JP2011193589A - 電力変換装置 - Google Patents

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将光 滝沢
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Abstract

【課題】装置の大型化を伴うことなく、異常発生時の運転継続を実現することができる電力変換装置を提供する。
【解決手段】U,V,W相で共通の予備単位インバータY1を設ける。通常運転時は、単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3の出力を3段直列接続した電力変換装置として運転する。一方、単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3の何れか1台に異常が発生したときは、異常が発生した単位インバータの出力端を短絡状態とし、異常が発生した単位インバータが属する接続回路に予備単位インバータY1を直列に追加接続することで、異常が発生した単位インバータに代えて予備単位インバータY1を用いて装置運転を再開する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数台の単位インバータを直列多段接続した電力変換装置に関し、特に単位インバータの異常発生時における対策に関するものである。
従来、複数台の単位インバータの出力をそれぞれ直列接続して三相高圧出力を得る電力変換装置がある。このような電力変換装置として、各相の出力端にそれぞれ1台の予備単位インバータの出力端を直列接続するものがある(例えば、特許文献1参照)。
ここでは、通常運転時は予備単位インバータの出力端を短絡状態にして、各相の各単位インバータを運転する。そして、少なくとも1つの相で1台の単位インバータに異常が発生したときは、異常が発生した単位インバータの出力端を短絡状態とすると共に、異常発生した相の予備単位インバータの出力端を開放状態とする。これにより、異常発生した相の予備単位インバータの運転で装置運転を再開することができる。
特開2009−33943号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術にあっては、各相の出力端にそれぞれ1台の予備単位インバータを接続するように構成されている。そのため、N相交流出力する電力変換装置の場合、N台の予備単位インバータが必要となる。したがって、装置の外形が大きくなってしまう。
そこで、本発明は、装置の大型化を伴うことなく、異常発生時の運転継続を実現することができる電力変換装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に係る電力変換装置は、任意の単相交流電圧を出力する複数台の単位インバータの出力端を直列多段接続した接続回路N組により形成され、各接続回路のそれぞれの一端を中性点に接続し、それぞれの他端を出力端子としてN相交流出力を得るN相インバータと、前記N相インバータを所望の動作状態に制御する制御手段と、を備えるものである。このような電力変換装置であって、前記単位インバータと同一構成を有する1台の予備単位インバータと、前記単位インバータの出力端及び予備単位インバータの出力端を個別に短絡可能な短絡手段と、を備える。そして、前記制御手段は、前記複数台の単位インバータのうち何れかに異常が発生したとき、前記短絡手段を制御して異常が発生した単位インバータの出力端を短絡し、異常が発生した単位インバータが属する前記接続回路に前記予備単位インバータを直列に追加接続することを特徴としている。
このように、各相で共通の予備単位インバータを1台のみ設け、複数台の単位インバータのうち何れかに異常が発生したときには、当該予備単位インバータを異常発生相の接続回路に追加接続するので、予備単位インバータをN台準備する必要がない。そのため、装置の大型化を伴うことなく、異常発生時の運転継続を実現することができる。
また、請求項2に係る電力変換装置は、請求項1に係る発明において、前記各接続回路の中性点側端部と中性点との間にそれぞれ介挿された切替手段を備える。また、前記予備単位インバータの一方の出力端は中性点に接続されている。そして、前記制御手段は、前記複数台の単位インバータのうち何れかに異常が発生したとき、前記切替手段を制御して異常が発生した単位インバータが属する前記接続回路の中性点側端部と中性点との接続を、当該中性点側端部と前記予備単位インバータの他方の出力端との接続に切り替えることを特徴としている。
これにより、単位インバータの異常発生時には、予備単位インバータを異常発生した相の接続回路の中性点側に追加接続することができる。このとき、単位インバータの交換を行うことなく、短絡手段や切替手段の操作のみで簡易に装置の運転再開を行うことができる。また、予備単位インバータを中性点側に追加接続するので、切替手段の構成を簡略化することができ、回路規模の増大をより抑制することができる。
さらに、請求項3に係る電力変換装置は、請求項1に係る発明において、前記各接続回路の出力端子側端部と出力端子との間にそれぞれ介挿された切替手段を備える。そして、前記制御手段は、前記複数台の単位インバータのうち何れかに異常が発生したとき、前記切替手段を制御して異常が発生した単位インバータが属する前記接続回路の出力端子側端部と出力端子との接続を、当該出力端子側端部と前記予備単位インバータの一方の出力端との接続及び前記出力端子と前記予備単位インバータの他方の出力端との接続に切り替えることを特徴としている。
これにより、単位インバータの異常発生時には、予備単位インバータを異常発生した相の接続回路の出力端子側に追加接続することができる。このとき、単位インバータの交換を行うことなく、短絡手段や切替手段の操作のみで簡易に装置の運転再開を行うことができる。
本発明によれば、予備単位インバータをN台準備することなく、1台の予備単位インバータのみで、電力変換装置の異常発生時における短時間での運転再開を実現することができる。したがって、N相交流出力する電力変換装置においても、装置の大型化を抑制することができる。
第1の実施形態における電力変換装置の回路構成図である。 単位インバータユニット内部の構成図である。 第2の実施形態における電力変換装置の回路構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
図1は、本発明に係る電力変換装置を示す回路構成図である。
図中、符号10は、1個の二次巻線若しくは複数個の互いに絶縁された二次巻線を有する1台または複数台の変圧器からなる変圧器回路である。また、符号U1〜U3,V1〜V3,W1〜W3は単位インバータ、符号Y1は予備単位インバータである。単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3と予備単位インバータY1とは、同一の内部構成を有する。
この電力変換装置では、単位インバータU1〜U3のそれぞれの出力端を直列多段接続して、三相インバータのU相を形成している。また、単位インバータV1〜V3のそれぞれの出力端を直列多段接続して、三相インバータのV相を形成している。さらに、単位インバータW1〜W3のそれぞれの出力端を直列多段接続して、三相インバータのW相を形成している。
単位インバータU1の出力1は単位インバータU2の出力2に接続し、単位インバータU2の出力1は単位インバータU3の出力2に接続する。そして、単位インバータU3の出力1は出力端子Vuに接続する。
同様に、単位インバータV1の出力1は単位インバータV2の出力2に接続し、単位インバータV2の出力1は単位インバータV3の出力2に接続する。そして、単位インバータV3の出力1は出力端子Vvに接続する。また、単位インバータW1の出力1は単位インバータW2の出力2に接続し、単位インバータW2の出力1は単位インバータW3の出力2に接続する。そして、単位インバータW3の出力1は出力端子Vwに接続する。
また、単位インバータU1,V1,W1の出力2は、それぞれ切替スイッチSWu,SWv,SWwの端子cに接続する。また、切替スイッチSWu,SWv,SWwの各端子aは、予備単位インバータY1の出力2に接続し、切替スイッチSWu,SWv,SWwの各端子bは、予備単位インバータY1の出力1に接続する。
制御装置20は、電力変換装置全体を制御するものであって、単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3及び予備単位インバータY1のそれぞれを所望の状態に制御するための指令信号(電圧指令、PWMパルス指令等)や、切替スイッチSWu,SWv,SWwを切り替えるための制御信号を出力するように構成されている。
次に、単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3及び予備単位インバータY1の内部構成について説明する。
図2は、単位インバータユニット内部の構成図である。
この単位インバータユニットの主回路は、ダイオードを三相ブリッジ接続した整流回路RCと、整流回路RCの出力電圧を平滑するコンデンサCと、IGBTからなる半導体スイッチT1〜T4及びダイオードD1〜D4の逆並列回路を単相ブリッジ接続してなるインバータ回路INVと、短絡スイッチSWsとから構成されている。
半導体スイッチT1〜T4は、制御装置20からの電圧指令やPWMパルス指令に基づいて、オン・オフ制御されるようになっている。すなわち、この単位インバータユニットは、短絡スイッチSWsの開放状態で、上記オン・オフ制御によるインバータ回路INVのスイッチング動作により、所望の周波数及び振幅の単相交流電圧を出力する。
制御装置20は、通常運転時は、単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3の短絡スイッチSWsを開放状態、予備単位インバータY1の短絡スイッチSWsを短絡状態とすると共に、切替スイッチSWu,SWv,SWwをa−c接続状態とする制御信号を出力する。これにより、9台の単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3の出力を3段直列接続した電力変換装置となる。
一方、単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3の何れかに異常が発生した異常発生時は、制御装置20は、通常運転時に対し、異常が発生した単位インバータの短絡スイッチSWsを短絡状態、予備単位インバータY1の短絡スイッチSWsを開放状態に切り替えると共に、異常が発生した相に対応する切替スイッチSWu,SWv,SWwの何れかをb−c接続状態に切り替える制御信号を出力する。これにより、この電力変換装置は、異常が発生した単位インバータに代えて予備単位インバータY1を用いて運転を行う。
なお、図1の制御装置20が制御手段に対応し、切替スイッチSWu,SWv,SWwが切替手段に対応し、図2の短絡スイッチSWsが短絡手段に対応している。
(動作)
次に、本実施形態の動作について説明する。
ここでは、単位インバータU2に異常が発生した場合について説明する。この場合、制御装置20は、切替スイッチSWv及びSWwを通常運転時のa−c接続状態のままとし、切替スイッチSWuをb−c接続状態に切り替える。また、制御装置20は、単位インバータU2の短絡スイッチSWsを短絡状態に切り替えると共に、予備単位インバータの短絡スイッチSWsを開放状態に切り替える。このとき、正常動作をしている単位インバータU1,U3,V1〜V3,W1〜W3の短絡スイッチSWsは、それぞれ開放状態のままとする。この状態で装置運転を行う。
すなわち、この場合、U相は単位インバータU1,U3及び予備単位インバータY1の3段直列接続で運転され、V相及びW相は通常運転時と同様に、V1〜V3、W1〜W3の3段直列接続で運転される。
このように、制御装置20は、単位インバータU2に異常が発生したとき、異常が発生した単位インバータU2の出力端を短絡すると共に、単位インバータU2が属するU相の接続回路に予備単位インバータY1を直列に追加接続する。このとき、切替スイッチSWuを制御して、U相の接続回路の中性点側端部(切替スイッチSWuの端子c)と中性点(切替スイッチSWuの端子a)との接続を、当該中性点側端部と予備単位インバータY1の出力1(切替スイッチSWuの端子b)との接続に切り替えることで、予備単位インバータY1の追加接続を行う。
また、本実施形態では、予備単位インバータY1を、異常発生した相の接続回路の中性点側に追加接続する構成とするので、予備単位インバータY1の出力2を常に中性点に接続しておくことができる。したがって、異常発生した相の接続回路の中性点側端部と予備単位インバータY1の出力1との接続を行う切替スイッチのみで切替手段を構成することができる。
また、同様に、U相の他の単位インバータU1又はU3に異常が発生した場合や、V相、W相の何れかの単位インバータに異常が発生した場合にも、予備単位インバータY1への切り替えによって装置運転を継続する。
(効果)
このように、上記第1の実施形態では、異常発生した相の接続回路に追加接続可能な予備単位インバータを備えるので、異常発生時には、異常発生した単位インバータを交換することなく装置運転の再開が可能となる。また、予備単位インバータは1台のみ用意し各相で共通とするので、予備単位インバータを相毎に設ける必要がなく、回路規模の増大を抑制することができる。
また、異常発生時には、切替スイッチや短絡スイッチの制御のみで、異常が発生した単位インバータから予備単位インバータへの切り替えが可能である。このように、異常が発生した単位インバータの交換を行う必要がないため、異常発生から短時間で装置運転を再開することができる。
さらに、予備単位インバータを中性点側に追加接続可能に構成するので、切替手段を簡易な構成で実現することができ、回路規模の増大をより抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
この第2の実施形態は、上述した第1の実施形態において、予備単位インバータY1を、異常発生した相の接続回路の中性点側に追加接続しているのに対し、出力端子側に追加接続するようにしたものである。
(構成)
図3は、第2の実施形態における電力変換装置の回路構成図である。
本実施形態では、図3に示すように、単位インバータU1,V1,W1の出力2を互いに接続する。また、単位インバータU1の出力1は単位インバータU2の出力2に接続し、単位インバータU2の出力1は単位インバータU3の出力2に接続する。同様に、単位インバータV1の出力1は単位インバータV2の出力2に接続し、単位インバータV2の出力1は単位インバータV3の出力2に接続する。さらに、単位インバータW1の出力1は単位インバータW2の出力2に接続し、単位インバータW2の出力1は単位インバータW3の出力2に接続する。
そして、単位インバータU3,V3,W3の出力1を、それぞれ切替スイッチSWu2,SWv2,SWw2の端子cに接続する。出力端子Vu,Vv,Vwは、それぞれ切替スイッチSWu1,SWv1,SWw1の端子cに接続する。また、切替スイッチSWu1,SWv1,SWw1の端子aと、切替スイッチSWu2,SWv2,SWw2の端子aとをそれぞれ接続する。
さらに、予備単位インバータY1の出力1を、切替スイッチSWu1,SWv1,SWw1の各端子bに接続し、予備単位インバータY1の出力2を、切替スイッチSWu2,SWv2,SWw2の各端子bに接続する。
切替スイッチSWu1と切替スイッチSWu2とは、接続状態を同時に切り替えるようになっている。すなわち、切替スイッチSWu1と切替スイッチSWu2とは、共にa−c間接続状態となるか、共にb−c間接続状態となる。切替スイッチSWv1と切替スイッチSWv2、切替スイッチSWw1と切替スイッチSWw2についても同様である。
そして、制御装置20は、通常運転時は、単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3の短絡スイッチSWsを開放状態、予備単位インバータY1の短絡スイッチSWsを短絡状態とすると共に、切替スイッチSWu1,SWu2,SWv1,SWv2,SWw1,SWw2をa−c接続状態とする制御信号を出力する。これにより、9台の単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3の出力を3段直列接続した電力変換装置となる。
一方、単位インバータU1〜U3,V1〜V3,W1〜W3の何れかに異常が発生した異常発生時は、制御装置20は、通常運転時に対し、異常が発生した単位インバータの短絡スイッチSWsを短絡状態、予備単位インバータY1の短絡スイッチSWsを開放状態に切り替えると共に、異常が発生した相に対応する切替スイッチSWu1及びSWu2,SWv1及びSWv2,SWw1及びSWw2の何れかをb−c接続状態に切り替える制御信号を出力する。これにより、この電力変換装置は、異常が発生した単位インバータに代えて予備単位インバータY1を用いて運転を行う。
なお、図3において、切替スイッチSWu1,SWu2,SWv1,SWv2,SWw1,SWw2が切替手段に対応している。
(動作)
次に、本実施形態の動作について説明する。
ここでは、単位インバータU2に異常が発生した場合について説明する。この場合、制御装置20は、切替スイッチSWv1,Swv2,SWw1及びSWw2を通常運転時のa−c接続状態のままとし、切替スイッチSWu1及びSWu2をb−c接続状態に切り替える。また、制御装置20は、単位インバータU2の短絡スイッチSWsを短絡状態に切り替えると共に、予備単位インバータの短絡スイッチSWsを開放状態に切り替える。このとき、正常動作をしている単位インバータU1,U3,V1〜V3,W1〜W3の短絡スイッチSWsは、それぞれ開放状態のままとする。この状態で装置運転を行う。
すなわち、この場合、U相は予備単位インバータY1及び単位インバータU1,U3の3段直列接続で運転され、V相及びW相は通常運転時と同様に、V1〜V3、W1〜W3の3段直列接続で運転される。
このように、制御装置20は、単位インバータU2に異常が発生したとき、異常が発生した単位インバータU2の出力端を短絡すると共に、単位インバータU2が属するU相の接続回路に予備単位インバータY1を直列に追加接続する。このとき、切替スイッチSWu1及びSWu2を制御して、U相の接続回路の出力端子側端部と出力端子との接続(切替スイッチSWu2の端子cと切替スイッチSWu2の端子aとの接続、及び切替スイッチSWu1の端子cと切替スイッチSWu1の端子aとの接続)を、出力端子側端部(切替スイッチSWu2の端子c)と予備単位インバータY1の出力2(切替スイッチSWu2の端子b)との接続及び出力端子(切替スイッチSWu1の端子c)と予備単位インバータY1の出力1(切替スイッチSWu1の端子b)との接続に切り替えることで、予備単位インバータY1の追加接続を行う。
また、同様に、U相の他の単位インバータU1又はU3に異常が発生した場合や、V相、W相の何れかの単位インバータに異常が発生した場合にも、予備単位インバータY1への切り替えによって装置運転が継続される。
(効果)
このように、上記第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、異常発生時に、異常発生した相の接続回路に予備単位インバータを追加接続可能とするので、異常発生した単位インバータを交換することなく装置運転の再開が可能となる。
(変形例)
なお、上記第2の実施形態においては、予備単位インバータY1を出力端子側に追加接続する場合について説明したが、単位インバータ間(例えば、単位インバータU2とU3との間)に接続するようにしてもよい。この場合にも、上述した第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記第2の実施形態においては、予備単位インバータY1ユニットの主回路が短絡スイッチSWsを含む構成とする場合について説明したが、予備単位インバータY1ユニットの短絡スイッチSWsを削除し、予備単位インバータY1の出力端を常に開放状態とするようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態においては、三相交流出力する電力変換装置に本発明を適用する場合について説明したが、四相以上のN相交流出力する電力変換装置に本発明を適用することもできる。
10…変圧器回路、20…制御装置、U1〜U3,V1〜V3,W1〜W3…単位インバータ、Y1…予備単位インバータ

Claims (3)

  1. 任意の単相交流電圧を出力する複数台の単位インバータの出力端を直列多段接続した接続回路N組(N≧2)により形成され、各接続回路のそれぞれの一端を中性点に接続し、それぞれの他端を出力端子としてN相交流出力を得るN相インバータと、前記N相インバータを所望の動作状態に制御する制御手段と、を備える電力変換装置であって、
    前記単位インバータと同一構成を有する1台の予備単位インバータと、
    前記単位インバータの出力端及び予備単位インバータの出力端を個別に短絡可能な短絡手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記複数台の単位インバータのうち何れかに異常が発生したとき、前記短絡手段を制御して異常が発生した単位インバータの出力端を短絡し、異常が発生した単位インバータが属する前記接続回路に前記予備単位インバータを直列に追加接続することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記各接続回路の中性点側端部と中性点との間にそれぞれ介挿された切替手段を備え、
    前記予備単位インバータの一方の出力端は中性点に接続されており、
    前記制御手段は、前記複数台の単位インバータのうち何れかに異常が発生したとき、前記切替手段を制御して異常が発生した単位インバータが属する前記接続回路の中性点側端部と中性点との接続を、当該中性点側端部と前記予備単位インバータの他方の出力端との接続に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記各接続回路の出力端子側端部と出力端子との間にそれぞれ介挿された切替手段を備え、
    前記制御手段は、前記複数台の単位インバータのうち何れかに異常が発生したとき、前記切替手段を制御して異常が発生した単位インバータが属する前記接続回路の出力端子側端部と出力端子との接続を、当該出力端子側端部と前記予備単位インバータの一方の出力端との接続及び前記出力端子と前記予備単位インバータの他方の出力端との接続に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
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