JP2011153010A - エレベーター装置 - Google Patents

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順一 多田
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Abstract

【課題】エレベーター装置において、意図しないかごの戸開走行を早期且つ確実に検出することにより戸開走行時の増速を押え、かごが停止するまでの走行距離を大幅に短縮させることができるようにする。
【解決手段】所定の条件下、かご1が戸開走行を行うエレベーター装置において、かご1に、加速度を検出するための加速度計9を設置する。そして、この加速度計9によって検出されたかご1の加速度が、かご1の戸開走行時に検出され得る値よりも大きな所定の値を超えると、巻上機4及びブレーキ装置5に対する給電を遮断し、かご1を非常停止させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベーター装置に関するものである。
近年、エレベーターには、乗客の安全保護の観点から、かごの戸開走行を防止することが求められている。このため、エレベーターには、意図しないかごの戸開走行を防止するための手段として、種々の安全装置や安全回路が備えられている。
例えば、従来技術として、エレベーターにおいてリレベル運転前後のかご位置を検出することにより、そのかご位置の差が所定値を超えると意図していないかごの戸開走行が発生していると判断し、かごを非常停止させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、特許文献1に記載のものでは、巻上機に備えられたパルスジェネレータからのパルス数に基づき、かご位置の算出を行っている。
特開2007−55691号公報
特許文献1に記載のものでは、リレベル運転前後のかご位置に基づいて非常停止の要否を判断しているため、その判断結果が得られるまでにある程度の時間が必要になってしまう。その結果、実際にかごが戸開状態で暴走した際には、その状態が検出されるまでにかごが異常増速し、戸開走行距離が長くなるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、意図しないかごの戸開走行を早期且つ確実に検出することにより戸開走行時の増速を押え、かごが停止するまでの走行距離を大幅に短縮させることができるエレベーター装置を提供することである。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーター昇降路内を昇降するかご及びつり合いおもりと、かご及びつり合いおもりを昇降路内で釣瓶式に懸架する主索と、を備え、所定の条件下、かごが戸開走行を行うエレベーター装置であって、かごを駆動する巻上機と、巻上機を制動するブレーキ装置と、かごに設けられ、かごの加速度を検出する加速度計と、加速度計によって検出されたかごの加速度が、かごの戸開走行時に検出され得る値よりも大きな所定の値を超えた場合に、巻上機及びブレーキ装置への給電を遮断し、かごを非常停止させる電源遮断手段と、を備えたものである。
この発明に係るエレベーター装置であれば、意図しないかごの戸開走行を早期且つ確実に検出することにより戸開走行時の増速を押え、かごが停止するまでの走行距離を大幅に短縮させることができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の動作を説明するための図である。 図1の加速度計及び電源遮断手段の要部を示す図である。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の構成を示す図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の動作を説明するための図である。
図1及び図2において、1はエレベーター昇降路内を昇降するかご、2は昇降路内をかご1とは互いに逆方向に昇降するつり合いおもり、3はかご1及びつり合いおもり2を昇降路内で釣瓶式に懸架する主索、4はかご1を駆動する巻上機である。上記主索3は、巻上機4(の駆動綱車)にその一部が巻き掛けられており、巻上機4の回動に連動して移動する。即ち、巻上機4が駆動されてトルクが出力されることにより、かご1(及び、つり合いおもり2)は、昇降路内を昇降する。
5は巻上機4を制動するために備えられたブレーキ装置である。エレベーターの通常運転時、ブレーキ装置5は、かご1が停止した際に動作して巻上機4を静止保持する。一方、非常時には、上記ブレーキ装置5がかご1の走行時にも動作し、かご1を非常停止させるための制動力を発生させる。なお、このブレーキ装置5は、フェールセーフの観点から給電時に巻上機4を解放し、給電が行われなくなると制動力を発生させる所定の構成を有している。
6はエレベーターのシステムに対して電力を供給するための電源、7はかご1内の機器や巻上機4、ブレーキ装置5の制御等、エレベーター全体の運行制御を行う制御装置である。
かご1内の機器や巻上機4、ブレーキ装置5は、電源6から必要な電力が供給される。即ち、巻上機4は、電源6から給電されることにより、必要なトルクを発生させる。また、ブレーキ装置5は、電源6から給電されることにより、ブレーキを解放して巻上機4を駆動可能な状態にする。なお、巻上機4及びブレーキ装置5は、制御装置7内のコンダクタ8(遮断手段)を介して、電源6からの電力供給が行われている。
また、上記制御装置7は、所定の条件下、かご1を戸開状態で走行させる機能を有している。例えば、制御装置7は、かご1の着床時にリレベル運転の制御を行い、かご位置の自動補正を行う。なお、リレベル運転とは、かご1内の乗客数が変化すること等によって主索3の伸び量が増減し、かご1が所定の着床位置からずれてしまった場合に、かご1を戸開状態のまま低速走行させて、かご1を上記所定の着床位置に戻す運転のことをいう。
また、本エレベーター装置には、かご1の鉛直方向の加速度を検出する加速度計9と、加速度計9の検出結果に基づいて、所定の条件下、かご1を非常停止させる電源遮断手段10とが備えられている。なお、図3は図1の加速度計及び電源遮断手段の要部を示す図である。
加速度計9は、かご1に設けられており、かご1の鉛直方向加速度を機械的に検出するための所定の機構を有している。例えば、加速度計9は、かご1に設けられた錘11a及び11bと、この錘11a及び11bを付勢するバネ12a及び12bとから構成される。錘11a及び11bは、かご1に対してその走行方向、即ち上下方向に移動が案内されており、バネ12a及び12bによってそれぞれ上方に付勢されている。即ち、図3に示す加速度計9は、かご1の加速度を錘11a及び11bの変位として出力する。
また、上記電源遮断手段10は、加速度計9によって検出されたかご1の加速度が、所定の基準値を超えた場合に、巻上機4及びブレーキ装置5への電力供給を遮断し、かご1を非常停止させる機能を有している。なお、上記基準値は、かご1が正常に戸開走行する時(例えば、上記リレベル運転時)に検出され得る値よりも大きな所定の値に設定されている。
電源遮断手段10は、例えば、かご1に設けられたリミットスイッチ13a及び13bと、上記コンダクタ8(遮断手段)とから構成される。リミットスイッチ13a及び13bは、加速度計9の錘11a及び11bの変位が一定値を超えた時に動作して、その接点を開放する。即ち、錘11aの上方向の変位が上記一定値を超えて錘11aが所定の動作位置に達すると、リミットスイッチ13aが動作してその接点を開放する。同様に、錘11bの下方向の変位が上記一定値を超えて錘11bが所定の動作位置に達すると、リミットスイッチ13bが動作してその接点を開放する。
図1及び図2に示すように、リミットスイッチ13a及び13bは、上記コンダクタ8の駆動電源と一本の回路を構成している。このため、コンダクタ8は、リミットスイッチ13a或いは13bが動作するとその接点が開放され、巻上機4及びブレーキ装置5に対する電力供給を遮断する。図2は、コンダクタ8の接点が開放され、巻上機4及びブレーキ装置5に対する電力供給が遮断された状態を示している。
上記構成を有するエレベーター装置であれば、かご1の戸開走行を早期に且つ確実に検出することにより戸開走行時の増速を押え、かご1を緊急停止させるまでの走行距離を大幅に短縮させることができる。即ち、乗客の安全を考慮した、より信頼性の高いエレベーター装置を提供することができる。
本エレベーター装置では、かご1に直接設置された加速度計9によってかご1の加速度を検出しているため、戸開走行の検出に要する時間を大幅に短縮し、かご1の増速を抑制することができる。このため、かご1が戸開状態で暴走した場合であってもその異常を早期に検出でき、かご1を非常停止させるための動作に即座に移行することができる。
更に、加速度計9が機械的な検出機構を有するため、かご位置の演算等も不要になる。また、加速度計9がかご1に対する駆動制御等とは独立して動作するため、装置としての信頼性も向上する。
なお、上記電源遮断手段10は、制御装置7によってリレベル運転の制御が行われている時のみ動作するように構成しても良い。かかる場合、電源遮断手段10は、リレベル運転中に加速度計9の検出加速度が上記基準値を超えると、巻上機4及びブレーキ装置5に対する給電を遮断する。
1 かご
2 つり合いおもり
3 主索
4 巻上機
5 ブレーキ装置
6 電源
7 制御装置
8 コンダクタ
9 加速度計
10 電源遮断手段
11a、11b 錘
12a、12b バネ
13a、13b リミットスイッチ

Claims (5)

  1. エレベーター昇降路内を昇降するかご及びつり合いおもりと、
    前記かご及び前記つり合いおもりを前記昇降路内で釣瓶式に懸架する主索と、
    を備え、所定の条件下、前記かごが戸開走行を行うエレベーター装置であって、
    前記かごを駆動する巻上機と、
    前記巻上機を制動するブレーキ装置と、
    前記かごに設けられ、前記かごの加速度を検出する加速度計と、
    前記加速度計によって検出された前記かごの加速度が、前記かごの戸開走行時に検出され得る値よりも大きな所定の値を超えた場合に、前記巻上機及び前記ブレーキ装置への給電を遮断し、前記かごを非常停止させる電源遮断手段と、
    を備えたことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 前記かごの着床時に、かご位置を自動補正するリレベル運転の制御を行う制御装置と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 前記加速度計は、前記かごの加速度を機械的に検出する所定の機構を有することを特徴とする請求項2に記載のエレベーター装置。
  4. 前記加速度計は、
    前記かごに設けられ、前記かごの走行方向にその移動が案内された錘と、
    前記錘を一方に付勢するバネと、
    を備え、
    前記電源遮断手段は、
    前記かごに設けられ、前記錘が所定位置に達した際に動作するリミットスイッチと、
    前記リミットスイッチが動作することにより、前記巻上機及び前記ブレーキ装置に対する給電を遮断する遮断手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のエレベーター装置。
  5. 前記電源遮断手段は、前記制御装置によってリレベル運転の制御が行われている時のみ動作し、前記巻上機及び前記ブレーキ装置への給電を遮断することを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記載のエレベーター装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016006056A1 (ja) * 2014-07-09 2016-01-14 三菱電機株式会社 エレベーターシステム
CN108439114A (zh) * 2018-04-13 2018-08-24 武汉万曦智能科技有限公司 一种电梯门异常打开状态的预警检测装置

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