JP2011149162A - 構造物及びその構造物用の仕口並びに構造物の連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実な一体化を図ることが可能な構造物及びその構造物用の仕口並びに構造物の連結構造を提供すること。
【解決手段】上下の横板3,4とその上下の横板3,4に一体に固定される奥行き方向に対向する縦向きの側面板5,6を有すると共に、その対向する側面板5,6に横方向の奥行き方向に貫通する貫通孔7を対向するようにそれぞれ設け、かつ前記2つの各貫通孔7は、各貫通孔7に亘るように通して挿入されるボルト・ナット回動工具により、奥行き方向奥側の側面板6より奥のボルト挿通孔を有する前記横板に挿通配置されるボルトを締め付け可能となるように設けられている構造物用の仕口。前記の仕口を隅部に備えた構造物とする。奥行き方向奥側の側面板6より奥のボルト挿通孔を有する横板相互をボルト接合する構造物の連結構造とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、船舶用コンテナ、住宅用コンテナユニット、倉庫用コンテナ、自動車あるいは貨車運搬用のコンテナ、箱型構造物等の構造物の隅部に用いられる仕口及びそのような仕口を備えた構造物並びに仕口相互の連結構造と連結方法に関する。
従来、コンテナ等の箱形構造物の各隅部に仕口を設けて、構造物を固定したり、構造物相互を横方向に連結する技術がある。(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2004−257115号公報 特開2005−105537号公報
隣り合う箱形等の構造物における仕口の前面側に縦部分を備えた構造物では、横方向に隣り合う構造物の仕口相互を、縦部分に設けられた横孔に亘ってボルトを挿通することで、容易に隣り合う構造物相互を連結一体化することができる。
箱形コンテナ等では、船積みする場合には、上下方向に隣り合う構造物の仕口相互は、仕口内に配置される係止金具付き縦軸あるいは1本のボルトにより固定することができるが、仕口の奥側の縦板より奥側には、ボルトを配置して上下の構造物を固定することは、行われていない。
船積みする場合のコンテナ又は居住用箱形構造物あるいはその他の隅部に仕口を備えた構造物を上下方向に連結一体化する場合に、横方向に隣接して構造物が配置される場合でも、仕口の奥側の縦板より奥に縦向きにボルトを配置して、上下の構造物の確実な一体化を図ることが可能な構造物及びその構造物用の仕口並びに構造物の連結構造を提供することを目的とする。
第1発明の構造物用の仕口においては、上下の横板とその上下の横板に一体に固定される奥行き方向に対向する縦向きの側面板を有すると共に、その対向する側面板に横方向の奥行き方向に貫通する貫通孔を対向するようにそれぞれ設け、かつ前記2つの各貫通孔は、各貫通孔に亘るように通して挿入されるボルト・ナット回動工具により、奥行き方向奥側の側面板より奥のボルト挿通孔を有する前記横板に挿通配置されるボルトを締め付け可能となるように設けられていることを特徴とする。
第2発明では、第1発明の構造物用の仕口において、前記各貫通孔は、狭巾部とこれに接続する広巾部とを備えていることを特徴とする。
第3発明では、第1発明又は第2発明の構造物用の仕口において、奥行き方向に対向する一方及び他方の側面板の貫通孔は、奥行き方向の同じ中心軸線となるように設けられていることを特徴とする。
第4発明では、第1発明〜第3発明のいずれかの構造物用の仕口において、奥行き方向奥側の側面板より奥の上下の横板のいずれか一方又は両方に、ボルト挿通孔が設けられていることを特徴とする。
第5発明の構造物では、第1発明〜第4発明のいずれかの構造物用の仕口を隅部に備えていることを特徴とする。
第6発明の構造物の連結構造では、第5発明の構造物が横方向に複数隣接して配置されると共に上下に複数重ねて配置された構造物の連結構造であって、上位に位置する構造物の下部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の下側の横板と、下位に位置する構造物の上部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の上側の横板とが、ボルト接合されていることを特徴とする。
第7発明の構造物の連結方法では、第5発明の構造物が横方向に複数隣接して配置されると共に上下に複数重ねて配置された構造物の連結方法であって、下位の構造物の上に上位の構造物を配置した後、上位に位置する構造物の下部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の下側の横板と、下位に位置する構造物の上部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の上側の横板とを、上位又は下位の仕口における各貫通孔を通して挿入される締め付け工具により、ボルト接合することを特徴とする。
第1発明によると、上下の横板とその上下の横板に一体に固定される奥行き方向に対向する縦向きの側面板を有すると共に、その対向する側面板に横方向の奥行き方向に貫通する貫通孔を対向するようにそれぞれ設け、かつ前記2つの各貫通孔は、各貫通孔に亘るように通して挿入されるL形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具により、奥行き方向奥側の側面板より奥のボルト挿通孔を有する前記横板に挿通配置されるボルトを締め付け可能となるように設けられているので、このような仕口を隅部に備えた構造物を左右方向及び上下に並べて積み重ねて、上下の構造物相互を連結する場合に、仕口奥側の横板相互をボルトにより連結することで、構造物相互を連結することができる。しかも、横方向に隣接して側壁を有する構造物がある場合には、側壁が邪魔して隣接する構造物側からの接合ができない場合でも、奥行き方向の前面側から、前面側の側面板の貫通孔と奥側の側面板の貫通孔とに亘ってL形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具を挿通して、奥側の側面板より奥にボルトを配置して、容易にボルト接合することができる。また、仕口内に配置されるボルト接合とを併用する場合には、上下の構造物相互の連結がより強固な連結とすることができる。また、溶接による接合ではなく、ボルトによる接合であるので、解体する場合も容易である等の効果が得られる。
第2発明によると、前記各貫通孔は、狭巾部とこれに接続する広巾部とを備えているので、広巾部からL形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具を前後(又は左右)の側面板に亘って挿入して、容易に高力ボルト等のボルトを使用したボルト接合をすることができる等の効果が得られる。
第3発明によると、奥行き方向に対向する一方及び他方の側面板の貫通孔は、奥行き方向の同じ中心軸線となるように設けられているので、奥行き方向の前後の貫通孔に亘ってL形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具の挿入及び締め付け作業が容易である等の効果が得られる。
第4発明によると、奥行き方向奥側の側面板より奥の上下の横板のいずれか一方又は両方に、ボルト挿通孔が設けられているので、最上位、中間位、最下位のいずれかの位置に配置される構造物に応じて、適切なボルト挿通孔が設けられている仕口を備えた構造物とすることで、上下の構造物の確実な接合を図ることができる等の効果が得られる。
第5発明によると、前記のような構造物用の仕口を隅部に備えている共に周側壁を備えている構造物であるので、上下左右に重ねるように配置される構造物として、上下の構造物の確実な接合を図ることができる構造物とすることができる等の効果が得られる。
第6発明によると、第5発明の構造物が横方向に複数隣接して配置されると共に上下に複数重ねて配置された構造物の連結構造であって、上位に位置する構造物の下部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の下側の横板と、下位に位置する構造物の上部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の上側の横板とが、ボルト接合されているので、上下の構造物を接合する場合に、奥行き方向奥側の側面板より奥の横板相互をボルト接合して、構造物相互を確実に接合することができる等の効果が得られる。
第7発明によると、第5発明の構造物が横方向に複数隣接して配置されると共に上下に複数重ねて配置された構造物の連結方法であって、下位の構造物の上に上位の構造物を配置した後、上位に位置する構造物の下部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の下側の横板と、下位に位置する構造物の上部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の上側の横板とを、上位又は下位の仕口における各貫通孔を通して挿入される締め付け工具により、ボルト接合するので、上下の構造物における上下の仕口を接合するにあたり、仕口奥部の横板相互を、前面側から容易にボルト接合することができる等の効果がえられる。
仕口を備えた本発明の一実施形態の構造物を示す正面図である。 図1における各隅部部分を拡大して示す正面図である。 図1における各隅部部分を拡大して示す縦断正面図である。 図2における左右方向の片側の仕口付近の横断平面図である。 仕口を備えた本発明の一実施形態の構造物の概略斜視図である。 本発明の仕口を備えた複数の構造物を横方向に並べると共に積み重ね設置した状態を示す概略正面図である。 左右及び上下に隣り合う構造物の仕口相互の接合部を示す正面図である。 図7のA−A矢視図である。 図7における上下に隣り合う構造物の連結部のB−B矢視図である。 左右方向の端部側において上下に隣り合う構造物の仕口相互の接合部を示す面図である。 図10におけるC−C矢視図である。 図10における上下に隣り合う構造物の連結部のD−D矢視図である。 左右に隣り合う構造物と基礎との接合部を示す縦断正面図である。 図13の横断平面図である。 (a)は、構造物を横方向に並べると共に積み重ねる場合に、下位において隣り合う構造物の各上部仕口と、上位において隣り合う構造物の二つの各下部仕口との間に介在されて、横方向の仕口を一体化により構造物の主として横方向の一体化を図るための連結プレートの平面図、(b)は、下位の構造物の上部仕口と、上位の構造物の下部仕口との間に介在されて、上下の仕口の一体化により上下の構造物の主として横方向の一体化を図るための連結プレートの平面図である。 構造物をコンクリート基礎にアンカーボルト等により固定する場合、あるいは上下方向に隣り合う構造物をボルトにより固定する場合に、仕口内の開口部に掛け渡すように回転不能に嵌合配置されて、治具を示すものであって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 本発明の仕口を備えた複数の構造物を横方向に並べると共に積み重ね設置した状態の他の形態を示す概略正面図である。 図17の場合に、左右及び上下に隣り合う構造物の仕口相互の接合部を示す正面図である。 図18の縦断正面図である。 図19の横断平面図である。 図18におけるE−E矢視図である。
次に、本発明を図示の実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5には、本発明の一実施形態の仕口を備えた構造物1が示されている。仕口部分については、図1を拡大して示す図2及び図3並びに断面を示す図4を参照して、右側部分を中心に説明する。
構造物1における各隅部に仕口としての仕口金物2(2a、2b)が、柱15の上下及び梁14の左右両端に位置するように、柱・梁の交差部に設けられている。
下部の仕口金物2aと上部の仕口金物2bとは、それぞれ、少なくとも底板としての鋼板製の下部横板3と、天板としての上部横板4と、周側面板(前後の側面板5,6等を含む)とを備え、下部横板3と上部横板4との間に、平断面四角形あるいは平断面円形等の縦向きの前記周側面板が介在されて、溶接により一体化されている。
前記の下部の仕口金物2aと上部の仕口金物2bとには、後記の接続部材13を含める場合もある。
前記の縦向きの周側面板は、奥行き方向に対向する前部側の側面板5とこれに間隔をおいて平行な奥部側(後部側)の側面板6を有し、前後方向又は左右方向に対向する各側面板5,6に横方向に貫通する貫通孔7をそれぞれ備えている。
各貫通孔7は、上下方向で、巾の狭い狭巾部7aとこれに接続し上下方向中間部に位置する広巾部7bとを備えている。より具体的には、下部の仕口金物2(2a)では、下部横板3側寄りに、巾の狭い狭巾部7aと、その狭巾部7aに接続し上下方向中間部に位置する巾の広い広巾部7bとを備えている。また、上部の仕口金物2(2b)では、上部横板4側寄りに巾の広い広巾部7bとこれに接続し上下方向中間部に位置する広巾部7bとを備えている。
前記の広巾部7bの上下方向の高さ寸法は、前後の側面板5,6を貫通するようにボルト又はナットの挿入配置作業(腕半ばまで挿入する手作業または工具にナット等を装着して配置する場合もある)、L形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具(ボルト・ナット回動工具)Yを前後の側面板5,6を貫通するように挿入して、奥側の下側の横板(以下、下部横板3)又は/及び上側の横板(以下、上部横板4)をボルト又はナットの締め込み作業ができるような高さ寸法とされている。
前後方向に対向する側面板5,6にそれぞれ貫通孔7を設けた場合には、上下方向及び左右方向に構造物1を隣接して設置する場合に、上下階の左右に隣接する構造物1が配置される場合でも、前後方向の前側(図8の矢印X参照)から、奥行き方向の前部側から前後の貫通孔7の広巾部に亘って、L形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具Y(図9参照)を前後(図8で90°図が回転されている場合には、左右)の側面板に亘って挿入して、容易に高力ボルト等のボルトを使用したボルト接合をすることができる。
左右方向に対向する側面板にそれぞれ貫通孔7を設けた場合には、上下方向及び前後方向に構造物1を隣接して設置する場合に、上下階の前後に隣接する構造物1が配置される場合でも、左右方向から、奥行き方向の前部側から奥部の貫通孔7の広巾部に亘って、L形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具Yを左右の側面板に亘って挿入して、容易に高力ボルト等のボルトを使用したボルト接合をすることができる。
このように対向する各貫通孔7が広巾部を備えているので、奥行き方向の前部側から前後の貫通孔7の広巾部に亘って、L形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具Yを前後(又は左右)の側面板に亘って挿入して、容易に高力ボルト等のボルトを使用したボルト接合をすることができる。
奥行き方向に対向する一方及び他方の側面板5,6の貫通孔7は、奥行き方向の同じ中心軸線となるように同レベルに設けられており、このようにすることで、奥行き方向の前後の貫通孔7に亘ってL形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具Yの挿入作業及びボルト・ナットの締め付け作業が容易になるように、あるいはボルト軸方向の反対側においてのボルト・ナットの回り止め金具等の挿入配置作業が容易になるようにされている。
最下位及び中間位に位置する構造物1では、下部の仕口金物2aの下部横板3と、上部の仕口金物2bにおける上部横板4とに、最上位に位置する構造物1では、下部横板3に、仕口金物2における奥側に位置する側面板6より奥側において、横板に縦中心軸線を有するボルト挿通孔8が設けられ、また、仕口金物2内において前記横板3,4には、長方形状の非円形の縦孔9が設けられ、さらに、前記各横板3,4には、左右方向に梁側に変位した位置にボルト挿通孔8bが設けられている(図4参照)。
前記のように横板3,4にボルト挿通孔を備えていると、後記の実施形態に示すように(図7〜図9又は図10〜図12参照)、上下の構造物1間に、横方向に隣接する構造物1における仕口金物2(2a、2b)に亘る連結用プレート(中間部用の連結プレート10又は端部用の連結プレート11)を介在させて、上下の構造物1を連結する場合には、前後方向或いは左右方向等の奥行き方向(横方向)に隣り合う構造物1における側面板12に、横方向のボルト挿通孔を設けることなく、横方向に隣接する構造物1を、連結プレート10を介して連結することもできる。
しかし、連結プレート10,11を介在させない場合には、後記の実施形態に示すように(図19及び図20参照)、横方向に構造物1を並べて設置する場合で、構造物相互の縦向きの側面板12を接合する場合には、各縦向きの側面板12に横向きボルト挿通孔を設ける。このようにすることで、横方向に隣り合う構造物1相互を連結することもできる。
左右方向及び前後方向に間隔をおいた仕口金物2間には、溶接により固定された溝形の接続部材13を介して、溝形鋼からなる左右方向及び前後方向の上部の梁14又は下部の梁14が配置されて、溶接接合により固定されている。前記の接続部材13及び溝形鋼からなる梁14は、ウェブと各フラとにより形成される溝が、構造物の外側に開口するように配置されている。部材相互の溶接には、鋼板からなる裏当て金物が配置されて溶接されている。
前記の接続金物13は、上下のフランジ17と、これらに一体にウェブ18を備えた溝形断面形態で、前記ウェブ18の一端側が仕口金物2(2a,2b)側に突出されて仕口金物2に溶接により固定されている。
上位に配置される構造物1における下側の各接続金物13と梁14の高さ寸法(梁せい)は、下位に配置される構造物1における屋根16bとの干渉を防止するために、図7に示すように、上側に変位して梁せいの小さい寸法とされている。
なお、前記の溶接接合に代えて、適宜、添え板等の接合金物を介してボルト接合とすることでもよく、この場合には、接続部材あるいは梁の梁せいを低くすることで、ボルトあるいはナットの配置位置が、構造物1の外形寸法内に収まるようにすることもできる。
上下方向に間隔をおいた仕口金物2間には、鋼製の柱15が配置されて、横板に溶接により固定されて、直方体状の骨組み構造を有する構造物1とされている。柱15としては、図示のように、断面角形の角形鋼管柱、断面円形の円柱あるいは断面H形等適宜の横断面形態の柱材でもよい。
また、柱と梁に囲まれた側周面部分には、折板等からなる前後又は左右の側壁16aが配置されて溶接等により固定されている。
また、前後左右の梁14と、接続部材13と仕口金物2とに接合するように、折板等からなる床板又は屋根16bが設けられる。
図示を省略するが、前記の構造物1の内部には、搬送用コンテナ以外の用途に用いる場合には、用途に応じて、例えば、適宜、必要な設備が設置される。
図6には、前記実施形態の構造物1を左右方向に並べて配置され、また上下方向に2つの構造物1が重なるように配置されて一体化されている。
図6における1階(最下層)の各構造物1における下部の仕口金物2aにおける下部横板3の定着構造が、図13及び図14に示されている。また、上下及び左右に隣り合う構造物1相互の連結構造が、図7〜図9に示され、端部側の上下の構造物の連結構造が図10〜図12に示されている。
先ず、基盤又は基礎側との定着構造から説明すると、図13及び図14に示すように、仕口金物2内に頭部が配置されたアンカーボルト19にねじ込まれたナット20と、奥行き方向(前後方向後部側)奥側の側面板6の奥側の下部横板3のボルト挿通孔に頭部が配置されたアンカーボルト19にねじ込まれたナット20と、下部横板3における左右方向に梁側に変位した位置におけるボルト挿通孔に頭部が配置されたアンカーボルト19にねじ込まれたナット20とにより、構造物1における4隅部の下部の仕口金物2aは、下部がコンクリート基礎(又は基盤)21に埋め込み固定された、前記各アンカーボルト19により固定されている。
仕口金物2内に挿入配置されるボルト等により上下方向に接合される横板3は、矩形状等の非円形の縦孔22が形成されているため、図16に示すように、奥行き方向の両端部の片面に段部23を有すると共にボルト挿通孔24を有する鋼板製の定着金物25が、側面板5の貫通孔7から挿通配置されて、前記段部23が前記非円形の縦孔22の内周面に係合された状態で配置されて、前記定着金物25が水平回転不能に配置されている。
前記の定着金物25における段部23の平面(又は底面)形態は、前記非円形の縦孔22の平面(又は底面形態)に応じて、直線状あるいは弧状等、水平回転不能に係合するように適宜設定される。
コンクリート基礎(又は基盤)21に固定される下部横板3では、前記定着金物25における段部23が下側となるように嵌合配置されている。
上下左右の構造物1間の接合構造では、下位に位置する2つの構造物1における左右に隣り合う上部の仕口金物2(2b)と、上位に位置する2つの構造物1における左右に隣り合う下部の仕口金物2(2a)との、4つの仕口金物2(2a,2b)に亘るように、図12(a)に示す鋼板製の中間部用の連結プレート10が上下の構造物1間に介在された状態で、上位の構造物1は下部の構造物1に重なるように載置されている。
左右方向端部側の構造物1間の接合構造では、下位に位置する構造物1の上部の仕口金物2bと、上位に位置する構造物1における下部の仕口金物2aとの、上下2つの仕口金物2間に、図15(b)に示す鋼板製の連結プレート11が介在された状態で、上位の構造物1は下部の構造物1に重なるように載置されている。
図15(a)に示すように、中間部用の連結プレート10は、図12(b)に示す端部用の連結プレート11が、ほぼ2枚の前記上部横板4を対称に配置した形態で、各ボルト挿通孔は、前記横板のボルト挿通孔と合致するように設けられている。
次に、図7及び図8を参照して、前記の中間部用の連結プレート10を用いた上下左右4つ構造物1の4つの仕口金物2との接合構造について説明する。
下位に位置する2つの構造物1における左右に隣り合う上部の仕口金物2bと、上位に位置する2つの構造物1における左右に隣り合う上部の仕口金物2bとの、4つの仕口金物2に亘るように、中間部用の連結プレート10が上下の構造物1間に介在された状態で、奥行き方向(前後方向)の奥側の側面板6より奥に位置する上下の横板3,4に亘って、高力ボルト等のボルト26が、奥行き方向の前後の貫通孔7を作業孔として利用されて挿通配置され、これにナットがねじ込まれ、前記前後の貫通孔7に亘って挿通されると共に、前記ボルト又はナットに係合するL形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具Yにより、奥側のボルト接合が行われて、上下の構造物1は、奥側の側面板6より奥の横板部分で連結されている。
また、中間部用の連結プレート10を介して上下に隣り合う仕口金物2の横板4,3とこれらの仕口金物2内にそれぞれ水平回転不能に嵌合配置される前記各定着金物25とは、これらのボルト挿通孔又は縦孔に亘って、高力ボルト等のボルト27が、奥行き方向の前後の貫通孔7を作業孔として利用されて挿通配置され、これにナットがねじ込まれ、前記前後の貫通孔7に亘って挿通されると共に、前記ボルト又はナットに係合するL形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具Yにより、奥側のボルト接合が行われて、上下の構造物1は、奥側の側面板6より奥側の横板3,4で連結されている。
また、横方向の梁側に変位した位置では、中間部用の連結プレート10を介して上下に隣り合う仕口金物2の横板3,4相互は、これらのボルト挿通孔に亘って、高力ボルト等のボルト28が挿通配置され、これにナットがねじ込まれ、前記ボルト又はナットに係合するトルクレンチあるいはL形のアングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具Yにより、ボルト接合が行われて、上下の構造物1は、梁側寄りの横板部分で連結されている。
前記のように、各構造物1の隅部の仕口金物2は、左右方向では2箇所で接合され、また、前後方向でも、2箇所で接合された接合構造とされているので、強固な接合構造とすることができる。
前記のように、仕口金物2を固定または連結する構造は、上位の構造物1の下部横板3上の定着金物25と、下位の構造物1の上部横板4に嵌合配置される下側の定着金物25とは、これらのボルト挿通孔に亘って配置された高力ボルト等のボルト26〜28及びこれにねじ込まれるナットを用いた接合構造であるので、必要に応じ、分解して、各構造物1単位とすることもできるため、構造物1を固定する場合、あるいは構造物1を上下方向に積み重ねて連結する場合にも、組立あるいは分解が容易である。
前記のように、中間部用の連結プレート10を介在させると、横方向に隣り合う構造物1相互も、中間部用の連結プレート10により、位置決めされた状態で一体化することができる。
また、図示を省略するが、左右方向の端部側に位置する上下の構造物1の仕口金物2間に端部用の連結プレート11が介在されて、ボルト27〜28及びこれにねじ込まれるナットにより、分解可能に一体化されている。端部側では、前後方向の奥側に位置する側面板6より奥側の横板部分のボルト挿通孔も開放されている外部に面しているため、奥行き方向の前後の側面板5,6の貫通孔7に亘って締め付け工具Yを挿通配置する必要はない。
左右方向の解放側から、上下の横板と端部用の連結プレート11のボルト挿通孔に亘ってボルト28を配置すると共に、ナットをねじ込んで、インパクトレンチあるいはトルクレンチ等の締め付け工具Yにより、締め付け固定して一体化される。上下の仕口金物2における金物内の定着構造は、中間部の場合と同様であり、梁寄り側の上下の横板と端部用の連結プレート11を介した連結構造も同様であるので、同様な部分には、同様な符号を付している。
したがって、本発明の端部に仕口金物2を有する構造物1を上下方向に多段に積み重ねる場合も、適宜、中間部用の連結プレート10或いは端部用の連結プレート11を適宜介在させて、連結一体化することができる。
また、本発明の仕口金物2を有する構造物1を前後方向に多数並べると共に、上下方向に多段に積み重ねる場合、図4、図8、或いは図14に示されている構造を、90°水平回転させた構造とすることで、左右の横方向から奥行き方向の前後の側面板の貫通孔を突き抜けるように、インパクトレンチ等のボルト・ナット締め込み工具を挿入することで、前記と同様に上下の構造物1の一体化を図ることができる。
また、本発明の構造物が端部に配置される場合に、これに近接した状態で他の隣接構造物が存在する場合において、左右の横方向に回り
(他の形態について)
図14〜図18には、他の形態の構造物の連結構造が示されている。前記実施形態と相違している構造は、前記実施形態における中間部用の連結プレート10及び端部用の連結プレート11が省略されて、構造物1における仕口金物2相互を直接連結した形態である。
また、横方向に隣り合う仕口金物2における側面板12相互がボルト接合されている点が相違しているが、それ以外の構造は、前記実施形態と同様であるので、同様な部分には同様な符号を付して、相違している部分を主に説明する。
この形態では、左右方向に隣り合う仕口金物2における隣り合う側面板12に、前後方向及び左右方向に間隔をおいて横方向のボルト挿通孔が設けられ、また上下方向に間隔をおくと共に前後方向に間隔をおいてボルト挿通孔を有する矩形状の鋼板製プレート29が縦向きに介在されて、各側面板12と鋼板製プレート29とに亘って挿通された複数の横向きのボルト30及びこれにねじ込まれたナットにより、横方向に隣り合う構造物1における下部側の仕口金物2相互がボルト接合により連結され、また、上部側の仕口金物2相互がボルト接合により連結され、横方向に隣り合う構造物1相互が連結一体化されている。
最下位の構造物1下部の仕口金物2aとコンクリート基礎(又は基盤)21との連結構造は、前記実施形態と同様である。
また、下部の構造物1における上部の仕口金物2bの上部横板4に、上部の構造物1における下部の仕口金物2aにおける下部横板3が載置され、各ボルト挿通孔及び非円形の縦孔22が重合するように配置される。奥側の側面板6より奥に延長している横板3,4相互は、これらのボルト挿通孔に亘って挿通配置されたボルト26及びこれにねじ込まれるナットにより、連結一体化され、また、手前側(開放作業空間側)の上下の各横板3,4のボルト挿通孔に亘って挿通配置されたボルト28及びこれにねじ込まれるナットにより連結一体化されている。
また、各仕口金物2内においては、各非円形孔の縦孔22に、段部23を有する定着金物25が対称に配置されて、定着金物25と各横板3,4の縦孔22とに亘ってボルト27が配置される共にナットがねじ込まれて、上下の構造物1は、隅部の仕口金物2の部分で一体化されている。
次に、前記のような構造物1を横方向あるいは上下方向に複数配置して組み立て施工する場合について、簡単に説明する。
図6あるいは図17に示すように、前記のような隅部に仕口金物2(2a,2b)を備えた構造物1を、コンクリート基礎(基盤)21の上に、基礎(又は基盤)21側に埋め込み固定されたアンカーボルト19の頭部を仕口金物2(2a)における非円形の縦孔及び各ボルト孔に挿通するように最下位に位置する構造物1を横方向に複数隣接して設置する。
コンクリート基礎(基盤)21以外にも、雌ねじ孔を有する又は固定用ボルト等を有する支持台上に構造物1を配置する場合には、仕口金物2(2a)における非円形の縦孔及び各ボルト孔に合致するように最下位に位置する構造物1を横方向に複数隣接して設置する。
次いで、図6〜図9に示すように、中間用の連結プレート10を横方向に隣り合う構造物1における上部の各仕口金物2b上に載置すると共に端部側に位置する構造物1の各上部仕口金物2b上に端部用の連結プレート11を載置した後、上位の構造物1の各下部の仕口金物2を各連結プレート10又は11上に亘るように載置する。
また、連結プレート10,11を介在させない場合には、図17に示すように、下位の構造物1の上部の仕口金物2(2b)上に直接上位の構造物1における下部の仕口金物2(2a)を載置する。
その後、上位に位置する構造物1の下部の仕口金物2(2a)における奥行き方向奥側の側面板6より奥の下部横板3と、下位に位置する構造物1の上部の仕口金物2(2b)における奥行き方向奥側の側面板6より奥の前記横板3,4とを、上位又は下位の仕口における各貫通孔7を通して挿入される締め付け工具Yにより、連結プレート10,11が介在されている場合にはこれと共にボルト接合する。
また、下位の構造物1の上部の仕口金物2(2b)内と、上位の構造物1の下部の仕口金物2(2a)内とに、貫通孔7から定着金物25を縦孔22に嵌合配置して、上下の定着金物25相互に亘って高力ボルト等のボルトを配置して締め付け工具Yにより連結する。
また、下位の構造物1の上部の仕口金物2(2b)外の開放側に位置している横板部分4と、上位の構造物1の下部の仕口金物2(2a)外の開放側に位置している下部横板3とに、貫通孔7から定着金物25を縦孔22に嵌合配置して、上下の定着金物25相互に亘って高力ボルト等のボルトを配置して締め付け工具Yにより連結する。
以下、同様な工程を繰り返して、上方に構造物1を積み上げて連結一体化する。
また、分解する場合には、上層の構造物1から、前記と逆の工程で、各構造物1に分解し、各構造物1ごとに搬送又は撤去することもできる。
前記の作業をする上で、奥行き方向の正面視及び平面視で、奥行き方向に対向する一方及び他方の側面板の貫通孔は、奥行き方向の同じ中心軸線となるように設けられていると、奥行き方向の前後の貫通孔に亘ってトルクコントロール可能なL形の電動式アングルナットランナ等のボルト・ナット回動工具Yの挿入及び締め付け作業が容易である。
前記実施形態では、下部横板3が上部横板4より巾広の形態とされているが、本発明を実施する場合、上部横板4と同様な広さの下部横板3としてもよく、この場合には、接続部材13のフランジ17を横板として用いて、フランジ17にボルト挿通孔を設けるようにして、ボルト26を挿通して基礎に固定したり、又は構造物相互を連結一体化するようにすればよい。
仕口金物2(2a、2b)としては、下部横板3と上部横板4とを、接続部材13のフランジ部分の全長まで伸ばした形態として、その伸ばした部分相互を側面板の外側に配置のウェブ18により、一体に溶接により固定する形態としてもよい。
したがって、本発明の構造物1の場合は、上下に構造物1を積み重ねる場合には、各コーナー部でも確実な結合を図ることができ、また、分解も可能な建造物としたり、構造物1を搬送用コンテナとしてこれを積み上げる場合の、上下の結合が確実であるので、多層積みが可能で、波による船舶の揺れ、あるいは陸上にあっては、地震時の揺れに対応可能であり、必要に応じ、分解も可能である。
本発明を実施する場合、図示を省略するが、下位の構造物1の仕口金物2上に載置される上位の構造物1における仕口金物1との位置合わせを確実に行うために、上部の仕口金物2における上部横板4に、上端部に向かって先細状とされているテーパー状のガイド部付きの位置決めピンを鉛直にねじ込み等により突設し、上位に位置する他方の構造物1の下部の仕口金物2における下部横板にピン孔を設けて、少なくとも1組のピンとピン孔とにより、上下の構造物1の位置決めを確実に図るようにしてもよい。前記の少なくとも1組のピンとピン孔とにより、高力ボルトによる摩擦接合に加えて、ピンによる水平力に対してせん断抵抗を機能させる形態としてもよい。
本発明を実施する場合、コンクリート基礎21以外にも、鋼製基礎としてもよく、この場合には、雌ねじ孔あるいはボルト挿通孔を鋼製基礎に設けて、アンカーボルトに代えて、ボルト又はボルト・ナットを用いて構造物1を鋼製基礎に固定するようにしてもよい。
本発明を実施する場合、図示を省略するが、接続部材13と仕口金物2の高さ寸法が異なる形態でもよく、この場合、接続部材13の下フランジまたは上フランジと、仕口金物2との間で上下方向の段差が生じる場合には、適宜、鋼板製等のボルト挿通孔を有するスペーサを介在させて連結すればよい。
本発明を実施する場合、船舶用コンテナ、住宅用コンテナユニット、倉庫用コンテナ、自動車あるいは貨車運搬用のコンテナ、箱型構造物等の構造物とする場合には、各用途に応じて、構造物1内に各種用途用の設備が配設される。
なお、前記の構造物1を吊り上げ搬送する場合には、下端側に縦軸に固定された回動係止金具を有する吊り金具を備えた吊り枠体を、クレーン等により吊り下げ支持した状態で、前記回動係止金具が仕口金物2内に挿入されて、回動係止金具が90°回動されて上部横板4の下面に係合することで、吊り上げ搬送可能にされている。
また、前記の構造物1をトラック等で陸上輸送するコンテナとする場合には、縦軸に固定された回動係止金具を備えた固定金具が仕口金物2内に挿入され、回動係止金具が90°回動されて下部横板3の上面に係合することで、固定可能にされている。
1 構造物
2a 下部の仕口金物
2b 上部の仕口金物
3 下部横板
4 上部横板
5 前部側の側面板
6 後部側の側面板
7 貫通孔
7a 狭巾部
7b 広巾部
8 ボルト挿通孔
9 縦孔
10 中間部用の連結プレート
11 端部用の連結プレート
12 側面板
13 接続部材
14 梁
15 柱
16 側壁
17 フランジ
18 ウェブ
19 アンカーボルト
20 ナット
21 コンクリート基礎(又は基盤)
22 縦孔
23 段部
24 ボルト挿通孔
25 定着金物
26 ボルト
27 ボルト(仕口金物内の)
28 ボルト
29 プレート
30 ボルト

Claims (7)

  1. 上下の横板とその上下の横板に一体に固定される奥行き方向に対向する縦向きの側面板を有すると共に、その対向する側面板に横方向の奥行き方向に貫通する貫通孔を対向するようにそれぞれ設け、かつ前記2つの各貫通孔は、各貫通孔に亘るように通して挿入されるボルト・ナット回動工具により、奥行き方向奥側の側面板より奥のボルト挿通孔を有する前記横板に挿通配置されるボルトを締め付け可能となるように設けられていることを特徴とする構造物用の仕口。
  2. 前記各貫通孔は、狭巾部とこれに接続する広巾部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の構造物用の仕口。
  3. 奥行き方向に対向する一方及び他方の側面板の貫通孔は、奥行き方向の同じ中心軸線となるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物用の仕口。
  4. 奥行き方向奥側の側面板より奥の上下の横板のいずれか一方又は両方に、ボルト挿通孔が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の構造物用の仕口。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の構造物用の仕口を隅部に備えていることを特徴とする構造物。
  6. 請求項5の構造物が横方向に複数隣接して配置されると共に上下に複数重ねて配置された構造物の連結構造であって、上位に位置する構造物の下部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の下側の横板と、下位に位置する構造物の上部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の上側の横板とが、ボルト接合されていることを特徴とする構造物の連結構造。
  7. 請求項5の構造物が横方向に複数隣接して配置されると共に上下に複数重ねて配置された構造物の連結方法であって、下位の構造物の上に上位の構造物を配置した後、上位に位置する構造物の下部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の下側の横板と、下位に位置する構造物の上部の仕口における奥行き方向奥側の側面板より奥の上側の横板とを、上位又は下位の仕口における各貫通孔を通して挿入される締め付け工具により、ボルト接合することを特徴とする構造物の連結方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013185375A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Kaiteki Keikaku Kk コンテナハウスの結合構造
JP2020133187A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 トヨタホーム株式会社 ユニット式建物の梁接合構造
JP2021116588A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 株式会社ヒーローライフカンパニー コンテナ建築物におけるコンテナユニットの接合構造及びその接合方法

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