JP2011199922A - ハーフブリッジ形dc/dcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタリアクトルを大形にすることなしに、安定して出力電圧の一定値制御が可能なハーフブリッジ形DC/DCコンバータを提供する。
【解決手段】第1スイッチング素子4と第2スイッチング素子5とを交互にオン/オフ駆動することによりトランス8の2次巻線の両端から変圧された交流電圧を出力するハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、交流電圧を直流の整流電圧に変換する整流回路9、整流電圧を平滑化して所定の出力電圧を所定の負荷回路13に供給するフィルタ回路10、整流回路9とフィルタ回路10との間にあって、負荷回路13に流れる負荷電流Ioの大きさに応じて、フィルタ回路10を構成するリアクトル成分にインダクタ値を追加するためのリアクトル成分を有するリアクトル追加回路20を備え、フィルタリアクトルのインダクタンス値を大きくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明はハーフブリッジ形DC/DCコンバータに関し、特に2つのスイッチング素子を用いて直流電圧を所定の交流電圧に変換し、更にそれを所定の直流電圧に変換するDC/DCコンバータに関する。
図9は、従来のハーフブリッジ形DC/DCコンバータの代表的な主回路およびその制御ブロックを示す図である。
ハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、一般に2つの直流電源を必要とするが、図9に示した例は、直流電源1に等容量の第1分圧コンデンサ2と第2分圧コンデンサ3との直列接続回路を接続して、直流電源1の電圧(2Vdc)を2分の1に分圧して2つの電圧信号Vdcを有した直流電源として構成されている。この第1分圧コンデンサ2と第2分圧コンデンサ3との直列接続回路には、同じNチャネル半導体からなる第1スイッチング素子4と第2スイッチング素子5との直列接続アームが並列に接続されている。第1スイッチング素子4のゲートには、ゲート駆動用増幅回路6が接続され、第2スイッチング素子5のゲートには、ゲート駆動用増幅回路7が接続されている。ゲート駆動用増幅回路6およびゲート駆動用増幅回路7は、それぞれゲート駆動パルス信号G1,G2を受けている。
第1分圧コンデンサ2と第2分圧コンデンサ3との接続点は、単相の絶縁トランス8の1次巻線の一方に接続されている。第1スイッチング素子4のソースと第2スイッチング素子5とのドレインとの接続点は、絶縁トランス8の1次巻線の他方に接続されている。絶縁トランス8の2次巻線は、整流回路9の第1、第2の整流ダイオードDs1,Ds2の交流入力側とそれぞれ接続され、その直流出力がフィルタ回路10を構成するフィルタリアクトル11を通してコンデンサ12と接続されている。このコンデンサ12の両端は、ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの直流出力であり、所定の大きさの負荷回路13が接続される。
このハーフブリッジ形DC/DCコンバータでは、ゲート駆動パルス信号G1,G2によって第1スイッチング素子4と第2スイッチング素子5とを交互にオン/オフ駆動することにより、直流電源1からの電圧信号Vdcが矩形波形の交流電圧をもつ電圧信号Vt1に変換されて絶縁トランス8の1次巻線端子に給電される。絶縁トランス8の2次巻線はセンタタップ巻線構造を有しており、そのセンタ端子が負荷回路13のマイナス線となり、それぞれの2次巻線の両端子から変圧された電圧信号Vt2,Vt3が整流回路9に供給されている。これらの電圧信号Vt2、Vt3は、整流回路9を通して直流の整流電圧Vdに変換され、フィルタリアクトル11およびコンデンサ12を通して平滑化され、直流の出力電圧Voとなって負荷回路13に給電される。
ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの出力電圧Voは、出力電圧検出回路14によって検出され、制御ブロックに帰還される。制御ブロックは、電圧調整回路15およびゲートパルス発生回路16を有している。電圧調整回路15には、ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの出力電圧を設定する出力電圧設定入力Vsetと、出力電圧検出回路14によって検出された出力電圧帰還入力Vfbとが入力され、出力電圧Voの設定電圧からの変動分を表す第1の制御信号S1が出力されている。ゲートパルス発生回路16は、電圧制限回路161と、ゲートパルス生成回路162とを有している。
この電圧制限回路161は、第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5が確実にオン/オフ時間を確保すると共に第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5の同時オンにより上下アームが短絡することを防止するための回路である。そのため、電圧制限回路161ではゲート駆動パルス信号G1,G2の最大オン時間幅を制限するように、電圧調整回路15から受けた第1の制御信号S1に対してその電圧値が制限された第2の制御信号S2を出力している。
図10は、ゲートパルス生成回路によるゲート駆動パルス信号の生成ロジックを示す信号波形図である。
この電圧制限回路161で実行される第1の制御信号S1に対する電圧制限は、図10に示した例では、それぞれ最小制限電圧値ΔVcw、最大制限電圧値(Vcw−ΔVcw)に設定している。これにより、第1の制御信号S1が0になっても、第2の制御信号S2は最小制限電圧ΔVcwに保持され、第1の制御信号S1が(Vcw−ΔVcw)より高くなっても、第2の制御信号S2は、最大制限電圧(Vcw−ΔVcw)に保持される。ここで、ゲート駆動パルス信号G1,G2の重なり時間が生じないように、それらのパルス幅を制限することによって第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5が同時にオンとなるアーム短絡を防止する必要がある。そのため、第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5をオン/オフするスイッチング動作の可能な最小時間に対応する電圧値が、この最小制限電圧値ΔVcwとして設定される。
次に、ゲートパルス生成回路162において、第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5のオン/オフ制御のためのゲート駆動パルス信号G1,G2を生成するロジックについて説明する。
ゲートパルス生成回路162は、基準キャリヤー信号cw1,cw2を発生させる回路を内部に有している。基準キャリヤー信号cw1,cw2は、ハーフブリッジの第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5を180度の位相差をもって、規定周波数(キャリヤー周波数Fc)で交互にスイッチングさせる信号である。図10では、基準キャリヤー信号cw1,cw2の信号波形は、それぞれ2Vcwのピーク電圧値を有し、互いに180度の位相差を有する二等辺三角波として示されている。
なお、このようなキャリヤー信号によりゲート駆動パルス信号を生成するスイッチング装置としては、波形成形回路を使用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ゲートパルス生成回路162に入力された第2の制御信号S2は、第1スイッチング素子4のゲート駆動パルス信号G1を発生させるための基準キャリヤー信号cw1、および第2スイッチング素子5のゲート駆動パルス信号G2を発生させるための基準キャリヤー信号cw2とそれぞれ電圧比較される。ゲート駆動パルス信号G1は、S2>cw1の範囲にあるときオン信号を出力し、ゲート駆動パルス信号G2は、S2>cw2の範囲にあるときオン信号を出力する。
図11は、ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの各部の信号波形を示す図である。
ハーフブリッジ形DC/DCコンバータには、上述のようなゲート駆動パルス信号G1,G2が図9に示すゲート駆動用増幅回路6,7に入力されて第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5がオン/オフする。このとき、絶縁トランス8の1次巻線には、図11(D)に示す1次電流It1が流れ、その結果、同図(C)に示すような矩形波交流電圧の電圧信号Vt1が印加される。絶縁トランス8の2次巻線はセンタタップ巻線構造を有しており、そのセンタ端子が負荷回路13のマイナス線となり、その両端子からそれぞれ図11(E),(F)に示す電圧信号Vt2,Vt3が整流回路9に供給されている。ここで、Tpw2は一方の2次巻線からの電圧信号Vt2の導通時間(電圧オン幅)、Tpo2はその非導通時間(電圧オフ幅)を示している。また、Tpw3は他方の2次巻線からの電圧信号Vt3の導通時間、Tpo3はその非導通時間を示している。
これら2次巻線の電圧信号Vt2,Vt3は、整流回路9により全波整流されて図11(G)に示すような矩形波形のパルス列をなす整流電圧Vdとなり、更に、フィルタリアクトル11およびコンデンサ12を通って平滑されることにより、同図(K)に示す直流の出力電圧Voが得られる。この出力電圧Voは、制御ブロックの電圧調整回路15により、その出力電圧設定入力Vsetにて設定された電圧値に調整される。
一般に、この種のハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、電圧変動の大きい未調整の高電圧直流入力を絶縁して、一定の低電圧の直流電圧に変換する制御電源装置として、種々の用途に使用するための定電圧電源に使用されている。このような制御電源装置の容量としては最大でも数kW程度のものであるから、スイッチング素子に高速動作が可能なMOSFETやIGBT等を広く利用することにより、装置の小形化、軽量化、高効率化、低価格化等を促進するようにしている。しかも、こうした制御電源装置の高速化、大容量化にともなって、スイッチング素子をできるだけ高周波で動作させることが望まれている。
次に、図9の回路常数の一例として、直流電源1の電圧信号Vdcの大きさが150Vから350Vの範囲で変動するとき、直流の出力電圧Voの大きさをDC50Vで一定(±1%)とし、出力電流Ioが最大20A(100%)として変動範囲を最大100%から最小1%までとした場合について説明する。
第1、第2スイッチング素子4,5としてIGBTを適用する。この種の大容量素子はターンオン時間で0.3μsec、ターンオフ時間で0.6μsec程度のスイッチング速度を有する。そこで、これらの第1、第2スイッチング素子4,5で確実にオン/オフ動作を行うために必要な時間としては、およそ1μsecが想定される。
また、図11の信号波形図において、絶縁トランス8の1次巻線の電圧信号Vt1(同図(C))の導通時間をTpw1とし、非導通時間をTpo1とする。ここで、絶縁トランス8における各巻線の自己インダクタンスおよび励磁インダクタンスの影響を無視できるとすると、図11(E),(F)に示す電圧信号Vt2,Vt3との間で次の関係が成り立つ。
Tpw1=Tpw2=Tpw3 …(1)
Tpo1=Tpo2=Tpo3 …(2)
通常では、第1、第2スイッチング素子4,5の確実なオン/オフ動作のためには、電圧オン時間、オフ時間に50%の余裕を持たせて設定される。そこで、各巻線の最小導通時間Tpw1m,Tpw2m,Tpw3m、および最小非導通時間Tpo1m,Tpo2m,Tpo3mのいずれも1.5μsecとする。また、絶縁トランス8の2次側で整流される整流電圧Vdのパルス幅Tpw(図11(G)参照)についても、以下の関係が成り立つ。
Tpw=Tpw1=Tpw2=Tpw3 …(3)
特開2003−88113号公報(段落番号〔0038〕および図5参照)
図12は、ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの出力電流とフィルタリアクトルのインダクタンス値の関係を示す特性図である。ここでは、図9に示すハーフブリッジ形DC/DCコンバータが上述した回路常数に設定されているとして、出力電圧Vo=50V(一定)に制御するために必要なフィルタリアクトル11のインダクタンス値Lfを縦軸に、出力電流Ioを横軸に示す。絶縁トランス8の1次側に電圧信号Vdc=350V(最大)を印加し、整流電圧Vdのパルス幅Tpwを1.5[μsec](最小値)とする制限をかけて、出力電流Ioを100%から2%まで減らした場合に必要なインダクタンス値Lfを示している。
この図12に示す特性によれば、出力電流Ioが100%から10%までの範囲(すなわち、20Aから2Aの範囲)では、フィルタリアクトル11のインダクタンス値Lfが20μHであっても、出力電圧Voを50V一定に制御可能である。また、出力電流Ioがその最大値(20A)の2%にまで更に小さくなっても、フィルタリアクトル11のインダクタンス値Lfが275μHだけあれば、出力電圧Voにはリップルが生じないで、その大きさが50Vに保持される。
ところが、直流電源1からの入力電圧(2Vdc)が高くなり、負荷回路13への出力電流Ioがその最大値の10%以下にまで小さくなる場合、出力電流Ioの低減に応じてフィルタリアクトル11のインダクタンス値Lfを大きくしなければ、絶縁トランス8の巻線電圧のパルス幅が小さくなって、上述した整流電圧Vdのパルス幅制限(1.5μsec)に抵触する。そのため、出力電圧Voが一定値に制御されず、大きなリップルが生じてしまう。
このように、従来のハーフブリッジ形DC/DCコンバータでは、直流電源電圧Vdcや出力電流Ioが大きく変動するとき、フィルタリアクトル11のインダクタンス値Lfによっては出力電圧Voを安定して一定値に制御することができない場合があった。しかも、フィルタリアクトル11は、そこに流れる電流Idの値に対応して大きくすれば、そこで消費されるエネルギーが大きくなるため、フィルタリアクトル11も大型のものを用いることが不可欠となる。したがって、従来のハーフブリッジ形DC/DCコンバータではその小形、軽量化という要請と安定した出力電圧一定制御が互いに相反するという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、直流電源電圧が大きくなって整流電圧のパルス幅制限にかかるまでに出力電流値が小さくなる場合でも、フィルタリアクトルを大型にすることなしに、安定して出力電圧の一定値制御が可能なハーフブリッジ形DC/DCコンバータを提供することにある。
本発明では上記の課題を解決するために、直流電源に第1分圧コンデンサと第2分圧コンデンサとの直列接続回路および第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との直列接続アームがそれぞれ並列に接続され、前記第1分圧コンデンサと前記第2分圧コンデンサとの接続点および前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点がトランスの1次巻線端子にそれぞれ接続され、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とを交互にオン/オフ駆動することにより前記トランスの2次巻線の両端から変圧された交流電圧を出力するハーフブリッジ形DC/DCコンバータにおいて、前記交流電圧を直流の整流電圧に変換する整流回路と、前記整流電圧を平滑化して所定の出力電圧を所定の負荷回路に供給するフィルタ回路と、前記整流回路と前記フィルタ回路との間にあって、前記負荷回路に流れる負荷電流の大きさに応じて、前記フィルタ回路を構成するリアクトル成分にインダクタ値を追加するためのリアクトル成分を有するリアクトル追加回路と、を備えたことを特徴とするハーフブリッジ形DC/DCコンバータが提供される。
このようなハーフブリッジ形DC/DCコンバータでは、整流回路とフィルタ回路との間にリアクトル追加回路を設けているので、負荷回路への出力電流が小さくなって整流電圧のパルス幅が制限値にかかる前に、フィルタ回路のフィルタリアクトルと直列にリアクトルを追加するようにして、フィルタリアクトルのインダクタンス値を大きくすることができる。
上記構成のハーフブリッジ形DC/DCコンバータによれば、フィルタ回路のフィルタリアクトルのインダクタンス値を切り替えることで小出力電流まで安定した出力電流の一定制御が行えると同時に、装置全体の小形化、軽量化が実現でき装置コストの大幅な低減が可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るハーフブリッジ形DC/DCコンバータの主回路およびその制御ブロックを示す図である。 ハーフブリッジ形DC/DCコンバータが最小パルス幅で整流電圧を生成して動作する際の信号波形を示す図である。 ハーフブリッジ形DC/DCコンバータが最大パルス幅で整流電圧を生成して動作する際の信号波形を示す図である。 ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの出力電流と出力電圧との関係を示す特性図である。 図1の出力電流検出回路における信号生成ロジックの一例を示す回路ブロック図である。 図1のリアクトル追加回路の変形例を示す回路ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るハーフブリッジ形DC/DCコンバータの主回路およびその制御ブロックを示す図である。 図7の電圧幅比較回路における信号生成ロジックを示す回路ブロック図である。 従来のハーフブリッジ形DC/DCコンバータの代表的な主回路およびその制御ブロックを示す図である。 ゲートパルス生成回路によるゲート駆動パルス信号の生成ロジックを示す信号波形図である。 ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの各部の信号波形を示す図である。 ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの出力電流とフィルタリアクトルのインダクタンス値の関係を示す特性図である。
以下、本発明のハーフブリッジ形DC/DCコンバータの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るハーフブリッジ形DC/DCコンバータの主回路およびその制御ブロックを示す図である。なお、図1において、上述の図9に示した構成要素と同じ、または均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
また、図1のハーフブリッジ形DC/DCコンバータの主回路部の構成では、図9に示す出力電圧検出回路14、電圧調整回路15、およびゲートパルス発生回路16の図示を省略しているが、図1のものも同様の構成を備え、第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5のオン/オフ制御のためのゲート駆動パルス信号G1,G2を生成している。
本実施の形態のハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、図9の従来構成に加えて、リアクトル追加回路20を備えている点に特徴がある。このリアクトル追加回路20は、整流回路9とフィルタ回路10との間にあって、フィルタリアクトル11と直列に挿入されたもので、出力電流Ioが小さくなって整流電圧Vdのパルス幅Tpwが制限値にかかる前にその電流値Ioを検出して、フィルタリアクトル11のインダクタンス値を大きくするようにリアクトルを追加したものである。
リアクトル追加回路20は、スイッチング素子201と、このスイッチング素子201と直列に接続された逆電流阻止用のダイオードDsと、これらのスイッチング素子201およびダイオードDsの直列回路と並列に接続されたリアクトル202とを備えている。整流回路9からの整流電流Idが通常電流の時は、スイッチング素子201はオン、電流が決められた電流値以下まで小さくなるとオフして、リアクトル202がフィルタリアクトル11と直列に入るように動作する。
次に、このスイッチング素子201をオフにするタイミングについて説明する。
図2は、ハーフブリッジ形DC/DCコンバータが最小パルス幅で整流電圧を生成して動作する際の信号波形を示す図である。すなわち、電圧制限回路161からゲートパルス発生回路16に出力される第2の制御信号S2を最小制限電圧値ΔVcwとした場合には、それぞれ第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5に供給されるゲート駆動パルス信号G1,G2のオン時間は、最小パルス幅(Tpw1m=1.5μsec)となる。
図3は、ハーフブリッジ形DC/DCコンバータが最大パルス幅で整流電圧を生成して動作する際の信号波形を示す図である。この場合には、電圧制限回路161からゲートパルス発生回路16に出力される第2の制御信号S2が最大制限電圧値(Vcw−ΔVcw)となって、このとき第1スイッチング素子4および第2スイッチング素子5に供給されるゲート駆動パルス信号G1,G2のオフ時間が最小パルス幅(Tpo1m=1.5μsec)となる。
図1において、一例として絶縁トランス8の巻線数比(1次:2次)をn:1とすると、フィルタリアクトル11のインダクタンス値Lf、追加されるリアクトル202のインダクタンス値Lfa、およびフィルタ回路10のコンデンサ12のキャパシタンス値Cfが以下のように設計される。ここでは、図9の従来装置と同様に、直流電源1の電圧信号を2Vdc、整流電圧をVd、出力電圧をVo、出力電流をIoとする。
図1のハーフブリッジ形DC/DCコンバータを制御するゲート駆動パルス信号G1,G2が、図9のものと同様、制御ブロックのゲートパルス生成回路162におけるキャリヤー周波数(fc=40kHz)によって決定されているものとする。このとき、1/fc=25.0μsecとなり、整流電圧Vdのパルス幅Tpwの調整可能範囲は、最小パルス幅を1.5μsec、最大パルス幅を11.0μsec(12.5−1.5)と設定することで、リアクトル追加回路20を備えていない従来のハーフブリッジ形DC/DCコンバータであれば、その調整可能範囲は(11.0−1.5)/12.5=0.76、すなわち76%である。
次に、本実施の形態において、直流電源1の電圧変動、出力電流Ioの変動範囲の中で、最も厳しい条件のもとで出力電圧Voを一定に確保するための条件について説明する。
直流電源1の電圧信号Vdc、出力電流Ioについては、Vdc=最小、Io=最大で整流電圧Vdのパルス幅Tpwが最大となり、そのとき出力電圧Voが50V以上でなければいけない。すなわち、Vdc=150V、Io=20Aの時、Tpw=11.0μsecでVo>50Vとするためには、絶縁トランス8の巻線数比については、以下の条件が必要となる。
(150V×11.0μsec/12.5μsec)n>50V …(4)
これは、巻線比nについて、n<2.64となることを示している。そこで、巻線ドロップ、トランス損失等を考慮して、n=2.4とする。
フィルタ回路10において、コンデンサ12のキャパシタンス値Cfの値は、Vdc=350V、Io=20Aの時、Tpw=12.5μsec/2として、出力電圧Voのリップル率が1%以下となるように設計される。すなわち、
Cf≧Id(Δt/ΔV) …(5)
において、Δt=Tpw=(12.5/2)μsec、ΔV=50V×1%=0.5とすれば、上式からはCf≧250μFとなるから、このキャパシタンス値Cfを300μFに設定する。
また、フィルタリアクトル11のインダクタンス値Lfは、Vdc=350V、Io=20Aの時、Idcの変化幅(=ΔIdc)が20Aとなるように設計される。すなわち、
Lf=V(Δt/ΔI)
={(Vdc/n)−Vo}(Tpw/ΔIdc) …(6)
ここで、整流電圧Vdのパルス幅Tpwは、
Tpw=Vo×(n/Vdc)×(1/2fc) …(7)
より、50V×(2.4/350)×(1/2fc)=4.28μsecとなる。
したがって、上式からフィルタリアクトル11のインダクタンス値Lfを計算するとLf=20.5μHとなるが、ここでは20μHに設定する。
図4は、ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの出力電流と出力電圧との関係を示す特性図である。
ここでは、上述した回路常数を用いて、Vdc=350V(最大)、整流電圧Vdのパルス幅Tpw=1.5μsec(最小)、出力電圧Vo=50V、負荷回路13の抵抗値Rzoを最大出力電流20Aのときの抵抗値(50V/20A=2.5Ω)より大きく設定して、出力電流Ioを100%から2%まで減らした場合のVo=50Vの一定制御が可能となる範囲を図示している。
ここでは、出力電流Ioが100%から10%までの範囲ではVo=50Vの一定制御が可能であるが、負荷回路13の抵抗値Rzoが2.5Ω以上となって出力電流Ioが10%以下になるとき、インダクタンス値Lfがそのままの大きさであれば出力電圧Voは上昇して、それを50V一定に制御することはできない。これは、整流電圧Vdのパルス幅Tpwが制限値1.5μsecに制限され、これ以上パルス幅を小さくできないからである。
そこで、出力電流Ioが100%から10%までの範囲ではインダクタンス値Lfを20μH、出力電流Ioが10%から2%に変化する場合に、リアクトル追加回路20のスイッチング素子201をオフにして、リアクトル202とフィルタリアクトル11とを直列接続する。ここでは、追加されるリアクトル202のインダクタンス値Lfを275μHとする。これにより、図12に示すように出力電流Ioが10%から2%に変化しても、出力電圧Voを50V(一定)に制御することができる。
一般にコイルの体積は、その内部エネルギーの大きさに比例する。リアクトル202とフィルタリアクトル11の内部エネルギーを比較すると、追加されるリアクトル202では、(1/2)×275μH×(2A)2 =550[μJ]、フィルタリアクトル11では、(1/2)×20μH×(20A)2 =4000[μJ]となる。したがって、追加されるリアクトル202の体積は、フィルタリアクトル11の体積の13.7%(550/4000=0.137)でよい。
これに対して、図9に示す従来装置で対応する場合には、出力電流Ioが100%(20A)流れる場合にも、フィルタリアクトル11がインダクタンス値275μHだけ必要となる。したがって、フィルタリアクトル11の内部エネルギーは、(1/2)×275μH×(20A)2 =55,000[μJ]となる。このように、出力電流Ioに応じてリアクトル追加回路20を挿入し、あるいは切り離して対応する本実施の形態では、フィルタリアクトルに要する体積が(4000+550):55,000=455:5500の割合、すなわち8.3%程度まで小さくなって、ハーフブリッジ形DC/DCコンバータの小形化、軽量化に大きく寄与できる。
ただし、リアクトル追加回路20のスイッチング素子201と逆電流阻止用のダイオードDsには、最大出力電流20Aを許容する通電素子を選ばなければならない。しかし、これらの素子によるエネルギー損失は全損失の2〜3%程度であって、このリアクトル追加回路20によって装置効率が大きく低下するおそれはない。
なお、出力電流Ioの小電流は変流器21で検出され、その検出電流値Ioが出力電流検出回路22に入力される。出力電流検出回路22では、基準電流値Iomに対してそのプラス側にΔI、マイナス側に−ΔIの電流幅でヒステリシス特性が設定されている。この電流幅(=2ΔI)は、出力電流Ioの電流リップル値を感知しない幅値に設定しておく。例えば、基準電流値Iomを出力電流Ioの最大値(20A)の5%に、ヒステリシス電流幅ΔIを基準電流値Iomの10%とすれば、基準電流値Iomが1Aとなり、ヒステリシス電流幅ΔIが0.1Aとなる。
図5は、図1の出力電流検出回路における信号生成ロジックの一例を示す回路ブロック図である。
この出力電流検出回路22は、第1コンパレータ221、第2コンパレータ222、JKフリップフロップ223、および論理否定回路224によって構成されている。変流器21で検出された電流検出値Ioは、第1コンパレータ221、第2コンパレータ222にそれぞれ供給される。第1コンパレータ221では、電流検出値Ioが電流値(Iom+ΔI)と比較され、比較結果がJKフリップフロップ223のJ入力信号となる。第2コンパレータ222では、電流検出値Ioが電流値(Iom−ΔI)と比較され、論理否定回路224で反転された比較結果がJKフリップフロップ223のK入力信号となる。そして、JKフリップフロップ223のQ出力信号がゲート駆動用アンプ23に供給されて、リアクトル追加回路20のスイッチング素子201を所定のタイミングでオン/オフ制御するようにしている。こうして、出力電流Ioが10%(2A)以下に減少したことを変流器21で検知すると、スイッチング素子201をオフしてフィルタリアクトル11にリアクトル202が追加される。
図6は、図1のリアクトル追加回路の変形例を示す回路ブロック図である。
リアクトル追加回路30では、リアクトル302とリアクトル303との直列回路が、スイッチング素子301およびダイオードDsの直列回路に対して並列に接続されている。リアクトル303には、電流ゼロ付近ではリアクトルとして動作して、エネルギー損失がほぼゼロとなる可飽和リアクトルが用いられる。このリアクトル303は、コアが飽和するとインダクタンス成分が急激に減少し、コアで発生するヒステリシス損失が増加する。したがって、そこに流れる電流値が0.4A以上で飽和するように設定しておけば、更に小さな出力電流Ioまで制御が可能になる。
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るハーフブリッジ形DC/DCコンバータの主回路およびその制御ブロックを示す図である。
このハーフブリッジ形DC/DCコンバータは、出力電流が小さくなり、整流電圧Vdのパルス幅Tpwが制限値にかかる前に絶縁トランス8の電圧信号Vt1の導通時間Tpw1を検出して、リアクトル追加回路20によってフィルタリアクトル11のインダクタンス値Lfを増加するように構成されている。リアクトル追加回路20の構成、およびその動作は、第1の実施の形態のものと同じである。
電圧検出トランス24は、絶縁トランス8の1次巻線と並列に接続されている。これは、出力電流Ioが小さくなり、絶縁トランス8の1次巻線の電圧信号Vt1の導通時間Tpw1が基準時間より短くなったタイミングを検出するための回路であって、電圧幅比較回路25を介してリアクトル追加回路20のインダクタンス値を制御している。
電圧信号Vt1の導通時間Tpw1は電圧検出トランス24で電圧値として検出され、電圧幅比較回路25に入力される。この電圧幅比較回路25では、基準時間Tmに対してそのプラス側にΔT、マイナス側に−ΔTの時間幅でヒステリシス特性が設定されている。この時間幅(=2ΔT)は、出力電流Ioの電流リップル値を感知しない幅値に設定してある。
リアクトル追加回路20では、電圧信号Vt1の導通時間Tpw1が通常の長さである間は、スイッチング素子201をオンとしておく。そして、電圧信号Vt1の導通時間Tpw1が(Tm−ΔT)より短くなると、電圧幅比較回路25の制御信号S4がゲート駆動用アンプ23を介してリアクトル追加回路20に出力され、スイッチング素子201がオフされる。これにより、フィルタリアクトル11にリアクトル202が直列に接続され、そのインダクタンスが追加される。
すなわち、出力電流Ioが100%から10%までの範囲では、整流電圧Vdのパルス幅Tpwが基準時間Tm以上であるため、Vo=50Vの一定制御が可能である。したがって、フィルタリアクトル11のインダクタンス値Lfは20μHでよい。そして、出力電流Ioが10%から2%に変化する間に、電圧信号Vt1の導通時間Tpw1が基準時間(Tm−ΔT)以下に短くなって、リアクトル追加回路20のスイッチング素子201をオフにすれば、リアクトル202とフィルタリアクトル11とが直列接続される。したがって、例えば図12に示すように出力電流Ioが10%から2%に変化しても、出力電圧Voを50V(一定)に制御することができる。
図8は、図7の電圧幅比較回路における信号生成ロジックを示す回路ブロック図である。
この電圧幅比較回路25は、波形成形要素251、第1、第2の時間遅延要素252,253、2つの論理積(アンド)回路254,255、論理否定回路256、およびJKフリップフロップ257によって構成されている。波形成形要素251は、電圧信号Vt1を、その導通時間Tpw1に比例したパルス幅の制御信号S4に成形する。この制御信号S4は、第1の時間遅延要素252と第2の時間遅延要素253、および2つの論理積回路254,255にそれぞれ供給される。第1の時間遅延要素252では、制御信号S4のパルス幅が基準時間(Tm+ΔT)と比較され、その比較結果が論理積回路254を介してJKフリップフロップ257のJ入力信号とされる。第2の時間遅延要素253では、制御信号S4のパルス幅が基準時間(Tm−ΔT)と比較され、その比較結果が論理積回路255および論理否定回路256を直列に介してJKフリップフロップ257のK入力信号となる。そして、JKフリップフロップ257のQ出力信号が制御信号S5としてゲート駆動用アンプ23に出力され、リアクトル追加回路20のスイッチング素子201を所定のタイミングでオン/オフ制御するようにしている。
こうして、電圧検出トランス24の導通時間Tpw1の増減を検出することによって、出力電流Ioが10%(2A)以下に減少したことを検知してスイッチング素子201をオフすれば、フィルタリアクトル11に直列にリアクトル202が追加される。
1 直流電源
2 第1分圧コンデンサ
3 第2分圧コンデンサ
4 第1スイッチング素子
5 第2スイッチング素子
6,7 ゲート駆動用増幅回路
8 絶縁トランス
9 整流回路
10 フィルタ回路
11 フィルタリアクトル
12 コンデンサ
13 負荷回路
14 出力電圧検出回路
15 電圧調整回路
16 ゲートパルス発生回路
161 電圧制限回路
162 ゲートパルス生成回路
20 リアクトル追加回路
21 変流器
22 出力電流比較回路
23 ゲート駆動用アンプ
24 電圧検出トランス
25 電圧幅比較回路
201 スイッチング素子
202 リアクトル

Claims (6)

  1. 直流電源に第1分圧コンデンサと第2分圧コンデンサとの直列接続回路および第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との直列接続アームがそれぞれ並列に接続され、前記第1分圧コンデンサと前記第2分圧コンデンサとの接続点および前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点がトランスの1次巻線端子にそれぞれ接続され、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とを交互にオン/オフ駆動することにより前記トランスの2次巻線の両端から変圧された交流電圧を出力するハーフブリッジ形DC/DCコンバータにおいて、
    前記交流電圧を直流の整流電圧に変換する整流回路と、
    前記整流電圧を平滑化して所定の出力電圧を所定の負荷回路に供給するフィルタ回路と、
    前記整流回路と前記フィルタ回路との間にあって、前記負荷回路に流れる負荷電流の大きさに応じて、前記フィルタ回路を構成するリアクトル成分にインダクタ値を追加するためのリアクトル成分を有するリアクトル追加回路と、
    を備えたことを特徴とするハーフブリッジ形DC/DCコンバータ。
  2. 前記負荷回路に流れる負荷電流の大きさを検出する変流器と、
    前記変流器で検出された電流検出値が入力され、前記電流検出値を所定の基準電流値と比較することによって前記リアクトル追加回路のインダクタ値を追加するか否かを設定する出力電流比較回路と、
    を有していることを特徴とする請求項1記載のハーフブリッジ形DC/DCコンバータ。
  3. 前記出力電流比較回路では、前記電流検出値が減少する際の前記基準電流値と前記電流検出値が増加する際の前記基準電流値との間に所定の大きさのヒステリシス電流幅が設定されていることを特徴とする請求項2記載のハーフブリッジ形DC/DCコンバータ。
  4. 前記トランスの1次側に生じる電圧信号の大きさを検出する電圧検出トランスと、
    前記電圧検出トランスで検出された電圧検出値が入力され、前記電圧検出値の導通時間を所定の基準時間と比較することによって前記リアクトル追加回路のインダクタ値を追加するか否かを設定する電圧幅比較回路と、
    を有していることを特徴とする請求項1記載のハーフブリッジ形DC/DCコンバータ。
  5. 前記電圧幅比較回路では、前記電圧検出値の導通時間が減少する際の前記基準時間と前記電圧検出値の導通時間が増加する際の前記基準時間との間に所定の大きさのヒステリシス時間幅が設定されていることを特徴とする請求項4記載のハーフブリッジ形DC/DCコンバータ。
  6. 前記リアクトル追加回路は、第1のリアクトル成分と直列に接続される可飽和リアクトルからなる第2のリアクトル成分を備えていることを特徴とする請求項1記載のハーフブリッジ形DC/DCコンバータ。
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