JP2011152700A5 - - Google Patents
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Description
本願の請求項1に係る発明は、射出成形に係る物理量を所定サンプリング時間間隔で検出する物理量検出手段と、該物理量検出手段によって検出した物理量を前記所定サンプリング時間間隔の時系列データとして複数サイクルにわたって記憶する物理量記憶手段と、成形品質データを検出する成形品質データ検出手段と、該成形品質データ検出手段によって検出した成形品質データを複数サイクルにわたって記憶する成形品質データ記憶手段と、を備えた射出成形機の制御装置であって、前記物理量記憶手段によって記憶した物理量の時系列データのうち、各ショット間の同一時刻における物理量と、前記成形品質データ記憶手段によって記憶した各ショット間の成形品質データとの相関係数を、前記同一時刻における相関係数として算出する相関係数算出手段を備え、前記相関係数算出手段によって前記所定サンプリング時間間隔の時刻ごとに相関係数を逐次算出することを特徴とする射出成形機の制御装置である。
請求項2に係る発明は、前記相関係数算出手段によって逐次算出された相関係数の絶対値が最大となる時刻を求め、該求めた時刻における射出成形に係る物理量に基づいて、成形品の良否判別を行うことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の制御装置である。 請求項3に係る発明は、前記相関係数算出手段によって逐次算出された相関係数の絶対値が最大となる時刻を求め、該求めた時刻における射出成形に係る物理量に基づいて、射出保圧切替位置または射出速度切替位置を補正することを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の制御装置である。
請求項4に係る発明は、前記相関係数算出手段によって逐次算出された相関係数の絶対値を所定値と比較し、該逐次算出された相関係数の絶対値が所定値以上となる区間を求め、該区間において射出成形に係る物理量のフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の制御装置である。
請求項4に係る発明は、前記相関係数算出手段によって逐次算出された相関係数の絶対値を所定値と比較し、該逐次算出された相関係数の絶対値が所定値以上となる区間を求め、該区間において射出成形に係る物理量のフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の制御装置である。
前記測定した物理量の時系列データのうち、各ショット間の同一時刻における物理量とショット毎の成形品質データとの相関係数を、前記同一時刻における相関係数として前記所定サンプリング時間間隔の時刻ごとに逐次計算する。
なお、上述した本発明の実施形態では、射出成形に係る物理量の時系列データのうち、各ショット間のサイクル開始からの同一時刻における物理量とショット毎の成形品質データとの相関係数を、前記サイクル開始からの同一時刻における相関係数として前記所定サンプリング時間間隔の時刻ごとに逐次計算する例について記載したが、射出成形に係る物理量によっては、サイクル開始からの時刻でなく、例えば射出開始からの時刻、保圧開始からの時刻、計量開始からの時刻、エジェクト開始からの時刻、型開開始からの時刻などに基いて相関係数を逐次計算するようにしてもよい。例えば、計量背圧の時系列データと各ショット毎の成形品質データとの相関係数を求める場合においては、各ショット間の計量開始からの同一時刻における相関係数として、前記所定サンプリング時間間隔ごとに逐次計算するようにしてもよい。
なお、上述した本発明の実施形態では、射出成形に係る物理量の時系列データのうち、各ショット間の同一時刻における物理量とショット毎の成形品質データとの相関係数を、前記同一時刻における相関係数として前記所定サンプリング時間間隔の時刻ごとに逐次計算する例について記載したが、スクリュ位置ごとに相関係数を逐次計算するようにしてもよい。即ち、射出成形にかかる物理量とあわせてスクリュ位置を同時に測定しておき、各ショット間の同一スクリュ位置における物理量と各ショット毎の成形品質データとの相関係数を、前記同一スクリュ位置における相関係数としてスクリュ位置ごとに逐次計算するようにしてもよい。
Claims (7)
- 射出成形に係る物理量を所定サンプリング時間間隔で検出する物理量検出手段と、該物理量検出手段によって検出した物理量を前記所定サンプリング時間間隔の時系列データとして複数サイクルにわたって記憶する物理量記憶手段と、成形品質データを検出する成形品質データ検出手段と、該成形品質データ検出手段によって検出した成形品質データを複数サイクルにわたって記憶する成形品質データ記憶手段と、を備えた射出成形機の制御装置であって、
前記物理量記憶手段によって記憶した物理量の時系列データのうち、各ショット間の同一時刻における物理量と、前記成形品質データ記憶手段によって記憶した各ショット間の成形品質データとの相関係数を、前記同一時刻における相関係数として算出する相関係数算出手段を備え、
前記相関係数算出手段によって前記所定サンプリング時間間隔の時刻ごとに相関係数を逐次算出することを特徴とする射出成形機の制御装置。 - 前記相関係数算出手段によって逐次算出された相関係数の絶対値が最大となる時刻を求め、該求めた時刻における射出成形に係る物理量に基づいて、成形品の良否判別を行うことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の制御装置。
- 前記相関係数算出手段によって逐次算出された相関係数の絶対値が最大となる時刻を求め、該求めた時刻における射出成形に係る物理量に基づいて、射出保圧切替位置または射出速度切替位置を補正することを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の制御装置。
- 前記相関係数算出手段によって逐次算出された相関係数の絶対値を所定値と比較し、該逐次算出された相関係数の絶対値が所定値以上となる区間を求め、該区間において射出成形に係る物理量のフィードバック制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の制御装置。
- 前記射出成形に係る物理量は、射出圧力、スクリュ位置、スクリュ速度、型内圧力、エジェクタ位置、エジェクタ推力、型盤位置、型盤推力、金型パーティング面間隔、型締め力、金型温度のうち何れか一つであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の射出成形機の制御装置。
- 前記成形品質データは、成形品そのものから検出された直接的に成形品質を評価可能なデータ、あるいは、成形プロセス中の物理量から検出され、間接的に成形品の品質を評価可能なデータであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の射出成形機の制御装置。
- 前記逐次算出された相関係数を波形として画面に表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の射出成形機の制御装置。
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JP2010015347A JP5460355B2 (ja) | 2010-01-27 | 2010-01-27 | 相関係数算出機能を有する射出成形機の制御装置 |
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JP2010015347A JP5460355B2 (ja) | 2010-01-27 | 2010-01-27 | 相関係数算出機能を有する射出成形機の制御装置 |
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