JP2011177955A - レンズの製造方法およびレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】へこみや割れ等の欠陥の発生が無いレンズを提供する。
【解決手段】複数の凹部15が設けられている型13の部位に、液体状の紫外線硬化樹脂17を供給し(S1)、フィルム19を型13に設置し(S3)、紫外線を照射して紫外線硬化樹脂17硬化し(S5)、フィルム19を分離し(S9)、フィルム19が貼り付いていた硬化済み紫外線硬化樹脂5に液体状の紫外線硬化樹脂21を供給し(S11)、ガラス板3を設置し(S13)、紫外線を照射して紫外線硬化樹脂21を硬化する(S13)レンズ1の製造方法である。
【選択図】図4

Description

本発明は、レンズの製造方法およびレンズに係り、たとえば、紫外線硬化樹脂を2段階硬化させてレンズを製造するものに関する。
図10、図11は、従来のマイクロレンズ200の製造方法を示す図である。
従来のマイクロレンズ200(図11(b)、(c)参照)を製造するには、まず、微小な凹部202が多数形成されている金型204に、液体状の紫外線硬化樹脂206を滴下する(図10(a)、(b)参照)。
続いて、ガラス板208を液体状の紫外線硬化樹脂206が滴下された金型204に被せて、紫外線発生装置210が発する紫外線を液体状の紫外線硬化樹脂206に照射し、硬化済み紫外線硬化樹脂212を得る(図10(c)、図11(a)参照)。
続いて、硬化済み紫外線硬化樹脂212を金型204から分離して、マイクロレンズ200を得る(図11(b)、(c)参照)。
なお、従来の技術に関連する文献として、たとえば特許文献1を掲げることができる。
特開平5−228946号公報
ところで、従来のマイクロレンズ200では、金型204とガラス板208とで挟まれている空間を満たしている液体状の紫外線硬化樹脂206が硬化して硬化済み紫外線硬化樹脂212になるときに(図11(a)参照)、紫外線硬化樹脂の体積が僅かではあるが変化する。
このわずかな体積の変化と金型204とガラス板208とで挟まれていることによって、マイクロレンズ200のたとえば微細な凸部214に、へこみ216や割れ218等の欠陥が発生するという問題がある。
この問題は、マイクロレンズだけでなく、携帯電話のカメラ等に使用されるレンズにおいても同様に発生する問題である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、へこみや割れ等の欠陥の発生が無いレンズを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、複数の凹部が設けられている型の部位に、液体状の感光性材料を供給する第1の感光性材料供給工程と、前記第1の感光性材料供給工程で感光性材料を供給した後、フィルムを前記型の部位に設置するフィルム設置工程と、前記フィルム設置工程でフィルムを設置した後、所定の波長の電磁波を照射して前記感光性材料を硬化する第1の感光性材料硬化工程と、前記第1の感光性材料硬化工程で感光性材料を硬化した後、前記フィルムを分離するフィルム分離工程と、前記フィルム分離工程でフィルムを分離した後、前記フィルムが貼り付いていた硬化済み感光性材料の面に液体状の感光性材料を供給する第2の感光性材料供給工程と、前記第2の感光性材料供給工程で液体状の感光性材料を供給した後、前記フィルムが貼り付いていた硬化済み感光性材料の面に基板を設置する基板設置工程と、前記基板設置工程で基板を設置した後、所定の波長の電磁波を照射し、前記感光性材料を硬化する第2の感光性材料硬化工程とを有するレンズの製造方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレンズの製造方法において、前記第1の感光性材料硬化工程で感光性材料を硬化した後に、前記硬化済み感光性材料を前記型から分離し、この型の分離後に前記フィルム分離工程でフィルムを分離するか、または、前記フィルム分離工程でフィルムを分離した後に、前記硬化済み感光性材料を前記型から分離し、この型の分離後に前記第2の感光性材料供給工程で感光性材料を供給するするレンズの製造方法である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のレンズの製造方法において、前記第2の感光性材料硬化工程で感光性材料を硬化した後に、前記型を硬化済み感光性材料から分離するレンズの製造方法である。
請求項4に記載の発明は、平板状の基板と、前記基板と平行な平板状部位と、この平板状部位の一方の面に設けられている凸部とを備えた第1のレンズ構成部と、前記基板と前記平板状部位との間で前記基板と前記平板状部位とに一体的に設けられている薄膜状の第2のレンズ構成部とを有するレンズである。
請求項5に記載の発明は、平板状部位と、この平板状部位の一方の面に並んで設けられている凸部とを備えた第1のレンズ構成部と、前記平板状部位の厚さ方向の他方の面に一体的に設けられている薄膜状の第2のレンズ構成部とを有するレンズである。
本発明によれば、へこみや割れ等の欠陥の発生が無いレンズを提供することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係るマイクロレンズの製造方法の概要を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマイクロレンズの製造方法の概要を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマイクロレンズの製造方法の概要を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るマイクロレンズの製法の概要を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るレンズの製造方法の概要を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るレンズの製造方法の概要を示す図である。 変形例に係るレンズの製造方法の概要を示す図である。 変形例に係るレンズの製造方法の概要を示す図である。 さらなる変形例に係るレンズの概要を示す図である。 従来のマイクロレンズの製造方法を示す図である。 従来のマイクロレンズの製造方法を示す図である。
[第1の実施形態]
図1〜図3は、本発明の第1の実施形態に係るマイクロレンズ1の製造方法の概要を示す図であり、図4は、マイクロレンズ1の製法の概要を示すフローチャートである。
まず、マイクロレンズ1について説明する。
マイクロレンズ1は、図3(c)に示すように、所定の波長帯域の電磁波が透過可能な材料で構成された基板(たとえば、可視光線や紫外線が透過可能な平板状のガラス板)3と、第1のレンズ構成部(詳しくは後述するが、たとえば、図4にステップS5で硬化した硬化済み紫外線硬化樹脂)5と、第2のレンズ構成部(詳しくは後述するが、たとえば、図4にステップS15で硬化した硬化済み紫外線硬化樹脂)7とを備えて構成されている。
第1のレンズ構成部5は、たとえば、可視光線が透過可能な材料で構成されており、ガラス板3と平行な平板状の部位9と、この平板状部位9の厚さ方向の一方の面(図3(c)では下面)に並んで設けられている微小な複数の(たとえば多数の)凸部11とを備えている。
第2のレンズ構成部7も、可視光線が透過可能な材料で構成されている。また、第2のレンズ構成部7は、ガラス板3と平板状部位9との間で、ガラス板3と平板状部位9とに一体的に設けられている。
例を掲げてさらに説明すると、ガラス板3は矩形な平板状に形成されており、第1のレンズ構成部5の平板状部位9は、ガラス板3とほぼ同じ大きさもしくはガラス板3よりも僅かに小さい矩形な平板状に形成されている。微小な多数の凸部11は、平板状部位9の一方の面(第2のレンズ構成部7やガラス板3とは反対側の面)で、この面の内側に存在する矩形状の領域に設けられている。
なお、微小な多数の凸部11が、平板状部位9の上記一方の面の全面に設けられていてもよい。また、微小な多数の凸部11が設けられている平板状部位9の上記一方の面(図3(c)等では下面)は、平面であるが、平板状部位9の他方の面(図3(c)等では上面)は、詳しくは後述するが、ごく僅かに曲がった曲面(曲率半径が大きい不整面)になっている。
微小な凸部11は、型(たとえば金型)13の微小な平凸レンズ状の凹部15(図1(a)等参照)の形状に応じて平凸レンズ状に形成されており、円形状の底面(図3では、凸部11の上端の面)が平板状部位9の一方の面(下面)に存在している。
第2のレンズ構成部7は、第1のレンズ構成部5と同様にして矩形な平板状に形成されており、第1のレンズ構成部5の平板状部位9の他方の面(上面)の全面を覆っている。第2のレンズ構成部7の厚さ方向の一方の面(下面)は、第1のレンズ構成部5の平板状部位9の上面の全面に固着されている。
また、第2のレンズ構成部7の厚さ方向の他方の面(上面)やガラス板3の下面は、第1のレンズ構成部5の平板状部位9の下面(微小な凸部11の円形状の底面が存在している面)と、たとえば、平行な平面になっている。なお、前述したように、第1のレンズ構成部5の平板状部位9の上面がごく僅かに湾曲しているので、第2のレンズ構成部7の厚さは、平板状部位9の湾曲に応じて変化している。
ところで、図3(c)で示すマイクロレンズ1からガラス板3を取り除いたもの(第1のレンズ構成部5と第2のレンズ構成部7とからなるもの)をマイクロレンズとして使用するようにしてもよい。すなわち、マイクロレンズ1が第1のレンズ構成部5と第2のレンズ構成部7とで構成されていてもよい。
次に、マイクロレンズ1の製造方法について説明する。
まず、金型13に液体状の感光性材料(所定の波長の電磁波の照射を受けることによって硬化する材料;たとえば、紫外線硬化樹脂)17を供給する(1回目の紫外線硬化樹脂の供給;図1(a)、(b)、図4のステップS1を参照)。
金型13の所定の部位(たとえは、矩形な金型の平面状の上面)には、微小な多数の凹部15が並んで設けられている。これらの凹部15は、たとえば、円形な平凸レンズ状に形成されており、凹部15の中央部に向かうほど深く凹部15の中心で最も深くなっている。金型13のへの液体状の紫外線硬化樹脂17の供給は、微小な多数の凹部15が並んで設けられている金型13の部位に、紫外線硬化樹脂17をたとえば滴下することによってなされる。
微細な各凹部15、たとえば、行列状に並んでいる。すなわち、各凹部15、金型13上面の縦方向(図1(a)の紙面に直交する方向)および金型13上面の横方向(図1(a)の左右方向)において、所定のピッチで並んでいる。また、お互いが隣り合っている凹部15ピッチは、凹部15直径と等しいか僅かに大きくなっている。したがって、平面視すると(図1(a)の上から下に向かって見ると)、各凹部15は、僅かな間隔をあけて並んでいる。
なお、お互いが隣り合っている凹部15のピッチが凹部15の直径と等しくてもよいし、凹部15直径より小さくなっていてもよい。さらに、各凹部15ハニカム状に配置してあってもよい。すなわち、平面視において、平面(金型13の上面)に隙間無く並べられた各正六角形に内接する各円に、各凹部15一致している形態であってもよい。
各凹部15が設けられている領域(凹部15の形成領域)は、たとえば、矩形な金型13の上面よりもわずかに小さい矩形状になっており、平面視すると、金型13の上面の内側に凹部15の形成領域が位置している。したがって、金型13の上面の外周部には、凹部15が形成されていない僅かな幅の「ロ」字状の部位が存在している。なお、金型13の上面の全面に凹部15が設けられていてもよい。
金型13の上面への液体状の紫外線硬化樹脂17の供給は、たとえば、金型13の上面(凹部15の形成領域)のほぼ中央部に紫外線硬化樹脂17を滴下することによってなされる。金型13の上面に液体状の紫外線硬化樹脂17を供給した状態では、図1(b)で示すように、表面張力によって液体状の紫外線硬化樹脂17が金型13の上面の中央部で盛り上がっており、金型13の上面の全面に広がってはいない。なお、金型13の上面に液体状の紫外線硬化樹脂17を供給した状態で、液体状の紫外線硬化樹脂17が金型13の上面の全面に膜状に広がる場合もある。
また、金型13の上面の面積が大きい等の場合には、金型13の上面の複数箇所に液体状の紫外線硬化樹脂17を滴下して供給してもよい。
続いて、1回目の紫外線硬化樹脂17の供給をした後、弾性を備え所定の波長の電磁波(たとえば紫外線)を透過する材料で構成された平板状のフィルム(たとえば、PET樹脂で構成されたフィルム)19を、金型13の部位(たとえば、金型13の上面)に被せて設置する(図1(c)、図2(a)、図4のステップS3参照)。
フィルム19の設置は、1回目に供給された紫外線硬化樹脂17が金型13の総ての凹部15に入り込むようにしてなされる。
フィルム19は、たとえば、金型13の上面とほぼ同じ大きさの矩形状に形成されている。フィルム19を設置し終えた状態で平面視すると、フィルム19が金型13に重なって金型13の上面の全面を覆っている。なお、フィルム19が、金型13の上面よりも僅かに大きくてもよいし僅かに小さくてもよい。
また、フィルム19を設置し終えた状態では、フィルム19の厚さ方向の一方の面(たとえば下面)が、金型13の上面とほぼ平行になって対向している。そして、金型13とフィルム19とで、1回目に供給された紫外線硬化樹脂17を挟み込んでいる。さらに、液体状の紫外線硬化樹脂17がならされて、金型13の総ての凹部15に液体状の紫外線硬化樹脂17が入り込んでいると共に、各凹部15から離れる側(上側)に液体状の紫外線硬化樹脂17による平板状の薄膜(金型13の上面と同じ形状である矩形な薄膜;硬化することによって前述した第1のレンズ構成部5の平板状部位9を構成する薄膜)が形成されている。この薄膜の上面は、フィルム19の下面のたとえばほぼ全面と面接触している。
続いて、フィルム19を設置した後、フィルム19を通して紫外線硬化樹脂17に紫外線(紫外線発生装置18が発する紫外線)を照射して、紫外線硬化樹脂17を硬化する(図2(a)、図4のステップS5参照)。そして、1回目(1つ目)の硬化済み紫外線硬化樹脂(第1のレンズ構成部)5を得る。この1回の硬化済み紫外線硬化樹脂5は、平板状の薄膜状の部位(上述した平板状部位)9と、この平板状部位9のたとえば下面に一体で形成されている多数の微細な凸部(金型13の多数の微細な凹部15によって形成された平凸レンズ状の多数の微細な凸部)11とを備えて構成されている。なお、第1のレンズ構成部5は、金型13とフィルム19とに貼り付いている。
続いて、紫外線硬化樹脂17を硬化した後(1回目の硬化済み紫外線硬化樹脂7を得た後)、硬化済み紫外線硬化樹脂7を金型13から分離(剥離)し、この金型13の分離後にフィルム19を硬化済み紫外線硬化樹脂7から分離(剥離)する(図2(b)、図2(c)、図4のステップS7,S9参照)。
フィルム19を分離した後に表われた硬化済み紫外線硬化樹脂7の薄膜状部位(平板状部位)9の上面(微細な各凸部11が設けられている面とは反対側の矩形状の面)は、前述したように、完全な平面ではなくて僅かに波打っている等の、平面に極めて近い曲面になっている。このような曲面になる理由は、ステップS1で供給された液体状の紫外線硬化樹脂17が硬化するときに、紫外線硬化樹脂の体積がごく僅に変化し、この体積の変化に応じて弾性を備えたフィルム19がごくわずかに曲がった板状に弾性変形するからである。
なお、図4で示すステップS7とステップS9とを入れ替えてもよい。すなわち、紫外線硬化樹脂17を硬化しフィルム19を分離した後に、硬化済み紫外線硬化樹脂17を金型13から分離するようにしてもよい。
続いて、硬化済み紫外線硬化樹脂7からフィルム19や金型13を分離した後、フィルム19が貼り付いていた硬化済み紫外線硬化樹脂7の面(たとえば上面)に、液体状の紫外線硬化樹脂21(1回目の紫外線硬化樹脂17と同種類の紫外線硬化樹脂であてもよいし、異なる種類であってもよい。)を、1回目の紫外線硬化樹脂17の供給と同様にして、敵下等して供給する(図3(a)、図4のステップS11参照)。すなわち、2回目の紫外線硬化樹脂21の供給をする。
1回目の硬化済み紫外線硬化樹脂5の上面に液体状の紫外線硬化樹脂21を供給した状態では、液体状の紫外線硬化樹脂21が表面張力によって硬化済み紫外線硬化樹脂5の上面の中央部で盛り上がっており、硬化済み紫外線硬化樹脂5の上面の全面に広がってはいない。なお、硬化した紫外線硬化樹脂5の上面に液体状の紫外線硬化樹脂21を供給した状態で、液体状の紫外線硬化樹脂21が硬化済み紫外線硬化樹脂5上面の全面に膜状に広がっていてもよい。
続いて、2回目の紫外線硬化樹脂21の供給後、この供給した液体状の紫外線硬化樹脂21が、フィルム19が貼り付いていた硬化済み紫外線硬化樹脂5の上面のほぼ全面で膜状に広がるように、剛体とみなせるガラス板3を、フィルム19が貼り付いていた硬化済み紫外線硬化樹脂5の面(たとえば上面)に被せて設置する(図3(b)、図4のステップS13参照)。
ガラス板3を設置し終えた状態で平面視すると、ガラス板3が金型13と1回目の硬化済みの紫外線硬化樹脂5とに重なって金型13の上面や硬化済み紫外線硬化樹脂5の上面の全面を覆っている。なお、ガラス板3が、金型13の上面よりも僅かに大きくてもよいし僅かに小さくてもよい。
また、ガラス板3を設置し終えた状態では、ガラス板3の厚さ方向の一方の面(たとえば下面)が、1回目の硬化済み紫外線硬化樹脂5の上面と対向するように設置される。そして、硬化済み紫外線硬化樹脂5とガラス板3とで2回目に供給した液体状の紫外線硬化樹脂21を挟み込んでいる。この挟み込まれている液体状の紫外線硬化樹脂21は、薄膜状になっており、この薄膜の下面は、1回目の硬化済み紫外線硬化樹脂5の上面のほぼ全面と面接触しており、上記薄膜の上面は、ガラス板3の下面のたとえばほぼ全面と面接触している。
なお、ガラス板3が、金型13の上面よりも僅かに大きくなっている場合には、上記薄膜の上面が、ガラス板3の下面の周辺部(僅かな幅の「ロ」字状の部位)を除く部位である中央部側の矩形状の部位に面接触している。
また、図3(b)では、2回目に供給された液体状の紫外線硬化樹脂21が薄い平板(図3(b)の上下方向が厚さになっている平板)で表されているが、前述したように、1回目の紫外線硬化樹脂17が硬化するときの体積変化によって、1回目の硬化済み紫外線硬化樹脂5の上面がごくわずかに波打っている等の湾曲した曲面になっているので、図3(b)で示す実際の液体状紫外線硬化樹脂21の下面は、硬化済み紫外線硬化樹脂5の曲面にならって、平面に極めて近い曲面になっている。一方、図3(b)で示す実際の液体状紫外線硬化樹脂21の上面(ガラス板3の下面と接触している面)は、平面になっている。
さらに、1回目の硬化済み紫外線硬化樹脂5の上面が曲面になっているので、硬化済み紫外線硬化樹脂5とガラス板3とが、これらの間に液体状の紫外線硬化樹脂21を存在させることなく、直接接触している部位が、存在する場合もある。
また、ガラス板3の下面は、金型13の上面や1回目の硬化済み紫外線硬化樹脂5の平板状部位9の下面(多数の凸部11が設けられている面;平凸レンズ状の各凸部11の円形な平面状の底面が位置している面)と平行になっている。
続いて、ガラス板3を設置した後、ガラス板3を通して紫外線硬化樹脂21に紫外線(紫外線発生装置18が発する紫外線)を照射し、紫外線硬化樹脂21を硬化する(図3(b)、図3(c)、図4のステップS15を参照)。すなわち、2回目の紫外線硬化樹脂21の硬化を行う。これにより、2回目(2つ目)の硬化済み紫外線硬化樹脂(第2のレンズ構成部)7を得る。
マイクロレンズ1の製造方法によれば、弾性を備えたフィルム19を液体状の紫外線硬化樹脂17が供給されている金型13に被せておいて、紫外線硬化樹脂17を硬化させるので、硬化のときに紫外線硬化樹脂17の体積がごく僅かに変化してもフィルム19がこの体積の変化に応じて弾性変形する。そして、内部応力がほとんど発生していない状態で紫外線硬化樹脂17が硬化する。これにより、硬化済み紫外線硬化樹脂5にへこみや割れ等の欠陥が発生することが無くなり、欠陥の無いマイクロレンズ1を得ることができる。
なお、1回目に硬化した紫外線硬化樹脂5の上面(微小な凸部11が形成されている面とは反対側の面)は、フィルム19の弾性変形によりごく僅かに曲がっている曲面になっているが、2回目に供給された紫外線硬化樹脂21により、マイクロレンズ1の上面が平面になるので、正確な形状のマイクロレンズ1を得ることができる。
また、マイクロレンズ1の製造方法によれば、1回目に供給した紫外線硬化樹脂17が硬化した後に、硬化済み紫外線硬化樹脂5を金型13から分離し、もしくは、フィルム19を分離した後に、硬化済み紫外線硬化樹脂5を金型13から分離するので、金型13の使用サイクルを短くして金型13を効率良く使用することができる。
すなわち、マイクロレンズ1を製造する工程の初期段階から最終段階まで金型13を使用することがなく、マイクロレンズ1の製造工程の比較的前段階で金型13が使用されなくなるので、金型13を次のマイクロレンズ1の製造に使用することができる。そして、金型13を効率良く使用することができる。
ところで、図4で示すステップS7の工程を、ステップS15の後に移してもよい。すなわち、2回目の紫外線硬化樹脂を硬化した後に、金型13を硬化済み紫外線硬化樹脂7から分離するようにしてもよい。
これにより、2回目に供給した紫外線硬化樹脂21が硬化した後に、金型13を硬化済み紫外線硬化樹脂5から分離するので、マイクロレンズ1の製造工程の途中で現れる中間生成部物(たとえば、金型13と1回目に供給され硬化した紫外線硬化樹脂5とフィルム19とが一体的になっているもの)の取り扱いが容易になる。
すなわち、剛性の高い金型13を支持して上記中間生成部物を取り扱うことができるので、上記中間生成部物の取り扱いが容易になり、マイクロレンズ1の製造がしやすくなる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係るレンズは、第1の実施形態に係るマイクロレンズ1の微小な凸部11に相当する凸部が大きく形成されている点が、マイクロレンズ1と異なり、その他の点は、第1の実施形態に係るマイクロレンズ1と同様に構成されており、マイクロレンズ1と同様に製造されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、第2の実施形態に係るレンズの凸部は、たとえば携帯電話のカメラ等に使用されるレンズであり、直径が1.5mm〜3mm程度、最大厚さが0.4mm〜0.5mm程度のものである。
第2の実施形態においても、図3(c)で示したレンズと同様のレンズ(複数の凸部が一体成型されているレンズ)を得るのであるが、第2の実施形態では、その後、切断により各凸部を1つずつに分離して、レンズとするものである。
[第3の実施形態]
図5、図6は、本発明の第3の実施形態に係るレンズ1aの製造方法の概要を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係るレンズ1aは、レンズ1aを1つずつ成型する点が、第2の実施形態に係るマイクロレンズと異なり、その他の点は、第2の実施形態に係るレンズと同様に構成されており、第2の形態に係るマイクロレンズと同様に製造されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、レンズ1aの製造方法においては、まず、図5(a)で示すように、金型13aの凹部15aに液体状の紫外線硬化樹脂17aを滴下して供給する(1回目の供給)。
続いて、図5(b)で示すように、フィルム19aを被せて、紫外線発生装置18aより紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂17aを硬化させ、第1のレンズ構成部5aを生成する。このときに、紫外線硬化樹脂17aの体積が変化して、フィルム19aが変形する(図5(c)参照)。
続いて、図6(a)で示すように、フィルム19aを分離して第1のレンズ構成部5aを得て、第1のレンズ構成部5aの凹部(フィルム19aが接触していた面;不整面)に、液体状の紫外線硬化樹脂21aを滴下して供給する(2回目の供給)。
続いて、図6(b)で示すように、紫外線硬化樹脂21aが溜まっている部位に基板3aを被せて、紫外線発生装置18aより紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂21aを硬化させ、第2のレンズ構成部7aを生成する(図6(c)参照)。
これにより得られたものが、第1の実施形態に係るマイクロレンズ1の微小な凸部11に相当する凸部11aになるとともに、レンズ1aになる。
なお、レンズ1aは、基板3を備えていてもよいし、基板3が除去されていてもよい。また、紫外線硬化樹脂17aの体積が、紫外線硬化樹脂21aの体積よりも大きくなっていることが望ましい。
ところで、第3の実施形態に係るレンズ1aを適宜変更してもよい。図7、図8は、変形例に係るレンズ1bの製造方法の概要を示す図である。
変形例に係るレンズ1bは、平板状部位9b,10bが形成されている点を除いては、第3の実施形態に係るレンズ1aと同様に構成されており、レンズ1aと同様に製造され、ほぼ同様の効果を奏する。
変形例に係るレンズ1bの製造方法においては、まず、図7(a)で示すように、金型13bの凹部15bに液体状の紫外線硬化樹脂17bを滴下して供給する(1回目の供給)。
続いて、図7(b)で示すように、フィルム19bを被せて、紫外線発生装置18bより紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂17bを硬化させ、第1のレンズ構成部5bを生成する。このときに、紫外線硬化樹脂17bの体積が変化して、フィルム19bが変形する(図7(c)参照)。
続いて、図8(a)で示すように、フィルム19bを分離して第1のレンズ構成部5bを得て、第1のレンズ構成部5bの凹部(フィルム19bが接触していた面;不整面)に、液体状の紫外線硬化樹脂21bを滴下して供給する(2回目の供給)。
続いて、図8(b)で示すように、基板3bを被せて、紫外線発生装置18bより紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂21bを硬化させ、第2のレンズ構成部7bを生成する(図6(c)参照)。
これにより得られたものが、第1の実施形態に係るマイクロレンズ1の微小な凸部11に相当する凸部11bになるとともに、レンズ1bになる。なお、レンズ1bにおいては、液体状の紫外線硬化樹脂17b,21bの量を多くしたことにより、平板状部位9bと平板状部位10bとが形成されている。
さらに、変形例に係るレンズ1bにおいて、2回目に供給される紫外線硬化樹脂21bを少なくして平板状部位10bを形成しないようにしてもよい(図9(a)参照)。さらには、1回目に供給される紫外線硬化樹脂17bを少なくして平板状部位9bを形成しないようにしてもよい。
また、第3の実施形態において、平板状部位9bや平板状部位10bを、レンズ1bの成型後に切断して除去してもよいし、基板3a,3bに適宜の凹部を設け、第1のレンズ構成部5bと第2のレンズ構成部7cとを備えた両凸レンズを生成してもよい(図9(b)参照)にしてもよい。
1 マイクロレンズ
1a,1b レンズ
3,3a,3b ガラス板(基板)
5,5a,5b 第1のレンズ構成部(1回目の硬化済み紫外線硬化樹脂)
7,7a,7b,7c 第2のレンズ構成部(2回目の硬化済み紫外線硬化樹脂)
9,9b 平板状部位
11 微小な凸部
11a,11b 凸部
13,13a,13b 金型(型)
15,15a,15b 凹部
17,17a,17b (1回目の)液体状の紫外線硬化樹脂
19,19a,19b フィルム
21,21a,21b (2回目の)液体状の紫外線硬化樹脂

Claims (5)

  1. 複数の凹部が設けられている型の部位に、液体状の感光性材料を供給する第1の感光性材料供給工程と、
    前記第1の感光性材料供給工程で感光性材料を供給した後、フィルムを前記型の部位に設置するフィルム設置工程と、
    前記フィルム設置工程でフィルムを設置した後、所定の波長の電磁波を照射して前記感光性材料を硬化する第1の感光性材料硬化工程と、
    前記第1の感光性材料硬化工程で感光性材料を硬化した後、前記フィルムを分離するフィルム分離工程と、
    前記フィルム分離工程でフィルムを分離した後、前記フィルムが貼り付いていた硬化済み感光性材料の面に液体状の感光性材料を供給する第2の感光性材料供給工程と、
    前記第2の感光性材料供給工程で液体状の感光性材料を供給した後、前記フィルムが貼り付いていた硬化済み感光性材料の面に基板を設置する基板設置工程と、
    前記基板設置工程で基板を設置した後、所定の波長の電磁波を照射し、前記感光性材料を硬化する第2の感光性材料硬化工程と、
    を有することを特徴とするレンズの製造方法。
  2. 請求項1に記載のレンズの製造方法において、
    前記第1の感光性材料硬化工程で感光性材料を硬化した後に、前記硬化済み感光性材料を前記型から分離し、この型の分離後に前記フィルム分離工程でフィルムを分離するか、
    または、前記フィルム分離工程でフィルムを分離した後に、前記硬化済み感光性材料を前記型から分離し、この型の分離後に前記第2の感光性材料供給工程で感光性材料を供給することを特徴とするレンズの製造方法。
  3. 請求項1に記載のレンズの製造方法において、
    前記第2の感光性材料硬化工程で感光性材料を硬化した後に、前記型を硬化済み感光性材料から分離することを特徴とするレンズの製造方法。
  4. 平板状の基板と、
    前記基板と平行な平板状部位と、この平板状部位の一方の面に設けられている凸部とを備えた第1のレンズ構成部と、
    前記基板と前記平板状部位との間で前記基板と前記平板状部位とに一体的に設けられている薄膜状の第2のレンズ構成部と、
    を有することを特徴とするレンズ。
  5. 平板状部位と、この平板状部位の一方の面に並んで設けられている凸部とを備えた第1のレンズ構成部と、
    前記平板状部位の厚さ方向の他方の面に一体的に設けられている薄膜状の第2のレンズ構成部と、
    を有することを特徴とするレンズ。
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