JP2011179610A - スラストころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸が停止した状態でもスラストころ軸受の偏心を抑制し、保持器の損傷防止を図る。
【解決手段】保持器20により周方向に転動可能に配設されて保持された柱状の転動ころ11が軸方向の両側から一方のスラストレース50と他方のスラストレース60で挟持されて構成されており、一方のスラストレース50には保持器20の内径端側の位置において軸方向に配設された円環状の内径側鍔部51を備えており、他方のスラストレース60には保持器20の外形端側の位置において軸方向に配設された円環状の外径側鍔部61を備えており、一方のスラストレース50の内径側鍔部51の径方向内周位置には径方向に圧縮荷重が加わったとき弾性変形することのできるバネ部位56が配設されている。
【選択図】図1

Description

この発明はスラストころ軸受に関する。詳しくは、保持器により周方向に転動可能に配設されて保持された柱状の転動ころが軸方向の両側から2枚のスラストレースで挟持されて構成されており、該2枚のスラストレースのうち一方のスラストレースには前記保持器の内径端側の位置において軸方向に配設された円環状の内径側鍔部を備えており、他方のスラストレースには前記保持器の外形端側の位置において軸方向に配設された円環状の外径側鍔部を備えているスラストころ軸受に関する。
従来、例えば、オートマチックトランスミッション、空調用圧縮機等には、オートマチックトランスミッションや空調用圧縮機等のハウジングと回転軸との間に配設されて回転軸の軸方向に働く力(スラスト、推力)を受け止める軸受としてスラストころ軸受が組み付けられる。このスラスト軸受は、保持器により周方向に転動可能に配設されて保持された柱状の転動ころが軸方向の両側から2枚のスラストレースで挟持されて構成されている。この2枚のスラストレースのうち一方のスラストレースには保持器の内径端側の位置において軸方向に配設された円環状の内径側鍔部を備えており、他方のスラストレースには保持器の外形端側の位置において軸方向に配設された円環状の外径側鍔部を備えている。
この種のスラストころ軸受は、ハウジングと回転軸とが偏心して相対回転する際の偏心量が大きいと、両スラストレースの外径側鍔部と内径側鍔部との間隔が広くなる部分と狭くなる部分が生じる。そして、外径側鍔部と内径側鍔部との間隔が狭くなる部分において、外径側鍔部と内径側鍔部との両内側面の間にスラストころ軸受の保持器が挟まれた場合に、保持器に径方向の圧縮荷重が作用し、この圧縮荷重によって保持器が損傷されるおそれがある。ここで、保持器に過大なラジアル荷重(径方向の圧縮荷重)が作用することを防止するために、例えば、特許文献1に開示された構造のスラストころ軸受が知られている。この開示されたスラストころ軸受は、保持器が弾性を有する材料で構成され、保持器の外径側端面及び内径側端面又はいずれか一方に周方向に間隔をおいて複数の弾性突部を一体に設けたものである。これにより、弾性突部が弾性変形することで保持器にかかる径方向の圧縮荷重を吸収する構成である。
特開2008−169966号公報
しかしながら、回転軸が停止した状態においては回転に伴う遠心力が作用しないため、スラストころ軸受の構成である2枚のスラストレース、保持器は回転軸に対する偏心が大きくなりやすい。そのため回転軸の回転初期段階において保持器が損傷されるおそれが一層高まる。ところで、スラストころ軸受の各構成のうち最も内径側に構成されるのは、内径側鍔部を備えた一方のスラストレースである。本発明の発明者は鋭意検討の結果、この一方のスラストレースと回転軸の偏心がスラストころ軸受全体の偏心に大きく影響していることに着目した。この一方のスラストレースと回転軸の偏心を抑制することで回転軸が停止した状態でもスラストころ軸受の2枚のスラストレース、保持器の偏心の抑制を図ることができ、スラストころ軸受にかかる径方向の圧縮荷重の発生を抑制することができ、この圧縮荷重による保持器の損傷防止を図ることができる。
而して、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、回転軸が停止した状態でもスラストころ軸受の偏心を抑制し、保持器の損傷防止を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明のスラストころ軸受は次の手段をとる。
先ず、第1の発明に係るスラストころ軸受は、保持器により周方向に転動可能に配設されて保持された柱状の転動ころが軸方向の両側から2枚のスラストレースで挟持されて構成されており、該2枚のスラストレースのうち一方のスラストレースには前記保持器の内径端側の位置において軸方向に配設された円環状の内径側鍔部を備えており、他方のスラストレースには前記保持器の外形端側の位置において軸方向に配設された円環状の外径側鍔部を備えているスラストころ軸受であって、前記一方のスラストレースの内径側鍔部の径方向内周位置には径方向に圧縮荷重が加わったとき弾性変形することのできる弾性変形手段が配設されていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、スラストころ軸受の構成のうち一方のスラストレースの内径側鍔部の径方向内周位置には径方向に圧縮荷重が加わったとき弾性変形することのできる弾性変形手段が配設されている。この構成によれば、例えば、2枚のスラストレースのうち一方のスラストレースが回転軸側に配置され、他方のスラストレースがオートマチックトランスミッションや空調用圧縮機等のハウジング側に配置された状態において、スラストころ軸受の一方のスラストレースに構成される弾性変形手段によって内径側(回転軸)に向かって弾性力が掛かかる状態が保持されるため、スラストころ軸受全体を外側に弾性付勢することができる。このため、回転軸が停止した状態でもスラストころ軸受の偏心を抑制し保持器の損傷防止を図ることができる。
次に、第2の発明に係るスラストころ軸受は、第1の発明のスラストころ軸受であって、前記一方のスラストレースの内径側鍔部の径方向内周位置に配設される弾性変形手段は、前記内径側鍔部からバネ作用を有する形態として一体的に延在形成されたバネ構造であることを特徴とする。
この第2の発明によれば、弾性変形手段は、内径側鍔部からバネ作用を有する形態として一体的に延在形成されたバネ構造である。このバネ構造という極めて簡単な構造によって、回転軸が停止した状態でもスラストころ軸受の偏心を抑制し保持器の損傷防止を図ることができる。また、バネ構造は一方のスラストレースの製造と共に形成されるものである。そのため、他の構成品を要することなく、材料コストの低減を図ることができる。また、バネ構造は一体的な延在形成のため、回転軸への組み付け作業性が容易であり組付作業コストの低減を図ることができる。
本発明は上記各発明の手段をとることにより、回転軸が停止した状態でもスラストころ軸受の偏心を抑制し、保持器の損傷防止を図ることができる。
この発明の実施例1に係るスラストころ軸受を示す縦断面図である。 この発明の実施例1に係るスラストころ軸受の2枚のスラストレースと、ころと、保持器との関係を示す縦断面図である。 この発明の実施例1に係るスラストころ軸受の一方のスラストレースの内径側鍔部の径方向内周位置に配設された弾性変形手段を示す斜視図である。 この発明の実施例2に係るスラストころ軸受を示す縦断面図である。 この発明の実施例2に係るスラストころ軸受の変形例1を示す縦断面図である。
この発明を実施するための形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に図示されるように、スラストころ軸受10は、オートマチックトランスミッションや空調用圧縮機等のハウジング1と回転軸5との間に配設されて回転軸5の軸方向に働く力(スラスト、推力)を受け止める軸受である。スラストころ軸受10は、概略、複数個のころ11と、保持器20と、一方のスラストレース50と他方のスラストレース60からなる2枚のスラストレースとから構成されている。スラストころ軸受10は、保持器20により周方向に転動可能に配設されて保持された柱状の複数個のころ11が軸方向の両側から一方のスラストレース50と他方のスラストレース60の2枚のスラストレースで挟持されて構成されている。2枚のスラストレースのうち一方のスラストレース50には保持器20の内径端側の位置において軸方向に配設された円環状の内径側鍔部51を備えている。また、他方のスラストレース60には保持器20の外形端側の位置において軸方向に配設された円環状の外径側鍔部61を備えている。
ころ11について説明する。
図2に図示されるように、ころ11は、金属製の柱状に形成されており、後述する保持器20により周方向に転動可能に配設されて保持されている。このころ11は、柱状の径は装着される部位によって設定されるものであり、比較的、大きい径に形成された円筒ころや、小径に形成された針状ころがある。
保持器20について説明する。
図2に図示されるように、保持器20は、径方向に所定間隔を隔てる内・外径側の両環状部21、22と、これら両環状部21、22を連結すると共に、複数のころ11を転動可能に保持するポケット23を区画形成する複数の柱部30とを備えている。複数の柱部30は、縦断面略M型状をなし、他方のスラストレース60の軌道面64(又は、一方のスラストレース50の軌道面54)に接近して突出する径方向中間部31と、一方のスラストレース50の軌道面54(又は他方のスラストレース60の軌道面64)に接近して突出する径方向両側部33と、これら径方向中間部31と径方向両側部33とを連結する傾斜連結部34とを備えている。なお、複数の柱部30の径方向中間部31及び径方向両側部33の対向面には、ころ11を抜け止めするための抜止爪(図示しない)が形成されている。
2枚のスラストレースについて説明する。
図1に図示されるように、このスラストレースは、2枚構成であり、保持器20により周方向に転動可能に配設されて保持された柱状の複数個のころ11が軸方向の両側から挟持されて構成されている。この実施例1において、オートマチックトランスミッションや空調用圧縮機等の回転軸5側に一方のスラストレース50が配置され、ハウジング1側に他方のスラストレース60が配置されている。
図1及び図2に図示されるように、一方のスラストレース50及び他方のスラストレース60は、炭素鋼板をプレス加工等の打ち抜き加工、塑性加工等を施して形成される。
回転軸5側に配置される一方のスラストレース50は、円板状部材の内方が打ち抜き加工によって回転軸5の挿通可能な開孔を有した環状に形成されており、この円板状の部位がころ11の軸方向と平行に配置構成されることで、ころ11が転動可能な軌道面54として構成されている。また、この軌道面54の内径端(保持器の内径端側の位置)には、軸方向に折り曲げ形成された円環状の内径側鍔部51が形成されている。この軌道面54と内径側鍔部51は断面視で略L字状に形成されている。
ハウジング1側に配置される他方のスラストレース60は、円板状部材の内方が打ち抜き加工によって回転軸5の挿通可能な開孔を有した環状に形成されており、この円板状の部位がころ11の軸方向と平行に配置構成されることで、ころ11が転動可能な軌道面64として構成されている。また、この軌道面64の外径端(保持器の外形端側の位置)には、軸方向に折り曲げ形成された円環状の外径側鍔部61が形成されている。この軌道面64と外径側鍔部61は断面視で略L字状に形成されている。
また、図2に図示されるように、他方のスラストレース60の外径側鍔部61と、一方のスラストレース50の内径側鍔部51の各先端部の周方向の複数箇所には、保持器20の内・外径側の両環状部21、22端面に所定の重なり代をもって抜け止め用の各複数の係止爪52、62がかしめ加工等によって必要に応じて形成される。
図3に図示されるように、更に一方のスラストレース50の内径側鍔部51の径方向内周位置には径方向に圧縮荷重が加わったとき弾性変形することのできる弾性変形手段が構成されている。この実施例1における弾性変形手段は、内径側鍔部51からバネ作用を有するバネ部位56が一体的に延在形成されている。このバネ部位56は、内径側鍔部51の軸方向端部から更に延出した複数の舌片が断面略Vの字状(図2参照)に屈曲して形成されている。この舌片は、内径側鍔部51から延出した円環状の部材に対し周方向に均等間隔で切込み溝57が軸方向に略平行して形成されるていることにより構成される。これにより、舌片は一方のスラストレース50の内径側鍔部51の周方向において均等に配置構成されている。
図2に図示されるように、このバネ部位56は、一方のスラストレース50の板厚よりも薄肉に形成されている。好ましくは、保持器20の柱部30の板厚よりも薄肉に屈曲されている。これにより、このバネ部位56は、一方のスラストレース50、柱部30より先に弾性変形する構成となっている。
この実施例1に係るスラストころ軸受10によれば、スラストころ軸受10の構成のうち一方のスラストレース50の内径側鍔部51の径方向内周位置には径方向に圧縮荷重が加わったとき弾性変形することのできる弾性変形手段としてバネ部位56が配設されている。2枚のスラストレースのうち一方のスラストレース50が回転軸5側に配置され、他方のスラストレース60がオートマチックトランスミッションや空調用圧縮機等のハウジング1側に配置された状態において、スラストころ軸受10の一方のスラストレース50に構成されるバネ部位56によって内径側(回転軸5)に向かって弾性力が掛けられた状態が保持される。このため、スラストころ軸受10全体を外側に弾性付勢することができる。したがって、回転軸5が停止した状態でもスラストころ軸受10の偏心を抑制し保持器20の損傷防止を図ることができる。
また、弾性変形手段は、内径側鍔部51からバネ作用を有する形態として一体的に延在形成されたバネ部位56である。そのため極めて簡単な構造によって、回転軸5が停止した状態でもスラストころ軸受10の偏心を抑制し保持器20の損傷防止を図ることができる。また、バネ部位56は一方のスラストレース50の製造と共に形成されるものである。そのため、他の構成品を要することなく、材料コストの低減を図ることができる。また、バネ部位56は一体的な延在形成のため、回転軸5への組み付け作業性が容易であり組付作業コストの低減を図ることができる。
次に、この発明の実施例2に係るスラストころ軸受110を図4にしたがって説明する。なお、上記実施例1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略することがある。以後の各実施例も同様とする。
図4に図示されるように、この実施例2では、実施例1のバネ部位56の構成に代えて、一方のスラストレース150の内径側鍔部151の径方向内周位置において、別体としてゴム製の環状部材156を構成したものである。また、図5に図示されるように、変形例1は合成樹脂製の環状部材156aを構成するものである。この実施例2及び変形例1のその他の構成は実施例1と同様に構成されるため、その説明は省略する。
上述したように構成されるこの発明の実施例2(及び変形例1)に係るスラストころ軸受110においては、一方のスラストレース150の内径側鍔部151のと回転軸5の間にゴム製の環状部材156、又は、合成樹脂製の環状部材156aを介装するという別体の構成である。これにより、オートマチックトランスミッションや空調用圧縮機等の仕様に応じて弾性力を変更することが容易である。また、従来構成のスラストころ軸受と同様の構成においても適用が可能なため利便性がよい。
なお、この発明は前記実施例1に限定するものではなく、その他各種の実施形態において実施することができるものである。
例えば、実施例1においては、スラストころ軸受10の構成のうち一方のスラストレース50の内径側鍔部51の径方向内周位置には径方向に圧縮荷重が加わったとき弾性変形することのできる弾性変形手段としてバネ部位56が配設されている構成について示した。また、実施例2ではゴム製の環状部材156、更には、その変形例1では合成樹脂製の環状部材156aについて説明した。しかしながら、これに限定されるものではなく、一方のスラストレースの内径側鍔部の径方向内周位置において径方向に圧縮荷重が加わったとき弾性変形することができる構成であれば、種々の構成を適用できる。
また、前記実施例1においては、バネ部位56は、一方のスラストレース50の内径側鍔部51の径方向内周位置において、軸中心に対向した位置に配設する構成であれば、周方向に複数個に形成されたものでもよい。また全周形成された構成のものでもよい。
10 スラストころ軸受
11 ころ
20 保持器
21 内径側環状部
22 外径側環状部
23 ポケット
30 柱部
50 一方のスラストレース
51 内径側鍔部
52 係止爪
54 軌道面
56 バネ部位
57 切込み溝
60 他方のスラストレース
61 外径側鍔部
62 係止爪
64 軌道面

Claims (2)

  1. 保持器により周方向に転動可能に配設されて保持された柱状の転動ころが軸方向の両側から2枚のスラストレースで挟持されて構成されており、該2枚のスラストレースのうち一方のスラストレースには前記保持器の内径端側の位置において軸方向に配設された円環状の内径側鍔部を備えており、他方のスラストレースには前記保持器の外形端側の位置において軸方向に配設された円環状の外径側鍔部を備えているスラストころ軸受であって、
    前記一方のスラストレースの内径側鍔部の径方向内周位置には径方向に圧縮荷重が加わったとき弾性変形することのできる弾性変形手段が配設されていることを特徴とするスラストころ軸受。
  2. 請求項1に記載のスラストころ軸受であって、
    前記一方のスラストレースの内径側鍔部の径方向内周位置に配設される弾性変形手段は、前記内径側鍔部からバネ作用を有する形態として一体的に延在形成されたバネ構造であることを特徴とするスラストころ軸受。
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