JP2011182079A - 補正情報算出装置、画像補正装置、画像表示システム、補正情報算出方法 - Google Patents

補正情報算出装置、画像補正装置、画像表示システム、補正情報算出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数台のプロジェクターを用いて1つの画像を表示する画像表示システムにおいて、投写画像の画質低下を抑制して、投写領域の形状を補正するための補正情報を算出するための補正情報算出装置を提供する。
【解決手段】それぞれ画像形成素子を有するプロジェクター2が協働して被投写面S上に1つの画像を表示する画像表示システムにおいて用いられる補正情報算出装置4であって、画像形成素子上の画素の座標と、1つの画像が現在表示されている被投写面S上の第1有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係として既に設定されている既定補正情報と、第1有効投写領域上の画素の座標と、1つの画像を表示すべき領域として指定される被投写面S上の第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係である第2の対応関係と、に基づいて、画像形成素子上の画素の座標と、第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係を示す補正情報を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、補正情報算出装置、画像補正装置、画像表示システムおよび補正情報算出方法に関するものである。
従来、展示会や学会、会議等のプレゼンテーションに、あるいはホームシアター等にプロジェクターが用いられており、また店頭広告などにもプロジェクターの使用用途が広がっている。プロジェクターを用いると、ディスプレイなどの直視型表示装置よりも大画面表示が容易であるため、より多人数に対して同じ画像を見せることが可能であり利便性が高い。近年では、高品質の投写画像を求める市場要求に対して、様々な開発がなされている。
例えば、プロジェクターは、プロジェクターから射出される画像光の光線束の中心軸が、被投写面(スクリーン)の法線と交差する方向から投写する場合や、プロジェクターが有する投写光学系が収差を有する場合には、被投写面における投写画像に歪みを生じる。例えば、矩形の画像を表示すべきところ台形や菱形に歪んで投写されてしまう。
この歪みを補正し解消する方法として、特許文献1に示す方法が知られている。特許文献1の方法では、プロジェクターが投写すべき範囲の四隅の座標を指定し、該四隅で囲まれる領域内に収まるように画像の歪みを補正することとし、歪みが解消された投写画像を投写可能としている。
また、プロジェクターによる投写画像は、プロジェクターが有する液晶ライトバルブやDMD(デジタルミラーデバイス)等の画像形成素子の画素数に依存している。したがって、プロジェクターが投写する投写画像の解像度を高めるためには、高解像度の画像形成素子を用いる必要がある。しかし、そのような高精細な画像形成素子は、非常に高価なものとなりやすく汎用されるには適していない。
そこで、複数台のプロジェクターを用い1つの画像を投写するシステムが開発されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2のシステムでは、1つの画像を分割して複数台のプロジェクターにそれぞれ投写表示させ、各プロジェクターの投写画像の周縁部を重ね合わせながら投写画像を結合し、1つの画像として投写している。以下の説明では、このように複数のプロジェクターから投写された画像を結合して表示する画像のことを、「全体画像」と称することがある。また、以下の説明では、複数のプロジェクターの各々から投写された画像を、「部分画像」と称することがある。
また、各プロジェクターの投写可能範囲を合わせた最大の投写可能範囲は、必ずしも矩形とはなっていない。そのため、上記特許文献2のシステムでは、投写画像をデジタルカメラで撮像し、撮像画像から投写領域の歪みを補正して、矩形画像を表示可能としている。例えば、被投写面が巻き取り式のスクリーンである場合、スクリーンの弛みや波打ち等に起因して投写画像に歪みが生じる。特許文献2のシステムでは、このような画像の歪みを、撮像した画像を基に自動で補正している。
このようなシステムを用いると、通常の解像度の画像形成素子を備えるプロジェクターを用いたとしても、用いるプロジェクターの台数分だけ投写画像の解像度を高めることができる。また、光源の数も用いるプロジェクターの台数分増えることとなるため、投写画像の大きさが同じであれば、1台のプロジェクターで投写した画像と比べて明るい画像を表示することが可能となる。さらに、歪みのない画像表示が可能となる。
特開2004−363665号公報 特開2006−14356号公報
しかしながら、特許文献2のように自動で画像の歪みを補正するシステムの場合、例えば、デジタルカメラに入射する光の光線束の中心軸と、被投写面の法線と、が成す角度(撮像角度)によっては撮像した画像(撮像画像)自体に歪みが生じてしまう。すると、実際の投写画像と撮像画像との間に歪み方に差が生じるため、良好な補正を行うことが出来ず、全体画像(全体画像を投写する投写領域)に歪みが残ってしまう。
このような場合、使用者は投写される全体画像の歪みを解消すべく補正を試みることになるが、従来は全体画像が滑らかに接続されて表示された状態を保ったまま、全体画像の形状を調整する補正方法がなかった。
従来の技術を組み合わせると、画像データに対して歪んだ全体画像の歪みを解消する歪み補正(第1の補正)を行って理想的な全体画像を表示する領域を決定した後、補正された画像データを分割し各プロジェクターが投写すべき画像(部分画像)のデータを作成するための位置補正(第2の補正)を行うという補正が考えられる。しかし、このように想定される補正では、画像データに対し2度の補正を行うため、画質低下に繋がる画像データの劣化が大きくなり、計算負荷が大きく処理に時間がかかる。そのため、例えば良好な動画表示ができない、といった問題が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、複数台のプロジェクターを用いて投写する投写画像の画質低下を抑制して、投写領域の形状を補正するための補正情報を算出するための補正情報算出装置を提供することを目的とする。また、このような補正情報を用いて、1つの画像を複数台のプロジェクターに分割表示させるための画像データを作成する画像補正装置を提供することをあわせて目的とする。さらに、このような装置を備え、複数のプロジェクターを用いて1つの画像を良好に表示可能な画像表示システムを提供することをあわせて目的とする。そして、投複数台のプロジェクターを用いて投写する投写画像の画質低下を抑制して、投写領域の形状を補正するための補正情報算出方法を提供することをあわせて目的とする。
提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の補正情報算出装置は、それぞれ画像形成素子を有する複数のプロジェクターが協働して被投写面上に1つの画像を表示する画像表示システムにおいて用いられる補正情報算出装置であって、前記画像形成素子上の画素の座標と、前記1つの画像が現在表示されている前記被投写面上の第1有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係として既に設定されている既定補正情報と、前記第1有効投写領域上の画素の座標と、前記1つの画像を表示すべき領域として指定される前記被投写面上の第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係である第2の対応関係と、に基づいて、前記画像形成素子上の画素の座標と、前記第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係を示す補正情報を算出することを特徴とする。
この構成によれば、画像を表示する領域を第1有効投写領域から第2有効投写領域に変更する際に、1回の補正を行うことで、変更後の第2有効投写領域の形状や位置に合わせた表示する画像を表示することができる補正情報を、既知の対応関係に基づいて算出することができる。求められる補正情報を用いると、1回の補正で投写領域の形状を補正することができるため、補正を重ねることによる画像データの劣化を防ぎ、短時間の計算で補正を行うことができる。
本発明においては、前記第1有効投写領域の四隅の座標を、前記第2有効投写領域の四隅の座標に変換する射影変換に係る射影変換式に基づいて、前記第1有効投写領域上の画素の座標を変換した座標を、前記第2有効投写領域上の画素の座標として、前記第2の対応関係を求めることが望ましい。
この構成によれば、第1有効投写領域の四隅と第2有効投写領域の四隅との対応関係により、第1有効投写領域上の画素の座標と、第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係を代表することで、第2の対応関係を求めることができる。例えば、被投写面上には凹凸形状がなく、単なる幾何的な変形で第1有効投写領域上の画素の座標と、第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応を求めることが出来る場合には、低い計算負荷で補正情報を求めることができる。
本発明においては、前記1つの画像を示す画像データで規定される原画像上に、複数の第1特徴点の座標を設定し、前記射影変換式で規定される射影変換の逆変換によって、前記複数の第1特徴点の座標を変換し、前記複数の第1特徴点と1対1で対応する複数の第2特徴点の座標を求め、前記第2有効投写領域上に任意に設定される複数の第3特徴点の各々と、各々の前記第3特徴点を囲む4つの第2特徴点との対応関係を、前記第2の対応関係として求めることが望ましい。
この構成によれば、原画像上の画素と第1有効投写領域上の画素との対応関係を、原画像において仮想的に設定された複数の特徴点(第1特徴点)の座標と、複数の第1特徴点を射影変換式で規定される射影変換の逆変換により変換した複数の第2特徴点の座標と、の対応関係で推定する。これに加えて、第2有効投写領域においては原画像上の第1特徴点と対応する複数の特徴点(第3特徴点)を仮想的に設定し、第2特徴点と第3特徴点との対応関係を求めることで、第2の対応関係としている。そのため、より正確な第2の対応関係を求め、この第2の対応関係を元により精度の高い補正情報を算出することが出来る。
また、本発明の画像補正装置は、複数のプロジェクターが協働して表示する1つの画像を示す画像データに基づいて、各プロジェクターが表示すべき部分画像を抽出し、前記部分画像に対応した部分画像データを作成する画像処理装置であって、上述の補正情報算出装置と、前記画像データが入力される入力部と、前記画像形成素子上の画素と、前記複数のプロジェクターの各投写領域を合わせた全体投写領域上の画素と、の対応関係を求め、前記画像データから、前記全体投写領域内の前記1つの画像を表示すべき領域に対応した前記画像形成素子上の画素に入力されるべきデータを抽出し、抽出されるデータで規定される画素の座標を、前記補正情報算出装置で求められる補正情報を用いて変換し、前記部分画像データを作成する画像処理部と、前記部分画像データを前記複数のプロジェクターに出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、算出した補正情報を用い、入力される画像データで規定される像を忠実に再現する、歪みのない良好な全体画像を表示することが可能な部分画像データを作成する画像補正装置とすることができる。
また、本発明の画像表示システムは、複数のプロジェクターが協働して1つの画像を表示する画像表示システムであって、上述の画像補正装置と、前記画像補正装置で作成された前記部分画像データが入力され、該部分画像データに基づいて前記部分画像を投写する複数のプロジェクターと、を有することを特徴とする。
この構成によれば、歪みのない良好な全体画像を、大画面、高解像度、或いは高輝度の画像として表示することが可能な画像表示システムとなる。
また、本発明の正情報算出方法は、それぞれ画像形成素子を有する複数のプロジェクターが協働して被投写面上に1つの画像を表示する画像表示システムにおいて用いられる補正情報算出方法であって、前記画像形成素子上の画素の座標と、前記被投写面上の第1有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係である第1の対応関係を求めるステップと、前記第1有効投写領域とは異なる前記被投写面上の第2有効投写領域を指定するステップと、前記第1の対応関係と、前記第1有効投写領域上の画素の座標と前記第2有効投写領域上の画素の座標との対応関係である第2の対応関係と、に基づいて、前記画像形成素子上の画素の座標と、前記第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係を示す補正情報を算出するステップと、を含むことを特徴とする。
この方法によれば、画像を表示する領域を第1有効投写領域から第2有効投写領域に変更する際に、1回の補正を行うことで、変更後の第2有効投写領域の形状や位置に合わせた表示する画像を表示することができる補正情報を、既知の対応関係に基づいて算出することができる。そのため、計算負荷が低く短時間の計算で補正を行うことができる。また、補正を重ねることによる画像データの劣化を防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る画像表示システムを示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像表示システムの詳細な構成を示す説明図である。 画像表示システムを用いた表示時の画像処理を説明する説明図である。 画像表示システムを用いた表示時の画像処理を説明する説明図である。 画像表示システムを用いた表示時の画像処理を説明する説明図である。 画像表示システムを用いた表示時の画像処理を説明する説明図である。 画像表示システムを用いた表示時の画像処理を説明する説明図である。 画像表示システムを用いた表示時の画像処理を説明する説明図である。 画像表示システムを用いた表示時の画像処理を説明する説明図である。 画像表示システムを用いた表示時の画像処理を説明する説明図である。 画像表示システムを用いた表示時の画像処理を説明する説明図である。
[第1実施形態]
以下、図1〜図11を参照しながら、本発明の実施形態に係る補正情報算出装置、画像補正装置、画像表示システムおよび画像補正方法について説明する。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてある。
図1は、本実施形態の画像表示システムを示す概略図である。図に示すように、本実施形態の画像表示システム1は、複数台のプロジェクター2、画像処理装置(画像補正装置)3を備えている。本発明の補正情報算出装置は、後述するように画像処理装置3に含まれている。
プロジェクター2は、図では4台配置されていることとしているが、数や配置についてはこれに限らない。ここでは、説明の便宜上、プロジェクター2として第1のプロジェクター21、第2のプロジェクター22、第3のプロジェクター23、第4のプロジェクター24が設けられていることとする。また、各プロジェクター21〜24は、投写画像を形成するための画像形成素子をそれぞれ有している。画像形成素子としては、液晶ライトバルブやDMD(デジタルミラーデバイス)等を用いることができる。
画像処理装置3は、信号源9から入力される画像データを、複数の部分画像データに分割し、各プロジェクターが担当する部分画像に対応した部分画像データを作成する。第1〜第4のプロジェクター21〜24は、画像処理装置3から入力された部分画像データに基づいて、被投写面S上に部分画像を表示する。
すなわち、画像処理装置3は、第1のプロジェクター21に、部分画像データに基づいた第1の部分画像P1を被投写面S上に表示させる。同様に、第2のプロジェクター22には第2の部分画像P2を、第3のプロジェクター23には第3の部分画像P3を、第4のプロジェクター24には第4の部分画像P4を、それぞれ表示させる。第1〜第4の部分画像P1〜P4は、互いの周縁部を重ね合わせて被投写面S上に表示され、全体として1つの投写画像Pを構成する。
このような画像表示システム1では、パーソナルコンピューターやDVDプレイヤー等の信号源9から入力された画像データを複数に分割し、複数台のプロジェクター2で投写し、1つに結合した画像(全体画像)を表示する。そのため、1台のプロジェクターにより表示する投写画像と比較して、投写画像Pに含まれる画素数を増やすことができ、投写画像Pの解像度を高めることができる。このようにして解像度を高める場合、1台あたりのプロジェクターの画素数を増すことにより表示画像を高解像度とする場合と比べ、装置コストを低減することができる。
また、プロジェクターの台数だけ投写画像Pの表示に寄与する光の光量を増すことができるため、高輝度の投写画像Pを表示することができる。さらに、通常時はプロジェクター毎に独立して使用し、大画面、高解像度、或いは高輝度の画像を表示したい場合に、画像表示システムを構築して画像表示を行うことも可能である。
図2は、画像表示システム1の詳細な構成を示す説明図である。ここでは、主として画像処理装置3、および画像処理装置3に含まれる補正情報算出装置4について説明する。
画像処理装置3は、複数のプロジェクター2が協働して表示する1つの画像Pを示す画像データに基づいて、各プロジェクター21〜24が表示すべき部分画像を抽出し、部分画像に対応した部分画像データを作成する。部分画像は、各プロジェクターが表示すべき画像Pの一部分である。
画像処理装置3は、信号源9から動画や静止画等の画像データが入力される画像入力部(入力部)31と、補正情報算出装置4によって算出される補正情報に応じて画像データを補正し、適宜分割した部分画像データを作成する画像処理部32と、部分画像データをプロジェクター2に出力する画像出力部(出力部)33と、図2に示した測定パターンや、表示に用いる動画や静止画等の画像データを保存する画像保存部34と、補正情報を保存する保存部35と、を有している。画像入力部31には、通常のキャプチャーボード等を用い、画像処理部32や画像出力部33には、GPU(Graphics Processing Unit)を用いることができる。
画像処理部32は、複数のプロジェクター2が有する画像形成素子上の画素と、被投写面における複数のプロジェクター2の各投写領域を合わせた全体投写領域上の画素と、の対応関係を求め、画像データから、全体投写領域内における画像を表示すべき領域に対応した、画像形成素子上の画素に入力されるべきデータを抽出し、抽出されるデータで規定される画素の座標を、補正情報算出装置4で求められる補正情報を用いて変換し、部分画像データを作成する。
補正情報算出装置4は、使用者がマウスやキーボードなどの入力装置41aから入力する4点の座標を検出し指定する座標指定部41と、保存部35に保存されている補正情報を用いて、各プロジェクターの投写領域に応じた新たな補正情報を算出する算出部42と、を有している。座標指定部41および算出部42は、画像処理装置3が共通して有する、または補正情報算出装置4が独立して有するCPU(Central Processing Unit)に所望の計算処理を行わせるプログラムであり、補正情報算出装置4は、これらのプログラムを実行して所望の補正情報を算出する装置である。補正情報算出装置4は、画像処理装置3と別体の装置として構成されていても良い。
このような構成の画像表示システム1による画像表示について、図3から図11に示す説明図を用いて順に説明する。以下の説明においては、主に図2に示す算出部42における計算処理の流れに従い、必要に応じて図2で示した各構成の名称および符号を用いて各画像処理について説明し、あわせて図2で示した各構成の機能を説明する。
図3は、画像表示システム1が被投写面Sに向けて画像を投写する様子を示す説明図である。図3に示すように、各プロジェクター21〜24は、それぞれの投写領域101〜104の周縁部を一部重ねて互いにつなぎ合わせた全体投写領域100内に1つの画像Pを投写する。換言すると、画像Pは全体投写領域100内に設定された有効投写領域(第1有効投写領域)105の全域に表示されている。
画像Pの投写においては、各プロジェクターが有する画像形成素子上の画素の座標と、各プロジェクターから被投写面Sに投写された画像上の画素の座標と、の対応関係を示す補正情報(既定補正情報)を求めた上で、該既定補正情報に基づいて、画像Pを規定する画像データの補正が行われている。
図4において、既定補正情報を求める方法を具体的に説明すると、まず、図4(a)に示すような、例えば4×5の行列状にドット(特徴点)が配列した測定パターンMPを示す画像データを各プロジェクターの画像形成素子に入力し、被投写面に表示する(図4(b))。画像データで示される測定パターンMPにおいて近接する4つの特徴点A1〜A4と、画像P上において特徴点A1〜A4と対応する特徴点C1〜C4と、の対応関係から、特徴点A1〜A4に囲まれる領域L内の画素L1と、特徴点C1〜C4に囲まれる領域N内の画素N1、との対応関係である既定補正情報が求まる。
なお画素N1は、被投写面に表示された画像Pにおいて画素L1に対応する点である。この既定補正情報は、例えば、測定パターンMPを示す画像データで規定される特徴点A1〜A4の座標と、被投写面に表示された画像Pを撮像して得られた撮影画像における特徴点C1〜C4の座標と、を対応付けることによって算出することができる。
既定補正情報により、画像データで示される画像を被投写面Sにおいて忠実に再現するためには、画像形成素子LVでは画像データで規定される画素からどれだけずらした位置にデータを入力すればいいかという対応関係が求められる。すなわち、画像データで規定される特徴点A1〜A4を、既定補正情報を用いて画像形成素子LV上でずらした位置にある点として、特徴点A1〜A4に対応する特徴点B1〜B4が求まる。また、既定補正情報により、特徴点A1〜A4に囲まれる領域L内の画素L1に対応する、画像形成素子上の特徴点B1〜B4に囲まれる領域M内の画素M1が定まるため、対応関係に基づいて画像データを補正することができる(図4(c))。なお画素M1は、画像形成素子において画素L1に対応する点である。
図5に示すように、画像Pを規定する画像データの補正では、まず、画像Pを規定する画像データ200から、各プロジェクターによって表示する部分画像を抽出した抽出データ201〜204を作成する(図5(a))。抽出データ201〜204は、既定補正情報から、画像形成素子のうち画像表示に用いられる領域を求め、該領域に入力されるデータを画像データ200から抽出して作成する。
次に、既定補正情報を用いて、各抽出データ201〜204の座標を、各プロジェクター21〜24の画像形成素子LV1〜LV4における座標に対応した部分画像データ211〜214に変換する。
変換された部分画像データ211〜214は、画像出力部33を介して各プロジェクターの画像形成素子LV1〜LV4に入力され(図5(b))、被投写面Sに投写されることで、画像Pが表示される(図5(c))。
本来であれば、既定補正情報による補正によって、被投写面Sにおける画像Pの輪郭形状(すなわち有効投写領域105の外周の形状)が歪みのないものとなるはずであるところ、既定補正情報の算出が自動化されていたり、各プロジェクターの投写光学系に収差があったりする場合には、算出される既定補正情報が完全なものとならず、既定補正情報に基づく補正では歪みが残ることがある。図5では、有効投写領域105が台形に歪んでおり、有効投写領域105の歪みに併せて、投写されている画像Pの形状も歪んでいる。
本発明では、このような場合に使用者が投写される画像Pの歪みを解消すべく、既定補正情報に代わる新たな補正情報を求め、該新たな補正情報に基づいて再調整を行う。
補正情報の求め方についての基本的な考え方は、図4に示す部分画像データの作成における考え方と類似しており、画像データ上の4点と、投写する画像で対応する4点と、の対応関係から補正情報を求めるものである。異なるのは、被投写面上にはすでに画像Pを投写した状態であるため、図4に示した方法のように、基準となる特徴点の画像を実際には表示しないことである。
そのため、本発明では画像Pの画像データで示される画像上に、図4におけるドット(特徴点)に代わる複数の特徴点を仮想的に設定し、画像データで示される画像上の特徴点と、該特徴点に対応する被投写面上の点として推定される点との対応関係から、補正情報を求める。以下、順に説明する。
まず、図6に示すように、被投写面における画像Pを見ながら、画像Pを表示する有効投写領域105に代わる新たな有効投写領域(第2有効投写領域)115の四隅に対応する4点の座標を入力する。4点の座標は、画像Pにマウスカーソルを表示して新たな有効投写領域の四隅位置をドラッグして指定しても良いし、画像Pにダイアログボックスを表示して、キーボード等から四隅位置を入力し指定することとしても良い。
座標指定部41では、画像形成素子で画像Pの表示に用いられている(画像Pの画像データ200が入力されている)領域の四隅200A〜200Dの画素の座標と、入力された4点210A〜210Dの画像形成素子上の座標と、に基づいて、指定された4点(新たな有効投写領域の四隅)の座標から、現在表示に用いられている領域の四隅(現在の有効投写領域の四隅)の座標へ変換する射影変換に係る射影変換式を求める。求められる射影変換式は、四隅200A〜200Dの座標から、入力された4点210A〜210Dの座標へ、変換する射影変換の逆変換に等しい。
図6では、入力された4点210A〜210Dの座標を座標(x,y)(iは自然数)で表し、四隅200A〜200Dの座標を座標(X,Y)(iは自然数)で表している。変数iが同じものは、射影変換前後でそれぞれ対応する特徴点であることを示している。
射影変換の変換式は、以下の式(1)(2)で表すことができる。式中、x,yはxy直交座標系におけるx座標およびy座標、X,YはXY直交座標系におけるX座標およびY座標、a〜hまでの文字は変換係数を示す。2つの座標系は原点および座標軸の延在方向が同じであるとする。
Figure 2011182079
Figure 2011182079
上記式は、以下の式(3)(4)として表すことができる。
Figure 2011182079
Figure 2011182079
変換前の4点210A〜210Dの各座標、および、四隅200A〜200Dの各座標が既知であるため、上記式(3)(4)に代入することで8次の連立方程式となり、a〜hの変換係数を求めることができる。図6では、変数a〜hを求めた後の射影変換式をθとして示している。
次いで、図7に示すように、画像データ200で規定される原画像上に、仮想的にピッチが等間隔な平行格子を設定し、平行格子における複数の格子点(第1特徴点)LP1の座標を規定する。なお画像データ200は、1つの画像Pを示す画像データである。そして、この複数の第1特徴点FP1の座標を射影変換式θで変換して、複数の第2特徴点FP2の座標を求める。
現在の有効投写領域の形状は、所望の形状に射影変換式θで表すことができる座標変換を加えた形状となっている。そのため、複数の第1特徴点FP1の座標を射影変換式θで変換して得られた複数の第2特徴点FP2の座標は、理想的な状態(画像データが示す画像を各プロジェクターが忠実に再現する状態)であれば被投写面上で再現される複数の第1特徴点FP1の座標を、現在の歪み相当分だけ座標変換したときの座標とみなすことができる。すなわち、第2特徴点FP2の座標は、既定補正情報に基づいて座標を変換した画像データを用いて投写したときの、被投写面における第1特徴点FP1に対応する点の座標として用いることができる。
次いで、図8に示すように、複数の第2特徴点の座標から、現在の有効投写領域105における各プロジェクターの表示領域を求める。抽出データ201に含まれる複数の第1特徴点FP1の座標と、抽出データ201の外周の座標との関係は既知であるため、これらの座標から、射影変換式θにより現在の有効投写領域105におけるプロジェクター21の表示領域101aを求めることができる。同様に、他のプロジェクターに係る現在の有効投写領域105における表示領域を各々求めることができる。
次いで、図9に示すように、有効投写領域105から、図6で示した指定領域115を抽出し、指定領域115と、有効投写領域105における各プロジェクターの表示領域と、の重なり部分を、各プロジェクターの新たな表示領域115aとして定める。図では、現在の表示領域101aに対応する表示領域115aを網掛けで表示している。
次いで、図10に示すように、表示領域115a上に複数の第1特徴点と1対1で対応する複数の第3特徴点FP3を設定する。本実施形態では、複数の第3特徴点FP3を複数の第1特徴点と同じ配列で同数設定することとする。これにより、画像データ200で示される画像上には複数の第1特徴点FP1、指定領域115には第1の特徴点FP1と対応する複数の第3特徴点FP3、が設定されるため、第1特徴点FP1と第3特徴点FP3との対応関係を求めることで、所望の補正情報を求めることができる。
すなわち、図11に示すように、複数の第2特徴点に対応する画像形成素子LV1上の点を、既定補正情報から求めることができるため、表示領域101a上の4つの第2特徴点U1〜U4に囲まれた第3特徴点300を、画像形成素子LV1において4つの第2特徴点U1〜U4と対応する4点V1〜V4に囲まれた第4特徴点301に変換することができる(図11(a))。なお第4特徴点301は、画像形成素子LV1において第3特徴点300に対応する点である。同様にして、他の第3特徴点に対応する、画像形成素子LV1上の複数の第4特徴点FP4を求めることができる。
このようにして、表示領域101a上の第3特徴点300と、画像形成素子LV1における第4特徴点301との対応関係を求めることができる。この対応関係と表示領域101aの四隅の座標を用いて、図10に示す指定領域115aに画像を投写するために画像データが入力されるべき画像形成素子LV1上の領域221の四隅の座標を求めることができる(図11(b))。
これによって、画像形成素子上の画素の座標と、指定領域内の新たな表示領域に表示される画像の画素の座標と、の対応関係を示す補正情報を求めることができる。
また、以上のような構成の補正情報算出装置や、以上のような補正情報算出方法では、1回の補正を行うことで、変更後の第2有効投写領域の形状や位置に合わせて画像を表示することができる補正情報を、既知の対応関係に基づいて算出することができる。そのため、計算負荷が低く短時間の計算で補正を行うことができる。
また、以上のような構成の画像補正装置では、この補正情報を用いて歪みのない良好な全体画像を表示することが可能な部分画像データを作成することができ、以上のような構成の画像表示システム1によれば、歪みのない良好な全体画像を表示することが可能となる。
なお、本実施形態では、複数の第2特徴点と複数の第3特徴点との対応関係から、補正情報を求めることとしたが、これに限らない。例えば、被投写面には歪みの原因となる凹凸が無い場合には、第1有効投写領域の四隅と第2有効投写領域の四隅との対応関係により、第1有効投写領域上の画素の座標と、第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係を代表し、射影変換θを求める補正情報とすることもできる。
また、本実施形態では、第3特徴点を第1特徴点と同じ配列で同数設定することとしたが、これに限らない。第3特徴点の数や、配列する第3特徴点の行数、列数は任意に設定することができる。第3特徴点の数や配列が第1特徴点と異なっていても、複数の第2特徴点に対応する画像形成素子LV1上の点を、既定補正情報から求めることができるため、第2有効投写領域上に任意に設定する第3特徴点に対応する画像形成素子上の画素の座標を求めることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
1…画像表示システム、2、21〜24…プロジェクター、3…画像処理装置、31…画像入力部(入力部)、32…画像処理部、33…画像出力部(出力部)、4…補正情報算出装置、105…有効投写領域(第1有効投写領域)、115…有効投写領域(第2有効投写領域)、FP1…第1特徴点、FP2…第2特徴点、FP3…第3特徴点、S…被投写面、

Claims (7)

  1. それぞれ画像形成素子を有する複数のプロジェクターが協働して被投写面上に1つの画像を表示する画像表示システムにおいて用いられる補正情報算出装置であって、
    前記画像形成素子上の画素の座標と、前記1つの画像が現在表示されている前記被投写面上の第1有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係として既に設定されている既定補正情報と、前記第1有効投写領域上の画素の座標と、前記1つの画像を表示すべき領域として指定される前記被投写面上の第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係である第2の対応関係と、に基づいて、前記画像形成素子上の画素の座標と、前記第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係を示す補正情報を算出することを特徴とする補正情報算出装置。
  2. 前記第1有効投写領域の四隅の座標を、前記第2有効投写領域の四隅の座標に変換する射影変換に係る射影変換式に基づいて、前記第1有効投写領域上の画素の座標を変換した座標を、前記第2有効投写領域上の画素の座標として、前記第2の対応関係を求めることを特徴とする請求項1に記載の補正情報算出装置。
  3. 前記1つの画像を示す画像データで規定される原画像上に、複数の第1特徴点の座標を設定し、
    前記射影変換式で規定される射影変換の逆変換によって、前記複数の第1特徴点の座標を変換し、前記複数の第1特徴点と1対1で対応する複数の第2特徴点の座標を求め、
    前記第2有効投写領域上に任意に設定される複数の第3特徴点の各々と、各々の前記第3特徴点を囲む4つの第2特徴点との対応関係を、前記第2の対応関係として求めることを特徴とする請求項2に記載の補正情報算出装置。
  4. 前記既定補正情報および前記第2の対応関係に基づいて、前記補正情報を算出することを特徴とする請求項3に記載の補正情報算出装置。
  5. 複数のプロジェクターが協働して表示する1つの画像を示す画像データに基づいて、各プロジェクターが表示すべき部分画像を抽出し、前記部分画像に対応した部分画像データを作成する画像補正装置であって、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の補正情報算出装置と、
    前記画像データが入力される入力部と、
    前記画像形成素子上の画素と、前記複数のプロジェクターの各投写領域を合わせた全体投写領域上の画素と、の対応関係を求め、前記画像データから、前記全体投写領域内の前記1つの画像を表示すべき領域に対応した前記画像形成素子上の画素に入力されるべきデータを抽出し、抽出されるデータで規定される画素の座標を、前記補正情報算出装置で求められる補正情報を用いて変換し、前記部分画像データを作成する画像処理部と、
    前記部分画像データを前記複数のプロジェクターに出力する出力部と、を備えることを特徴とする画像補正装置。
  6. 複数のプロジェクターが協働して1つの画像を表示する画像表示システムであって、
    請求項5に記載の画像補正装置と、
    前記画像補正装置で作成された前記部分画像データが入力され、該部分画像データに基づいて前記部分画像を投写する複数のプロジェクターと、を有することを特徴とする画像表示システム。
  7. それぞれ画像形成素子を有する複数のプロジェクターが協働して被投写面上に1つの画像を表示する画像表示システムにおいて用いられる補正情報算出方法であって、
    前記画像形成素子上の画素の座標と、前記被投写面上の第1有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係である第1の対応関係を求めるステップと、
    前記第1有効投写領域とは異なる前記被投写面上の第2有効投写領域を指定するステップと、
    前記第1の対応関係と、前記第1有効投写領域上の画素の座標と前記第2有効投写領域上の画素の座標との対応関係である第2の対応関係と、に基づいて、前記画像形成素子上の画素の座標と、前記第2有効投写領域上の画素の座標と、の対応関係を示す補正情報を算出するステップと、を含むことを特徴とする補正情報算出方法。

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