JP2011162146A - 自動車用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアインナーパネルとドアトリム間に設けられた遮音性シートの端部を確実かつ簡易に固定して、ドアトリムからはみ出さないようにする。
【解決手段】ドアインナーパネル11の車内側に内装用のドアトリム12が取付けられ、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に、遮音性シート20を設けた自動車用ドア構造であって、ドアインナーパネル11の車内側に、そのドアインナーパネル11から遮音性シート20側に向かって延びる突出部材11aが設けられるとともに、突出部材11aに嵌め込まれる嵌合部材30を遮音性シート20の外周端車外側に固定して、突出部材11a及び嵌合部材30からなる嵌合構造を介して遮音性シート20をドアインナーパネル11に止着してなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアインナーパネルの車内側に遮音性シートが取付けられてなる自動車用ドア構造に関するものである。
図8及び図9に示すように、従来、ドアD内部の遮音性対策として、ドアインナーパネル11の車内側に遮音性シートSを設け、その遮音性シートSの外周端部にリング状の透明フィルムFの内周端部を溶着し、さらに透明なフィルムFの外周端部をシーラー(接着剤)Rによってドアインナーパネル11に接着したドア構造が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、透明なフィルムFを介してシーラーRの接着状態を容易に視覚することができる。また、遮音性シートSによって、ドアインナーパネル11に形成された作業用穴Hが塞がれるとともに優れた防水及び防音効果が得られる。
しかしながら、図9に示したように、シーラーRを介して遮音性シートSをドアインナーパネル11に固定する方法では、まずシーラーRをドアインナーパネル11に塗布した後に遮音性シートSを取付ける必要があるため工数がかかるといった問題があった。
その上、遮音性シートSの外周端部にリング状の透明なフィルムFの内周端部を溶着する必要があるため透明なフィルムFの分、コストがかかってしまう。
これに対して、シーラーRなどの接着剤を使用することなく、断面略U字状の取付本体部を作業用穴Hの開口端縁に取付けるとともに、遮音性シートの端部を取付本体部に挟み込ませて挟持させるドア構造も開示されているが(例えば、特許文献2参照)、取付本体部の開口部に、作業用穴Hの開口端縁に加えて遮音性シートの端部を挟み込ませる必要があるので作業時間がかかるといった問題や遮音性シートに皺が発生しやすいといった問題がある。
一方、本出願人は、図10及び図11に示すように、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に、遮音性シート20を上側から下側にのれん状に垂らすように設け、遮音性シート20の上端をドアトリム12に取付けられたインナーウェザーストリップ15に固定した自動車用ドア構造を提供した(特許文献3)。
なお、インナーウェザーストリップ15は、取付基部16と昇降するドアガラスGに車内側から摺接する上下のシールリップ部17,18と、そのシールリップ部17,18を支持するとともに取付基部16から下側に向けて延設された支持部19とから形成され、取付基部16の上面には複数のリップ部16aと位置決め用突起16bが形成され、ドアトリム12の上部に形成された略コ字状の凹部13に挿入され、位置決め用突起16bが段差部13aに当接して位置決めされるようになっている。またドアトリム12はクリップCによってドアインナーパネル11に固定されている。
また、図11に示した態様にかえて、図12に示したように、先端が折曲したドアトリム22に、上下にシールリップ部27,28を有するインナーウェザーストリップ25の取付基部26を爪等の金具29を介して取付けるものであってもよい。
これによれば、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に遮音性シート20を介して2つの空間X,Yができるので、ドアインナーパネル11の車内側にフェルト,ウレタン,パッド材,遮音カバー等を設けたものと比較して遮音性が向上するとともに、上側から下側にのれん状に垂らすだけで遮音性シート20を設けることができるので組付作業が簡単である。
特開2005−82064号公報 特開2004−262306公報 特開2003−252054公報
しかしながら、のれん状に垂らされた遮音性シート20の端部を固定する場合に、遮音性シート20の両側部あるいは下部が、ドアトリム12,22からはみ出すおそれがあった。
ドアトリム12,22から遮音性シート20がはみ出すと、見栄えが悪くなるとともに、遮音性も低下してしまう。
そこで、本発明の目的とするところは、特にシーラーを使用することなく、ドアインナーパネルとドアトリム間に設けられた遮音性シートの端部を確実かつ簡易に固定して、ドアトリムからはみ出すことのないようにすることである。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動車用ドア構造は、ドアインナーパネル(11)の車内側に内装用のドアトリム(12)が取付けられ、ドアインナーパネル(11)とドアトリム(12)の間に、遮音性シート(20)を設けた自動車用ドア構造であって、
前記ドアインナーパネル(11)の車内側に、そのドアインナーパネル(11)から前記遮音性シート(20)側に向かって延びる突出部材(11a)が設けられるとともに、前記突出部材(11a)に嵌め込まれる嵌合部材(30)を前記遮音性シート(20)の外周端車外側に固定して、前記突出部材(11a)及び前記嵌合部材(30)からなる嵌合構造を介して前記遮音性シート(20)を前記ドアインナーパネル(11)に止着してなることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記突出部材(11a)は、前記ドアインナーパネル(11)の車内側に形成された作業用穴(H)の開口端縁であることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記突出部材(11a)は、前記開口端縁の全周にわたって設けられており、前記嵌合部材(30)は、前記開口端縁の全周にわたって前記突出部材(11a)に嵌合していることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、前記遮音性シート(20)と前記嵌合部材(30)はスポンジゴムによって一体成形されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る自動車用ドア構造は、ドアインナーパネル(11)の車内側に内装用のドアトリム(12)が取付けられ、ドアインナーパネル(11)とドアトリム(12)の間に、遮音性シート(20)を設けた自動車用ドア構造であって、
前記ドアトリム(12)の車外側に、そのドアトリム(12)から前記遮音性シート(20)側に向かって延びる突出部材(12a)が設けられるとともに、前記突出部材(12a)に嵌め込まれる嵌合部材(30)を前記遮音性シート(20)の外周端車内側に固定して、前記突出部材(12a)及び前記嵌合部材(30)からなる嵌合構造を介して前記遮音性シート(20)を前記ドアトリム(12)に止着してなることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、前記嵌合部材(30)が固定される前記遮音性シート(20)の外周端は、前記遮音性シート(20)の両端及び下端又は上端であることを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、前記嵌合部材(30)は、前記遮音性シート(20)の内面に対して略垂直に延びる内壁(30a)と、前記内壁(30a)と略平行に延びると共に前記内壁(30a)よりも前記遮音性シート(20)の外縁側に設けられる外壁(30b)とを備え、前記内壁(30a)の前記遮音性シート(20)の内方側の壁面(30M)から前記内方側に向かって突出すると共に前記遮音性シート(20)に当接又は連設するリブ(33)を設けることを特徴とする。
ここで、リブ(33)が遮音性シート(20)に当接するとは、前記遮音性シート(20)と前記嵌合部材(30)が別体の構造の場合において、前記嵌合部材(30)側に設けられたリブ(33)が遮音性シート(20)に当接することを示し、またリブ(33)が遮音性シート(20)に連設するとは、前記遮音性シート(20)と前記嵌合部材(30)が一体成形された構造の場合において、前記嵌合部材(30)側に設けられたリブ(33)も遮音性シート(20)に連設された一体的な構造であることを示している。
また、請求項8に係る発明は、前記リブ(33)は、前記内壁(30a)の先端から前記遮音性シート(20)に向かうにつれて前記内壁(30a)の内方側の壁面(30M)からの突出量が大きくなるように形成されることを特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、前記嵌合部材(30)は、前記遮音性シート(20)の内面に対して略垂直に延びる内壁(30a)と、前記内壁(30a)と略平行に延びると共に前記内壁(30a)よりも前記遮音性シート(20)の外縁側に設けられる外壁(30b)とを備え、前記外壁(30b)の前記外縁側の壁面(30N)に当接すると共に前記遮音性シート(20)の車内側の面(20A)または車外側の面(20B)のいずれか一方に当接する補強部材(35)を設けることを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の自動車用ドア構造によれば、ドアインナーパネルとドアトリムの間に設けられた遮音性シートの外周端は、嵌合部材によってドアインナーパネルに止着されるので、従来のように、シーラーをドアインナーパネルに塗布した後に遮音性シートを取付ける必要がなく、作業性がよい。また、シーラーに加えて、遮音性シートの外周端部にリング状の透明フィルムを設ける必要もないのでコストダウンが図れる。
さらに、ドアインナーパネルに対する遮音性シートの止着は、ドアインナーパネルに突設した突出部材と、遮音性シートの車外側に固定した嵌合部材とを嵌合させるだけであり、従来例で示したように、嵌合部材に遮音性シートの端部を挟む込ませる必要はないので取付作業も簡易であり、皺も発生することなく確実に止着させることができる。
また本発明によれば、ドアインナーパネルの車内側に形成された作業用穴の開口端縁に、遮音性シート側に向かって延びる突出部材を形成するので、作業用穴の開口端縁を折り曲げるだけで突出部材を容易に形成することができる。また、作業用穴の周りを遮音性シートで確実に塞ぐことができる。
また本発明によれば、突出部材を開口端縁の全周にわたって設け、遮音性シートに固定された嵌合部材を開口端縁の全周にわたって突出部材に嵌合させるので、遮音性シートを作業用穴のシール部材として利用することができる。これにより、従来必要だったホールシールを無くすことができ、部品点数の削減が可能となる。
また、遮音性シートと嵌合部材を一体成形することにより、さらに部品点数の削減が可能となり、遮音性シートと嵌合部材をスポンジゴムによって成形することによって、遮音性シートの遮音性の向上と、嵌合部材の突出部材に対するシール性を同時に高めることができる。
また本発明によれば、ドアインナーパネル側に設けた突出部材を、ドアトリム側に設けるとともに、嵌合部材を遮音性シートの外周端車内側に設けることにより、遮音性シートをドアトリム側に止着することができる。
また本発明によれば、嵌合部材の内壁側に遮音性シートに当接又は連設するリブを設けるので、嵌合部材の内壁の倒れ込みを防止でき、突出部材と嵌合部材との間のシール性を確保することができる。
また、リブの形状を内壁側から前記遮音性シートに向かって突出量を大きくすることによって、遮音性シート側のリブの面積が増加するので、内壁の倒れ込みをより確実に抑制できる。一方、内壁の先端側のリブの突出量は少なくなるので、突出部材に嵌合部材を挿入するときに内壁の先端が容易に広がることができ、作業性が向上する。
また本発明によれば、嵌合部材の外壁の外縁側壁面に当接すると共に遮音性シートの車内側面または車外側面に当接する補強部材を設けることによって、外壁の外縁側への倒れ込みを抑制できるので、突出部材と嵌合部材との間のシール性を向上できる。また、補強部材を設けることによって、遮音性シートの外縁の剛性を高めることができる(変形を抑制できる)ので、嵌合部材を突出部材に嵌合させるときの作業性が向上する。
なお、本出願人は、のれん状に垂らして設けられた遮音性シートの外周端をピンやクリップ部材によって間歇的に固定する技術を提供している(特開2003−291644号公報)が、これと比較した場合、本発明は、係止部材を押さえ板に設けて連続的に固定するので部品管理が容易であるとともに強固に固定することができる。また、特開2003−291644号公報に記載の発明では、ピンやクリップ部材を介して遮音性シートはドアインナーパネルだけでなくドアトリムにも固定される構造であるが、本発明では、遮音性シートはドアインナーパネル側だけあるいはドアトリム側だけに固定されるためドアトリム側とドアインナーパネル側の両方に孔あけなどの特別な加工を施す必要はなく取付けも簡易である。
本発明の第1実施形態に係る自動車用ドア構造を示す外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る嵌合構造を示す図1のX−X線拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る別の嵌合構造を示す図1のX−X線拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係るさらに別の嵌合構造を示す図1のX−X線拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る自動車用ドア構造を示す外観斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る嵌合構造を示す図5のB−B線拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る別の嵌合構造を示す図5のB−B線拡大断面図である。 従来例に係る自動車用ドア構造を示す外観側面図である。 図8に示すZ−Z線拡大断面図である。 従来例に係る別の自動車用ドア構造を示す外観斜視図である。 図5及び図10に示すA−A線拡大断面図である。 図5及び図10に示す別の態様を示すA−A線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る遮音性シートと嵌合部材の関係を示す断面図であり、(a)は、遮音性シートに嵌合部材が一体成形された例を示し、(b)は、遮音性シートに別体の嵌合部材が取付けられた例を示す。 本発明の実施形態に係る嵌合部材にリブが設けられたものを示す断面図であり、(a)は、遮音性シートに嵌合部材が一体成形されたものにリブが設けられた例を示し、(b)は、遮音性シートに別体の嵌合部材が取付けられたものにリブが設けられた例を示す。 本発明の実施形態に係る嵌合部材に補強部材が設けられたものを示す断面図であり、(a)は、遮音性シートに嵌合部材が一体成形されたものに補強部材が設けられた例を示し、(b)は、遮音性シートに別体の嵌合部材が取付けられたものに補強部材が設けられた例を示す。 図15に示す補強部材の取付け位置を例示した自動車用ドア構造を示す外観斜視図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る自動車用ドア構造を示す外観斜視図であり、図2はその要部を示す図1のX−X線拡大断面図である。
この自動車用ドア構造は、ドアインナーパネル11の車内側に内装用のドアトリム12が取付けられ、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間でドアDの中央部に、ドアインナーパネル11の車内側に形成された作業用穴Hを塞ぐ大きさの遮音性シート20を設けたドア構造である。なお、図1はドアDからドアトリム12を外して車内側からドアDを見た状態を示している。
そして、遮音性シート20の外周端は、突出部材11a及び嵌合部材30からなる嵌合構造を介してドアインナーパネル11に止着されている。
突出部材11aは、ドアインナーパネル11の車内側に、そのドアインナーパネル11から遮音性シート20側に向かって延びる部材であり、この第1実施形態では、図2に示すように、車内側に向けて略L字形状に折り曲げられた作業用穴Hの開口端縁の部位としている。ここでは、突出部材11aは、作業用穴Hの開口端縁の全周にわたって設けられている。
また、嵌合部材30は、遮音性シート20の外周端の車外側(ドアインナーパネル11側)に全周にわたって接着や溶着(例えば、高周波又は超音波ウェルダー(精電舎電子工業(株)又はコダカ産業(株)製等)によって固定された断面略コ字形状であり、作業用穴Hの開口端縁の全周にわたって突出部材11aに沿って設けられている。また、嵌合部材30の内側には内方に突出する2つのリップ31が設けられ、その2つのリップ31,31間に突出部材11aが差し込まれるようにして突出部材11aと嵌合部材30は嵌合するようになっている。
なお、嵌合部材30は、作業用穴Hの開口端縁の全周に追従して嵌合できるように樹脂やゴム材で形成されることが好ましい。また、ゴム材に金属製や高剛性樹脂製による芯材を埋設して保持力を向上させることもできる。
また、組付時にドアハンドル,パワーウインド類のハーネス,ロックとドアパネルを組付けるためのスリットを遮音性シート20に入れ、取り出し易くしてもよい。
遮音性シート20の材質は、特に限定されるものではないが、EPDM製のスポンジゴムが好ましい。市販品としては、例えば住友3M社製の「シンサレート(商品名)」をあげることもできる。なお、シート状のものであれば、その他種類のゴムやナイロン等からなるものでもよい。
以上のように構成された第1実施形態に記載の自動車用ドア構造によれば、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間において作業用穴Hを塞ぐように設けられた遮音性シート20の外周端は、嵌合部材30によってドアインナーパネル11に止着されるので、従来のように、シーラーをドアインナーパネル11に塗布した後に遮音性シート20を取付ける必要がなく、作業性がよい。また、シーラーに加えて、遮音性シート20の外周端部にリング状の透明フィルムを設ける必要もないのでコストダウンが図れる。
さらに、ドアインナーパネル11に対する遮音性シート20の止着は、ドアインナーパネル11に突設した突出部材11aと、遮音性シート20に固定した嵌合部材30とを嵌合させるだけであり、従来例で示したように、嵌合部材30に遮音性シート20の端部を挟む込ませる必要はないので取付作業も簡易であり、皺も発生することなく確実に止着させることができる。
また、突出部材11aを作業用穴Hの開口端縁の全周にわたって設け、遮音性シート20に固定された嵌合部材30を開口端縁の全周にわたって突出部材11aに嵌合させるので、遮音性シート20を作業用穴Hのシール部材として利用することができる。これにより、従来必要だったホールシールを無くすことができ、部品点数の削減が可能となる。
本実施形態では、嵌合構造として、突出部材11aとしては作業用穴Hの開口端縁を車内側に折曲げたものとし、それに嵌合する嵌合部材30を断面略コ字形状にしたが、突出部材11aと嵌合部材30が嵌合する構造であればよい。例えば、図3に示すように、嵌合部材30を断面略L字形状(断面略T字形状でもよい)にして、車外側に延びる一端を、突出部材11aとして形成した二又状の部位11bに封入するようにしてもよい。
また、本実施形態では、遮音性シート20をドアインナーパネル11側に止着するようにしたが、これにかえて、遮音性シート20をドアトリム12側に止着するようにしてもよい。
この場合には、嵌合部材30は、遮音性シート20の外周端の車内側(ドアトリム12側)に全周にわたって接着や溶着によって固定された断面略コ字形状であり、その開口部から、ドアトリム12にそのドアトリム12から遮音性シート20側に向かって延びる突出部材12aが差し込まれることによって嵌合部材30と突出部材12aが嵌合するように構成される。
また嵌合部材30を断面略L字形状(断面略T字形状でもよい)にして、車内側に延びる一端を突出部材12aとして形成した二又状の部位に封入するようにしてもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図5及び図6を参照して説明する。図5は本発明の第2実施形態に係る自動車用ドア構造を示す外観斜視図であり、図6はその要部を示す図5のB−B線拡大断面図である。
この自動車用ドア構造は、ドアDを構成し、自動車のベルトライン部内側となるドアインナーパネル11の上側から車内側にかけて内装用のドアトリム12が取付けられるとともに、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に、遮音性シート20を上側から下側にのれん状に垂らすように設けられたものである。これにより、ドアインナーパネル11の少なくとも中央付近は、遮音性シート20で覆われるように遮音性シート20が設けられる構造となる。
遮音性シート20の上端は、図11又は図12(図5のA−A線拡大断面図)で示したように、ドアインナーパネル11又はドアトリム12に取付けられている。さらに、ドアトリム12(ドアインナーパネル11側であってもよい)に取付けられたインナーウェザーストリップ15に遮音性シート20の上端を固定するようにしてもよい。これにより、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間に遮音性シート20を介して2つの空間X,Yが生じるので遮音性が向上し、しかも上端を覆うことで音が上部から洩れることが防止される。
また、遮音性シート20の左右両端及び下端の外周端は、図5及び図6に示したように、突出部材11a及び嵌合部材30からなる嵌合構造を介してドアインナーパネル11に止着されている。
突出部材11aは、ドアインナーパネル11の車内側に、そのドアインナーパネル11から遮音性シート20側に向かって延びるように突出させた部材であり、この第2実施形態では、ドアインナーパネル11の左右両端及び下端に沿って外形が略U字状に設けられている。
また、嵌合部材30は、遮音性シート20の外周端の車外側(ドアインナーパネル11側)に全周にわたって接着や溶着によって固定された断面略コ字形状である。また嵌合部材30は、突出部材11aに沿って設けられ、嵌合部材30の内側には内方に突出する2つのリップ31が設けられ、その2つのリップ31,31間に突出部材11aが差し込まれるようにして突出部材11aと嵌合部材30は嵌合するようになっている。
なお、遮音性シート20及び嵌合部材30の材質や特性は、第1実施形態で示したものと同一である。
ドアトリム12はクリップCによってドアインナーパネル11に対して固定されている。また、組付時にドアハンドル,パワーウインド類のハーネス,ロックとドアパネルを組み付けるためスリットを遮音性シート20に入れ、取り出し易くしてもよい。
以上のように構成された第2実施形態に記載の自動車用ドア構造によれば、ドアインナーパネル11とドアトリム12の間にのれん状に垂らして設けられた遮音性シート20の左右両側及び下端は、嵌合部材30によってドアインナーパネル11に止着されるので、従来のように、シーラーをドアインナーパネル11に塗布した後に遮音性シート20を取付ける必要がなく、作業性がよい。また、シーラーに加えて、遮音性シート20の外周端部にリング状の透明フィルムを設ける必要もないのでコストダウンが図れる。
さらに、ドアインナーパネル11に対する遮音性シート20の止着は、ドアインナーパネル11に突設した突出部材11aと、遮音性シート20に固定した嵌合部材30とを嵌合させるだけであり、従来例で示したように、嵌合部材30に遮音性シート20の端部を挟む込ませる必要はないので取付作業も簡易であり、皺も発生することなく確実に止着させることができる。
この第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、嵌合構造としては、突出部材11aと嵌合部材30が嵌合する構造であればよいので、特に形状が限定されるものではない。従って、嵌合部材30を断面略L字形状(断面略T字形状でもよい)にして、車外側に延びる一端を突出部材12aとして形成した二又状の部位に封入するようにしてもよい。
また、遮音性シート20をドアインナーパネル11側に止着するようにしたが、これにかえて、遮音性シート20をドアトリム12側に止着するようにしてもよい。
また、第2実施形態では、嵌合部材30を遮音性シート20の左右両端及び下端の外周端に配置したが、左右両端及び下端のうちいずれかの外周端に配置することもできる。さらに、本実施形態では、遮音性シート20の上端をインナーウェザーストリップ15に固定したが、これに限定されない。従って、上端も、遮音性シート20の左右両端及び下端のように、嵌合部材30と突出部材11aからなる嵌合構造を使用して固定してもよい。この場合は、遮音性シート20の外周端の全周又は上下端のみ又は上端と左右両端のみに嵌合部材30と突出部材11aが設置されることになる。
さらには、図7に示すように、嵌合部材30が一端に固定されたフィルムFの他端を遮音性シート20に固定して、嵌合部材30を突出部材11aに嵌合させるようにしてもよい。フィルムFが透明フィルムであれば、これを通して嵌合部材30と突出部材11aの嵌合の状態を容易に視認することができる。このような嵌合部材30の固定態様は第1実施形態にも適用される。
また、第1,第2実施形態では、遮音性シート20に対して別体の嵌合部材30を取付けるようにしたが、図13(a)に示すように、遮音性シート20と嵌合部材30を、例えば、スポンジゴム(発泡ゴム)によって一体成形するようにしてもよい。
これによれば、部品点数の削減が可能となり、また、遮音性シート20と嵌合部材30をスポンジゴムによって成形することによって、遮音性シート20の遮音性の向上と、嵌合部材30の突出部材11aに対するシール性を同時に高めることができる。
また、図13(b)に示すように、遮音性シート20に対して嵌合部材30を別体にしたものを取付け、両者をスポンジゴム(発泡ゴム)で成形してもよい。また、遮音性シート20に対する嵌合部材30の取付位置は、図2〜図4,図6で示したように、遮音性シート20の端部から内側に入った部位に限らず、図13(b)に示すように、遮音性シート20の端部にしてもよい。嵌合部材30は、遮音性シート20の内面に対して略垂直に延びる内壁30aと、内壁30aと略平行に延びると共に内壁30aよりも遮音性シート20の外縁側に設けられる外壁30bと、内壁30aと外壁30bとを連結する底壁30cを備えた断面略コ字状である。そして、内壁30aの一端側と外壁30bの一端側にそれぞれ内方に向けて突出するリップ31,31が設けられ、内壁30aの他端側と外壁30bの他端側が底壁30cで連結され、底壁30cの外方面を遮音性シート20の面に平行にした状態で遮音性シート20の端部に取付けられている。
また、図14(a)に示すように、リブ33を、嵌合部材30の内壁30aの遮音性シート20の内方側の壁面30Mから内方側に向かって突出すると共に遮音性シート20に連設するように設けたり、図14(b)に示すように、リブ33を、嵌合部材30の内壁30aの遮音性シート20の内方側の壁面30Mから内方側に向かって突出すると共に遮音性シート20に当接するように設けることもできる。
これによれば、嵌合部材30の内壁30a側に遮音性シート20に当接又は連設するリブ33を設けるので、嵌合部材30の内壁30aの倒れ込みを防止でき、突出部材11aと嵌合部材30との間のシール性を確保することができる。
リブ33は、内壁30aの先端から遮音性シート20に向かうにつれて内壁30aの内方側の壁面30Mからの突出量が大きくなるように形成されている。
このように、リブ33の形状を内壁30a側から遮音性シート20に向かって突出量を大きくすることによって、遮音性シート20側のリブ33の面積が増加するので、内壁30aの倒れ込みをより確実に抑制できる。一方、内壁30aの先端側のリブ33の突出量は少なくなるので、突出部材11aに嵌合部材30を挿入するときに内壁30aの先端が容易に広がることができ、作業性が向上する。
なお、リブ33については、嵌合部材30の延びる方向に沿ってその全周に設けても、間隔をおいて複数配置するようにしてもよい。また、遮音性シート20と嵌合部材30を別体にする場合には、リブ33を嵌合部材30とともに押出成形することによって簡単に設けることができる。
また、図15(a)に示すように、遮音性シート20の端部に嵌合部材30が一体成形された態様のものでは、補強部材35を、嵌合部材30の外壁30bの外縁側の壁面30Nに当接すると共に、遮音性シート20の車内側の面20Aに当接するように設けたり、図15(b)に示すように、遮音性シート20の端部から内方の部位に別体の嵌合部材30が取付けられた態様のものでは、補強部材35を、嵌合部材30の外壁30bの外縁側の壁面30Nに当接すると共に、遮音性シート20の車内側の面20Aに加え、遮音性シート20の車外側の面20Bにも当接するように設けることもできる。
これによれば、嵌合部材30の外壁30bの外縁側壁面30Nに当接すると共に遮音性シート20の車内側面20Aまたは車外側面20Bに当接する補強部材35を設けることによって、外壁30bの外縁側への倒れ込みを抑制できるので、突出部材11aと嵌合部材30との間のシール性を向上できる。また、補強部材35を設けることによって、遮音性シート20の外縁の剛性を高めることができる(変形を抑制できる)ので、嵌合部材30を突出部材11aに嵌合させるときの作業性が向上する。
補強部材35については、嵌合部材30の延びる方向に沿ってその全周に設けても、間隔をおいて複数配置するようにしてもよい。
嵌合部材30が、作業用穴Hの開口端縁の全周にわたって設けられる場合は、図16に示すように、上下左右の4箇所に補強部材35を部分的に設けることによって遮音性シート20の縮みを抑制することができる。すなわち、上部に設けられた補強部材35は、遮音性シート20の重力によるズレや倒れ込みを防止、下部に設けられた補強部材35は、上部の補強部材35とともに遮音性シート20の上下方向の縮みを抑制し、左右に設けられた補強部材35は、遮音性シート20の前後方向の縮みを抑制する。遮音性シート20の縮みをより確実に抑制するには、下部に設けられる補強部材35を上部に設けられた補強部材35の真下に位置させ、左右の補強部材35,35を、上下に設けられた補強部材35,35を結ぶ線に直角な線上に位置させる必要がある。
なお、図15(b)に示すものでは、補強部材35を、遮音性シート20の車外側の面20Bにおいては、嵌合部材30の底壁30cに接する位置まで延びるように設けることによって、嵌合部材30の底壁30cの変形を抑制して、嵌合部材30を突出部材11aに嵌合させるときの作業性がより向上するようにしている。
11 ドアインナーパネル
11a 突出部材
11b 二又状の部位
12 ドアトリム
12a 突出部材
13 凹部
13a 段差部
15 インナーウェザーストリップ
16 取付基部
16a リップ部
16b 位置決め用突起
17,18 シールリップ部
19 支持部
20 遮音性シート
20A 車内側の面
20B 車外側の面
22 ドアトリム
25 インナーウェザーストリップ
26 取付基部
27,28 シールリップ部
29 金具
30 嵌合部材
30a 内壁
30b 外壁
30c 底壁
30M 内壁の内方側の壁面
30N 外壁の外縁側の壁面
31 リップ
33 リブ
35 補強部材
C クリップ
D ドア
F フィルム
G ドアガラス
H 作業用穴
R シーラー
S 遮音性シート

Claims (9)

  1. ドアインナーパネルの車内側に内装用のドアトリムが取付けられ、ドアインナーパネルとドアトリムの間に、遮音性シートを設けた自動車用ドア構造であって、
    前記ドアインナーパネルの車内側に、そのドアインナーパネルから前記遮音性シート側に向かって延びる突出部材が設けられるとともに、前記突出部材に嵌め込まれる嵌合部材を前記遮音性シートの外周端車外側に固定して、前記突出部材及び前記嵌合部材からなる嵌合構造を介して前記遮音性シートを前記ドアインナーパネルに止着してなることを特徴とする自動車用ドア構造。
  2. 前記突出部材は、前記ドアインナーパネルの車内側に形成された作業用穴の開口端縁であることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ドア構造。
  3. 前記突出部材は、前記開口端縁の全周にわたって設けられており、前記嵌合部材は、前記開口端縁の全周にわたって前記突出部材に嵌合していることを特徴とする請求項2に記載の自動車用ドア構造。
  4. 前記遮音性シートと前記嵌合部材はスポンジゴムによって一体成形されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の自動車用ドア構造。
  5. ドアインナーパネルの車内側に内装用のドアトリムが取付けられ、ドアインナーパネルとドアトリムの間に、遮音性シートを設けた自動車用ドア構造であって、
    前記ドアトリムの車外側に、そのドアドリムから前記遮音性シート側に向かって延びる突出部材が設けられるとともに、前記突出部材に嵌め込まれる嵌合部材を前記遮音性シートの外周端車内側に固定して、前記突出部材及び前記嵌合部材からなる嵌合構造を介して前記遮音性シートを前記ドアトリムに止着してなることを特徴とする自動車用ドア構造。
  6. 前記嵌合部材が固定される前記遮音性シートの外周端は、前記遮音性シートの両端及び下端又は上端であることを特徴とする請求項1又は5に記載の自動車用ドア構造。
  7. 前記嵌合部材は、前記遮音性シートの内面に対して略垂直に延びる内壁と、前記内壁と略平行に延びると共に前記内壁よりも前記遮音性シートの外縁側に設けられる外壁とを備え、前記内壁の前記遮音性シートの内方側の壁面から前記内方側に向かって突出すると共に前記遮音性シートに当接又は連設するリブを設けることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一つに記載の自動車用ドア構造。
  8. 前記リブは、前記内壁の先端から前記遮音性シートに向かうにつれて前記内壁の内方側の壁面からの突出量が大きくなるように形成されることを特徴とする請求項7に記載の自動車用ドア構造。
  9. 前記嵌合部材は、前記遮音性シートの内面に対して略垂直に延びる内壁と、前記内壁と略平行に延びると共に前記内壁よりも前記遮音性シートの外縁側に設けられる外壁とを備え、前記外壁の前記外縁側の壁面に当接すると共に前記遮音性シートの車内側の面または車外側の面のいずれか一方に当接する補強部材を設けることを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか一つに記載の自動車用ドア構造。
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