JP2011158002A - 電磁クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】リミッタを電磁クラッチに適用するとともに従動側回転体の脱落を防止する。
【解決手段】従動側回転体30、31、33は、回転軸11の径方向に広がる形状を有し、従動側回転体のうち径方向における中間部位には、駆動側回転体21から従動側回転体に伝達されるトルクが所定トルク以上になったときに破断する破断部33gが形成され、従動側回転体のうち破断部33gよりも回転軸11と反対側の部分を反回転軸側部分とし、従動側回転体のうち破断部33gよりも回転軸11側の部分を回転軸側部分としたとき、従動側回転体の回転軸側部分に対して回転軸11の軸方向に対向して配置され、破断部33gが破断したときに従動側回転体の回転軸側部分との間で従動側回転体の反回転軸側部分を保持する保持部材35を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転動力の伝達および遮断を行う電磁クラッチに関する。
従来、車両用空調装置の圧縮機は、走行用エンジンからベルト(Vベルト)を介して駆動力を得ており、その作動制御は電磁クラッチのオン、オフにより行うのが一般的である。
電磁クラッチは、走行用エンジンから出力される回転駆動力によって回転するプーリ(駆動側回転体)と、プーリと連結されることによって回転するアーマチュアと、通電されることによってプーリとアーマチュアとを連結させる電磁力を発生させる電磁石とを有している。
アーマチュアはハブを介して圧縮機の回転軸に連結されており、アーマチュアが電磁石の電磁力によって吸引されてプーリと連結することで圧縮機の回転軸が回転して圧縮機が作動する。
このような構成において、何らかの原因により圧縮機が焼き付き、圧縮機がロック(圧縮機内の可動部が焼き付いて固着)した場合には、ベルトを保護するために、電磁クラッチをオフにして駆動力の伝達を遮断する必要がある。
そこで、特許文献1に記載の従来技術では、温度ヒューズを電磁クラッチ内の電気回路に直列に接続している。これによると、圧縮機がロックした際に、アーマチュアとロータハウジングの摩擦面との間に発生する摩擦熱によって温度ヒューズが溶断されるので、電磁クラッチへの電流の印可が遮断されて電磁クラッチがオフにされる。
一方、特許文献2には、電磁クラッチを持たない圧縮機において、圧縮機がロックした場合に駆動力の伝達を遮断するリミッタ機構が記載されている。この従来技術では、プーリに常時連結されたハブに、破断しやすい破断部を形成している。そして、圧縮機がロックして過大負荷が加わると破断部が破断する。これにより、ハブが回転軸から切り離され、駆動力の伝達が遮断される。
特開2000−27895号公報 特開平8−319945号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術では、摩擦面の伝達トルクのバラツキが大きいため、ベルト滑りトルクが伝達トルクより低い場合にはベルトが滑って切れてしまうという問題がある。
そこで、本発明者は、電磁クラッチに対して特許文献2のリミッタ機構を適用することを検討した。しかしながら、電磁クラッチは、クラッチオフによりアーマチュアがプーリから離れる構造になっている。換言すれば、特許文献2の電磁クラッチを持たない圧縮機ではハブがプーリに常時連結されているのに対し、電磁クラッチではアーマチュアおよびハブがプーリに常時連結されていない。
このため、電磁クラッチに特許文献2のリミッタ機構を適用した場合には、リミッタが破断すると、回転軸から切り離されたハブおよびアーマチュア(従動側回転体)が脱落してしまうという不具合が生じる。
本発明は上記点に鑑みて、リミッタを電磁クラッチに適用するとともに従動側回転体の脱落を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、駆動源から出力される回転駆動力によって回転する駆動側回転体(21)と、
駆動側回転体(21)に連結されることによって駆動対象装置(10)の回転軸(11)とともに回転する従動側回転体(30、31、33)と、
従動側回転体を駆動側回転体(21)に連結させる電磁力を発生する電磁石(22)とを備え、
駆動側回転体(21)は、回転軸(11)の外周側に配置され、
従動側回転体は、回転軸(11)の径方向に広がる形状を有し、
従動側回転体のうち径方向における中間部位には、駆動側回転体から従動側回転体に伝達されるトルクが所定トルク以上になったときに破断する破断部(33g)が形成され、
従動側回転体のうち破断部(33g)よりも回転軸(11)側の部分を回転軸側部分とし、従動側回転体のうち破断部(33g)よりも回転軸(11)と反対側の部分を反回転軸側部分としたとき、
従動側回転体の回転軸側部分に対して回転軸(11)の軸方向に対向して配置され、破断部(33g)が破断したときに従動側回転体の回転軸側部分との間で従動側回転体の反回転軸側部分を保持する保持部材(35)を備えることを特徴とする。
これによると、駆動側回転体(21)から従動側回転体に伝達されるトルクが所定トルク以上になったときに破断部(33g)が破断して従動側回転体の反回転軸側部分が回転軸(11)から切り離されるので、駆動力の伝達を遮断することができる。
また、破断部(33g)の破断によって回転軸(11)から切り離された従動側回転体の反回転軸側部分は、保持部材(35)と従動側回転体の回転軸側部分との間で保持されるので、従動側回転体の脱落を防止することができる。
したがって、リミッタを電磁クラッチに適用するとともに従動側回転体の脱落を防止することができる。
具体的には、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の動力伝達装置において、従動側回転体は、電磁力によって吸引されることで駆動側回転体(21)に連結されるアーマチュア(30)と、アーマチュア(30)から回転軸(11)にトルクを伝達するハブ(31、33)とを有し、
ハブ(31、33)は、回転軸(11)の径方向に広がる形状を有し、
従動側回転体の回転軸側部分は、ハブ(31、33)のうち破断部(33g)よりも回転軸(11)側の部分であり、
従動側回転体の反回転軸側部分は、ハブ(31、33)のうち破断部(33g)よりも回転軸(11)と反対側の部分、およびアーマチュア(30)であるようにすればよい。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の動力伝達装置において、保持部材(35)は、従動側回転体の反回転軸側部分に対して回転軸(11)の軸方向に対向する対向部(35a)と、対向部(35a)のうち回転軸(11)の径方向の内側端部から従動側回転体の反回転軸側部分に向かって回転軸(11)の軸方向に対して傾斜して延びる傾斜部(35b)とを有し、
傾斜部(35b)は、従動側回転体の反回転軸側部分に向かうにつれて回転軸(11)の径方向の内側から回転軸(11)の径方向の外側へ傾斜しており、
破断部(33g)が破断したときに、保持部材(35)と従動側回転体の回転軸側部分との間で保持された従動側回転体の反回転軸側部分は、傾斜部(35b)に当接することを特徴とする。
これによると、破断部(33g)が破断すると、傾斜部(35b)を利用して従動側回転体の反回転軸側部分を保持部材(35)に対して回転軸(11)の軸方向に当接させることができる。このため、従動側回転体の反回転軸側部分を確実に保持できる。
また、破断部(33g)の破断後における駆動側回転体(21)と従動側回転体との間隔(エアギャップ)を大きくすることができるので、従動側回転体の再吸引を防止することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の動力伝達装置において、保持部材(35)は、従動側回転体の反回転軸側部分に対して回転軸(11)の軸方向に対向する対向部(35a)と、対向部(35a)のうち径方向の内側端部から従動側回転体の反回転軸側部分に向かって回転軸(11)の軸方向に対して傾斜して延びる傾斜部(35b)とを有し、
傾斜部(35b)は、従動側回転体の反回転軸側部分に向かうにつれて回転軸(11)の径方向の外側から回転軸(11)の径方向の内側へ傾斜しており、
破断部(33g)が破断したときに、保持部材(35)と従動側回転体の回転軸側部分との間で保持された従動側回転体の反回転軸側部分は、傾斜部(35b)に当接することを特徴とする。
これによると、破断部(33g)が破断すると、傾斜部(35b)を利用して従動側回転体の反回転軸側部分を従動側回転体の回転軸側部分に対して回転軸(11)の軸方向に当接させることができる。このため、従動側回転体の反回転軸側部分を確実に保持できる。
請求項5に記載の発明では、請求項1に記載の動力伝達装置において、破断部(33g)が破断したときに、従動側回転体の反回転軸側部分が従動側回転体の回転軸側部分に残った破断部(33g)に当接することを特徴とする。
これにより、従動側回転体の反回転軸側部分を従動側回転体の回転軸側部分に残った破断部(33g)によっても保持することができる。このため、従動側回転体の反回転軸側部分を確実に保持できる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の動力伝達装置において、保持部材(35)は、従動側回転体の回転軸側部分に対して圧入によって固定されていることを特徴とする。
これにより、保持部材(35)を従動側回転体の回転軸側部分に固定するための構造を簡素化できる。
請求項7に記載の発明では、請求項1に記載の動力伝達装置において、従動側回転体の回転軸側部分を回転軸(11)に固定するボルト(36)を備え、
保持部材(35)は、ボルト(36)と一体に形成されていることを特徴とする。
これにより、保持部材(35)を独立した部材で構成した場合に比べて部品点数を削減できる。
請求項8に記載の発明では、請求項1に記載の動力伝達装置において、従動側回転体の反回転軸側部分は、少なくとも保持部材(35)と従動側回転体の回転軸側部分との間で保持される部位が磁性材で形成され、
保持部材(35)は、少なくとも従動側回転体の回転軸側部分と対向する部位が永久磁石で形成されていることを特徴とする。
これにより、破断部(33g)が破断すると従動側回転体の反回転軸側部分が保持部材(35)に吸引されるので、従動側回転体の反回転軸側部分を確実に保持できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における動力伝達装置を示す断面図である。 図1の従動側回転体を示す正面図および断面図である。 図1の保持部材を示す正面図および断面図である。 図2において破断部が破断した状態を示す断面図である。 図1において破断部が破断した状態を示す正面図である。 本発明の第2実施形態における動力伝達装置の要部を示す断面図である。 本発明の第3実施形態における動力伝達装置を示す断面図である。 本発明の第4実施形態における動力伝達装置を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1は、本実施形態における動力伝達装置20の断面図(軸方向断面図)である。図1中の上下の矢印は、動力伝達装置20の設置状態における上下方向を示している。
動力伝達装置20は、車両走行用のエンジン(駆動源)から出力される回転駆動力を駆動対象装置である圧縮機10へ断続的に伝達するために適用されている。圧縮機10は、車両用空調装置の冷凍サイクル装置を構成するものである。
圧縮機10としては、例えば斜板式可変容量型圧縮機を採用することができる。その他の形式の可変容量型圧縮機や、スクロール型、ベーン型等の固定容量型圧縮機のように、回転駆動力を伝達されることによって冷凍サイクル装置の冷媒を吸入し、圧縮して吐出するものであれば、圧縮機10としていずれの形式のものを採用してもよい。
動力伝達装置20は、プーリ21、電磁石22およびアーマチュア30等を有している。プーリ21は、エンジンからの回転駆動力によって回転する駆動側回転体を構成している。アーマチュア30は、プーリ21と連結されることによって回転する従動側回転体を構成している。電磁石22は、通電されることによってプーリ21とアーマチュア30とを連結させる電磁力を発生する。
電磁石22は、ステータ22aおよびコイル22b等を有している。ステータ22aは、磁性材(具体的には、鉄)にて環状に形成されており、圧縮機10の回転軸11と同軸状に配置されている。
ステータ22aの内部に収容されたコイル22bは、絶縁性の樹脂材(具体的には、エポキシ)でモールディングされた状態でステータ22aに固定されており、ステータ22aに対して電気的に絶縁されている。
電磁石22への通電、非通電の切り換え制御は、図示しない空調制御装置から出力される制御電圧によって行われる。
プーリ21は、全体として円筒状に形成されており、圧縮機10の回転軸11の外周側に配置されている。具体的には、プーリ21は、外側円筒部21a、内側円筒部21bおよび端面部21cを有しており、回転軸11の軸方向(以下、回転軸方向と言う。)における断面形状がコの字状になっている。断面コの字状のプーリ21の内部空間(外側円筒部21a、内側円筒部21bおよび端面部21cに囲まれた空間)には電磁石22が収容されている。
円筒状の外側円筒部21aは、回転軸11と同軸上に配置されている。円筒状の内側円筒部21bは、外側円筒部21aの内周側に配置されるとともに、回転軸11と同軸上に配置されている。
端面部21cは、外側円筒部21aおよび内側円筒部21bの回転軸方向(図2の左右方向)の一端側部位同士を結ぶように回転軸方向と直交する方向(図2の上下方向)に広がった形状を有している。端面部21cの中央部には、その表裏を貫通する円形状の貫通孔が形成されている。
外側円筒部21a、内側円筒部21bおよび端面部21cは、磁性材(具体的には鉄)にて一体的に形成され、電磁石22が発生する電磁力の磁気回路を構成する。外側円筒部21aの外周側にはV溝(具体的には、ポリV溝)が形成されている。V溝には、エンジンから出力される回転駆動力を伝達するVベルト(図示せず)が掛けられている。
内側円筒部21bの内周側には、ボールベアリング24の外周部が固定され、ボールベアリング24の内周部には、圧縮機10の外殻を形成するハウジングから動力伝達装置20側へ突出した円筒状のボス部12が固定されている。これにより、プーリ21は、圧縮機10のハウジングに対して回転自在に固定されている。
端面部21cの外側面は、プーリ21と従動側回転体が連結された際にアーマチュア30と接触する摩擦面を形成している。端面部21cの表面の一部には、端面部21cの摩擦係数を増加させるための摩擦部材(図示せず)が配置されている。摩擦部材は、非磁性材で形成されている。具体的には、摩擦部材として、アルミナを樹脂で固めたものや、金属粉末(具体的には、アルミニウム粉末)の焼結材を採用することができる。
アーマチュア30は、回転軸方向と直交する方向に広がる環状板部材であり、その中心孔に圧縮機10の回転軸11が挿入されている。アーマチュア30は、磁性材(具体的には、鉄)にて形成されており、プーリ21とともに、電磁石22が発生させる電磁力の磁気回路を構成する。
アーマチュア30のうち回転軸方向の一端側(図2の右端側)には、プーリ21の端面部21cに対向する平面部が形成されている。この平面部は、プーリ21とアーマチュア30が連結された際にプーリ21と接触する摩擦面を構成している。
アーマチュア30のうち回転軸方向の他端側(図2の左端側)にも平面部が形成されており、この平面部にはアウターハブ31がリベット等によって固定されている。
アウターハブ31は、アーマチュア30から回転軸11にトルクを伝達するハブを構成するものであり、アーマチュア30に固定される環状板部と、環状板部の内周部からアーマチュア30と反対側に延びる円筒部とを有している。
アウターハブ31の円筒部の内周面には、環状に形成された弾性部材32が嵌め込まれて接着されている。弾性部材32の内周面にはインナーハブ33が嵌め込まれて接着されている。
弾性部材32は、塩素化ブチルゴム(Cl−IIR)で形成され、アウターハブ31およびインナーハブ33に対して加硫接着されている。弾性部材32は、アウターハブ31に対してプーリ21から離れる方向に弾性力を作用させる。
電磁石22が非通電状態になっていて電磁力を発生させていないときには、弾性部材32の弾性力によって、アーマチュア30の一端側の平面部とプーリ21の端面部21cの外側面との間に隙間を生じさせることができる。
インナーハブ33は、アウターハブ31とともに、アーマチュア30から回転軸11にトルクを伝達するハブを構成しており、大径円筒部33a、小径円筒部33bおよび環状板部33cを有している。大径円筒部33aは、回転軸11と同軸上に配置されており、その外周面が弾性部材32に接着されている。
小径円筒部33bは、大径円筒部33aよりも圧縮機10側(図1の右方側)にて、回転軸11と同軸上に配置されている。環状板部33cは、大径円筒部33aの圧縮機10側の端部と、小径円筒部33bの圧縮機10と反対側の端部との間で径方向に広がった形状を有している。
小径円筒部33bの中心孔には回転軸11が嵌め込まれている。小径円筒部33bは、回転軸11に対してスプライン嵌合によって回り止めがなされている。
小径円筒部33bの内周面には、径方向内側に向かって突出する環状突起部33dが形成されている。環状突起部33dは、環板状のシム34を介して回転軸11の一端面(図1の左端面)に当接している。
シム34は、インナーハブ33の回転軸方向位置、ひいてはアーマチュア30の回転軸方向位置を調整する役割を果たしている。より具体的には、電磁石22を非通電状態とした場合にはアーマチュア30とプーリ21の端面部21cとの間に適切な隙間が形成され、電磁石22を通電状態にした場合には電磁石22が発生する電磁力によってプーリ21とアーマチュア30とが連結されるように、シム34の厚みが設定されている。
すなわち、電磁石22を通電状態にした場合に電磁石22が発生する電磁力が弾性部材32の弾性力を上回ってプーリ21とアーマチュア30とが連結されるような適切なエアギャップ(磁気抵抗)を形成できるように、シム34の厚みが設定されている。
インナーハブ33の環状板部33cには環状の溝部33eが形成されており、これにより環状板部33cの一部に環状の薄肉部が形成されている。
図2に示すように、環状板部33cの薄肉部には、円弧スリット状の貫通孔33fが周方向に複数個(図2の例では3個)形成されている。
環状板部33cの薄肉部のうち貫通孔33f同士の間の部位は、伝達トルクが所定トルク以上になったときに破断する破断部33gを構成している。
破断部33gが破断することによって、インナーハブ33のうち破断部33gよりも外周側の部分は回転軸11から切り離されることとなる。以下、インナーハブ33のうち破断部33gよりも外周側の部分(破断部33gの破断により回転軸11から切り離される部分)を、インナーハブ33の外周側部分と言う。
図1に示すように、インナーハブ33およびシム34は、保持部材35とともに、ボルト36を用いて回転軸11に固定されている。より具体的には、回転軸11の一端面(図1の左端面)に、ボルト36が螺合される雌ネジ穴が形成されており、回転軸11の一端面とボルト36の頭部との間に、保持部材35、インナーハブ33の環状突起部33dおよびシム34が挟み込まれて締結されている。
保持部材35は、破断部33gが破断したときにインナーハブ33の外周側部分を保持してインナーハブ33の外周側部分の脱落を防止する役割を果たす。したがって、保持部材35を脱落防止部材と表現することもできる。
保持部材35は、全体として環板状に形成されており、回転軸11と同軸上、かつインナーハブ33の環状板部33cに対して圧縮機10と反対側(図1の左方側)に配置されている。
保持部材35の中心孔にはボルト36が挿入されており、保持部材35の内周部は、ボルト36の頭部とインナーハブ33の環状突起部33dとの間に挟み込まれている。
図3は保持部材35を示す正面図および断面図である。保持部材35は、対向部35aと傾斜部35bとを有している。対向部35aは、保持部材35の外周部を構成しており、回転軸11の径方向と平行(回転軸方向と直交する方向)に延びている。
図1に示すように、対向部35aは、インナーハブ33の環状板部33cに対して回転軸方向に対向しており、インナーハブ33の環状板部33cに対して所定間隔空けて配置されている。
傾斜部35bは、保持部材35のうち径方向の中間部位を構成しており、対向部35aのうち径方向の内側端部からインナーハブ33の環状板部33c側(図1の右方側)に向かって、回転軸方向に対して傾斜して延びている。
傾斜部35bは、対向部35a側からインナーハブ33の環状板部33c側に向かうにつれて内径および外径が縮小したテーパー形状を有している。したがって、傾斜部35bをテーパー部と表現することもできる。
次に、上記構成における本実施形態の作動について説明する。空調制御装置が制御電圧を出力しておらず電磁石22が非通電状態になっている場合には、電磁石22が電磁力を発生しないので、プーリ21とアーマチュア30とが弾性部材32の弾性力によって切り離される。従って、エンジンの回転駆動力が圧縮機10へ伝達されない。その結果、冷凍サイクル装置は作動しない。
空調制御装置が制御電圧を出力して電磁石22を通電状態にした場合には、電磁石22が発生する電磁力が弾性部材32の弾性力を上回り、プーリ21とアーマチュア30とが連結される。これにより、プーリ21からアーマチュア30へ回転駆動力が伝達され、アーマチュア30、アウターハブ31、弾性部材32、インナーハブ33およびシム34からなる従動側回転体が回転する。
この際、圧縮機10にロックが生じていなければ、インナーハブ33と圧縮機10の回転軸11とのスプライン嵌合によって回転軸11が回転する。つまり、エンジンから出力された回転駆動力が圧縮機10に伝達されるので、冷凍サイクル装置が作動する。
これに対し、圧縮機10にロックが生じて回転軸11が回転できない場合には、図4、図5に示すように破断部33gが破断する。これにより、インナーハブ33の外周側部分(破断部33gよりも外周側の部分)が回転軸11から切り離されるので、エンジンから圧縮機10への回転駆動力の伝達が遮断される。
破断部33gが破断すると、インナーハブ33の外周側部分は回転軸方向および上下方向に保持される。具体的には、回転軸方向においては、図4に示すように、インナーハブ33の外周側部分は、インナーハブ33の残余の部分、すなわち破断部33gよりも内周側の部分(以下、インナーハブ33の内周側部分と言う。)と保持部材35との間に嵌ることによって保持される。
上下方向においては、図4、図5に示すように、インナーハブ33の外周側部分はインナーハブ33の内周側部分に保持される。より具体的には、インナーハブ33の外周側部分のうち溝部33eの壁面(径方向内側を向いた面)が、インナーハブ33の内周側部分に残った破断部33gに当接する。図5の例では、3箇所の破断部33gのうち2箇所の破断部33gがインナーハブ33の外周側部分に当接する。
このため、インナーハブ33の外周側部分の脱落を防止できる。したがって、回転軸11から切り離された従動側回転体(インナーハブ33の外周側部分、弾性部材32、アウターハブ31およびアーマチュア30)が脱落して、動力伝達装置20の周辺に配置された他の機器類を破損してしまうこと等を防止できる。
また、インナーハブ33の外周側部分が保持部材35とインナーハブ33の内周側部分との間に嵌ることによって、アーマチュア30とプーリ21との間隔(エアギャップ)が破断前の状態に比べて大きくなるので、電磁石22が通電状態になっていてもアーマチュア30の再吸引が防止される。
また、インナーハブ33の外周側部分が保持されることによって、インナーハブ33の外周側部分の姿勢を安定させることができ、ひいては回転軸11から切り離された従動側回転体の姿勢を安定させることができる。
このため、アーマチュア30とプーリ21との間隔(エアギャップ)が大きくなった状態で安定させることができるので、アーマチュア30が局部的にプーリ21に衝突して異音が発生したりプーリ21に凝着してしまうことを防止できる。
なお、インナーハブ33を磁性材によって形成するとともに保持部材35を永久磁石によって形成すれば、破断部33gが破断したときにインナーハブ33の外周側部分が保持部材35に吸引されるので、インナーハブ33の外周側部分をより確実に保持することができる。
以上の説明からわかるように、本実施形態では、リミッタを電磁クラッチに適用している。具体的には、アーマチュア30、アウターハブ31およびインナーハブ33等からなる従動側回転体は、回転軸11の径方向に広がる形状を有しており、破断部33gは、従動側回転体のうち径方向における中間部位に形成されている。
ここで、従動側回転体のうち破断部33gよりも回転軸11側の部分を回転軸側部分とし、従動側回転体のうち破断部33gよりも回転軸11と反対側の部分を反回転軸側部分とする。
保持部材35は、従動側回転体の回転軸側部分に対して回転軸方向に対向して配置されている。これにより、破断部33gが破断したときに従動側回転体の反回転軸側部分を保持部材35と従動側回転体の回転軸側部分との間で保持することができるので、従動側回転体の脱落を防止することができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、破断部33gが破断した際に、インナーハブ33の外周側部分のうち溝部33eの側壁面が、インナーハブ33の内周側部分に残った破断部33gに当接することによってインナーハブ33の外周側部分を上下方向に保持するが、本第2実施形態では、図6に示すように、破断部33gが破断した際に、インナーハブ33の外周側部分の下端面が保持部材35の傾斜部35bに当接することによってインナーハブ33の外周側部分を上下方向に保持する。
図6中の二点鎖線は、リミッタ作動後(破断部33gの破断後)におけるインナーハブ33の外周側部分の位置を示している。
保持部材35の対向部35aの外周端部とインナーハブ33の大径円筒部33aの内周面との間の距離aは、破断部33gの破断後(リミッタ作動後)におけるインナーハブ33の外周側部分の下端部とインナーハブ33の残余の部位の上端部との間の距離bよりも大きく設定されている(a≧b)。これは、破断部33gの破断後に、保持部材35の対向部35aとインナーハブ33の大径円筒部33aとが上下方向に干渉することを防止するためである。
保持部材35の対向部35aとインナーハブ33の環状板部33cとの間の距離cは、インナーハブ33の環状板部33cの厚みdよりも大きく設定されている(c≧d)。これは、破断部33gの破断後に、保持部材35の対向部35aとインナーハブ33の外周側部分(環状板部33c)とが回転軸方向に干渉することを防止するためである。
以上のような寸法関係によれば、破断部33gが破断すると、インナーハブ33の外周側部分の下端面が保持部材35の傾斜部35bに当接する。このため、インナーハブ33の外周側部分を上下方向に保持することができる。
さらに、保持部材35の傾斜部35bは対向部35a側からインナーハブ33の環状板部33c側に向かうにつれて外径が縮小したテーパー形状になっているので、インナーハブ33の外周側部分の下端面が保持部材35の傾斜部35bに当接すると、インナーハブ33の外周側部分がインナーハブ33の残余の部位に回転軸方向に当接する。このため、インナーハブ33の外周側部分を回転軸方向に保持することができる。
以上のことから、回転軸11から切り離された従動側回転体の脱落を防止できるとともに、回転軸11から切り離された従動側回転体の姿勢を安定させることができる。
(第3実施形態)
上記第2実施形態では、保持部材35の傾斜部35bは対向部35a側からインナーハブ33の環状板部33c側に向かうにつれて外径が縮小したテーパー形状になっているが、本第3実施形態では、図7に示すように、傾斜部35bのテーパー形状が上記第2実施形態に対して逆になっている。
すなわち、本実施形態では、傾斜部35bは、インナーハブ33の環状板部33c側から対向部35a側に向かうにつれて外径が縮小したテーパー形状になっている。
これによると、図7(b)に示すように、破断部33gが破断すると、インナーハブ33の外周側部分が保持部材35の対向部35aに回転軸方向に当接する。これにより、破断部33gの破断後におけるアーマチュア30とプーリ21との間隔(エアギャップ)を上記第2実施形態よりも大きくすることができるので、アーマチュア30の再吸引を確実に防止することができる。
なお、上記各実施形態では、保持部材35はボルト36の頭部とインナーハブ33の環状突起部33dとの間に挟み込まれて固定されているが、図7(a)に示すように、保持部材35は、インナーハブ33に対して圧入によって固定されていてもよい。
図7(a)の例では、保持部材35の中心孔に、インナーハブ33に形成された円筒状突起部33hが嵌め込まれている。円筒状突起部33hはボルト36の頭部に当接している。これにより、インナーハブ33を回転軸11に固定することができる。
(第4実施形態)
上記各実施形態では、保持部材35を独立した部材として形成しているが、本第4実施形態では、図8に示すように、保持部材35をボルト36と一体に形成している。具体的には、保持部材35の内周部がボルト36の頭部に繋げられている。これにより、部品点数を削減してコストを低減できる。なお、保持部材35をインナーハブ33と一体に形成してもよい。
図8の例では、保持部材35の傾斜部35bは、環状板部33c側から対向部35a側に向かうにつれて外径が縮小したテーパー形状になっているが、これとは逆に、傾斜部35bは対向部35a側から環状板部33c側に向かうにつれて外径が縮小したテーパー形状になっていてもよい。
(他の実施形態)
なお、上述の各実施形態は、電磁クラッチに適用されるリミッタの一具体例を示しているに過ぎず、種々のリミッタを電磁クラッチに適用することができる。例えば、破断部にかかる剪断応力が所定以上になると破断部が破断するように構成されたリミッタや、破断部にかかる引張応力が所定以上になると破断部が破断するように構成されたリミッタ等を電磁クラッチに適用することができる。
また、上述の各実施形態では、プーリ21とアーマチュア30が切り離されると、ゴム32の弾性力により、アーマチュア30の一端側の平面とプーリ21の端面部21cの外側面との間に予め定めた所定間隔の隙間を形成するようにしているが、もちろんゴム32に代えて板バネを採用し、この板バネの弾性力を用いて所定間隔の隙間を形成するようにしてもよい。
また、上述の各実施形態では、動力伝達装置20をエンジンから圧縮機10への回転駆動力の断続に適用した例を説明したが、本発明の動力伝達装置20の適用はこれに限定されない。エンジンあるいは電動モータ等の駆動源と回転駆動力によって作動する発電機との動力伝達の断続等に幅広く適用可能である。
10 圧縮機(駆動対象装置)
21 プーリ(駆動側回転体)
22 電磁石
30 アーマチュア(従動側回転体)
31 アウターハブ(ハブ、従動側回転体)
33 インナーハブ(ハブ、従動側回転体)
33g 破断部
35 保持部材
35a 対向部
35b 傾斜部

Claims (8)

  1. 駆動源から出力される回転駆動力によって回転する駆動側回転体(21)と、
    前記駆動側回転体(21)に連結されることによって駆動対象装置(10)の回転軸(11)とともに回転する従動側回転体(30、31、33)と、
    前記従動側回転体を前記駆動側回転体(21)に連結させる電磁力を発生する電磁石(22)とを備え、
    前記駆動側回転体(21)は、前記回転軸(11)の外周側に配置され、
    前記従動側回転体は、前記回転軸(11)の径方向に広がる形状を有し、
    前記従動側回転体のうち前記径方向における中間部位には、前記駆動側回転体から前記従動側回転体に伝達されるトルクが所定トルク以上になったときに破断する破断部(33g)が形成され、
    前記従動側回転体のうち前記破断部(33g)よりも前記回転軸(11)側の部分を回転軸側部分とし、前記従動側回転体のうち前記破断部(33g)よりも前記回転軸(11)と反対側の部分を反回転軸側部分としたとき、
    前記回転軸側部分に対して前記回転軸(11)の軸方向に対向して配置され、前記破断部(33g)が破断したときに前記回転軸側部分との間で前記反回転軸側部分を保持する保持部材(35)を備えることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記従動側回転体は、前記によって吸引されることで前記駆動側回転体(21)に連結されるアーマチュア(30)と、前記アーマチュア(30)から前記回転軸(11)にトルクを伝達するハブ(31、33)とを有し、
    前記ハブ(31、33)は、前記回転軸(11)の径方向に広がる形状を有し、
    前記破断部(33g)は、前記ハブ(31、33)のうち前記径方向における中間部位に形成され、
    前記回転軸側部分は、前記ハブ(31、33)のうち前記破断部(33g)よりも前記回転軸(11)側の部分であり、
    前記反回転軸側部分は、前記ハブ(31、33)のうち前記破断部(33g)よりも前記回転軸(11)と反対側の部分、および前記アーマチュア(30)であることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記保持部材(35)は、前記反回転軸側部分に対して前記軸方向に対向する対向部(35a)と、前記対向部(35a)のうち前記径方向の内側端部から前記反回転軸側部分に向かって前記軸方向に対して傾斜して延びる傾斜部(35b)とを有し、
    前記傾斜部(35b)は、前記反回転軸側部分に向かうにつれて前記径方向の内側から前記径方向の外側へ傾斜しており、
    前記破断部(33g)が破断したときに、前記保持部材(35)と前記回転軸側部分との間で保持された前記反回転軸側部分は、前記傾斜部(35b)に当接することを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  4. 前記保持部材(35)は、前記反回転軸側部分に対して前記軸方向に対向する対向部(35a)と、前記対向部(35a)のうち前記径方向の内側端部から前記反回転軸側部分に向かって前記軸方向に対して傾斜して延びる傾斜部(35b)とを有し、
    前記傾斜部(35b)は、前記反回転軸側部分に向かうにつれて前記径方向の外側から前記径方向の内側へ傾斜しており、
    前記破断部(33g)が破断したときに、前記保持部材(35)と前記回転軸側部分との間で保持された前記反回転軸側部分は、前記傾斜部(35b)に当接することを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  5. 前記破断部(33g)が破断したときに、前記反回転軸側部分が前記回転軸側部分に残った前記破断部(33g)に当接することを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  6. 前記保持部材(35)は、前記回転軸側部分に対して圧入によって固定されていることを特徴とする請求項5に記載の動力伝達装置。
  7. 前記回転軸側部分を前記回転軸(11)に固定するボルト(36)を備え、
    前記保持部材(35)は、前記ボルト(36)と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  8. 前記反回転軸側部分は、少なくとも前記保持部材(35)と前記回転軸側部分との間で保持される部位が磁性材で形成され、
    前記保持部材(35)は、少なくとも前記回転軸側部分と対向する部位が永久磁石で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
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