JP2011169547A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】上フラップと下フラップとが回転不能に噛み合った状態になっていても、両者を自動的に引き離すことができる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】室内機100は、上フラップ1と下フラップ2との当接の有無に関わらず、上フラップ1と下フラップ2が離れる方向に、両者をそれぞれ回転させる離脱ステップと、その後、上フラップ1と下フラップ2とを、それぞれの基準停止位置にまで回転させる位置決めステップと、その後、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置にまで上フラップ1を回転させ、且つ、下フラップ2が下吹出口52を閉じる位置にまで下フラップ2を回転させる終了ステップと、からなる制御方法1を実行する制御手段を有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、空気調和機の室内機、特に、壁に設置されるものであって、室内機本体の下面に形成された吹出口に上下風向変更羽根が設置された空気調和機の室内機に関するものである。
従来、背面が壁に設置される空気調和機の室内機には、室内機の本体(筐体)の前面の下面寄りの範囲から下面の前面寄りの範囲にかけて吹出口が形成され、該吹出口を開閉すると共に、所定の位相で停止して、吹出空気の方向を案内する上下風向変更羽根が設置されている。
上下風向変更羽根は、本体(筐体)の前面の下面寄りの範囲を開閉する上フラップと下面の前面寄りの範囲を開閉する下フラップと、から構成されている。上フラップは上フラップ面と、上フラップ面を支持する上フラップ腕とを有し、上フラップ腕の一端が前面寄りの位置に設けられた回転中心に回転自在に支持され、上ステッピングモータによって回転される。同様に、下フラップは下フラップ面と、下フラップ面を支持する下フラップ腕とを有し、下フラップ腕の一端が下面寄りの位置に設けられた回転中心に回転自在に支持され、下ステッピングモータによって回転される。
そして、上フラップ面と下フラップ面との吹出口に対する位置および両者の相対位置を制御することによって、調和された空気の吹出方向や吹出幅を変更する空気調和機の室内機(室内ユニット)が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平6−159790号公報(第2−3頁、図1) 特開平10−103751号公報(第4−5頁、第1図)
しかしながら、特許文献1、2に開示された発明は、上フラップと下フラップとの停止位置が、何らかの理由(例えば、使用者による不用意な接触等)によって本来の位置から変位した場合に所定の回転制御を実行したのでは、上フラップ面および下フラップ面の一方の一部が他方の走査範囲に侵入して衝突し、相互に回転不能に噛み合うことがある。あるいは、上フラップと下フラップとが既に噛み合っている場合には、噛み合いが強固になる。また、噛み合わないまでも、それぞれの回転の抵抗になる場合には、上ステッピングモータまたは下ステッピングモータに指定されたパルスが供給されても、吹出口が閉じられないことになる。
そのため、以下のような問題があった。
(あ)所望の風向(例えば、リモコンによって指定された方向)に送風できなくなり、空気調和機の使用者に不快感を与えるおそれがある。
(い)また、運転停止時に、吹出口が閉じられない場合には、室内機における意匠性を損ない、商品価値の低下を招くおそれがある。
(う)さらに、相互に回転不能に噛み合った状態を解消するには、使用者は吹出口から手を挿入して、上フラップと下フラップとを引き離す必要があり、使用者に面倒な作業を強いることになっていた。このため、商品品質の信頼性の低下を招くおそれがある。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、上フラップと下フラップとの相互の衝突を回避すると共に、仮に両者が回転不能に噛み合った状態になっていても、両者を自動的に引き離すことができる空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
この発明に係る空気調和機の室内機は、少なくとも上面に形成された吸込口と、前面の下面寄りの範囲に形成された上吹出口と、下面の前面寄りの範囲に形成された下吹出口と、を有する室内機本体と、
前記吸込口から前記上吹出口および前記下吹出口に向かう風流れを形成する送風機と、
前記風流れが通過する熱交換器と、
前記上吹出口を開閉する回転自在な上フラップと、
前記下吹出口を開閉する回転自在な下フラップと、
前記上フラップと前記下フラップとをそれぞれ回転させる回転手段と、
を有し、
前記回転手段が、前記上フラップと前記下フラップとの当接の有無に関わらず、前記上フラップと前記下フラップとが離れる方向に、前記上フラップと前記下フラップとをそれぞれ回転させる離脱ステップと、
その後、前記上フラップと前記下フラップとを、それぞれの基準停止位置にまで回転させる位置決めステップと、
その後、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置にまで前記上フラップを回転させ、且つ、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置にまで前記下フラップを回転させる終了ステップと、を実行することを特徴とする。
本発明に係る空気調和機の室内機は、離脱ステップと位置決めステップと終了ステップとを有するから、以下の効果が得られる。
(イ)上フラップと下フラップとが何らかの理由(例えば、使用者による不用意な接触等)によって本来の位置から変位した場合や互いに噛み合っている場合であっても、両者を自動的に引き離して、吹出口を正確に閉じることができる。
(ロ)したがって、所望の風向(例えば、リモコンによって指定された方向)に送風することができ、空気調和機の使用者に爽快感を与えることができる。
(ハ)また、位置決めステップの後に終了ステップを実行するため、運転停止時に、吹出口が正確に閉じられるから、室内機における意匠性が担保され、商品価値が高く維持される。
(ニ)さらに、自動的に上フラップと下フラップとが引き離され、両者が噛み合った場合でも、両者の噛み合い状態が自動的に解消するから、使用者が面倒な作業をする必要がなくなる。このため、商品の使用が簡便になり、商品品質の信頼性が高まる。
(ホ)さらに、本発明に係る空気調和機の室内機は、従来の空気調和機の室内機と機械的な構造が同じであって、制御手段を変更したものに同じであるから、新たな部材(例えば、センサー等)を追加する必要がなく、製造コストを安価に維持することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機の側面視の全体断面図および部分断面図。 図1に示す空気調和機の室内機における制御方法を示すフローチャート。 図2に示すフローチャートの各ステップを示す部分断面図(ケース1)。 図2に示すフローチャートの各ステップを示す部分断面図(ケース2)。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内機における制御方法を示すフローチャート。 図5に示すフローチャートの各ステップを示す部分断面図(ケース1)。 図5に示すフローチャートの各ステップを示す部分断面図(ケース2)。 本発明の実施の形態3に係る空気調和機の室内機における制御方法を示すフローチャート。 図8に示すフローチャートの各ステップを示す部分断面図(ケース1)。 図8に示すフローチャートの各ステップを示す部分断面図(ケース2)。
[実施の形態1]
図1〜図4は本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内機を説明するものであって、図1の(a)は室内機の側面視の断面を模式的に示す全体断面図、図1の(b)は一部(上フラップおよび下フラップ)の走査範囲を示す部分断面図、図2は制御方法を示すフローチャート、図3および図4は制御方法の各ステップを模式的に示す部分断面図である。なお、各図において同じ部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(室内機本体)
図1の(a)において、空気調和機の室内機(以下、「室内機」と称す)100は、上面103に形成された吸込口3と、前面101の下面102寄りの範囲(以下、「上吹出口51」と称す)から下面102の前面101寄りの範囲(以下、「下吹出口52」と称す)にかけて形成された吹出口5とを有する室内機本体10と、室内機本体10内に収納され、吸込口3から吹出口5に至る風流れ4(太矢印にて示す)を形成する送風機6と、風流れ4が通過する熱交換器7と、を有している。
また、熱交換器7は、送風機6の上流側において熱交換器7に覆い被さるように配置され、側面視で略Λ(ラムダ)字状を呈している。そして、その前面101側の鉛直下方には前ドレンパン81が、その後面104側の鉛直下方には後ドレンパン84が、それぞれ設置されている。
(フラップ)
そして、吹出口5には、上吹出口51を開閉する回転自在な上フラップ1と、下吹出口52を開閉する回転自在な下フラップ2と、が設置されている。
上フラップ1は上フラップ面11と、上フラップ面11に設置された上フラップ腕12とを有し、上フラップ腕12の端部に上フラップ軸13が設置されている。また、前ドレンパン81の下面に突設された上支持腕82の先端(下端)には図示しない軸受が設置され、該軸受が上フラップ軸13を回転自在に支持している。さらに、上フラップ軸13には図示しない上ステッピングモータの回転軸が連結されている。
下フラップ2は下フラップ面21と、下フラップ面21に設置された下フラップ腕22とを有し、下フラップ腕22の端部に下フラップ軸23が設置されている。また、風流れ4を案内するケーシング9の風流れ4側の面に突設された下支持腕92の先端には図示しない軸受が設置され、該軸受が下フラップ軸23を回転自在に支持している。さらに、下フラップ軸23には図示しない下ステッピングモータの回転軸が連結されている。
そして、上ステッピングモータおよび下ステッピングモータはそれぞれ、図示しない制御手段によって回転制御されている。なお、本発明において、上ステッピングモータと、下ステッピングモータと、制御手段とをまとめて回転手段と称している。
図1の(b)において、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置に停止した際の下面102寄りの端部を上フラップ先端14と称し、このときの上フラップ先端14の位置を「上フラップ最終停止位置C1」と称す。同様に、下フラップ2が下吹出口52を閉じる位置に停止した際の前面101寄り端部を下フラップ先端24と称し、このときの下フラップ先端24の位置を「下フラップ最終停止位置C2」と称す。
そして、上フラップ1は上フラップ軸13を中心に回転し、上フラップ先端14は、円弧15上の移動するから、上フラップ面11は右下がりの単斜線で示す範囲(以下、「上走査範囲」と称す)16を移動する(正確には、上フラップ軸12があるため、正確な扇形にならない)。
同様に、下フラップ2は下フラップ軸23を中心に回転し、下フラップ先端24は、円弧25上の移動するから、下フラップ面21は左下がりの単斜線で示す範囲(以下、「下走査範囲」と称す)26を移動する(正確には、下フラップ軸12があるため、正確な扇形にならない)。
したがって、上フラップ1と下フラップ2との両方が、上走査範囲16と下走査範囲26とが重なる複斜線にて示す範囲(以下、「当接範囲」と称す)17に位置する場合には、上フラップ1と下フラップ2とが当接する可能性がある。
また、上フラップ先端14が下フラップ2の下走査範囲26から外れた室内機本体10の外部の位置を「上フラップ外部停止位置A1」と、下走査範囲26から外れた室内機本体10の内部の位置を「上フラップ内部停止位置B1」としている。同様に、下フラップ先端24が上フラップ1の上走査範囲16から外れた室内機本体10の外部の位置を「下フラップ外部停止位置A2」と、上走査範囲16から外れた室内機本体10の内部の位置を「下フラップ内部停止位置B2」としている。
このとき、上フラップ外部停止位置A1や上フラップ内部停止位置B1は、上フラップ軸13に接続された上ステッピングモータ(図示しない)の回転範囲を規制する公知の「モータサポート」によって決定しても、上フラップ1の一部を、室内機本体10の一部に設けたストッパーに当接させることによって決定してもよい。
同様に、下フラップ外部停止位置A2や下フラップ内部停止位置B2は、下フラップ軸23に接続された下ステッピングモータ(図示しない)の回転範囲を規制する公知の「モータサポート」によって決定しても、下フラップ2の一部を、室内機本体10の一部に設けたストッパーに当接させることによって決定してもよい。
(制御方法1)
次に、制御手段が実行する制御方法について、図2に示すフローチャートと、図3および図4に示す制御の各ステップにおける上フラップ1および下フラップ2の形態とを参照して説明する。
以下、説明の便宜上、上フラップ先端14が、図1に示す風流れ4の方向(太矢印で示す方向に沿った方向)に移動するような上フラップ軸13の回転を「反時計回り(以下、「CCW」と称す)」の回転と称し、これと反対に、風流れ4の反対方向(太矢印で示す方向に逆う方向)に移動するような上フラップ軸13の回転を「時計回り(以下、「CW」と称す)」の回転と称する。また、下フラップ先端24が、風流れ4の方向(太矢印で示す方向に沿った方向)に移動するような下フラップ軸23の回転を「時計回り(以下、「CW」と称す)」の回転と称し、これと反対に、風流れ4の反対方向(太矢印で示す方向に逆う方向)に移動するような下フラップ軸23の回転を「反時計回り(以下、「CCW」と称す)」の回転と称する。なお、以下に説明する制御方法1において、上フラップ1および下フラップ2が回転するとき、送風機6は停止しているから、実際は風流れ4が形成されていない。
(制御方法1:フローチャート)
図2において、制御手段が実行する制御方法1は、制御開始の指令が入力される(S0)と開始され、以下の各ステップ(以下、「S」と表記する)が順次実行される。
下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ先端24が上フラップ1の上走査範囲16から外れた室内機本体10の外部の位置である「下フラップ外部停止位置A2」に移動させようとする下フラップ離脱ステップ(S1)と、
上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置(上フラップ先端14が「上フラップ最終停止位置C1」に位置する位置)にまで上フラップを回転させようとする上フラップ離脱ステップ(S2)と、
下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24が上フラップ1の上走査範囲16から外れた室内機本体10の内部の位置である「下フラップ内部停止位置B2」にまで下フラップ先端24を移動させる下フラップ位置決めステップ(S3)と、
上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置(上フラップ先端14が「上フラップ最終停止位置C1」に位置する位置)にまで上フラップを回転させる上フラップ終了ステップ(S4)と、
下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ2が下吹出口52を閉じる位置(下フラップ先端24が「下フラップ最終停止位置C2」に位置する位置)にまで下フラップを回転させる下フラップ終了ステップ(S5)と、を有している。
なお、制御開始の指令は、空気調和機の元電源が入力(ON)されたとき、遠隔制御装置(リモコン)等により送信された運転停止信号を受信し運転電源が切断(OFF)されたとき、あるいは、強制的な割り込み指令が入力されたときである。このとき、送風機6は停止している。
すなわち、空気調和機の搬送中に上フラップ1と下フラップ2とが噛み合っていた場合に対応して、元電源が入力(ON)された際、前記各ステップが実行されるようにしておけば、前記上フラップ1と下フラップ2との噛み合いが自動的に開放される。また、運転中に、使用者が不用意に触れて上フラップ1と下フラップ2とを噛み合わせてしまった場合に対応して、運転電源が切断(OFF)された際、前記各ステップが実行されるようにしておけば、前記上フラップ1と下フラップ2との噛み合いが自動的に開放される。
このとき、上フラップ1は、上フラップ離脱ステップ(S2)と上フラップ終了ステップ(S4)との2回に渡って、上フラップ先端14を上フラップ最終停止位置C1に移動させるから、上フラップ1は正確に上吹出口51を閉じる。また、下フラップ2は、下フラップ位置決めステップ(S3)において位置決めされた後、下フラップ終了ステップ(S5)では、下ステッピングモータに所定の電流パルスが供給されるから、下フラップ2は正確に下吹出口52を閉じる。
なお、以上は、上フラップ先端14および下フラップ先端24に着目して、上フラップ1および下フラップ2の姿勢(位相)を定義しているが、本発明はこれに限定するものではなく、その他の部位に着目してもよい。その場合には、着目した部位に対応して、それぞれの位置決め位置や最終停止位置が決定されることになる。
(制御方法1:ケース1)
図3の(a)は制御開始状態であって、上フラップ1の上フラップ面11に下フラップ2の下フラップ先端24が当接し、上フラップ1および下フラップ2が略入字状を呈している(S0)。
図3の(b)において、制御開始信号が入力されると、制御手段は、下フラップ2をCW(細矢印にて示す方向)に回転させ、下フラップ先端24を下フラップ外部停止位置A2にまで移動させている(S1)。なお、後記するように、上フラップ1の上フラップ先端14に下フラップ2の下フラップ面21が当接し、上フラップ1および下フラップ2が略人字状を呈している場合には、下フラップ2をCWに回転させようとしても回転不能であるから、下ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図3の(c)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ1を上吹出口51を閉じる位置、すなわち、上フラップ先端14を上フラップ最終停止位置C1にまで移動させている(S2)。なお、後記するように、上フラップ1の上フラップ先端14に下フラップ2の下フラップ面21が当接し、上フラップ1および下フラップ2が略人字状を呈している場合には、上フラップ1をCCWに回転させようとしても回転不能であるから、上ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図3の(d)において、制御手段は、下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ内部停止位置B2に停止させている(S3)。なお、後記するように、上フラップ1の上フラップ先端14に下フラップ2の下フラップ面21が当接し、上フラップ1および下フラップ2が略人字状を呈している場合には、下フラップ先端24が下フラップ内部停止位置B2に到達するまでの下ステッピングモータ(図示しない)の回転角度が少なくなる。
図3の(e)において、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置に停止している。すなわち、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置にまで上フラップを回転させようとしている(S4)が、上フラップ離脱ステップ(S2)において、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置にまで回転しているから、このステップにおいては、上フラップ1は回転しない。すなわち、上ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図3の(f)において、制御手段は、下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ2が下吹出口52を閉じる位置まで下フラップを回転させ、停止させている(下フラップ先端24が下フラップ最終停止位置C2に停止している。S5)。
(制御方法1:ケース2)
図4の(a)は制御開始状態であって、上フラップ1の上フラップ先端14が下フラップ2の下フラップ面21に当接し、上フラップ1および下フラップ2が略人字状を呈している(S0)。
図4の(b)において、制御開始信号が入力されると、制御手段は、下フラップ2をCW(細矢印にて示す方向)に回転させ、下フラップ先端24が下フラップ外部停止位置A2にまで移動させようとしている(S1)。しかしながら、下フラップ面21が上フラップ先端14に噛み合って、下フラップ2はCWに回転不能になっている。このため、下ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図4の(c)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ1を上吹出口51を閉じる位置に停止させようとしている(S2)。しかしながら、下フラップ面21が上フラップ先端14に噛み合って、上フラップ1はCCWに回転不能になっている。このため、上ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図4の(d)において、制御手段は、下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24を室内機本体10の内部の位置である「下フラップ内部停止位置B2」に停止させている(S3)。
このとき、下フラップ離脱ステップ(S1)において、下フラップ2が回転していないから、前記ケース1(下フラップ離脱ステップ(S1)において下フラップ先端24が下フラップ内部停止位置B2にまで移動している)に比べ、下ステッピングモータ(図示しない)の回転角度が少なくなる。
なお、下フラップ先端24が下フラップ外部停止位置A2から下フラップ内部停止位置B2に移動(回転)するのに必要な電流パルスが下ステッピングモータに供給されるから、下フラップ先端24が下フラップ内部停止位置B2にまで移動した後は、電流パルスが引き続き供給されるものの、下ステッピングモータは回転しない。なお、下フラップ先端24が下フラップ内部停止位置B2に到達したことを検知して、下ステッピングモータへの電流パルスの供給を停止するようにしてもよい。
図4の(e)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置にまで上フラップを回転させている(上フラップ先端14が上フラップ最終停止位置C1に位置している。S4)。すなわち、上スラップ離脱ステップ(S2)において上フラップ1は回転していないため、該ステップ(S4)において初めて回転している。
一方、前記ケース1では、上フラップ離脱ステップ(S2)において上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置にまで既に回転しているから、当該ステップ(S4)では、上フラップ1は回転しない。
図4の(f)において、制御手段は、下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ2が下吹出口52を閉じる位置にまで下フラップを回転させ、停止させている(下フラップ先端24が下フラップ最終停止位置C2に位置している。S5)。
以上、ケース1またはケース2の何れであっても、図2に示す各ステップを実行することによって、上フラップ1と下フラップ2とを引き離して、それぞれを上吹出口51および下吹出口52を閉じる位置に停止させることが可能になる。
(イ)すなわち、上フラップ1と下フラップ2とが何らかの理由(例えば、使用者による不用意な接触等)によって本来の位置から変位した場合や互いに噛み合っている場合であっても、両者を自動的に引き離して、吹出口5を正確に閉じることができるから、使用者が面倒な作業をする必要がなくなる。このため、商品の使用が簡便になり、商品品質の信頼性が高まる。
(ロ)したがって、所望の風向(例えば、リモコンによって指定された方向)に送風することができ、空気調和機の使用者に爽快感を与えることができる。
(ハ)また、運転停止時に、吹出口5が正確に閉じられるから、室内機5における意匠性が担保され、商品価値が高く維持される。
(ニ)さらに、室内機100は、従来の空気調和機の室内機と機械的な構造が同じであって、制御手段(制御方法)を変更したものに同じであるから、新たな部材(例えば、センサー等)を追加する必要がなく、製造コストを安価に維持することができる。
[実施の形態2]
図5〜図7は本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内機を説明するものであって、図5は制御方法を示すフローチャート、図6および図7は制御方法の各ステップを模式的に示す部分断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(室内機本体)
図5〜図7において、空気調和機の室内機(以下、「室内機」と称す)200は、実施の形態1に示す室内機100と機械的な構成は同じであって、制御手段が以下に示す各ステップからなる制御方法2を実行させる点において、両者は相違している。
(制御方法2:フローチャート)
図5において、制御手段が実行する制御方法2は、制御開始の指令が入力される(S0)と開始され、以下の各ステップ(以下、「S]と表記する)が実行される。
下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ外部停止位置A2に移動させようとする下フラップ離脱ステップ(S1)と、
上フラップ1をCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ内部停止位置B1にまで移動させる上フラップ離脱前ステップ(S2の1)と、
上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14が下フラップ2の下走査範囲26から外れた室内機本体10の外部の位置である「上フラップ外部停止位置A1」に移動させようとする上フラップ離脱ステップ(S2の2)と、
下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ内部停止位置B2にまで移動させる下フラップ位置決めステップ(S3)と、
上フラップ1をCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ内部停止位置B1にまで移動させる上フラップ位置決めステップ(S4の1)と、
上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ最終停止位置C1にまで移動させ、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置に停止させる上フラップ終了ステップ(S4の2)と、
下フラップ2をCWに回転させ、フラップ先端24を下フラップ最終停止位置C2に移動させ、下フラップ2が下吹出口52を閉じる位置に停止させる下フラップ終了ステップ(S5)と、を有している。
(制御方法2:ケース1)
図6の(a)は制御開始状態であって、上フラップ1の上フラップ面11に下フラップ2の下フラップ先端24が当接し、上フラップ1および下フラップ2が略入字状を呈している(S0)。
図6の(b)において、制御開始信号が入力されると、制御手段は、下フラップ2をCW(細矢印にて示す方向)に回転させ、下フラップ先端24を下フラップ外部停止位置A2にまで移動させている(S1)。
図6の(c)において、制御手段は、上フラップ1をCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ内部停止位置B1にまで移動させている(S2の1)。
図6の(d)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ外部停止位置A1に移動させている(S2の2)。
図6の(e)において、制御手段は、下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ内部停止位置B2に停止させている(S3)。
図6の(f)において、制御手段は、上フラップ1をCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ内部停止位置B1にまで移動させている(S4の1)。
図6の(g)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ最終停止位置C1にまで移動させているから、上フラップ1は上吹出口51を閉じている(S4の2)。このとき、上フラップ先端24を上フラップ内部停止位置B1から上フラップ最終停止位置C1にまで移動させるものであるため、実施の形態1の上フラップ終了ステップ(S4)よりも回転角度が大きくなる。
図6の(h)において、制御手段は、下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ最終停止位置C2に停止させているから、下フラップ2は下吹出口52を閉じている(S5)。
(制御方法2:ケース2)
図7の(a)は制御開始状態であって、上フラップ1の上フラップ先端14が下フラップ2の下フラップ面21に当接し、上フラップ1および下フラップ2が略人字状を呈している(S0)。
図7の(b)において、制御開始信号が入力されると、制御手段は、下フラップ2をCW(細矢印にて示す方向)に回転させ、下フラップ先端24が下フラップ外部停止位置A2にまで移動させようとしている(S1)。しかしながら、下フラップ面21が上フラップ先端14に噛み合って、下フラップ2はCWに回転不能になっている。このため、下ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図7の(c)において、制御手段は、上フラップ1をCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ内部停止位置B1にまで移動させている(S2の1)。
図7の(d)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ外部停止位置A1に移動させようとしている(S2の2)。しかしながら、下フラップ面21が上フラップ先端14に噛み合って、上フラップ1はCCWに回転不能になっている。このため、上ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図7の(e)において、制御手段は、下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ内部停止位置B2に停止させている(S3)。
図7の(f)において、制御手段は、上フラップ1をCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ内部停止位置B1にまで移動させている(S4の1)が、上フラップ離脱前ステップ(S2の1)において上フラップ1が上フラップ内部停止位置B1にまで既に移動しているから、当該ステップ(S4の1)では、上フラップ1は回転しない。
図7の(g)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ最終停止位置C1にまで移動させているから、上フラップ1は上吹出口51を閉じている(S4の2)。
図7の(h)において、制御手段は、下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ最終停止位置C2に停止させているから、下フラップ2は下吹出口52を閉じている(S5)。
以上のように、制御方法2は、一旦、上フラップ1をCWに回転させる上フラップ離脱前ステップ(S2の1、図6、7の(c))を実行した後、上フラップ1をCCWに回転させる上フラップ離脱ステップ(S2の2、当該図の(d))を実行する。
したがって、制御方法1(実施の形態1)におけるケース2の場合、下フラップ位置決めステップ(S3)を実行するまでは、上フラップ1および下フラップ2の両方が回転しないため、使用者は、当該制御が開始されているのか不安になるおそれがあるものの、制御方法2においては、制御の早い時間に、上フラップ1が所定の角度だけ回転するから、使用者は、当該制御が開始されていることを知ることができる。よって、制御に対する安心感が増す。
また、上フラップ1は、 上フラップ位置決めステップ(S4の1)において、位置決めされた後、上フラップ終了ステップ(S4の2)では、上ステッピングモータに所定の電流パルスが供給されるから、上フラップ1は正確に上吹出口51を閉じる。同様に、下フラップ2は、下フラップ位置決めステップ(S3)において位置決めされた後、下フラップ終了ステップ(S5)では、下ステッピングモータに所定の電流パルスが供給されるから、下フラップ2は正確に下吹出口52を閉じる。
なお、制御方法2における上フラップ離脱ステップ(S2の2、図6、7の(d))は、上フラップ1が上吹出口51を閉じた際の上フラップ先端14が当接範囲17に位置する場合、あるいは上フラップ1を上吹出口51を閉じる位置よりも外側に大きく回転させる場合に対応している。
したがって、上フラップ1を上吹出口51を閉じる位置よりも、さらに外側に向けて回転させる必要がない場合には、上フラップ外部停止位置A1を上フラップ最終停止位置C1と読み替えればよい。
[実施の形態3]
図8〜図10は本発明の実施の形態3に係る空気調和機の室内機を説明するものであって、図8は制御方法を示すフローチャート、図9および図10は制御方法の各ステップを模式的に示す部分断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(室内機本体)
図8〜図10において、空気調和機の室内機(以下、「室内機」と称す)300は、実施の形態1に示す室内機100と機械的な構成は同じであって、制御手段が以下に示す各ステップを実行させる点において、両者は相違している。
(制御方法3:フローチャート)
図8において、制御手段が実行する制御方法3は、制御開始の指令が入力される(S0)と開始されると以下のステップ(以下、「S]と表記する)が実行される。
下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24が上フラップ1の上走査範囲16から外れた室内機本体10の内部の位置である下フラップ内部停止位置B2に移動させようとする下フラップ離脱ステップ(S1の3)と、
上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ最終停止位置C1にまで移動させる上フラップ離脱ステップ(S2)と、
下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ外部停止位置A2にまで移動させる下フラップ位置決めステップ(S3の3)と、
上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ最終停止位置C1にまで移動させる上フラップ終了ステップ(S4)と、
下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ最終停止位置C2にまで移動させる下フラップ終了ステップ(S5の3)と、を有している。
すなわち、制御方法3は、最初に下フラップ2をCCWに回転させる下フラップ離脱ステップ(S1の3)を実行し、その後にCWに回転させる下フラップ位置決めステップ(S3の3)を実行し、最後に、CCWに回転させる下フラップ終了ステップ(S5の3)を実行するものである。一方、制御方法1(実施の形態1)は、最初に下フラップ2をCWに回転させる下フラップ離脱ステップ(S1)を実行し、その後にCCWに回転させる下フラップ位置決めステップ(S3)を実行し、最後に、CWに回転させる下フラップ終了ステップ(S5)を実行するから、この点において両者は相違するものの、これを除くステップについては同じであるから、制御方法3は制御方法1と同様の作用効果を奏する。
(制御方法3:ケース1)
図9の(a)は制御開始状態であって、上フラップ1の上フラップ面11に下フラップ2の下フラップ先端24が当接し、上フラップ1および下フラップ2が略入字状を呈している(S0)。
図9の(b)において、制御開始信号が入力されると、制御手段は、下フラップ2をCCW(細矢印にて示す方向)に回転させようとしている(S1の3)。しかしながら、上フラップ1の上フラップ面11に下フラップ2の下フラップ先端24が当接し、下フラップ2はCCWに回転することができない。このとき、下ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図9の(c)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させようとしている(S2)。しかしながら、上フラップ1の上フラップ面11に下フラップ2の下フラップ先端24が当接しているから、上フラップ1はCWに回転することができない。このとき、上ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図9の(d)において、制御手段は、下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ先端24を室内機本体10の外部の位置である下フラップ外部停止位置A2に停止させている(S3の3)。
図9の(e)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ最終停止位置C1に停止させているから、上フラップ1が上吹出口51を閉じている(S4)。
図9の(f)において、制御手段は、下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ最終停止位置C2に停止させているから、下フラップ2が下吹出口52を閉じている(S5の3)。
(制御方法3:ケース2)
図10の(a)は制御開始状態であって、上フラップ1の上フラップ先端14が下フラップ2の下フラップ面21が当接し、上フラップ1および下フラップ2が略人字状を呈している(S0)。
図10の(b)において、制御開始信号が入力されると、制御手段は、下フラップ2をCCW(細矢印にて示す方向)に回転させ、下フラップ先端24を下フラップ内部停止位置B2にまで移動させている(S1の3)。
図10の(c)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させ、上フラップ先端14を上フラップ最終停止位置C1にまで移動しているから、上フラップ1が上吹出口51を閉じている(S2)。
図10の(d)において、制御手段は、下フラップ2をCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ外部停止位置A2に停止させている(S3の3)。
図10の(e)において、制御手段は、上フラップ1をCCWに回転させようとしている(S4)が、上フラップ離脱ステップ(S2)において、上フラップ1が上吹出口51を閉じる位置にまで既に回転しているから、このステップにおいては、上フラップ1は回転しない。すなわち、上ステッピングモータ(図示しない)は回転指令を受ける(電流パルスが供給される)ものの、回転しない。
図10の(f)において、制御手段は、下フラップ2をCCWに回転させ、下フラップ先端24を下フラップ最終停止位置C2にまで移動させているから、下フラップ2が下吹出口52を閉じている(S5の3)。
したがって、制御方法3は、ケース1およびケース2の何れの場合でも、上フラップ1と下フラップ2とを引き離して、それぞれを上吹出口51および下吹出口52を閉じる位置に停止させることが可能であるから、制御方法1と同様の作用効果を奏する。
なお、実施の形態2に示した制御方法2に準じて、一旦、上フラップ1をCWに回転させる上フラップ離脱前ステップ(S2の1)を実行した後、上フラップ1をCCWに回転させる上フラップ離脱ステップ(S2)を実行してもよい。
また、上フラップ1を上吹出口51を閉じる位置よりも、さらに外側に大きく回転させるものに対応するために、上フラップ先端14を上フラップ外部停止位置A1に移動させようとする上フラップ離脱ステップ(S2の2、図6、7の(d)参照)等を実行してもよい。
以上説明した室内機100〜300の何れかにおいて、制御方法1〜3を選択的に実行するようにしてもよい。
したがって、実施の形態1〜3によれば、空気調和機の室内機の上フラップと下フラップとが当接した(噛み合った)場合であっても、両者を自動的に引き離し(噛み合いを解消させ)、その後の各ステップにおける「位置決め」を正確にするから、上フラップと下フラップとを所望の姿勢に配置することができ、且つ、運転終了時に、吹出口を確実に閉じることができる。これにより、空気調和機の使用者に爽快感や安心感を与えると共に、運転停止時の装置外観の意匠性を損なうおそれを解消することができる。
本発明によれば、上フラップと下フラップとが当接した(噛み合った)場合であっても、空気調和機の使用者に爽快感や安心感を与えると共に、運転停止時の装置外観の意匠性を損なうおそれを解消するから、各種型式の空気調和機の室内機として広く利用することができる。
1:上フラップ、2:下フラップ、3:吸込口、4:風流れ、5:吹出口、6:送風機、7:熱交換器、9:ケーシング、10:室内機本体、11:上フラップ面、12:上フラップ腕、13:上フラップ軸、14:上フラップ先端、15:円弧、16:上走査範囲、17:当接範囲、21:下フラップ面、22:下フラップ腕、23:下フラップ軸、24:下フラップ先端、25:円弧、26:下走査範囲、51:上吹出口、52:下吹出口、81:前ドレンパン、82:上支持腕、84:後ドレンパン、92:下支持腕、100:室内機、101:前面、102:下面、103:上面、104:後面、200:室内機、300:室内機、A1:上フラップ外部停止位置、A2:下フラップ外部停止位置、B1:上フラップ内部停止位置、B2:下フラップ内部停止位置、C1:上フラップ最終停止位置、C2:下フラップ最終停止位置。

Claims (7)

  1. 少なくとも上面に形成された吸込口と、前面の下面寄りの範囲に形成された上吹出口と、下面の前面寄りの範囲に形成された下吹出口と、を有する室内機本体と、
    前記吸込口から前記上吹出口および前記下吹出口に向かう風流れを形成する送風機と、
    前記風流れが通過する熱交換器と、
    前記上吹出口を開閉する回転自在な上フラップと、
    前記下吹出口を開閉する回転自在な下フラップと、
    前記上フラップと前記下フラップとをそれぞれ回転させる回転手段と、
    を有し、
    前記回転手段が、前記上フラップと前記下フラップとの当接の有無に関わらず、前記上フラップと前記下フラップとが離れる方向に、前記上フラップと前記下フラップとをそれぞれ回転させる離脱ステップと、
    その後、前記上フラップと前記下フラップとを、それぞれの基準停止位置にまで回転させる位置決めステップと、
    その後、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置にまで前記上フラップを回転させ、且つ、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置にまで前記下フラップを回転させる終了ステップと、を実行することを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記回転手段が、前記上フラップを回転する上ステッピングモータと、前記下フラップを回転する下ステッピングモータと、前記上ステッピングモータおよび前記下ステッピングモータを回転させる制御手段と、を有し、
    前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に停止した際の下面寄りの端部を上フラップ先端と、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に停止した際の前面寄りの端部を下フラップ先端と、したとき、
    前記離脱ステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記下フラップ先端を移動させようとする下フラップ離脱ステップと、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置にまで前記上フラップを回転させようとする上フラップ離脱ステップと、を有し、
    前記位置決めステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップ走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記下フラップ先端を移動させる下フラップ位置決めステップを有し、
    前記終了ステップは、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に前記上フラップを回転させる上フラップ終了ステップと、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に前記下フラップを回転させる下フラップ終了ステップと、を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記回転手段が、前記上フラップを回転する上ステッピングモータと、前記下フラップを回転する下ステッピングモータと、前記上ステッピングモータおよび前記下ステッピングモータを回転させる制御手段と、を有し、
    前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に停止した際の下面寄りの端部を上フラップ先端と、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に停止した際の前面寄りの端部を下フラップ先端と、したとき、
    前記離脱ステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記下フラップ先端を移動させようとする下フラップ離脱ステップと、前記上フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させようとする上フラップ離脱前ステップと、該上フラップ離脱前ステップを実行した後に、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させようとする上フラップ離脱ステップと、を有し、
    前記位置決めステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップ走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記下フラップを回転させる下フラップ位置決めステップとを有し、
    前記終了ステップは、前記上フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に前記上フラップを回転させる上フラップ終了ステップと、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に前記下フラップを回転させる下フラップ終了ステップと、を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記回転手段が、前記上フラップを回転する上ステッピングモータと、前記下フラップを回転する下ステッピングモータと、前記上ステッピングモータおよび前記下ステッピングモータを回転させる制御手段と、を有し、
    前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に停止した際の下面寄りの端部を上フラップ先端と、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に停止した際の前面寄りの端部を下フラップ先端と、したとき、
    前記離脱ステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記下フラップ先端を移動させようとする下フラップ離脱ステップと、前記上フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させようとする上フラップ離脱前ステップと、該上フラップ離脱前ステップを実行した後に、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させようとする上フラップ離脱ステップと、を有し、
    前記位置決めステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップ走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記下フラップを回転させる下フラップ位置決めステップと、前記上フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させる上フラップ位置決めステップと、を有し、
    前記終了ステップは、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に前記上フラップを回転させる上フラップ終了ステップと、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に前記下フラップを回転させる下フラップ終了ステップと、を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記回転手段が、前記上フラップを回転する上ステッピングモータと、前記下フラップを回転する下ステッピングモータと、前記上ステッピングモータおよび前記下ステッピングモータを回転させる制御手段と、を有し、
    前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に停止した際の下面寄りの端部を上フラップ先端と、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に停止した際の前面寄りの端部を下フラップ先端と、したとき、
    前記離脱ステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記下フラップ先端を移動させようとする下フラップ離脱ステップと、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置にまで前記上フラップを回転させようとする上フラップ離脱ステップと、を有し、
    前記位置決めステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップ走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記下フラップ先端を移動させる下フラップ位置決めステップを有し、
    前記終了ステップは、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に前記上フラップを回転させる上フラップ終了ステップと、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に前記下フラップを回転させる下フラップ終了ステップと、を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記回転手段が、前記上フラップを回転する上ステッピングモータと、前記下フラップを回転する下ステッピングモータと、前記上ステッピングモータおよび前記下ステッピングモータを回転させる制御手段と、を有し、
    前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に停止した際の下面寄りの端部を上フラップ先端と、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に停止した際の前面寄りの端部を下フラップ先端と、したとき、
    前記離脱ステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記下フラップ先端を移動させようとする下フラップ離脱ステップと、前記上フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させようとする上フラップ離脱前ステップと、該上フラップ離脱前ステップを実行した後に、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させようとする上フラップ離脱ステップと、を有し、
    前記位置決めステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップ走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記下フラップを回転させる下フラップ位置決めステップとを有し、
    前記終了ステップは、前記上フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に前記上フラップを回転させる上フラップ終了ステップと、前記下フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に前記下フラップを回転させる下フラップ終了ステップと、を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  7. 前記回転手段が、前記上フラップを回転する上ステッピングモータと、前記下フラップを回転する下ステッピングモータと、前記上ステッピングモータおよび前記下ステッピングモータを回転させる制御手段と、を有し、
    前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に停止した際の下面寄りの端部を上フラップ先端と、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に停止した際の前面寄りの端部を下フラップ先端と、したとき、
    前記離脱ステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記下フラップ先端を移動させようとする下フラップ離脱ステップと、前記上フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の内部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させようとする上フラップ離脱前ステップと、該上フラップ離脱前ステップを実行した後に、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させようとする上フラップ離脱ステップと、を有し、
    前記位置決めステップは、前記下フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記上フラップ走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記下フラップを回転させる下フラップ位置決めステップと、前記上フラップ先端が前記風流れの方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記下フラップの走査範囲を外れた前記室内機本体の外部の位置にまで前記上フラップ先端を移動させる上フラップ位置決めステップと、を有し、
    前記終了ステップは、前記上フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記上ステッピングモータを回転させ、前記上フラップが前記上吹出口を閉じる位置に前記上フラップを回転させる上フラップ終了ステップと、前記下フラップ先端が前記風流れの反対方向に移動するように前記下ステッピングモータを回転させ、前記下フラップが前記下吹出口を閉じる位置に前記下フラップを回転させる下フラップ終了ステップと、を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
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