JP2011147495A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイド接合部の溶着部による肌等への刺激が低減されたパンツ型使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】このパンツ型使い捨ておむつの左右のサイド接合部3には、複数のアーチ形溶着部26が上下方向Yに沿って配列されており、おむつ基材2の前腹部11の左右両側の縁部と後背部12の左右両側の縁部とはそのアーチ形溶着部26にて溶着されている。各アーチ形溶着部26は、左右方向Xの内方側に向けて凸となるように湾曲した略アーチ形の形状をそれぞれ有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、パンツ型使い捨ておむつに関する。
従来のパンツ型使い捨ておむつとして、前身頃及び後身頃の左右両側の縁部(サイド接合部)において、前身頃及び後身頃の縁部同士が加熱溶着等によって溶着されたものがある(特許文献1、2)。パンツ型のおむつ形状を形成するおむつ基材の素材としては、柔らかく柔軟性に優れた不織布が一般に使用されるのであるが、溶着が行われた不織布の部分では、不織布が溶着に伴って一時的に溶けて硬化するため、溶着前よりも硬くなる。このため、パンツ型使い捨ておむつでは、溶着により硬くなったサイド接合部の溶着部が着用者の腰周り(特に、腰骨周辺)に押し付けられ、肌等への刺激が強くなり、着用者が違和感を感じる等の問題がある。特に、サイド接合部の溶着部の左右方向の内方側の端部に角がある場合には、その角により肌等への刺激が強くなり易い。
なお、溶着部が硬くなるのを抑制するために、溶着を加熱溶着ではなく超音波溶着によって行う方法があるが、超音波溶着のための設備は加熱溶着に比べて設備コストが嵩み、おむつの製造コストが増大するという問題がある。
特許第2531924号公報 特開2002−102283号公報
そこで、本発明の解決すべき課題は、サイド接合部の溶着部による肌等への刺激が低減されたパンツ型使い捨ておむつを提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、パンツ型使い捨ておむつであって、樹脂製のシート材を備えて構成され、前腹部と後背部とが股部を介して繋がった形状を有するおむつ基材と、前記おむつ基材の前記前腹部の左右両側の縁部と前記後背部の左右両側の縁部とを前後に重ね合わせた状態で接合する左右のサイド接合部とを備え、前記左右のサイド接合部は、上下方向に沿って配列され、前記左右方向の内方側に向けて凸となるように湾曲した略アーチ形の形状をそれぞれ有し、前記おむつ基材の前記前腹部の左右両側の前記縁部と前記後背部の左右両側の前記縁部とを溶着する複数のアーチ形溶着部を備える。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係るパンツ型使い捨ておむつにおいて、前記左右のサイド接合部の前記複数のアーチ形溶着部は、前記左右方向にずれた位置で前記上下方向に沿って設けられる内側列と外側列とに、1個ずつ又は複数個ずつ交互に振り分けて配列されている。
また、請求項3の発明では、請求項1の発明に係るパンツ型使い捨ておむつにおいて、前記左右のサイド接合部は、前記アーチ形溶着部の前記左右方向の外方側において前記上下方向に沿って配列され、前記左右方向に対して略平行又は斜めに延びる略直線状の形状をそれぞれ有し、前記おむつ基材の前記前腹部の左右両側の前記縁部と前記後背部の左右両側の前記縁部とを溶着する複数の線状溶着部をさらに備える。
請求項1に記載の発明に係るパンツ型使い捨ておむつによれば、左右のサイド接合部に複数のアーチ形溶着部が備えられ、そのアーチ形溶着部が、上下方向に沿って配列され、左右方向の内方側に向けて凸となるように湾曲した略アーチ形の形状をそれぞれ有している。このため、サイド接合部の溶着部による肌等への刺激を低減できる。また、アーチ形溶着部が上記のような略アーチ形の形状を有しているため、アーチ形溶着部が溶着により変形した場合であっても、アーチ形溶着部の左右方向の内方側の端部に角が形成されにくい。
請求項2に記載の発明によれば、サイド接合部の複数のアーチ形溶着部は、左右方向にずれた位置で上下方向に沿って設けられる内側列と外側列とに、1個ずつ又は複数個ずつ交互に振り分けて配列されている。このようにアーチ形溶着部を内側列と外側列に振り分けて配列することにより、アーチ形溶着部が1個おき又は複数個おきに内側列に並ぶこととなる。これによって、サイド接合部に設けられるアーチ形溶着部の個数を減らすことなく、着用者の肌等を押圧する内側列のアーチ形溶着部の上下方向の間隔を拡大することができ、サイド接合部の溶着部による肌等への刺激をより低減できる。
請求項3に記載の発明によれば、左右のサイド接合部に、左右方向に対して略平行又は斜めに延びる略直線状の形状をそれぞれ有する複数の線状溶着部が備えられ、その線状溶着部が、アーチ形溶着部の左右方向の外方側において上下方向に沿って配列されている。このように線状溶着部を追加したことにより、アーチ形溶着部を上下方向に大きめの間隔をあけて配列し、アーチ形溶着部の個数を減らしても、サイド接合部の接合強度を十分に確保できる。その結果、着用者の肌等を押圧するアーチ形溶着部の上下方向の間隔を拡大することができ、サイド接合部の溶着部による肌等への刺激をより低減できる。
本発明の一実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの斜視図である。 図1のパンツ型使い捨ておむつのサイド接合部を拡大して示す図である。 図2に示す構成の変形例を示す図である。 図2に示す構成の他の変形例を示す図である。
図1及び図2を参照し、本発明の一実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ(以下、単に「おむつ」という)の構成について説明する。このおむつ1は、図1及び図2に示すように、おむつ基材2と左右のサイド接合部3とを備えている。なお、図2は着用者を基準として左側のサイド接合部3の構成を拡大して示すものであるが、右側のサイド接合部3も同様な構成を有している。
おむつ基材2は、樹脂製のシート材(例えば、不織布)を備えて構成され、前腹部11と後背部12とが股部13を介して繋がった形状を有している。このおむつ基材2の股部13には、尿等の***液を吸収する図示しない吸収コアが配置される。左右のサイド接合部3では、おむつ基材2の前腹部11の左右両側の縁部と後背部12の左右両側の縁部とが前後に重ねあわせた状態で溶着により接合されている。これによって、ウエスト開口16及び左右の脚穴17を有するおむつ基材2のパンツ型の形状が得られる。サイド接合部3の溶着には、本実施形態では加熱溶着が用いられるが、超音波溶着を用いてもよい。
おむつ基材2のウエスト開口16の周りには、ウエストギャザー形成用の前側ウエスト弾性部材18及び後側ウエスト弾性部材19が略左右方向Xに伸張された状態で付与されている。おむつ基材2の左右の脚穴17の周りには、レッグギャザー形成用のレッグ弾性部材20が伸張された状態で付与されている。また本実施形態では、おむつ基材2の肌面側に内装部材21が付与されており、前記吸収コアはこの内装部材21に備えられている。
左右のサイド接合部3には、図2に示すように、複数のアーチ形溶着部26が上下方向Yに沿って配列されており、おむつ基材2の前腹部11の左右両側の縁部と後背部12の左右両側の縁部とがそのアーチ形溶着部26にて溶着されている。各アーチ形溶着部26は、左右方向Xの内方側に向けて凸となるように湾曲した略アーチ形の形状をそれぞれ有している。
このため、サイド接合部3のアーチ形溶着部26による肌等への刺激を低減できる。また、アーチ形溶着部26が上記のような略アーチ形の形状を有しているため、アーチ形溶着部26が溶着により変形した場合であっても、アーチ形溶着部26の左右方向の内方側の端部に角が形成されにくい。これにより、設備コストの低い加熱溶着を用いてサイド接合部3の溶着を行っても、アーチ形溶着部26の左右方向の内方側の端部に角が形成されにくく、おむつ10の製造コストを抑制できる。
次に、図3及び図4を参照して、上述のおむつ1のサイド接合部3の変形例について説明する。図3に示す変形例では、左右のサイド接合部3の複数のアーチ形溶着部26が、左右方向Xにずれた位置で上下方向Yに沿って設けられる内側列L1と外側列L2とに、1個ずつ又は複数個ずつ交互に振り分けて配列されている。このため、内側列L1に振り分けられたアーチ形溶着部26と外側列L2に振り分けられたアーチ形溶着部26とが、上下方向Yに対して1個ずつ又は複数個ずつ交互に並んでいる。図3に示す構成では、アーチ形溶着部26が内側列L1と外側列L2とに上下方向Yに交互に1個ずつ振り分けて配列されている。
このようにアーチ形溶着部26を内側列L1と外側列L2に交互に振り分けて配列することにより、アーチ形溶着部26が1個おき又は複数個おきに内側列L1に並ぶこととなる。これによって、サイド接合部3に設けられるアーチ形溶着部26の個数を減らすことなく、着用者の肌等を押圧する内側列L1のアーチ形溶着部26の上下方向Yの間隔Dを拡大することができ、サイド接合部3のアーチ形溶着部26による肌等への刺激をより低減できる。
図4に示す変形例では、左右のサイド接合部3に、上述のアーチ形溶着部26に追加して複数の線状溶着部27が設けられている。複数の線状溶着部27は、アーチ形溶着部26の左右方向Xの外方側において上下方向Yに沿って配列され、左右方向Xに対して略平行又は斜めに延びる略直線状の形状をそれぞれ有している。このため、図4に示す構成では、左右のサイド接合部3においておむつ基材2の前腹部11の左右両側の縁部と後背部12の左右両側の前記縁部とが、複数のアーチ形溶着部26及び複数の線状溶着部27により溶着により接合されている。図4に示す構成では、各線状溶着部27は、左右方向Xに対して略平行に略直線状に延びている。
このようにサイド接合部3に線状溶着部27を追加したことにより、アーチ形溶着部26を上下方向Yに大きめの間隔Dをあけて配列し、アーチ形溶着部26の個数を減らしても、サイド接合部3の接合強度を十分に確保できる。その結果、着用者の肌等を押圧するアーチ形溶着部26の上下方向Yの間隔Dを拡大することができ、サイド接合部3のアーチ形溶着部26による肌等への刺激をより低減できる。
1 おむつ、2 おむつ基材、3 サイド接合部、11 前腹部、12 後背部、13 股部、16 ウエスト開口、17 脚穴、18 前側ウエスト弾性部材、19 後側ウエスト弾性部材、20 レッグ弾性部材、21 内装部材、26 アーチ形溶着部、27 線状溶着部、L1 内側列、L2 外側列、X 左右方向、Y 上下方向。

Claims (3)

  1. パンツ型使い捨ておむつであって、
    樹脂製のシート材を備えて構成され、前腹部と後背部とが股部を介して繋がった形状を有するおむつ基材と、
    前記おむつ基材の前記前腹部の左右両側の縁部と前記後背部の左右両側の縁部とを前後に重ね合わせた状態で接合する左右のサイド接合部と、
    を備え、
    前記左右のサイド接合部は、
    上下方向に沿って配列され、前記左右方向の内方側に向けて凸となるように湾曲した略アーチ形の形状をそれぞれ有し、前記おむつ基材の前記前腹部の左右両側の前記縁部と前記後背部の左右両側の前記縁部とを溶着する複数のアーチ形溶着部を備えることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつにおいて、
    前記左右のサイド接合部の前記複数のアーチ形溶着部は、前記左右方向にずれた位置で前記上下方向に沿って設けられる内側列と外側列とに、1個ずつ又は複数個ずつ交互に振り分けて配列されていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつにおいて、
    前記左右のサイド接合部は、
    前記アーチ形溶着部の前記左右方向の外方側において前記上下方向に沿って配列され、前記左右方向に対して略平行又は斜めに延びる略直線状の形状をそれぞれ有し、前記おむつ基材の前記前腹部の左右両側の前記縁部と前記後背部の左右両側の前記縁部とを溶着する複数の線状溶着部をさらに備えることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
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