JP2011156973A - 車両用空調ダクト構造 - Google Patents

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泰伸 山崎
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Abstract

【課題】インストルメントパネルの表面に結露が生じることを抑制しつつ、コストダウンする。
【解決手段】センタフェイスダクト32からは、レジスタ36とセンタフェイスダクト32の長手方向にオーバラップするようにオーバラップ部38が延長して形成されており、このオーバラップ部38の延長先端部40,42は、インストルメントパネル12の裏面に直接接合されている。また、オーバラップ部38における延長先端部40,42よりもセンタフェイスダクト32側と、レジスタ36とは、シール接合部44によってシールされた状態で接合されている。この構成によれば、延長先端部40,42が空調風に晒されることを抑制できるので、インストルメントパネル12の表面に結露が生じることを抑制できる。また、オーバラップ部38とインストルメントパネル12の裏面との間に断熱材が用いられていないので、コストダウンできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用空調ダクト構造に関する。
特許文献1には、樹脂製部品の接合構造が開示されている。この樹脂製部品の接合構造では、インストルメントパネルと空調ダクトとの間に発泡体が介在された状態でインストルメントパネルと空調ダクトとが振動溶着により接合されている。
特開平8−268041号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、インストルメントパネルの表面に結露が生じることを抑制するために、インストルメントパネルと空調ダクトとの間に発泡体が介在されているが、この発泡体により、コストアップとなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、インストルメントパネルの表面に結露が生じることを抑制しつつ、コストダウンできる車両用空調ダクト構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用空調ダクト構造は、インストルメントパネルに形成された吹出口と連通されたレジスタと、前記インストルメントパネルの裏側に設けられ、前記レジスタと空調装置に形成された送出口とを連通するダクト部と、前記レジスタの少なくとも一部と前記ダクト部の長手方向にオーバラップするように前記ダクト部から延長して形成され、その延長先端部が前記インストルメントパネルの裏面に直接接合されたオーバラップ部と、前記オーバラップ部における前記延長先端部よりも前記ダクト部側と前記レジスタとをシールされた状態で接合するシール接合部と、を備えている。
この車両用空調ダクト構造によれば、ダクト部から延長してオーバラップ部が形成されており、このオーバラップ部の延長先端部は、インストルメントパネルの裏面に直接接合されている。従って、オーバラップ部とインストルメントパネルの裏面との間に例えば発泡体等の断熱材が用いられていないので、コストダウンできる。
また、オーバラップ部における延長先端部よりもダクト部側と、レジスタとは、シール接合部によってシールされた状態で接合されているので、延長先端部が空調風に晒されることを抑制することができる。これにより、インストルメントパネルの表面(特に、延長先端部との接合部の表面)に結露が生じることを抑制することができる。
以上詳述したように、本発明によれば、インストルメントパネルの表面に結露が生じることを抑制しつつ、コストダウンできる。
本発明の一実施形態に係る車両用空調ダクト構造が適用された空調ダクトと、インストルメントパネルと、空調装置の分解斜視図である。 図1の2−2線拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
なお、各図において示される矢印UP、矢印FR、矢印OUTは、車両上下方向上側、車両前後方向前側、車両幅方向外側(右側)をそれぞれ示している。
図1に示されるインストルメントパネル12は、車室前部に設けられている。このインストルメントパネル12は、図示しない左右のフロントピラー間に架け渡されたインパネリインフォースメントに取り付けられており、空調装置14等を車両上側から覆っている。
このインストルメントパネル12には、その車両幅方向外側にサイドデフロスタ吹出口16及びサイドフェイス吹出口18がそれぞれ形成されると共に、その中央部にセンタデフロスタ吹出口20と、吹出口としてのセンタフェイス吹出口22とがそれぞれ形成されている。
そして、このインストルメントパネル12の裏側には、空調ダクト24及びレジスタ36が設けられている。この空調ダクト24及びレジスタ36には、本発明の一実施形態に係る車両用空調ダクト構造10が適用されている。
つまり、空調ダクト24は、サイドデフロスタダクト26と、サイドフェイスダクト28と、センタデフロスタダクト30と、一対のダクト部としてのセンタフェイスダクト32とを有して構成されている。
サイドデフロスタダクト26及びサイドフェイスダクト28は、車両幅方向に延在されており、空調装置14に形成された送出口34とサイドデフロスタ吹出口16及びサイドフェイス吹出口18とを連通している。
一方、センタデフロスタダクト30及びセンタフェイスダクト32は、車両前後方向に延在されており、その各上流側は、上述の送出口34と連通されている。また、センタデフロスタダクト30の下流側は、センタデフロスタ吹出口20と連通されており、センタフェイスダクト32の下流側は、レジスタ36と連通されている。レジスタ36は、センタフェイス吹出口22と連通されている(図2も参照)。
また、図2に示されるように、センタフェイスダクト32の下流側には、センタフェイス吹出口22側(車両後側)に向けてオーバラップ部38が延長して形成されている。このオーバラップ部38の上壁部38Aは、レジスタ36の下流側の一部とセンタフェイスダクト32の長手方向(車両前後方向)にオーバラップされており、このオーバラップ部38の下壁部38Bは、レジスタ36の略全体とセンタフェイスダクト32の長手方向にオーバラップされている。
この上壁部38A及び下壁部38Bの先端側には、延長先端部40,42がそれぞれ形成されており、延長先端部40は、インストルメントパネル12の上壁部12Aの裏面に直接接合され、延長先端部42は、インストルメントパネル12の縦壁部12Bの裏面に直接接合されている。なお、各延長先端部40,42のインストルメントパネル12の裏面への接合は、例えば、振動溶着、熱溶着、接着材等によると好適である。
また、このオーバラップ部38におけるセンタフェイスダクト32側(車両前側であって、延長先端部40,42よりもセンタフェイスダクト32側)には、接合部46が形成されている。一方、この接合部46とオーバラップするレジスタ36の上流側の部分は、被接合部48とされている。この接合部46と被接合部48とは、ウレタン等のシール材50とでシール接合部44を構成しており、シール材50を介してシールされた状態で接合されている。なお、このシール接合部44は、センタフェイスダクト32の長手方向の周りに環状に形成されている。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
この車両用空調ダクト構造10によれば、センタフェイスダクト32から延長してオーバラップ部38が形成されており、このオーバラップ部38における上壁部38A及び下壁部38Bの各延長先端部40,42は、インストルメントパネル12における上壁部12A及び縦壁部12Bの各裏面に直接接合されている。従って、オーバラップ部38とインストルメントパネル12の裏面との間に例えば発泡体等の断熱材が用いられていないので、コストダウンできる。
また、オーバラップ部38における延長先端部40,42よりもセンタフェイスダクト32側に形成された接合部46と、レジスタ36に形成された被接合部48とは、シール材50を介してシールされた状態で接合されているので、延長先端部40,42が空調風に晒されることを抑制することができる。これにより、インストルメントパネル12の表面(特に、延長先端部40,42との接合部の表面)に結露が生じることを抑制することができる。
このように、この車両用空調ダクト構造10によれば、インストルメントパネル12の表面に結露が生じることを抑制しつつ、コストダウンできる。
また、オーバラップ部38がレジスタ36の近傍でインストルメントパネル12の裏面に接合されているので、センタフェイス吹出口22に対するレジスタ36の位置精度を向上させることができる。
また、オーバラップ部38が薄肉で剛性が不足する場合でも、このオーバラップ部38の各延長先端部40,42がインストルメントパネル12の裏面に接合されることにより、このオーバラップ部38の剛性を確保することができる。
また、オーバラップ部38は、センタフェイスダクト32からセンタフェイスダクト32の長手方向に延長して形成されているので、例えば、センタフェイスダクト32に取付座等を別途立設させる場合に比べて、成形型の構造を簡素化でき、金型費を低減させることができる。
また、オーバラップ部38がインストルメントパネル12の裏面に直接接合されており、インストルメントパネル12の裏面にボス等を設定する必要が無いので、インストルメントパネル12の表面にヒケが生じることを抑制することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、接合部46と被接合部48とは、シール材50を介して接合されていたが、シール材50を介さずに例えば嵌合等されることによってシールされた状態で接合されていても良い。
また、車両用空調ダクト構造10は、センタフェイスダクト32に適用されていたが、その他にも、例えば、サイドフェイスダクト28に適用されても良い。なお、この場合には、サイドフェイスダクト28が本発明におけるダクト部に相当する。
また、オーバラップ部38の上壁部38Aは、レジスタ36の下流側の一部とセンタフェイスダクト32の長手方向にオーバラップされていたが、レジスタ36の略全体とセンタフェイスダクト32の長手方向にオーバラップされていても良い。
また、オーバラップ部38の下壁部38Bは、レジスタ36の略全体とセンタフェイスダクト32の長手方向にオーバラップされていたが、レジスタ36の下流側の一部とセンタフェイスダクト32の長手方向にオーバラップされていても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 車両用空調ダクト構造
12 インストルメントパネル
14 空調装置
22 センタフェイス吹出口(吹出口)
32 センタフェイスダクト(ダクト部)
34 送出口
36 レジスタ
38 オーバラップ部
40,42 延長先端部
44 シール接合部

Claims (1)

  1. インストルメントパネルに形成された吹出口と連通されたレジスタと、
    前記インストルメントパネルの裏側に設けられ、前記レジスタと空調装置に形成された送出口とを連通するダクト部と、
    前記レジスタの少なくとも一部と前記ダクト部の長手方向にオーバラップするように前記ダクト部から延長して形成され、その延長先端部が前記インストルメントパネルの裏面に直接接合されたオーバラップ部と、
    前記オーバラップ部における前記延長先端部よりも前記ダクト部側と前記レジスタとをシールされた状態で接合するシール接合部と、
    を備えた車両用空調ダクト構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020111612A1 (ko) * 2018-11-29 2020-06-04 덕양산업 주식회사 밀폐결합구조의 크래시패드 덕트조립체
CN113635744A (zh) * 2021-07-02 2021-11-12 武汉路特斯汽车有限公司 一种可调节的出风口结构及出风口总成

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