JP2011215838A - 操作内容管理装置、操作内容管理方法、及び操作内容管理プログラム - Google Patents

操作内容管理装置、操作内容管理方法、及び操作内容管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェア設定に対する正確な操作入力を支援する。
【解決手段】アプリケーションソフトウェアの操作ウィンドウに対する操作入力を検知し、この操作入力の内容を操作イベント情報として取得するGUI操作記録部12と、取得された操作イベント情報が手順書の内容に一致しない場合に、この操作イベント情報が許容範囲に含まれるか否かを判定し、操作イベント情報の内容が許容範囲に含まれる場合には操作入力の受付けを許容する制御を行い、許容範囲に含まれない場合に操作内容が不正であることを示す警告メッセージを出力すると共に、操作ウィンドウに対する操作入力内容をファイルとして生成するオペレーション支援部11を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータシステムにおけるオペレーションのチェックを行う業務処理管理システムに関する。
コンピュータシステムにおいて、ソフトウェアの環境設定を行ったり、様々なミドルウエアなどのインストールを行ったりすることによりシステム構築をする場合、オペレータは、一般に、予め検証された手順がリスト化された手順書に基づきオペレーションを実施することとなる。
ところで、例えば、原子力発電所などクリティカルなシステムでは、オペレーションが手順書に示される手順(内容)と完全に同一の操作であることが要求される。
しかしながら、通常のコンピュータシステムなどにおけるシステム構築では、オペレーション内容によっては、手順書と完全に同一である必要がなく、オペレーション内容に一定の許容範囲がある場合が多い。
このため、オペレーションの許容範囲を許容条件として設定し、許容条件に当てはまるオペレーション(つまり、許容範囲内のオペレーション)については、オペレーションの進行を許容することで、システム構築に係るオペレーションを迅速化することが可能となる。
また、この場合、許容範囲を超えるオペレーションミスに対してはオペレータにオペレーションミスを即座に通知し、オペレーションの修正を促したり、また、オペレーション完了後に当該オペレーションの正確性をオペレータに検証させたりする必要がある。
更には、オペレータに対してオペレーション内容を的確に通知し、正確なオペレーションを促したり、実行されたオペレーション内容を正確に記録したりする必要がある。
しかしながら、通常のシステムにおいては、オペレータに対してオペレーションの修正を促したり、オペレーションの正確性をオペレータに検証させたりすることがないため、例えば、ソフトウェアの習熟度が浅いユーザや代替要員がシステム構築にかかるオペレーションを実施する場合などに、オペレータが操作ミスに気づかずオペレーションが進められ、後々なって障害が検出されるといった不都合が生じ得る。
また、通常のシステム構築では、オペレータによるオペレーションが手順書通りに確実に行われているか否かを検証できないといった不都合がある。
これに対する関連技術として、収集した操作項目と予め設定された標準操作項目とを比較し、プラント運転操作訓練装置の操作許容条件が成立するか否かを判定する技術が開示されている(特許文献1)。
また、この関連技術として、同一画面上に業務プログラムと操作ガイダンスとを同時に表示する技術が開示されている(特許文献2)。
更に、この関連技術として、アプリケーションの実行により出力表示されるアプリケーション画面GUI(Graphical User Interface)とオペレーション画面を同一画面に表示して、コンピュータオペレーションの補助を行うシステムが開示されている(特許文献3)。
特開2003−058037号公報 特開平02−089116号公報 特開平02−257245号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載の関連技術を組み合わせた内容では、上述のように、オペレータがオペレーションミスに気付かず、オペレーションの後々に段階においてオペレーションミスに起因する障害が検出されるといった不都合が生じ得る。また、予め設定された手順書の通りに確実にオペレーションがされていることを正確に検証することができないという不都合がある。
[発明の目的]
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、ソフトウェア設定に対する操作入力を支援し操作内容の正確性を高める操作内容管理装置、操作内容管理方法、及び操作内容管理プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる操作内容管理装置は、コンピュータに予め導入されたソフトウェアに対する設定用の操作ウィンドウを予め設定された出力画面に対して出力する操作用画像制御部と、前記ソフトウェアに対する設定用操作手順を示す手順書を記憶する手順書記憶部と、前記ソフトウェアに対する操作段階に応じて前記手順書の手順内容を前記出力画面に対して操作支援用に出力する操作支援表示制御部とを備えた操作内容管理装置であって、前記出力表示された操作ウィンドウに対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得する操作イベント取得部と、前記取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定する操作イベント照合判定部と、前記操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定する操作許容条件判定部と、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合する場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記出力画面に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力を行う操作入力受付制御部と、前記操作ウィンドウに対する前記操作入力内容を操作検証用ファイルとして生成し記憶する検証用ファイル生成部とを備えた構成をとっている。
また、本発明にかかる操作内容管理方法は、コンピュータ装置に予め導入されたソフトウェアに対する設定用の操作ウィンドウを予め設定された出力画面に対して出力する操作用画像制御部と、前記ソフトウェアに対する設定用操作手順を示す手順書を記憶する手順書記憶部と、前記ソフトウェアに対する操作段階に応じて前記手順書の手順内容を前記出力画面に対して操作支援用に出力する操作支援表示制御部とを備えた操作内容管理装置にあって、前記ソフトウェアの設定操作を支援する操作内容管理方法であって、前記出力表示された操作ウィンドウに対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得し、前記取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定し、前記操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定し、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合する場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、
前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記出力画面に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力処理を行い、前記操作ウィンドウに対する前記操作入力内容を操作検証用ファイルとして生成し記憶する処理を行うことを特徴としている。
又、本発明にかかる操作内容管理プログラムは、コンピュータ装置に予め導入されたソフトウェアに対する設定用の操作ウィンドウを予め設定された出力画面に対して出力する操作用画像制御部と、前記ソフトウェアに対する設定用操作手順を示す手順書を記憶する手順書記憶部と、前記ソフトウェアに対する操作段階に応じて前記手順書の手順内容を前記出力画面に対して操作支援用に出力する操作支援表示制御部とを備えた操作内容管理装置にあって、前記ソフトウェアの設定操作を支援するための操作内容管理プログラムであって、前記出力表示された操作ウィンドウに対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得する操作イベント取得機能と、前記取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定する操作イベント照合判定機能と、前記操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定する操作許容条件判定機能と、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合する場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記出力画面に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力処理を行う操作入力受付制御機能と、前記操作ウィンドウに対する前記操作入力内容を操作検証用ファイルとして生成し記憶する処理を行う検証用ファイル生成機能とをプロセッサに実行させることを特徴としている。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、アプリケーションソフトウェアの操作ウィンドウに対する操作入力内容を操作イベント情報として取得する手段と、この操作イベント情報が手順書の内容に一致しない場合に、この操作イベント情報が許容条件に適合するか否かを判定し、操作イベント情報の内容が許容条件に適合する場合に操作入力の受付けを許容し、一方適合しない場合は操作入力があったことを出力表示する手段と、上記操作入力内容を一時ファイルとして生成し記憶する手段を備えた構成とすることにより、オペレータによるソフトウェア設定に対する入力操作を支援し操作内容の正確性を有効に高めることを可能とする操作内容管理装置、操作内容管理方法、操作内容管理プログラムを提供することができる。
本発明による操作内容管理装置における一実施形態を示す概略ブロック図である。 図1に開示した操作内容管理装置における手順書に記載の手順フローの一例を示す説明図である。 図1に開示した操作内容管理装置における全体的な動作処理ステップを示すフローチャートである。
[実施形態]
次に、本発明の実施形態について、その基本的構成内容を説明する。
本実施形態の操作内容管理装置としての装置1は、図1に示すように、アプリケーションプログラムの実行および当該アプリケーションプログラムの実行を支援する本体部10と、アプリケーションプログラムの実行用に予め設定された手順書を記憶するハードディスク30を備え、この装置1に接続して設けられ、アプリケーションプログラムの実行内容を示すアプリケーション画面(GUI)を出力表示するディスプレイ2を備えている。
本体部10は、予め設定されたアプリケーションプログラムの実行を行うことにより、アプリケーションプログラムのインストール作業および環境設定を行うアプリケーション部13と、アプリケーション部13の実行内容を示すアプリケーションGUIに対するオペレーション(操作)内容を予め設定された記憶領域(一時ファイル記憶部20)に格納するGUI操作記録部12と、アプリケーション部13およびGUI操作記録部12における動作を制御すると共に、アプリケーション部13に対する操作内容を手順書に基づき出力表示するオペレーション支援部11を備えた構成を有する。
このとき、オペレーション支援部11は、ハードディスク30から手順書を読み込み、オペレータが手順書の何番目のオペレーションまで実施済みであるかを示す情報を管理する。
ハードディスク30は、予め設定された手順書の内容を属性情報1および2として記憶保持すると共に、オペレーション支援部11に検知されたオペレーション相違点をオペレーション相違点一覧ファイルとして記憶保持する。
装置1では、アプリケーションプログラムをアプリケーション13として本体部10インストールすると共にアプリケーション(アプリケーション)13の環境設定を行うための手順が記載された手順書をハードディスク30内に手順書を保存するものとする。
この手順書は、一つ一つの手順に対してアプリケーション画面(GUI)に対するイベント情報と、オペレーションの許容範囲を属性として有するものとする。
ここで、イベント情報とは、アプリケーションの画面オペレーション(画面に対する操作)により発生する、ウィンドウと部品への入力情報を示す。
尚、本実施形態においては、手順書作成者が、予め各オペレーションに対してイベント情報および操作許容範囲を属性として設定した手順書を作成し、装置1のハードディスク30に格納するものとする。
ここで、オペレータは、手順書に基づき、アプリケーションプログラム(以下「アプリケーション」という)を装置1にインストールすると共に、このアプリケーションの環境設定を行うものとする。
オペレーション支援部11は、GUI操作記録部12により保存されるアプリケーションの画面上の操作で発生するイベント情報を一時ファイル記憶部20から取得すると共に、手順書に記載されているイベント情報と比較し、ウィンドウの識別子、部品の識別子、入力された文字列が一致しているか確認する相違点の検出機能114と、取得したイベント情報と、手順書に記載されている(記載)イベント情報が異なる場合、イベント情報と、手順書に記載されている許容範囲とを比較参照し、イベント情報が許容範囲内であるか否かを判定する許容範囲の判定機能113と、イベント情報と手順書の手順との異なる度合いが許容範囲を超えているときは、ディスプレイ2に対してオペレーションが手順その内容と異なることを警告として出力表示するオペレータへの警告機能111と、手順書に基づくアプリケーション部13に対する全ての操作が完了した場合に、オペレータが実施したオペレーションと手順書との相違点一覧を一覧ファイルとして出力しハードディスク30に格納する112を有する。
また、オペレーション支援部11は、オペレータがアプリケーションをインストールし環境設定を行う際、アプリケーション13の画面オペレーションにより発生するイベント情報をアプリケーション部13から直接取得する設定であってもよい(イベント情報取得機能)。
GUI操作記録部12は、アプリケーション部の実行により出力される画面(GUI:アプリケーション画面)に対するオペレーションをイベント情報として取得すると共に、このイベント情報を一時ファイルとして一時ファイル記憶部20に格納するイベント情報格納機能を有する。
ここで、GUI操作記録部12は、イベント情報に付随する情報である、ウィンドウの識別子、アプリケーションGUIの識別子、ディスプレイ画面上での座標情報、およびアプリケーション画面に対して入力された文字列を取得し、イベント情報と合わせて一時ファイル記憶部20に格納するものとする。
以下、これを詳述する
オペレータがアプリケーションのインストールを開始すると、オペレーション支援部11は、このアプリケーションに対応して設定された手順書を読み込み、手順書に記載されたオペレーション(手順1〜4:図2)における何番目のオペレーションまでオペレータが実施済みか管理するためのフローを作成する。本実施形態では、まず、手順1が「次のオペレーション」として設定されているものとする。
尚、インストール作業中のアプリケーションは、アプリケーション部13として装置1のメモリ上に設定され、ディスプレイ2にアプリケーション操作用のGUIであるアプリケーション画面(アプリケーションGUI)を出力する(図1)。
オペレーション支援部11は、「次のオペレーション」である手順書における手順2に予め予め設定された、操作対象のウィンドウの識別子、部品(ここでは、アプリケーションGUIを示す)の識別子、ディスプレイ2上における捜査対象の座標情報に基づき、オペレータがインストール作業中のアプリケーション画面と同一画面内(またはアプリケーションGUIに近い画面領域)に、オペレーション支援画面として、表示する(オペレーション支援画面出力機能)。
これにより、オペレーション支援画面は、アプリケーションGUIに重ならないように、同一画面上に表示される。
また、オペレーション支援部11は、格納された操作イベント情報が管理フローの手順(ここでは、手順1とする:図2)で定義された、有効なイベントであるか否かを判定するイベント情報判定機能115を有する。
相違点の検出機能114は、操作イベント情報が有効なイベントを示すと判定された場合に、操作イベント情報と管理フロー(図2)で「次のオペレーション」に設定されているイベント情報(設定イベント情報内容:ここでは、例えば手順1(図2)を示す)とを比較照合を行う。
更に、オペレーション支援部11は、相違点の検出機能114は、操作イベント情報および設定イベント情報内容における、ウィンドウの識別子、部品識別子、(入力された文字列を示す)部品への入力値が一致している(同一である)場合に、管理フローにおける、「次のオペレーション」として設定された管理フローを一つ進める更新を行い、次の手順(例えば手順2)を「次のオペレーション」として指定する手順書制御機能116を有する。
また、オペレーション支援部11は、取得した手順に予め設定されたウィンドウの識別子、部品識別子、部品への入力指定値などの手順で指定された情報を作業中のアプリケーションGUIと同一画面内に、オペレーション支援画面(ウィンドウ、オペレーション支援GUI)として出力表示する支援画面出力制御機能117を有する。
尚、出力表示されたオペレーション支援GUIのディスプレイ2内における表示位置は、アプリケーションGUIの表示位置(座標)に基づき決定されるものとする。
これにより、オペレータは、オペレーション支援GUIに表示された手順内容に従い、アプリケーション画面に対する操作を行うことができる。
また、オペレーション支援部11は、一時ファイル記憶部20から取得した操作イベント情報と手順書に記載されているイベント情報(手順1〜4の設定イベント情報内容)とが異なる場合、対象となるウィンドウ識別子および部品識別子(GUI識別)が異なるか否かを判定する表示部品識別子判定機能118を有する。
ここで、許容範囲の判定機能113は、対象となるウィンドウ識別子および部品識別子(GUI識別子)が異なる場合、手順書に記載されたオペレーションの属性である許容範囲情報2をハードディスク30から取得し、操作イベントの内容が予め設定された許容範囲(許容条件)内の操作であるか否かを判定する。
操作イベントの内容が許容範囲内の操作である場合、相違点の出力機能112は、ハードディスク30内に予め設定された相違オペレーション一覧ファイルに対して、検出された操作イベントの手順書に記載された手順との相違点を保存する。
オペレータへの警告機能111は、操作イベントの内容が許容範囲を超えた操作である場合、ディスプレイ2に手順書と異なるウィンドウ・部品に対するオペレーション(エラー操作)が行われたことを示す「警告」を出力表示する。
また、オペレータへの警告機能111は、次のオペレーションと実施したオペレーションが異なる理由を選択するための画面(選択用ダイアログウィンドウ)を表示する。
オペレータにより、手続書と異なるオペレーションを行った理由をダイアログウィンドウの中から選択入力がなされ、オペレーションを行った理由がオペレータミスであった場合、つまり、オペレータにより、上記選択用画面でオペレーションミスが選択された場合オペレーションミスの訂正(操作訂正)を行う手順工程を、管理フローおける次の手順に前に追加設定する手続書内容更新機能118を有する。
これにより、ディスプレイ2には、オペレーション手順としての操作訂正を示すオペレーション支援画面が表示されるので、オペレータは操作ミスに対する操作訂正を確実に行うことができる。
上記オペレーションを行った理由がオペレーションミスではなく、且つ、理由が手順書にはないが(理由記述の)追加で必要なオペレーションである場合は、相違点の出力機能112が、管理フローは更新せず、オペレーション相違点一覧ファイル記憶手段に対して、手順との相違点とその理由を保存する。
これにより、例えば、アプリケーションにおけるバグなどにより、アプリケーションのチェック機能やマニュアルには掲載が無いが、あるオペレーションをしてはいけない、しなければいけないといった条件がある場合など、該当条件を充足しているかチェックすることができる
相違点の出力機能112は、上記オペレーションを行った理由がオペレーションミスではなく、且つ、理由記述の追加が必要なオペレーションではない場合は、管理フローを更新すると共に、オペレーション相違点一覧ファイル(相違オペレーション一覧ファイル)へ相違点と理由を保存する。
また、オペレータへの警告111は、アプリケーション13に対する全ての作業(例えば、図2の手順全て)が完了した場合、オペレータが実施したオペレーション内容と手順書との相違点一覧ファイルをディスプレイ2へ出力する。
GUI操作記録部12は、装置1のオペレータがアプリケーションGUIに対する操作(オペレーション)を行った場合に、当該アプリケーションGUIに対する操作をアプリケーション13に対する操作イベントとして検知する(イベント検知機能)。
また、GUI操作記録部12は、アプリケーションGUIに対する操作により発生したイベント情報(「操作イベント情報」という)を一時ファイル記憶部20に格納する(操作イベント情報格納機能)。
以上のように、本実施形態では、許容範囲が設定されたオペレーション(操作)に対して、アプリケーションの画面オペレーションにより発生するウィンドウと部品へのイベント情報と許容範囲とを属性として保持する手順書を使用し、オペレータのオペレーションにより発生するイベント情報と比較することで、オペレータを支援することができる。
[実施形態の動作説明]
次に、本実施形態の動作について、その概略を説明する。
まず、GUI操作記録部12は、ディスプレイ2出力表示されたアプリケーションGUI(操作ウィンドウ)に対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得し(操作イベント取得工程)、オペレーション支援部11が、取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定し(操作イベント照合判定工程)、操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定し(操作許容条件判定工程)、操作イベント情報の内容が許容範囲(操作継続許容条件)に適合する場合に、操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、また、操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合にディスプレイ2に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力処理を行い(操作入力受付制御工程)、操作ウィンドウに対する操作入力内容をオペレーション相違点一覧ファイル(操作検証用ファイル)として生成し記憶する(検証用ファイル生成工程)
ここで、上記操作イベント取得工程、操作イベント照合判定工程、操作許容条件判定工程、操作入力受付制御工程、および検証用ファイル生成工程については、その実行内容をプログラム化し、コンピュータに実行させるように構成してもよい。
次に、本実施形態における装置(操作内容管理装置)1の動作について、図3のフローチャートに基づき説明する。
まず、手順書作成者が、予め各オペレーションに対してイベント情報および操作許容範囲を属性として設定した手順書を作成し、装置1のハードディスク30に格納する。
ここで、オペレータは、手順書に基づき、アプリケーションプログラム(以下「アプリケーション」という)を装置1にインストールすると共に、このアプリケーションの環境設定を行うものとする。
オペレータがアプリケーションのインストールを開始すると、オペレーション支援部11は、このアプリケーションに対応して設定された手順書を読み込み、手順書に記載されたオペレーション(手順1〜4)における何番目のオペレーションまでオペレータが実施済みか管理するためのフロー(管理フロー)を作成する。本実施形態では、手順2が次のオペレーションとして設定されているものとする(図2)。
尚、インストール作業中のアプリケーションは、アプリケーション部13として装置1のメモリ上に設定され、ディスプレイ2にアプリケーション操作用のGUIであるアプリケーション画面(以下「アプリケーションGUI」という)を出力する(図1)。
ここで、オペレーション支援部11は、「次のオペレーション」である手順書における手順2に予め予め設定された、操作対象のウィンドウの識別子、部品(ここでは、アプリケーションGUIを示す)の識別子、ディスプレイ2上における捜査対象の座標情報に基づき、オペレータがインストール作業中のアプリケーション画面と同一画面内(またはアプリケーションGUIに近い画面領域)に、オペレーション支援画面として、表示する。
これにより、オペレーション支援画面をアプリケーションGUIに重ならないように、同一画面上に表示する。
次に、システム全体の動作について、図3のフローチャートに基づき説明する。
まず、装置1のオペレータが、アプリケーションGUIに対する操作(オペレーション)を行った場合に、GUI操作記録部12が、当該アプリケーションGUIに対する操作をアプリケーション13に対する操作イベントとして検知する(ステップS101:イベント検知工程)と共に、アプリケーションGUIに対する操作により発生したイベント情報(「操作イベント情報」という)を一時ファイル記憶部20に格納する。
次いで、オペレーション支援部11のイベント情報判定機能115が、格納された操作イベント情報が管理フローの手順(ここでは、例えば手順2とする:図2)で定義された、有効なイベントであるか否かを判定し(ステップS102)、この操作イベント情報が有効なイベントを示すと判定された場合に、相違点の検出機能114が、操作イベント情報と管理フロー(図2)で「次のオペレーション」に設定されているイベント情報(設定イベント情報内容:手順2(図2))とを比較照合を行う(ステップS103)。
ここで、相違点の検出機能114は、操作イベント情報および設定イベント情報内容における、ウィンドウの識別子、部品識別子、(入力された文字列を示す)部品への入力値が一致している(同一である)場合に(YES:ステップS103)、手順書制御機能116が、管理フローにおける、「次のオペレーション」として設定された管理フローを一つ進める更新を行い、ここでは、手順3を「次のオペレーション」として指定する(ステップS104:管理フローの更新)と共に、手順3の設定イベント情報内容を取得する(ステップS105)。
ここで、オペレーション支援部11の支援画面出力制御機能117が、取得した手順3に予め設定されたウィンドウの識別子、部品識別子、部品への入力指定値など、手順3で指定された情報を作業中のアプリケーションGUIと同一画面内に、オペレーション支援画面(ウィンドウ、オペレーション支援GUI)として出力表示する(ステップS106)。
ここで、出力表示されたオペレーション支援GUIのディスプレイ2内における表示位置は、アプリケーションGUIの表示位置(座標)に基づき決定されるものとする。
これにより、オペレータは、オペレーション支援GUIに表示された手順内容に従い、アプリケーション画面に対する操作を行うことができる。
一方、一時ファイル記憶部20から取得した操作イベント情報と手順書に記載されているイベント情報(手順3の設定イベント情報内容)とが異なる場合(NO:ステップS103)、表示部品識別子判定機能118は、対象となるウィンドウ識別子および部品識別子(GUI識別)が異なるか否かを判定する(ステップS107)。
ここで、対象となるウィンドウ識別子および部品識別子(GUI識別子)が異なる場合(YESステップ:S107)、許容範囲の半手機能113が、手順書に記載されたオペレーションの属性である許容範囲情報2をハードディスク30から取得し、操作イベントの内容が予め設定された許容範囲(許容条件)内の操作であるか否かを判定する(ステップS108)。
ここで、操作イベントの内容が許容範囲内の操作であれば(YES:ステップS108)、相違点の出力機能112が、ハードディスク30内に予め設定された相違オペレーション一覧ファイルに対して、検出された操作イベントの手順書に記載された手順との相違点を保存する(ステップS117)。
次いで、手順書制御機能116は、手順4の設定イベント情報内容を取得し(ステップS105)、支援画面出力制御機能117が、取得した手順4に設定された情報をオペレーション支援画面(ウィンドウ、オペレーション支援GUI)として出力表示する(ステップS106)。
一方、操作イベントの内容が許容範囲を超えた操作である場合(NO:ステップS108)、オペレータへの警告機能111は、ディスプレイ2に手順書と異なるウィンドウ・部品に対するオペレーション(エラー操作)が行われたことを示す「警告」を出力表示する(ステップS109)。
次いで、オペレータへの警告機能111は、次のオペレーションと実施したオペレーションが異なる理由を選択するための画面(選択用ダイアログウィンドウ)を表示する(ステップS112)。
ここで、オペレータは、手続書と異なるオペレーションを行った理由をダイアログウィンドウの中から選択入力する。
このとき、上記オペレーションを行った理由がオペレータミスであった場合、つまり、オペレータにより、上記選択用画面でオペレーションミスが選択された場合(YES:ステップS114)、手続書内容更新機能118は、オペレーションミスの訂正(操作訂正)を行う手順工程を、管理フローおける次の手順に前に追加設定する(ステップS118)。
これにより、ディスプレイ2には、オペレーション手順としての操作訂正を示すオペレーション支援画面が表示されるので、オペレータは操作ミスに対する操作訂正を確実に行うことができる。
一方、上記オペレーションを行った理由がオペレーションミスではなく(NO:ステップS114)、且つ、理由が手順書にはないが(理由記述の)追加で必要なオペレーションである場合は(YES:ステップS115)、相違点の出力機能112は、管理フローは更新せず、オペレーション相違点一覧ファイル記憶手段に対して、手順との相違点とその理由を保存する(ステップS117)。
これにより、例えば、アプリケーションにおけるバグなどにより、アプリケーションのチェック機能やマニュアルには掲載が無いが、あるオペレーションをしてはいけない、しなければいけないといった条件がある場合など、該当条件を充足しているかチェックすることができる
上記オペレーションを行った理由がオペレーションミスではなく(NO:ステップS114)、且つ、理由記述の追加が必要なオペレーションではない場合は(NO:ステップS115)、管理フローを更新する(ステップS116)と共に、オペレーション相違点一覧ファイル(相違オペレーション一覧ファイル)へ相違点と理由を保存する(ステップS117)。次いで、手順書制御機能116が、管理フローから次のオペレーションに対応するイベント情報を取得し(ステップS105)、支援画面出力制御機能117が、このイベント情報をオペレーション支援画面(ウィンドウ、オペレーション支援GUI)としてディスプレイ2に出力表示する(ステップS106)。
最後に、アプリケーション13に対する全ての作業(例えば、図2の手順全て)が完了した場合、オペレータへの警告111は、オペレータが実施したオペレーション内容と手順書との相違点一覧ファイルをディスプレイ2へ出力する。
以上のように、本実施形態では、アプリケーション操作として取得したイベント情報を逐次、手順書の属性であるイベント情報と比較することにより、相違点があり許容範囲を超えるオペレーションであればオペレータへ警告を行う。
また、相違点があるが許容範囲内のオペレーションである場合、その場ではオペレーションの継続を許容する制御を行い、許容範囲内のオペレーションであっても、後から閲覧可能とし正確性の検証を実施するために、オペレーション相違点一覧ファイルへ出力し、全てのオペレーション完了後、結果をレポートする構成としたことにより、ソフトウェア設定に対する正確な操作入力をオペレーション支援画面として出力し、これにより、アプリケーション操作を有効に支援することができる。
また、本実施形態のオペレーション支援装置は、紙や電子ファイルで提供される手順書と比較して、オペレータのオペレーションと、手順書の相違点(オペレーションの間違い、入力値の違いなど)を比較照合し、手順書に記載された手順とオペレーションとが異なる場合には、即時にオペレータへ警告する構成を有することにより、オペレーションミスが見過ごされるのを有効に軽減することができる。
更には、全てのオペレーションが完了後、実際に行われたオペレーションと手順書の内容とを比較した結果が出力(レポート)されるため、オペレーションの正確性を容易に保証することできる。
上述した実施形態については、その新規な技術的内容の要点をまとめると、以下のようになる。
尚、上記の実施形態の一部又は全部は、新規な技術として以下のようにまとめられるが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
また、本実施形態は、予め設定された手順書における各手順の属性としての操作許容範囲を設定することにより、様々なシステム導入設定や環境設定の手順書に基づく、オペレータ支援システムに対して適用することができる。
(付記1)
コンピュータに予め導入されたソフトウェアに対する設定用の操作ウィンドウを予め設定された出力画面に対して出力する操作用画像制御部と、前記ソフトウェアに対する設定用操作手順を示す手順書を記憶する手順書記憶部と、前記ソフトウェアに対する操作段階に応じて前記手順書の手順内容を前記出力画面に対して操作支援用に出力する操作支援表示制御部とを備えた操作内容管理装置であって、
前記出力表示された操作ウィンドウに対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得する操作イベント取得部と、
前記取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定する操作イベント照合判定部と、
前記操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定する操作許容条件判定部と、
前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合する場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記出力画面に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力を行う操作入力受付制御部と、
前記操作ウィンドウに対する前記操作入力内容を操作検証用ファイルとして生成し記憶する検証用ファイル生成部とを備えたことを特徴とする操作内容管理装置。
(付記2)
付記1に記載の操作内容管理装置において、
前記操作継続許容条件に適合しない前記操作イベント情報が検知された場合に、当該操作イベント情報に対応する操作内容の訂正手順を前記設定用操作手順として前記手順書に追記する手続追記更新手段を備えたことを特徴とする操作内容管理装置。
(付記3)
付記1に記載の操作内容管理装置において、
前記操作入力受付制御部は、前記出力画面に対して前記警告メッセージを出力した場合に、前記操作継続許容条件に適合しない操作の入力理由の入力用ウィンドウを前記出力画面出力すると共に、当該入力用ウィンドウを介して入力された前記入力理由を前記操作検証用ファイルに追記する操作入力理由取得手段を備えたことを特徴とする操作内容装置。
(付記4)
付記1に記載の操作内容管理装置において、
前記入力受付制御部は、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを抑制する操作入力受付抑制機能を備えたことを特徴とする操作内容管理装置。
(付記5)
付記1に記載の操作内容管理装置において、
前記操作支援表示制御部は、前記ソフトウェアに対する設定操作の終了が検知された場合に、前記操作検証用ログファイルの内容を前記出力画面に対して出力表示する操作内容出力機能を備えたことを特徴とする操作内容管理装置。
(付記6)
付記1に記載の操作内容管理装置において、
操作イベント照合判定部は、前記操作イベント情報および前記設定用操作手順の内容として、前記操作ウィンドウの識別子、前記出力画面内の座標情報、および前記操作ウィンドウに対する入力文字情報の比較照合を行うことを特徴とした操作内容管理装置。
(付記7)
コンピュータ装置に予め導入されたソフトウェアに対する設定用の操作ウィンドウを予め設定された出力画面に対して出力する操作用画像制御部と、前記ソフトウェアに対する設定用操作手順を示す手順書を記憶する手順書記憶部と、前記ソフトウェアに対する操作段階に応じて前記手順書の手順内容を前記出力画面に対して操作支援用に出力する操作支援表示制御部とを備えた操作内容管理装置にあって、前記ソフトウェアの設定操作を支援する操作内容管理方法であって、
前記出力表示された操作ウィンドウに対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得し、
前記取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定し、
前記操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定し、
前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合する場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、
前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記出力画面に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力処理を行い、
前記操作ウィンドウに対する前記操作入力内容を操作検証用ファイルとして生成し記憶する処理を行うことを特徴とした操作内容管理方法。
(付記8)
コンピュータ装置に予め導入されたソフトウェアに対する設定用の操作ウィンドウを予め設定された出力画面に対して出力する操作用画像制御部と、前記ソフトウェアに対する設定用操作手順を示す手順書を記憶する手順書記憶部と、前記ソフトウェアに対する操作段階に応じて前記手順書の手順内容を前記出力画面に対して操作支援用に出力する操作支援表示制御部とを備えた操作内容管理装置にあって、前記ソフトウェアの設定操作を支援するための操作内容管理プログラムであって、
前記出力表示された操作ウィンドウに対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得する操作イベント取得機能と、
前記取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定する操作イベント照合判定機能と、
前記操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定する操作許容条件判定機能と、
前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合する場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記出力画面に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力処理を行う操作入力受付制御機能と、
前記操作ウィンドウに対する前記操作入力内容を操作検証用ファイルとして生成し記憶する処理を行う検証用ファイル生成機能とをプロセッサに実行させることを特徴とした操作内容管理プログラム。
本発明は、装置ユーザごとのセキュリティ基準などを保持するナレッジデータベースと接続した構成とすることにより、アプリケーションのオペレーション支援を行う際に、ナレッジデータベースの情報を参照することにより、各ユーザに割当てられた条件に基づく、オペレーション支援を行うシステムに対して適用することが可能である。
1 端末装置
2 ディスプレイ装置(ディスプレイ)
10 操作管理本体部
13 アプリケーション部
12 GUI操作記録部
11 オペレーション支援部
30 ハードディスク
20 一時ファイル記憶部
111 オペレータへの警告機能
112 相違点の出力機能
113 許容範囲の判定機能
114 相違点の検出機能

Claims (8)

  1. コンピュータに予め導入されたソフトウェアに対する設定用の操作ウィンドウを予め設定された出力画面に対して出力する操作用画像制御部と、前記ソフトウェアに対する設定用操作手順を示す手順書を記憶する手順書記憶部と、前記ソフトウェアに対する操作段階に応じて前記手順書の手順内容を前記出力画面に対して操作支援用に出力する操作支援表示制御部とを備えた操作内容管理装置であって、
    前記出力表示された操作ウィンドウに対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得する操作イベント取得部と、
    前記取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定する操作イベント照合判定部と、
    前記操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定する操作許容条件判定部と、
    前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合する場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記出力画面に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力を行う操作入力受付制御部と、
    前記操作ウィンドウに対する前記操作入力内容を操作検証用ファイルとして生成し記憶する検証用ファイル生成部とを備えたことを特徴とする操作内容管理装置。
  2. 請求項1に記載の操作内容管理装置において、
    前記操作継続許容条件に適合しない前記操作イベント情報が検知された場合に、当該操作イベント情報に対応する操作内容の訂正手順を前記設定用操作手順として前記手順書に追記する手続追記更新手段を備えたことを特徴とする操作内容管理装置。
  3. 請求項1に記載の操作内容管理装置において、
    前記操作入力受付制御部は、前記出力画面に対して前記警告メッセージを出力した場合に、前記操作継続許容条件に適合しない操作の入力理由の入力用ウィンドウを前記出力画面出力すると共に、当該入力用ウィンドウを介して入力された前記入力理由を前記操作検証用ファイルに追記する操作入力理由取得手段を備えたことを特徴とする操作内容装置。
  4. 請求項1に記載の操作内容管理装置において、
    前記入力受付制御部は、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを抑制する操作入力受付抑制機能を備えたことを特徴とする操作内容管理装置。
  5. 請求項1に記載の操作内容管理装置において、
    前記操作支援表示制御部は、前記ソフトウェアに対する設定操作の終了が検知された場合に、前記操作検証用ログファイルの内容を前記出力画面に対して出力表示する操作内容出力機能を備えたことを特徴とする操作内容管理装置。
  6. 請求項1に記載の操作内容管理装置において、
    操作イベント照合判定部は、前記操作イベント情報および前記設定用操作手順の内容として、前記操作ウィンドウの識別子、前記出力画面内の座標情報、および前記操作ウィンドウに対する入力文字情報の比較照合を行うことを特徴とした操作内容管理装置。
  7. コンピュータ装置に予め導入されたソフトウェアに対する設定用の操作ウィンドウを予め設定された出力画面に対して出力する操作用画像制御部と、前記ソフトウェアに対する設定用操作手順を示す手順書を記憶する手順書記憶部と、前記ソフトウェアに対する操作段階に応じて前記手順書の手順内容を前記出力画面に対して操作支援用に出力する操作支援表示制御部とを備えた操作内容管理装置にあって、前記ソフトウェアの設定操作を支援する操作内容管理方法であって、
    前記出力表示された操作ウィンドウに対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得し、
    前記取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定し、
    前記操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定し、
    前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合する場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、
    前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記出力画面に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力処理を行い、
    前記操作ウィンドウに対する前記操作入力内容を操作検証用ファイルとして生成し記憶する処理を行うことを特徴とした操作内容管理方法。
  8. コンピュータ装置に予め導入されたソフトウェアに対する設定用の操作ウィンドウを予め設定された出力画面に対して出力する操作用画像制御部と、前記ソフトウェアに対する設定用操作手順を示す手順書を記憶する手順書記憶部と、前記ソフトウェアに対する操作段階に応じて前記手順書の手順内容を前記出力画面に対して操作支援用に出力する操作支援表示制御部とを備えた操作内容管理装置にあって、前記ソフトウェアの設定操作を支援するための操作内容管理プログラムであって、
    前記出力表示された操作ウィンドウに対する操作を検知すると共に当該操作の内容を操作イベント情報として取得する操作イベント取得機能と、
    前記取得した操作イベント情報が前記手順書の設定用操作手順の内容に一致する否かを判定する操作イベント照合判定機能と、
    前記操作イベント情報が前記設定用操作手順の内容に一致しない場合に、前記操作イベント情報の内容が予め設定された操作継続許容条件に適合する操作内容であるか否かを判定する操作許容条件判定機能と、
    前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合する場合に前記操作ウィンドウに対する操作入力の受付けを許容する制御を行い、前記操作イベント情報の内容が前記操作継続許容条件に適合しない場合に前記出力画面に対して操作内容が不正であることを示す警告メッセージの出力処理を行う操作入力受付制御機能と、
    前記操作ウィンドウに対する前記操作入力内容を操作検証用ファイルとして生成し記憶する処理を行う検証用ファイル生成機能とをプロセッサに実行させることを特徴とした操作内容管理プログラム。
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