルに対応する前記会議プログラムを起動する構成としてあること
    を特徴とする電子会議システム。
  10. 請求項9に記載の電子会議システムであって、
    前記会議運用端末は、
    前記会議プログラムが既に起動中か否かを判定するプログラム状況判定手段と、
    前記プログラム状況判定手段によって前記会議プログラムが起動中であると判定されたとき、既に起動中の前記会議プログラムと、起動しようとする前記会議プログラムとについて優先度を比較する優先度判定手段とを備え、
    前記優先度判定手段は、起動しようとする前記会議プログラムの優先度が高いとき、既に起動中の前記会議プログラムを中止し、起動しようとする前記会議プログラムの優先度が低いとき、起動しようとする前記会議プログラムに対する処理を中止する構成としてあること
    を特徴とする電子会議システム。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか一つに記載の電子会議システムであって、
    会議プログラム起動手段が起動する前記会議プログラムは、前記電子会議に適用される会議アプリケーションの起動、または、前記電子会議で利用される会議ファイルの表示であること
    を特徴とする電子会議システム。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれか一つに記載の電子会議システムであって、
    前記参加端末は、予め選定された無線通信規格を満たす端末機器であること
    を特徴とする電子会議システム。
  13. 請求項4に記載の電子会議システムであって、
    前記会議運用端末は、前記参加端末のセキュリティレベルを判定するレベル判定手段と、前記レベル判定手段が判定したセキュリティレベルに応じて会議ファイルを選定するファイル選定手段とを備え、
    前記ファイル選定手段で選定した前記会議ファイルを前記子機表示部に表示する構成としてあること
    を特徴とする電子会議システム。
  14. 電子会議で運用される会議運用端末と、前記電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムでの電子会議運用方法であって、
    前記会議運用端末に、前記電子会議に適用される会議プログラムを備え、
    前記会議運用端末に、前記参加端末を認識する参加端末認識ステップによって認識された前記参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定ステップと、
    前記認識数が予め設定された設定認識数であると前記認識数判定ステップによって判定されたとき、前記会議プログラムを起動する会議プログラム起動ステップとを実行させること
    を特徴とする電子会議システムでの電子会議運用方法。
  15. 電子会議で運用される会議運用端末と、前記電子会議への参加に適用される参加端末とを備えた電子会議システムをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記会議運用端末に、前記電子会議に適用される会議プログラムを備え、
    前記会議運用端末に、参加端末を認識する参加端末認識ステップによって認識された前記参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定ステップと、
    前記認識数が予め設定された設定認識数であると前記認識数判定ステップによって判定されたとき、前記会議プログラムを起動する会議プログラム起動ステップとを実行させること
    を特徴とする電子会議システムをコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  16. 電子会議への参加に適用される参加端末を備えた電子会議システムによる前記電子会議で運用される会議運用端末であって、
    前記電子会議に適用される会議プログラムと、
    前記参加端末を認識する参加端末認識手段によって認識された前記参加端末に基づいて認識数を判定する認識数判定手段と、
    前記認識数が予め設定された設定認識数であると前記認識数判定手段によって判定されたとき、前記会議プログラムを起動する会議プログラム起動手段とを備えること
    を特徴とする会議運用端末。
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