JP2011193251A - A/d変換回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】パルス信号の走行位置を各反転回路単位で検出することにより、A/D変換精度を向上することができるA/D変換回路を提供する。
【解決手段】パルス走行位置検出回路11は、パルス走行回路10から出力されるパルス信号の走行位置を検出し、走行位置に応じた論理信号を生成する。パルス走行位置検出回路12は、パルス走行回路10から出力されるパルス信号の周回数を検出し、周回数に応じた論理信号を生成する。デジタル信号生成回路13は、パルス走行位置検出回路11及びパルス走行位置検出回路12から出力される論理信号を合成し、アナログ信号VAの大きさに応じたデジタル信号を生成する。パルス走行回路10は、N(N:自然数)周期目にパルス信号が走行する反転回路の数と、N+1周期目にパルス信号が走行する反転回路の数との総和が2のべき乗となるように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、アナログ信号を時間領域でデジタル信号に変換するA/D変換回路に関する。
従来、電源電圧として印加されるアナログ信号(アナログ入力信号)の大きさに応じてパルス信号の遅延時間が変化する論理素子からなる反転回路を用いて、アナログ信号を時間領域でデジタル信号に変換する技術がある。例えば、特許文献1には、2のべき乗個の反転回路が連結され、パルス信号が周回するように構成されたリングオシレータからパルス信号の走行位置と周回数を検出し、検出したパルス信号の走行位置と周回数からアナログ信号の大きさに応じたデジタル信号を生成するパルス位相差符号化回路が開示されている。
図12は、特許文献1のパルス位相差符号化回路の構成を示している。図12に示すパルス位相差符号化回路200は、リングオシレータ40と、パルスセレクタ&エンコーダ41と、カウンタ&ラッチ42と、マルチプレクサ43と、から構成されている。
リングオシレータ40は、2のべき乗段(32段)の反転回路(NAND1、INV2〜INV31、NAND32)が直列に連結された構成を有する。これらの反転回路は、NAND1、INV2〜INV31、NAND32の順に接続されている。NAND1の一方の入力端子には外部から供給される駆動信号PAが入力され、他方の入力端子にはNAND32からの出力信号が入力される。NAND32の一方の入力端子にはINV18からの出力信号が入力され、他方の入力端子にはINV31からの出力信号が入力される。したがって、リングオシレータ40に入力された駆動信号PAに基づくパルス信号が、リングオシレータ40を構成する反転回路を周回する。また、リングオシレータ40を構成する全ての反転回路の最高電位には外部から供給されるアナログ入力信号VAが印加され、最低電位にはGNDが印加される。
パルスセレクタ&エンコーダ41は、リングオシレータ40を構成する各反転回路からの出力信号D1〜D32に基づいて、リングオシレータ40を走行するパルス信号の走行位置を、外部から供給される制御信号PBに同期して検出し、エンコードした後、後段のマルチプレクサ43へ出力する。パルスセレクタ&エンコーダ41から出力される、エンコード後の走行位置を示す出力信号D33は、例えば4ビットのデジタル信号である。
カウンタ&ラッチ42は、NAND32からの出力信号D32に基づいて、リングオシレータ40を走行するパルス信号の周回数(出力信号D32から検出されるパルス信号の数)を、外部から供給される制御信号PBに同期して検出し、後段のマルチプレクサ43へ出力する。カウンタ&ラッチ42から出力される、周回数を示す出力信号D34は、例えば6ビットのデジタル信号である。
マルチプレクサ43は、パルスセレクタ&エンコーダ41が検出したパルス信号の走行位置(D33)を下位ビットとし、カウンタ&ラッチ42が検出したパルス信号の周回数(D34)を上位ビットとして出力信号D33及び出力信号D34を合成し、外部から供給される制御信号PBに同期して、アナログ入力信号VAの大きさに応じたデジタル信号を生成すると共に、図示しない後段回路へ出力する。マルチプレクサ43から出力されるデジタル信号DAは、例えば10ビットの信号である。
なお、特許文献1の図3に示すパルス位相差符号化回路4と、図12に示すパルス位相差符号化回路200との構成の対応関係は、以下の通りである。
偶数段リングオシレータ2=リングオシレータ40
パルスセレクタ6、及びエンコーダ8=パルスセレクタ&エンコーダ41
カウンタ10、及びラッチ12=カウンタ&ラッチ42
マルチプレクサ18=マルチプレクサ43
2のべき乗段(32段)の反転回路で構成されたリングオシレータ40にパルス信号を安定的に周回させるためには、図13及び図14に示すように、リングオシレータ40に2つのパルス信号(メインパルス、リセットパルス)を併走させる必要がある。図13及び図14は、リングオシレータ40を構成する各反転回路の論理状態を示している。図13及び図14の最上段に記載されている1,2〜31,32の数字はそれぞれNAND1、INV2〜INV31、NAND32に対応している。
メインパルスとは、外部から供給される駆動信号PAが「H」レベルである期間中に、NAND1を基点としてNAND32までの全ての反転回路を繰り返し走行するパルス信号である。また、リセットパルスとは、外部から供給される駆動信号PAが「H」レベルである期間中に、NAND32を基点としてINV31までの全ての反転回路を1周期のみ走行するパルス信号であって、メインパルスの走行によって反転した各反転回路の論理状態を初期状態にリセットするためのパルスを示す。なお、リセットパルスが1周期のみ走行するとは、リセットパルスが1周期ごとに消滅し、メインパルスによって新たに生成されることを意味する。
具体的には、時刻0で各反転回路は、図13に示す論理状態の信号を出力する。時刻1では、駆動信号PAによってNAND1の出力が「H」レベルから「L」レベルに反転し、メインパルスが1周目の走行を開始する。時刻19では、時刻18でINV18が出力した「H」レベルのメインパルスによってNAND32の出力が「H」レベルから「L」レベルに反転することによってリセットパルスが生成され、リセットパルスが走行を開始する。
時刻33では、時刻32でNAND32が出力した「H」レベルのメインパルスによってNAND1の出力が「H」レベルから「L」レベルに反転し、メインパルスが2周目の走行を開始する。時刻51では、時刻50でINV18が出力した「H」レベルのメインパルス、及びINV31が出力した「H」レベルのリセットパルスによってNAND32の出力が「H」レベルから「L」レベルに反転することによって新たにリセットパルスが生成され、リセットパルスが走行を開始する。以降も、上記と同様にメインパルスとリセットパルスがリングオシレータ40を走行する。
上記のように、メインパルスは、それ自体の走行によってNAND32の出力が「L」レベルから「H」レベルに反転することによって、NAND1を基点としてNAND32までの全ての反転回路を繰り返し走行する。一方、リセットパルスは、メインパルスの走行によってINV18の出力が「L」レベルから「H」レベルに反転することによって、NAND32を基点としてINV31までの全ての反転回路を1周期のみ走行する。
奇数個の反転回路を直列に接続し、最終段の反転回路からの出力信号を初段の反転回路に入力させるように構成した場合、1つのパルス信号を周回させることによって発振動作を行うことができる。しかし、偶数個の反転回路を直列に接続し、最終段の反転回路からの出力信号を初段の反転回路に入力させるように構成した場合、1つのパルス信号を周回させても、各反転回路の論理状態が固定されてしまい、発振動作を行うことができない。そこで、偶数個の反転回路を直列に接続し、最終段の反転回路からの出力信号を初段の反転回路に入力させるように構成した場合には、上記のように2つのパルス信号(メインパルス、リセットパルス)を走行させることによって、発振動作を行えるようになっている。
特許第3455982号公報
2つのパルス信号を走行させ、リングオシレータ40が発振動作を行うためには、リセットパルスの走行開始に係る反転動作において、INV31の論理状態がINV18の論理状態よりも先に確定する必要がある。例えば、図14の時刻50でINV18とINV31の両方の出力が「L」レベルから「H」レベルに反転することによって、時刻51でNAND32の出力が「H」レベルから「L」レベルに反転し、リセットパルスが走行を開始している。しかし、INV31の出力がINV18の出力よりも先に「H」レベルになるという関係が成り立たなければリセットパルスは消滅し、リングオシレータ40は発振動作を行うことができない。
このため、図17及び図18に示すように、偶数段目の反転回路では、入力信号が「L」レベルから中点電位となった後、出力信号が「H」レベルから中点電位となるまでの時間(以下、TpdHL)よりも、入力信号が「H」レベルから中点電位となった後、出力信号が「L」レベルから中点電位となるまでの時間(以下、TpdLH)の方が長くなるように設定されている。なお、図17はINV2、INV4、・・・、INV30に対応し、図18はNAND32に対応する。また、図15及び図16に示すように、奇数段目の反転回路では、TpdHLよりも、TpdLHの方が短くなるように設定されている。なお、図15はINV3、INV5、・・・、INV31に対応し、図16はNAND1に対応する。
図15〜図18に示す設定により、反転回路の入力信号が「H」レベルから「L」レベルに変化するとき、その反転回路の出力信号は「L」レベルから「H」レベルに変化するが、このときの反転回路における遅延時間(TpdLH)は偶数段目の反転回路よりも奇数段目の反転回路のほうが短くなるように設定されている。また、反転回路の入力信号が「L」レベルから「H」レベルに変化するとき、その反転回路の出力信号は「H」レベルから「L」レベルに変化するが、このときの反転回路における遅延時間(TpdHL)は奇数段目の反転回路よりも偶数段目の反転回路のほうが短くなるように設定されている。このため、前段の反転回路の出力が「L」レベルから「H」レベルに反転する場合、INV31の出力がINV18の出力よりも先に「H」レベルになる。
TpdHL >TpdLHの場合、「H」レベルの期間は「L」レベルの期間よりも長く、TpdLH>TpdHLの場合、「H」レベルの期間は「L」レベルの期間よりも短い。図19(a)は奇数段の反転回路における「H」レベルの期間と「L」レベルの期間を示し、図19(b)は偶数段の反転回路における「H」レベルの期間と「L」レベルの期間を示している。図19に示す例では、偶数段目の反転回路における「H」レベルの期間をTH1、「L」レベルの期間をTL1、奇数段目の反転回路における「H」レベルの期間をTH2、「L」レベルの期間TL2とすると、TH1≠TL1、TH2≠TL2かつTH1≠TH2、TL1≠TL2である。
パルスセレクタ&エンコーダ41は、各反転回路からの出力信号D1〜D32に基づいて、各反転回路の論理状態すなわちパルス信号の走行位置を、外部から供給される制御信号PBに同期して時間的に等間隔で検出する。しかし、上記のような各反転回路におけるTpdLH とTpdHLの違いのため、偶数段目と奇数段目の反転回路を一組とした単位を最小単位とし、その最小単位の回路の出力からパルス信号の走行位置を検出しなければ、パルス信号の走行位置を時間的に等間隔で検出することができない。すなわち、特許文献1のリングオシレータ40は、32段の反転回路で構成されているが、パルス信号の走行位置を16段の反転回路でしか検出することができない。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、パルス信号の走行位置を各反転回路単位で検出することにより、A/D変換精度を向上することができるA/D変換回路を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、印加されるアナログ信号の大きさに応じて、出力するパルス信号の遅延時間が変化する論理素子からなる反転回路が奇数段連結され、最終段の前記反転回路からの出力信号が初段の前記反転回路に入力されると共に、任意の段の前記反転回路からの出力信号が1段後の前記反転回路と任意の後段の前記反転回路との双方に入力されるパルス走行回路と、前記パルス走行回路から出力される前記パルス信号の走行位置を検出し、前記走行位置に応じた論理信号を生成する第1のパルス走行位置検出回路と、前記パルス走行回路から出力される前記パルス信号の周回数を検出し、前記周回数に応じた論理信号を生成する第2のパルス走行位置検出回路と、前記第1のパルス走行位置検出回路及び前記第2のパルス走行位置検出回路から出力される論理信号を合成し、前記アナログ信号の大きさに応じたデジタル信号を生成するデジタル信号生成回路とを有し、前記パルス走行回路は、N(N:自然数)周期目に前記パルス信号が走行する前記反転回路の数と、N+1周期目に前記パルス信号が走行する前記反転回路の数との総和が2のべき乗となるように構成されることを特徴とするA/D変換回路である。
また、本発明のA/D変換回路において、前記パルス走行回路は、任意の段の前記反転回路からの出力信号が1段後の前記反転回路と3段後の前記反転回路との双方に入力されることを特徴とする。
また、本発明のA/D変換回路において、前記反転回路は、全てNOR回路で構成されることを特徴とする。
また、本発明のA/D変換回路において、前記反転回路は、全てNANDで構成されることを特徴とする。
本発明によれば、パルス信号の走行位置を各反転回路単位で検出することにより、A/D変換精度を向上することができる。
本発明の一実施形態によるA/D変換回路の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における反転回路の特性を示す参考図である。 本発明の一実施形態における反転回路の特性を示す参考図である。 本発明の一実施形態によるA/D変換回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態におけるパルス信号の走行位置のデコード方法を示す参考図である。 本発明の一実施形態によるA/D変換回路(変形例)の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるA/D変換回路(変形例)の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるA/D変換回路(変形例)の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるA/D変換回路(変形例)の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における反転回路の特性を示す参考図である。 本発明の一実施形態によるA/D変換回路(変形例)の動作を示すタイミングチャートである。 従来のパルス位相差符号化回路の構成を示すブロック図である。 従来のパルス位相差符号化回路における反転回路の論理状態を示す参考図である。 従来のパルス位相差符号化回路における反転回路の論理状態を示す参考図である。 従来の反転回路の特性を示す参考図である。 従来の反転回路の特性を示す参考図である。 従来の反転回路の特性を示す参考図である。 従来の反転回路の特性を示す参考図である。 従来の反転回路の特性を示す参考図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態によるA/D変換回路の構成を示している。図1に示すA/D変換回路100は、パルス走行回路10と、パルス走行位置検出回路11と、パルス走行位置検出回路12と、デジタル信号生成回路13と、から構成されている。
パルス走行回路10は、奇数段(図1では9段)の反転回路(NOR1、INV2〜INV8、NOR9)が直列に連結された構成を有する。これらの反転回路は、NOR1、INV2〜INV8、NOR9の順に接続されている。NOR1の一方の入力端子には外部から供給される駆動制御信号StartPが入力され、他方の入力端子にはNOR9からの出力信号D9が入力される。INV2の入力端子にはNOR1からの出力信号D1が入力される。INV3の入力端子にはINV2からの出力信号D2が入力される。INV4の入力端子にはINV3からの出力信号D3が入力される。INV5の入力端子にはINV4からの出力信号D4が入力される。INV6の入力端子にはINV5からの出力信号D5が入力される。INV7の入力端子にはINV6からの出力信号D6が入力される。INV8の入力端子にはINV7からの出力信号D7が入力される。NOR9の一方の入力端子にはINV8からの出力信号D8が入力され、他方の入力端子にはINV6からの出力信号D6が入力される。
したがって、パルス走行回路10に入力された駆動制御信号StartPに基づくパルス信号は、パルス走行回路10を構成する反転回路を周回する。また、パルス走行回路10を構成する全ての反転回路の最高電位には外部から供給されるアナログ入力信号VAが印加され、最低電位にはGNDが印加される。
パルス走行位置検出回路11は、パルス走行回路10を構成する各反転回路からの出力信号D1〜D9に基づいて、パルス走行回路10を走行するパルス信号の走行位置を、外部から供給される制御信号CLKに同期して検出し、エンコードした後、後段のデジタル信号生成回路13へ出力する。パルス走行位置検出回路11から出力される、エンコード後の走行位置を示す出力信号D10は、例えば4ビットのデジタル信号である。
パルス走行位置検出回路12は、パルス走行回路10を走行するパルス信号の周回数(出力信号D9から検出されるパルス信号の数)を、外部から供給される制御信号CLKと同期して検出する。また、パルス走行位置検出回路12は、検出した周回数(D11)を後段のデジタル信号生成回路13へ出力する。パルス走行位置検出回路12から出力される、周回数を示す出力信号D11は、例えば6ビットのデジタル信号である。
デジタル信号生成回路13は、パルス走行位置検出回路11が検出したパルス信号の走行位置(D10)を下位ビットとし、パルス走行位置検出回路12が検出したパルス信号の周回数(D11)を上位ビットとして出力信号D10及び出力信号D11を合成し、外部から供給される制御信号CLKと同期して、アナログ入力信号VAの大きさに応じたデジタル信号DTを生成すると共に、図示しない後段回路へ出力する。デジタル信号生成回路13から出力されるデジタル信号DTは、例えば10ビットの信号である。
また、各反転回路(NOR1、INV2〜INV8、NOR9)は、図2及び図3に示すように、各反転回路の入力信号が「H」レベルから中点電位となった後、出力信号が「L」レベルから中点電位となるまでの時間(TpdLH)と、各反転回路の入力信号が「L」レベルから中点電位となった後、出力信号が「H」レベルから中点電位となるまでの時間(TpdHL)が略同一となるように設定されている。なお、図2はINV2〜INV8に対応し、図3はNOR1、NOR9に対応する。
図2及び図3に示す設定により、入力信号が「H」レベルから「L」レベルに変化するとき、及び入力信号が「L」レベルから「H」レベルに変化するときのいずれにおいても、各反転回路における遅延時間が略等しくなる。これにより、パルス信号の走行間隔(各反転回路の出力信号におけるH期間とL期間)が等しくなり、各反転回路の出力信号からパルス信号の走行位置を時間的に等間隔で検出することが可能となっている。図2及び図3に示す設定は、各反転回路を構成するトランジスタのサイズを、トランジスタにおけるキャリア移動度に応じて調整する、又は各反転回路間の配線長を等しくすることにより、実現可能である。
次に、以上のように構成されたA/D変換回路100における動作例について、タイミングチャートを併用して説明する。図4は、本実施形態によるA/D変換回路100の動作例を示している。
(時刻TS:パルス走行回路10のスタンバイ期間)
NOR1へ「H」レベルの駆動制御信号StartPが入力され、パルス走行回路10の出力信号D2、D4、D6、D8は「H」レベル、 出力信号D1、D3、D5、D7、D9は「L」レベルを保持する。
(時刻T0:パルス走行回路10の動作開始期間)
NOR1へ「L」レベルの駆動制御信号StartPと、NOR9からの「L」レベルの出力信号が入力され、各反転回路は、アナログ入力信号VAに応じたパルス信号(D1〜D9)を出力し始める。また、パルス走行位置検出回路11及びパルス走行位置検出回路12へ外部から「H」レベルの制御信号CLKが入力され、パルス走行位置検出回路11は、パルス走行回路10を走行するパルス信号の走行位置(D10)の検出を開始し、パルス走行位置検出回路12は、パルス走行回路10を走行するパルス信号の周回数(D11)の検出を開始する。
(時刻T1:パルス走行回路10の動作期間)
NOR1へ「L」レベルの駆動制御信号StartPと、NOR9からの「L」レベルの出力信号が入力されると、NOR1の出力信号D1は「L」レベルから「H」レベルに変化し、他の出力信号(D2〜D9)は時刻TS及び時刻T0の論理を保持する。
(時刻T2:パルス走行回路10の動作期間)
INV2へNOR1からの「H」レベルの出力信号D1が入力されると、INV2の出力信号D2は「H」レベルから「L」レベルに変化し、他の出力信号D1、D3〜D9は時刻T1の論理を保持する。
(時刻T3:パルス走行回路10の動作期間)
INV3へINV2からの「L」レベルの出力信号D2が入力されると、INV3の出力信号D3は「L」レベルから「H」レベルに変化し、他の出力信号D1、D2、D4〜D9は時刻T2の論理を保持する。
(時刻T4:パルス走行回路10の動作期間)
INV4へINV3からの「H」レベルの出力信号D3が入力されると、INV4の出力信号D4は「H」レベルから「L」レベルに変化し、他の出力信号D1〜D3、D5〜D9は時刻T3の論理を保持する。
(時刻T5:パルス走行回路10の動作期間)
INV5へINV4からの「L」レベルの出力信号D4が入力されると、INV5の出力信号D5は「L」レベルから「H」レベルに変化し、他の出力信号D1〜D4、D6〜D9は時刻T4の論理を保持する。
(時刻T6:パルス走行回路10の動作期間)
INV6へINV5からの「H」レベルの出力信号D5が入力されると、INV6の出力信号D6は「H」レベルから「L」レベルに変化し、他の出力信号D1〜D5、D7〜D9は時刻T5の論理を保持する。
(時刻T7:パルス走行回路10の動作期間)
INV7へINV6からの「L」レベルの出力信号D6が入力されると、INV7の出力信号D7は「L」レベルから「H」レベルに変化し、他の出力信号D1〜D6、D8、D9は時刻T6の論理を保持する。なお、NOR9には、INV6からの「L」レベルの出力信号D6とINV8からの「H」レベルの出力信号D8とが入力されているため、NOR9の出力信号D9は「L」レベルを保持する。
(時刻T8:パルス走行回路10の動作期間)
INV8へINV7からの「H」レベルの出力信号D7が入力されると、INV8の出力信号D8は「H」レベルから「L」レベルに変化し、他の出力信号D1〜D7、D9は時刻T7の論理を保持する。
(時刻T9:パルス走行回路10の動作期間)
NOR9へINV8からの「L」レベルの出力信号D8が入力されると、NOR9の出力信号D9は「L」レベルから「H」レベルに変化し、他の出力信号D1〜D8は時刻T8の論理を保持する。
(時刻T10:パルス走行回路10の動作期間)
NOR1へNOR9からの「H」レベルの出力信号D9が入力されると、NOR1の出力信号D1は「H」レベルから「L」レベルに変化し、他の出力信号D2〜D9は時刻T9の論理を保持する。
(時刻T11:パルス走行回路10の動作期間)
INV2へNOR1からの「L」レベルの出力信号D1が入力されると、INV2の出力信号D2は「L」レベルから「H」レベルに変化し、他の出力信号D1、D3〜D8は時刻T10の論理を保持する。
(時刻T12:パルス走行回路10の動作期間)
INV3へINV2からの「H」レベルの出力信号D2が入力されると、INV3の出力信号D3は「H」レベルから「L」レベルに変化し、他の出力信号D1、D2、D4〜D9は時刻T11の論理を保持する。
(時刻T13:パルス走行回路10の動作期間)
INV4へINV3からの「L」レベルの出力信号D3が入力されると、INV4の出力信号D4は「L」レベルから「H」レベルに変化し、他の出力信号D1〜D3、D5〜D8は時刻T12の論理を保持する。
(時刻T14:パルス走行回路10の動作期間)
INV5へINV4からの「H」レベルの出力信号D4が入力されると、INV5の出力信号D5は「H」レベルから「L」レベルに変化し、他の出力信号D1〜D4、D6〜D9は時刻T13の論理を保持する。
(時刻T15:パルス走行回路10の動作期間)
INV6へINV5からの「L」レベルの出力信号D5が入力されると、INV6の出力信号D6は「L」レベルから「H」レベルに変化し、他の出力信号D1〜D5、D7〜D8は時刻T12の論理を保持する。
(時刻T16:パルス走行回路10の動作期間)
INV7へINV6からの「H」レベルの出力信号D6が入力されると、INV7の出力信号D7は「H」レベルから「L」レベルに変化する。また、INV6からの「H」レベルの出力信号D6とINV8からの「L」レベルの出力信号D8とがNOR9に入力されると、NOR9の出力信号D9は「H」レベルから「L」レベルに変化し、他の出力信号(D1〜D6、D8)は時刻T15の論理を保持する。
パルス走行回路10を走行するパルス信号は、1周期目(時刻T1〜時刻T9の期間からなる奇数周期)はパルス走行回路10の全ての反転回路(NOR1、NOR9、INV2〜INV8の9段)を走行するが、2周期目(時刻T10〜時刻T16の期間からなる偶数周期)はパルス走行回路10の一部の反転回路(NOR1、NOR9、INV2〜INV6の7段)のみ走行する。なお、本明細書では、駆動制御信号PAが入力される初段の反転回路であるNOR1の出力信号の論理が反転してからその論理を保っている期間を一周期とする。
例えば、INV7の出力信号D7とNOR9の出力信号D9に注目する。1周期目においてINV7とNOR9の各出力信号が「L」レベルから「H」レベルに変化する時点を比較すると、NOR9の出力信号D9はINV7の出力信号D7に対して反転回路2個分の遅延がある。これに対して、2周期目においてINV7とNOR9の各出力信号は「H」レベルから「L」レベルに同時に変化する。このため、1周期目(奇数周期)と2周期目(偶数周期)に走行するパルス走行回路10の反転回路の総和は16段、すなわち2のべき乗段となる。
時刻T17〜時刻T315までは、時刻T1〜時刻T16までの動作が繰り返し行われるため、説明を省略する。また、時刻T17〜時刻T315までの任意の時刻に、外部から供給される制御信号CLKは「H」レベルから「L」レベルへ変化するが、パルス走行回路10の各出力信号(D1〜D9)には影響しない。
(時刻T316:パルス走行回路10の動作期間)
INV3へINV2からの「H」レベルの出力信号D2が入力されると、INV3の出力信号D3は「H」レベルから「L」レベルに変位し、他の出力信号D1、D2、D4〜D9は時刻T11の論理を保持する。
また、パルス走行位置検出回路11及びパルス走行位置検出回路12へ外部から「H」レベルの制御信号CLKが入力され、パルス走行位置検出回路11は、パルス走行回路10を走行するパルス信号の走行位置(D10)を検出し、パルス走行位置検出回路12は、パルス走行回路10を走行するパルス信号の周回数(D11)を検出する。より具体的には、パルス走行位置検出回路11は、パルス走行回路10の各出力信号D1〜D9の論理を保持した上で、隣り合う反転回路の出力信号(例えば、出力信号D1と出力信号D2、出力信号D2と出力信号D3、・・・、出力信号D9と出力信号D1)が同一の論理となっている位置情報(時刻T316では出力信号D3と出力信号D4)及び出力信号D9の論理(時刻T316では「H」レベル)を検出する。
そして、パルス走行位置検出回路11は、検出した位置情報の内、前段側の反転回路の出力信号(時刻T316では出力信号D3)及び出力信号D9の論理(時刻T316では「H」レベル)に応じて、パルス信号の走行位置を4ビットにエンコードし、出力信号D10としてデジタル信号生成回路13へ出力する。時刻T316では出力信号D10は上位ビット側から1.1.0.0となる。
以下、パルス走行位置検出回路11によるエンコードの詳細を説明する。上述したように、パルス走行回路10を走行するパルス信号は1周期目(奇数周期目)に9段の反転回路を通過し、2周期目(偶数周期目)に7段の反転回路を通過する。したがって、パルス信号は1周期目と2周期目を合わせて16段の反転回路を通過する。
次に、パルス走行位置検出回路11が検出するパルス信号の走行位置(D10)は、
隣り合う反転回路の出力論理が同一論理となる位置と出力論理の2つにより決まる。
例えば、時刻T316では出力信号D3と出力信号D4が同一論理となっているが、前段側の出力信号(D3)とその出力論理(L)の組み合わせに応じて、図5に示すように走行位置D10(走行位置がD3で出力論理がLのため、D10は1.1.0.0となる)が決定される。
一方、パルス走行位置検出回路12は、パルス信号がパルス走行回路を周回した数(偶数周期に出力信号D9から検出されるパルス信号の数)を検出し、パルス信号が周回した数と反転回路の総段数(16段)の積を6ビットで算出し、出力信号D11としてデジタル信号生成回路13へ出力する。時刻T316ではパルス信号が周回した数が19であるため、出力信号D11は上位ビット側から0.1.0.0.1.1.0.0.0.0となる。
デジタル信号生成回路13は、パルス走行位置検出回路11からの出力信号D10を下位ビットとし、パルス走行位置検出回路12からの出力信号D11を上位ビットとして合成したデジタル信号DTを生成し、図示しない後段回路へ出力する。時刻T316ではデジタル信号DTは上位ビット側から0.1.0.0.1.1.1.1.0.0となる。
時刻T317以降は、再度外部から供給される制御信号CLKが「L」レベルから「H」レベルへ変化するまで時刻T13以降の動作が繰り返し行われるため、説明を省略する。
上述したように、本実施形態によるA/D変換回路100では、パルス走行回路10が9段の反転回路で構成されているが、1周期目にパルス信号が9段の反転回路を通過し、2周期目にパルス信号が7段の反転回路を通過することにより、パルス信号の走行位置を2のべき乗段(16段)で検出することが可能となる。また、本実施形態によるA/D変換回路100では、各反転回路のTpdLHとTpdHLを略同一とし、パルス信号の走行間隔(各反転回路の出力信号におけるH期間とL期間)を等しく設定することにより、パルス信号の走行位置を各反転回路単位(最小単位)で検出することが可能となるため、従来のパルス位相差符号化回路200と比較して、A/D変換精度を2倍に向上することができる。言い換えると、パルス信号の走行位置を4ビットで検出するために従来のパルス位相差符号化回路200では32段の反転回路が必要であったが、本実施形態によるA/D変換回路100では9段の反転回路で良いため、従来と同じA/D変換精度を得るために必要なA/D変換回路の回路規模を削減することができる。
また、本実施形態では、INV6の出力信号をNOR9に入力するようにINV6の出力信号をバイパスしているが、出力信号が2つ分の反転回路を跳び越して3段後の反転回路に入力すればよく、同様の効果を得ることができる。例えば、図6に示すように、INV5の出力信号をNOR8に入力してもよい。
また、本実施形態では、パルス走行回路10を構成する反転回路の段数を、1周期目(奇数周期)にパルス信号が通過する反転回路の段数と2周期目(偶数周期)にパルス信号が通過する反転回路の段数との総和として2のべき乗段(16段)としたが、同じく2のべき乗段であれば16段に限定しなくても、同様の効果を得ることができる。
さらに、図示しない後段回路で補正処理を行うと共に、パルス走行回路10を構成する反転回路のバイパス箇所を変更すれば、パルス走行回路10を構成する反転回路の段数を2のべき乗以外の偶数段や奇数段に設定しても、同様の効果を得ることができる。例えば、9段の反転回路を直列に接続し、パルス信号の走行位置を4ビットで検出可能とするためには一つの反転回路の出力信号をその1段後の反転回路と3段後の反転回路との両方に入力すれば良いが、11段の反転回路を直列に接続し、パルス信号の走行位置を4ビットで検出可能とするためには一つの反転回路の出力信号をその1段後の反転回路と7段後の反転回路との両方に入力すれば良い。
また、本実施形態では、パルス走行回路10を構成する反転回路の最高電位を外部から供給されるアナログ入力信号VAとし、最低電位を図示しないGNDとしたが、図7に示すように、パルス走行回路10を構成する反転回路の最高電位を図示しない電源電圧とし、最低電位をアナログ入力信号VAとしても、同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、パルス走行回路10を構成する反転回路を2つのNOR回路(NOR1、NOR9)と7つのINV回路(INV2〜INV8)としたが、図8に示すように、全ての反転回路をNOR回路(NOR1〜NOR9)で構成しても、同様の効果を得ることができる。なお、図8におけるNOR2〜NOR8の他方の入力には、GNDが接続されているが、図示を省略している。
また、本実施形態では、パルス走行回路10を構成する反転回路を2つのNOR回路(NOR1、NOR9)と7つのINV回路(INV2〜INV8)としたが、図9に示すように、全ての反転回路をNAND回路(NAND1〜NAND9)で構成しても、同様の効果を得ることができる。なお、図9におけるNAND2〜NAND8の他方の入力には、アナログ入力信号VA又は電源電圧が接続されているが、図示を省略している。
図10は、NAND1〜NAND9のTpdLHとTpdHLを示している。図11は、図9に示すパルス走行回路10の動作を示している。図11に示すように、外部から供給される駆動制御信号StartP及びパルス走行回路10の各反転回路の出力信号D1〜D9は、図4と比較して論理が反転しているが、同様な信号処理を行うことで、同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、パルス走行回路10を走行するパルス信号が1周期目に全ての反転回路を通過し、2周期目に一部の反転回路を通過する例を示したが、パルス信号が1周期目に一部の反転回路を通過し、2周期目に全ての反転回路を通過するようにしても良い。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
10・・・パルス走行回路、11・・・パルス走行位置検出回路(第1のパルス走行位置検出回路)、12・・・パルス走行位置検出回路(第2のパルス走行位置検出回路)、13・・・デジタル信号生成回路、100・・・A/D変換回路

Claims (4)

  1. 印加されるアナログ信号の大きさに応じて、出力するパルス信号の遅延時間が変化する論理素子からなる反転回路が奇数段連結され、最終段の前記反転回路からの出力信号が初段の前記反転回路に入力されると共に、任意の段の前記反転回路からの出力信号が1段後の前記反転回路と任意の後段の前記反転回路との双方に入力されるパルス走行回路と、
    前記パルス走行回路から出力される前記パルス信号の走行位置を検出し、前記走行位置に応じた論理信号を生成する第1のパルス走行位置検出回路と、
    前記パルス走行回路から出力される前記パルス信号の周回数を検出し、前記周回数に応じた論理信号を生成する第2のパルス走行位置検出回路と、
    前記第1のパルス走行位置検出回路及び前記第2のパルス走行位置検出回路から出力される論理信号を合成し、前記アナログ信号の大きさに応じたデジタル信号を生成するデジタル信号生成回路とを有し、
    前記パルス走行回路は、N(N:自然数)周期目に前記パルス信号が走行する前記反転回路の数と、N+1周期目に前記パルス信号が走行する前記反転回路の数との総和が2のべき乗となるように構成されることを特徴とするA/D変換回路。
  2. 前記パルス走行回路は、任意の段の前記反転回路からの出力信号が1段後の前記反転回路と3段後の前記反転回路との双方に入力されることを特徴とする請求項1に記載のA/D変換回路。
  3. 前記反転回路は、全てNOR回路で構成されることを特徴とする請求項1に記載のA/D変換回路。
  4. 前記反転回路は、全てNANDで構成されることを特徴とする請求項1に記載のA/D変換回路。
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