JP2011186417A - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高変倍比でありながら、全長が短く、全体的に小型化の図られたズームレンズおよび撮像装置を提供する。
【解決手段】物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とから構成され、各レンズ群の間隔を変化させることで変倍を行い、以下の条件式を満足する。ftは望遠端における全系の焦点距離、f4は第4レンズ群の焦点距離とする。
0.05<|f4|/ft<0.25 ……(1)
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、および情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistance)等に好適に用いられるズームレンズおよび撮像装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラ等の撮像装置においては、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子の小型化が進むにつれて、装置全体としての小型化が求められている。撮像装置全体の小型化を図るためにも、レンズ全長が短縮化され、レンズ系が全体的に小型化されていることが好ましい。
特開2001−350093号公報 特開2003−255228号公報 特許3391342号公報
特許文献1ないし3には、物体側から順に、屈折力が正、負、正、正または正、負、正、負の4つのレンズ群が配設された4群方式のズームレンズや、正、負、正、負、正の5つのレンズ群が配設された5群方式のズームレンズなどが開示されている。高変倍比を実現するためには、4群方式よりも5群方式のズームレンズの方が有利であるが、その場合、レンズ全長や変倍時の収差変動が十分に抑えられていることが好ましい。
特許文献1には、第1レンズ群の焦点距離f1と望遠端における全系の焦点距離ftとに関して、
1.1<f1/ft<2.5
の条件を満足するズームレンズが開示されているが、この条件を満足する場合、望遠端での焦点距離ftに対する第1レンズ群の焦点距離f1が長いため、レンズ全長が長くなり小型化に不利である。
特許文献2には、物体側から順に、屈折力が正、負、正、負、正の5つのレンズ群を配設し、第4レンズ群を1枚のレンズで構成した5群方式のズームレンズが開示されている。この構成では、第4レンズ群が1枚のレンズで構成されるため、変倍時の収差変動が大きくなる。また、合焦時に第4レンズ群を移動させると合焦時にも収差変動が大きくなる。
特許文献3には、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、少なくとも1つの後続群とからなるズームレンズが開示されている。このズームレンズでは、第1レンズ群が少なくとも1枚の負レンズと少なくとも1枚の正レンズとを含む合計3枚以下のレンズで構成され、少なくとも1枚の正レンズのd線に対する屈折率Ndとアッベ数νdとに関し、
Nd<1.53
νd>78
の条件を満足するものとされている。しかしながら、この条件では、屈折率が低いため、ペッツバール和が増大し望遠端での像面湾曲が増大する。さらに正レンズの曲率が強くなり、正レンズの厚みを増やす必要があり小型化に不利である。また、アッベ数が大きいため、軸上色収差の補正には有利であるが、倍率色収差の補正には不利である。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、高変倍比でありながら、全長が短く、全体的に小型化の図られたズームレンズおよび撮像装置を提供することにある。
本発明によるズームレンズは、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とから構成され、各レンズ群の間隔を変化させることで変倍を行うようになされ、以下の条件式を満足するものである。ただし、ftは望遠端における全系の焦点距離、f4は第4レンズ群の焦点距離とする。
0.05<|f4|/ft<0.25 ……(1)
本発明によるズームレンズでは、上記構成により、変倍時の収差変動を抑えやすく、高変倍比化を図りやすくなる。また、レンズ全長を抑えやすく、全体的に小型化を図りやすくなる。
そして、さらに、次の好ましい構成を適宜採用して満足することで、レンズ全長や変倍時の収差変動を十分に抑え、より高性能化を図りやすくなる。
本発明によるズームレンズにおいて、第4レンズ群は、正レンズと負レンズとの2枚のレンズで構成されていることが好ましい。また、第4レンズ群を光軸方向に移動することによって合焦を行うようになされていることが好ましい。
また、本発明によるズームレンズにおいて、以下の少なくとも1つの条件式を満足していることが好ましい。式中、f1は第1レンズ群の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離、f5は第5レンズ群の焦点距離を示す。
0.4 <f1/ft<1.3 ……(2)
0.05<f3/ft<0.20 ……(3)
0.05<f5/ft<0.4 ……(4)
第5レンズ群は、1枚の正レンズのみで構成され、その正レンズの少なくとも物体側の面が非球面形状であることが好ましい。また、第5レンズ群は、変倍および合焦時に固定の群であることが好ましい。
また、第1レンズ群は物体側から順に、物体側が凸面の負のメニスカスレンズおよび物体側が凸の正レンズからなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズとからなり、以下の条件式を満足していることが好ましい。式中、N12は第1レンズ群中の接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率、ν12は第1レンズ群中の接合レンズを構成する正レンズのd線でのアッベ数を示す。
1.47<N12<1.65 ……(5)
62.0<ν12<75.0 ……(6)
また、第2レンズ群は、物体側から順に、像側に強い凹面を向けた負レンズと、負レンズおよび正レンズからなる接合レンズと、物体側に強い凹面を向けた負レンズとで構成されていても良い。
また、第2レンズ群内で、最も物体側のレンズは以下の条件式を満足していることが好ましい。ただし、Raは第2レンズ群内の最も物体側のレンズの物体側の面の曲率半径、Rbは第2レンズ群内の最も物体側のレンズの像側の面の曲率半径を示す。
0.6<(Ra−Rb)/(Ra+Rb)<1.0 ……(7)
また、以下の条件式を満足していることが好ましい。ただし、f2は前記第2レンズ群の焦点距離を示す。
0.05<|f2/ft|<0.10 ……(8)
本発明による撮像装置は、本発明によるズームレンズと、このズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを備えたものである。
本発明による撮像装置では、本発明の高変倍比で小型化の図られた高性能のズームレンズを撮像レンズとして用いて、装置全体としての小型化が図られる。
本発明のズームレンズによれば、物体側から順に、屈折力が正、負、正、負、正の5つのレンズ群を配設した5群方式として、4群方式に比べて高変倍比化を図りやすい構成としつつ、各群の構成の最適化を図るようにしたので、高変倍比でありながら、全長が短く、全体的に小型化を図ることができる。
また、本発明の撮像装置によれば、上記本発明の高変倍比で小型化の図られた高性能のズームレンズを撮像レンズとして用いるようにしたので、高変倍比の良好な撮像性能を維持しつつ、装置全体としての小型化を図ることができる。
本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第1の構成例を示すものであり、数値実施例1に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第2の構成例を示すものであり、数値実施例2に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第3の構成例を示すものであり、数値実施例3に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第4の構成例を示すものであり、数値実施例4に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第5の構成例を示すものであり、数値実施例5に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第6の構成例を示すものであり、数値実施例6に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第7の構成例を示すものであり、数値実施例7に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第8の構成例を示すものであり、数値実施例8に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第9の構成例を示すものであり、数値実施例9に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第10の構成例を示すものであり、数値実施例10に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第11の構成例を示すものであり、数値実施例11に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第12の構成例を示すものであり、数値実施例12に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第13の構成例を示すものであり、数値実施例13に対応するレンズ断面図である。 ズームレンズの第14の構成例を示すものであり、数値実施例14に対応するレンズ断面図である。 実施例1に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例1に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例1に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例2に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例2に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例2に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例3に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例3に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例3に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例4に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例4に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例4に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例5に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例5に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例5に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例6に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例6に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例6に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例7に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例7に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例7に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例8に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例8に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例8に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例9に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例9に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例9に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例10に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例10に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例10に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例11に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例11に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例11に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例12に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例12に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例12に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例13に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例13に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例13に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例14に係るズームレンズの広角端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例14に係るズームレンズの中間域における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 実施例14に係るズームレンズの望遠端における諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の一実施の形態に係る撮像装置としてのデジタルスチルカメラの一構成例を示す外観図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像装置としてのビデオカメラの一構成例を示す外観図である。
[レンズ構成]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1(A),(B),(C)は、本発明の一実施の形態に係るズームレンズの第1の構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例のレンズ構成に対応している。なお、図1(A)は広角端(最短焦点距離状態)での光学系配置、図1(B)は中間域(中間焦点距離状態)での光学系配置、図1(C)は望遠端(最長焦点距離状態)での光学系配置に対応している。同様にして、後述の第2ないし第14の数値実施例のレンズ構成に対応する第2ないし第14の構成例の断面構成を、図2(A),(B),(C)〜図14(A),(B),(C)に示す。図1(A),(B),(C)〜図14(A),(B),(C)において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。なお符号Diについては、変倍に伴って変化する部分の面間隔(例えばD5,D12等)のみ符号を付す。
このズームレンズは、光軸Z1に沿って物体側から順に、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、第4レンズ群G4と、第5レンズ群G5とを備えている。光学的な開口絞りStは、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間で、第3レンズ群G3の物体側近傍に配設されていることが好ましい。
このズームレンズは、例えばビデオカメラ、およびデジタルスチルカメラ等の撮影機器のほか、PDA等の情報携帯端末にも搭載可能である。このズームレンズの像側には、搭載されるカメラの撮影部の構成に応じた部材が配置される。例えば、このズームレンズの結像面(撮像面)には、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子100が配置される。撮像素子100は、このズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力するものである。少なくとも、このズームレンズと撮像素子100とで、本実施の形態における撮像装置が構成される。最終レンズ群(第5レンズ群G5)と撮像素子100との間には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、種々の光学部材GCが配置されていても良い。例えば撮像面保護用のカバーガラスや赤外線カットフィルタなどの平板状の光学部材が配置されていても良い。
このズームレンズは、少なくとも第1レンズ群G1、第3レンズ群G3、および第4レンズ群G4を光軸に沿って移動させて、各群間隔を変化させることにより変倍を行うようになされている。また第4レンズ群G4を合焦時に移動させるようにしても良い。第5レンズ群G5は、変倍および合焦の際に常時固定であることが好ましい。開口絞りStは、例えば第3レンズ群G3と共に移動するようになっている。
より詳しくは、広角端から中間域へ、さらに望遠端へと変倍させるに従い、各レンズ群および開口絞りStは、例えば図1(A)の状態から図1(B)の状態へ、さらに図1(C)の状態へと、図に実線で示した軌跡を描くように移動する。
なお、図1(A),(B),(C)〜図6(A),(B),(C)、および図8(A),(B),(C)〜図14(A),(B),(C)の構成例では、変倍時には第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、および第4レンズ群G4が移動するようになっている。図7(A),(B),(C)の構成例では、変倍時には第2レンズ群G2が固定とされ、第1レンズ群G1、第3レンズ群G3、および第4レンズ群G4が移動するようになっている。
第1レンズ群G1は、全体として正の屈折力を有している。第1レンズ群G1は、例えば3つのレンズで構成することができる。より具体的には、第1レンズ群G1は物体側より順に、物体側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL11および物体側が凸の正レンズL12からなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズL13とで構成されていることが好ましい。
第2レンズ群G2は、全体として負の屈折力を有している。第2レンズ群G2は、例えば4枚のレンズL21〜L24で構成することができる。ただし、図13(A),(B),(C)の構成例のように第2レンズ群G2を3枚のレンズL21〜L23で構成することも可能である。
第2レンズ群G2内のレンズL21〜L24は例えば、図8(A),(B),(C)、および図10(A),(B),(C)〜図12(A),(B),(C)の構成例のように、物体側から順に、像側に強い凹面を向けた負レンズと、負レンズおよび正レンズからなる接合レンズと、物体側に強い凹面を向けた負レンズとで構成することができる。ここで、「像側に強い凹面を向けた」とは、物体側の面に比べて像側の面の方が負の屈折力が大きい面とされていることを意味する。例えば、像側の面が負の屈折力が大きい凹面で物体側の面が凸面である構成(像側に凹面を向けた負メニスカス形状)である。その他、像側の面が負の屈折力が大きい凹面で物体側の面が平面とされた平凹形状である構成や、両凹形状であって、物体側の凹面に比べて像側の面が負の屈折力が大きい凹面とされている構成であっても良い。
また、「物体側に強い凹面を向けた」とは、像側の面に比べて物体側の面の方が負の屈折力が大きい面とされていることを意味する。例えば、物体側の面が負の屈折力が大きい凹面で像側の面が凸面である構成(物体側に凹面を向けた負メニスカス形状)である。その他、物体側の面が負の屈折力が大きい凹面で像側の面が平面とされた平凹形状である構成や、両凹形状であって、像側の凹面に比べて物体側の面が負の屈折力が大きい凹面とされている構成であっても良い。
第3レンズ群G3は、全体として正の屈折力を有している。第3レンズ群G3は例えば、図1(A),(B),(C)〜図7(A),(B),(C)、および図12(A),(B),(C)の構成例のように、4枚のレンズL31〜L34で構成することができる。また、図8(A),(B),(C)〜図11(A),(B),(C)の構成例のように、5枚のレンズL31〜L35で構成することも可能である。また、図13(A),(B),(C)および図14(A),(B),(C)の構成例のように、3枚のレンズL31〜L33で構成することも可能である。
第4レンズ群G4は、全体として負の屈折力を有している。第4レンズ群G4は、正レンズL41と負レンズL42との2枚のレンズで構成されていることが好ましい。このズームレンズは、第4レンズ群G4に関して、以下の条件を満足している。ftは望遠端における全系の焦点距離、f4は第4レンズ群G4の焦点距離とする。
0.05<|f4|/ft<0.25 ……(1)
第5レンズ群G5は、全体として正の屈折力を有している。第5レンズ群G5は1枚の正レンズL51のみで構成されていることが好ましい。また、その正レンズL51は、少なくとも物体側の面が非球面形状であることが好ましい。
このズームレンズは、以下の条件式を適宜選択的に満足するように構成されていることが好ましい。式中、f1は第1レンズ群G1の焦点距離、f3は第3レンズ群G3の焦点距離、f5は第5レンズ群G5の焦点距離を示す。
0.4<f1/ft<1.3 ……(2)
0.05<f3/ft<0.20 ……(3)
0.05<f5/ft<0.4 ……(4)
また、第1レンズ群G1内の接合レンズを構成する正レンズL12に関して、以下の条件式を満足することが好ましい。ただし、N12は正レンズL12のd線での屈折率、ν12は正レンズL12のd線におけるアッベ数を示す。
1.47<N12<1.65 ……(5)
62.0<ν12<75.0 ……(6)
また、第2レンズ群G2内で、最も物体側のレンズ(レンズL21)は以下の条件式を満足していることが好ましい。ただし、RaはレンズL21の物体側の面の曲率半径、RbはレンズL21の像側の面の曲率半径を示す。
0.6<(Ra−Rb)/(Ra+Rb)<1.0 ……(7)
また、以下の条件式を満足していることが好ましい。ただし、f2は第2レンズ群G2の焦点距離とする。
0.05<|f2/ft|<0.10 ……(8)
また、第1レンズ群G1は望遠端において広角端よりも物体側に位置し、以下の条件式を満足することが好ましい。fwは広角端における全系の焦点距離を示す。
18<ft/fw<42 ……(9)
[撮像装置への適用例]
図57(A),(B)は、本実施の形態に係る撮像装置の一例として、デジタルスチルカメラを示している。特に図57(A)は、このデジタルスチルカメラを前側から見た外観を示し、図57(B)は、このデジタルスチルカメラを背面側から見た外観を示している。このデジタルスチルカメラは、カメラ本体10を備え、そのカメラ本体10の前面側の中央上部に、ストロボ光を照射するストロボ発光部31が設けられている。カメラ本体10の上面側には、レリーズボタン32と電源ボタン33が設けられている。カメラ本体10の背面側には、表示部36と操作部34,35とが設けられている。表示部36は、撮像された画像を表示するためのものである。カメラ本体10の前面側中央部には、撮影対象からの光が入射する撮影開口が設けられ、その撮影開口に対応する位置にレンズ部20が設けられている。レンズ部20は、沈胴式の鏡筒内にレンズ部材を収納したものである。カメラ本体10内には、レンズ部20によって形成された被写体像に応じた撮像信号を出力するCCD等の撮像素子、その撮像素子から出力された撮像信号を処理して画像を生成する信号処理回路、およびその生成された画像を記録するための記録媒体等が設けられている。このデジタルスチルカメラでは、レリーズボタン32を押圧操作することにより、1フレーム分の静止画の撮影が行われ、この撮影で得られる画像データがカメラ本体10内の記録媒体(図示せず)に記録される。このようなカメラにおけるレンズ部20として、本実施の形態におけるズームレンズを用いることで、高解像の撮像信号が得られる。カメラ本体10側では、その撮像信号に基づいて高解像の画像を生成することができる。
また、このデジタルスチルカメラが動画の撮影機能を有していても良い。例えば動画撮影モードと静止画撮影モードとを操作部34,35によって選択可能とする。動画撮影モードが選択された場合には、単位時間当たりに複数枚の静止画を連続的に撮影することで、動画データを得ることができる。
図58は、このズームレンズが搭載される撮像装置の一例としてビデオカメラの構成例を示している。このビデオカメラは、カメラ本体1と、カメラ本体1の上部に設けられた撮像レンズ2とを備えている。カメラ本体1内には、撮像レンズ2によって形成された被写体像に応じた撮像信号を出力するCCD等の撮像素子、その撮像素子から出力された撮像信号を処理して画像を生成する信号処理回路、およびその生成された画像を記録するための記録媒体等が設けられている。カメラ本体1にはまた、撮影した画像を表示するための表示ユニット3が取り付けられている。このようなビデオカメラにおける撮像レンズ2としても、本実施の形態におけるズームレンズを適用可能である。
[作用・効果]
次に、以上のように構成されたズームレンズの作用および効果を説明する。
このズームレンズによれば、屈折力が正、負、正、負、正の5つのレンズ群を配設した5群方式として、4群方式に比べて高変倍比化を図りやすい構成としつつ、各群の構成の最適化を図るようにしたので、以下で説明するような作用・効果が得られ、高変倍比でありながら、全長が短く、全体的に小型化を図ることができる。また、このズームレンズを搭載した撮像装置によれば、高変倍比で小型化の図られた高性能のズームレンズを撮像レンズとして用いるようにしたので、高変倍比の良好な撮像性能を維持しつつ、装置全体としての小型化を図ることができる。
このズームレンズでは、第4レンズ群G4を正レンズL41と負レンズL42との2枚のレンズで構成することで、2枚という少ない枚数でありながら、第4レンズ群G4で発生する収差を抑えることができ、小型化の達成と変倍全域において良好に収差を補正することができる。また、第4レンズ群G4を光軸方向に移動することによって合焦を行うことで、合焦時の収差の変動を抑えることができる。また、構成枚数が2枚の群を動かすことで合焦の高速化を達成することができる。
また、第5レンズ群G5を1枚の正レンズL51のみで構成し、その正レンズL51の少なくとも物体側の面を非球面形状とすることで、特に像面湾曲を良好に補正することができる。また、最終レンズ群である第5レンズ群G5を、変倍および合焦の際に常時固定とすることで、カメラに搭載した場合に、撮像素子100を密閉構造にしやすくなり、撮像素子100へのゴミやほこりの付着を防止することができる。
上記条件式(1)は、第4レンズ群G4の焦点距離に関する式で、この式を満足することで、光学系を小型化でき、変倍全域での収差を良好に補正することができる。条件式(1)の下限を下回ると第4レンズ群G4の屈折力が強くなるため、光学系の小型化には有利であるが、第4レンズ群G4で発生する収差が増大されるため、変倍全域において良好に収差を補正することが困難となる。上限を上回ると第4レンズ群G4の屈折力が小さくなるため、小型化の達成が困難となる。
より高い光学性能を得るために、条件式(1)の数値範囲は、
0.07<|f4|/ft<0.20 ……(1’)
であることが望ましい。
上記条件式(2)は、第1レンズ群G1の焦点距離に関する式で、この式を満足することで、光学系を小型化でき、変倍全域での収差を良好に補正することができる。条件式(2)の下限を下回ると第1レンズ群G1の屈折力が強くなるため、光学系の小型化には有利であるが、第1レンズ群G1において発生する収差が増大されるため、変倍全域にて良好に収差を補正することが困難となる。上限を上回ると第1レンズ群G1の屈折力が小さくなるため、レンズ全長が長くなる。また、第1レンズ群G1の外径も拡大されるため、光学系の小型化の達成が困難となる。
より高い光学性能を得るために、条件式(2)の数値範囲は、
0.5<f1/ft<0.6 ……(2’)
であることが望ましい。
上記条件式(3)は、第3レンズ群G3の焦点距離に関する式で、この条件式を満足することで、小型化と変倍全域での光学性能を良好に補正することができる。条件式(3)の下限を下回ると第3レンズ群G3の屈折力が増大し、小型化には有利であるが、第3レンズ群G3で発生する収差が増大し、変倍全域での収差を良好に補正することができない。上限を上回ると第3レンズ群G3の屈折力が小さくなるため、レンズ全長が長くなり、小型化することが困難となる。
より高い光学性能を得るために、条件式(3)の数値範囲は、
0.08<f3/ft<0.15 ……(3’)
であることが望ましい。
上記条件式(4)は、第5レンズ群G5の焦点距離に関する式で、この条件式を満足することで、シェーディングへの影響を少なくし、変倍全域での光学性能を良好に補正することができる。条件式(4)の下限を下回ると第5レンズ群G5の屈折力が増大し、小型化には有利であるが、第5レンズ群G5で発生する収差が増大し、変倍全域での収差を良好に補正することができない。上限を上回ると第5レンズ群G5の屈折力が小さくなるため、レンズ全長が長くなり、小型化にするのに不利となる。また、周辺画角での撮像素子への入射角度が大きくなり、シェーディングの影響が懸念される。
より高い光学性能を得るために、条件式(4)の数値範囲は、
0.15<f5/ft<0.3 ……(4’)
であることが望ましい。
上記条件式(5),(6)は、第1レンズ群G1における正レンズL12のレンズ材料に関する式で、この条件式を満足することで変倍全域での光学性能を良好に補正することができる。条件式(5)の下限を下回るとペッツバール和が増大し、望遠端での像面湾曲が増大する。条件式(5)の上限を上回ると正レンズL12の像側面における全反射条件の臨界角が小さくなるため、全反射が起きやすく、迷光が発生しやすい。条件式(6)の下限を下回ると、望遠端での軸上色収差が増大し、上限を上回ると広角端での倍率色収差が増大する。
上記条件式(7)は、第2レンズ群G2内の最も物体側のレンズL21の最適な形状に関する。条件式(7)の下限を超えると第1レンズ群G1の径が増大し、広角に適さなくなる。上限を超えると第1レンズ群G1と第2レンズ群G2とが干渉しやすくなり、高倍率を維持するのが困難となる。
上記条件式(8)は、第2レンズ群G2の焦点距離に関する式で、この条件式を満足することで、小型化と変倍全域での光学性能を良好に補正することができる。条件式(8)の下限を越えると第2レンズ群G2の屈折力が強くなりすぎ、諸収差が十分に補正できなくなる。上限を超えると第2レンズ群G2の屈折力が不十分で変倍比が稼げないか、もしくは全長が長くなる。
上記条件式(9)は、本実施の形態に係るズームレンズに好適な変倍比に関する。条件式(9)の下限を越えると、目的とする変倍率が得られない。上限を超えると変倍による諸収差の変動を抑えることが困難となる。
より高い光学性能を得るために、条件式(9)の数値範囲は、
24<ft/fw<32 ……(9’)
であることが望ましい。
次に、本実施の形態に係るズームレンズの具体的な数値実施例について説明する。以下では、複数の数値実施例を部分的にまとめて説明する。
[数値実施例1]
[表1]〜[表3]は、図1(A),(B),(C)に示したズームレンズの構成に対応する具体的なレンズデータを示している。特に[表1]にはその基本的なレンズデータを示し、[表2]および[表3]にはその他のデータを示す。[表1]に示したレンズデータにおける面番号Siの欄には、実施例1に係るズームレンズについて、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜28)の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1(C)において付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値(mm)を示す。面間隔Diの欄についても、同様に物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔(mm)を示す。Ndiの欄には、物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との間のd線(587.6nm)に対する屈折率の値を示す。νdjの欄には、物体側からj番目の光学要素のd線に対するアッベ数の値を示す。[表1]にはまた、諸データとして、広角端および望遠端における全系の近軸焦点距離f(mm)、画角(2ω)およびFナンバー(FNO.)の値についても示す。
実施例1に係るズームレンズは、変倍に伴って各レンズ群の間隔が変化するため、各移動群の前後の面間隔D5,D12,D20,D24の値は可変となっている。[表2]には、これらの面間隔D5,D12,D20,D24の変倍時のデータとして、広角端、中間および望遠端における値を示す。
[表1]のレンズデータにおいて、面番号の左側に付された記号「*」は、そのレンズ面が非球面形状であることを示す。実施例1に係るズームレンズは、第3レンズ群G3内で最も像側にあるレンズ(レンズL34)の両面S19,S20と、第5レンズ群G5内の正レンズL51の両面S25,S26とが非球面形状となっている。[表1]の基本レンズデータには、これらの非球面の曲率半径として、光軸近傍の曲率半径の数値を示している。
[表3]には実施例1に係るズームレンズにおける非球面データを示す。非球面データとして示した数値において、記号“E”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であることを示し、その10を底とした指数関数で表される数値が“E”の前の数値に乗算されることを示す。例えば、「1.0E−02」であれば、「1.0×10-2」であることを示す。
実施例1に係るズームレンズの非球面データとしては、以下の式(A)によって表される非球面形状の式における各係数An,Kの値を記す。Zは、より詳しくは、光軸から高さhの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ(mm)を示す。
Z=C・h2/{1+(1−K・C2・h21/2}+ΣAn・hn ……(A)
(n=3以上の整数)
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:離心率
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
n:第n次の非球面係数
実施例1に係るズームレンズの非球面は、上記非球面式(A)に基づき、非球面係数AnについてはA3〜A10までの次数を有効に用いて表している。
Figure 2011186417
Figure 2011186417
Figure 2011186417
[数値実施例2〜14]
以上の数値実施例1と同様にして、図2(A),(B),(C)に示したズームレンズの構成に対応する具体的なレンズデータを数値実施例2として、[表4]〜[表6]に示す。同様にして、図3(A),(B),(C)〜図14(A),(B),(C)に示したズームレンズの構成に対応する具体的なレンズデータを数値実施例3〜14として、[表7]〜[表42]に示す。
なお、数値実施例2ないし7、および数値実施例12のズームレンズは、実施例1に係るズームレンズと同様の面が非球面形状となっている。
これに対して、数値実施例8ないし11のズームレンズでは、第3レンズ群G3内で最も像側にあるレンズ(レンズL35)と、第5レンズ群G5内の正レンズL51とに加え、第4レンズ群G4内で最も像側にあるレンズ(レンズL42)の両面が非球面形状となっている。
また、数値実施例8〜11において、接合レンズの接合面には接着層が含まれている。例えば数値実施例8において、第1レンズ群G1内の第2面は接着層となっている。
また、数値実施例13および14のズームレンズでは、第3レンズ群G3内で最も像側にあるレンズ(レンズL35)と、第5レンズ群G5内の正レンズL51とに加え、第4レンズ群G4内で最も物体側にあるレンズ(レンズL41)の両面が非球面形状となっている。
Figure 2011186417
Figure 2011186417
Figure 2011186417
Figure 2011186417
Figure 2011186417
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Figure 2011186417
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Figure 2011186417
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Figure 2011186417
Figure 2011186417
[各実施例のその他の数値データ]
[表43]には、上述の各条件式に関する値を、各実施例についてまとめたものを示す。[表43]から分かるように、条件式(1)〜(8)については、各実施例の値がその数値範囲内となっている。
Figure 2011186417
[収差性能]
図15(A)〜(D)はそれぞれ、数値実施例1に係るズームレンズにおける広角端での球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)および倍率色収差を示している。図16(A)〜(D)は中間域における同様の各収差を示し、図17(A)〜(D)は、望遠端における同様の各収差を示している。各収差図には、d線(587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図および倍率色収差図には、波長460nm、波長615nmについての収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。FNO.はF値、ωは半画角を示す。
同様に、数値実施例2に係るズームレンズについての諸収差を図18(A)〜(D)(広角端)、図19(A)〜(D)(中間域)および図20(A)〜(D)(望遠端)に示す。同様にして、数値実施例3ないし14に係るズームレンズについての諸収差を図21〜図56の(A)〜(D)に示す。
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、各実施例について、各変倍域で諸収差が良好に補正され、高変倍比でありながら、全体的に小型化の図られたズームレンズが実現できている。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
GC…光学部材、G1…第1レンズ群、G2…第2レンズ群、G3…第3レンズ群、G4…第4レンズ群、G5…第5レンズ群、St…開口絞り、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第i+1番目のレンズ面との面間隔、Z1…光軸、100…撮像素子。

Claims (13)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とから構成され、各レンズ群の間隔を変化させることで変倍を行うようになされ、
    以下の条件式を満足する
    ことを特徴とするズームレンズ。
    0.05<|f4|/ft<0.25 ……(1)
    ただし、
    ft:望遠端における全系の焦点距離
    f4:前記第4レンズ群の焦点距離
    とする。
  2. 前記第2レンズ群が物体側から順に、像側に強い凹面を向けた負レンズと、負レンズおよび正レンズからなる接合レンズと、物体側に強い凹面を向けた負レンズとで構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第4レンズ群が正レンズと負レンズとの2枚のレンズで構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第4レンズ群を光軸方向に移動することによって合焦を行うようになされている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. さらに以下の条件式を満足している
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.4 <f1/ft<1.3 ……(2)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    とする。
  6. さらに以下の条件式を満足している
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.05<f3/ft<0.20 ……(3)
    ただし、
    f3:第3レンズ群の焦点距離
    とする。
  7. さらに以下の条件式を満足している
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.05<f5/ft<0.4 ……(4)
    ただし、
    f5:第5レンズ群の焦点距離
    とする。
  8. 前記第5レンズ群が、1枚の正レンズのみで構成され、その正レンズの少なくとも物体側の面が非球面形状である
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 前記第5レンズ群は、変倍および合焦時に固定の群である
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  10. 前記第1レンズ群が物体側から順に、物体側が凸面の負のメニスカスレンズおよび物体側が凸の正レンズからなる接合レンズと、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズとからなり、以下の条件式を満足している
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    1.47<N12<1.65 ……(5)
    62.0<ν12<75.0 ……(6)
    ただし、
    N12:前記第1レンズ群中の接合レンズを構成する正レンズのd線での屈折率
    ν12:前記第1レンズ群中の接合レンズを構成する正レンズのd線でのアッベ数
    とする。
  11. 前記第2レンズ群内で、最も物体側のレンズは以下の条件式を満足している
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.6<(Ra−Rb)/(Ra+Rb)<1.0 ……(7)
    ただし、
    Ra:前記第2レンズ群内の最も物体側のレンズの物体側の面の曲率半径
    Rb:前記第2レンズ群内の最も物体側のレンズの像側の面の曲率半径
    とする。
  12. さらに以下の条件式を満足している
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.05<|f2/ft|<0.10 ……(8)
    ただし、
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
    とする。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載のズームレンズと、
    前記ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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