JP2011191519A - 画像形成装置、画像形成システム、および出力制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、および出力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】精度の高い画像形成が可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、各負荷130,140と各負荷521〜523とに対して直流電圧を出力するスイッチング電源110と、各負荷521,522の動作時に、スイッチング電源110の出力電圧を上昇させる電源制御部124と、各負荷521,522の動作時に、各負荷130,140の出力が予め定められた範囲となるように当該各負荷130,140の動作を制御する負荷制御部121とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システム、および出力制御方法に関する。本発明は、特に、後処理装置が接続される画像形成装置、画像形成装置と後処理装置とを備える画像形成システム、および画像形成装置における出力制御方法に関する。
近年、多様な印刷態様に対応すべく印刷から製本等の後処理までを連続的に行なう画像形成システムが普及している。
このような画像形成システムとして、特許文献1には、後処理装置に前段装置から給電された電力を後段装置へ給電する給電ラインと、給電された電力の電圧を高める昇圧手段とを備えた画像形成システムが開示されている。当該後処理装置は、後段装置へ給電する給電ラインの出力電圧レベルを監視する電圧監視手段と、電圧監視手段の監視結果が所定の出力電圧レベルに満たない場合に昇圧手段に電圧を高めさせる昇圧制御手段とを備える。
特許文献1では、このような構成により、給電ラインのインピーダンスに起因する電圧ドロップによる後処理装置への影響を回避している。
また、特許文献2には、用紙後処理ユニットの消費電力が最大となる瞬間を含む期間、画像形成装置の一部の駆動部を当該期間に同期させ停止させる省電力方法が開示されている。
また、特許文献3には、他励方式のDC/DCコンバータにより画像コントローラやCPU(Central Processing Unit)を駆動する電源を有した画像形成装置が開示されている。当該画像形成装置は、電源投入時に給紙オプションやイメージスキャナ等の外部装置の組み込み状態を検出し、負荷電流を予測し、最適なPWM周波数駆動をするDC/DCコンバータを備える。これにより、画像形成装置は消費電力の低減を図っている。
特開2008−77420号公報 特開2005−345663号公報 特開2006−7581号公報
ところで、画像形成システムが画像形成装置のスイッチング電源から後処理装置に電力を供給する構成の場合、以下のような問題が生じる。
後処理装置における後処理の実行に基づき、画像形成装置から後処理装置に供給される電圧が降下する。また、画像形成装置内の各負荷(たとえば、現像装置、転写装置、定着装置、シート搬送部を駆動するモータ)に供給する電圧も降下する。ここで、スイッチング電源から後処理装置への距離は、スイッチング電源から画像形成装置内の各負荷への距離よりも長い。つまり、スイッチング電源と後処理装置との間のインピーダンスはスイッチング電源と画像形成装置内の各負荷との間のインピーダンスよりも大きくなる。このため、後処理装置に供給される電圧の電圧降下値は、画像形成装置内の各負荷に供給する電圧の電圧降下値よりも大きくなる。
この場合、後処理装置に供給する電圧を高める制御を画像形成装置が実行すると、画像形成装置内の各負荷に供給される電圧も高くなる。一方で、画像形成装置内の各負荷に供給される電圧が変動すると、各負荷の出力が安定せず、その結果、精度の高い画像の形成ができない。
しかしながら、特許文献1〜3に開示された技術は、このような後処理装置に供給する電圧を高めることに起因した画像精度の低下を考慮したものではなかった。
本願発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、精度の高い画像形成が可能な画像形成装置、画像形成システム、および出力制御方法を提供することにある。
本発明のある局面に従うと、画像形成装置は、シートの後処理を行なう後処理装置と接続可能な画像形成装置である。画像形成装置は、画像形成装置が備える画像形成に関する第1の負荷と、後処理装置が備える後処理に関する第2の負荷とに対して、電圧を出力する電源と、第2の負荷の動作時に、電源の出力電圧を上昇させる電源制御手段と、第2の負荷の動作時に、第1の負荷の出力が予め定められた範囲となるように当該第1の負荷の動作を制御する負荷制御手段とを備える。
好ましくは、第1の負荷は、現像機または転写機を含むHV負荷である。
好ましくは、第1の負荷は、画像形成されるシートを搬送するための搬送部を駆動するモータ負荷を含む。
好ましくは、第2の負荷は、画像形成されたシートに対してステープル処理を施すステープル処理負荷、または画像形成されたシートに対してシフト処理を施すシフト処理負荷である。
好ましくは、画像形成装置は、第2の負荷の動作時に当該第2の負荷に供給される電圧の変化を示す情報を、後処理装置から受信する受信手段をさらに備える。電源制御手段は、変化を示す情報に基づき電源の出力電圧の上昇幅を決定する。
好ましくは、負荷制御手段は、変化を示す情報に基づき第1の負荷の動作を制御する。
好ましくは、負荷制御手段は、電源制御手段により決定された、電源の出力電圧の上昇幅に基づき第1の負荷の動作を制御する。
好ましくは、電源制御手段は、第2の負荷の動作時における電圧の変化が所定値以上の場合に電源の出力電圧を上昇させる制御を行ない、第2の負荷の動作時における電圧の変化が所定値未満の場合は電源の出力電圧を上昇させる制御を行なわない。
好ましくは、第1の負荷は、入力される制御信号のハルス幅が変調されることにより動作が制御される。負荷制御手段は、制御信号におけるデューティ比を変更することにより第1の負荷の動作を制御する。
好ましくは、電源制御手段は、第2の負荷の1回目の動作時には、電源の出力電圧を予め定められた所定幅上昇させ、第2の負荷の2回目以降の動作時には、第2の負荷に供給される電圧の、1回目の動作タイミングでの変化に基づいて所定幅を補正し、電源の出力電圧を当該補正された所定幅上昇させる。
本発明の他の局面に従うと、画像形成システムは、シートの後処理を行なう後処理装置と、当該後処理装置に接続された画像形成装置とを備えた画像形成システムである。画像形成装置は、画像形成装置が備える画像形成に関する第1の負荷と、後処理装置が備える後処理に関する第2の負荷とに対して、電圧を出力する電源と、第2の負荷の動作時に、電源の出力電圧を上昇させる電源制御手段と、第2の負荷の動作時に、第1の負荷の出力が予め定められた範囲となるように当該第1の負荷の動作を制御する負荷制御手段とを備える。後処理装置は、第2の負荷の動作時に当該第2の負荷に供給される電圧の変化を示す情報を、画像形成装置に送信する送信手段を備える。画像形成装置は、変化を示す情報を後処理装置から受信する受信手段をさらに備える。電源制御手段は、変化を示す情報に基づき電源の出力電圧の上昇幅を決定する。
本発明のさらに他の局面に従うと、出力制御方法は、シートの後処理を行なう後処理装置と接続可能な画像形成装置における出力制御方法である。出力制御方法は、画像形成装置が備える画像形成に関する第1の負荷と、後処理装置が備える後処理に関する第2の負荷とに対して、電圧を出力するステップと、第2の負荷の動作時に、電源の出力電圧を上昇させるステップと、第2の負荷の動作時に、第1の負荷の出力が予め定められた範囲となるように当該第1の負荷の動作を制御するステップとを備える。
上記の構成によると、精度の高い画像形成が可能となる。
画像形成システムの構成を説明するための図である。 画像形成装置および後処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 画像形成装置の制御を説明するためのタイミングチャートである。 DC/DCコンバータから供給される電圧を一定に保つための処理を説明するための図である。 画像形成装置の制御の詳細を説明するためのタイミングチャートである。 HV負荷に対する制御部の制御を説明するための図である。 画像形成装置の制御部の具体的構成を示したブロック図である。 画像形成装置の処理の流れを示したフローチャートである。 図8のステップS10の詳細を示したフローチャートである。 図8のステップS12の詳細を示したフローチャートである。 画像形成装置の一部分を拡大した図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る画像形成システムについて説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<画像形成システムの概要>
図1は、画像形成システム1の構成を説明するための図である。図1を参照して、画像形成システム1は、画像形成装置10と、ADF(auto document feeder)20と、画像読取装置30と、用紙供給装置40と、後処理装置50とを備えている。
ADF20は、原稿を自動的に送り、予め定められた読取位置にて当該原稿を光学系に読み取らせるために、原稿を読取位置に自動的に搬送する装置である。画像読取装置30は、読取台に載置された原稿、またはADFにより送られてくる原稿をスキャンする。用紙供給装置40は、画像形成装置10からの指示に基づき、画像形成装置10にシート(記録用紙)を供給する。後処理装置50は、画像形成装置10により画像形成されたシートに対し後処理を施す装置であり、シートを排出するトレイ51と、シフト処理負荷521と、ステープル処理負荷522と、パンチ処理負荷523とを備える。シフト処理負荷521、ステープル処理負荷522、パンチ処理負荷523については後述する。
ADF20、画像読取装置30、用紙供給装置40、後処理装置50、および画像形成装置10は、互いに電気的および機構的に接続されている。ADF20、画像読取装置30、用紙供給装置40、および後処理装置50は、画像形成装置からの指示に基づき動作する。
画像形成装置10は、現像装置2、転写装置3、帯電装置4、定着装置5、感光体6、クリーナ7、露光装置8、シート搬送部を駆動するモータ等の複数の負荷を有している。
現像装置2は、静電潜像が形成された感光体6にトナーを付着させる装置である。転写装置3は、感光体に付着したトナーをシートに転写する装置である。帯電装置4は、感光体ドラム6を帯電させる装置である。定着装置5は、上記転写によりシートに付着したトナーを熱で溶かし、かつ圧力を加えることにより、トナーをシートに定着させる装置である。感光体6は、a−Si(アモルファスシリコン)等からなる。クリーナ7は、感光体6に付着したトナーを除去し、当該除去したトナーを回収する装置である。露光装置8は、感光体ドラム6の表面に静電潜像を形成する装置である。シート搬送部は、用紙供給装置40からトレイ51までシートを搬送する機構である。
図11は、画像形成装置10の一部分を拡大した図である。図11を参照して、現像装置2は、現像ローラ2aを含む。転写装置3は、転写ローラ3aを含む。帯電装置4は、帯電ローラ4aを含む。クリーナ7は、クリーニングブレード7aを含む。感光体6は、接地されている。なお、現像ローラ2a、転写ローラ3a、帯電ローラ4aは、モータにより駆動する。帯電ローラ4aは、感光体6の回転に伴い従動する。
画像形成装置10における画像形成は、次のように行なわれる。まず、帯電ローラ4aにより、感光体6の表面に電荷を帯電させる。次いで、露光装置8により、帯電した感光体6に光を露光する。感光体6における光が露光された部分は、電荷が消失する。次いで、現像ローラ2aにより、現像装置2に収容されているトナーを感光体6に付着させる。これにより、感光体6における光が露光された部分にトナー像が形成される。一方で、シート搬送部により、シートが感光体6と転写ローラ3aとのニップ部3bに搬送される。ここで、ニップ部3bにおける感光体6と転写ローラ3aとの間の電界により、感光体6のトナーはシートに転写される。この状態ではトナーはシートに乗っているだけの状態であるため、定着ローラ3aにより、当該シートを加熱および加圧することによってトナーを溶かして当該シートに定着させる。シートに転写されずに感光体6に残ったトナーは、次の画像生成の際の画質の低下を招く。そこで、クリーニングブレード7aにより、感光体6の表面に残ったトナーがクリーニングされる。
図2は、画像形成装置10および後処理装置50の構成を説明するためのブロック図である。以下では、先ず、画像形成装置10について説明し、次いで、後処理装置50について説明する。
図2を参照して、画像形成装置10は、たとえば商用電源である交流電源900により動作する。画像形成装置10は、スイッチング電源110と、制御部120と、HV(High Voltage)負荷130と、モータ負荷140と、画像処理部150と、定着加熱回路160と、定着装置170とを備える。スイッチング電源110は、整流回路111と、PFC(Power Factor Correction)回路112と、DC/DCコンバータ113と、DC/DCコンバータ114とを備える。なお、画像形成装置10が備える負荷は、当該2つの負荷(HV負荷130,モータ負荷140)に限定されるものではない。
スイッチング電源110は、各負荷130,140と、制御部120と、画像処理部150と、後処理装置50とに対して、直流電圧を出力する。具体的には、スイッチング電源110は、24Vの直流電圧を各負荷130,140および後処理装置50に対して出力し、5Vの直流電圧を制御部120および画像処理部150に対して出力する。
スイッチング電源110について詳しく説明すると、以下のとおりである。整流回路111は、交流電源900からの交流電圧を直流電圧に変換する。PFC回路112は、整流回路111に接続しており、力率を改善する。なお、力率とは、電力を送るために、無駄な電流がどれだけ必要であるかを示した数値である。
DC/DCコンバータ113は、PFC回路112に接続しており、入力された直流電圧を24Vの直流電圧に変換する。DC/DCコンバータ113は、変換後の24Vの直流電圧を、各負荷130,140と後処理装置50とに対して出力する。
DC/DCコンバータ114は、PFC回路112に接続しており、入力された直流電圧を5Vの直流電圧に変換する。DC/DCコンバータ114は、変換後の5Vの直流電圧を、制御部120と画像処理部150に対して出力する。
なお、DC/DCコンバータ113とDC/DCコンバータ114とは、PFC回路112に対して並列に接続されている。また、DC/DCコンバータ113とDC/DCコンバータ114とにおいては、PWM(Pulse Width Modulation)制御により、出力される直流電圧の調整が可能となっている。
制御部120は、画像形成装置10の動作を制御する。制御部120は、たとえば、DC/DCコンバータ113、各負荷130,140、画像処理部150の動作を制御する。また、制御部120は、後処理装置50との間で通信を行なう。たとえば、制御部120は、ユーザからの後処理の指示を画像形成装置10が操作パネル(図示せず)を介して受け付けた場合、後処理の実行を後処理装置50に指示する。制御部120の詳細については、後述する(図7等)。
画像形成装置10は、HV生成回路131(図7参照)により、DC/DCコンバータ113から出力される24Vに基づきHV(たとえば、+600V)を生成し、当該生成したHVをHV負荷130に印加する。HV負荷130は、当該HVの印加により機能する。HV負荷130は、たとえば、現像装置2、転写装置3、帯電装置4である。モータ負荷140は、画像形成装置10に含まれる部材を駆動するモータ自身(たとえば、シート搬送部を駆動するモータ)である。また、HV負荷130では、PWM制御によりHV負荷の出力(以下、「HV出力」ともいう)の調整が行なわれる。
ここで、HV負荷130が転写装置3である場合、HV出力は、転写装置3のニップ部3b(図11参照)における電圧(転写電圧:転写ローラ3aと感光体6との間の電圧)である。他のHV負荷についても同様であり、説明は省略する。
画像処理部150は、画像読取装置30が読み取った画像に対して、予め定められた画像処理を実行する。なお、画像形成装置10は、画像処理が実行された後の画像データに基づき、シートに画像を形成する。
定着装置170は、トナー画像を加熱溶融し、シート上に画像として固定する。定着加熱回路160は、定着装置170における定着処理を行なうために、定着装置170を加熱するための回路である。
次に、後処理装置50について説明する。後処理装置50は、画像が形成されたシートに対して後処理を行なう。後処理装置50は、制御部510と、シフト処理負荷521と、ステープル処理負荷522と、パンチ処理負荷523と、電圧計530とを備える。なお、後処理装置50が備える負荷は、当該3つの負荷(シフト処理負荷521、ステープル処理負荷522、パンチ処理負荷523)に限定されるものではない。
電圧計530は、後処理装置50に供給される電圧をリアルタイムに測定する。電圧計530は、測定結果を制御部510に送信する。
制御部510は、画像形成装置10から出力された24Vの直流電圧を受電する。制御部510は、当該直流電圧を、各負荷521〜523に給電する。つまり、各負荷521〜523は、スイッチング電源110から電力の供給を受ける。また、制御部510は、各負荷521〜523の動作を制御する。
制御部510は、各負荷521〜523等の動作状況を、画像形成装置10の制御部120に通知する。また、制御部510は、画像形成装置10の制御部120から後処理の指示を受け付けた場合、当該後処理のタイミングを示す信号を制御部120に送信する。なお、制御部510は、後処理のタイミングを、画像形成装置10からのジョブの内容、たとえば画像形成されるシートの枚数、後処理の内容、画像形成装置10における画像形成のタイミング等に基づき、決定する。
制御部510は、電圧計530の測定結果に基づき、後処理装置50に供給される電圧の変動を検知する。制御部510は、後処理装置50に供給される電圧が、24Vからどれだけ降下したかを示した値(電圧降下値)を、画像形成装置10の制御部120に送信する。なお、「電圧降下値」は、後処理装置の各負荷521〜523の動作時に当該負荷に供給される電圧の変化を示す情報である。
シフト処理負荷521は、トレイ51に排出されるシートの位置を排出方向に垂直となる方向に移動させる機構である。ステープル処理負荷522は、画像形成されたシートに対してステープル処理を行なう機構である。パンチ処理負荷523は、画像形成されたシートに対して穴をあける機構である。
シフト処理負荷521、ステープル処理負荷522、およびパンチ処理負荷523は、制御部510からの指示に基づき、それぞれ、指示されたタイミングで、シフト処理、ステープル処理、パンチ処理を実行する。
<制御の概要>
図3は、画像形成装置10の制御を説明するためのタイミングチャートである。図3(a)は、後処理装置50の各負荷521〜523の動作タイミングを示した図である。具体的には、図3(a)は、シフト処理とステープル処理とパンチ処理とを後処理装置50が実行する場合における、各処理のタイミングを示した図である。図3(b)は、DC/DCコンバータ113から後処理装置50に供給される電圧についての電圧降下を説明するための図である。図3(c)は、DC/DCコンバータ113から出力される電圧を所定のタイミングで高めた場合における、後処理装置50の各負荷521〜523に供給される電圧と画像形成装置10の各負荷130,140に供給される電圧とを示した図である。
図3(a)を参照して、後処理装置50は、時刻t1〜t2の間と、時刻t4〜t5の間と、時刻t8〜t9の間と、時刻t12〜t13の間とにおいて、パンチ処理を行なう。なお、t=0は、画像形成の開始時刻である。また、後処理装置50は、時刻t3〜t4の間と、時刻t6〜t7の間と、時刻t10〜t11の間と、時刻t13〜t14の間とにおいて、シフト処理およびステープル処理を行なう。なお、ジョブが複数ページ(シート)からなる場合、ステープル処理およびシフト処理は複数シート(シート束)ごとに行なわれるのに対し、パンチ処理はシート1枚ごとに行なわれるものであるが、図3(a)では、便宜上、いずれも同様の波形として示している。また、シフト処理はステープル処理よりも若干あとに行なわれるが、図3(a)では、便宜上、同一のタイミングで行なわれるものとして表示している。また、シフト処理、ステープル処理、およびパンチ処理の各タイミングは例示であって、図3(a)に示したタイミングに限定されるものではない。
なお、画像形成システム1では、画像形成装置10が1つのジョブを受け付けることにより、画像が形成された所定単位のシートに対して、当該所定単位毎に後処理が順次実行されるものとする。
図3(b)を参照して、後処理装置50が時刻t1でパンチ処理を開始すると、後処理装置50に流れる電流Iaは電流値I1から上昇する。なお、電流値I1は、後処理を行なっていない場合に後処理装置に流れる電流値である。当該電流の上昇に伴い、DC/DCコンバータ113から後処理装置50の各負荷521〜523に供給される電圧Vaは電圧V1から降下する。なお、本実施の形態では、V1=24Vである。
後処理装置50が時刻t3でシフト処理およびステープル処理を開始したときにも、後処理装置50に流れる電流Iaは電流値I1から急激に上昇する。当該電流の上昇に伴い、DC/DCコンバータ113から後処理装置50の各負荷521〜523に供給される電圧Vaは電圧V1から降下する。
このような電圧降下は、パンチ処理、シフト処理、およびステープル処理を、同じタイミングまたは異なるタイミングで行なったときに発生する。後処理装置50がシフト処理とステープル処理とを同じタイミングで行なったと仮定すると、たとえば、後処理装置50では、最大8.5Aの突入電流が流れる。また、この場合の電圧降下は、2.0Vに達する。
以下では、説明の便宜上、パンチ処理時における電圧降下は予め定めた値Vthよりも小さいものとする。また、ステープル処理を伴わないときのシフト処理時における電圧降下は、当該予め定めた値Vthよりも大きいものとする。さらに、シフト処理を伴わないときのステープル処理時における電圧降下は、当該予め定められた値Vthよりも大きいものとする。これは、前述のように、パンチ処理がシート1枚に対して行なわれる処理であるのに対し、シフト処理とステープル処理とはシート束に対して行われる処理であるため、前者の処理において流れる電流は後者の処理において流れる電流と比較して小さいからである。この結果、前者の処理による電圧降下は、後者の処理による電圧降下よりも小さくなる。また、以下では、シフト処理時における電圧降下とステープル処理時における電圧降下が予め定めた値Vthよりも大きため、ステープル処理とシフト処理とを同じタイミングまたは異なるタイミングで実行する場合に、DC/DCコンバータ113から出力される電圧を所定のタイミングで高める場合を例に挙げて説明する。
画像形成装置10の制御部120は、後処理装置50への供給電圧の電圧降下を低減すべく、時刻t3〜t4,t6〜t7,t10〜t11,t13〜t14(以下、「時刻t3〜t4等」とも称する)において、DC/DCコンバータ113からの出力電圧を高める制御を行なう。
図3(c)を参照して、DC/DCコンバータ113から後処理装置の各負荷521〜523に供給される電圧Vaは、前述のDC/DCコンバータ113からの出力電圧を高める制御によって、時刻t3〜t4等において、略V1(24V)に保たれる。一方、DC/DCコンバータ113から画像形成装置10の各負荷130,140に供給される電圧Vbは、前述のDC/DCコンバータ113からの出力電圧を高める制御によって、時刻t3〜t4等において、電圧V1から一時的に上昇する。
図4は、DC/DCコンバータ113から後処理装置の各負荷521〜523に供給される電圧を一定に保つための処理を説明するための図である。すなわち、時刻t3〜t4等において、DC/DCコンバータ113から後処理装置の各負荷521〜523に供給される電圧をV1に保つための処理を説明するための図である。図4(a)は、DC/DCコンバータ113のスイッチング周波数を示した図である。図4(b)は、DC/DCコンバータ113からの出力電圧を示した図である。
DC/DCコンバータ113は、PWM制御により出力電圧が調整可能である。また、DC/DCコンバータ113は、オフとなる時間のデューティを大きくすることにより出力電圧を大きくすることができ、オフとなる時間のデューティを小さくすることにより出力電圧を小さくできる。
図4(a)を参照して、DC/DCコンバータ113は、時刻t3〜t4等において、スイッチングをオンとする時間(図4(a)において、オフとなる時間)を時間Tmから時間Tnへと長くする。つまり、DC/DCコンバータ113は、時刻t3〜t4等において、オンの時間よりもオフの時間が長くなるようにパルス幅を変調する。図4(b)を参照して、DC/DCコンバータ113は、時刻t3〜t4等において、電圧V1よりも高い電圧V11を出力する。それゆえ、DC/DCコンバータ113は、図3(c)に示したとおり、時刻t3〜t4等において、後処理装置50の各負荷521〜523に供給する電圧を電圧V1に保つことができる。
ところで、上記においては、図4(b)に示すとおり、DC/DCコンバータ113の出力電圧を、電圧V1(=24V)から電圧V11に上昇させる例を説明した。この場合、電圧の上昇値は、固定値(V11−V1)となる。しかしながら、設計者等が、最適な固定値を予め決定するには労力を要する。また、最適な固定値は、画像形成装置によって異なる場合もある。また、最適な固定値は、画像形成システム1の動作環境によって異なる場合もありうる。そこで、以下では、電圧の上昇値を固定値とするのではなく可変とする構成について、図5に基づき説明する。
図5は、画像形成装置10の制御の詳細を説明するためのタイミングチャートである。なお、図5では、後処理装置50がステープル処理のみを実行する場合を例に挙げて説明する。図5(a)は、ステープル処理のタイミングを示した図である。図5(b)は、DC/DCコンバータ113から後処理装置50の各負荷に供給される電圧についての電圧降下を説明するための図である。図5(c)は、DC/DCコンバータ113から出力される電圧を所定のタイミングで高めた場合における、後処理装置50の各負荷521〜523に供給される電圧と画像形成装置10の各負荷130,140に供給される電圧とを示した図である。
図5(a)を参照して、後処理装置50は、時刻t21〜t22、t23〜t24、t25〜t26、t27〜t28(以下、「時刻t21〜t22等」と称する)において、ステープル処理を行なう。なお、t=0は、画像形成の開始時刻である。
図5(b)を参照して、後処理装置50が時刻t21でステープル処理を開始すると、後処理装置50に流れる電流Iaは電流値I1から急激に上昇する。当該電流の上昇に伴い、DC/DCコンバータ113から後処理装置50の各負荷521〜523に供給される電圧Vaは電圧V1から降下する。このような電圧降下は、時刻t21〜t22等において発生する。
画像形成装置10の制御部120は、後処理装置50への供給電圧の電圧降下を低減すべく、時刻t21〜t22等において、DC/DCコンバータ113からの出力電圧を高める制御を行なう。
図5(c)を参照して、制御部120は、時刻t21〜t22において、DC/DCコンバータ113からの出力電圧を、電圧V21だけ上昇させる制御を行なう。なお、電圧V21は、予め定められた値(以下、「基準値」とも称する)である。また、制御部120は、後処理装置50から、時刻t21〜t22における上記電圧降下値を受信する。
制御部120は、DC/DCコンバータ113からの出力電圧を電圧V21だけ上昇させた場合に、後処理装置50に供給された電圧がV1を下回っているとき(後処理装置50から受信した電圧降下値がマイナスの場合)、当該出力電圧の上昇値を電圧V21よりも大きな値へと補正する。また、制御部120は、DC/DCコンバータ113からの出力電圧を電圧V21だけ上昇させた場合に、後処理装置50に供給された電圧がV1を上回っているとき(後処理装置50から受信した電圧降下値がプラスの場合)、当該出力電圧の上昇値を電圧V21よりも小さな値へと補正する。たとえば、図5(c)の場合、制御部120は、当該電圧降下値に基づき、DC/DCコンバータ113からの出力電圧の上昇値を、電圧V21から電圧V22(大きな値)に補正する。
このような処理を制御部120が行なうことにより、DC/DCコンバータ113から後処理装置の各負荷521〜523に供給される電圧Vaは、時刻t21〜t22においてV1を上回っていた、またはV1を下回っていたとしても、時刻t23〜t24,t25〜t26,t27〜t28において、略V1に保つことができる。
ここで、HV負荷130の設定値(補正値)について説明する。制御部120は、スイッチング電源110の電圧(以下、「電源電圧」とも称する)の上昇値が基準値の場合には予め決められた値を、電源電圧の上昇値が補正された場合には補正後の上昇値に応じた値を、HV負荷130の設定値として決定する。当該決定方法の一例として、電源電圧の上昇値とHV負荷の設定値とを対応付けたテーブルを予めROMに記憶しておき、制御部120は、そのテーブルを参照してHV負荷130の設定値を決める。また、ROMに予め記憶しておくテーブルを、電源電圧の上昇値とHV負荷130の設定値とを対応付けたテーブルの代わりに、電圧降下値とHV負荷130の設定値とを対応付けたテーブルとしてもよい。制御部120は、決定したHV負荷130の設定値を、電圧降下値に基づく制御信号として、HV負荷130に送信する。
再び、図3(c)を参照して、上述したとおり、画像形成装置10の各負荷130,140に供給される電圧Vbは、上述のDC/DCコンバータ113からの出力電圧を上昇させる制御に起因して、電圧V1から一次的に上昇する。このような電圧上昇は、各負荷130,140を安定して動作させる観点からは好ましくない。そこで、以下では、このような電圧上昇への対処について説明する。
HV負荷130は、PWM制御によりHV出力が調整可能である。HV負荷130は、オフとなる時間のデューティを大きくすることによりHV出力を大きくでき、オフとなる時間のデューティを小さくすることによりHV出力を小さくできる。
図6は、HV負荷130に対する制御部120の制御を説明するための図である。図6(a)は、HV負荷130の出力制御を行なわない場合の、HV負荷130に対する制御信号とHV負荷130の出力との関係を示した図であり、図6(b)は、HV負荷130の出力制御を行なった場合の、HV負荷130に対する制御信号とHV負荷130の出力との関係を示した図である。
図6(a)を参照して、制御部120は、一定の周期でオン/オフを繰り返す制御信号をHV負荷130に送信する。当該制御信号によって、HV負荷130の出力は、時刻t21〜t22、時刻t23〜t24、時刻t25〜t26、および時刻t27〜t28(図5参照)において、P1からP2へ上昇する。時刻t21〜t22、時刻t23〜t24、時刻t25〜t26、および時刻t27〜t28においては、DC/DCコンバータ113が出力する電圧を上昇させるためである。
そこで、HV負荷130の出力の上昇を低減すべく、制御部120は、制御信号のデューティ比を変更する。図6(b)を参照して、制御部120は、時刻t21〜t22、時刻t23〜t24、時刻t25〜t26、および時刻t27〜t28(図5参照)におけるデューティ比を変更する。具体的には、同図の場合、制御部120は、時刻t21〜t22、時刻t23〜t24、時刻t25〜t26、および時刻t27〜t28において、オフとなる比率を増やした制御信号をHV負荷130に送信する。これにより、HV負荷130の出力は、P1に保たれる。なお、HV負荷130の出力をP1に保つ方法については、後述する。
なお、モータ負荷140に対する制御部120の制御については、後述する。以下、上述した画像形成システム1を実現するための制御部120および制御部510の機能的構成について、図7に基づいて説明する。
<画像形成装置の機能的構成>
図7は、主として、画像形成装置10の制御部120の機能的構成と後処理装置50の制御部510の機能的構成とを示したブロック図である。図7を参照して、画像形成装置10は、上述したように、スイッチング電源110と、制御部120と、HV負荷130と、モータ負荷140とを備える。スイッチング電源110は、上述したようにDC/DCコンバータ113を備える。HV負荷130は、HV生成回路131を備える。HV生成回路131は、上述したように、DC/DCコンバータ113から出力される24Vに基づきHV(たとえば、+600V)を生成する回路である。制御部120は、負荷制御部121と、送信処理部122と、受信処理部123と、電源制御部124とを備える。
後処理装置50は、上述したとおり、制御部510と、各負荷521〜523と、電圧計530とを備える。制御部510は、受信処理部511と送信処理部512とを備える。
(1)負荷制御部121は、直流電圧が各負荷130,140に出力されている状態において、各負荷130,140の動作を制御する。具体的には、負荷制御部121は、後処理装置50における負荷521,522の動作時に、各負荷130,140の出力が予め定められた範囲となるように、各負荷130,140の動作を制御する。送信処理部122は、後処理装置50に対して、後処理の指示を送信する。
後処理装置50の受信処理部511は、上記後処理の指示を画像形成装置10から受信する。後処理装置50の送信処理部512は、当該指示に基づく後処理のタイミングを示す信号を、画像形成装置10に送信する。
受信処理部123は、上記後処理の指示に基づく後処理のタイミングを示す信号を、後処理装置50から受信する。電源制御部124は、受信処理部123が受信した上記タイミングを示す信号に基づき、スイッチング電源110の出力電圧を上昇させる。具体的には、電源制御部124は、DC/DCコンバータ113の制御信号のデューティを変更することにより、DC/DCコンバータ113の出力を上昇させる。
負荷制御部121は、受信処理部123が受信した上記タイミングを示す信号に基づき、各負荷130,140の出力が予め定められた範囲となるように制御する。予め定められた範囲とは、各負荷130,140の予め定められた基準となる出力値をαとすると、たとえば、α〜1.05αの範囲である。好ましくは、負荷制御部121は、スイッチング電源110の出力電圧が上昇したときに各負荷130,140の出力がαとなるよう、各負荷130,140を制御する。
ところで、後処理装置50に供給する電力を高める制御を画像形成装置10が実行すると、上述したとおり、画像形成装置10内の各負荷130,140に供給される電圧が一時的に上昇する(図3(c)参照)。また、画像形成装置10内の各負荷130,140に供給される電圧が一時的に上昇すると、各負荷130,140の出力が安定しない。その結果、正確な画像の形成ができないおそれもある。
しかしながら、画像形成装置10においては、スイッチング電源110の出力電圧が上昇したときに、負荷制御部121が各負荷130,140の出力を予め定められた範囲に制限する。このため、画像形成装置10では、各負荷130,140の出力が安定する。その結果、画像形成装置10は、精度の高い画像形成が可能となる。
(2)より詳しくは、受信処理部123は、後処理装置50の負荷521,522が動作したときの上記電圧降下値を、後処理装置50から受信する。電源制御部124は、後処理のタイミングおよび後処理装置50から受信した電圧降下値に基づきスイッチング電源110の出力電圧を上昇させる。一方、負荷制御部121は、HV負荷130の動作を制御するための制御信号(図6(b)参照)を、HV負荷130に送信することにより、HV負荷130の出力を予め定められた範囲に制限する。
画像形成装置10は、後処理装置50における電圧降下値に基づきスイッチング電源110の出力電圧を上昇させるため、後処理装置50の各負荷521〜523に供給される電圧を適正な値とすることができる。
ところで、スイッチング電源110の出力電圧は、電圧降下値が大きいほど大きく上昇させる必要があり、電圧降下値が小さいほど小さく上昇させればすむ。このように、出力電圧の上昇値は、電圧降下値に応じて変わる。したがって、画像形成装置10のHV負荷130に供給される電圧も、電圧降下値に応じて変化する。それゆえ、HV負荷130のHV出力も、電圧降下値に応じて変化する。言い換えれば、HV負荷130のHV出力は、スイッチング電源110の出力電圧の上昇幅に応じて変化する。
このため、HV負荷130の動作を制御するための制御信号が、電圧降下値に応じた信号でないと、HV負荷130の出力が予め定められた範囲から外れる可能性もある。
画像形成装置10では、上述したように、電圧降下値に基づく制御信号をHV負荷130に送信する。このため、画像形成装置10では、容易かつ確実に、HV負荷130の出力を予め定められた範囲に制限することができる。
このように、負荷制御部121は、電圧降下値(上述した、変化を示す情報)に基づき、各負荷130,140を制御する構成であるといえる。また、負荷制御部121は、電源制御部124により決定された、スイッチング電源110の出力電圧の上昇幅に基づき、各負荷130,140を制御する構成であるといえる。
(3)電源制御部124は、後処理装置50のパンチ処理負荷523の動作により直流電圧が降下したときには、スイッチング電源110の出力電圧を上記後処理のタイミングに基づき上昇させない。
上述したとおり、パンチ処理時における電圧降下は予め定めた値Vthよりも小さい。このような場合、スイッチング電源110の出力電圧を高める処理は、必ずしも必要ではない。
したがって、パンチ処理負荷523の動作により直流電圧が降下したときには、スイッチング電源110の出力電圧を後処理のタイミングに基づき上昇させないことにより、エネルギー消費を抑制することができる。
このように、電源制御部124は、後処理装置50の各負荷の動作時における電圧の変化が所定値(Vth)以上の場合にスイッチング電源110の出力電圧を上昇させる制御を行ない、当該各負荷の動作時における電圧の変化が当該所定値未満である場合にはスイッチング電源110の出力電圧を上昇させる制御を行なわない構成であるといえる。
(4)負荷制御部121は、後処理のタイミングに基づいて、HV負荷130に対するPWM制御におけるデューティ比を変更する。具体的には、負荷制御部121は、オン状態の時間が短くなるようにパルス幅の制御を行なう。したがって、HV負荷130に供給される電圧が上昇しても、画像形成装置10は、HV負荷130の出力を予め定められた範囲に制限することが可能となる。
(5)モータ負荷140は、パルスモータ(図示せず)と、当該モータに対してフィードバック制御を行なうための、第1のフィードバック回路(図示せず)および第2のフィードバック回路(図示せず)とを備えている。パルスモータには、スイッチによる切換えにより、第1のフードバック回路および第2のフィードバック回路のいずれかが接続される。また、第1のフィードバック回路のフィードバックゲインは、第2のフィードバック回路のフィードバックゲインよりも大きい。なお、デフォルトの状態では、パルスモータには、第1のフィードバック回路が接続されている。
負荷制御部121は、後処理のタイミングに基づいて、パルスモータに接続するフィードバック回路を、第1のフードバック回路から第2のフードバック回路へ切換える。
ところで、パルスモータと第1のフードバック回路とからなる第1のユニット、およびパルスモータと第2のフィードバック回路とからなる第2のユニットは、パルスモータの駆動電圧(すなわち、DC/DCコンバータ113の出力電圧)が上昇すると、フィードバック制御を行なっている場合であっても、パルスモータの回転数やトルクといった出力が変動する可能性がある。
画像形成装置10においては、上述したように、負荷制御部121が後処理のタイミングに基づいて、パルスモータに接続するフィードバック回路を、第1のフードバック回路から第2のフードバック回路へ切換える。ここで、第2のフィードバック回路のフィードバックゲインは第1のフィードバック回路のフィードバックゲインよりも小さいため、負荷制御部121は、パルスモータの出力変動を小さくすることができる。したがって、パルスモータに供給される電圧が上昇しても、画像形成装置10は、パルスモータの出力を予め定められた範囲に制限することが可能となる。
なお、上記では画像形成装置10が2つのフードバック回路(第1のフィードバック回路、第2のフィードバック回路)を備える構成について説明したが、フィードバックゲインが違いに異なる3つ以上のフィードバック回路を備える構成としてもよい。また、画像形成装置10を以下のように構成していもよい。
すなわち、1つのフィードバック回路を画像形成装置が備える構成とする。また、当該フィードバック回路のフィードバックゲインは1つの値に固定されておらず、複数の値に変更可能な構成とする。負荷制御部121は、後処理のタイミングに基づいて、当該フィードバックゲインを小さくする処理を行なう。このような構成によっても、複数のフィードバック回路を備える構成と同様の効果を得ることができる。
(6)電源制御部124は、後処理の指示が送信された後にシフト処理負荷521および/またはステープル処理負荷522による1回目の後処理が行なわれるときには、スイッチング電源110の出力電圧を予め定められた値だけ上昇させる。また、電源制御部124は、シフト処理負荷521および/またはステープル処理負荷522による2回目の後処理が行なわれるときには、当該予め定められた値を上記1回目の後処理における電圧降下値に基づき補正する。
したがって、1回目の後処理時において出力電圧の上昇値が最適でなかった場合でも、
上記1回目の後処理における電圧降下値に基づき当該上昇値を補正することにより、上昇値を最適な上昇値に近づけることが可能となる。
<制御構造>
図8は、画像形成装置10の処理の流れを示したフローチャートである。図8に示す処理ならびに後述する図9および図10に示す処理は、制御部120がROM等に格納されているプログラムを実行することにより行なわれる。
図8を参照して、ステップS2において、制御部120は、スイッチング電源110から直流電圧(24V)を各負荷130,140,521〜523に出力させる。ステップS4において、制御部120は、スイッチング電源110が出力を開始した後、HV負荷130およびモータ負荷140の動作を制御する。
ステップS6において、制御部120は、後処理装置50に対して、後処理の指示を送信する。ステップS8において、制御部120は、後処理のタイミングを示す信号を、後処理装置50から受信する。ステップS10において、制御部120の電源制御部124は、スイッチング電源110の出力電圧を、後処理のタイミングに基づき上昇させる。ステップS12において、制御部120の負荷制御部121は、HV負荷130およびモータ負荷140の各出力を、それぞれ予め定められた範囲に制限する。
図9は、図8のステップS10の詳細を示したフローチャートである。図9を参照して、ステップS102において、制御部120は、指示を受けている後処理にパンチ処理以外の後処理が含まれるかを判断する。制御部120は、パンチ処理以外の後処理が含まれないと判断した場合(ステップS102においてNO)、本フローチャートの処理を終了し、処理を図8に示すフローチャートのステップS12に処理を進める。制御部120は、パンチ処理以外の後処理が含まれると判断した場合(ステップS102においてYES)、ステップS104に処理を進める。
ステップS104において、電源制御部124は、実行する後処理が1回目の後処理であるか否かを判断する。なお、「1回目の後処理」とは、ユーザから指示された1つのジョブにおける、最初の後処理をいう。電源制御部124は、1回目の後処理であると判断した場合(ステップS104においてYES)、ステップS106において、後処理実行時におけるDC/DCコンバータ113からの出力電圧の設定値を、デフォルト値(24V)から基準値V21(図5参照)だけ高めた値に決定する。ステップS108において、電源制御部124は、後処理装置50から受信した上記信号に基づいたタイミングで、DC/DCコンバータ113からの出力電圧を高める。
ステップS110において、電源制御部124は、次の後処理があるか否かを判断する。電源制御部124は、次の後処理があると判断した場合(ステップS110においてYES)、処理をステップS104に進める。一方、電源制御部124は、次の処理がないと判断した場合(ステップS110においてNO)、本フローチャートの処理を終了し、処理を図8に示すフローチャートのステップS12に処理を進める。
電源制御部124は、1回目の後処理でないと判断した場合(ステップS104においてNO)、ステップS112において、基準値を1回目の後処理における電圧降下値に基づき補正する。ステップS114において、電源制御部124は、後処理実行時におけるDC/DCコンバータ113からの出力電圧を、デフォルト値(24V)から補正後の基準値だけ高めた値に決定する。
図10は、図8のステップS12の詳細を示したフローチャートである。図10を参照して、ステップS122において、制御部120は、スイッチング電源110の出力電圧を上昇させるか否かを判断する。制御部120は、出力電圧が上昇していないと判断した場合(ステップS122においてNO)、ステップS124において、次の後処理があるか否かを判断する。この場合は、HV負荷130の設定値の変更およびフィードバック回路の切換えは行なわない。一方、制御部120は、出力電圧が上昇したと判断した場合(ステップS122においてYES)、ステップS126において、出力電圧の上昇幅が基準値V21であるか否かを判断する。
負荷制御部121は、上昇幅が基準値V21である場合(ステップS126においてYES)、ステップS128において、HV負荷130の設定値を予め決められた変更値に決定する。ステップS130において、負荷制御部121は、後処理のタイミングを示した信号に基づいたタイミングで、パルスモータに接続するフィードバック回路を、第1のフィードバック回路から第2のフィードバック回路へ切換えるとともに、同タイミングで、HV負荷130の設定値を変更する。
負荷制御部121は、上昇幅が基準値V21でない場合(ステップS126においてNO)、ステップS132において、HV負荷130の設定値を、電源電圧の補正後の上昇値に応じた値に補正する。ステップS134において、負荷制御部121は、後処理のタイミングを示した信号に基づいたタイミングで、パルスモータに接続するフィードバック回路を、第1のフィードバック回路から第2のフィードバック回路へ切換えるとともに、同タイミングで、をHV負荷130の設定値を補正後の設定値に変更する。
なお、HV負荷130である転写装置3はモータにより回転駆動されているため、当該転写装置3はモータ負荷であるとも言える。
ところで、上記においては、スイッチング電源110がHV負荷130に“+24V”を供給し、HV生成回路131が“+24V”から正極性のHVを生成する構成を例に挙げて説明した。しかし、本発明は当該構成に限定されるものではない。たとえば、スイッチング電源110がHV負荷130に“−24V”を供給し、HV生成回路131が“−24V”から負極性のHVを生成する構成にも適用できる。つまり、スイッチング電源110が後処理装置50に“−24V”を供給する場合にも、“+24V”を供給する場合と同様の制御を行なうことができる。また、本発明は、スイッチング電源110がHV負荷130に、“±24V”を供給する構成にも適用できる。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成システム、2 現像装置、3 転写装置、4 帯電装置、5 定着装置、6 感光体、7 クリーナ、8 露光装置、10 画像形成装置、30 画像読取装置、40 用紙供給装置、50 後処理装置、110 スイッチング電源、111 整流回路、112 PFC回路、113 DC/DCコンバータ、114 DC/DCコンバータ、120 制御部、121 負荷制御部、122 送信処理部、123 受信処理部、124 電源制御部、130 HV負荷、131 昇圧回路、140 モータ負荷、150 画像処理部、160 定着点灯回路、170 定着装置、510 制御部、511 受信処理部、512 送信処理部、521 シフト処理負荷、522 ステープル処理負荷、523 パンチ処理負荷、900 交流電源。

Claims (12)

  1. シートの後処理を行なう後処理装置と接続可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成装置が備える画像形成に関する第1の負荷と、前記後処理装置が備える後処理に関する第2の負荷とに対して、電圧を出力する電源と、
    前記第2の負荷の動作時に、前記電源の出力電圧を上昇させる電源制御手段と、
    前記第2の負荷の動作時に、前記第1の負荷の出力が予め定められた範囲となるように当該第1の負荷の動作を制御する負荷制御手段とを備える、画像形成装置。
  2. 前記第1の負荷は、現像機または転写機を含むHV負荷である、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の負荷は、画像形成されるシートを搬送するための搬送部を駆動するモータ負荷を含む、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の負荷は、画像形成されたシートに対しステープル処理を施すステープル処理負荷、または画像形成されたシートに対してシフト処理を施すシフト処理負荷である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の負荷の動作時に当該第2の負荷に供給される前記電圧の変化を示す情報を、前記後処理装置から受信する受信手段をさらに備え、
    前記電源制御手段は、前記変化を示す情報に基づき前記電源の出力電圧の上昇幅を決定する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記負荷制御手段は、前記変化を示す情報に基づき前記第1の負荷の動作を制御する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記負荷制御手段は、前記電源制御手段により決定された、前記電源の出力電圧の上昇幅に基づき前記第1の負荷の動作を制御する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記電源制御手段は、前記第2の負荷の動作時における電圧の変化が所定値以上の場合に前記電源の出力電圧を上昇させる制御を行ない、前記第2の負荷の動作時における電圧の変化が所定値未満の場合は前記電源の出力電圧を上昇させる制御を行なわない、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の負荷は、入力される制御信号のハルス幅が変調されることにより動作が制御され、
    前記負荷制御手段は、前記制御信号におけるデューティ比を変更することにより前記第1の負荷の動作を制御する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記電源制御手段は、
    前記第2の負荷の1回目の動作時には、前記電源の出力電圧を予め定められた所定幅上昇させ、
    前記第2の負荷の2回目以降の動作時には、前記第2の負荷に供給される電圧の、前記1回目の動作タイミングでの変化に基づいて前記所定幅を補正し、前記電源の出力電圧を当該補正された所定幅上昇させる、請求項5〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. シートの後処理を行なう後処理装置と、当該後処理装置に接続された画像形成装置とを備えた画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置が備える画像形成に関する第1の負荷と、前記後処理装置が備える後処理に関する第2の負荷とに対して、電圧を出力する電源と、
    前記第2の負荷の動作時に、前記電源の出力電圧を上昇させる電源制御手段と、
    前記第2の負荷の動作時に、前記第1の負荷の出力が予め定められた範囲となるように当該第1の負荷の動作を制御する負荷制御手段とを備え、
    前記後処理装置は、
    前記第2の負荷の動作時に当該第2の負荷に供給される前記電圧の変化を示す情報を、前記画像形成装置に送信する送信手段を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記変化を示す情報を前記後処理装置から受信する受信手段をさらに備え、
    前記電源制御手段は、前記変化を示す情報に基づき前記電源の出力電圧の上昇幅を決定する、画像形成システム。
  12. シートの後処理を行なう後処理装置と接続可能な画像形成装置における出力制御方法であって、
    前記画像形成装置が備える画像形成に関する第1の負荷と、前記後処理装置が備える後処理に関する第2の負荷とに対して、電圧を出力するステップと、
    前記第2の負荷の動作時に、前記電源の出力電圧を上昇させるステップと、
    前記第2の負荷の動作時に、前記第1の負荷の出力が予め定められた範囲となるように当該第1の負荷の動作を制御するステップとを備える、出力制御方法。
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