JP2011213443A - 乗場敷居一体型梯子 - Google Patents

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靖法 久野
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Abstract

【課題】簡単に且つ安全に準備や片付けができるとともに昇降路内に収納される乗場敷居一体型梯子を得る。
【解決手段】乗場敷居一体型梯子は、エレベータの最下階の乗場からピットに降りるときに使用する乗場敷居一体型梯子において、上記ピットの床に縦立する下側梯子と上記下側梯子から上方に延びる少なくとも1つの上側梯子とから構成され、上記下側梯子および最も上に位置する上記上側梯子を除く上記上側梯子は、自身より次に高い上記上側梯子を案内する案内レールを備え、最も上に位置する上記上側梯子の上部には、乗場敷居に納められているとき上記乗場敷居と一体として敷居の働きを果たす取手部が設けられる。
【選択図】図1

Description

この発明は、機械室レスエレベータの保守点検のときピットに降りるための乗場敷居一体型梯子に関するものである。
機械室レス(Machine Room Less:MRL)エレベータは、巻上機や制御盤が昇降路内に設置され、従来は屋上に設置されていた機械室をなくすことで省スペース化や建築費用の低減、日照権問題の解消などに貢献している。
そこで、踏段を有する独立した剛体のタラップと、一端がタラップに、他端が出入口に連結される索状体とを備え、保守点検等のためにピットに入出する際、出入口ドアを開いて索状体を手繰り上げ、ピットに寝た状態となっているタラップを出入口まで引き起こし、このタラップの一端を出入口に係止させ、この状態でピット内への入出を行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−37557号公報
しかし、ピットには緩衝器などが配置されているので、索状体を緩めて折りたたみ部を中心にタラップを折りたたもうとしても、タラップが緩衝器などに当ってピットの底部に寝かせることが難しいし、片付けに時間が掛かるという問題がある。
また、180°折りたたまれているタラップを直線状に伸ばしても、折りたたみ部を直線に固定する手段が無いのでタラップが不安定になる可能性があるという問題がある。
また、出入口から支えも無く索状体を手繰り上げたり、タラップの下端の位置をずらしたりしなければならないし、ピッチに降り始めるときも手の支えが無いので、ピットに落ちる危険性のあるという問題がある。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単に且つ安全に準備や片付けができるとともに昇降路内に収納される乗場敷居一体型梯子を得ることを目的とする。
この発明に係る乗場敷居一体型梯子は、エレベータの最下階の乗場からピットに降りるときに使用する乗場敷居一体型梯子において、上記ピットの床に縦立する下側梯子と上記下側梯子から上方に延びる少なくとも1つの上側梯子とから構成され、上記下側梯子および最も上に位置する上記上側梯子を除く上記上側梯子は、自身より次に高い上記上側梯子を案内する案内レールを備え、最も上に位置する上記上側梯子の上部には、乗場敷居に納められているとき上記乗場敷居と一体として敷居の働きを果たす取手部が設けられる。
この発明に係る乗場敷居一体型梯子は、収納状態では取手部が乗場敷居の一部として収納されているのでカゴの運行の邪魔にはならないし、取手部を乗場敷居との係合を外しながら引き上げるだけで展開状態に移行させることができるのではピット内に梯子を準備するために要する時間がわずかですむという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る乗場敷居一体型梯子の斜視図である。 上側梯子の取手部と乗場敷居の部分断面図である。 上側梯子部の片側の側木に設けられたラッチ板を示す斜視図である。 乗場敷居一体型梯子を展開した様子を示す斜視図である。
以下、本発明の乗場敷居一体型梯子の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る乗場敷居一体型梯子の斜視図である。
この発明の実施の形態1に係る乗場敷居一体型梯子は、使用時には伸ばされ、収納時には縮められる2段梯子である。2段梯子は、下側梯子1と上側梯子2から構成され、下側梯子1はピットの床3から垂直に立てられており、上側梯子2は下側梯子1の上部に配置され、使用時には上方に引き上げられる。
下側梯子1と上側梯子2はともに2本の側木4と、側木4の間に所定の間隔で設けられた複数の踏さん5と、を有している。
上側梯子2は、収納されているとき乗場敷居6の一部を構成する取手部7と、取手部7の下端面に側木4の上端が固定された上側梯子部8と、から構成されている。
下側梯子1は、下側梯子部9と、上側梯子部8の側木4の上下方向の移動を案内するとともに下側梯子部9の側木4の上部に並行に固定された案内レール10と、から構成されている。
なお、乗場敷居一体型梯子は、乗場の乗降口の左右いずれか一方に偏って配置している。
図2は、上側梯子2の取手部7と乗場敷居6の部分断面図である。
取手部7には、図示しない乗場扉が開閉する方向に対して両側面からその側面に垂直に突き出る横木11が収納される穴12が設けられ、その穴12の中には横木11が収められている。横木11の一端にはバネ21が配置されるとともにワイヤ22の一端が固定されている。そして、ワイヤ22が伸びた状態のときには横木11はバネ21により付勢されて先端部が側面から突き出ている。一方、ワイヤ22が縮まった状態のときには横木11の先端部が側面より内側に引っ込んでいる。
ワイヤ22の他端はハンドル12に固定され、ハンドル12を握るとワイヤ22が縮まり、横木11の先端部が穴12の内側に引っ込む。ハンドル12を緩めるとワイヤ22が伸びて横木11の先端部が側面から突き出る。
乗場敷居6は、所定の位置に切欠部15が設けられ、切欠部15に取手部7を収納したときに外観からは1つの乗場敷居と見える。そして、切欠部15を囲む乗場敷居6の側面6aには、切欠部15に取手部7を収納したとき突き出た横木11が入り込む穴26が設けられている。
従って、ハンドル12が緩められているときには横木11が乗場敷居6の穴6aに入り込み、上側梯子2が乗場敷居6から上がらないようにすることができる。
図3は、上側梯子部8の側木4に設けられたラッチ板13を示す斜視図である。
上側梯子部8の2本の側木4の下部にはラッチ板13が取付けられている。ラッチ板13は、側木4に空けられた空間14の上端部を渡る軸23に回転自在に支持され、ラッチ板13はそれぞれ側木4の外側に90°回転するように軸23の廻りに付けられたバネ24により付勢されている。
取手部7のハンドル12からワイヤ25が側木4に這わされてラッチ板13の自由端側に固定されている。
そして、上側梯子2を引き上げて側木4のラッチ板13が取付けられた箇所が案内レール10の上端より上に達するとラッチ板13はバネ24の力で90°回転され、水平方向に広がる。一方、ハンドル12を握るとワイヤ25が縮まり、ラッチ板13が90°反転して垂直になる。
また、上側梯子2を上方に引き上げてラッチ板13により手を離したときの上側梯子部8の側木4には、乗場敷居6の溝に連なる位置に穴が空けられている。そして、溝の断面より小さい断面の横棒をその穴に入れることにより閂が掛けられ上側梯子2を乗場敷居6に固定する。
次に、この発明の実施の形態1に係る乗場敷居一体型梯子を収納状態から展開状態に展開する手順を説明する。
この発明の実施の形態1に係る乗場敷居一体型梯子は図1に示すようにピット内に収納されている。
ハンドル12を握ると横木11が穴12の中に引っ込むことにより取手部7と乗場敷居6との係合を外し取手部7を上方に引き上げることができるようにする。このとき同時にワイヤ25が縮められるのでラッチ板13も垂直に位置する。
そして、ハンドル12を握りながら取手部7を引き上げて最も高い位置まで達したときハンドル12を離すとラッチ板13がバネ24により90°回転して水平になる。そこで、取手部7を離すとラッチ板13が案内レール10の上端に当るまで降下して停止する。
それから乗場敷居6の溝に連なる位置に空けられた側木4の穴に横棒を挿入して上側梯子2を乗場敷居6に固定する。
このようにして図4に示すように乗場敷居一体型梯子を展開することができ、乗場敷居6の上方に引き出された上側梯子2に掴まりながら昇降路内に体を入り込ませることができる。
次に、この発明の実施の形態1に係る乗場敷居一体型梯子を展開状態から収納状態に収納する手順を説明する。
まず、乗場敷居6の溝に連なる位置に空けられた側木4の穴に挿入されていた横棒を引き抜き上側梯子2を乗場敷居6から自由にする。
それから、取手部7を最も高い位置まで引き上げ、そこでハンドル12を握る。すると、ワイヤ25が縮まり、ラッチ板13が空間14内に入るので、案内レール10と上側梯子2との係合が外れ上側梯子2が案内レール10に案内されて降下することができる。
そして、取手部7が乗場敷居6の切欠部15に填ったらハンドル12を離す。すると横木11が乗場敷居6の穴26に入り、取手部7が乗場敷居6に固定される。
この発明の実施の形態1に係る乗場敷居一体型梯子は、収納状態では取手部7が乗場敷居6の一部として収納されているのでカゴの運行の邪魔にはならないし、取手部7を乗場敷居6との係合を外しながら引き上げるだけで展開状態に移行させることができるのではピット内に梯子を準備するために要する時間がわずか10秒足らずであるという効果を奏する。
また、取手部7を最も高い位置まで引き上げてハンドル12を握りながら降ろすだけで収納状態に移行させることができるのではピット内の梯子を片づけるために要する時間がわずか10秒足らずであるという効果を奏する。
また、乗場敷居一体型梯子を乗場の昇降口の片側に偏って配置するので、人が体の横に隙間の余裕を持って梯子を使用することができ、災害の発生を防止できるという効果を奏する。
なお、上述の実施の形態1に係る乗場敷居一体型梯子は、2段梯子の例で説明したが、3段梯子以上であっても良い。
また、上述の説明では乗場敷居一体型梯子を使用するときの安全装置について説明しなかったが、例えば、乗場敷居6の穴26に横木11が挿入されていないとき穴26の奥に配置されたマイクロスイッチがOFFされ、その信号がエレベータ制御装置に入力され、エレベータの起動を不可とする安全装置を配備する。
また、カゴが最下階に停止しているときには取手部7を引き上げることができないように係止する手段を取付けておいても良い。
また、いたずら防止のためにハンドル12に施錠して鍵を持参した人だけが乗場敷居一体型梯子を使用できるようにしても良い。
1 下側梯子、2 上側梯子、3 (ピットの)床、4 側木、5 踏さん、7 取手部、8 上側梯子部、9 下側梯子部、10 案内レール、11 横木、12 穴、13 ラッチ板、14 空間、15 切欠部、21 バネ、22 ワイヤ、23 軸、24 バネ、25 ワイヤ、26 穴。

Claims (1)

  1. エレベータの最下階の乗場からピットに降りるときに使用する乗場敷居一体型梯子において、
    上記ピットの床に縦立する下側梯子と上記下側梯子から上方に延びる少なくとも1つの上側梯子とから構成され、
    上記下側梯子および最も上に位置する上記上側梯子を除く上記上側梯子は、自身より次に高い上記上側梯子を案内する案内レールを備え、
    最も上に位置する上記上側梯子の上部には、乗場敷居に納められているとき上記乗場敷居と一体として敷居の働きを果たす取手部が設けられることを特徴とする乗場敷居一体型梯子。
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