JP2011175210A - 液体トナー調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーの分散を促進すること。
【解決手段】液体トナー調整装置60は、分散タンク61と、インペラ型羽根車65と、攪拌タンク67と、アンカー型羽根車69とを備える。分散タンク61は、トナーとキャリアとを含む液体トナーTが導かれることが可能なタンクである。インペラ型羽根車65は、分散タンク61に設けられて、キャリアに含まれる凝集したトナーを分散可能なものである。攪拌タンク67は、分散タンク61内の液体トナーTと、トナーと、キャリアと、が導かれることが可能なタンクである。アンカー型羽根車69は、攪拌タンク67に設けられて、攪拌タンク67内の液体トナーTを攪拌可能なものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体トナーに含まれるトナーの分散を促進する液体トナー調整装置に関するものである。
従来、液体トナーを用いた電子写真印刷装置が提案されている。液体トナーは、熱可塑性樹脂及び顔料(染料)等により構成された固形分としてのトナーがキャリア内に分散されたものである。このような電子写真印刷装置には、例えば、特許文献1に開示されているように、現像ユニットに導かれた液体トナーを回収し、回収した液体トナーを現像ユニットに再度導くものがある。但し、現像ユニットから回収された液体トナーは、固形分であるトナーが凝集されているため、トナーを再度分散させる必要がある。このための技術として、例えば、特許文献2には、スパイラル羽根車を備え、キャリアとトナーとの攪拌を図る装置が開示されている。
特開2009−163064号公報 特開2007−94161号公報
特許文献2に開示されている装置は、液体トナーを攪拌しているのみである。回収された液体トナーは、帯電して凝集している。よって、トナーは、攪拌のみでは、トナーが分散されない場合がある。よって、特許文献2に開示されている装置では、凝集したトナーが分散されずに凝集したままキャリア内で攪拌される場合がある。凝集したトナーが現像ユニットに導かれると、電子写真印刷装置は、印刷の品質が低下する。このように、特許文献2に開示されている装置は、凝集したトナーの分散が不十分になるおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、トナーの分散を促進することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る液体トナー調整装置は、現像ユニットから回収された液体トナーが導かれることが可能な分散タンクと、前記液体トナーに含まれる凝集したトナーを前記分散タンク内で分散可能な分散手段と、前記分散タンク内の前記液体トナーと、新たな液体トナーとが導かれることが可能、かつ、前記液体トナーを攪拌可能な攪拌タンクと、を備えることを特徴とする。
上記構成により、本発明に係る液体トナー調整装置は、凝集したトナーを含む液体トナーを分散タンクへ一時的に溜める。そして、本発明に係る液体トナー調整装置は、分散手段によって凝集したトナーを分散させる。このようにして、本発明に係る液体トナー調整装置は、凝集したトナーを十分に分散させてから、液体トナーを攪拌タンクへ導く。これにより、本発明に係る液体トナー調整装置は、トナーの分散を促進できる。
本発明の好ましい態様としては、前記攪拌タンク内の前記液体トナーを攪拌可能な攪拌手段を備え、前記攪拌タンク内の前記液体トナーは、前記現像ユニットに導かれることが可能であることが望ましい。
上記構成により、本発明に係る液体トナー調整装置は、攪拌手段が液体トナーを攪拌できる。これにより、本発明に係る液体トナー調整装置は、攪拌タンク内の液体トナーの濃度の偏りを低減できる。また、本発明に係る液体トナー調整装置は、攪拌タンク内の液体トナーを再度現像ユニットへ導ける。よって、本発明に係る液体トナー調整装置は、液体トナーを再利用できる。
本発明の好ましい態様としては、前記攪拌手段は、前記攪拌タンク内の前記液体トナーに渦流を発生可能な羽根車を含むことが望ましい。
上記構成により、攪拌手段は、分散タンクから攪拌タンクへ導かれた液体トナーを攪拌手段によって攪拌できる。これにより、本発明に係る液体トナー調整装置は、攪拌タンク内の液体トナーの濃度の偏りを低減できる。
本発明の好ましい態様としては、前記分散手段は、前記凝集したトナーにせん断力を付与可能な羽根車を含むことが望ましい。
上記構成により、分散手段は、凝集したトナーの塊を切り裂くようにして分散できる。
本発明の好ましい態様としては、前記分散タンクと前記攪拌タンクとのうちの少なくとも一方に設けられて、前記液体トナーに含まれる気泡を捕集可能な気泡捕集手段を備えることが望ましい。
上記構成により、本発明に係る液体トナー調整装置は、液体トナーに含まれる気泡を低減できる。
本発明の好ましい態様としては、前記気泡捕集手段は、前記液体トナーを収納するための空間を分割する仕切板と、前記仕切板に設けられて、前記分割された空間同士を連通する連通部と、を含むことが望ましい。
上記構成により、本発明に係る液体トナー調整装置は、複数の空間のうちの1つに収納される液体トナーは、連通部を介して他の空間に移動する。この時、液体トナーに含まれる気泡は、液面側に溜まるため、連通部を通過しにくい。このようにして、仕切板は、液体トナーに含まれる気泡を液面に捕集する。これにより、本発明に係る液体トナー調整装置は、液体トナーに含まれる気泡を低減できる。
本発明の好ましい態様としては、前記気泡捕集手段は、多孔部材を含むことが望ましい。
多孔部材は、液体トナーに含まれる気泡を捕集できる。よって、本発明に係る液体トナー調整装置は、液体トナーに含まれる気泡を低減できる。
本発明の好ましい態様としては、前記分散手段は、前記分散タンク内に設けられる固形粒子と、前記固形粒子を前記分散タンク内で移動可能とする固形粒子移動手段と、を含むことが望ましい。
固形粒子は、固形粒子移動手段によって液体トナー内で移動する。すると、固形粒子は、凝集したトナーと衝突する。これにより、本発明に係る液体トナー調整装置は、凝集したトナーの分散を促進できる。
本発明の好ましい態様としては、前記分散手段は、前記分散タンク内の液体トナーに音波を伝えることが可能な音波発生器を含むことが望ましい。
上記構成により、凝集したトナーは振動する。凝集したトナーは、振動することでトナー同士が離れる。よって、本発明に係る液体トナー調整装置は、凝集したトナーの分散を促進できる。
本発明は、トナーの分散を促進できる。
図1は、実施形態1の電子写真印刷装置を模式的に示す説明図である。 図2は、実施形態1の液体トナー調整装置を模式的に示す説明図である。 図3は、インペラ型羽根車を模式的に示す説明図である。 図4は、プロペラ型羽根車を模式的に示す説明図である。 図5は、ピッチドパドル型羽根車を模式的に示す説明図である。 図6は、ピッチドタービン型羽根車を模式的に示す説明図である。 図7は、フラットタービン型羽根車を模式的に示す説明図である。 図8は、スクリュー型羽根車を模式的に示す説明図である。 図9は、螺旋型羽根車を模式的に示す説明図である。 図10は、平板型羽根車を模式的に示す説明図である。 図11は、ピッチドパドル(マルチ)型羽根車を模式的に示す説明図である。 図12は、実施形態1の変形例の液体トナー調整装置を模式的に示す説明図である。 図13は、実施形態2の液体トナー調整装置を模式的に示す説明図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
(実施形態1)
本実施形態の電子写真印刷装置は、液体現像電子写真方式の印刷機である。電子写真印刷装置は、給紙部と印刷部と排紙部とを含む。給紙部は、例えば、枚葉紙である印刷シートを1枚ずつ給紙トレイから印刷部へと供給できる。印刷部は、供給された印刷シートの片方の面または両方の面に対して印刷を施せる。排紙部は、印刷部により片面または両面印刷された印刷シートを排紙トレイに排紙できる。
図1は、実施形態1の電子写真印刷装置を模式的に示す説明図である。以下、本実施形態の電子写真印刷装置10について詳細に説明する。図1に示すように、印刷部11は、中間転写体12と、バックアップローラ13と、複数(本実施形態では、4つ)の現像ユニット14a、14b、14c、14dと、液体トナー供給装置20と、クリーニング装置30と、液体トナー回収装置40と、固形分分離装置50とを含む。なお、図示しないが、印刷部11は、この他に、印刷シート搬送装置、トナー定着装置などを含む。この場合、印刷部11は、プロセスカラー印刷を施せるように構成される。現像ユニット14a、14b、14c、14dの各現像ユニットは、C(藍)、M(紅)、Y(黄)、K(墨)のプロセスカラー各色に対応するものである。
印刷部11は、液体トナーTにより印刷を施す。液体トナーTは、トナーがキャリア中に分散されて配合されたものである。トナーは、熱可塑性素材と色素(顔料あるいは染料)とにより形成される粒子状のものである。キャリアは、石油系の溶剤(例えば、非極性、パラフィン系溶剤として、ミネラルオイルなど)である。液体トナーTは、平均粒径1〜2μm程度の粒子状のトナーが重量比で10〜40パーセント程度の濃度で、キャリアに含有されたものである。
中間転写体12は、バックアップローラ13と対接する。中間転写体12は、この対接部分にニップ部(転写位置)N1を形成する。中間転写体12は、外周面にブランケット12aが巻き付けられる。ブランケット12aは、ウレタン系導電性ゴムにより構成される。中間転写体12は、感光ドラム15とバイアス電圧差を持っている。
バックアップローラ13は、中間転写体12に対して所定の圧力、例えば、1〜13kg/cm程度で圧力を加えるように配設される。バックアップローラ13は、中間転写体12との対接部分に上述したニップ部N1を形成する。このため、印刷シートSは、中間転写体12とバックアップローラ13との間を搬送されることで、所定のニップ圧が付与される。バックアップローラ13は、例えば、−800V程度のバイアス電圧が印加される。これにより、印刷部11は、中間転写体12と、バックアップローラ13のバイアス電圧との差により、中間転写体12からバックアップローラ13側へ引き付ける力を液体トナーTに与える。このようにして、印刷部11は、中間転写体12から印刷シートSへの液体トナーTの静電転写を促進する。
現像ユニット14a、14b、14c、14dの各現像ユニットは、中間転写体12の周囲にその回転方向に沿って並設される。現像ユニット14a、14b、14c、14dの各現像ユニットは、中間転写体12へ導く液体トナーTの色が異なるが、その構成は同様である。そのため、以下では、現像ユニット14aについて詳細に説明する。
現像ユニット14aは、感光ドラム15と、供給パン16aと、液体トナー搬送ローラ16bとを含む。感光ドラム15は、外周面に感光層が形成される。感光層は、アモルファスシリコン(a−Si)や感光性ポリマー等の感光剤を含んで形成される。感光ドラム15は、ニップ部N2で中間転写体12と対接する。供給パン16aは、液体トナーTを溜める容器である。液体トナー搬送ローラ16bは、供給パン16aから感光ドラム15へ液体トナーTを搬送する。上記構成により、現像ユニット14aは、液体トナー搬送ローラ16bによって供給パン16aから感光ドラム15の外周部へ導かれた液体トナーTを中間転写体12へ転写できる。
液体トナー供給装置20は、コンクタンク21と、キャリアタンク22と、液体トナー調整装置60と、コンクポンプ25aと、キャリアポンプ25bと、液体トナーポンプ25cと、回収ポンプ25dと、回収ポンプ25eと、回収ブレード26と、濃度センサ27とを含む。コンクタンク21は、感光ドラム15に導かれる液体トナーTよりも高濃度の液体トナーT1を溜めるための容器である。コンクタンク21は、高濃度の液体トナーT1の容量が不足すると、ボトルトナー21aから高濃度の液体トナーT1が補充される。キャリアタンク22は、キャリアを溜めるための容器である。キャリアタンク22は、キャリアの容量が不足すると、キャリア缶22aからキャリアが補充される。
液体トナー調整装置60は、分散タンク61と、攪拌タンク67とを含む。なお、液体トナー調整装置60のより詳細な構成は後述する。分散タンク61は、液体トナー搬送ローラ16bから回収された液体トナーTを溜めるための容器である。攪拌タンク67は、高濃度の液体トナーT1と、キャリアとの混合液、すなわち液体トナーTを溜めるための容器である。分散タンク61内の液体トナーTは、例えば、分散タンク61からオーバーフローすることで攪拌タンク67へ導かれる。
コンクポンプ25aは、コンクタンク21と攪拌タンク67とを繋ぐ通路に設けられる。コンクポンプ25aは、コンクタンク21内の高濃度の液体トナーT1を攪拌タンク67に導く。キャリアポンプ25bは、キャリアタンク22と攪拌タンク67とを繋ぐ通路に設けられる。キャリアポンプ25bは、キャリアタンク22内のキャリアを攪拌タンク67に導く。液体トナーポンプ25cは、攪拌タンク67と供給パン16aとを繋ぐ通路に設けられる。液体トナーポンプ25cは、攪拌タンク67内の液体トナーTを供給パン16aに導く。回収ポンプ25dは、供給パン16aと攪拌タンク67とを繋ぐ通路に設けられる。回収ポンプ25dは、供給パン16a内の余剰な液体トナーTを攪拌タンク67へ戻す。
回収ブレード26は、液体トナー搬送ローラ16bの外周部に接触する。回収ブレード26は、液体トナー搬送ローラ16bの外周部上の余剰な液体トナーTを回収する。ここでの余剰な液体トナーTとは、感光ドラム15の外周部へ転写されなかった液体トナーTである。具体的には、余剰な液体トナーTとは、液体トナー搬送ローラ16bの外周部上のうち非画線部にある液体トナーTである。回収ポンプ25eは、回収ブレード26と分散タンク61とを繋ぐ通路に設けられる。回収ポンプ25eは、回収ブレード26が回収した液体トナーTを分散タンク61へ導く。
濃度センサ27は、例えば、攪拌タンク67と供給パン16aとを繋ぐ通路に設けられる。濃度センサ27は、供給パン16aに導かれる液体トナーTの濃度を検出する。図示しない制御装置は、濃度センサ27から液体トナーTの濃度を示す信号を取得する。そして、制御装置は、液体トナーTの濃度が所定の濃度(トナーとキャリアとの重量比が例えば10〜40パーセント)になるように、高濃度の液体トナーT1とキャリアとを混合する。すなわち、制御装置は、コンクポンプ25aの動作と、キャリアポンプ25bの動作とを制御する。
コンクタンク21と、分散タンク61と、攪拌タンク67と、コンクポンプ25aと、液体トナーポンプ25cと、回収ポンプ25dと、回収ポンプ25eと、回収ブレード26と、濃度センサ27とは、それぞれ、現像ユニット14a、14b、14c、14dの現像ユニット毎に1つずつ設けられる。なお、キャリアタンク22及びキャリアポンプ25bは、各現像ユニットで共用である。キャリアポンプ25bは、キャリアタンク22から、各現像ユニット用の攪拌タンク67へキャリアを導く。なお、キャリアタンク22及びキャリアポンプ25bも、現像ユニット毎に1つずつ設けられてもよい。上記構成により、液体トナー供給装置20は、感光ドラム15の外周部に液体トナーTを導く。
クリーニング装置30は、キャリアノズル31と、キャリアポンプ32と、第1クリーニングローラ33aと、第2クリーニングローラ33bと、回収ブレード34aと、回収ブレード34bと、回収ブレード34cとを含む。キャリアノズル31は、中間転写体12の外周部と対向して設けられる。具体的には、キャリアノズル31は、中間転写体12及びバックアップローラ13のニップ部N1と、中間転写体12及び一色目の感光ドラム15のニップ部N2との間に設けられる。キャリアノズル31は、キャリアを吐出して中間転写体12の外周部にキャリアを導く。
キャリアポンプ32は、キャリアタンク22とキャリアノズル31とを繋ぐ通路に設けられる。キャリアポンプ32は、キャリアタンク22内のキャリアをキャリアノズル31へ導く。第1クリーニングローラ33a及び第2クリーニングローラ33bは、中間転写体12の外周部に対接して設けられる。第1クリーニングローラ33aは、現像ユニット14bの感光ドラム15と、現像ユニット14cの感光ドラム15との間に設けられる。第2クリーニングローラ33bは、現像ユニット14dの感光ドラム15と、バックアップローラ13との間に設けられる。第1クリーニングローラ33a及び第2クリーニングローラ33bは、印刷シートSへの印刷中に中間転写体12と接触して、中間転写体12の外周部上の液体トナーTの一部を回収する。これにより、第1クリーニングローラ33a及び第2クリーニングローラ33bは、中間転写体12の外周部上の液体トナーTを整える。
回収ブレード34aは、第1クリーニングローラ33aの外周部に対向して設けられる。回収ブレード34aは、第1クリーニングローラ33aの外周部上の液体トナーTを回収する。回収ブレード34bは、第2クリーニングローラ33bの外周部に対向して設けられる。回収ブレード34bは、第2クリーニングローラ33bの外周部上の液体トナーTを回収する。回収ブレード34cは、中間転写体12の外周部と対向して設けられる。具体的には、回収ブレード34cは、キャリアノズル31と、現像ユニット14aの感光ドラム15との間に設けられる。回収ブレード34cは、キャリアノズル31から吐出されたキャリアによって希釈された液体トナーTを回収する。
液体トナー回収装置40は、液体トナー回収ポンプ41aと、液体トナー回収ポンプ41bと、液体トナー回収ポンプ41cとを含む。液体トナー回収ポンプ41aは、回収ブレード34cと固形分分離装置50とを繋ぐ通路に設けられる。固形分分離装置50は、導かれた液体トナーTに含まれる固形分としてのトナーと、キャリアとの分離を促進し、含まれるトナーが低減された液体トナーT(主にキャリア)を回収する装置である。固形分分離装置50は、例えば、トナーを捕集可能、かつ、キャリアを通過させることが可能なフィルターを含む。
液体トナー回収ポンプ41aは、回収ブレード34cが回収した液体トナーTを固形分分離装置50へ導く。液体トナー回収ポンプ41bは、回収ブレード34aと固形分分離装置50とを繋ぐ通路に設けられる。液体トナー回収ポンプ41bは、回収ブレード34aが回収した液体トナーTを固形分分離装置50へ導く。液体トナー回収ポンプ41cは、回収ブレード34bと固形分分離装置50とを繋ぐ通路に設けられる。液体トナー回収ポンプ41cは、回収ブレード34bが回収した液体トナーTを固形分分離装置50へ導く。
ここで、図1に示す本実施形態の電子写真印刷装置10は、含まれるトナーが固形分分離装置50によって低減されたキャリアを再利用する。このための構成として、電子写真印刷装置10は、リサイクルキャリア供給ポンプ17を含む。リサイクルキャリア供給ポンプ17は、固形分分離装置50とキャリアタンク22とを繋ぐ通路に設けられる。本実施形態では、リサイクルキャリア供給ポンプ17は、固形分分離装置50とキャリアタンク22との間に設けられる。これにより、リサイクルキャリア供給ポンプ17は、含まれるトナーが固形分分離装置50によって低減されたキャリアをキャリアタンク22へ導く。次に、液体トナー調整装置60のより詳細な構成を詳細に説明する。
図2は、実施形態1の液体トナー調整装置を模式的に示す説明図である。液体トナー調整装置60は、図2に示すように、分散タンク61と、気泡捕集手段としての仕切板62と、気泡捕集手段としての多孔部材63と、分散用モータ64と、分散手段としてのインペラ型羽根車65と、排出部66と、攪拌タンク67と、攪拌用モータ68と、攪拌手段としてのアンカー型羽根車69と、冷却装置70とを含む。分散タンク61は、上述のように、液体トナー搬送ローラ16bから回収された液体トナーTが導かれるタンクである。すなわち、分散タンク61は、凝集したトナーが導かれる。
仕切板62は、分散タンク61の内部の空間、すなわち液体トナーTを収納するための空間を複数の空間に仕切る。仕切板62は、鉛直方向に沿って設けられることで、分散タンク61の内部の空間を水平方向で複数に分割する。なお、仕切板62は、分散タンク61の内部の空間を水平方向で複数に分割できる構成であれば、鉛直方向に対して傾いて設けられてもよい。本実施形態の仕切板62は、例えば、1つ設けられて、分散タンク61内の空間を空間A1と、空間A2との2つに分割する。
仕切板62は、気泡捕集手段としての連通部62cを含む。連通部62cは、空間A1と空間A2とを連通する部分である。ここで、分散タンク61の鉛直方向下側の面を底面61aとする。また、仕切板62のうち底面61aと対向する部分を下端部62a、下端部62aと鉛直方向で反対側を上端部62bとする。仕切板62は、上端部62bが分散タンク61内の液体トナーTの液面Mよりも鉛直方向上側に突出するように設けられる。また、仕切板62は、下端部62aと底面61aとの間に隙間を空けて設けられる。本実施形態では、前記隙間が連通部62cとして機能する。
仕切板62は、下端部62aと底面61aとの間に隙間が確保されずに設けられてもよい。この場合、連通部62cは、仕切板62の下端部62a側に孔として形成される。なお、連通部62cが形成される部位は、下端部62a側に限定されない。連通部62cは、仕切板62の鉛直方向の中央部に設けられてもよいし、前記中央部よりも上端部62b側に設けられてもよい。但し、連通部62cは、分散タンク61内の液面Mよりも下端部62a側に形成される。連通部62cは、分散タンク61内の液体トナーTに含まれる気泡の、空間A1と空間A2との間での行き来を抑制するための部分である。よって、連通部62cは、仕切板62のうち、液体トナーTに含まれる気泡が到達しにくい部分に形成される方が好ましい。よって、連通部62cが形成される部分は、鉛直方向下側である下端部62a側に近づくほど好ましい。
多孔部材63は、例えば、金属製や合成樹脂製のメッシュである。但し、多孔部材63を構成する材料は限定されない。また、多孔部材63は、例えば、板状部材に孔が複数形成されたものでもよいし、布状のものでもよい。すなわち、多孔部材63は、液体トナーTに含まれる気泡を捕集可能、かつ、液体トナーTに含まれるトナー及びキャリアを通過可能なものであればよい。多孔部材63は、空間A1に設けられる。多孔部材63は、空間A1に導かれる液体トナーTが通過するように設けられる。多孔部材63は、上端部62bと連通部62c(本実施形態では下端部62a)との間に設けられる。本実施形態では、多孔部材63は、分散タンク61内の液面Mよりも上端部62b側(すなわち空間A1の入り口)に設けられる。
分散用モータ64は、例えば、電気が供給されて回転力を発生する装置である。なお、分散用モータ64は、例えば、空気や液体などの流体が導かれて回転力を発生する装置でもよい。分散用モータ64は、例えば、支持体64aによって分散タンク61に取り付けられる。なお、分散用モータ64は、分散タンク61に取り付けられなくてもよく、例えば、電子写真印刷装置10のフレームに支持体64aによって支持されてもよい。
図3は、インペラ型羽根車を模式的に示す説明図である。図3に示す、インペラ型羽根車65は、分散タンク61内の凝集したトナーにせん断力を付与できる羽根車である。インペラ型羽根車65は、例えば、円盤状の基部の周部に刃が形成された形状である。インペラ型羽根車65は、図2に示す分散用モータ64から回転力を得て回転する。インペラ型羽根車65は、分散タンク61内の液体トナーTに渦流を発生させることを目的とした羽根車ではなく、凝集したトナーの塊を切り裂くことでトナーを分散させることを目的とした羽根車である。インペラ型羽根車65は、図2に示す空間A2に設けられる。本実施形態のインペラ型羽根車65の回転軸は、例えば、鉛直方向に沿う。但し、インペラ型羽根車65の回転軸は、鉛直方向に対して傾いていてもよいし、水平方向に沿っていてもよい。
図4は、プロペラ型羽根車を模式的に示す説明図である。図5は、ピッチドパドル型羽根車を模式的に示す説明図である。図6は、ピッチドタービン型羽根車を模式的に示す説明図である。図7は、フラットタービン型羽根車を模式的に示す説明図である。本実施形態の液体トナー調整装置60は、図3に示すインペラ型羽根車65に替えて、分散手段として、図4に示すプロペラ型羽根車65Aや、図5に示すピッチドパドル型羽根車65Bや、図6に示すピッチドタービン型羽根車65Cや、図7に示すフラットタービン型羽根車65Dを備えてもよい。これらの羽根車であっても、各分散手段は、凝集したトナーを分散させることができる。
図2に示す排出部66は、分散タンク61に形成される。排出部66は、空間A2と分散タンク61の外部とを連通する。排出部66は、例えば、孔である。但し、排出部66は、孔に限定されず、例えば、分散タンク61の上部開口61bに形成される切欠きでもよい。本実施形態の排出部66は、分散タンク61のうち鉛直方向上側(分散タンク61の上部開口61b側)に形成される。なお、排出部66が形成される部位は、分散タンク61のうち鉛直方向上側に限定されず、例えば、分散タンク61の鉛直方向での中央部に設けられてもよい。但し、排出部66が形成される部位が底面61a側に近づくほど、液面Mの高さ(底面61aからの距離)は、低くなる、すなわち、分散タンク61内に収納可能な液体トナーTの液量は減少する。よって、排出部66は、上部開口61b側に形成される方が好ましい。これにより、分散タンク61は、より多くの液体トナーTを収納できる。
攪拌タンク67は、分散タンク61内の液体トナーTが排出部66を介して導かれることが可能な位置に設けられる。本実施形態の液体トナー調整装置60は、重力によって分散タンク61から攪拌タンク67へ液体トナーTを導く。よって、攪拌タンク67は、分散タンク61の鉛直方向真下に配置される。液体トナー調整装置60は、液体トナーTを排出部66からオーバーフローさせることにより、攪拌タンク67へ液体トナーTを導く。なお、液体トナー調整装置60は、排出部66と攪拌タンク67とを繋ぐ通路を有してもよい。この場合、攪拌タンク67は、分散タンク61の鉛直方向真下に配置される必要はなく、分散タンク61の鉛直方向下側であれば、例えば斜め下に配置されてもよい。
また、液体トナー調整装置60は、ポンプによって排出部66から攪拌タンク67へ液体トナーTを導いてもよい。この場合、攪拌タンク67は、分散タンク61と同じ高さや、分散タンク61よりも鉛直方向上側に配置されてもよい。但し、攪拌タンク67は、分散タンク61の鉛直方向真上に配置されることが好ましい。これにより、液体トナー調整装置60は、通路(配管)や、ポンプなどの構成部材を省略できる。
攪拌用モータ68は、例えば、電気が供給されて回転力を発生する装置である。なお、攪拌用モータ68は、例えば、空気や液体などの流体が導かれて回転力を発生する装置でもよい。攪拌用モータ68は、例えば、支持体68aによって攪拌タンク67に取り付けられる。なお、攪拌用モータ68は、攪拌タンク67に取り付けられなくてもよく、例えば、電子写真印刷装置10のフレームに支持体68aによって支持されてもよい。
アンカー型羽根車69は、攪拌タンク67内の液体トナーTに渦流を発生できる羽根車である。アンカー型羽根車69は、図2に示す攪拌用モータ68から回転力を得て回転する。アンカー型羽根車69は、凝集したトナーの塊を切り裂くことでトナーを分散させることを目的とした羽根車ではない。よって、アンカー型羽根車69は、インペラ型羽根車65よりも、液体トナーTに力を付与できる面積が大きく形成される。具体的には、アンカー型羽根車69は、インペラ型羽根車65よりも大きく形成される。また、アンカー型羽根車69の形状は、自身(アンカー型羽根車69)の回転軸に対して直交する部分69aと、回転軸に対して平行な部分69bとを含む。アンカー型羽根車69は、攪拌用モータ68よりも、低速で回転してもよい。本実施形態では、攪拌用モータ68は、例えば200rpmで回転するのに対し、アンカー型羽根車69は、例えば100rpmで回転する。
図8は、スクリュー型羽根車を模式的に示す説明図である。図9は、螺旋型羽根車を模式的に示す説明図である。図10は、平板型羽根車を模式的に示す説明図である。図11は、ピッチドパドル(マルチ)型羽根車を模式的に示す説明図である。本実施形態の液体トナー調整装置60は、図2に示すアンカー型羽根車69に替えて、分散手段として、図8に示すスクリュー型羽根車69Aや、図9に示す螺旋型羽根車69Bや、図10に示す平板型羽根車69Cや、図11に示すピッチドパドル(マルチ)型羽根車69Dを備えてもよい。これらの羽根車であっても、各分散手段は、凝集したトナーを分散させることができる。
図2に示す冷却装置70は、攪拌タンク67に設けられる。冷却装置70は、例えば、ペルチェ素子である。冷却装置70は、電力が供給されることにより、攪拌タンク67内の液体トナーTの熱を外部へ移動させる。これにより、冷却装置70は、攪拌タンク67内の液体トナーTを冷却する。ここで、冷却装置70は、図示しない制御装置に電気的に接続されて、制御装置によって供給される電力量や、電力が供給されるタイミングが調整される。これにより、冷却装置70は、攪拌タンク67内の液体トナーTを適温に調節する。なお、液体トナー調整装置60は、攪拌タンク67内の液体トナーTの温度を調節する必要がない場合は、冷却装置70を備えなくてもよい。次に、液体トナー調整装置60がトナーの分散を促進するメカニズムを説明する。
図1に示す液体トナー搬送ローラ16bから回収された液体トナーTは、図2に示す多孔部材63を介して分散タンク61の空間A1に導かれる。この時、多孔部材63は、液体トナーTに含まれる気泡を捕集する。よって、液体トナー調整装置60は、空間A1に導かれる液体トナーTに含まれる気泡を低減できる。空間A1内の液体トナーTは、連通部62cを介して空間A2に移動する。この時、多孔部材63を通過した気泡は、液面M側に溜まるため、連通部62cを通過しにくい。このようにして、仕切板62は、空間A1内の液体トナーTに含まれる気泡を液面Mに捕集する。これにより、液体トナー調整装置60は、連通部62cを介して空間A2に移動する気泡を低減できる。結果として、液体トナー調整装置60は、液体トナーTに含まれる気泡に起因する電子写真印刷装置10の印刷品質の低下を抑制できる。
空間A2に導かれた液体トナーTに含まれる凝集したトナーは、インペラ型羽根車65によって分散される。インペラ型羽根車65によってトナーが分散された液体トナーTは、排出部66を介して攪拌タンク67へ導かれる。このように、液体トナー調整装置60は、液体トナー搬送ローラ16bから回収した液体トナーTを分散タンク61へ一時的に溜めて、インペラ型羽根車65によって凝集したトナーを分散させる。そして、液体トナー調整装置60は、凝集したトナーを十分に分散させてから排出部66を介して攪拌タンク67へ液体トナーTを導く。これにより、液体トナー調整装置60は、トナーの分散を促進できる。
ここで、分散タンク61へ液体トナーTが導かれる部分(本実施形態では多孔部材63が設けられる部分)と、排出部66との間の道のりは、大きいほど好ましい。本実施形態では、排出部66は、分散タンク61へ液体トナーTが導かれる部分(本実施形態では多孔部材63が設けられる部分)と水平方向で反対側に形成される。これにより、液体トナー調整装置60は、分散タンク61へ導かれてから排出部66から排出されるまでの液体トナーTの道のりを増大できる。結果として、液体トナー調整装置60は、インペラ型羽根車65によるトナーの分散が不十分なまま排出部66を介して攪拌タンク67へ液体トナーTが導かれるおそれを低減できる。
さらに、分散タンク61から攪拌タンク67へ導かれた液体トナーTは、コンクタンク21から導かれた高濃度の液体トナーT1や、キャリアタンク22から導かれたキャリアと共に、アンカー型羽根車69によって攪拌される。これにより、液体トナー調整装置60は、攪拌タンク67内の液体トナーTの濃度の偏りを低減できる。結果として、液体トナー調整装置60は、液体トナーTの濃度の偏りに起因する電子写真印刷装置10の印刷品質の低下を抑制できる。
ここで、インペラ型羽根車65の方が機能は優れるが、攪拌タンク67も液体トナーTに含まれるトナーの分散を促す機能を有する。よって、液体トナー調整装置60は、インペラ型羽根車65とアンカー型羽根車69との2つを有することにより、好適にトナーの分散を促進できる。さらにトナーの分散を促す場合、液体トナー調整装置60は、アンカー型羽根車69と同軸に、攪拌タンク67内にインペラ型羽根車65と同等の羽根車を有すると好ましい。これにより、液体トナー調整装置60は、攪拌タンク67内の液体トナーTに含まれるトナーの分散をさらに好適に促進できる。但し、液体トナー調整装置60は、攪拌タンク67内にインペラ型羽根車65と同等の羽根車を備えなくても、実用に耐えうる十分な精度で、トナーの分散を促進できる。
液体トナー調整装置60は、気泡捕集手段(仕切板62及び連通部62cや多孔部材63)を備えなくてもよい。電子写真印刷装置10の構成によっては、液体トナー搬送ローラ16bから回収された液体トナーTに気泡が含まれない場合もある。この場合、液体トナー調整装置60は、気泡捕集手段を備えなくても、電子写真印刷装置10の印刷品質の低下を抑制できている。但し、例えば、回収ブレード26が回収した液体トナーTをブラシでかき集める場合、液体トナー搬送ローラ16bから回収された液体トナーTは、気泡を含みやすい。このような場合、液体トナー調整装置60は、気泡捕集手段を備える方が好ましい。これにより、液体トナー調整装置60は、液体トナーTに含まれる気泡に起因する電子写真印刷装置10の印刷品質の低下を抑制できる。
また、気泡捕集手段は、攪拌タンク67に設けられてもよい。この場合、多孔部材63は、例えば、攪拌タンク67の上部開口67bに設けられる。これにより、排出部66から攪拌タンク67へ向かってオーバーフローする液体トナーTは、多孔部材63を通過して攪拌タンク67へ導かれる。また、仕切板62は、攪拌タンク67内の空間を複数の空間に分割する。そして、連通部62cは、仕切板62のうち攪拌タンク67の底面67a側に形成される。この場合、液体トナー調整装置60は、攪拌タンク67の複数の空間のうちの1つにアンカー型羽根車69が配置され、アンカー型羽根車69が配置されない空間に分散タンク61から液体トナーTが供給される。これらの場合であっても、液体トナー調整装置60は、図1に示す供給パン16aに導かれる液体トナーTに含まれる気泡を低減できる。また、気泡捕集手段は、分散タンク61と攪拌タンク67との両方に設けられてもよい。この場合、液体トナー調整装置60は、供給パン16aに導かれる液体トナーTに含まれる気泡をさらに好適に低減できる。
また、気泡捕集手段を備える場合、液体トナー調整装置60は、仕切板62及び連通部62cと、多孔部材63とのうちの少なくとも一方を備えればよい。液体トナー調整装置60は、仕切板62及び連通部62cを備えるのみでも、液体トナーTに含まれる気泡を低減できる。また、液体トナー調整装置60は、多孔部材63を備えるのみでも、液体トナーTに含まれる気泡を低減できる。但し、液体トナー調整装置60は、仕切板62及び連通部62cと、多孔部材63との両方を備える方が、液体トナーTに含まれる気泡をより好適に低減できる。
本実施形態では、仕切板62は、分散タンク61内の空間を水平方向で2つに分割するように設けられるが、分散タンク61内の空間を鉛直方向で複数に分割するように設けられてもよい。この場合、インペラ型羽根車65は、分散タンク61の複数の空間のうち、鉛直方向下側の空間に設けられる。また、排出部66は、分散タンク61の複数の空間のうち、鉛直方向下側の空間に設けられる。この場合であっても、液体トナー調整装置60は、液体トナーTに含まれる気泡が、インペラ型羽根車65が設けられる側の空間に導かれるおそれを低減できる。以下に、分散タンク61内の空間が鉛直方向で複数に分割される(正確には、分散タンク61内の空間が水平方向でも分割されている)態様の液体トナー調整装置60の一例を示す。
(変形例)
図12は、実施形態1の変形例の液体トナー調整装置を模式的に示す説明図である。図12に示す本変形例の液体トナー調整装置60Aは、内側分散タンク71と、外側分散タンク72と、連通部73と、水平方向通路74と、鉛直方向通路75とを含む。内側分散タンク71は、底面71aと、周面71bとを含む形状に形成される。外側分散タンク72は、底面72aと、周面72bとを含む形状に形成される。内側分散タンク71は、外側分散タンク72の内部に収納される。
液体トナー調整装置60Aは、内側分散タンク71の底面71aと、外側分散タンク72の底面72aとの間に隙間が形成される。液体トナー調整装置60Aは、この隙間が、水平方向通路74として機能する。本実施形態のインペラ型羽根車65は、この水平方向通路74に設けられる。水平方向通路74は、例えば、鉛直方向の寸法(底面71aと底面72aとの間の寸法)が、インペラ型羽根車65の鉛直方向の寸法に対して略同一(やや大きめ)に形成される。また、液体トナー調整装置60Aは、内側分散タンク71の周面71bと、外側分散タンク72の周面72bとの間に隙間が形成される。この隙間が、鉛直方向通路75として機能する。このようにして、液体トナー調整装置60Aは、内側分散タンク71の内側に空間A1が形成される。また、液体トナー調整装置60Aは、内側分散タンク71と外側分散タンク72との間に空間A2が形成される。
連通部73は、内側分散タンク71の底面71aに形成される。連通部73は、孔である。連通部73は、分散用モータ64と、インペラ型羽根車65とを接続する回転軸よりも大きく形成される。液体トナー調整装置60Aは、前記回転軸と孔との間の隙間が連通部73として機能する。本実施形態の排出部66は、鉛直方向通路75に面した部分に形成される。
上記構成の液体トナー調整装置60Aも、図2に示す液体トナー調整装置60と同様の理由で、空間A1内の液体トナーTに含まれる気泡が連通部73を介して空間A2に移動しにくい。よって、液体トナー調整装置60Aは、液体トナーTに含まれる気泡を低減できる。また、本変形例の水平方向通路74は、鉛直方向の寸法が、インペラ型羽根車65の鉛直方向の寸法と略同一に形成される。よって、空間A2に連通部73を介して導かれた液体トナーTは、インペラ型羽根車65によってせん断力が付与されながら、水平方向通路74を流動する。よって、液体トナー調整装置60Aは、インペラ型羽根車65によってせん断力が付与されずに排出部66から排出される液体トナーTの量を低減できる。結果として、液体トナー調整装置60Aは、凝集したトナーの分散を好適に促進できる。
(実施形態2)
図13は、実施形態2の液体トナー調整装置を模式的に示す説明図である。図13に示す本実施形態の液体トナー調整装置80は、図2に示す液体トナー調整装置60と、異なる分散手段を含む。以下、液体トナー調整装置60が備える要素と同一の要素に同じ符号を付す。液体トナー調整装置80は、分散手段としての固形粒子81と、インペラ型羽根車82と、固形粒子移動手段としてのアンカー型羽根車83と、フィルター84と、分散手段としての音波発生装置85とを含む。なお、本実施形態では、気泡捕集手段(図2に示す仕切板62及び連通部62cや、多孔部材63)を備えない場合を説明するが、液体トナー調整装置80は、気泡捕集手段を備えてもよい。
固形粒子81は、分散タンク61の内部に例えば複数配置される。固形粒子81は、分散タンク61内の液体トナーTと共に流動できるように配置される。固形粒子81は、例えば、金属製や合成樹脂製の塊である。固形粒子81の形状は、球状でもよいし、角を有する形状でもよい。インペラ型羽根車82は、図2に示すインペラ型羽根車65に相当する羽根車である。なお、液体トナー調整装置80は、インペラ型羽根車82に替えて、図4に示すプロペラ型羽根車65Aや、図5に示すピッチドパドル型羽根車65Bや、図6に示すピッチドタービン型羽根車65Cや、図7に示すフラットタービン型羽根車65Dを備えてもよい。
アンカー型羽根車83は、図2に示すアンカー型羽根車69に相当する羽根車である。アンカー型羽根車83は、分散タンク61内の液体トナーTに渦流を発生させて、固形粒子81を移動させる。なお、液体トナー調整装置80は、アンカー型羽根車83に替えて、図8に示すスクリュー型羽根車69Aや、図9に示す螺旋型羽根車69Bや、図10に示す平板型羽根車69Cや、図11に示すピッチドパドル(マルチ)型羽根車69Dを備えてもよい。インペラ型羽根車82及びアンカー型羽根車83は、分散用モータ64から回転力を得て回転する。本実施形態では、インペラ型羽根車82及びアンカー型羽根車83は、同軸で回転する。なお、インペラ型羽根車82及びアンカー型羽根車83は、それぞれ、別個のモータから回転力を得て、別々の回転軸を中心に回転してもよい。
フィルター84は、例えば、排出部66に設けられる。排出部66は、固形粒子81を捕集可能、かつ、液体トナーTを通過可能なものである。音波発生装置85は、超音波を発生する。音波発生装置85は、分散タンク61に取り付けられる。これにより、音波発生装置85は、分散タンク61を介して分散タンク61内の液体トナーTに超音波を伝える。なお、音波発生装置85は、分散タンク61の内部に設けられて、直接液体トナーTに超音波を伝えてもよい。また、音波発生装置85が発生する音波は、超音波に限定されない。音波発生装置85は、凝集したトナーを分散できる周波数の音波を発生すればよい。次に、液体トナー調整装置80がトナーの分散を促進するメカニズムを説明する。
アンカー型羽根車83が回転すると、分散タンク61内の液体トナーTは、渦流が発生する。これにより、固形粒子81は、液体トナーT内で移動する。すると、複数の固形粒子81は、凝集したトナーと衝突する。これにより、液体トナー調整装置80は、凝集したトナーの分散を促進できる。また、液体トナー調整装置80は、インペラ型羽根車82によっても、凝集したトナーの分散を促進できる。また、フィルター84は、排出部66を介して分散タンク61から流出しようとする固形粒子81を捕集できる。これにより、液体トナー調整装置80は、攪拌タンク67へ固形粒子81が導かれるおそれを低減できる。
また、音波発生装置85は、分散タンク61内の液体トナーTに音波(本実施形態では超音波)を伝える。これにより、凝集したトナーは振動する。凝集したトナーは、振動することでトナー同士が離れる。よって、液体トナー調整装置80は、凝集したトナーの分散を促進できる。以上により、液体トナー調整装置80は、凝集したトナーの分散を促進できる。
ここで、液体トナー調整装置80は、インペラ型羽根車82を備えなくてもよい。液体トナー調整装置80は、固形粒子81及びアンカー型羽根車83や音波発生装置85を備えれば、凝集したトナーの分散を促進できる。但し、液体トナー調整装置80は、インペラ型羽根車82を備える方が、凝集したトナーの分散をより好適に促進できる。また、液体トナー調整装置80は、固形粒子81及びアンカー型羽根車83や音波発生装置85とのうちの少なくとも一方を備えればよい。液体トナー調整装置80は固形粒子81及びアンカー型羽根車83、または、音波発生装置85を備えれば、凝集したトナーの分散を促進できる。但し、液体トナー調整装置80は、固形粒子81及びアンカー型羽根車83と、音波発生装置85との両方を備えることが好ましい。これにより、液体トナー調整装置80は、凝集したトナーの分散をより好適に促進できる。
液体トナー調整装置80は、分散手段(インペラ型羽根車82、固形粒子81及びアンカー型羽根車83、音波発生装置85)が攪拌タンク67にも設けられてもよい。これにより、液体トナー調整装置80は、攪拌タンク67内の液体トナーTに含まれるトナーの分散も促進できる。
以上のように、本発明に係る液体トナー調整装置は、液体トナー搬送ローラに導かれた液体トナーを回収して再利用可能な電子写真印刷装置に有用であり、特に、トナーの分散を促進することに適している。
10 電子写真印刷装置
11 印刷部
12 中間転写体
12a ブランケット
13 バックアップローラ
14a、14b、14c、14d 現像ユニット
15 感光ドラム
16a 供給パン
16b 液体トナー搬送ローラ
17 リサイクルキャリア供給ポンプ
20 液体トナー供給装置
21 コンクタンク
21a ボトルトナー
22 キャリアタンク
22a キャリア缶
25a コンクポンプ
25b、32 キャリアポンプ
25c 液体トナーポンプ
25d、25e 回収ポンプ
26、34a、34b、34c 回収ブレード
27 濃度センサ
30 クリーニング装置
31 キャリアノズル
33a 第1クリーニングローラ
33b 第2クリーニングローラ
40 液体トナー回収装置
41a、41b、41c 液体トナー回収ポンプ
50 固形分分離装置
60、60A、80 液体トナー調整装置
61 分散タンク
61a、67a、71a、72a 底面
61b、67b 上部開口
62 仕切板(気泡捕集手段)
62a 下端部
62b 上端部
62c、73 連通部(気泡捕集手段)
63 多孔部材(気泡捕集手段)
64 分散用モータ
64a、68a 支持体
65、82 インペラ型羽根車(分散手段)
66 排出部
67 攪拌タンク
68 攪拌用モータ
69 アンカー型羽根車(攪拌手段)
69a、69b 部分
70 冷却装置
71 内側分散タンク
71b、72b 周面
72 外側分散タンク
74 水平方向通路
75 鉛直方向通路
81 固形粒子(分散手段)
83 アンカー型羽根車(固形粒子移動手段)
84 フィルター
85 音波発生装置(分散手段)
A1、A2 空間
M 液面
N1、N2 ニップ部
S 印刷シート
T 液体トナー
T1 高濃度の液体トナー

Claims (9)

  1. 現像ユニットから回収された液体トナーが導かれることが可能な分散タンクと、
    前記液体トナーに含まれる凝集したトナーを前記分散タンク内で分散可能な分散手段と、
    前記分散タンク内の前記液体トナーと、新たな液体トナーとが導かれることが可能、かつ、前記液体トナーを攪拌可能な攪拌タンクと、
    を備えることを特徴とする液体トナー調整装置。
  2. 前記攪拌タンク内の前記液体トナーを攪拌可能な攪拌手段を備え、前記攪拌タンク内の前記液体トナーは、前記現像ユニットに導かれることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の液体トナー調整装置。
  3. 前記攪拌手段は、前記攪拌タンク内の前記液体トナーに渦流を発生可能な羽根車を含むことを特徴とする請求項2に記載の液体トナー調整装置。
  4. 前記分散手段は、前記凝集したトナーにせん断力を付与可能な羽根車を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体トナー調整装置。
  5. 前記分散タンクと前記攪拌タンクとのうちの少なくとも一方に設けられて、前記液体トナーに含まれる気泡を捕集可能な気泡捕集手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液体トナー調整装置。
  6. 前記気泡捕集手段は、
    前記液体トナーを収納するための空間を分割する仕切板と、
    前記仕切板に設けられて、前記分割された空間同士を連通する連通部と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の液体トナー調整装置。
  7. 前記気泡捕集手段は、多孔部材を含むことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の液体トナー調整装置。
  8. 前記分散手段は、
    前記分散タンク内に設けられる固形粒子と、
    前記固形粒子を前記分散タンク内で移動可能とする固形粒子移動手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の液体トナー調整装置。
  9. 前記分散手段は、
    前記分散タンク内の液体トナーに音波を伝えることが可能な音波発生器を含むことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の液体トナー調整装置。
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