JP2011164278A - 電子音楽装置及びプログラム - Google Patents

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【課題】曲データの選択を簡単に行うことができる電子音楽装置を提供する。
【解決手段】電子音楽装置は、記録媒体から音楽コンテンツデータを読み出す読み出し手段と、音楽コンテンツデータの読み出し指示を自動的に検出する第1の検出手段と、ユーザによる音楽コンテンツデータの読み出し指示を検出する第2の検出手段と、前記第2の検出手段の指示に従い当該音楽コンテンツデータを読み出すとともに、当該読み出した音楽コンテンツデータを特定する情報を、記録されている記録媒体の識別子と関連付けて登録する登録手段と、前記第1の検出手段が、読み出し指示を自動的に検出した場合に、現在利用可能な記録媒体から、前記登録手段に登録された情報に適合する音楽コンテンツデータを検索し、適合する音楽コンテンツデータを検出した場合に、当該音楽コンテンツデータを読み出すように、前記読み出し手段を制御する制御手段とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子音楽装置及びプログラムに関し、より詳しくは、記録媒体(メディア)に記録された曲データを読み込んで再生可能な電子音楽装置に関する。
従来、記録媒体(メディア)に記録された曲データを読み込んで再生可能な電子音楽装置が知られている。例えば、複数の階層からなるディレクトリ構造にしたがって、記憶装置内に複数の曲データを格納しておき、記憶装置内のディレクトリ構造に従い指定された曲データを読み出して再生する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この従来の装置では、一曲を再生する場合、複数のディレクトリの中から1つのディレクトリを選択した後に、その選択した1つのディレクトリに保存されている複数の曲データの中から1つの曲データを選択して再生する。
また、電源の瞬時停電が発生した場合に、元の演奏状態に自動的に復帰することが出来るカラオケ装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−94216号公報 特開平08−314478号公報
上述の従来の装置において、電源を一旦切断した後に電源切断前に選択していた曲データと同じ曲データを選択して使用(再生・練習)したい場合に、目的の曲データが深い階層のディレクトリに記録されていると、当該データまでのパスを設定するまでの操作が煩雑である。また、メディアを差し替えた場合には、差し替えたメディアで前回使用していた曲データの選択を再度行わなければならなかった。
上述のカラオケ装置に用いられる技術では、電源切断をしても、電源切断直前に使用していた曲データへのパスのバックアップを取るが、記憶装置の構成が変わったり、メディアが差し替えられたりした場合には対応することは出来なかった。
このように、従来の装置では、電源を切断して再度投入した場合や、メディアを差し替えた場合に、従前の選択曲データを再度選択する必要があった。例えば、音楽教室において、同じ曲データを用いて数日間練習を行う場合に、毎日同じ曲データの選択操作が必要になるが、そのような操作は煩雑であり、特にユーザが年少者等の機械操作に不慣れなものである場合には、曲データの選択操作が困難であることが多い。
本発明の目的は、曲データの選択を簡単に行うことができる電子音楽装置を提供することである。
本発明の一観点によれば、電子音楽装置は、識別子を有する記録媒体から音楽コンテンツデータを読み出す読み出し手段と、音楽コンテンツデータの読み出し指示を自動的に検出する第1の検出手段と、ユーザによる音楽コンテンツデータの読み出し指示を検出する第2の検出手段と、前記第2の検出手段により検出された音楽コンテンツデータの読み出し指示に従い、前記読み出し手段を制御して当該音楽コンテンツデータを読み出すとともに、当該読み出した音楽コンテンツデータを特定する情報を、当該読み出した音楽コンテンツデータが記録されている記録媒体の識別子と関連付けて登録する登録手段と、前記第1の検出手段が、音楽コンテンツデータの読み出し指示を自動的に検出した場合に、現在利用可能な記録媒体から、前記登録手段に登録された情報に適合する音楽コンテンツデータを検索する検索手段と、前記検索手段が、前記登録手段に登録された情報に適合する音楽コンテンツデータを検出した場合に、当該音楽コンテンツデータを読み出すように、前記読み出し手段を制御する制御手段とを有する。
本発明によれば、曲データの選択を簡単に行うことができる電子音楽装置を提供することができる。
本発明の実施例による電子音楽装置100のハードウェア構成の一例を表すブロック図である。 本発明の実施例によるバックアップバッファ内の登録情報の記憶例を表す概念図である。 本発明の実施例による電子音楽装置100のメイン処理を表すフローチャートである。 本発明の実施例による電子音楽装置100のメイン処理を表すフローチャートである。 本発明の実施例によるバックアップバッファへの登録処理を表すフローチャートである。
図1は、本発明の実施例共通の電子音楽装置100のハードウェア構成の一例を表すブロック図である。
電子音楽装置100のバス6には、RAM7、ROM8、CPU9、検出回路11、表示回路13、記憶装置15、音源・効果回路18、通信インターフェイス(I/F)21が接続される。
RAM7は、再生バッファ等のバッファ領域、フラグ、レジスタ、各種パラメータ等を記憶するCPU9のワーキングエリアを有する。
ROM8には、複数の曲データ(内蔵曲データ)、管理ファイル(曲データのリスト)、各種データファイル、各種パラメータ及び制御プログラム、又は本実施例を実現するためのプログラム等を記憶することができる。この場合、プログラム等を重ねて、記憶装置15に記憶する必要は無い。
CPU9は、ROM8又は、記憶装置15に記憶されている制御プログラム又は本実施例を実現するためのプログラム等に従い、演算又は装置の制御を行う。タイマが、CPU9に接続されており、基本クロック信号、割り込み処理タイミング等がCPU9に供給される。
ユーザは、検出回路11に接続される設定操作子12を用いて、各種入力及び設定、選択をすることができる。設定操作子12は、例えば、スイッチ、パッド、フェーダ、スライダ、ロータリーエンコーダ、ジョイスティック、ジョグシャトル、文字入力用キーボード、マウス等、ユーザの入力に応じた信号を出力できるものならどのようなものでもよい。また、設定操作子12は、カーソルスイッチ等の他の操作子を用いて操作する表示装置14上に表示されるソフトスイッチ等でもよい。
表示回路13は、ディスプレイ14に接続され、各種情報をディスプレイ14に表示することができる。ディスプレイ14は、電子音楽装置100の設定のための各種情報等を表示することができる。
記憶装置(ドライブ)15は、少なくとも、FD(フレキシブルディスク又はフロッピーディスク(登録商標))、CDや、DVD等の光ディスク、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等の随時書き換え可能な記憶媒体(メディア)16を挿入して使用される記憶手段である。記憶媒体16は、着脱可能であってもよいし、内蔵されていてもよい。記憶装置15及び(または)ROM8には、例えば、MIDIデータ(SMF等)等の自動演奏データ、オーディオデータ等の各種曲データ、及び、本発明の各実施例を実現するためのプログラムや、その他の制御プログラムを記憶することができる。また、記憶装置15には、図2に示すバックアップバッファとなる領域が確保される。なお、本発明の各実施例を実現するためのプログラムや、その他の制御プログラムを記憶装置15に記憶する場合は、これらをROM8に合わせて記憶する必要はない。また、一部のプログラムのみを記憶装置15に記憶し、その他のプログラムをROM8に記憶するようにしてもよい。
音源・効果回路18は、記憶装置15、ROM8又はRAM7、外部記憶装置51等に記録された曲データ又は演奏操作子(鍵盤)22あるいは通信インターフェイス21に接続された外部機器等から供給される演奏信号、MIDI信号等に応じて楽音信号を生成し、各種音楽的効果を付与して、サウンドシステム19に供給する。サウンドシステム19は、D/A変換器及びスピーカを含み、供給されるデジタル形式の楽音信号をアナログ形式に変換し、発音する。
通信インターフェイス21は、USBやIEEE1394等の汎用近距離有線I/F、Ethernet(登録商標)等の汎用ネットワークI/F等の通信インターフェイス、MIDI I/Fなどの汎用I/F、無線LANやBluetooth(登録商標)等の汎用近距離無線I/F等の通信インターフェイス及び音楽専用無線通信インターフェイスのうち少なくとも1つで構成され、外部機器、サーバ等との通信が可能である。
外部記憶装置(ドライブ)51は、通信インターフェイス21に接続される記憶手段であり、例えば、FD(フレキシブルディスク又はフロッピーディスク(登録商標))、CDドライブや、DVDドライブ等の光ディスクドライブ、フラッシュメモリ等の半導体メモリドライブであり、記録媒体(メディア)16を挿入して使用されるものである。
なお、本明細書では、記憶装置15及び外部記憶装置51の双方又は一方を指して「ドライブ」と呼ぶ。また、記憶媒体(メディア)16は、記憶装置15及び外部記憶装置51のいずれに挿入されたものをも指す。また、それぞれのメディア16には、曲データや管理ファイルが記録されている。
また、ドライブ15又は51及びメディア16としてハードディスクドライブ、USBメモリ等のようにメディアとドライブが一体に形成されたものを用いることが出来る。
演奏操作子(鍵盤等)22は、検出回路11に接続され、ユーザの演奏動作に従い、演奏情報(演奏データ)を供給する。なお、演奏操作子22は、鍵盤に限らず、パッド等でもよい。また、通信I/F21を介して外部演奏操作子を接続するようにして、演奏操作子22を省略してもよい。
図2は、本発明の実施例によるバックアップバッファ内の登録情報の記憶例を表す概念図である。バックアップバッファは、登録情報(特定情報及び当該特定情報に関連付けられたメディアID及び順位情報)を記録するために図1の記憶装置15内に確保される所定の領域である。
バックアップバッファには、曲データを特定するために、特定情報及び当該特定情報に関連付けられたメディアID及び順位情報を含む登録情報が、曲データごとに記録される。特定情報は、当該曲データの記録場所(フォルダ、ディレクトリ等)を表すパス又はソング番号等である。メディアIDは、特定情報で特定される曲データが記録されている記録媒体(メディア)16を識別するためにメディア16ごとに付与される識別子である。順位情報は、曲データの自動選択における優先順位を表す情報である。パスは、例えば、「ドライブ名:/フォルダ名/ファイル名」のように、ドライブ名とフォルダ名、曲データのファイル名により表される。ドライブのルートフォルダにファイルが記録されている場合は、フォルダ名は省略される。
本発明の実施例は、電子音楽装置100の電源立ち上げ時や、メディア16の差し替え時に直前(前回の電源切断前又は差し替えて挿入されたメディア16が前回挿入されていた時)にロードされていた曲データ等を自動的に選択して読み出すものであり、曲データ等を読み出すたびに、当該曲データの特定情報等をバックアップバッファに記憶し、電源立ち上げ時や、メディア16の差し替え時に、登録情報を利用して、曲データを自動的にロードする。なお、登録情報(順位情報は除く)と完全一致がない場合には、自動ロードは行われないが、ドライブ名以外の登録情報(順位情報は除く)が一致する曲データを自動ロードするようにしてもよい。
なお、以下に示す例では、バックアップバッファには、2個の登録情報を記録するようにしているが、これに限るものではない。
また、以下に示す例では、曲データを選択する場合のみについて説明するが、管理ファイル等の他のデータを選択する場合も同様である。
図2(A)は、初期状態(工場出荷時もしくはユーザがバッファの初期化操作を行った時)のバックアップバッファの状態を示す概念図である。初期状態では、メディアID、曲データのパス(特定情報)、順位情報のいずれもが「空」である。その後、例えば、EドライブにメディアID「AAA」が付与されたメディア16が挿入され、ルートディレクトリ下のファイル名「Song1」の曲データが選択されると、図2(B)に示すように、メディアIDに当該メディア16の識別子である「AAA」が記録され、曲データのパスには、当該曲データを特定するためのパスである「E:/Song1」が記録される。また、順位情報には、「1」が記録される。この状態で、電源が切断され、再度投入されると、バックアップバッファに記録された内容に従い、「E:/Song1」のパスの曲データが自動的にロードされる。この状態で、メディア16が差し替えられた場合は、自動ロードは行われない。
次に、Eドライブのメディア16が差し替えられて、メディアID「BBB」が付与されたメディア16が挿入され、ルートディレクトリ下のファイル名「Song2」の曲データが選択されると、図2(C)に示すように、メディアID「BBB」、曲データのパス(特定情報)「E:/Song2」、順位情報「1」が新たにバックアップバッファに追加される。この時、先に記録されていたメディアID「AAA」、曲データのパス「E:/Song1」である登録情報の順位情報は「2」に書き換えられる。この状態で、電源が切断され、再度投入されると、バックアップバッファに記録された内容に従い、順位情報が「1」である「E:/Song2」のパスの曲データが自動的にロードされる。なお、Eドライブのメディア16が再度メディアID「AAA」に差し替えられると、順位情報「2」に記録されているメディアID「AAA」、曲データのパス「E:/Song1」が自動的にロードされる。なお、この時、Eドライブ以外の、例えば、FドライブにメディアID「AAA」を有するメディア16が挿入されると、ドライブ名が一致しないもののメディアIDが一致するので、「F:/Song1」のパスの曲データを自動的にロードする。すなわち、ドライブ名が変更されてもドライブ名以外の情報が一致する場合には、自動ロードを行うようにする。また、これにより、バックアップバッファ内のメディアID「AAA」に関する特定情報は「F:/Song1」に書き換えられ、順位情報も「1」に書き換えられる。なお、この状態で、メディアID「AAA」又は「BBB」以外のメディア16が挿入された場合には、曲データの自動ロードは行われない。
次に、FドライブにメディアID「AAA」のメディア16が挿入されている状態で、ルートディレクトリ下のファイル名「Song3」の曲データが選択されると、メディアIDが同一の登録情報が新たな登録情報で上書きされる。すなわち、メディアID「AAA」、曲データのパス「F:/Song1」、順位情報「1」の特定情報は、図2(D)に示すように、メディアID「AAA」、曲データのパス「F:/Song3」、順位情報「1」の登録情報で上書きされる。この時、メディアID「BBB」、曲データのパス「E:/Song2」の特定情報の順位情報は「2」に書き換えられる。この状態で、電源が切断され、再度投入されると、バックアップバッファに記録された内容に従い、優先順位が「1」である「F:/Song3」のパスの曲データが自動的にロードされる。また、いずれかのドライブにメディアID「BBB」のメディア16が挿入されると、当該メディア16が挿入されたドライブのルートディレクトリ下の「Song2」が自動ロードされる。この状態で、メディアID「AAA」又は「BBB」以外のメディア16が挿入された場合には、曲データの自動ロードは行われない。
なお、既にバックアップバッファに登録情報が記録されている曲データと同一のメディアIDを有するメディア16に記録されている他の曲データが選択された場合には、既に記録されている同一メディアの曲データの登録情報に記録された順位情報に関わらず、同一メディアの曲データの登録情報が新たに選択された曲データの登録情報で上書きされる。
次に、GドライブにメディアID「CCC」が付与されたメディア16が挿入され、ルートディレクトリ下のファイル名「Song4」の曲データが選択されると、図2(E)に示すように、メディアID「CCC」、曲データのパス「G:/Song4」、順位情報「1」の登録情報が生成され、順位が一番低い(この例では、「2」)登録情報を上書きする。この時、新たな登録情報は順位情報「1」となるので、その他の登録情報の順位は、1つずつ繰り下がる。このように、現在バックアップバッファに記録されていないメディアIDを有するメディア16に記録されている曲データを選択した場合には、順位が最も低い登録情報が新たな登録情報で上書きされる。
なお、本実施例においては、何らかの曲データが選択中であっても、バックアップバッファに記録された登録情報に一致する(ドライブ名以外が一致する場合を含む)曲データを記録したメディア16が挿入されると、当該メディア16に記録された曲データが自動的に読み出される。
なお、本実施例において、曲データのロードとは、メディア16から曲データを図1のRAM7もしくは記憶装置15内に設けられる再生バッファ等に読み出して再生可能な状態にすることである。また、曲データに音色設定データ等の電子音楽装置100の設定データが含まれている場合は、曲データのロード後にそれらの設定データに基づく設定を自動的に行うようにしてもよい。
また、曲データのタイプが予め電子音楽装置100に内蔵されている内蔵曲データである場合は、パスの変わりに特定情報としてソング番号を記録するようにしてもよい。また、管理ファイルの場合は、パス情報に管理ファイル内の選択中であった曲データのパスを記録してもよいし、管理ファイルのパスと選択中の曲データが管理ファイル中の何番目のデータであるかを合わせて記録するようにしてもよい。
なお、曲データがネットワーク上に存在する場合は、メディアIDを省略し、ネットワーク上のパスやURL等を記録するようにしてもよい。
図3及び図4は、本発明の実施例による電子音楽装置100のメイン処理を表すフローチャートである。
ステップSA1で、電子音楽装置100の電源投入によりメイン処理を開始し、ステップSA2では、バックアップバッファに現在有効なメディア16(図1)に対応する登録情報は記憶されているか否かを判断する。ここで、有効なメディア16とは、図1の記憶装置15又は外部記憶装置51で読み出し可能状態にあるメディア16(ドライブに挿入されたメディア16及びドライブとメディアが一体の場合を含む)である。この判断は、現在有効なメディア16のメディアIDとバックアップバッファに記憶されているメディアIDとを比較することにより行う。記憶されている場合は、YESの矢印で示すステップSA3に進み、記憶されていない場合はNOの矢印で示す図4のステップSA13に進む。
ステップSA3では、ステップSA2で検出したバックアップバッファに記憶されている登録情報が1つであるか否かを判断する。1つである場合は、YESの矢印で示すステップSA4に進み、2つ以上である場合は、NOの矢印で示すステップSA8に進む。
ステップSA4では、ステップSA2で検出したバックアップバッファに記憶されている登録情報に一致する曲データが、登録情報中の特定情報で示される場所に記憶されているか否かを判断する。登録情報に一致する曲データが、特定情報で示される場所に記憶されている場合は、YESの矢印で示すステップSA5に進む。記憶されていない場合は、NOの矢印で示すステップSA6に進む。
ステップSA5では、ステップSA4で検出した曲データを選択して図1のRAM7や記憶装置15内の再生バッファ等に読み出す(ロードする)。その後、図4のステップSA20に進む。
ステップSA6では、ステップSA2で検出したバックアップバッファに記憶されている登録情報の特定情報とドライブ名以外が一致する曲データが、現在有効なメディア16に記憶されているか否かを判断する。記憶されている場合は、YESの矢印で示すステップSA7に進み、記憶されていない場合は、NOの矢印で示す図4のステップSA13に進む。
ステップSA7では、ステップSA6で検出した曲データを選択して図1のRAM7や記憶装置15内の再生バッファ等に読み出す(ロードする)。その後、図4のステップSA20に進む。
以下のステップSA8〜SA12は、ステップSA3で、ステップSA2で検出したバックアップバッファに記憶されている登録情報が2つ以上であると判断された場合の処理である。
ステップSA8では、ステップSA2で検出したバックアップバッファに記憶されている登録情報の順位情報を参照し、各登録情報のメディアIDで示されるメディア16について上の順位から順に、登録情報が一致する曲データが、当該登録情報中の特定情報で示される場所に記憶されているかを検出する。
ステップSA9では、ステップSA8で登録情報が一致する曲データを検出したか否かを判断する。検出した場合は、YESの矢印で示すステップSA12に進み、検出しなかった場合は、NOの矢印で示すステップSA10に進む。
ステップSA10では、ステップSA2で検出したバックアップバッファに記憶されている登録情報の順位情報を参照し、各登録情報のメディアIDで示されるメディア16について上の順位から順に、ステップSA2で検出したバックアップバッファに記憶されている登録情報中の特定情報とドライブ名以外が一致する曲データが、現在有効ないずれかのメディア16に記憶されているか否かを判断する。
ステップSA11では、ステップSA10でドライブ名以外の登録情報が一致する曲データを検出したか否かを判断する。検出した場合は、YESの矢印で示すステップSA12に進み、検出しなかった場合は、NOの矢印で示す図4のステップSA13に進む。
以下、図4を参照する。
ステップSA13では、電子音楽装置100の電源が切断指示が入力されたか否かを判断する。電源切断が指示された場合は、YESの矢印で示すステップSA21に進み、メイン処理を終了して電子音楽装置100の電源を切断する。なお、電源切断後も、バックアップバッファの内容は保持される。電源切断の指示がない場合は、NOの矢印で示すステップSA14に進む。
ステップSA14では、有効なメディア16の離脱を検出する。メディア16がドライブ15又は51から離脱した場合、もしくはドライブ51の通信I/F21への接続が切断されるか電源が切断された場合等で、有効であったメディア16へのアクセスが出来なくなった場合、YESの矢印で示すステップSA13に戻る。検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSA15に進む。
ステップSA15では、メディア16の挿入を検出する。メディア16がドライブ15又は51に挿入された場合、もしくはドライブ51が通信I/F21へ接続されるか電源が投入された場合等で、メディア16へのアクセスが有効になった場合、YESの矢印で示すステップSA16に進む。検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSA17に進む。
ステップSA16では、ステップSA15で有効になったことが検出されたメディア16のメディアIDが既に、バックアップバッファに記憶されている登録情報に含まれているか否かを判断する。含まれている場合は、YESの矢印で示す図3のステップSA4に進む。含まれていない場合は、NOの矢印で示すステップSA13に戻る。
ステップSA17では、ユーザによる選曲操作を検出する。ユーザによる選曲操作は、例えば、図1のディスプレイ14等に表示される曲データのリストを参照して、設定操作子12を操作することにより行われる。選曲操作を検出した場合は、YESの矢印で示すステップSA19に進む。検出しない場合は、NOの矢印で示すステップSA18に進む。
ステップSA18では、電子音楽装置100における、その他の処理を行う。ここで、その他の処理とは、例えば、曲データの管理(保存操作、削除操作、その他のファイル管理)、演奏操作及びそれに伴う発音処理等の電子音楽装置固有の処理、ロードされた曲データの再生処理及び発音処理、演奏教習処理、演奏ガイド処理等の実行又は開始(当該処理が割り込み処理等である場合)である。その後、ステップSA13に戻る。
ステップSA19では、ステップSA17で検出した選曲操作で選択された曲データをメディア16からロードする。その後、ステップSA20に進む。
ステップSA20では、ステップSA19、図3のステップSA5、SA7又はSA12で選択してロードされた曲データの登録情報をバックアップバッファに登録するための処理を行う。ここでの処理の詳細は、図5に示す。その後、ステップSA13に戻る。
図5は、図4のステップSA20で実行されるバックアップバッファへの登録処理を表すフローチャートである。
ステップSB1で、登録処理を開始し、ステップSB2では、図4のステップSA19、図3のステップSA5、SA7又はSA12で選択してロードされた曲データ(以下、単に「選択曲データ」とする)の種類(ファイル名及び拡張子等)やパス又はソング番号を元に特定情報を新たに生成して、NewDataとする。
ステップSB3では、選択曲データが記憶されているメディア16のメディアIDがバックアップバッファ内の登録情報に含まれているか否かを判断する。含まれている場合は、YESの矢印で示すステップSB4に進み、含まれていない場合は、NOの矢印で示すステップSB6に進む。
ステップSB4では、ステップSB3でバックアップバッファ内の登録情報に含まれていると判断されたメディアIDに対応する順位情報よりも上位(順位情報の値が大きい)の各メディアIDに対応する順位情報で示される順位をそれぞれ1番ずつ後ろにする(順位情報の値に「1」を加算する)。
ステップSB5では、ステップSB1で生成した特定情報NewDataに、ステップSB3でバックアップバッファ内の特定情報に含まれていると判断されたメディアIDを関連付け、順位情報の値を「1」として、登録情報を生成し、バックアップバッファに記憶する。なお、この時、従前のステップSB3でバックアップバッファ内の登録情報に含まれていると判断されたメディアIDを含んだ登録情報は、新たな登録情報で上書きされる。これにより、1つのメディアIDについては、1つの登録情報のみがバックアップバッファ内に記録される。その後、ステップSB10に進み、登録処理を終了する。
ステップSB6では、バックアップバッファに記憶されている各メディアIDに対応する順位情報で示される順位をそれぞれ1番ずつ後ろにする(順位情報の値に「1」を加算する)。
ステップSB7では、バックアップバッファに新規な登録情報の追加登録が可能であるか否かを判断する。追加登録が可能である場合は、YESの矢印で示すステップSB9に進み、不可能である場合は、NOの矢印で示すステップSB8に進む。
ステップSB8では、バックアップバッファ内に既に記憶されている各登録情報の順位情報を参照し、順位が末尾(順位情報の値が最大)の登録情報をバックアップバッファから削除する。
ステップSB9では、ステップSB1で生成した特定情報NewDataに、ステップSB3でバックアップバッファ内の特定情報に含まれていないと判断されたメディアIDを関連付け、順位情報の値を「1」として、登録情報を生成し、バックアップバッファに追加登録する。その後、ステップSB10に進み、登録処理を終了する。
以上、本発明の実施例によれば、バックアップバッファに記録される登録情報を新たに選択された登録情報で上書きするので、電源を一旦切断した後に再度電源を投入すると、電源切断前の曲データ等を自動的にロードすることができる。すなわち、本発明の実施例では、電子音楽装置100の電源投入(図3のステップSA1のメイン処理の開始)又は図4のステップSA15のメディアの挿入検出により、曲データの読み出し指示があったものと判断し、図3のステップSA5、SA7又はSA12にて、自動的に曲データの読み出しを行う。
また、複数の登録情報をバックアップバッファに記録することが出来るので、メディア16が差し替えられた場合に、当該メディア16で以前に選択された曲データ等を自動的にロードすることが出来る。
なお、本実施例では、2つの登録情報のみを記録するようにしたが、さらに多くの登録情報を記録するようにしてもよい。そうすることにより、例えば、生徒が多数いる音楽教室などで、生徒ごとにメディア16を使い分けるようにして、生徒ごとに前回使用した曲データ等を自動的にロードすることが出来る。
なお、本実施例では、自動的にロードするデータを曲データであると説明したが、ロードされるデータはこれに限らず、運指情報等の教習用データや、自動伴奏データ、楽譜データ等又はこれらとこれらのデータに対応する曲データの組み合わせ等の各種音楽コンテンツデータを自動的に読み出すように設定することが出来る。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。以下に、本発明の実施例に変形例を示す。
6…バス、7…RAM、8…ROM、9…CPU、10…タイマ、11…検出回路、12…設定操作子、13…表示回路、14…ディスプレイ、15…記憶装置(ドライブ)、16…記録媒体(メディア)、18…音源・効果回路、19…サウンドシステム、21…通信I/F、22…演奏操作子(鍵盤)、51…外部記憶装置(ドライブ)、100…電子音楽装置

Claims (4)

  1. 識別子を有する記録媒体から音楽コンテンツデータを読み出す読み出し手段と、
    音楽コンテンツデータの読み出し指示を自動的に検出する第1の検出手段と、
    ユーザによる音楽コンテンツデータの読み出し指示を検出する第2の検出手段と、
    前記第2の検出手段により検出された音楽コンテンツデータの読み出し指示に従い、前記読み出し手段を制御して当該音楽コンテンツデータを読み出すとともに、当該読み出した音楽コンテンツデータを特定する情報を、当該読み出した音楽コンテンツデータが記録されている記録媒体の識別子と関連付けて登録する登録手段と、
    前記第1の検出手段が、音楽コンテンツデータの読み出し指示を自動的に検出した場合に、現在利用可能な記録媒体から、前記登録手段に登録された情報に適合する音楽コンテンツデータを検索する検索手段と、
    前記検索手段が、前記登録手段に登録された情報に適合する音楽コンテンツデータを検出した場合に、当該音楽コンテンツデータを読み出すように、前記読み出し手段を制御する制御手段と
    を有する電子音楽装置。
  2. 前記音楽コンテンツデータを特定する情報はドライブ名とパスからなる情報であり、
    前記検索手段は、現在利用可能な記録媒体から、前記登録手段に登録された情報に完全に適合する音楽コンテンツデータを検出できなかった場合に、前記登録手段に登録された情報とドライブ名以外が一致する音楽コンテンツデータを検索し、
    前記制御手段は、前記検索手段が、前記登録手段に登録された情報とドライブ名以外が一致する音楽コンテンツデータを検出した場合に、当該音楽コンテンツデータを読み出すように、前記読み出し手段を制御する請求項1記載の電子音楽装置。
  3. 前記登録手段は、既に登録されている識別子を有する記録媒体からの音楽コンテンツデータの読み出し指示が前記第2の検出手段により検出された場合に、前記読み出し手段を制御して当該音楽コンテンツデータを読み出すとともに、当該読み出した音楽コンテンツデータを特定する情報で、前記既に登録されている識別子と関連付けられた音楽コンテンツデータを特定する情報を更新する請求項1又は2記載の電子音楽装置。
  4. 識別子を有する記録媒体から音楽コンテンツデータを読み出す読み出し手順と、
    音楽コンテンツデータの読み出し指示を自動的に検出する第1の検出手順と、
    ユーザによる音楽コンテンツデータの読み出し指示を検出する第2の検出手順と、
    前記第2の検出手順により検出された音楽コンテンツデータの読み出し指示に従い、前記読み出し手順を制御して当該音楽コンテンツデータを読み出すとともに、当該読み出した音楽コンテンツデータを特定する情報を、当該読み出した音楽コンテンツデータが記録されている記録媒体の識別子と関連付けて登録手段に登録する登録手順と、
    前記第1の検出手順が、音楽コンテンツデータの読み出し指示を自動的に検出した場合に、現在利用可能な記録媒体から、前記登録手段に登録された情報に適合する音楽コンテンツデータを検索する検索手順と、
    前記検索手順が、前記登録手段に登録された情報に適合する音楽コンテンツデータを検出した場合に、当該音楽コンテンツデータを読み出すように、前記読み出し手順を制御する制御手順と
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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