JP2011194405A - レーザー加工装置 - Google Patents

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祐二 棚田
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Abstract

【課題】レーザー加工装置において、エネルギー損失が少なく、エッジが効いた(すなわち加工されている部分とされていない部分との違いが明確な)形状で高速なライン加工を実現する。
【解決手段】レーザーヘッド1から出力されるレーザー光についてエキスパンダー光学系2によって成形を行って平行光を生成する。この成形された平行光について、絞り部3により、その少なくとも一部分を必要に応じて遮断する。成形されたレーザー光を、絞り部3、レーザー用光学鏡筒4、対物レンズ5を介して自動搬送ステージ6に載置された加工対象7に照射して加工を行う。エキスパンダー光学系2によってレーザー光を成形し、成形後の光について絞り処理を行うことにより、エネルギー損失が少なく、エッジが効いた形状で加工を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明はレーザー加工装置に関し、特に基板などの加工対象を搬送しながらレーザー光を照射して加工を施すレーザー加工装置に関する。
一般に、レーザー加工を行う場合に、所望のビーム形状を得るには、その形状に応じた大きさの開口を有するスリット機構を用いることが多い。例えば、対物レンズを用いたレーザー加工装置では、レーザー光の照射形状を変える場合に、スリット機構を用いることがある。スリット機構は、光を透過する部分と光を遮蔽する部分とを有しており、光を透過する部分の形状が加工対象への光の照射形状になる。
なお、複数のシリンドリカルレンズからなるアレイレンズを用いて生成した、平行な複数のレーザー光によって加工を行う装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−297742号公報
スリット機構を用いてレーザー光の照射形状を変える場合、レーザー光を機械的に遮断する部分があるため、エネルギー損失が大きい。このため、加工対象によっては、同じ箇所についてレーザー光を複数回照射する必要があり、加工時間が長くなったり、場合によっては加工が全くできなくなったりすることも考えられる。また、加工時間が長いと、加工痕のエッジにダレが生じるなど、加工品質が不十分になることも考えられる。このような問題は、特許文献1に記載のレーザー加工装置によっては解決することができない。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的はエネルギー損失が少なく、エッジが効いた(すなわち加工されている部分とされていない部分との違いが明確な)形状で高速なライン加工を実現することのできるレーザー加工装置を提供することである。
上記問題を解決するため、本発明は、レーザー光源からのレーザー光を加工対象に照射して加工を行うレーザー加工装置であって、前記レーザー光源から出力されるレーザー光について成形を行って平行光を生成するエキスパンダー光学系と、前記エキスパンダー光学系によって成形された平行光について、その少なくとも一部分を必要に応じて遮断する絞り処理を行う絞り部とを含み、エキスパンダー光学系によって成形されたレーザー光を、前記絞り部を介して前記加工対象に照射して加工を行うことを特徴とするレーザー加工装置を提供する。このような構成によれば、エキスパンダー光学系によってレーザー光を成形し、成形後の光について絞り処理を行うことにより、エネルギー損失が少なく、エッジが効いた(すなわち加工されている部分とされていない部分との違いが明確な)形状で加工を行うことができる。
また、前記エキスパンダー光学系は、複数のシリンドリカルレンズからなり、前記複数のシリンドリカルレンズ全体を一体として、光軸を中心に回転できるように構成されているのが好ましい。エキスパンダー光学系を、光軸を中心に回動させることにより、矩形や菱形など、レーザー加工に必要なビーム形状を得ることができる。
また、前記加工対象が載置され、該加工対象へ照射される光の大きさおよび前記レーザー光源の発振周波数に応じた速度で、該加工対象を搬送する搬送手段をレーザー加工装置に設けるのが好ましい。加工対象を搬送しつつレーザー光を照射することにより、高速なライン加工を実現することができる。
なお、エキスパンダー光学系によって成形された平行光の光路を所定角度曲げるためのミラーをさらに含んでもよい。このミラーによって光路を例えば90度曲げることにより、レーザー光源、エキスパンダー光学系などのレイアウトの自由度が高くなり、装置の全体の構成をコンパクトにすることができる。
さらに、前記エキスパンダー光学系と前記絞り部とが、一体として、前記光軸を中心に回転できるように構成されていてもよい。これらを一体として、光軸を中心に回動させることにより、エキスパンダー光学系で成形されたビーム形状を、絞り部の開口部分を介してそのまま加工対象に照射することができる。
また、絞り部は、対向して設けられかつ間隔を変更できる一対の絞り羽根を二対備えており、前記二対のうちの一対は絞り羽根同士が平行に対向し、他の一対は絞り羽根同士が傾斜して対向していてもよい。このような絞り部を採用すれば、両端部の幅の異なるクサビ形のビームが得られ、これを加工対象に照射すれば、加工中に照射位置のズレが発生した場合でも、連続したライン加工を得る(加工痕の重なり方を一様に保てる)ことができる。
本発明によれば、レンズによるエキスパンダー光学系を追加し、このエキスパンダー光学系によってレーザー光を成形し、成形後の光について絞り処理を行うことにより、エネルギー損失が少なく、エッジが効いた(すなわち加工されている部分とされていない部分との違いが明確な)形状で高速なライン加工を実現することができる。
また、対向して設けられかつ間隔を変更できる一対の絞り羽根を二対備えており、そのうちの一対は絞り羽根同士が平行に対向し、他の一対は絞り羽根同士が傾斜して対向している絞り部を用いることにより、両端部の幅の異なるクサビ形のビームが得られ、これを加工対象に照射すれば、加工中に照射位置のズレが発生した場合でも、連続したライン加工を得る(加工痕の重なり方を一様に保てる)ことができる。
本発明の実施の形態に係るレーザー加工装置の構成例を示す図である。 図1中のエキスパンダー光学系のレンズ構成例を示す図である。 図1中の絞り部の構成例を示す図である。 図1のレーザー加工装置による加工形状の例を示す図であり、(a)は矩形の加工形状を示す図、(b)は(a)のA−A部の断面図である。 図1のレーザー加工装置によるライン加工の一例を示す図である。 図1のレーザー加工装置によるライン加工の他の例を示す図である。 加工形状の例を示す図であり、(a)は従来の加工形状例、(b)は本実施形態による加工形状例である。 レーザーヘッドを水平にレイアウトしたレーザー加工装置の構成例を示す図である。 絞り部の他の構成例を示す図である。 図9の絞り部を採用した場合の加工形状の例を示す図である。 図1中のエキスパンダー光学系の他のレンズ構成例を示す図である。 図1中のエキスパンダー光学系の他のレンズ構成例を示す図である。 図1中のエキスパンダー光学系の他のレンズ構成例を示す図である。 図1中のエキスパンダー光学系のレンズ構成例とその効果等との関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示されている。
(レーザー加工装置の構成)
図1は、本実施形態にかかるレーザー加工装置の構成図である。同図において、本実施形態にかかるレーザー加工装置は、YAGレーザーなどのレーザー光を出力するレーザーヘッド1と、レーザーヘッド1から出力されるレーザー光についてビーム形状の成形を行うエキスパンダー光学系2と、エキスパンダー光学系によって成形された光についてその少なくとも一部分を必要に応じて遮断する絞り処理を行う絞り部3とを含んでおり、エキスパンダー光学系2によってビーム形状が成形され絞り部3によって絞り処理が行われた光が、レーザー用光学鏡筒4および対物レンズ5を介して加工対象7に照射されることによって加工が行われる。ただし、エキスパンダー光学系2によって成形されたビーム形状の光を、そのまま、レーザー用光学鏡筒4および対物レンズ5を介して加工対象7に照射される場合も考えられる。この場合、成形されたビーム形状の光は、絞り部3を通過するだけであり、絞り部3による絞り処理は行われない。
ところで、レーザーヘッド1の出力部分には、スリット11が設けられている。このスリット11は、例えば円または楕円のビーム形状について、その形状に内接する矩形に相当する開口を有する。このため、スリット11により、エキスパンダー光学系2に入射されるレーザー光のビーム形状は矩形となる。
このスリット11は、エキスパンダー光学系2や絞り部3とは独立して、光軸を中心に回動させることができる。このため、スリット11を、光軸を中心に回動させることにより、エキスパンダー光学系2に入射されるレーザー光のビーム形状を矩形や菱形に成形できる。本例では、エキスパンダー光学系2に入射されるビーム形状は、正方形とする。
(エキスパンダー光学系)
エキスパンダー光学系2は、シリンドリカルレンズ21、22、23および24によって構成されている。本例では、これらレンズの硝材に、例えば合成石英を用い、4波長(例えば、266,355,532,1064nmの4波長)に対応できるようにする。
図2のように、本例のエキスパンダー光学系2は、正方形のビーム形状について、縮小・拡大を2段階で行うことにより、長方形のビーム形状の平行光に成形する機能を有している。つまり、このエキスパンダー光学系2によって、レンズ焦点距離を変更し、照射面積(すなわち加工倍率と縦横比)を変えることができる。このエキスパンダー光学系2は、レンズの組み合わせでビーム形状を成形するので、成形の際にエネルギーの損失が少ない。
同図において、エキスパンダー光学系2に入射される正方形のビーム形状20aは、シリンドリカルレンズ21および22によって、矢印Y21の方向に縮小され、長方形のビーム形状20bとされる。その後、この長方形のビーム形状20bは、シリンドリカルレンズ23および24によって、矢印Y22の方向に拡大され、長辺がより長い長方形のビーム形状20cとされる。シリンドリカルレンズ24から出射される光は、平行光である。
これらシリンドリカルレンズ21、22、23および24によって構成されるエキスパンダー光学系2は、全体を一体として、光軸Jを中心に、矢印YJのように回転させることができるものとする。エキスパンダー光学系2を、光軸Jを中心に、矢印YJのように所定角度回転させることにより、正方形のビーム形状から菱形のビーム形状を得ることができる。
なお、加工対象や加工形状によっては、これらレンズ21〜24の構成を変える必要がある。いずれの場合においても、ビーム形状の成形の際のエネルギーの損失は少ない。レンズ21〜24について他の構成例については、後述する。
(絞り部)
絞り部3は、エキスパンダー光学系2によってビーム形状が成形された光について、さらに成形する絞り処理を行うために設けられている。この絞り部3は、エキスパンダー光学系2によって成形された平行光について、その少なくとも一部分を必要に応じて遮断する絞り処理を行う。
図3は、絞り部3の構成例の概略を示す図である。同図のように、本例の絞り部3は、平行に設けられた一対の平板形状の絞り羽根31および32と、これら絞り羽根31および32の長手方向に対して直角の方向を長手方向として平行に設けられた一対の平板形状の絞り羽根33および34とから構成されている。
絞り羽根31および32は、図示せぬ機構によって、平行状態を保ったまま、矢印Y3aのように間隔を変化させることができる。同じく、絞り羽根33および34は、図示せぬ機構によって、平行状態を保ったまま、矢印Y3bのように間隔を変化させることができる。したがって、これら絞り羽根31〜34による開口部分30が光の通過する部分となる。
また、絞り羽根31〜34は、図示せぬ機構によって、全体を一体として矢印Y3cのように光軸を中心に回動させることができる。
したがって、矢印Y3aおよび矢印Y3bのように絞り羽根の間隔を変化させたり、矢印Y3cのように光軸を中心に回動させたりすることにより、ビーム形状の微調整を行って、所望のビーム形状が得られる。例えば、エキスパンダー光学系2によって長方形に成形された光について、短辺方向に対応する絞り羽根の間隔を狭くすることによって、短辺方向に対する長辺の比をより大きくした長方形のビーム形状を得ることができる。また、エキスパンダー光学系2によって菱形に成形された光について、対角線に沿って面積の半分を覆うように絞り羽根を制御することにより、三角形のビーム形状を得ることができる。
なお、本例の絞り部3では、一対の絞り羽根を2組設けているが、用途によっては、一対の絞り羽根を1組だけ設けてもよい。
また、絞り部3を設ける位置は、レーザーヘッド1から加工対象7までの光路のうち、エキスパンダー光学系2の位置より後(すなわち加工対象7に近い側)に設ければよく、図1の位置に限定されない。
(レーザー用光学鏡筒)
レーザー用光学鏡筒4は、エキスパンダー光学系2と接続するためのレーザーアタッチメント41と、加工対象7の加工部分を観察するための観察ユニット46と、観察ユニット46側に光を反射するハーフミラー42および43と、加工対象7の加工部分を観察するための光を出力する光ファイバーFと、光ファイバーFから出力される光を、加工対象7の加工部分に向けて反射するハーフミラー44とを含んで構成されている。
観察ユニット46の上部には、CCD(Charge Coupled Device)カメラ47が取り付けられている。観察ユニット46内には、CCDカメラ47に、加工対象7の加工部分の像を結ぶための集光レンズ45が設けられている。このCCDカメラ47を用いて加工状態を観察することができるので、加工対象7を搬送させながらそれに追従させてオートフォーカスを実現することができる。このため、加工品質を一定に維持することができる。
レーザー用光学鏡筒4の下部すなわち光路の加工対象7に近い側には対物レンズ5が設けられている。また、図示せぬレボルバにより、図示されている対物レンズ5を図示せぬ他の対物レンズと交換することができるようになっている。
レーザー用光学鏡筒4の側面には、レーザー用光学鏡筒4全体を矢印YzのようにZ軸方向(光軸と平行な方向)に移動させるための操作部48が設けられている。この操作部48を回動させると、図示せぬ機構によって、加工対象7に対して、矢印Yzのように近づく方向または遠ざかる方向に、レーザー用光学鏡筒4が移動し、焦点を合わせることができる。
なお、本例の装置において、上述したレーザーヘッド1およびエキスパンダー光学系2は、レーザー用光学鏡筒4とは独立して支持される。こうすることで焦点軸の上に重量物が存在しないため、対物レンズ5が振動の影響を受け難い。
(自動搬送ステージ)
加工対象7は自動搬送ステージ6の上に載置されている。この自動搬送ステージ6は、図示せぬモータなどで駆動され、加工対象7を、X軸方向(例えば、図面の紙面に平行な方向)およびY軸方向(例えば、図面の紙面に垂直な方向)に搬送する機能を有している。X軸方向への搬送とY軸方向への搬送とを同時に行うことも、それらを独立して別々に行うことも可能である。
(動作原理)
以上の構成において、レーザーヘッド1から出力されるレーザー光はエキスパンダー光学系2に入射され、ビーム形状が成形される。さらに、エキスパンダー光学系2によって成形された光は、絞り部3によって必要な絞り処理が行われた後、レーザー用光学鏡筒4および対物レンズ5を介して加工対象7に照射される。
ここで、スリット11、エキスパンダー光学系2、絞り部3は、それぞれ独立して必要な角度だけ、光軸を中心に回動させることができる。このため、矩形、菱形、三角形などにビーム形状を成形することができる。レンズによってビーム形状を成形して平行な光に変換した後で、絞り部3による絞り処理が行われるため、エネルギー損失を少なくすることができる。また、エキスパンダー光学系2と絞り部3とを一体的に、光軸を中心に回動させることができるようになっていてもよい。これらを一体として、光軸を中心に回動させることにより、エキスパンダー光学系2で成形されたビーム形状を、絞り部3の開口部分を介してそのまま加工対象7に照射することができる。
(無限遠顕微鏡との関係)
一般に、無限遠顕微鏡内は、結像レンズと対物レンズとの間は平行光になるように設計されている。このように設計されているのは、ハーフミラーを用いて加工面をレビューする時に像が二重になるのを避け、対物レンズの焦点合わせをレビューしながら可能とする利点があるからである。
本装置においては、上述したようにエキスパンダー光学系2の最終段のレンズ24によって平行光が生成される。このため、一般的な無限遠顕微鏡の結像レンズを、シリンドリカルレンズによるエキスパンダー光学系2に交換すれば、レーザー用光学鏡筒に入射される光は平行光になっているため、上記の利点は維持される。すなわち、本例の装置によれば、レビュー像は二重にならず、レンズ焦点合わせも容易になる。レビューにオートフォーカス機構を連動させ、加工対象である基板を移動させながら観察と同時に追従オートフォーカスを行うことで加工品質を維持することが可能となる。このことは、焦点深度が浅くなる短波長での加工で特に有効である。
上述したように、シリンドリカルレンズによるエキスパンダー光学系2は、レーザー用光学鏡筒(無限遠顕微鏡)の結像レンズと交換できる。したがって、レーザーヘッド1、レーザー用光学鏡筒4(レボルバを含む)、対物レンズ5、自動搬送ステージ6の構成に、エキスパンダー光学系2と絞り部3とを追加することで、結像光学系によるエッジの効いたライン加工を高速かつ安価に行える。つまり、一般的なレーザー用光学鏡筒を用いながらエネルギー損失が少ない矩形の加工形状を結像光学系で成形することができるため、エッジが効いた形状で高速なライン加工を実現することができる。
(加工形状の例)
図4を参照して、本例のレーザー加工装置による加工形状の例について説明する。図4には、矩形の加工形状を示している。図4(a)を参照すると、本例では、周知の対物レンズ5を加工用レンズとして採用している。この対物レンズ5に入射された光は、対物レンズ5を介して、加工対象7である基板に照射される。対物レンズ5に入射されるレーザー光は、ビーム形状が矩形であるため、その形状に応じた形状の加工痕71が加工対象7の表面に生じる。
同図(b)は、同図(a)のA−A部の断面図である。加工対象7の加工痕71には、エッジにダレが生じておらず、エッジが効いた(すなわち加工されている部分とされていない部分との違いが明確な)形状の加工痕71を実現することができる。
要するに、本例では、対物レンズ5を用い、結像光学系による加工を行うため、エッジが効いた矩形加工を行うことができる。
(ライン加工)
ライン加工すなわち加工痕を直線形状にするには、加工対象7である基板を移動させることによって、図4に示した加工形状を繋ぎ、1本のラインとして加工することができる。
その場合、図5のように、レーザー加工を連続して行えばよい。同図の例では、矢印Yx方向に加工対象7である基板を搬送しつつレーザー光を照射する。矢印Yx方向の端部まで加工が終了すると、矢印Yy方向に加工対象7である基板を搬送した後、矢印Yx方向に加工対象7である基板を搬送しつつレーザー光を照射する。以上のように自動搬送ステージ6を制御することにより、加工対象7である基板の一辺に対して平行な直線を複数形成することができる。
ところで、加工速度すなわち自動搬送ステージ6による加工対象7の搬送速度[mm/sec]は、加工長L[mm/Shot]×レーザーヘッド1の発振周波数[Hz=Shots/sec]で与えられる。そして、発振周波数が一定の場合、加工速度すなわち加工対象7の搬送速度は1Shotの加工長Lに依存する。つまり、加工対象7へ照射される光の大きさおよびレーザー光源であるレーザーヘッド1の発振周波数に応じた速度で、加工対象7が搬送されることになる。
加工対象7である基板の一辺に平行でない直線(すなわち斜めの直線)を形成する場合、まず、図2の光軸Jを中心に、スリット11を必要な角度だけ回動させると共に、エキスパンダー光学系2を、必要な角度だけ回動させる。そして、矢印Yx方向および矢印Yy方向に、同時に、加工対象7である基板を搬送しつつレーザー光を照射する。このように自動搬送ステージ6を制御することにより、図6のように、加工対象7である基板の一辺に対して平行でない直線を複数形成することができる。
(加工形状とオーバラップ)
ここで、図7を参照して、本例のレーザー加工装置による加工形状を、一般的な加工形状と比較して説明する。
図7(a)のように、ビーム形状が一般的な点形状(すなわち円ないし楕円)である場合でも、加工対象7を搬送しつつ、そのビーム形状による加工を連続して行うことによって直線加工を実現することができる。しかしながら、ビーム形状が点であるため、線幅が均一な直線加工を実現するには、レーザー光の照射部分のオーバラップ部分を大きくする必要がある。これでは、加工対象7の搬送速度を高くすることができず、加工作業の効率が悪い。
一方、同図(b)は、図5のライン加工部分を拡大して示している。同図(b)を参照すると、本発明の場合にはビーム形状が矩形であり、しかも長辺の長い長方形である。このため、1Shotの加工長が同図(a)の場合よりも長いので、線幅が均一な直線加工を行う場合に、加工対象7の搬送速度を高くすることができ、加工作業の効率が良い。
したがって、レーザーの発振周波数が同一であれば、本例のレーザー加工装置を用いる方が、一般的なレーザー加工装置を用いるよりも、加工作業の効率が良い。
(レーザーヘッドのレイアウトの変形例)
図8は、レーザーヘッド1を水平にレイアウトした場合の構成を示す図である。同図の構成が図1の構成と異なるのは、レーザーヘッド1から加工対象7までの光路の途中に、エキスパンダー光学系2によって成形された平行光の光路を所定角度曲げるためのミラー25が設けられている点である。このミラー25によって光路を例えば90度曲げ、レーザーヘッド1およびエキスパンダー光学系2を、レーザー用光学鏡筒と独立して支持することにより、レーザーヘッド1およびエキスパンダー光学系2のレイアウトの自由度が高くなり、装置の全体の構成をコンパクトにすることができる。
このような構成を採用すれば、設置面からの高さに制限があるような場所にも本装置を設置することができる。
(絞り部の変形例)
図9は、絞り部3の変形例である。図3を参照して上述した構成では、絞り羽根31および32が平行に設けられ、かつ、絞り羽根33および34が平行に設けられている。これに対し、本例では、図3の場合とは異なり、絞り羽根31および32は平行でなく、両者の一端の間隔d1と他端の間隔d2とが異なっている。つまり、絞り羽根31および32は平行ではなく、傾斜して対向した状態になっている。このような傾斜した対向状態を保ったまま、図示せぬ機構によって、矢印Y3aのように絞り羽根31および32の間隔を変化させることができる。
なお、絞り羽根33および34は、図3の場合と同様に、平行に対向して設けられている。そして、絞り羽根33および34は、図示せぬ機構によって、その平行状態を保ったまま、矢印Y3bのように間隔を変化させることができる。
図9において、絞り羽根31および32の傾斜した対向状態を保ったまま、矢印Y3aおよび矢印Y3bのように絞り羽根の間隔を変化させたり、矢印Y3cのように光軸を中心に回動させたりすることにより、両端部の幅の異なるクサビ形のビームが得られる。このクサビ形のビームを加工対象に照射すれば、加工中に照射位置のズレが発生した場合でも、連続したライン加工を得る(すなわち加工痕の連続性を保つ)ことができる。このことについて、図10を参照して説明する。
図10は、加工対象7が搬送され、加工痕72a、72b、72cの順に形成される場合を示している。各加工痕72a〜72cは両端部の幅が異なるクサビ形である。このため、加工方向(矢印Y4の方向)に対して略直角方向(矢印Y5の方向)に照射位置のズレが発生した場合でも、加工痕72aの端部と加工痕72bの端部とが連続する確率が高くなり、また、加工痕72bの端部と加工痕72cの端部とが連続する確率も高くなる。すなわち、クサビ形の加工痕72aに着目すると、加工対象7の搬送方向(矢印Y4と逆の方向)の端部72a1の幅よりも他端部72a2の幅の方が大である。このため、加工痕72aの幅の大なる端部72a2に繋げて、次のクサビ形の加工痕72bの幅の小なる端部72b1が位置するようにビームが照射される。加工痕72bの端部72b2と加工痕72cの端部72c1との関係も同様である。
したがって、加工方向Y4に対して略直角方向(矢印Y5の方向)にビーム照射位置がズレた場合でも、各加工痕72a〜72cが途切れず、加工痕の連続性を保つことができる可能性が高くなる。例えば、加工痕72bを形成する際のビーム照射位置が矢印Y5の方向にズレた場合でも(同図の状態)、その前後の加工痕72a、加工痕72cとの連続性を保つことができる。
以上のように、本例の絞り部を採用すれば、矩形ではなくクサビ形のビーム形状が得られ、それを加工対象に照射することにより、加工痕の連続性を保つことができる。
(エキスパンダー光学系の他の例)
エキスパンダー光学系は、図2を参照して説明したレンズ構成例に限らず、他のレンズ構成を採用してもよい。以下、他のレンズ構成例について説明する。
図11に示すエキスパンダー光学系2は、正方形のビーム形状について、レンズ21およびレンズ22により、矢印Y21方向(横方向)に縮小し、レンズ23および24により、矢印Y22方向(たて方向)に拡大する効果がある。レンズ21およびレンズ22による横方向の縮小効果には、絞りやすく、長さを短縮できるというメリットがある。レンズ23および24によるたて方向の拡大効果には、拡大倍率をあげやすいというメリットがある。
図12に示すエキスパンダー光学系2は、正方形のビーム形状について、レンズ21およびレンズ22により、矢印Y21方向(横方向)に縮小し、レンズ23および24により、矢印Y22方向(たて方向)に拡大する効果がある。レンズ21およびレンズ22による横方向の縮小効果には、集光点が生じないというメリットがある。レンズ23および24によるたて方向の拡大効果には、拡大倍率をあげやすいというメリットがある。
図13に示すエキスパンダー光学系2は、正方形のビーム形状について、レンズ21およびレンズ22により、矢印Y21方向(横方向)に縮小し、レンズ23および24により、矢印Y22方向(たて方向)に拡大する効果がある。レンズ21およびレンズ22による横方向の縮小効果には、集光点が生じないというメリットがある。レンズ23およびレンズ24によるたて方向の拡大効果には、長さを短縮しかつ集光点が生じないというメリットがある。
なお、図2を参照して前述したエキスパンダー光学系2は、正方形のビーム形状について、レンズ21およびレンズ22により、矢印Y21方向(横方向)に縮小し、レンズ23および24により、矢印Y22方向(たて方向)に拡大する効果がある。レンズ21およびレンズ22による横方向の縮小効果には、絞りやすく、長さを短縮できるというメリットがある。レンズ23および24によるたて方向の拡大効果には、長さを短縮しかつ集光点が生じないというメリットがある。
以上のレンズ構成例についてまとめると、図14のようになる。図14に示すパターンP1〜P4のように、いわゆる平凸シリンドリカルレンズ同士を組合せて縮小部または拡大部を構成する場合と、いわゆる平凸シリンドリカルレンズと平凹シリンドリカルレンズとを組合せて縮小部または拡大部を構成する場合とがある。
図14において、パターンP1は上記図11の場合、パターンP2は上記図2の場合、パターンP3は上記図12の場合、パターンP4は上記図13の場合、である。パターンP1は上記図11の場合であり、横方向に絞りやすく、たて方向に拡大しやすいという特徴がある。パターンP2は上記図2の場合であり、横方向に絞りやすいという特徴がある。パターンP3は上記図12の場合であり、たて方向に拡大しやすいという特徴がある。パターンP4は上記図13の場合であり、集光点がなく、エネルギー利用効率が最も高いという特徴がある。
なお、パターンP1〜P4のいずれについても、同じパターンにおいて、縮小部と拡大部との位置を入れ換えても得られる光学的効果およびメリットは同じである。
これらパターンの特徴を考慮し、加工対象や加工形状によって、レンズ21〜24の構成を変えればよい。例えば、ハードレイアウトと加工サイズとに制約が無い条件で、加工という観点からすると、レーザー光源の負荷を上げずに加工ができるのが望ましいので、エネルギー効率が高いパターンP4を採用すればよい。
また、いずれのパターンP1〜P4についても、図8を参照して説明したように、レーザーヘッドから加工対象までの光路の途中に、光路を所定角度曲げるためのミラーを設けてもよく、これによってレイアウトの自由度が高くなり、装置の全体の構成をコンパクトにすることができる。
なお、上記は、主として、縮小部による縮小処理の後に拡大部による拡大処理を行う場合について説明したが、この場合に限定されることはない。すなわち、縮小処理の後に更に縮小処理を行ったり、拡大処理の後に更に拡大処理を行ったり、拡大処理の後に縮小処理を行ったりしてもよい。つまり、縮小処理と拡大処理との順序および組合せを任意に選択し、入射像について、たて方向と横方向とを独立して縮小または拡大できることが重要であり、これによって所望のビーム形状が得られる。
(まとめ)
本装置によれば、エキスパンダー光学系を用い、レンズによってビーム形状を成形するためにエネルギー損失を少なくすることができる。
また、エキスパンダー光学系によって成形されたビーム形状についてさらに成形するための絞り部を設けることにより、ビーム形状を矩形・菱形・三角形などに成形でき、その形状の縦横比と加工倍率とを独立して変更することができる。
さらに、エキスパンダー光学系などを鏡筒部から独立して支持することにより、設置レイアウトが自由であり、振動の影響も受け難い。
そして、対物レンズを用いた結像光学系による加工を行うことにより、エッジが効いた加工が可能である。また、エキスパンダー光学系によってビーム形状を矩形に成形し、加工対象を自動搬送することにより、ライン加工を高速に行うことができる。
なお、レーザー用光学鏡筒など、エキスパンダー光学系および絞り部以外の構成部分については、市販品を使用することができるので、本装置専用に作成するよりも装置の製品コストを低く抑えることができる。
1 レーザーヘッド
2 エキスパンダー光学系
3 絞り部
4 レーザー用光学鏡筒
5 対物レンズ
6 自動搬送ステージ
7 加工対象
11 スリット
21〜24 シリンドリカルレンズ
24 レンズ
25 ミラー
30 開口部分
31〜34 絞り羽根
41 レーザーアタッチメント
42〜44 ハーフミラー
45 集光レンズ
46 観察ユニット
47 CCDカメラ
48 操作部
71、72a〜72c 加工痕
F 光ファイバー

Claims (6)

  1. レーザー光源からのレーザー光を加工対象に照射して加工を行うレーザー加工装置であって、前記レーザー光源から出力されるレーザー光について成形を行って平行光を生成するエキスパンダー光学系と、前記エキスパンダー光学系によって成形された平行光について、その少なくとも一部分を必要に応じて遮断する絞り処理を行う絞り部とを含み、
    エキスパンダー光学系によって成形されたレーザー光を、前記絞り部を介して前記加工対象に照射して加工を行うことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 前記エキスパンダー光学系は、複数のシリンドリカルレンズからなり、前記複数のシリンドリカルレンズ全体を一体として、光軸を中心に回転できるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザー加工装置。
  3. 前記加工対象が載置され、該加工対象へ照射される光の大きさおよび前記レーザー光源の発振周波数に応じた速度で、該加工対象を搬送する搬送手段をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザー加工装置。
  4. 前記エキスパンダー光学系によって成形された平行光の光路を所定角度曲げるためのミラーをさらに含むことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のレーザー加工装置。
  5. 前記エキスパンダー光学系と前記絞り部とが、一体として、前記光軸を中心に回転できるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレーザー加工装置。
  6. 前記絞り部は、対向して設けられかつ間隔を変更できる一対の絞り羽根を二対備えており、前記二対のうちの一対は絞り羽根同士が平行に対向し、他の一対は絞り羽根同士が傾斜して対向していることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のレーザー加工装置。
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