JP2011171517A - プリント配線板、及び電子機器 - Google Patents

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將文 雲井
Shoichi Mimura
詳一 三村
Koji Fusayasu
浩嗣 房安
Akira Matsubara
亮 松原
Toshiyuki Nakaie
俊幸 中家
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Abstract

【課題】製造コストの増大を抑制可能なプリント配線板、及び電子機器を提供する。
【解決手段】プリント基板11は、後列ビア配線101G2、グランド端子用ランドLG2、及びシグナル端子用ランドLS2+を備える。シグナル端子用ランドLS2+は、後列ビア配線101G2を挟んでグランド端子用ランドLG2の反対側に設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、プリント配線板、及びレセプタクルとプリント配線板とを備える電子機器に関する。
近年、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)規格やUSB(Universal Serial Bus)規格などに準拠するインターフェースを介して、電子機器(例えば、AV機器や携帯端末など)間でデジタル信号を高速伝送する技術が広く用いられている。
このようなインターフェースは、プリント配線板の実装面に実装されるレセプタクルと、レセプタクルに挿入されるプラグとによって構成される。
レセプタクルは、プラグに嵌入される端子絶縁板、複数の下側端子、及び複数の上側端子を備える。端子絶縁板は、プリント配線板側に設けられる下面と、下面の反対側に設けられる上面とを有する。各下側端子は、端子絶縁板の下面とプリント配線板とに接続される。各上側端子は、端子絶縁板の上面とプリント配線板とに接続される。
プリント配線板は、実装面に形成される複数の前列ランド、複数の後列ランド、及びプリント配線(以下、「配線群」と総称する。)を備える。各前列ランドには、各上側端子が接続される。各後列ランドには、各下側端子が接続される。プリント配線は、各前列ランド及び各後列ランドから実装面の内側に向かって延びる。
ここで、各上側端子と各下側端子とは、互いに隣接してプリント配線板に接続される(例えば、特許文献1参照)。これにより、実装面上において各前列ランドと各後列ランドとが形成される領域の面積を縮小できる。
特開2009−9728号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、各前列ランドと各後列ランドとの間隔が極めて狭い。そのため、実装面上にプリント配線を形成するには、微細なプリント配線を高精度に形成可能な基板を用いなければならない。そのため、プリント配線板の製造コストが増大するという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、製造コストの増大を抑制可能なプリント配線板、及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明の特徴に係るプリント配線板は、レセプタクルが実装される実装面と、実装面から内部に向かって設けられる第1ビアホールとを有する基板本体と、第1ビアホールの内部に設けられる第1ビア配線と、実装面上に設けられ、第1ビア配線に隣接する第1ランドと、実装面上に設けられ、第1ビア配線を挟んで第1ランドの反対側において、第1ビア配線に隣接する第2ランドと、を備える。
本発明の特徴に係る電子機器は、レセプタクルが実装されるプリント配線板を備える。プリント配線板は、レセプタクルが実装される実装面と、実装面から内部に向かって設けられる第1ビアホールとを有する基板本体と、第1ビアホールの内部に設けられる第1ビア配線と、実装面上に設けられ、第1ビア配線に隣接する第1ランドと、実装面上に設けられ、第1ビア配線を挟んで第1ランドの反対側において、第1ビア配線に隣接する第2ランドと、を有する。
本発明によれば、製造コストの増大を抑制可能なプリント配線板、及び電子機器を提供することができる。
第1実施形態に係るインターフェース10の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るレセプタクル12を開口12B側から見た平面図である。 第1実施形態に係るレセプタクル12の内部構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係るプリント配線板11を実装面FMNT側から見た平面図である。 図4の部分拡大図である。 図4の部分拡大図である。 第2実施形態に係るプリント配線板11を実装面FMNT側から見た平面図である。 図7の部分拡大図である。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なっている場合がある。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(インターフェースの構成)
第1実施形態に係るインターフェースの構成について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、電子機器間のインターフェースの一例として、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)規格に準拠するインターフェース10について説明する。なお、電子機器とは、例えば、AV機器、携帯端末、パーソナルコンピュータなどである。
図1は、第1実施形態に係るインターフェース10の構成を示す斜視図である。図1に示すように、インターフェース10は、プリント配線板11、レセプタクル12、及びプラグ13によって構成される。
プリント配線板11は、第1電子機器(不図示)に内蔵される。プリント配線板11は、基板本体11A及び配線群11Bを備える。基板本体11Aは、実装面FMNTを有する。プリント配線板11の構成については後述する。
レセプタクル12は、プリント配線板11の端部11EDGにおいて、実装面FMNT上に実装される。レセプタクル12は、筐体12A、開口12B、端子絶縁板12C及び複数の端子12Dを有する。レセプタクル12の構成については後述する。
プラグ13は、第2電子機器(不図示)に設けられる。プラグ13は、開口12Bに挿入されることによって、レセプタクル12と接続される。プラグ13は、第1電子機器と第2電子機器との間でデジタル信号を伝送する。
(レセプタクルの構成)
次に、第1実施形態に係るレセプタクルの構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係るレセプタクル12を開口12B側から見た平面図である。図3は、第1実施形態に係るレセプタクル12の内部構成を示す斜視図である。なお、図3では、筐体12Aが省略されている。
レセプタクル12は、図2及び図3に示すように、筐体12A、開口12B、端子絶縁板12C、及び複数の端子12Dを備える。
筐体12Aは、端子絶縁板12C及び複数の端子12Dを収容する容器である。
開口12Bは、筐体12Aに形成される。開口12Bには、プラグ13が挿入される。図示しないが、開口12Bは、第1電子機器の筐体から露出する。
端子絶縁板12Cは、筐体12A内に設けられる板状の基板である。端子絶縁板12Cは、プラグ13に嵌入される。端子絶縁板12Cは、図2及び図3に示すように、下面FBTM及び上面FTOPを有する。下面FBTMは、実装面FMNT側に設けられる。上面FTOPは、下面FBTMの反対側に設けられる。
複数の端子12Dは、端子絶縁板12Cとプリント配線板11(具体的には、配線群11B)とに接続される。複数の端子12Dは、プリント配線板11とプラグ13との間でデジタル信号を伝送する。複数の端子12Dは、複数の下側端子TBTM及び複数の上側端子TTOPを有する。各下側端子TBTMは、図2に示すように、各上側端子TTOPと互い違いに配置されている。
複数の下側端子TBTMは、開放端子TOPEN、グランド端子TG2、一対のシグナル端子TS1+,TS1-、グランド端子TG0、一対のシグナル端子TSC+,TSC-、グランド端子TGD、及びSDA端子TSDAを含む。各下側端子TBTMは、端子絶縁板12Cの下面FBTMとプリント配線板11とに接続される。各下側端子TBTMは、プラグ13が開口12Bに挿入される方向(以下、「延在方向」という。)に沿って設けられている。各下側端子TBTMは、延在方向に直交する方向(以下、「直交方向」という。)において互いに隣接している。各下側端子TBTMは、曲げ加工された平板状の金属部材によって構成される。
複数の上側端子TTOPは、HPDシグナル端子THPD、一対のシグナル端子TS2+,TS2-、グランド端子TG1、一対のシグナル端子TS0+,TS0-、グランド端子TGC、CEC端子TCEC、SCL端子TSCL、及び電源端子T5Vを含む。各上側端子TTOPは、端子絶縁板12Cの上面FTOPとプリント配線板11とに接続される。各上側端子TTOPは、延在方向に沿って設けられている。各上側端子TTOPは、直交方向において互いに隣接している。各上側端子TTOPは、曲げ加工された平板状の金属部材によって構成される。
各上側端子TTOPは、延在方向において、各下側端子TBTMよりも長く形成されている。従って、各上側端子TTOPは、各下側端子TBTMよりも開口12Bから離間した位置において、プリント配線板11に接続される。
なお、シグナル端子TSは、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling:登録商標)方式などの擬似差動伝送方式によるデジタル信号を伝送する。従って、例えば、シグナル端子TS1+によって伝送されるデジタル信号の位相は、シグナル端子TS1-によって伝送される信号の位相に対して逆である。
また、グランド端子TGは、対応するシグナル端子TSのグランドを確保する。例えば、グランド端子TG1は、一対のシグナル端子TS1+,TS1-のグランドを確保する。
(プリント配線板の全体構成)
次に、第1実施形態に係るプリント配線板の全体構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係るプリント配線板11を実装面FMNT側から見た平面図である。なお、図4では、レセプタクル12の開口12B及び端子絶縁板12Cの位置が破線で示されている。
プリント配線板11は、基板本体11A及び配線群11Bを備える。
基板本体11Aは、実装面FMNT、複数の後列ビアホールVr、及び複数の前列ビアホールVfを有する。基板本体11Aは、複数の基板を積層することによって構成される多層基板である。
実装面FMNTには、レセプタクル12や図示しない各種素子が実装される。
各後列ビアホールVrは、実装面FMNTから基板本体11Aの内部に向かって設けられる。各後列ビアホールVrは、基板本体11Aの所定の内層まで設けられる。例えば、シグナル端子用ランドLSに対応する後列ビアホールVrは、実装面FMNTから第2番目の内層まで設けられる。また、グランド端子用ランドLGに対応する後列ビアホールVrは、実装面FMNTから第3番目の内層まで設けられる。
各前列ビアホールVfは、実装面FMNTから基板本体11Aの内部に向かって設けられる。各前列ビアホールVfは、基板本体11A内部の所定の内層まで設けられる。本実施形態において、前列ビアホールVrは、グランド端子用ランドLGに対応しており、実装面FMNTから第3番目の内層まで設けられる。
配線群11Bは、レセプタクル12と各種素子とを接続する。配線群11Bは、レセプタクル12と各種素子との間でデジタル信号を伝送する。配線群11Bは、複数の後列ランドLr、複数の前列ランドLf、複数の表面配線WOUT、複数の内層シグナル配線WIN、複数の内層グランド配線WG、後列ビア配線101、後列接続配線102、前列ビア配線103及び前列接続配線104を有する。
複数の後列ランドLrは、実装面FMNT上に設けられる。各後列ランドLrは、各下側端子TBTMを接続するための金属部材である。複数の後列ランドLrは、図4に示すように、4つのシグナル端子用ランドLSと2つのグランド端子用ランドLGとを含む。複数の後列ランドLrは、直交方向に沿って並べられる。
複数の前列ランドLfは、実装面FMNT上に設けられる。各前列ランドLfは、各上側端子TTOPを接続するための金属部材である。複数の前列ランドLfは、図4に示すように、4つのシグナル端子用ランドLSと2つのグランド端子用ランドLGとを含む。複数の前列ランドLfは、直交方向に沿って並べられる。
ここで、各後列ランドLrは、延在方向において、各前列ランドLfよりも基板本体11Aの端部11EDG側に設けられている。すなわち、各後列ランドLrは、延在方向において、各前列ランドLfよりも開口12Bの近くに設けられている。また、各後列ランドLrは、各後列ビアホールVrを挟んで各前列ランドLfの反対側に設けられる。
複数の表面配線WOUTは、複数の前列ランドLf(グランド端子用ランドLGを除く)から延在方向に沿って設けられる。複数の表面配線WOUTは、いわゆるプリント配線である。
複数の内層シグナル配線WINは、基板本体11Aの内部に設けられる。例えば、各内層シグナル配線WINは、実装面FMNTから第2番目の内層に設けられる。内層シグナル配線WINは、各後列ビアホールVrと接続する位置から延在方向に沿って設けられる。
複数の内層グランド配線WGは、基板本体11Aの内部に設けられる。例えば、各内層グランド配線WGは、実装面FMNTから第3番目の内層に設けられる。各内層グランド配線WGは、対応する内層シグナル配線WINの裏側を覆うように設けられる。
各後列ビア配線101は、各後列ビアホールVrの内部に設けられる。具体的に、各後列ビア配線101は、各後列ビアホールVrの内壁を導電材料でメッキすることによって形成される。各後列ビア配線101は、基板本体11Aの内部において、各内層シグナル配線WIN又は各内層グランド配線WGに接続される。各後列ビア配線101は、実装面FMNT上において各後列接続配線102に接続される。
各後列接続配線102は、実装面FMNT上に設けられる。各後列接続配線102は、各後列ランドLrと各後列ビア配線101とを接続する。各後列接続配線102は、いわゆるプリント配線である。
各前列ビア配線103は、各前列ビアホールVfの内部に設けられる。具体的に、各前列ビア配線103は、各前列ビアホールVfの内壁を導電材料でメッキすることによって形成される。各前列ビア配線103は、基板本体11Aの内部において、各内層グランド配線WGに接続される。各前列ビア配線103は、実装面FMNTにおいて各前列接続配線104に接続される。
各前列接続配線104は、実装面FMNT上に設けられる。各前列接続配線104は、各前列ランドLfと各前列ビア配線103とを接続する。各前列接続配線104は、いわゆるプリント配線である。
(ランド及びビア配線の詳細構成)
次に、第1実施形態に係るランド及びビア配線の詳細構成について、図面を参照しながら説明する。
図5は、図4の部分拡大図である。図5に示すように、後列ビア配線101G2は、後列ビアホールVr2の内部に設けられる。後列ビア配線101G2は、基板本体11A内部において、内層グランド配線WG2と接続される。後列ビア配線101G2は、実装面FMNT上において、後列接続配線102G2と接続される。
後列接続配線102G2は、後列ビア配線101G2とグランド端子用ランドLG2とを接続する。
グランド端子用ランドLG2は、レセプタクル12のグランド端子TG2に接続される。グランド端子用ランドLG2は、後列ビア配線101G2に隣接する。
シグナル端子用ランドLS2+は、レセプタクル12のシグナル端子TS2+に接続される。シグナル端子用ランドLS2+は、後列ビア配線101G2に隣接する。シグナル端子用ランドLS2+は、後列ビア配線101G2を挟んでグランド端子用ランドLG2の反対側に設けられる。すなわち、グランド端子用ランドLG2は、シグナル端子用ランドLS2+よりも基板本体11Aの端部11EDG側に設けられる(図4参照)。
同様に、シグナル端子用ランドLS2-は、レセプタクル12のシグナル端子TS2-に接続される。シグナル端子用ランドLS2-は、後列ビア配線101G2に隣接する。シグナル端子用ランドLS2-は、後列ビア配線101G2を挟んでグランド端子用ランドLG2の反対側に設けられる。すなわち、グランド端子用ランドLG2は、シグナル端子用ランドLS2-よりも基板本体11Aの端部11EDG側に設けられる(図4参照)。
図6は、図4の部分拡大図である。図6に示すように、後列ビア配線101S1+は、後列ビアホールVrS1+の内部に設けられる。後列ビア配線101S1+は、内層シグナル配線WINS1+と接続される。後列ビア配線101S1+は、実装面FMNT上において、後列接続配線102S1+と接続される。後列接続配線102S1+は、後列ビア配線101S1+とシグナル端子用ランドLS1+とを接続する。シグナル端子用ランドLS1+は、レセプタクル12のシグナル端子TS1+に接続される。シグナル端子用ランドLS1+は、後列ビア配線101S1+に隣接する。
同様に、後列ビア配線101S1-は、後列ビアホールVrS1-の内部に設けられる。後列ビア配線101S1-は、内層シグナル配線WINS1-と接続される。後列ビア配線101S1-は、実装面FMNT上において、後列接続配線102S1-と接続される。後列接続配線102S1-は、後列ビア配線101S1-とシグナル端子用ランドLS1-とを接続する。シグナル端子用ランドLS1-は、レセプタクル12のシグナル端子TS1-に接続される。シグナル端子用ランドLS1-は、後列ビア配線101S1-に隣接する。
グランド端子用ランドLG1は、レセプタクル12のグランド端子TG1に接続される。グランド端子用ランドLG1は、後列ビア配線101S1+に隣接する。グランド端子用ランドLG1は、後列ビア配線101S1+を挟んでシグナル端子用ランドLS1+の反対側に設けられる。すなわち、シグナル端子用ランドLS1+は、グランド端子用ランドLG1よりも基板本体11Aの端部11EDG側に設けられる(図4参照)。
また、グランド端子用ランドLG1は、後列ビア配線101S1-に隣接する。グランド端子用ランドLG1は、後列ビア配線101S1-を挟んでシグナル端子用ランドLS1-の反対側に設けられる。すなわち、シグナル端子用ランドLS1-は、グランド端子用ランドLG1よりも基板本体11Aの端部11EDG側に設けられる(図4参照)。
(作用及び効果)
(1) 第1実施形態に係るプリント基板11は、後列ビア配線101G2(第1ビア配線)、グランド端子用ランドLG2(第1ランド)、及びシグナル端子用ランドLS2+(第2ランド)を備える。シグナル端子用ランドLS2+は、後列ビア配線101G2を挟んでグランド端子用ランドLG2の反対側に設けられる。
このように、後列ビア配線101G2は、シグナル端子用ランドLS2+とグランド端子用ランドLG2との間に設けられている。そのため、後列ビア配線101G2を用いて、シグナル端子用ランドLS2+又はグランド端子用ランドLG2から延びる配線を内層化できる。従って、実装面FMNT上における配線を少なくできるので、微細な配線パターンを高精度に形成可能なプリント配線板を用いなくてもよい。その結果、プリント配線板11の製造コストが増大することを抑制できる。
(2) 第1実施形態に係るプリント基板11は、内層グランド配線WG2及び後列接続配線102G2(第1接続配線)を備える。
従って、後列ビア配線101G2を用いて、内層化された内層グランド配線WG2を形成できる。
(3) 第1実施形態に係るプリント基板11において、グランド端子用ランドLG2は、シグナル端子用ランドLS2+よりも基板本体11Aの端部11EDG側に設けられる。
従って、グランド端子用ランドLG2、後列ビア配線101G2、及びシグナル端子用ランドLS2+が、端部11EDG側から順に配置される。そのため、後列ビア配線101G2を最も端部11EDG側に配置する場合に比べて、端部11EDGからグランド端子用ランドLG2までの距離を短くできる。その結果、レセプタクル12が第1電子機器(不図示)の内部に入り込んでしまうことを抑制できる。
(4) 第1実施形態に係るプリント基板11は、後列ビア配線101S1+(第1ビア配線)、シグナル端子用ランドLS1+(第1ランド)、及びグランド端子用ランドLG1(第2ランド)を備える。グランド端子用ランドLG1は、後列ビア配線101S1+を挟んでシグナル端子用ランドLS1+の反対側に設けられる。
このように、後列ビア配線101S1+は、グランド端子用ランドLG1とシグナル端子用ランドLS1+との間に設けられている。そのため、後列ビア配線101S1+を用いて、グランド端子用ランドLG1又はシグナル端子用ランドLS1+から延びる配線を内層化できる。従って、実装面FMNT上における配線を少なくできるので、微細な配線パターンを高精度に形成可能なプリント配線板を用いなくてもよい。その結果、プリント配線板11の製造コストが増大することを抑制できる。
(5) 第1実施形態に係るプリント基板11は、内層シグナル配線WINS1+及び後列接続配線102S1+を備える。シグナル端子用ランドLS1+は、グランド端子用ランドLG1よりも基板本体11Aの端部11EDG側に設けられる。
従って、後列ビア配線101S1+を用いて、内層化された内層シグナル配線WINS1+を形成できる。そのため、実装面FMNT上において、シグナル端子用ランドLS1+から延びる配線をグランド端子用ランドLG1の側方に形成しなくてもよい。その結果、微細な配線パターンを高精度に形成する必要性をより低くすることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係るプリント配線板11の構成について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。第1実施形態との相違点は、プリント配線板11が、前列ビア配線103を備えず、最後列ビア配線105を備える点である。
(プリント配線板の全体構成)
第2実施形態に係るプリント配線板の全体構成について、図面を参照しながら説明する。図7は、第2実施形態に係るプリント配線板11を実装面FMNT側から見た平面図である。なお、図7では、レセプタクル12の開口12B及び端子絶縁板12Cの位置が破線で示されている。
第2実施形態において、プリント配線板11は、複数の最後列ビアホールVnを備える。配線群11Bは、複数の最後列ビア配線105、及び複数の最後列接続配線106を備える。
各最後列ビアホールVnは、延在方向において、各前列ランドLfよりも基板本体11Aの端部11EDG側に設けられる。複数の最後列ビアホールVnは、直交方向に沿って並べられる。
各最後列ビアホールVnは、実装面FMNTから基板本体11Aの内部に向かって設けられる。各最後列ビアホールVnは、基板本体11Aの所定の内層まで設けられる。本実施形態において、各最後列ビアホールVnは、シグナル端子用ランドLSに対応しており、実装面FMNTから第2番目の内層まで設けられる。
各最後列ビア配線105は、各最後列ビアホールVnの内部に設けられる。具体的に、各最後列ビア配線105は、各最後列ビアホールVnの内壁を導電材料でメッキすることによって形成される。各最後列ビア配線105は、基板本体11Aの内部において、各内層シグナル配線WINに接続される。各最後列ビア配線105は、実装面FMNT上において各最後列接続配線106に接続される。
各最後列接続配線106は、実装面FMNT上に設けられる。各最後列接続配線106は、各後列ランドLrと各最後列ビア配線105とを接続する。各最後列接続配線106は、いわゆるプリント配線である。
(ランド及びビア配線の詳細構成)
次に、第2実施形態に係るランド及びビア配線の詳細構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、図7の部分拡大図である。
図8に示すように、最後列ビア配線105S1+は、最後列ビアホールVnS1+の内部に設けられる。そのため、最後列ビア配線105S1+は、延在方向において、シグナル端子用ランドLS1+よりも端部11EDG側に設けられる。最後列ビア配線105S1+は、内層シグナル配線WINS1+と接続される。最後列ビア配線105S1+は、実装面FMNT上において、最後列接続配線106S1+と接続される。
最後列接続配線106S1+は、最後列ビア配線105S1+とシグナル端子用ランドLS1+とを接続する。シグナル端子用ランドLS1+は、レセプタクル12のシグナル端子TS1+に接続される。シグナル端子用ランドLS1+は、最後列ビア配線105S1+に隣接する。
同様に、最後列ビア配線105S1-は、最後列ビアホールVnS1-の内部に設けられる。そのため、最後列ビア配線105S1-は、延在方向において、シグナル端子用ランドLS1-よりも端部11EDG側に設けられる。最後列ビア配線105S1-は、内層シグナル配線WINS1-と接続される。最後列ビア配線105S1-は、実装面FMNT上において、最後列接続配線106S1-と接続される。
最後列接続配線106S1-は、最後列ビア配線105S1-とシグナル端子用ランドLS1-とを接続する。シグナル端子用ランドLS1-は、レセプタクル12のシグナル端子TS1-に接続される。シグナル端子用ランドLS1-は、最後列ビア配線105S1-に隣接する。
なお、本実施形態において、グランド端子用ランドLG1は、後列接続配線102G1と、後列ビアホールVrG1内の後列ビア配線101G1とを介して、内層グランド配線WG1と接続される。
(作用及び効果)
(1) 第2実施形態に係るプリント基板11は、後列ビア配線101G1(第1ビア配線)、グランド端子用ランドLG1(第1ランド)、及びシグナル端子用ランドLS1+(第2ランド)を備える。シグナル端子用ランドLS1+は、後列ビア配線101G1を挟んでグランド端子用ランドLG1の反対側に設けられる。
このように、後列ビア配線101G1は、グランド端子用ランドLG1とシグナル端子用ランドLS1+との間に設けられるので、後列ビア配線101G1を用いて、グランド端子用ランドLG2から延びる配線を内層化できる。従って、実装面FMNT上における配線を少なくできるので、微細な配線パターンを高精度に形成可能なプリント配線板を用いなくてもよい。その結果、プリント配線板11の製造コストが増大することを抑制できる。
(2) また、第2実施形態に係るプリント基板11において、グランド端子用ランドLG1は、シグナル端子用ランドLS1+よりも基板本体11Aの端部11EDGから離間している。プリント基板11は、最後列ビア配線105S1+(第2ビア配線)を備える。
従って、最後列ビア配線105S1+を用いて、内層化された内層シグナル配線WINS1+を形成できる。従って、実装面FMNT上における配線をさらに少なくできる。その結果、プリント配線板11の製造コストが増大することをより抑制できる。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
(1) 上記実施形態では、複数の後列ランドLrに複数の下側端子TBTMが接続され、複数の前列ランドLfに複数の上側端子TTOPが接続されることとしたが、これに限られるものではない。例えば、後列ランドLrに下側端子TBTMが接続されてもよいし、前列ランドLfに上側端子TTOPが接続されてもよい。
(2) 上記実施形態では、プリント配線板11が、後列ビア配線101及び前列ビア配線103を備えるケースと、後列ビア配線101及び最後列ビア配線105を備えるケースとについて説明したが、これに限られるものではない。例えば、プリント配線板11は、後列ビア配線101、前列ビア配線103、及び最後列ビア配線105を備えていてもよい。この場合には、実装面FMNT上における配線をさらに少なくすることができる。
(3) 上記実施形態では、端子絶縁板12Cは、平面視において、複数の後列ランドLrや複数の前列ランドLfと重ならないこととしたが、これに限られるものではない。端子絶縁板12Cは、平面視において、複数の後列ランドLrや複数の前列ランドLfと重なっていてもよい。
(4) 上記実施形態では、電子機器間におけるインターフェースの一例として、HDMI規格に準拠するインターフェースについて説明したが、これに限られるものではない。例えば、電子機器間におけるインターフェースとしては、USB(Universal Serial Bus)、DVI(Digital Visual Interface:登録商標)、或いはIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394などの規格に準拠するシリアルインターフェースを用いることができる。
(5) 上記実施形態では、シグナル端子TSは、TMDS方式などに基づく擬似差動伝送方式による信号を伝送することとしたが、これに限られるものではない。例えば、シグナル端子TSは、USB規格に基づく差動伝送方式による信号を伝送してもよい。
(6) 上記実施形態では特に触れていないが、シグナル端子TSの幅、グランド端子TGの幅、及びシグナル端子TSとグランド端子TGとの間隔は、適宜設定することができる。これによって、線路の特性インピーダンスを調整することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施形態に係るレセプタクル、プリント配線板、及び電子機器によれば、プリント配線板の製造コストの増大を抑制できるので、電子機器分野において有用である。
10…インターフェース
11…プリント配線板
11A…基板本体
11B…配線群
11EDG…端部
12…レセプタクル
12A…筐体
12B…開口
12C…端子絶縁板
12D…複数の端子
13…プラグ
101…後列ビア配線
102…後列接続配線
103…前列ビア配線
104…前列接続配線
105…最後列ビア配線
106…最後列接続配線
MNT…実装面
TOP…上面
BTM…下面
TOP…上側端子
BTM…下側端子
S…シグナル端子
G…グランド端子
V・・・ビアホール
out…表面配線
in…内層シグナル配線
G…内層グランド配線
Lr…後列ランド
Lf…前列ランド
Ln…最後列ランド

Claims (7)

  1. レセプタクルが実装されるプリント配線板であって、
    前記レセプタクルが実装される実装面と、前記実装面から内部に向かって設けられる第1ビアホールとを有する基板本体と、
    前記第1ビアホールの内部に設けられる第1ビア配線と、
    前記実装面上に設けられ、前記第1ビア配線に隣接する第1ランドと、
    前記実装面上に設けられ、前記第1ビア配線を挟んで前記第1ランドの反対側において、前記第1ビア配線に隣接する第2ランドと、
    を備えるプリント配線板。
  2. 前記基板本体の内部に設けられ、前記第1ビア配線と接続される内層グランド配線と、
    前記実装面上において、前記第1ランドと前記第1ビア配線とを接続する第1接続配線と、
    を備え、
    前記第1ランドは、前記レセプタクルが有するグランド端子に接続される、
    請求項1に記載のプリント配線板。
  3. 前記第1ランドは、前記第2ランドよりも前記基板本体の端部側に設けられる、
    請求項1に記載のプリント配線板。
  4. 前記基板本体の内部に設けられ、前記第1ビア配線と接続されるシグナル配線と、
    前記実装面上において、前記第1ランドと前記第1ビア配線とを接続する第1接続配線と、
    を備え、
    前記第1ランドは、前記レセプタクルが有するシグナル端子に接続される、
    請求項3に記載のプリント配線板。
  5. 前記第1ランドは、前記第2ランドよりも前記基板本体の端部から離間し、
    前記基板本体は、前記第2ランドよりも前記端部側において前記実装面から内部に向かって設けられる第2ビアホールを含んでおり、
    前記第2ビアホールの内部に設けられる第2ビア配線を備える、
    請求項1に記載のプリント配線板。
  6. レセプタクルが実装されるプリント配線板を備え、
    前記プリント配線板は、
    前記レセプタクルが実装される実装面と、前記実装面から内部に向かって設けられる第1ビアホールとを有する基板本体と、
    前記第1ビアホールの内部に設けられる第1ビア配線と、
    前記実装面上に設けられ、前記第1ビア配線に隣接する第1ランドと、
    前記実装面上に設けられ、前記第1ビア配線を挟んで前記第1ランドの反対側において、前記第1ビア配線に隣接する第2ランドと、
    を有する、
    電子機器。
  7. 前記第1ランドは、前記第2ランドよりも前記基板本体の端部から離間し、
    前記基板本体は、前記第2ランドよりも前記端部側において前記実装面から内部に向かって設けられる第2ビアホールを含んでおり、
    前記第2ビアホールの内部に設けられる第2ビア配線を備える、
    請求項6に記載の電子機器。
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