JP2011148072A - 切削工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来のエンドミルを用いた切削加工において、供給穴の無い且つ切れ刃が2〜6枚のものが一般的に多く用いられている。その際に発生する切り屑や熱、加工変質の除去・低減を目的として外部よりエアーや油等の流動体を切削点へ吐出させているが効果が十分とは言えない。
【解決手段】 本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、工具の切れ刃を6〜30枚程度の多刃とし、軸方向または軸直角と角度を持つ方向へ排出穴が開口するように構成されたものである。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、工具の切れ刃を6〜30枚程度の多刃とし、軸方向または軸直角と角度を持つ方向へ排出穴が開口するように構成されたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、切削加工の高能率化を図った油穴付多刃切削工具に関する。
従来の切削工具例えばエンドミルなどでは、素材やコーティング皮膜,スクイやねじれなどの工具形状を最適化するなどして高能率加工対策を施したものがある。また、穴加工用ドリルでは、工具本体の先端部より油またはエアー等の排出用供給穴が設けられているものがあり、加工底部の切り屑排出には効果を有している(特許文献1及び2を参照)。
従来のエンドミルを用いた切削加工において、供給穴の無い且つ切れ刃が2〜6枚のものが一般的に多く用いられている。その際に発生する切り屑や熱、加工変質の除去・低減を目的として外部よりエアーや油等の流動体を切削点へ吐出させているが効果が十分とは言えない。特に樹脂や軽金属の切削加工において、前述の切り屑等は、工具のスクイ面や外周刃または被加工物に付着し、工具の寿命や被加工物の品位を落とす原因となっている。エンドミルの切刃の長さも工具径のせいぜい3〜4倍程度までしか存在せず、深く加工したい場合にはその分掘り込んで行かねばならず、高能率加工が出来ないという問題点がある。
また、硬質物を含む難削材料の加工においては、切れ刃の数の少なさも相まって工具寿命が延長出来ない、加工速度を上げられないという問題がある。
また、硬質物を含む難削材料の加工においては、切れ刃の数の少なさも相まって工具寿命が延長出来ない、加工速度を上げられないという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、工具の切れ刃を6〜30枚程度の多刃とし、軸方向または軸直角と角度を持つ方向へ排出穴が開口するように構成されたものである。
本発明は、排出用開口穴からのエアーまたは油等の流動体を吐出させることにより、切れ刃稜や加工面に対する切り屑の付着が減少し、冷却作用および加工変質の低減も促進されること、および多刃による実質切れ刃長の増大による効果により高速高能率加工が期待できるものである。
本発明の実施形態を図1から図4を使いながら説明する。棒状をなす工具本体2の外周部分には、ネジレを伴った少なくとも4つ以上の切り屑排出溝4が形成され、この切り屑排出溝の合わせ目により切れ刃稜5および6が形成される。また、その軸中心部分には、エアーや油等の流動体排出用供給穴7が穿設されている切削工具において、外周部より前記供給穴7へ垂直または角度9をもった枝状の供給穴8を貫通させていることを特徴とする切削工具である。
使用する加工において最適な形状例えば10〜18の様な形状を形成させ、且つ左右どちらかの単方向ネジレ,または左右双方向ネジレ19の形状とする。
本工具にはコーティング例えばセラミック系,ダイヤモンドなどの炭素膜を施膜すること、またはダイヤモンドなどの硬質物質を電着塗装・めっきすることが望ましい。
本工具は再研磨が可能である。また、再コーティングも可能である。近年の環境への配慮の意識の高まりから、出来得る限り再研磨を使用すべきである。
使用する加工において最適な形状例えば10〜18の様な形状を形成させ、且つ左右どちらかの単方向ネジレ,または左右双方向ネジレ19の形状とする。
本工具にはコーティング例えばセラミック系,ダイヤモンドなどの炭素膜を施膜すること、またはダイヤモンドなどの硬質物質を電着塗装・めっきすることが望ましい。
本工具は再研磨が可能である。また、再コーティングも可能である。近年の環境への配慮の意識の高まりから、出来得る限り再研磨を使用すべきである。
1 ドリルエンドミル
2 工具本体
3 シャンク
4 切り屑排出溝
5 外周切れ刃稜
6 先端切れ刃稜
7 供給穴
8 排出穴
9 排出穴角度
2 工具本体
3 シャンク
4 切り屑排出溝
5 外周切れ刃稜
6 先端切れ刃稜
7 供給穴
8 排出穴
9 排出穴角度
Claims (1)
- 棒状をなす工具本体2の外周部分には、ネジレを伴った少なくとも4つ以上の切り屑排出溝4が形成され、この切り屑排出溝の合わせ目により切れ刃稜5および6が形成され、またその軸中心部分には、エアーや油等の流動体排出用供給穴7が穿設されている切削工具において、外周部より前記供給穴7へ垂直または角度9をもった枝状の供給穴8を貫通させていることを特徴とする切削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010028162A JP2011148072A (ja) | 2010-01-23 | 2010-01-23 | 切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010028162A JP2011148072A (ja) | 2010-01-23 | 2010-01-23 | 切削工具 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011148072A true JP2011148072A (ja) | 2011-08-04 |
Family
ID=44535550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010028162A Pending JP2011148072A (ja) | 2010-01-23 | 2010-01-23 | 切削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011148072A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102380651A (zh) * | 2011-10-13 | 2012-03-21 | 东阳市速博数控刀具有限公司 | 一种高速切削硬质合金铣刀 |
CN102990115A (zh) * | 2012-10-18 | 2013-03-27 | 无锡市洪成造纸机械有限公司 | 一种造纸压型辊钻孔用的钻机钻头结构 |
WO2016148097A1 (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-22 | 三菱マテリアル株式会社 | スカルピングカッタ |
KR20180129231A (ko) * | 2017-05-25 | 2018-12-05 | 강식성 | 다이아몬드 전착 엔드밀 공구 |
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JP2020182981A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-12 | 株式会社牧野フライス製作所 | フライス工具およびワークの加工方法 |
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2010
- 2010-01-23 JP JP2010028162A patent/JP2011148072A/ja active Pending
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KR101973854B1 (ko) * | 2017-05-25 | 2019-04-29 | 강식성 | 다이아몬드 전착 엔드밀 공구 |
JP2020151782A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 三菱マテリアル株式会社 | クーラント孔付きボールエンドミル |
JP7314546B2 (ja) | 2019-03-18 | 2023-07-26 | 三菱マテリアル株式会社 | クーラント孔付きボールエンドミル |
JP2020182981A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-12 | 株式会社牧野フライス製作所 | フライス工具およびワークの加工方法 |
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