JP2011216221A - 異常高温感知用感温スイッチ - Google Patents

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武志 小口
Masahiro Suzuki
昌広 鈴木
Genta Mizuno
元太 水野
Yuichi Morita
祐一 森田
Yuichi Endo
佑一 遠藤
Takeshi Odashiro
健 小田代
Reiko Kanzaki
礼子 神崎
Chisato Hirano
千里 平野
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Abstract


【課題】 各種施設や器材の異常高温を不可逆的に感知する感温センサーは、種々形式のものが存在しているが、正確に作動し、耐久性、信頼性に富むと共に低コストで製造出来るものは、なかなか見当たらなかった。
【解決手段】 絶縁性素材からなる基板1の中央付近に、液体吸収性物質からなる液体吸収層4を、その上面が基板1の上面と面一(つらいち)となる様に設け、該液体吸収層4の一対の側縁5に接する様に、帯状をなした一対の電極板6,6を対向状態で位置させ、これら電極板6,6を覆う様に、基板1の上面中央に中空ハウジング7を被せ、該中空ハウジング7内の基板1上面に絶縁性を有し、任意の設定温度で溶解する石油系ワックスからなる絶縁性ワックス層8を形成し、更に、この絶縁性ワックス層8の上面に、前記絶縁性ワックス層8と同じ温度で溶解する石油系ワックス中に導電性物質を混練した導電性ワックス層9を重畳せしめて異常高温感知用感温スイッチを構成した。
【選択図】 図2

Description

この発明は異常高温感知用感温スイッチ、詳しくは、設置箇所の異常高温に反応して電気回路を不可逆的に閉成するスイッチに関するものである。
設置箇所の温度に反応して電気回路の開閉を行う感温スイッチは、あらゆる産業分野において広く用いられており、この感温スイッチの用途の一つとして、設置箇所の異常高温の感知警告が挙げられる。
特開2009−152219 特開2007−280871
なし
異常高温を不可逆的に感知する為に用いる感温スイッチは、予め設定された温度で確実に動作する正確さと共に、一個当たりの単価が安く、しかも耐久性信頼性も高いことが必要であるが、従来の感温スイッチは、構造が複雑で、故障しやすく、信頼性、耐久性に欠け、しかも製造コストも高いものが多く、必ずしも満足すべきものではなかった。
本願発明は、異常高温を感知する感温スイッチに関する上記従来の問題点を解決したものであり、発熱現象を正確、確実に感知して不可逆的に表示することが出来る異常高温感知用感温スイッチを提供せんとするものである。
請求項1に係る発明は、絶縁性素材からなる基板1の中央付近に、液体吸収性物質からなる液体吸収層4を、その上面が基板1の上面と面一(つらいち)となる様に設け、該液体吸収層4の一対の側縁5に接する様に、帯状をなした一対の電極板6,6を対向状態で位置させ、これら電極板6,6を覆う様に、基板1の上面中央に中空ハウジング7を被せ、該中空ハウジング7内の基板1上面に絶縁性を有し、任意の設定温度で溶解する石油系ワックスからなる絶縁性ワックス層8を形成し、更に、この絶縁性ワックス層8の上面に、前記絶縁性ワックス層8と同じ温度で溶解する石油系ワックス中に導電性物質を混練した導電性ワックス層9を重畳せしめて異常高温感知用感温スイッチを構成することにより、上記課題を解決した。
又、請求項2に係る発明は、絶縁性素材からなる基板1上に、棒状をなした一対の電極板14,14を間隔をあけて直列状に配置し、前記電極板14,14間に、舌片状をなし、始端15側が一方の電極板14の対向側端部に固定され、開放端16がもう一方の電極板14に重なるに足りる長さを有し、下方に向かって付勢された導電性の板バネ18を設け、該板バネ18の開放端16側下面に接点19を、該接点19に対応する位置の電極板14の上面に接点20をそれぞれ設け、該電極板14の対向側端部21に板状をなした液体吸収体22を延設し、前記一対の接点19,20間に、所望の設定温度で溶解する固形状の石油系ワックス23を介在させて、両接点19,20間を強制的に離隔させて異常高温感知用感温スイッチを構成することにより、上記課題を解決した。
更に、請求項3に係る発明は、両端部25,26が閉塞され、外面にリード線41が接続された円筒状をなした導電性素材からなるケーシング24内に、一方の端部25寄りに偏位させて、開放端側の端部28が円盤状のゴム板29によって封止された石油系ワックス27を充填すると共に、もう一方の端部26を貫通させてケーシング24の軸芯に沿って、絶縁性を有する鞘管31内に収容された導電性を有する棒状体32を挿入し、該棒状体32の先端に接点34を設け、該接点34とケーシング24の端部26寄りの部分との間に、バネ材36を張設して前記接点34をケーシング24の端部26方向に後退可能状態で弾性的に支持し、前記接点34とゴム板29との間に導電性円柱体37を滑動自在に位置させ、該導電性円柱体37のゴム板29寄りの端面に円板状のシール材38を接着し、反対側の端面とケーシング24の端面との間にバネ材39を張設し、該導電性円柱体37をゴム板29側に付勢させて異常高温感知用感温スイッチを構成することにより、上記課題を解決した。
石油系ワックスの熱による溶解作用あるいは膨張作用を利用しているので、正確に温度に反応し、動作が確実で耐久性にも富み、誤作動のおそれはほとんどない、又、構造が簡単で部品数も少なく、低いコストで製造することが出来る、更に、一旦設定温度を超過したら、その後温度が低下したとしても、回路を閉成し続けるので、警告灯などと組合せることにより、無人施設における異常高温の感知に特に有効である、等のすぐれた効果を有する。
この発明に係る異常高温感知用感温スイッチの実施例1の平面図。 同じく、図1における矢視A−A線断面図。 同じく、設定温度超過により、電極板6,6間が導通した状態の断面図。 同じく、温度感知すべき対象物へ取り付けた状態の斜視図。 同じく、電源及び電球と接続した状態の説明図。 この発明に係る異常高温感知用感温スイッチの実施例2の縦断面図。 同じく、設定温度超過により、電極板14,14間が導通した状態の断面図。 この発明に係る異常高温感知用感温スイッチの実施例3の縦断面図。 同じく、設定温度超過により、回路が閉成された状態の縦断面図。 同じく、設定温度超過後に、再び温度が低下した状態の縦断面図。
石油系ワックスの熱による溶解作用又は膨張作用を利用し、設定温度超過の際に、回路を不可逆的に閉成する様にした点に最大の特徴が存する。
図1はこの発明に係る異常高温感知用感温スイッチの実施例1の平面図、図2は図1における矢視A−A線断面図である。図中1は、電気絶縁性素材からなる基板であり、裏面には粘着剤層2が形成されており、異常高温を感知しようとする対象物11の表面に貼付出来る様になっている。そして、この基板1の中央付近には、矩形状の切欠部が設けられており、この切欠部には、その上面が基板1の上面と面一(つらいち)になる様に、吸い取り紙などの液体吸収物質が充填され、液体吸収層4となっている。
更に、この基板1の上面側には、前記液体吸収層4の一対の側縁5,5に接する様に、帯状をなした一対の電極板6,6が対向状態で位置せしめられており、この基板1の上面中央には、この電極板6,6を覆う様にフィルム状の中空ハウジング7が被せられており、この中空ハウジング7内の基板1の上面には、予め設定された任意の温度で溶解する石油系ワックスからなる絶縁性ワックス層8が形成されており、この絶縁性ワックス層8の上面には、前記絶縁性ワックス層8と同じ温度で溶解する石油系ワックスに、銅、アルミ、ニッケル等の導電性金属の微粒子やカーボン微粒子などの導電性物質を練り込んだ導電性ワックス層9が重畳されている。
なお、前記電極板6からは、外部の電気回路と接続させる為のリード片10が外側に向かって延設されている。
この実施例1は上記の通りの構成を有するものであり、図4に示す様に、異常温度を感知しようとする対象物11の表面に、粘着剤層2を用いて貼着し、図5に示す様に、リード片10,10間に電源12及び電球13などの電気的表示素子をそれぞれ接続して使用に供するものであり、対象物11が予め設定された温度に達すると、中空ハウジング7内の絶縁性ワックス層8が溶解し、液体吸収層4に吸収されると共に、導電性ワックス層9も溶解し、図3に示す様に、電極板6上に直接触れることになる。従って、一対の電極板6,6はこの導電性ワックス層9によって導通し、電球13に電流が流れて点灯し、それによって対象物11が予め設定された温度に達したことが表示される。この実施例1においては、電球13の点灯によって表示することにしたが、必ずしも電球である必要はなく、ブザーなど他の電気的な表示手段を用いても良いことはもちろんである。なお、対象物11の温度が設定温度を超過した後、設定温度以下に低下したとしても、導電性ワックス層9は電極板6,6を導通し続けるので、回路は閉成されたままである。
従って、この実施例1を電球13などと組合せて、暗くて視認しにくい無人施設内などに設置した場合、対象物の異常発熱現象を電球13の点灯によって容易に知ることが可能となる。
又、石油系ワックスの熱による溶解作用を利用しているので、正確に温度に反応し、動作が確実で耐久性にも富み、誤作動のおそれはほとんどない。更に、構造が簡単で部品数も少なく、低いコストで製造することが出来る。しかも、一旦、設定温度を超過したら、その後温度が低下しても、回路を閉成し続けるので、洞内など暗い無人施設に設置された対象物の異常高温の感知に特に有効である。
図6はこの発明に係る異常高温感知用感温スイッチの実施例2の側面図である。
図中1は絶縁性素材からなる基板であり、この基板1上には、一対の棒状をなした電極板14,14が間隔をあけて直列状に配置されており、これら電極板14,14間には、舌片状をなし、始端15側が一方の電極板14の対向側端部に、導電性を有するスペーサー42を介して固定されて支点となっており、開放端16側がもう一方の電極板14に重なるに足る十分な余長部17を有し、下方つまり電極板14方向に向かって付勢された板バネ18が設けられている。そして、この板バネ18の開放端16側の下面には接点19が、この接点19に対応する位置の電極板14の上面には接点20がそれぞれ設けられていると共に、この接点20が設けられている電極板14の対向側端部21には吸い取り紙などを素材とした板状をなした液体吸収体22が延設されている。更に、前記接点19,20間には、予め設定された温度で溶解する固形状の石油系ワックス23が介装されており、両接点19,20はこのワックス23によって離隔されている。
この実施例2は上記の通りの構成を有するものであり、前述の実施例1と同様、異常高温を感知しようとする対象物11の表面に固定し、図5に示す実施例1と同様に、電源12及び電球13などの電気的表示素子をそれぞれ接続して使用に供するものであり、対象物11が予め設定された温度に達すると、接点19,20間に介装され、これら接点19,20を離隔していたワックス23が溶解し、図7に示す様に、両端点19,20が接触し、回路が閉成されて電球13に電流が流れて点灯し、それによって対象物11が予め設定された温度に達したことが表示される、設定温度超過により、溶解したワックス23は、液体吸収体22に吸い取られるので、一旦、設定温度を超過した後、再び設定温度以下に温度が低下したとしても、接点19,20の接触状態は変わらず、回路は閉成したままで、電球13は点灯し続ける。
従って、この実施例2も、前述の実施例1と同様、電球13などと組み合わせることにより、暗くて視認しにくい対象物の異常高温を明瞭に表示することが出来る。
又、石油系ワックスの熱による溶解作用を利用しているので、正確に温度に反応し、動作が確実で耐久性にも富み、誤作動のおそれはほとんどない。更に、構造が簡単で部品数も少なく、低いコストで製造することが出来る。しかも、一旦、設定温度を超過したら、その後温度が低下したとしても、回路を閉成し続けるので、洞内など暗い無人施設に設置された対象物の異常高温の感知に特に有効である。
図8はこの発明に係る異常高温感知用感温スイッチの実施例3の縦断面側図である。
図中24は両端部25,26が閉塞され、端部25付近の外面にリード線41が接続された導電性素材からなる円筒状をなしたケージングであり、その中には、一方の端部25寄りに偏位させて、石油系ワックス27が充填されており、このワックス27の開放端側の端部28は、円盤状のゴム板29によって封止されている。一方、ケージング24内のもう一方の端部26側には、合成樹脂30が充填されており、ケージング24の軸芯に沿って端部26の壁面及び合成樹脂30を貫通して絶縁性を有する鞘管31がケージング24内に差し込まれており、この鞘管31内に、導電性を有する棒状体32が、その先端がケージング24内の中空部33に達する様に挿入されている。そして、この棒状体32の先端には、接点34が設けられていると共に、この接点34と合成樹脂30の端面35との間にバネ材36が張設されており、棒状体32は端面35方向へ後退可能状態で弾性的に支持されている。
更に、ケージング24の中空部33の接点34とゴム板29との間には、前記接点34との間に間隔をあけて導電性円柱体37が滑動自在に位置しており、この導電性円柱体37の前端部には円盤状のシール材38が接着せしめられている。又、この導電性円柱体37の後端部と合成樹脂30の端面との間にはバネ材39が張設されており、この導電性円柱体37をワックス27が充填されている方向へ付勢している。なお、図中40はこの導電性円柱体37の外周を囲繞しているOリングである。
この実施例3は、上記の通りの構成を有するものであり、前述の実施例1及び2と同様、異常温度を感知しようとする対象物11の表面に固定し、図5に示す実施例1と同様に、電源12及び電球13などの表示素子をそれぞれ接続して使用に供するものであり、対象物11が予め設定された温度に達すると、図9に示す様に、ケージング24内に充填されているワックス27が膨張し、導電性円柱体37が接点34方向に移動し、これと接触し、回路が閉成されて電球13に電流が流れて点灯し、これによって対象物11が予め設定された温度に達したことを表示する。
このとき、温度の上昇に伴い、ワックス27は膨張を続けるが、接点34はバネ材36によって、弾性的に保持されつつ、後退自在に支持されているので、導電性円柱体37の移動に追従して後退し、押圧によって破壊されることを免れている。一方、対象物11の温度が設定温度以下に低下した時は、図10に示す様に、ワックス27は収縮するが、導電性円柱体37はワックス27とは連結されていないので、その外周に囲繞しているOリング40の摩擦力により、導電性円柱体37は接点34と接触している位置のまま残留し、回路は閉成したままで、電球13は点灯を続ける。
従って、この実施例3も前述の実施例1及び2と同様、電球13などと組合せることにより、暗く視認しにくい対象物の異常高温を明瞭に表示することが出来る。
又、石油系ワックスの熱による膨張作用を利用しているので、正確に温度に反応し、動作が確実で耐久性にも富み、誤作動のおそれはほとんどない。更に、構造が簡単で部品数も少なく、低いコストで製造することが出来る。しかも、一旦、設定温度を超過したら、その後温度が低下したとしても、回路を閉成し続けるので、洞内など暗い無人施設に設置された対象物の異常高温の感知に特に有効である。
温度管理を必要とするあらゆる産業分野において利用可能である。
1.基板
2.粘着剤層
4.液体吸収層
5.側縁
6.電極板
7.中空ハウジング
8.絶縁性ワックス層
9.導電性ワックス層
10.リード片
11.対象物
12.電源
13.電球
14.電極板
15.始端
16.開放端
17.余長部
18.板バネ
19.接点
20.接点
21.対向側端部
22.液体吸収体
23.ワックス
24.ケーシング
25.端部
26.端部
27.ワックス
28.端部
29.ゴム板
30.合成樹脂
31.鞘管
32.棒状体
33.中空部
34.接点
35.端面
36.バネ材
37.導電性円柱体
38.シール材
39.バネ材
40.Oリング
41.リード線
42.スペーサー

Claims (3)

  1. 絶縁性素材からなる基板(1)の中央付近に、液体吸収性物質からなる液体吸収層(4)を、その上面が基板(1)の上面と面一(つらいち)となる様に設け、該液体吸収層(4)の一対の側縁(5)に接する様に、帯状をなした一対の電極板(6),(6)を対向状態で位置させ、これら電極板(6),(6)を覆う様に、基板(1)の上面中央に中空ハウジング(7)を被せ、該中空ハウジング(7)内の基板(1)上面に、絶縁性を有し、任意の設定温度で溶解する石油系ワックスからなる絶縁性ワックス層(8)を形成し、更に、この絶縁性ワックス層(8)の上面に、前記絶縁性ワックス層(8)と同じ温度で溶解する石油系ワックス中に導電性物質を混練した導電性ワックス層(9)を重畳せしめた異常高温感知用感温スイッチ。
  2. 絶縁性素材からなる基板(1)上に、棒状をなした一対の電極板(14),(14)を間隔をあけて直列状に配置し、前記電極板(14),(14)間に、舌片状をなし、始端(15)側が一方の電極板(14)の対向側端部に固定され、開放端(16)がもう一方の電極板(14)に重なるに足りる長さを有し、下方に向かって付勢された導電性の板バネ(18)を設け、該板バネ(18)の開放端(16)側下面に接点(19)を、該接点(19)に対応する位置の電極板(14)の上面に接点(20)をそれぞれ設け、該電極板(14)の対向側端部(21)に板状をなした液体吸収体(22)を延設し、前記一対の接点(19),(20)間に、所望の設定温度で溶解する固形状の石油系ワックス(23)を介在させて、両接点(19),(20)間を強制的に離隔させたことを特徴とする異常高温感知用感温スイッチ。
  3. 両端部(25),(26)が閉塞され、外面にリード線(41)が接続された円筒状をなした導電性素材からなるケーシング(24)内に、一方の端部(25)寄りに偏位させて、開放端側の端部(28)が円盤状のゴム板(29)によって封止された石油系ワックス(27)を充填すると共に、もう一方の端部(26)を貫通させてケーシング(24)の軸芯に沿って、絶縁性を有する鞘管(31)内に収容された導電性を有する棒状体(32)を挿入し、該棒状体(32)の先端に接点(34)を設け、該接点(34)とケーシング(24)の端部(26)寄りの部分との間に、バネ材(36)を張設して前記接点(34)をケーシング(24)の端部(26)方向に後退可能状態で弾性的に支持し、前記接点(34)とゴム板(29)との間に導電性円柱体(37)を滑動自在に位置させ、該導電性円柱体(37)のゴム板(29)寄りの端面に円板状のシール材(38)を接着し、反対側の端面とケーシング(24)の端面との間にバネ材(39)を張設し、該導電性円柱体(37)をゴム板(29)側に付勢させたことを特徴とする異常高温感知用感温スイッチ。
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